JP3067909B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3067909B2 JP27056192A JP27056192A JP3067909B2 JP 3067909 B2 JP3067909 B2 JP 3067909B2 JP 27056192 A JP27056192 A JP 27056192A JP 27056192 A JP27056192 A JP 27056192A JP 3067909 B2 JP3067909 B2 JP 3067909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は、共通の駆動源に
より紙送り機構と吸引機構とを駆動するインクジェット
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にインクジェット記録装置は、桁方
向に往復動するキャリッジに取付けられたヘッドによっ
て記録紙に印字が行なわれる印字領域と、この印字領域
の外側にあって前記ヘッドによる印字が行なわれない非
印字領域とを有している。また、インクジェット記録装
置においては、一定時間以上印字動作がなされないとヘ
ッドのノズル先端にあるインクが乾燥してノズルの目詰
りを生じるので、その場合にはヘッドをキャップで覆う
いわゆるキャッピングを行なう必要がある。さらに、目
詰りが生じてしまった場合には、吸引機構を用いてノズ
ルからインクを強制的に吸引し、ヘッドの機能を回復さ
せる必要がある。このようなキャッピング動作や、吸引
動作も、キャリッジが非印字領域にあるときになされる
ようになっている。なお、印字動作が連続してなされる
場合には、キャリッジが印字領域にあるときに、行間分
の紙送りがなされるようになっている。
【0003】さらに、従来、紙送り駆動と吸引機構の駆
動とを別々の駆動モータにより行なっていたが、近年1
つの駆動モータにより、それぞれの機構の駆動を行なう
ものが一般的になりつつある。図11〜13は、それぞ
れ異なる形式の従来のインクジェット記録装置における
印字領域および非印字領域を示した模式図である。
【0004】図11に示すインクジェット記録装置は、
印字領域Pの両側にそれぞれ非印字領域a1,a2があ
る。そして、キャリッジが一方の非印字領域a1にある
とき、給紙動作と紙送り動作がなされ、キャリッジが他
方の非印字領域a2にあるとき、キャッピング動作がな
されるようになっている。また、キャリッジが他方の非
印字領域a2にあるとき、紙送り動作と吸引動作とが同
時に行なわれるようになっている。
【0005】図12に示すインクジェット記録装置は、
印字領域Pの片側に3つの非印字領域a1,a2,a3
がある。そして、キャリッジが印字領域Pと第1の非印
字領域a1にあるとき紙送り動作が、第2の非印字領域
a2にあるとき給紙動作が、第3の非印字領域a3にあ
るとき吸引動作がなされるようになっている。また、キ
ャッピング動作は、キャリッジがいずれの非印字領域a
1,a2,a3にあるときでも行なわれるようになって
いる。
【0006】図13に示すインクジェット記録装置も、
印字領域Pの片側に3つの非印字領域a1,a2,a3
がある。そして、キャリッジが第1の非印字領域a1に
あるとき給紙動作が、第2の非印字領域a2にあるとき
排紙動作が、第3の非印字領域a3にあるとき吸引動作
がなされるようになっている。また、紙送り動作は、キ
ャリッジがいずれの非印字領域a1,a2,a3にある
ときでも行なわれるようになっている。なお、図11〜
13においてFは、記録装置のフレームである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインク
ジェット記録装置には、それぞれ次のような問題があっ
た。図11に示したインクジェット記録装置は、非印字
領域が2つしか設けられていないので、桁方向の幅を小
さくすることはできるが、非印字領域a2において紙送
り動作と吸引動作とが同時に行なわれるようになってい
るので、吸引動作が行なわれるときには必ず記録紙が送
られてしまうという問題があった。特に記録紙が連続紙
である場合、吸引動作が行なわれた分だけ記録紙も送ら
れてしまうこととなり、極めて不都合であった。また、
