JP3069056B2 - 印刷インキ用ポリアミド樹脂 - Google Patents

印刷インキ用ポリアミド樹脂

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷インキ用ポリア
ミド樹脂に関するものである。更に詳しくは、プラスチ
ックや金属箔を印刷対象物とする特殊グラビア印刷イン
キ(以下、グラビアインキと略す)用ポリアミド樹脂に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】グラビ
アインキは、通常ポリアミド樹脂やポリウレタン樹脂
と、硝化綿、アルキルチタネート等の有機金属配位化合
物、着色料、及び必要によりワックス等の添加剤からな
っている。
【0003】グラビアインキは、芳香族系溶剤を主に用
いる混合溶剤を用いているが、昨今の作業環境問題、食
品包装材料の溶剤規制等のために、アルコール溶剤又は
炭化水素溶剤に可溶な樹脂が望まれている。
【0004】従来、アルコール溶剤に可溶な樹脂として
は、特公昭44-32435号公報記載のスピロアセタール環を
含む二塩基酸を用いるポリアミド樹脂や、特公昭41-199
97号公報記載の水酸基を有する一塩基酸を用いるポリア
ミド樹脂、又は、特開昭55-9651 号公報記載の水酸基を
有するポリオールを併用するポリアミド樹脂が提案され
ているが、インキの耐水性、耐熱性の点で充分でない。
又、近年、外食産業の発展に伴いおむすびの包装ライン
に無菌植物油が使用されてきており、これらの油に対す
る耐油性の向上が望まれているが、上記で提案された樹
脂は耐油性が充分でないのが現状である。尚、一般的な
概念として、低分子量化したものや、SP(軟化点)を
下げたものは、アルコール溶剤に可溶な樹脂であるが、
いずれも耐熱性、高速印刷性、耐ブロッキング性等のイ
ンキ特性が低下し、実用化されていない。
【0005】さらに、特開平7-331154号公報には、重合
脂肪酸、炭素数2及び/又は3の脂肪酸モノカルボン
酸、炭素数12〜22の飽和脂肪族モノカルボン酸及びポリ
アミンを縮合重合せしめて得られる印刷インキ用ポリア
ミド樹脂が記載され、この樹脂はヒートシール耐熱性及
び接着性に優れるものの、アルコール溶剤又は炭化水素
溶剤への溶解性が低いという欠点を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、炭素数4以
下の脂肪族モノカルボン酸と炭素数12〜22の脂肪族モノ
カルボン酸との混合物である脂肪族モノカルボン酸を特
定量含み、且つ、特定の芳香族系ポリアミンを特定範囲
の比率で組み合わせて得られるポリアミド樹脂が、従来
のポリアミド樹脂の性能を維持したまま飛躍的にアルコ
ール溶剤又は炭化水素溶剤に可溶であり、かつ耐油性も
向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、脂肪族モノカルボン
酸(A) 、重合脂肪酸(B) 、ポリアルキレンポリアミン
(C) 、及び芳香族系ポリアミン(D) からなる成分を必須
として縮合反応せしめて得られ、且つ下記の (1)〜(4)
に示す条件を満たすことを特徴とする印刷インキ用ポリ
アミド樹脂に関する。 (1) (A)成分の比率が全カルボン酸成分((A)成分+ (B)
成分)の10〜50モル当量%であること (2) (A)成分が炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸(E)
と炭素数12〜22の脂肪族モノカルボン酸(F) との混合
物であること (3) (E)成分の比率がモノカルボン酸成分の30〜90モル
当量%であること (4) (D)成分の比率が全アミン成分の10〜50モル当量%
であること。
【0008】さらに、本発明は、上記の印刷インキ用ポ
リアミド樹脂を含有する印刷インキに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に使用される脂肪族モノカ
ルボン酸(A) は、炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸
(E) と炭素数12〜22の脂肪族モノカルボン酸(F) との混
合物であり、炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸(E)
の比率がモノカルボン酸成分の30〜90モル当量%であ
り、好ましくは45〜75モル当量%である。
【0010】炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸(E)
の比率が30モル当量%未満では、耐油性が劣るととも
に、特に藍インキの光沢性が劣る。又、90モル当量%を
