JP3067631B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3067631B2
JP3067631B2 JP8052323A JP5232396A JP3067631B2 JP 3067631 B2 JP3067631 B2 JP 3067631B2 JP 8052323 A JP8052323 A JP 8052323A JP 5232396 A JP5232396 A JP 5232396A JP 3067631 B2 JP3067631 B2 JP 3067631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特別図柄表示器を
有するパチンコ機であって、特別遊技状態を生起する割
合が、高確率時と低確率時で異にするパチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には、複数の図柄を可変表示
可能な複数の図柄表示部を有する特別図柄表示器が配設
してあり、遊技球が図柄始動口に入賞することによっ
て、前記各図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間
後に、順次図柄が停止し、その停止図柄の組合せが、例
えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者にとって有利と
なる特別遊技状態(大当たり)が生起するものがある。
【0003】このパチンコ機の制御の一例として、所定
の値を循環するカウンタを備え、遊技球が図柄始動口に
入賞したときの前記カウンタの値により、大当たりとす
るか否かを判定し、大当たりのときには大当たり図柄
を、それ以外のときには外れ図柄を表示する。この制御
において、図柄表示部の変動図柄は、前記大当たりとな
る図柄の割合(表示上の割合)とカウンタによる大当た
りとなる確率(ソフト上の確率)とはほぼ同じに設定
し、遊技者に不信感を与えないように構成してある。
又、パチンコ機には、大当たりとなる確率を変動する、
所謂、確率変動タイプのものがあり、高確率時と低確率
時では大当たりとなる確率(ソフト上の確率)を異にし
ている。しかし、このソフト上の確率を変更しても、図
柄の表示上の割合(表示上の割合)を変更しないと、遊
技者は不信感を抱くため、その対策として、特開平7ー
619号公報にかかる不都合を解消するパチンコ機が提
案されている。即ち、高確率時において、大当たりとな
る図柄の表示上の割合を低確率時に較べて高くするよう
に設定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者
にとって、大当たりの前提となるリーチにおいても、大
当たりとなるソフト上の確率が高いときにはリーチとな
るソフト上の確率も高く設定してあるため、遊技者にと
って違和感のないように、リーチとなるときも、高確率
でリーチ図柄が表示されることが望ましい。そこで、本
発明は、かかる不都合を解消するパチンコ機を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ機に
ついて、実施の態様に基づいて説明すると、高確率時に
おける大当たりが生起する確率は5/330(1/6
6)であり(明細書「0017」)、低確率時における
大当たりが生起する確率は1/330である(明細書
「0015」)。又、低確率時における図柄数は18図
柄で(明細書「0009」)、リーチ確率は18/33
0である(明細書「0014」)。一方、高確率時にお
ける図柄数は8図柄であり(明細書「0016」)、リ
ーチ確率は41/330である(明細書「001
7」)。以上のように、高確率時においては、低確率時
に比べて、大当たりが生起する確率が高いし、特別図柄
表示器に可変表示可能な図柄数が少なく、且つ、リーチ
確率が高い。又、請求項2のパチンコ機について、実施
の態様に基づいて説明すると、低確率時における大当た
りの表示上の割合は1/324であり、大当たりの確率
