JP3578720B2 - 挟持切断工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、挟持切断工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
この種挟持切断工具として、例えばケーブルカッターがある。
【0003】
このケーブルカッターは、一対の挟持半体の交差重合部を軸着し、この軸着部を介して開閉作動する挟持半体の先端部の対向内側縁に刃縁を形成して挟持切断部を設け、この挟持半体の基端部に握持部を設けてこの握持部を握持操作することで前記挟持切断部を挟持閉塞し得るように構成したものが一般的で、使用に際しては、このケーブルカッターの握持部を片手で握持し、もう一方の手でケーブルを持って切断する。
【0004】
しかしながら、このケーブルカッターは、切断するケーブルの径が細いものであれば何も問題はないが、太いケーブルを切断しようとして挟持切断部を広く開くとこれに伴って握持部も広く開くため、この広く開かれた握持部を片手で持って握持操作することができなくなってしまうことがある。
【0005】
そして、この場合には、両手で夫々の握持部を持って切断作業を行わなければならず、両手をケーブルカッターの操作に使ってしまうことでケーブルを押さえておくことができなくなってしまうため、特に一人での作業では上手く切断できないことが往々にしてある。
【0006】
本発明は、このような現状に鑑み、これを解決しようとするもので、太いケーブルのような切断物も片手で握持部を握持操作して容易に切断することができる画期的な挟持切断工具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
一対の挟持半体1の交差重合部を軸着し、この軸着部2を介して開閉作動する挟持半体1の先端部の対向内側縁に刃縁3Aを形成して挟持切断部3を設け、この挟持半体1の基端部に握持部4を設けてこの握持部4を握持操作することで前記挟持切断部3を挟持閉塞し得るように構成した挟持切断工具において、前記一方の挟持半体1の軸着部2にスライド長孔5を形成し、このスライド長孔5に他方の挟持半体1の軸着部2をスライド移動調整自在に枢着して、この軸着部2のスライド調整により前記挟持切断部3の開き角を調整自在に構成すると共に、前記握持部4の対向間隔を広く取ることなく挟持切断部3の開き角を広くできるように構成し、少なくともこの軸着部2のスライド移動調整により挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作した際、この握持する動作によって挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動する軸着部自動スライド機構6を前記挟持半体1に設け、前記一方若しくは他方の挟持半体1に規制部7を設け、他方若しくは一方の挟持半体1にこの規制部7が当接する突き当て規制面8を設けて、少なくとも前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記規制部7に前記突き当て規制面8が当接することで挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構6を構成したことを特徴とする挟持切断工具に係るものである。
【0009】
また、前記一方の挟持半体1に前記スライド長孔5を形成し、前記他方の挟持半体1に突設した支軸9を前記スライド長孔5に枢着して、スライド長孔5に対して支軸9がスライド移動調整自在となる前記軸着部2を構成し、この一方若しくは他方の挟持半体1の前記軸着部2の近傍に規制部7を設け、他方若しくは一方の挟持半体1の前記軸着部2の近傍に突き当て規制面8を設けて、少なくとも前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記規制部7に前記突き当て規制面8が当接することで挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構6を構成したことを特徴とする請求項記載の挟持切断工具に係るものである。
【0010】
また、前記一方の挟持半体1の軸着部2にスライド長孔5を形成すると共に、他方の挟持半体1に支軸9を突設して、この支軸9を前記スライド長孔5にスライド移動調整自在に枢着し、この他方の挟持半体1の交差重合部に,一方の挟持半体1の交差重合部に向かって前記規制部7を突設し、この規制部7に対応する一方の挟持半体1の交差重合部に前記突き当て規制面8を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の挟持切断工具に係るものである。
【0011】
また、前記一方若しくは他方の挟持半体1の前記軸着部2近傍を凹状に切欠してこの切欠縁部8を前記突き当て規制面8とし、前記他方若しくは一方の挟持半体1の前記軸着部2近傍に前記規制部7としての突起7を前記切欠縁部8に臨設状態に設け、少なくとも前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記突起7に前記切欠縁部8が当接することで挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構6を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の挟持切断工具に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】