超えると、軟化点が高くなりすぎると共にアルコール可
溶性が低下する。
【0011】炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸(E)
としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸が挙げられ、これ
らは単独で使用するか、又は任意の割合で併用すること
ができる。炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸を使用
する目的は、インキの耐油性(例えば、無菌植物油に対
する抵抗性)の観点からである。
【0012】炭素数12〜22の脂肪族モノカルボン酸(F)
としては、飽和又は不飽和のものが使用できる。飽和脂
肪族モノカルボン酸としては、ラウリン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、アラギジン酸、ベヘニン酸等が挙げ
られる。又、不飽和脂肪族モノカルボン酸としては、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコセン酸、エ
ルシン酸、天然油脂より得られる混合脂肪酸(トール油
脂肪酸、米ヌカ脂肪酸、大豆油脂肪酸、牛脂脂肪酸等)
等が有効的に使用できる。
【0013】脂肪族モノカルボン酸(F)の炭素数が12未
満では、得られたポリアミド樹脂の結晶性が高く、軟化
点も高くなる。また、インキの低温安定性が低下傾向に
あり、冬季にインキが固化する問題が発生する。脂肪族
モノカルボン酸(F)の炭素数が22を超えると得られた
リアミド樹脂の軟化点が低くなる傾向にあり、インキの
耐熱性が悪化する。
【0014】本発明における脂肪族モノカルボン酸(A)
の比率は、全カルボン酸成分((A)成分+ (B)成分)の10
〜50モル当量%であり、好ましくは15〜40モル当量%で
ある。脂肪族モノカルボン酸の比率が全カルボン酸成分
中の10モル当量%未満では、ジカルボン酸の比率が全カ
ルボン酸成分中で高くなり、ポリアミド樹脂の分子量が
大きくなりすぎアルコール可溶性が低下する。50モル当
量%を超えるとポリアミドの分子量が小さくなり耐熱
性、高速印刷性が低下する。
【0015】本発明に使用される重合脂肪酸(B) は、乾
性もしくは半乾性油脂脂肪酸又はそのエステルの重合に
よって得られるものである。すなわち、重合脂肪酸とは
多不飽和脂肪酸を含む一塩基性脂肪酸又はそのエステル
で8〜24の炭素数を持つものを重合したもので、その成
分として一塩基性脂肪酸、二量化重合脂肪酸、三量化重
合脂肪酸等を含むものである。現在重合脂肪酸として市
販されているものは炭素数18の不飽和脂肪酸に基づくも
のが多く、その内、次のような組成を有するものが良好
である。 炭素数18の一塩基酸 0〜10重量% 炭素数36の二塩基酸 60〜99重量% 炭素数54の三塩基酸以上の酸 30重量%以下。
【0016】また、上記の重合脂肪酸を単独で使用して
もよいが、全酸中の三塩基酸量が40重量%以上の重合脂
肪酸を任意の割合で併用してもよい。
【0017】本発明に使用されるポリアルキレンポリア
ミン(C) としては、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン等の脂肪族アミンが挙げられ、これらは単独で使用す
るか、又は任意の割合で併用することができる。また、
性能に影響を与えない範囲内で、炭素数4以下のモノア
ミンが使用可能である。炭素数4以下のモノアミンとし
ては、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等
が挙げられ、これらは単独で使用するか、又は任意の割
合で併用することができる。
【0018】本発明に使用される芳香族系ポリアミン
(D) としては、キシリレンジアミン、ジアミノフェニル
メタン、フェニレンジアミン、トリアミノベンゼン、ト
リアミノフェノール、テトラアミノベンゼン等の芳香族
系アミンが挙げられ、これらは単独で使用するか、又は
任意の割合で併用することができる。これらの中でも、
アルコール溶剤への溶解性の点からキシリレンジアミン
が有効であり、特にメタキシリレンジアミンが有効であ
る。
【0019】本発明における芳香族系ポリアミン(D) の
比率は、全アミン成分の10〜50モル当量%であり、好ま
しくは20〜40モル当量%である。
【0020】芳香族系ポリアミン(D) の比率は、アルコ
ール溶剤への溶解性の観点から10モル当量%以上が好ま
しく、また、耐熱性、耐ブロッキング性の観点から50モ
ル当量%以下が好ましい。
【0021】本発明のポリアミド樹脂は、通常のポリア
ミド樹脂の合成方法と同じ方法で製造することができ