は1/330であり、ほぼ同じである(明細書「001
5」)。一方、高確率時における大当たりの表示上の割
合は1/64であり、大当たりの確率は5/330(1
/66)であり、ほぼ同じである(明細書「001
7」)。以上のように、低確率時と高確率時において、
大当たりの表示上の割合と大当たりの確率及びリーチの
表示上の割合とリーチ確率がほぼ同じである。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1(正面図)、図2(平面
図)、図3(側面図)、図4(裏面図)は本発明の実施
の形態にかかるパチンコ機10を示す。このパチンコ機
は球貸機20と対をなし、球貸機20にはカードリーダ
(図示略)を内蔵してある。又、この球貸機20の正面
パネル21には、この球貸機の作動が有効であるときの
表示ランプやカード挿入口22が設けてある。一方、パ
チンコ機の前面パネル11に取り付けてある上皿12に
は、前記球貸機20の操作釦等が配設してあり、具体的
には、前記カード挿入口22に挿入されたカードの残高
(度数)等を表示する表示器13a、遊技者の操作によ
り球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供給する変換
釦13b、カード返却用の返却釦13cが設けてある。
尚、上皿12の下には下皿17が配設してあって、上皿
12が満杯となったときオーバーフローした賞品球を貯
留する。又、発射装置のハンドル18は、前記上皿12
からの1球毎に供給される遊技球をガイドレール31で
案内して遊技領域19に発射する。
【0007】その遊技領域19のほぼ中央部には、複数
の図柄を介して可変表示ゲームを行う液晶表示の特別図
柄表示器Lが配置してある。この特別図柄表示器Lに
は、図柄表示部L1、図柄表示部L3、図柄表示部L2
が設けてあり、図柄表示部L1、L2、L3に表示可能
な図柄は「0〜9、A〜H」の18種類の図柄であり、
図柄変動は順序通り行う。又、特別図柄表示器Lの左右
側部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備えて
あり、遊技球が通過すると後述の大入賞口58に付設の
普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、所定時間経
過後に停止し、その停止図柄が予め設定した図柄と一致
したとき当たりとなり、普通電動役物57を所定時間開
成する。尚、これらの普通図柄始動ゲート23a、23
bを通過した遊技球は遊技領域19中央下部に流下する
ように構成してある。又、遊技領域19には、その他、
普通入賞口55a、55b等が配設してある。
【0008】遊技球が、普通電動役物57に入賞したと
きには、検出器(図示略)を介して図柄始動信号を発し
て、前記特別図柄表示器Lを使用して表示の各図柄表示
部L1、L2、L3の図柄が変動を開始し、後記で詳述
するが、判定カウンタHcによって、リーチか、大当た
り(特別遊技状態)か、外れかを選定すると共に、それ
らに対応して前記特別図柄表示器Lの各図柄表示部L
1、L2、L3の図柄が所定時間後に停止表示する。
【0009】リーチの場合には、図柄表示部L1、L2
の停止図柄が一致し、大当たりの場合には、図柄表示部
L1、L2、L3の停止図柄は、同じ図柄である「1、
1、1」〜「H、H、H」の18通であり、その中で、
特定図柄として、「3」、「5」、「7」、「A」、
「C」、「E」の6種類のときには、後記で詳述する
が、大当たりが終了した後において、大当たりの発生を
「高確率状態」にし、以後2回、大当たり(特別遊技状
態)を発生し易い状態にする。
【0010】前記大当たりが選定されたときには、図柄
表示部L1、L2、L3に大当たり図柄を表示し、大入
賞口58の開閉扉58aは、t秒間、開成を維持する
か、遊技球がa個入賞すると閉成する。又、前記開成中
に、大入賞口58内に設けられている特定領域(図示
略)を遊技球が通過すると、大入賞口58が再度開成
し、この動作を最大X回行う。