キャッピングされた状態で紙送り動作がなされると、ヘ
ッドに目詰りが生じていなくても必ず吸引動作がなされ
るので、インクが無駄になってしまうという問題があっ
た。図12に示したインクジェット記録装置は、このよ
うな問題はないが、非印字領域が3つも設けられている
ため、記録装置の桁方向の幅が大きくならざるを得ない
という問題があった。図13に示したインクジェット記
録装置も同様に3つの非印字領域が設けられているの
で、記録装置の桁方向の幅が大きくなり、しかも非印字
領域a3においては紙送り動作と吸引動作とが同時に行
なわれるようになっていたので、図11に示したものと
同様な問題もあった。本発明は、このような問題に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、キ
ャリッジの移動範囲の拡大を招くことなく、同一の駆動
源により紙送り動作と吸引動作とを選択して実行させる
ことができるインクジェット記録装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために本発明においては、桁方向に往復動するキャリ
ッジに取付けられたインクジェットヘッドによって記録
紙に印字を行う印字領域と、前記印字領域の両側に位置
する非印字非印字領域とが設けられたインクジェット記
録装置において、前記非印字領域の一方の非印字領域
に、前記記録紙を桁方向と直交する方向に送るための紙
送り機構を駆動する紙送り駆動位置と、前記インクジェ
ットヘッドからインクを吸引するための吸引機構を駆動
する吸引駆動位置とを移動する駆動歯車と、前記キャリ
ッジに設けられ、前記駆動歯車の位置を切り替える切替
手段と、前記非印字領域の他方の非印字領域に前記キャ
リッジが進入したとき前記切替手段の状態を選択する選
択手段とを備えるようにした。
【0009】
【作用】先ず、キャリッジが他方の非印字領域に進入し
たとき、選択手段によって切替手段の状態が選択され、
次いでキャリッジが一方の非印字領域に進入したとき、
そのときの切替手段の状態によって、駆動歯車が紙送り
駆動位置または吸引駆動位置のいずれかの位置を採るこ
ととなり、これによって、紙送り動作または吸引動作の
一方が選択される。
【0010】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明のインクジェット
記録装置の一実施例を、その印字領域および非印字領域
を示すものであって、同図において、符号Pは印字領
域、符号A1,A2は印字領域Pの両側に設けられた非
印字領域を示す。本発明においては、キャリッジ10が
第1の非印字領域A1に進入すると、キャリッジ10に
設けられている切替手段の状態が選択され、次いでキャ
リッジ10が第2の非印字領域A2に進入することによ
り、切替手段の状態に応じて駆動歯車の位置を切替え
て、紙送り動作、または吸引動作のいずれか一方を選択
させるように構成されている。
【0011】図2において、符号Pは上述の印字領域
を、また符号A1,A2は第1、第2の非印字領域を、
さらに符号Fは記録装置ーのフレームをそれぞれ示す。
キャリッジ10は、図示しないロッドとフレームFの上
縁部F1とによって案内され、図2において左右方向に
往復動する。
【0012】図4は、キャリッジ10の一実施例を示す
ものであって、11はロッドの軸受、12はフレームの
上縁部F1との係合部である。係合部12はフレームの
上縁部F1をゆるく挟むような形状となっており、フレ
ームFの上縁部F1に沿ってスライドするようになって
いる。キャリッジ10には取付けられたインクジェット
ヘッドHが固定されていて、インクiをヘッドの下方に
ある記録紙(図示せず)に向けて吐出することにより印
字を行なう。
【0013】図2、図3において、20は駆動歯車であ
り、フレームFにスライド可能に支持された回転軸21
に取付けられている。駆動歯車20は、紙送り機構駆動
用歯車22と噛み合って、紙送り機構(図示せず)を駆
動する紙送り駆動位置と、吸引機構駆動用歯車23と噛
み合ってポンプ等からなる吸引機構(図示せず)を駆動
する吸引駆動位置との2つの位置を採り得るように構成
されている。回転軸21にはフランジ24が回転可能に