例えば、切断物10として太いケーブルを切断する場合、スライド長孔5を介して軸着部2をスライド移動調整し、挟持切断部3の開き角を広くすることができる。
【0014】
この際、一対の挟持半体1の軸着部2をスライド移動調整することにより挟持切断部3の開き角を調整する構成のため、握持部4の開き角度が片手で持つことができないほど広く開くことはなく、握持部4を片手で持って切断作業を行うことができる。
【0015】
そして、この軸着部2のスライド移動調整により、挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、軸着部自動スライド機構6により挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動することになり、これにより前記切断物10(ケーブル)は確実に切断されることになる。
【0016】
従って、太いケーブルのような切断物10を切断する場合であっても、従来品のように両手での握持操作を要することなく、片手で握持部4を握持操作して容易に且つ確実に切断することができる極めて実用性に秀れた画期的な挟持切断工具となる。
【0017】
また、前記一方若しくは他方の挟持半体1に規制部7を設け、他方若しくは一方の挟持半体1にこの規制部7が当接する突き当て規制面8を設けて、少なくとも前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記規制部7に前記突き当て規制面8が当接することで挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構6を構成したため、前記作用効果を確実に発揮する軸着部自動スライド機構6を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた挟持切断工具となる。
【0018】
また、例えば、一方若しくは他方の挟持半体1の前記軸着部2の近傍に前記規制部7を設け、他方若しくは一方の挟持半体1の前記軸着部2の近傍に前記突き当て規制面8を設ければ、例えばこの規制部7と突き当て規制面8とで成る前記軸着部自動スライド機構6と握持部4とが近い位置にある場合には、この軸着部自動スライド機構6が挟持切断部3の挟持開閉作動の支点ともなり得るために握持部4を握持した際の挟持切断力が切断物10に作用しにくく結果的に強い握持力を要することとなってしまうが、軸着部自動スライド機構6が握持部4より遠い位置にあるためにこの握持部4を握持した際の挟持切断力が切断物10に極めて良好に作用することになり、これによりあまり強い力を要せずとも容易に握持操作して切断物10を切断できることになる一層実用性に秀れた挟持切断工具となる。
【0019】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0020】
本実施例は、挟持切断工具として図1に示すようなケーブルカッターに適用した場合を示したもので、一対の挟持半体1の交差重合部を軸着し、この軸着部2を介して開閉作動する挟持半体1の先端部の対向内側縁に刃縁3Aを形成して挟持切断部3を設け、この挟持半体1の基端部に握持部4を設けてこの握持部4を握持操作することで前記挟持切断部3を挟持閉塞し得るように構成している。尚、図中符号11は各挟持半体1の軸着部2と握持部4との間の内縁部に互いに内側へ向けて突設したストッパ突部であり、このストッパ突部11同士が突き合わせ当接することで握持部4を握持し過ぎて挟持半体1の挟持切断部3が必要以上に重合することを防止している。
【0021】
また、本実施例では前記一方の挟持半体1の軸着部2にスライド長孔5を形成し、このスライド長孔5に他方の挟持半体1の軸着部2をスライド移動調整自在に枢着して、この軸着部2のスライド調整により前記挟持切断部3の開き角を調整自在に構成している。
【0022】
具体的に説明すると、一方の挟持半体1の交差重合部に図面における横方向に長さを有するスライド長孔5を形成すると共に、他方の挟持半体1の交差重合部に支軸9を突設して、この支軸9を前記スライド長孔5にスライド移動調整自在に枢着している。
【0023】
従って、本実施例の軸着部2はスライド長孔5の長さ幅分だけ支軸9がスライド移動可能となり、前記挟持切断部3を開いた状態でこの軸着部2を介し一方の挟持半体1(図面手前側)を他方の挟持半体1(図面奥側)に対して図面左側に移動させると、スライド長孔5の長さ分だけ挟持切断部3の対向する刃縁3Aの間隔が広くなるように構成している。
【0024】
また、この際、一対の挟持半体1の軸着部2をスライド移動調整することにより挟持切断部3の開き角を調整する構成のため、前記握持部4の対向間隔を広く取ることなく挟持切断部3の開き角を広くできることになる。即ち、従来のケーブルカッターと比べると、挟持切断部3の開き角が同じ開き角であっても、握持部4の開き角は狭くすることができる構成としている。
【0025】
また、本実施例では、この軸着部2のスライド移動調整により挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作した際、この握持する動作によって挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動する軸着部自動スライド機構6を前記挟持半体1に設けている。