【0011】図4はパチンコ機10の裏面図であり、裏
面中央には、前記遊技領域19に配設の入賞口等に入賞
した遊技球を集めて、入賞球処理装置62に1球毎分離
処理させる入賞球集合樋61が設けてある。この入賞球
集合樋61の左下方には、入賞球や賞品球等のゲーム処
理を行う制御装置70が配設してあると共に、右下方に
は、球貸機20からの信号に基づく貸球等の処理信号を
パチンコ機10と送受信するインターフェイス基板80
が設置してある。パチンコ機10の上部には、排出前の
遊技球を貯留しておく貯留タンク63が設けてあり、そ
の貯留タンク63から遊技球を二列に整列させて遊技球
排出装置65まで誘導する整列樋64が設置してある。
この整列樋64には、遊技球の重なりを防止する球なら
し66が揺動自在に垂設してある。又、前記遊技球排出
装置65から排出の遊技球は流下樋67を経て上皿12
に流出する。又、パチンコ機の上部右側にはターミナル
基板69が取り付けてあり、左下部には遊技球発射装置
91が設けてあって遊技球を一球毎発射する。
【0012】次に、前記構成のパチンコ機の制御(ゲー
ム内容)はよく知られた方式であるため概略説明し、リ
ーチ、大当たり、外れの図柄は、図5に示す図柄表示部
L1、L2、L3に表示する。 (1)電源が投入されたときには、「低確率状態」であ
る。普通図柄が当たりか否かは普通図柄判定カウンタを
導入し、その普通図柄判定カウンタFcは電源投入時に
初期化し、2ms毎に1加算され0〜99の循環カウン
タであり、停止図柄は普通停止図柄カウンタ(0〜9)
(10通り)で変動後の停止図柄を選定する。又、大当
たりの判定は、電源投入時に初期化し、2ms毎に1加
算され0〜329の循環カウンタである判定カウンタH
cを導入し、遊技球が普通電動役物57に入賞する毎に
判定する。又、その判定結果を特別図柄表示器Lに表示
する停止図柄(或いは、停止態様)は、それぞれの図柄
表示部L1、L2、L3に対応した3つの停止図柄選定
用の循環カウンタ(0〜17)(18通り)を介して選
定され、大当たり、リーチ或いは外れの図柄を変動した
後に停止する。尚、大当たりの判定値Hc、当たりの判
定値Fc及び、下記するソフト上の確率と表示上の割合
を図6に示す。
【0013】(イ)遊技球が普通図柄始動ゲート23
a、23bを通過すると、普通図柄が当たりか否かは、
普通図柄判定カウンタFc(0〜99の循環カウンタ)
が「0〜9」であるかで判断される結果、ソフト上の当
たりの確率は1/10である。又、その結果を表示する
普通図柄表示器56の図柄は、普通停止図柄カウンタ
(0〜9)(10通り)で選定され、当たりのときには
「7」を表示するため、表示上の当たりの割合は1/1
0である。従って、この普通図柄表示器56への、ソフ
ト上の当たりの確率と表示上の当たりの割合は同じであ
り、遊技者に対して違和感を与えない。
【0014】(ロ)前記当たりが生じると、普通電動役
物57が所定時間開成する。そして、遊技球が普通電動
役物57に入賞したときには、リーチとなる否かを判定
カウンタHc(0〜329の循環カウンタ)を介して行
う。この判定カウンタHcが「101〜118」のとき
にはリーチとして、図柄表示部L1、L2の図柄を停止
図柄選定用の循環カウンタ(0〜17)を介して同じ図
柄で停止する。この時のリーチとなるソフト上の確率
(リーチ確率)は、18/330(約1/18)である
と共に、表示上のリーチとなる割合も1/18である。
従って、リーチとなるソフト上の確率(リーチ確率)
表示上の割合がほぼ同じであり、遊技者にとって違和感
がない。
【0015】(ハ)次に、大当たりは、判定カウンタH
c(0〜329の循環カウンタ)が「7」であるか否か
で判定し、大当たりのときには図柄表示部L1、L2、
L3の図柄を全て同じ図柄とする。その結果、大当たり
となるソフト上の確率(大当たりの確率)は、1/33
0である。又、図柄表示部L1、L2、L3に表示する
大当たりの図柄は18種類であり、そのため、表示図柄
割合は、18/(18×18×18)=1/324と