る。反応温度は、 160〜250 ℃、好ましくは 180〜230
℃で、反応中は不活性ガス中で行うことが望ましく、反
応は減圧で行っても良い。又、カルボキシル当量とアミ
ン当量はあまり違わない程度、すなわち、当量比でカル
ボキシル当量/アミン当量=10/9〜10/10程度である
ことがその樹脂物性的に好ましい。即ち、カルボキシル
当量がアミン当量に対してあまり多過ぎると好ましいポ
リアミド樹脂を作ることはできない。
【0022】本発明のポリアミド樹脂の全アミン価(ToA
mV) は、硝化綿とキレート剤を配合してインキ化した際
の反応性の観点から、1〜6KOHmg/g であることが望ま
しい。また、同様の理由により、ポリアミド樹脂の酸価
(AV)は全アミン価に対して少し高い程度、具体的には T
oAmV+(1.0〜5.0)KOHmg/g であることが望ましい。
【0023】全アミン価が1KOHmg/g より低いと、硝化
綿とキレート剤を配合してインキ化した際の反応性が低
く、結果的にはインキの熱安定性が低下し、好ましくな
い。全アミン価が6KOHmg/g を超えると、硝化綿とキレ
ート剤を配合してインキ化した際、インキがゲル化する
傾向が見られ、好ましくない。
【0024】また、酸価が ToAmV+1.0 KOHmg/g より低
いと、樹脂の全アミン価が高い場合と同じ傾向にあり、
インキがゲル化する傾向が見られ、好ましくない。酸価
が ToAmV+5.0 KOHmg/g を超えると、樹脂の全アミン価
が低い場合と同じ傾向にあり、インキの熱安定性が低下
し、好ましくない。
【0025】尚、硝化綿の配合量としては、ポリアミド
樹脂に対して5〜40重量%、より好ましくは10〜30重量
%が好ましい。本発明に用いられる有機金属配位化合物
としては、アルキルチタネート系、アルミニウム系のも
の等が挙げられるが、アルキルチタネート系が好まし
く、例えばテトライソプロピルチタネート、テトラn−
ブチルチタネート等を挙げることができる。
【0026】本発明のポリアミド樹脂は、通常、エタノ
ール、イソプロパノール等のアルコール類、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、シクロヘキ
サン、シクロヘキサノン等の炭化水素類、酢酸エチル等
のエステル類、およびこれらの混合物に溶解後、硝化綿
及びアルキルチタネート系等の有機金属配位化合物、更
に着色剤及びその他可塑剤等の配合剤を混合して印刷イ
ンキとして使用されるが、特に本発明品は従来の性能を
維持したまま、非常に優れた耐油性を示すと共に、非芳
香族炭化水素類の溶剤に対する溶解性に優れた特徴を有
する。
【0027】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、
「部」、「%」とあるのは特に断らない限りそれぞれ
「重量部」、「重量%」を示す。
【0028】ポリアミド樹脂製造例1〜7及び比較製造
例1〜8 表1に記載した原料を、温度計、攪拌系、脱水管及び窒
素吹き込み管を備えた四つ口丸底フラスコに入れ、混合
物を攪拌し、内容物の着色防止のため僅かの窒素を流し
た後、 210℃で3時間、更に減圧下2時間反応させ、ポ
リアミド樹脂を得た。表1にはこのようにして得られた
樹脂の特性も合わせて示した。表1に示す樹脂特性のう
ち、軟化点はJIS K 2207-1990 に準じて環球法で測定
し、溶液粘度はシクロヘキサン/イソプロパノール/酢
酸エチル=4/4/2(重量比)の溶媒を用い、35%樹
脂溶液の25℃における粘度をB型粘度計(型式BM,ロ
ーターNo.2, 回転数60rpm)で測定した。また、使用した
重合脂肪酸はハリマ化成(株)製のハイダイマー250
(一塩基酸 2.9%、二塩基酸78.8%、三塩基酸18.3%)
を用いた。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1〜7及び比較例1〜8 製造例1〜7、比較製造例1〜8のポリアミド樹脂をシ
クロヘキサン/イソプロパノール/酢酸エチル=4/4
/2(重量比)溶液に溶解し、各々35%樹脂濃度の溶液
()を調整した。硝化綿RS1/2 を酢酸エチルに溶解
し、25%不揮発分としたもの()を調整した。これら
()及び()を含み、次の組成を有する混合物を、
ガラスビーズ 100部と共にペイントシェーカーで2時間
分散し白インキを得、さらに白インキ 100部に対し、有
機金属配位化合物(テトライソプロピルチタネート4部
をアセチルアセトン6部に溶解したもの)1.5部を添加し
ペイントシェーカーで15分間混合した。 樹脂溶液() 33部 硝化綿溶液() 15.4部 TiO2 R670 25部 溶剤(シクロヘキサン/IPA/酢酸エチル=4/4/2) 25.1部 ※IPA;イソプロピルアルコール。