【0026】
具体的に説明すると、前記他方の挟持半体1に規制部7を設け、一方の挟持半体1にこの規制部7が当接する突き当て規制面8を設けて、前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記規制部7に前記突き当て規制面8が当接することで挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構6を構成している。
【0027】
更に詳しく説明すると、他方の挟持半体1の軸着部2近傍の交差重合部に,一方の挟持半体1の交差重合部に向かって前記規制部7を突設し、この規制部7に対応する一方の挟持半体1の軸着部2近傍の交差重合部に前記突き当て規制面8を設けている。
【0028】
また、この規制部7は、他方の挟持半体1の交差重合部であって、前記支軸9よりもやや図面左側寄りとなる位置に突設した円柱状の突起(ピン)7により構成した場合を示している。
【0029】
突き当て規制面8は、一方の挟持半体1の交差重合部であって、軸着部2よりも左側の部分を図示したような角形凹状に切欠したこの切欠縁部8により構成した場合を示している。
【0030】
従って、この一対の挟持半体1の交差重合部を重合すると、規制部7としての突起7を前記切欠縁部8に臨設状態に配設されるように構成している。
【0031】
そして、本実施例では、前記軸着部2のスライド移動調整により前記挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記突起7に前記切欠縁部8が当接して挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動することとなるように突起7と切欠縁部8との位置関係を設定構成している。
【0032】
また、本実施例では、この突起7が切欠縁部8に当接することで挟持切断部3の開き止めの作用も果たす構成としている。また、この開き止め状態での握持部4の開き角が、前記軸着部2のスライド移動調整により挟持切断部3の開き角を広くした状態では、開いた握持部4を片手で持って切断作業を行うことができる位の開き角となるように突起7と切欠縁部8との位置関係を設定構成している。
【0033】
次に、使用方法に基づいて本実施例の作動を説明する。尚、切断物10として径の細いケーブルなどを切断する場合の作動は従来品と同様であるため、本実施例では径の太いケーブル(切断物10)を切断する場合を説明する。
【0034】
スライド長孔5を介して軸着部2をスライド移動調整し、挟持切断部3の開き角を太いケーブル10の径に合わせて広くすることができる(図2参照)。
【0035】
この際、一対の挟持半体1の軸着部2をスライド移動調整することで挟持切断部3の開き角を最大にした場合においても、上述のように握持部4の開き角度が片手で持つことができる角度となるように設定しているため、握持部4を片手で持って切断作業を行うことができる。
【0036】
そして、このように挟持切断部3の開き角を広くした状態で前記握持部4を握持操作すると、挟持切断部3が閉じようとする際に前記規制部7に前記突き当て規制面8が当接し、これにより図3の想像線に示すように徐々に挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2がスライド移動することとなるように移動規制されることになる。
【0037】
即ち、前記軸着部自動スライド機構6により挟持切断部3の開き角が狭まる方向に前記軸着部2が自動的にスライド移動することになり、これにより前記切断物10(ケーブル)は確実に切断されることになる。
【0038】
また、この際、例えばこの規制部7と突き当て規制面8とが前記ストッパ突部11付近に形成されているような場合のように、軸着部自動スライド機構6と握持部4が近い位置にある場合には、この軸着部自動スライド機構6が挟持切断部3の挟持開閉作動の支点ともなり得るものであるために、握持部4を握持した際の挟持切断力が切断物10に作用しにくく結果的に強い握持力を要することとなってしまうが、本実施例では、軸着部自動スライド機構6が握持部4から遠い位置にあるためにこの握持部4を握持した際の挟持切断力が切断物10に極めて良好に作用することとなり、これによりあまり強い力を要せずとも容易に握持操作して切断物10を切断できることになる。
【0039】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、太いケーブルのような切断物を切断する場合であっても、従来品のように両手での握持操作を要することなく、片手で握持部を握持操作して容易に且つ確実に切断することができる極めて実用性に秀れた画期的な挟持切断工具となる。
【0041】
また、本発明においては、前記作用効果を確実に発揮する軸着部自動スライド機構を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた挟持切断工具となる。
【0042】