なり、前記ソフト上の確率(大当たりの確率)1/33
0とほぼ一致する。
【0016】(2)高確率状態 次に、前記大当たりが、特定図柄「3」、「5」、
「7」、「A」、「C」、「E」の6種類のときには、
大当たりが終了した後において「高確率状態」となって
大当たりを発生し易い状態にする。尚、この「高確率状
態」においては、図柄表示部L1、L2、L3には「0
〜7」の8種類の図柄を、普通図柄表示器56には
「4、7」の2種類の図柄を表示する。 (イ)遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通
過すると、普通図柄が当たりか否かは、普通図柄判定カ
ウンタFc(0〜99の循環カウンタ)が「0〜96」
であるかで判断される結果、当たりの確率は97/10
0である。又、その結果を表示する普通図柄表示器56
の図柄は、普通停止図柄カウンタ(4、7)(2通り)
で選定され、当たりのときには「7」を表示するため、
その表示上の割合は1/2である。従って、前記低確率
状態時と異なり、高確率状態時においては、表示図柄を
2種類として表示上の割合を高くして、遊技者に違和感
を与えない。
【0017】(ロ)遊技球が普通電動役物57に入賞し
たときには、リーチとなるか否かを判定カウンタHc
(0〜329の循環カウンタ)を介して行い、この判定
カウンタHcが「101〜141」のときにはリーチと
して、図柄表示部L1、L2の図柄を停止図柄選定用の
循環カウンタ(0〜7の8種類に限定)を介して同じ図
柄で停止する。この時のリーチとなるソフト上の確率
(リーチ確率)は41/330(約1/8)である一
方、停止図柄が0〜7(8種類)であるため、表示上の
リーチ割合も1/8となり、ソフト上の確率と表示上の
割合はほぼ同じである。従って、この高確率時におい
て、リーチとなるソフト上の確率(リーチ確率)は、低
確率時に較べて高いことに対応して、表示上の割合も同
様に高くしてあるため、遊技者に対して違和感を解消す
る。即ち、大当たりの確率が高いときには、それに対応
して、リーチとなる表示上の割合も高くして違和感を解
消する。 (ハ)次に、大当たりは、判定カウンタHc(0〜32
9の循環カウンタ)が「7〜11」であるか否かで判定
し、大当たりのときには図柄表示部L1、L2、L3へ
表示の大当たり図柄は「0〜7」の8通りとする。その
結果、大当たりとなるソフト上の確率(大当たりの確
率)は5/330(=1/66)であり、表示上の大当
たりの割合は、図柄表示部L1、L2、L3へ表示の大
当たり図柄が8種類であるので、表示上の大当たりの割
合は、8/(8×8×8)=1/64である。この結
果、大当たりのソフト上の確率(大当たりの確率)と表
示上の割合はほぼ同じであり、違和感なく表示される。
【0018】(第2の実施の形態)次に、前記第1の実
施の形態と同じ形式のパチンコ機であるが、特別図柄表
示器Lに異なる図柄表示を行って、遊技者に表示上の割
合を違和感なく表示する方法を図7を参照して説明す
る。図7は特別図柄表示器Lに競馬シーン(デモ画面)
を表示可能に形成すると共に、右下部に図柄表示部L
1、L2、L3を形成して図柄を表示する。尚、この図
柄表示部L1、L2、L3に表示の図柄は、低確率時と
高確率時において、供に全図柄(18種類)を可変表示
するものとする。又、この形式のパチンコ機において、
普通図柄表示器56は図1に示す大入賞口58に付設し
てあるものを用いる。
【0019】(イ)遊技球が普通図柄始動ゲート23
a、23bを通過すると、前記と同様に、低確率時に
は、普通図柄表示器56は「0〜9」の図柄を変動表示
し、当たりのときには「7」を停止図柄とする。一方、
高確率時には、普通図柄表示器56は「4」と「7」を
変動表示した後に、当たりのときには「7」を停止図柄
とする。従って、当たりのときのソフト上の確率と表示
上の割合は、低確率時には供に1/10、高確率時に
は、ソフト上の確率は97/100であるが表示上の割
合は1/2である。
【0020】(ロ)遊技球が普通電動役物57に入賞し
