JP3069749U - 綴 具 - Google Patents

綴 具

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JP3069749U
JP3069749U JP1999009573U JP957399U JP3069749U JP 3069749 U JP3069749 U JP 3069749U JP 1999009573 U JP1999009573 U JP 1999009573U JP 957399 U JP957399 U JP 957399U JP 3069749 U JP3069749 U JP 3069749U
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JP
Japan
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base
holding body
side wall
binding device
coil spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1999009573U
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English (en)
Inventor
莞二 田中
正昭 日下
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Lihit Lab Inc
Original Assignee
Lihit Lab Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挟持力の強い綴具を提供する。 【解決手段】 綴具10の挟持体26は、基台12に略
平行に配置される細長い板状部材と、その幅方向両側に
一体に形成される側面部材26a,26bとを含む。側
面部材26a,26bは、側壁14と略平行に配置され
る。側面部材26aの基台12と対向する縁部には、基
台12へ向かって突出するようにして略半月形状の第1
の突部42が形成される。基台12には、挟持体26の
縁部へ向かって突出するように第2の突部44が形成さ
れる。この第2の突部44は、挟持体26の長手方向に
略直交する方向、すなわち基台12の幅方向へ長く延び
るよう形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は綴具に関し、特にたとえば、ファイルに取り付けられて書類などを 挟持することにより綴じ込むための綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の綴具の挟持体および基台を示す側面図である。綴具1は板状の基 台2を含む。基台2上には挟持体3が支持される。挟持体3は図示しないネジリ コイルバネによって基台2へ向かって付勢される。挟持体3の長手方向の両端部 にはたとえばゴム製の滑止部材4が嵌着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の綴具では、挟持体3の滑止部材4が設けられ ていない部分と基台2との間にかかる挟持力が十分でないため、書類等の被挟持 物がずれ落ちたりするおそれがあった。
【0004】 それゆえに、本願考案の主たる目的は、挟持力の強い綴具を提供することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、側壁を有する板状の基台と、側壁と略平行に延びる側面部材を備 え、基台上に変位可能に支持されて、基台の主面との間に書類等の被挟持物を挟 持する挟持体と、基台の側壁に支持された枢支軸に回動自在に巻着されて、一端 部が挟持体に接続されるネジリコイルバネと、ネジリコイルバネの他端部が接続 され、枢支軸を中心に揺動することによりネジリコイルバネを回動させて挟持体 を移動させ、挟持体を基台へ向かって付勢しながらネジリコイルバネをねじり圧 縮する操作レバーと、基台の側壁と操作レバーとの間に設けられ、ネジリコイル バネをねじり圧縮した状態で操作レバーを側壁に係着する係着手段とを含む綴具 であって、挟持体の側面部材の基台と対向する縁部に基台へ向かって突出して形 成される第1の突部と、基台から前記縁部へ向かって突出して形成される第2の 突部とを含む、綴具である。 この綴具では、第1の突部と第2の突部とが形成されているので、被挟持物を 基台と挟持体の間に挟持した際に、第1の突部と第2の突部とが形成されている 部分に力が集中する。そして、第1の突部と第2の突部とが被挟持物に厚み方向 両側から互い違いに食い込むように作用する。そのため、従来よりも被挟持物を 強くしっかりと被挟持物を挟持することができる。
【0006】 また、本願考案にかかる綴具において、第2の突部は、挟持体の縁部の長手方 向に略直交する方向へ長く延びるよう基台上に形成されることが好ましい。 この場合には、挟持体の位置がその長手方向と略直交する方向へ多少ずれても 第2の突部と挟持体の縁部とを両者が交差する一点でかみ合わせることができ、 該一点に挟持力が集中するので本願考案の効果を確実に得ることができる。
【0007】 本願考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1および図2は本願考案の綴具の一例を示す斜視図であって、図1は閉じた 状態を示す斜視図であり、図2は開いた状態を示す斜視図である。綴具10は、 たとえば金属板などで矩形板状に形成される基台12を含む。基台12の幅方向 の一端には、側壁14が形成される。側壁14は、基台12の長手方向の一端側 から他端側に向かって、基台12に対して直立するように形成される。
【0009】 また、基台12には、側壁14に平行して、3つの支持板16,18,20が 形成される。支持板16,18,20は、たとえば基台12の一部に切れ目を形 成し、切れ目を形成した部分を基台12上に起こすことによって形成される。こ れらの支持板16,18,20には、貫通孔が形成される。側壁14から支持板 16,18の貫通孔を通るようにして、支持アーム22,24が形成される。支 持アーム22,24は、支持板16,18部分で折れ曲がって支持板16,18 の面に平行するように延び、さらに折れ曲がって先端部が支持板16,18の面 にほぼ直交する向きとなるように形成される。支持アーム22,24は、側壁1 4および支持板16,18の支持部分を支点として、回転可能に取り付けられる 。したがって、支持アーム22,24が回転することにより、その先端部は円弧 を描くようにして移動する。
【0010】 支持アーム22,24の先端部には、挟持体26が取り付けられる。挟持体2 6は、長方形状に形成され、基体12との間に書類などを挟み込むことによって 、書類を保持するためのものである。この挟持体26の長手方向の両端側におい て、挟持体26の側面に支持アーム22,24の先端部が取り付けられる。さら に、側壁14と他の1つの支持板20との間には、支持軸28が取り付けられる 。この支持軸28に巻回するようにして、ネジリコイルバネ30が回転可能に取 り付けられる。