【0031】得られた白インキを処理延伸ポリプロピレ
ンフィルムにワイヤーコーター No.04で印刷し、一夜室
温で乾燥後印刷物の耐油性、接着性、耐熱性、耐ブロッ
キング性を調べた。また、樹脂を(シクロヘキサン/I
PA/酢酸エチル=4/4/2)の溶剤に溶解し、ワニ
スの低温安定性を調べた。試験結果を表2に示す。
【0032】尚、試験方法及び判定基準は次の通りであ
る。 1)耐油性:印刷面に無菌植物油(ニューハイネス−
W、株式会社クイップ)を塗り、一日放置後、摩擦堅牢
度試験機で20回擦りインキの剥がれ具合を比較した。 ○:印刷面がほとんど剥がれない。 △:印刷面の半分ほどが剥がれる。 ×:印刷面の殆どが剥がれる。
【0033】2)接着性:感圧テープによる接着性(ニ
チバンセロテープ使用) ○:印刷面が全くセロテープ側に取られない。 △:印刷面の一部がセロテープ側に取られる。 ×:印刷面の大部分がセロテープ側に取られる。
【0034】3)耐熱性:熱傾斜試験機(東洋精機製作
所)を用い、 110℃から 210℃までの間、10℃刻みの温
度で2kg/cm2、 0.5秒間、アルミ箔を重ねた印刷面を熱
圧着し、冷却後アルミ箔を剥がした際、印刷面上のイン
キ塗膜がアルミ箔に剥ぎ取られず、完全な状態を示す最
高温度を見た。 ○: 180℃以上 △: 150〜180 ℃ ×: 150℃以下。
【0035】4)耐ブロッキング性:印刷面同士を重ね
合わせ、1kg/cm2加重下、50℃で1日放置後剥離させ、
印刷物を肉眼で判定する。 ○:印刷物が完全なもの △:インキ塗膜の一部が剥ぎ取られたもの ×:インキ塗膜の大半が剥ぎ取られたもの。
【0036】5)アルコール可溶性:ポリアミド樹脂を
(シクロヘキサン/IPA/酢酸エチル=4/4/2)
(重量比)混合溶剤に35%濃度になるように溶解したワ
ニスが、固化する温度を調べた。 ○:5℃以下 △:5〜10℃ ×:10℃以上
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】以上の結果から明らかなように、特定の
酸及びアミンを特定の組成で用いることにより、従来の
ポリアミド樹脂に比べ飛躍的に耐油性が向上するととも
に、他の性能も維持しながらアルコールに可溶化するも
のが得られた。上記の効果を有することにより、本発明
の印刷インキ用ポリアミド樹脂は現在問題となってい
る、無菌植物油使用のところに使えるとともに、今後、
主流となると思われるアルコール可溶系のポリアミド樹
脂として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−331154(JP,A) 特開 平9−157591(JP,A) 米国特許5138027(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 69/00 - 69/50 C09D 11/10 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族モノカルボン酸(A) 、重合脂肪酸
    (B) 、ポリアルキレンポリアミン(C) 、及び芳香族系ポ
    リアミン(D) からなる成分を必須として縮合反応せしめ
    て得られ、且つ下記の (1)〜(4) に示す条件を満たすこ
    とを特徴とする印刷インキ用ポリアミド樹脂。 (1) (A)成分の比率が全カルボン酸成分((A)成分+ (B)
    成分)の10〜50モル当量%であること (2) (A)成分が炭素数4以下の脂肪族モノカルボン酸(E)
    と炭素数12〜22の脂肪族モノカルボン酸(F) との混合
    物であること (3) (E)成分の比率がモノカルボン酸成分の30〜90モル
    当量%であること (4) (D)成分の比率が全アミン成分の10〜50モル当量%
    であること
  2. 【請求項2】 芳香族系ポリアミン(D) がキシリレンジ
    アミンであることを特徴とする請求項1記載の印刷イン
    キ用ポリアミド樹脂。
  3. 【請求項3】 ポリアミド樹脂の全アミン価(ToAmV) が
    1〜6KOHmg/g であり、かつポリアミド樹脂の酸価(AV)
    が ToAmV+(1.0〜5.0)KOHmg/g であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の印刷インキ用ポリアミド樹脂。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載のポリ
    アミ樹脂を含有する印刷インキ。
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