たときには、判定カウンタHcを介してリーチか否かを
判定し、その図柄を図柄表示部L1、L2に表示する。
その場合、先ず、図柄表示部L1の図柄を停止させ、図
柄表示部L2には「0〜17」の18種類の図柄を変動
表示する。又、低確率時には、特別図柄表示器Lには、
0〜17の馬番号Nを付けたうち、選択された複数頭の
競馬シーンを表示し、高確率時には、0〜7の馬番号N
を付けたうち、選択された複数頭の競馬シーンを表示す
る。この様に、リーチとなるか否かの過程において、図
柄表示部L1の図柄が停止した後に、図柄表示部L2は
18種類(全図柄)の図柄を変動表示するが、遊技者が
注目する特別図柄表示部Lには、低確率時には18種類
(0〜17の馬番号を付けた馬)の何れかが選択される
が、高確率においては8種類(0〜7の馬番号を付けた
馬)の何れかを表示するため、リーチとなる表示上の割
合は、低確率時よりも高確率時において高くなり、ソフ
ト上の確率(ほぼ1/8)とほぼ同じに表示できる。
【0021】(ハ)大当たりは図柄表示部L1、L2の
図柄が揃ったリーチ状態後において生起させ、低確率時
において、図柄表示部L3には全図柄(18種類)を変
動表示させる一方、特別図柄表示器Lには、「0〜1
7」の馬番号Nを付けたうち、選択された複数頭の競馬
シーンを表示する。他方、高確率時には、図柄表示部L
3には全図柄(18種類)を変動表示させるが、特別図
柄表示器Lには0〜7の馬番号Nを付けた内、選択され
た複数頭の競馬シーンを表示する。以上のように構成す
ると、図柄表示部L3は従来と同じ表示態様であるが、
遊技者が注目する特別図柄表示器Lにおいては、リーチ
及び大当たりとなる表示上の割合は低確率時よりも高確
率時において高くなり、この表示上の割合はソフト上の
確率とほぼ同じとすることができ、遊技者に違和感を与
えないようにすることができる。
【0022】(第3の実施の形態)次に、図8は、前記
第2の実施の形態に示すパチンコ機の形式において、普
通図柄表示器56をなくして、その普通図柄表示器56
aを液晶の特別図柄表示器Lの左下に表示するものであ
る。この形式のパチンコ機において、普通図柄表示器5
6aに変動表示の図柄は「0〜9」の10種類であり、
又、図柄表示部L1、L2、L3に表示の図柄は「0〜
17」の18種類として、低確率時と高確率時において
も同様とする。
【0023】(1)低確率時 遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通過する
と、普通図柄表示器56aの図柄を「0〜9」を変動表
示する一方、特別図柄表示器Lには、当たりとなるか否
かを「0〜9」の馬番号Nの何れか数頭を選択する競馬
シーンを表示し、馬番「7」が最初にゲートを通過する
と当たりとする。又、遊技球が普通電動役物57に入賞
したとき、リーチ、更には大当たりとなるか否かの判定
には、前記第2の実施の形態で示すと同様に、「0〜1
7」の馬番号Nの何れか複数頭立ての競馬シーンを表示
して判定を行う。
【0024】(2)高確率時 遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通過する
と、普通図柄表示器56aには「0〜9」を変動表示す
ると共に、特別図柄表示器Lには馬番「4」と「7」の
2頭立ての競馬シーンを表示して、「7」が最初にゲー
トを通過したときには当たりとする。この結果、普通図
柄表示器56aには「0〜9」(10種類)の図柄が変
動表示するが、遊技者は特別図柄表示器Lに表示の競馬
シーンに注目するため、表示上の割合が1/2として表
示できる。又、遊技球が普通電動役物57に入賞したと
きには、リーチ、或いは大当たりとなるか否かは、前記
第2の実施の形態と同様に行い、図柄表示部L3には全
図柄(18種類)を変動表示させるが、特別表示器Lに
は「0〜7」の馬番号Nを付けたうち、選択された複数
頭の競馬シーンを表示する。又、リーチ後の大当たりと
なる場合においても同様に、図柄表示部L3には全図柄