取り付けられており、このフランジ24とフレームとの
間に圧縮バネ25が設けられていて、圧縮バネ25によ
って回転軸21が常時印字領域P側、(図3における左
方向)に附勢されている。これにより駆動歯車20は紙
送り機構駆動用歯車22に常時係合している。
【0014】例えば板バネ材等の弾性体で構成された作
動片30は、その基部31が軸31aによりフレームに
回動可能に支持されている。図4に示すように、作動片
30にはリング部32が設けられていて、リング部32
に形成された穴33が駆動歯車20の小径部20aと緩
く係合している。作動片30の先端は、図6に示すよう
に突出部34を有する略L字型に形成されており、キャ
リッジ10の背部に位置されている。なお、穴33は、
その径が駆動歯車20の中径部20bよりも小さく形成
されている。
【0015】図3、及び図6において、切替手段40を
なす切替レバーは、キャリッジ10の背部に軸13で回
動可能に設けられている。切替レバー40は合成樹脂製
であり、軸13に取り付けられたボス部41と、このボ
ス部41と一体的に形成された作動用レバー42と、や
はりボス部41と一体的に形成され、作動用レバー42
の回動を固定するためのロック用レバー43とからなっ
ている。
【0016】作動用レバー42は、略Y字型をなしてお
り、第1,第2の先端部42a,42bを有している。
【0017】ロック用レバー43の先端部には、図9に
示すようにキャリッジ10に向かって略直角に屈曲形成
され、その先端に傾斜面43cを有する係止片43a
と、リセット用突起43bとが一体的に形成されてい
る。係止片43aは、キャリッジ10に形成されたキャ
ッピングポジション用穴14、または吸引ポジション用
穴15と係合する。リセット用突起43bは、図10に
示したように係止片43aが吸引ポジション用穴15と
係合しているとき、フレームの天部F2(図4参照)か
ら下方に屈曲形成されているリセット用突片F3と当接
し得るようになっている。
【0018】図9において、切替レバー40とキャリッ
ジ10との間にはバネ44が掛け渡されていて切替レバ
ー40は、キャッピングポジション用穴14側(図9に
おいて下方側)に常時附勢されている。
【0019】図7乃至図9において、図中符号F5によ
り示す選択手段をなす選択用突片は、フレームFの背部
F4から手前側に屈曲するように形成されていて、キャ
リッジ10が第1の非印字領域A1に深く進入してきた
とき、作動用レバー42の第1の先端部42aに当接し
得る位置となるように構成されている。
【0020】このように構成された装置の動作を各状態
毎に区別して説明する。 <印字動作> 印字動作は、キャリッジ10が印字領域Pで往復動さ
せ、同時にヘッドHからインクiを吐出させ、一行分の
印字がなされる度に記録紙を1行分紙送りすることによ
り行われる。1頁の印字が終了すると、キャリッジ10
は第1の非印字領域A1に浅く進入して待機し、この状
態で次の記録紙の給紙動作および紙送り動作がなされ
る。このとき、キャリッジ10は第1の非印字領域A1
に浅く、つまり図7における実線で示すように作動用レ
バー42の第1の先端部42aが選択用突片F5と当接
することのない位置までしか進入しない。給紙が完了す
ると、キャリッジ10は印字領域Pに戻って印字動作を
開始する。以下所定枚分の印字が完了するまで、上述の
動作を繰り返す。
【0021】<キャッピング動作> 一定時間以上印字信号が入力されない場合には、ヘッド
Hのノズルのインクが乾燥してノズルの目詰りが生じな
いように、ヘッドHを図示しないキャップで覆うキャッ
ピング動作が行なわれる。この場合、キャリッジ10
は、第2の非印字領域A2に進入する。図3に実線で示
すように、切替レバー40のロック用レバー43の係止
片43aは、キャリッジのキャッピングポジション用穴
14と係合しており、作動用レバー42が時計方向に回
動した状態、つまり下側に位置している。
【0022】このため、キャリッジ10が第2の非印字
領域A2に進入しても、図4に示すように作動用レバー
42の第2の先端部42bは、作動片先端の突出部34
に当たらず、突出部34の下方を通過する。したがっ
て、作動片30は、図3に実線で示すように直立した状
態を保ち、駆動歯車20は紙送り機構駆動用歯車22と