また、請求項2,3記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する軸着部のスライド移動調整構造並びに軸着部自動スライド機構を簡易構成にして容易に設計実現可能となり、しかも、軸着部に近いところに規制部と突き当て規制面とから成る軸着部自動スライド機構を設けて、この軸着部自動スライド機構を握持部より遠い位置に配したため、この握持部を握持した際の挟持切断力が切断物に極めて良好に作用することになり、これによりあまり強い力を要せずとも容易に握持操作して切断物を切断できることになるなど極めて実用性に秀れた挟持切断工具となる。
【0043】
また、請求項記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する規制部と突き当て規制面とを簡易構成にして容易に設計実現可能となり、しかも、軸着部に近いところにこの規制部と突き当て規制面とから成る軸着部自動スライド機構を設けて、この軸着部自動スライド機構を握持部より遠い位置に配したため、この握持部を握持した際の挟持切断力が切断物に極めて良好に作用することになり、これによりあまり強い力を要せずとも容易に握持操作して切断物を切断できることになるなど極めて実用性に秀れた挟持切断工具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す挟持切断部を挟持閉塞した状態の平面図である。
【図2】本実施例の挟持切断部を開き、対向する刃縁間にケーブルを配設した状態を示す説明平面図である。
【図3】図2の状態から握持部を握持操作してケーブルを切断する途中の状態を示す説明平面図である。
【符号の説明】
1 挟持半体
2 軸着部
3 挟持切断部
3A 刃縁
4 握持部
5 スライド長孔
6 軸着部自動スライド機構
7 規制部(突起)
8 突き当て規制面(切欠縁部)
9 支軸

Claims (4)

  1. 一対の挟持半体の交差重合部を軸着し、この軸着部を介して開閉作動する挟持半体の先端部の対向内側縁に刃縁を形成して挟持切断部を設け、この挟持半体の基端部に握持部を設けてこの握持部を握持操作することで前記挟持切断部を挟持閉塞し得るように構成した挟持切断工具において、前記一方の挟持半体の軸着部にスライド長孔を形成し、このスライド長孔に他方の挟持半体の軸着部をスライド移動調整自在に枢着して、この軸着部のスライド調整により前記挟持切断部の開き角を調整自在に構成すると共に、前記握持部の対向間隔を広く取ることなく挟持切断部の開き角を広くできるように構成し、少なくともこの軸着部のスライド移動調整により挟持切断部の開き角を広くした状態で前記握持部を握持操作した際、この握持する動作によって挟持切断部の開き角が狭まる方向に前記軸着部が自動的にスライド移動する軸着部自動スライド機構を前記挟持半体に設け、前記一方若しくは他方の挟持半体に規制部を設け、他方若しくは一方の挟持半体にこの規制部が当接する突き当て規制面を設けて、少なくとも前記軸着部のスライド移動調整により前記挟持切断部の開き角を広くした状態で前記握持部を握持操作すると、挟持切断部が閉じようとする際に前記規制部に前記突き当て規制面が当接することで挟持切断部の開き角が狭まる方向に前記軸着部が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構を構成したことを特徴とする挟持切断工具。
  2. 前記一方の挟持半体に前記スライド長孔を形成し、前記他方の挟持半体に突設した支軸を前記スライド長孔に枢着して、スライド長孔に対して支軸がスライド移動調整自在となる前記軸着部を構成し、この一方若しくは他方の挟持半体の前記軸着部の近傍に規制部を設け、他方若しくは一方の挟持半体の前記軸着部の近傍に突き当て規制面を設けて、少なくとも前記軸着部のスライド移動調整により前記挟持切断部の開き角を広くした状態で前記握持部を握持操作すると、挟持切断部が閉じようとする際に前記規制部に前記突き当て規制面が当接することで挟持切断部の開き角が狭まる方向に前記軸着部が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構を構成したことを特徴とする請求項1記載の挟持切断工具。
  3. 前記一方の挟持半体の軸着部にスライド長孔を形成すると共に、他方の挟持半体に支軸を突設して、この支軸を前記スライド長孔にスライド移動調整自在に枢着し、この他方の挟持半体の交差重合部に,一方の挟持半体の交差重合部に向かって前記規制部を突設し、この規制部に対応する一方の挟持半体の交差重合部に前記突き当て規制面を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の挟持切断工具。
  4. 前記一方若しくは他方の挟持半体の前記軸着部近傍を凹状に切欠してこの切欠縁部を前記突き当て規制面とし、前記他方若しくは一方の挟持半体の前記軸着部近傍に前記規制部としての突起を前記切欠縁部に臨設状態に設け、少なくとも前記軸着部のスライド移動調整により前記挟持切断部の開き角を広くした状態で前記握持部を握持操作すると、挟持切断部が閉じようとする際に前記突起に前記切欠縁部が当接することで挟持切断部の開き角が狭まる方向に前記軸着部が自動的にスライド移動するように構成して前記軸着部自動スライド機構を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の挟持切断工具。
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