(18種類)を変動表示させるが、特別図柄表示器Lに
は0〜7の馬番号Nを付けた内、選択された複数頭の競
馬シーンを表示する。
【0025】以上のように構成すると、当たりを表示す
る普通図柄表示器56aの図柄は「0〜9」の10種類
の図柄であるが、遊技者が注目する特別図柄表示器Lで
は、低確率時よりも高確率時において、当たりの表示割
合をより一層きわだたせる競馬シーン(2頭立て)を介
して遊技者に知らせることができる。又、リーチ或いは
大当たりについても、図柄表示部L1〜L3は従来と同
じ表示態様であるが、遊技者が注目する特別図柄表示器
Lでは、表示上の割合は低確率時よりも高確率時におい
て高くなり、この表示上の割合はソフト上の確率とほぼ
同じであり、遊技者に違和感を与えないようにすること
ができる。
【0026】尚、前記第2の実施の形態はリーチと大当
たり、第3の実施の形態では当たり、リーチ及び大当た
りを異なる表示媒体(図柄表示部L1〜L3、普通図柄
表示器56a、特別図柄表示器L)を介して、異なる図
柄表示を行うことによって、遊技者に対して、より一層
の興趣を与えることができる。又、前記デモ画面として
競馬シーンを例示したが、競輪、競艇のような他のゲー
ムを代用してもよいし、特別図柄表示器Lに示す競馬シ
ーン、図柄表示部L1、L2、L3、普通図柄表示器5
6a等は、遊技盤にあわせて別体で設けてもよいことは
いまでもない。
【0027】
【発明の効果】請求項1のパチンコ機は、高確率におい
て、特別図柄表示器に可変表示可能な図柄数を少なくし
て、大当たりが生起する確率が高いのに対応してリーチ
確率も高いので、遊技者は違和感を感じることなく遊技
を行うことができる。又、請求項2のパチンコ機は、低
確率時と高確率時において、大当たりの表示上の割合と
大当たりの確率及びリーチの表示上の割合とリーチ確率
がほぼ同じであるので、遊技者は違和感を感じることな
く遊技を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】パチンコ機の平面図である。
【図3】パチンコ機の側面図である。
【図4】パチンコ機の裏面図である。
【図5】第1実施の形態の特別図柄表示部の拡大正面図
である。
【図6】大当たり等の判定値とソフト上の確率と表示上
の割合を示す図である。
【図7】第2実施の形態の特別図柄表示部の拡大正面図
である。
【図8】第3実施の形態の特別図柄表示部の拡大正面図
である。
【符号の説明】
23a、23b 普通図柄始動ゲート 57 普通電動役物 58 大入賞口 L 特別図柄表示器 L1 図柄表示部 L2 図柄表示部 L3 図柄表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を可変表示可能な図柄表示部
    を有する特別図柄表示器が配設してあり、図柄始動信号
    によって前記各図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定
    時間後に、順次図柄が停止し、その停止図柄が予め設定
    の図柄の組合せであると、遊技者にとって有利となる大
    当たりが生起するパチンコ機において、高確率時における大当たりを生起する確率は低確率時に
    比べて高く、 高確率時は低確率時に比べ、前記特別図柄表示器に可変
    表示可能な図柄数が少ないと共にリーチ確率が高いこと
    を特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 低確率時と高確率時において、大当たり
    の表示上の割合と大当たりの確率がほぼ同じであると共
    に、リーチの表示上の割合とリーチ確率がほぼ同じであ
    ることを特徴とする請求項1のパチンコ機。
JP8052323A 1996-02-14 1996-02-14 パチンコ機 Expired - Fee Related JP3067631B2 (ja)

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