【0011】 ネジリコイルバネ30の一端側は支持板20の面に平行に延び、さらに折れ曲 がって支持板20の面にほぼ直交するように形成される。そして、ネジリコイル バネ30の一端側が、挟持体26に接続される。さらに、支持軸28に近接して 操作レバー32が形成される。操作レバー32には、ネジリコイルバネ30の他 端側が接続される。また、側壁14の側面には、図2に示すように、突起34が 形成される。この突起34に対応する部分において、操作レバー32の側面に係 着孔36が形成される。突起34と係着孔36とでこの実施形態の係着手段が構 成される。操作レバー32を倒した状態で、挟持体26の係着孔36に側壁14 の突起34を嵌めることにより、挟持体26が倒れた状態で係着される。
【0012】 この綴具10は、基台12に形成された貫通孔40を通して、リベットなどに よりファイルに取り付けられて使用される。この綴具10では、操作レバー32 を開閉することにより、ネジリコイルバネ30を介して挟持体26を開閉させる ことができる。挟持体26が閉じた状態において、操作レバー32を倒して突起 34を係着孔36に嵌めることにより、ネジリコイルバネ30によって挟持体2 6が基台12側に付勢される。このネジリコイルバネ30の力により、書類など が基台12と挟持体26との間に保持される。また、操作レバー32を起こすこ とにより、ネジリコイルバネ30を介して挟持体26が開き、書類を取り外すこ とができる。さらに、この綴具10では、書類を挟むときに、書類の端部を揃え るために基台12から略直交するようにして2つの整列部材38が形成される。 これらの整列部材38は、支持板16,18,20と同様に、基台12に切れ目 を形成し、切れ目を形成した部分を基台12上に起こすことによって形成される 。
【0013】 図3は図1に示す綴具の挟持体を示す斜視図である。この綴具10の挟持体2 6は、基台12に略平行に配置される細長い板状部材と、その幅方向両側に一体 に形成される側面部材26a,26bとを含む。側面部材26a,26bは、側 壁14と略平行に配置される。また、側面部材26aは、側壁14および操作レ バー32側に配置され、側面部材26bはその反対側に配置される。側面部材2 6aの基台12と対向する縁部には、基台12へ向かって突出するようにして略 半月形状の第1の突部42が形成される。この実施形態では、第1の突部42は 挟持体26の長手方向に所定の間隔をおいて4つ形成されるが、これに限るもの でないことは勿論のことである。
【0014】 図4は図1に示す綴具の挟持体および基台を示す側面図である。基台12には 、挟持体26の長手方向両端近傍に第2の突部44が側面部材26aの縁部へ向 かって膨出するように形成される。しかも、この第2の突部44は、図2に示す ように、挟持体26の長手方向に略直交する方向、すなわち基台12の幅方向へ 長く延びるよう形成される。また、挟持体26の長手方向の両端には、たとえば ゴム製の滑止部材46が嵌着される。
【0015】 この綴具では、第1の突部42と第2の突部44とが上述のように形成されて いるので、被挟持物を基台12と挟持体26との間に挟持した際に、第1の突部 42と第2の突部44とが形成された部分に力が集中する。そして、第1の突部 42と第2の突部44とが厚み方向両側から互い違いに被挟持物に食い込むよう に作用する。そのため、従来よりも被挟持物を強くしっかりと挟持することがで きる。また、この綴具10では、第2の突部44が基台12の幅方向に長く形成 されているので、挟持体26の位置がその長手方向と略直交する方向へ多少ずれ ても第2の突部44と側面部材26aの縁部とを両者が交差する一点で確実に対 向させることができ、該一点に力が集中するので従来よりも強力に被挟持物を挟 持することができる。
【0016】
【考案の効果】
本願考案にかかる綴具によれば、被挟持物を基台と挟持体の間に挟持した際に 、第1の突部と第2の突部とが形成された部分に力が集中する。そして、第1の 突部と第2の突部とが厚み方向両側から互い違いに被挟持物に食い込むように作 用する。そのため、従来よりも被挟持物を強くしっかりと挟持することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の綴具を閉じた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す綴具を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1に示す綴具の挟持体を示す斜視図である。
【図4】図1に示す綴具の挟持体および基台を示す側面
図である。
【図5】従来の綴具の挟持体および基台を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
10 綴具 12 基台 14 側壁 16,18,20 支持板 22,24 支持アーム 26 挟持体 28 支持軸 30 ネジリコイルバネ 32 操作レバー 34 突起 36 係着孔 38 整列部材 40 貫通孔 42 第1の突部 44 第2の突部 46 滑止部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁を有する板状の基台、 前記側壁と略平行に延びる側面部材を備え、前記基台上
    に変位可能に支持されて、前記基台の主面との間に書類
    等の被挟持物を挟持する挟持体、 前記基台の側壁に支持された枢支軸に回動自在に巻着さ
    れて、一端部が前記挟持体に接続されるネジリコイルバ
    ネ、 前記ネジリコイルバネの他端部が接続され、前記枢支軸
    を中心に揺動することにより前記ネジリコイルバネを回
    動させて前記挟持体を移動させ、前記挟持体を前記基台
    へ向かって付勢しながら前記ネジリコイルバネをねじり
    圧縮する操作レバー、および前記基台の側壁と前記操作
    レバーとの間に設けられ、前記ネジリコイルバネをねじ
    り圧縮した状態で前記操作レバーを前記側壁に係着する
    係着手段を含む綴具であって、 前記挟持体の側面部材の前記基台と対向する縁部に前記
    基台へ向かって突出して形成される第1の突部と、前記
    基台から前記縁部へ向かって突出して形成される第2の
    突部とを含む、綴具。
  2. 【請求項2】 前記第2の突部は、前記挟持体の縁部の
    長手方向に略直交する方向へ長く延びるよう前記基台上
    に形成された、請求項1に記載の綴具。
JP1999009573U 1999-12-17 1999-12-17 綴 具 Expired - Lifetime JP3069749U (ja)

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