噛み合った状態のままである。
【0023】このような状態において、キャッピングが
なされ、必要に応じて駆動歯車20が回転して紙送り動
作がなされる。その後、印字信号が入力されると、キャ
リッジ10は印字領域Pに戻り、印字動作を実行する。
【0024】<吸引動作> ヘッドHのノズルに目詰りが生じた場合には、吸引機構
を用いてノズルからインクを強制的に吸引し、ヘッドの
機能を回復させる必要がある。すなわち、記録装置ーの
操作パネル等に設けられた図示しない吸引動作用スイッ
チをONすると、キャリッジ10は、先ず第1の非印字
領域A1に深く進入する。これにより、作動用レバー4
0の第1の先端部42aが、図7において仮想線で示す
ように、選択用突片F5に当たり、図9に示すように切
替レバー40がバネ44の力に抗して吸引ポジション用
穴15側(図中、反時計方向)に回動する。
【0025】このとき、ロック用レバー43の先端部に
ある係止片43aの傾斜面43cが、キャッピングポジ
ション用穴14の上辺14a(図3参照)に当たるの
で、係止片43aはロック用レバー43を背部に向けて
撓ませつつ(図5、図9における矢印a方向)、キャッ
ピングポジション用穴14から脱して吸引ポジション用
穴15に達し、ロック用レバー43の弾性により手前側
(図5における矢印b方向)に回動して吸引ポジション
用穴15に係合する。このようにして、切替レバー40
は吸引ポジションにセットされる。
【0026】次いで、キャリッジ10は、印字領域Pを
通過して第2の非印字領域A2に進入する。すると、図
3の仮想線および図6で示すように、作動用レバー42
の第2の先端部42bが作動片先端の突出部34に当
り、作動片30を図3における時計方向に回動させる。
作動片30の回動に伴い、作動片30のリング部32が
駆動歯車20の中径部20bに当たり、駆動歯車20が
仮想線で示すように右方にスライドして吸引機構駆動用
歯車23と噛み合う。この際、作動片30は板バネ等の
弾性体で構成されていて、仮想線で示すようにしなるの
で、キャリッジ10の位置のばらつきを吸収しつつ、駆
動歯車20と吸引機構駆動用歯車23とを円滑な噛み合
わせる。
【0027】このような状態で、紙送り機構の駆動源を
作動させると、この動力が紙送り機構には伝達されず、
吸引機構にだけ伝達されて記録ヘッドHに負圧を作用さ
せて吸引がなされる。
【0028】吸引動作の後に印字信号が入力すると、キ
ャリッジ10が印字領域Pに戻る。この移動の過程にお
いて切替レバー40がリセットされる。すなわち、キャ
リッジ10が図3に示す状態から左方に移動すると、ロ
ック用レバー43の先端部にあるリセット用突起43b
が、図4のおける仮想線、及び図10の破線の矢印X1
で示すようにリセット用突片F3の背面側に当接する。
【0029】一方、図5及び図10に示すように、リセ
ット用突片F3はキャリッジの進行方向に対して傾斜し
て構成されているため、ロック用レバー43は矢印aで
示す方向に撓み、係止片43aが吸引ポジション用穴1
5から外れる。すると、バネ44の作用で切替レバー4
0が図3における時計方向に回動し、係止片43aがキ
ャッピングポジション用穴14に入り込んで実線の位置
に戻る。
【0030】なお、第1の非印字領域A1で切替レバー
40が吸引ポジションにセットされた後、キャリッジ1
0が第2の非印字領域に進入する際にもリセット用突起
43bはリセット用突片F3に当接するが、この場合に
は図10矢印X2に示すようにリセット用突片F3の前
面側に当接し、係止片43aが吸引ポジション用穴15
により深く入り込むように作用するので、切替レバー4
0がリセットされてしまうことはない。
【0031】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、桁方向に往復動するキャリッジに取付けられたイン
クジェットヘッドによって記録紙に印字を行う印字領域
と、印字領域の両側に位置する非印字非印字領域とが設
けられたインクジェット記録装置において、非印字領域
の一方の非印字領域に、記録紙を桁方向と直交する方向
に送るための紙送り機構を駆動する紙送り駆動位置と、
インクジェットヘッドからインクを吸引するための吸引
機構を駆動する吸引駆動位置とを移動する駆動歯車と、
キャリッジに設けられ、駆動歯車の位置を切り替える切
替手段と、非印字領域の他方の非印字領域にキャリッジ
が進入したとき切替手段の状態を選択する選択手段とを
備えたので、キャリッジを他方の非印字領域に進入させ
て選択手段によって切替手段の状態を選択することによ
り、キャリッジを一方の非印字領域に進入さた場合に、
切替手段の状態によって駆動歯車を紙送り駆動位置また
は吸引駆動位置のいずれかの位置させることができ、吸
引動作が行なわれるときに記録紙が送られてしまうとい
う不都合がなくなり、また、紙送り動作がなされるとき
に、ヘッドに目詰りが生じていないにもかかわらず吸引
動作がなされてしまうという不都合がなくなる。しか
も、非印字領域は、印字領域の両側に一つづつあるだけ
なので、桁方向の幅を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
例における印字領域および非印字領域を示した模式図で
ある。
【図2】同上記録装置の切替機構の一実施例を示す正面
図である。
【図3】第2の非印字領域A2に形成されている駆動源
の切替機構を拡大して示す正面図である。
【図4】第2の非印字領域A2に形成されている駆動源
の切替機構を拡大して示す側面図である。
【図5】第2の非印字領域A2に形成されている駆動源
の切替機構を拡大して示す平面図である。
【図6】第2の非印字領域A2に形成されている駆動源
の切替機構を拡大して示す斜視図である。
【図7】第1の非印字領域A1に形成されている切替レ
バー駆動機構を拡大して示す正面図である。
【図8】第1の非印字領域A1に形成されている切替レ
バー駆動機構を拡大して示す平面である。
【図9】キャリッジの切替レバーの一実施例を示す斜視
図である。
【図10】同上切替レバーの動作を示す説明図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置の動作切換領
域を示す説明図である。
【図12】従来のインクジェット記録装置の動作切換領
域を示す説明図である。
【図13】従来のインクジェット記録装置の動作切換領
域を示す説明図である。
【符号の説明】
P 印字領域 A1 非印字領域 A2 非印字領域 H ヘッド 10 キャリッジ 20 駆動歯車 22 紙送り機構駆動用歯車 23 吸引機構駆動用歯車 40 切替レバー F5 選択用突片

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桁方向に往復動するキャリッジに取付け
    られたインクジェットヘッドによって記録紙に印字を行
    う印字領域と、前記印字領域の両側に位置する非印字非
    印字領域とが設けられたインクジェット記録装置におい
    て、前記非印字領域の一方の非印字領域に、前記記録紙
    を桁方向と直交する方向に送るための紙送り機構を駆動
    する紙送り駆動位置と、前記インクジェットヘッドから
    インクを吸引するための吸引機構を駆動する吸引駆動位
    置とを移動する駆動歯車と、前記キャリッジに設けら
    れ、前記駆動歯車の位置を切り替える切替手段と、前記
    非印字領域の他方の非印字領域に前記キャリッジが進入
    したとき前記切替手段の状態を選択する選択手段とを備
    えたインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段が、常時、前記紙送り駆動
    位置にセットされている請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段が、吸引駆動位置にセット
    された後、前記キャリッジが前記印字領域に移送する過
    程で、前記紙送り駆動位置にセットされる請求項1に記
    載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動歯車が常時、前記紙送り駆動位
    置に弾性部材により付勢され、また弾性部材を介して吸
    引駆動位置に移動される請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
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