JP4392573B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特別図柄表示部と演出図柄表示部を有する遊技機であって、それらの表示形態に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機としてのパチンコ機には、複数図柄を可変表示可能な複数(或は単数)の特別図柄表示部を有する図柄表示装置が配設してあり、遊技球が図柄始動口に入賞すると特別図柄始動信号が発生して、前記各特別図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、順次図柄が停止し、その停止図柄の組合せが、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者にとって有利となる特別遊技状態(大当たり)が生起するものがある。
【0003】
又、特開平7ー289703号公報に開示されているように、複数の図柄が可変表示する特別図柄表示部とは別に演出図柄表示部を設け、前記図柄表示と対応して、例えば、競馬シーンを表示して遊技者にアピールするパチンコ機が提案されている。
又、パチンコ機には、大当たりが終了後に、特別図柄表示部の図柄変動回数が所定回数(例えば、50回)に至るまで、遊技球が図柄始動口に入賞し易くなるものがある。この形式のパチンコ機は、かかる間(図柄変動短縮時、略して変短時)、特別図柄変動等を迅速に処理するため、変動時間を短縮して単位時間当たりの変動回数の増加を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、変短時においては大当たりとなる確率は変更していないので、単位時間当たりの図柄変動回数が多くなっても大当たりとなり易い印象を与えることができない。
そこで、本発明は、変短時等における図柄変動回数が増加したとき等において、遊技者に、大当たりの確率が変動した印象を与える遊技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明の遊技機は、複数の特別図柄を可変表示する特別図柄表示部と、特別図柄始動信号を記憶する特別図柄始動記憶部と、前記特別図柄表示部より大きく且つ演出図柄を可変表示する演出図柄表示部と、演出図柄始動信号を記憶する演出図柄始動記憶部と、図柄始動口Aと、図柄始動口Bが設けられている。
又、第1の状態において、遊技球が前記図柄始動口A又は図柄始動口Bに入賞すると、前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨が記憶されると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨が記憶される。
又、第2の状態において、遊技球が前記図柄始動口Aに入賞すると前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨を記憶すると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨を記憶し、一方、遊技球が前記図柄始動口Bに入賞すると、前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨を記憶すると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨の記憶がないときには前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨を記憶される。
そして、前記特別図柄始動記憶部の値に基づいて特別図柄が変動を開始し、所定時間後に前記特別図柄表示部に予め設定の特別図柄が停止表示されると、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起し、前記演出図柄始動記憶部の値に基づいて演出図柄表示部の演出図柄が変動を開始し、前記特別遊技状態が生起するときに大当たり図柄を演出表示する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1(正面図)、図2(遊技盤の拡大図)、図3(普通電動役物の斜視図)は遊技機として、よく知られた形式のパチンコ機10である。
このパチンコ機10は球貸機20と対をなし、球貸機20にはカードリーダ(図示略)を内蔵している。又、この球貸機20の正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であるときの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。
一方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある上皿12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあり、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者の操作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供給する変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設けてある。
尚、上皿12の下には下皿17が配設してあって、上皿12が満杯となったときオーバーフローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル18の操作により前記上皿12からの1球毎に供給される遊技球をガイドレール31で案内して遊技領域19に発射する。
【0007】
その遊技領域19のほぼ中央部には、複数の図柄を介して可変表示ゲームを行う液晶表示の図柄表示装置Lが配置してあり、この図柄表示装置Lは、演出図柄表示部MAと特別図柄表示部LAを備える。この特別図柄表示部LAに表示可能な図柄は「0〜9」の10種類の図柄であり、図柄変動は順序通り行う。尚、特別図柄表示部LAの周りには、特別図柄記憶表示部LR(4個のLED)が配置してあり、後記で詳述するように、残りの特別図柄変動回数を示す。又、演出図柄表示部MAの上部には、演出図柄記憶表示部MR(4個のLED)が配置してあり、残りの演出図柄の表示回数を示す。
尚、演出図柄記憶表示部MRは、特別図柄記憶表示部LRより大きく表示し、遊技者に認識し易いように構成してある。
【0008】
図柄表示装置Lの下部には図柄始動口Aが配設してあり、遊技球が図柄始動口Aを通過すると特別図柄始動信号を発生して、後記で詳述する制御方式で演出図柄表示部MAと特別図柄表示部LAが変動表示を開始し、判定カウンタHcによって、リーチか、大当たり(特別遊技状態)か、外れかを選定すると共に、それらに対応して演出図柄表示部MAと特別図柄表示部LAの図柄は所定時間後(第1の状態時は8〜25秒後、第2の状態(図柄変動短縮時)は3〜5秒後)に停止表示する。
【0009】
又、その図柄始動口Aの左右部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備えてあり、遊技球が通過すると後述の大入賞口58に付設の普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、後記で詳述する所定時間経過後(第1の状態時は30秒後、第2の状態(図柄変動短縮)時は5秒後)に停止し、その停止図柄が予め設定した図柄と一致したとき当たりとなり、普通電動役物57を所定時間開成する。尚、この普通図柄表示器56の周囲には、普通図柄記憶表示器56a(4個のLED)が配置してあり、図柄変動中に普通図柄始動ゲート23a、23bを通過した遊技球を最大4個まで記憶可能とし、図柄変動の残りの回数を示す。
【0010】
前記普通電動役物57の扉57aが開成すると、一個の遊技球を受入可能な図柄始動口B(台座)が設けてあり、図柄始動口Bに停留した遊技球は、扉57aが閉成すると特別図柄始動信号が発生すると共に賞品球(例えば、7個)を払出し、前記図柄始動口Aと同様に、後記する制御方式で特別図柄表示部LA等の表示を行う。
尚、前記図柄始動口Bは、普通電動役物57の扉57aが所定時間開成して、遊技球が入賞(単数或は複数個)することをもって特別図柄始動信号が発生するように、或は、チューリップ式の入賞装置等を介して構成してもよい。
又、特別図柄表示部LAの表示方法は、判定カウンタHcによって行い、大当たりを選定したときには「7」を表示し、外れのときにはそれ以外の図柄を表示する。
【0011】
そして、大当たりが選定されたときには、特別図柄表示部LAに大当たり図柄「7」、演出図柄表示部MAにも大当たりの図柄(図示略)を表示し、大入賞口58の開閉扉58aは、t秒間、開成を維持するか、遊技球がa個入賞すると閉成する。又、前記開閉扉58aが開成中に、大入賞口58内に設けられている特定領域(図示略)を遊技球が通過すると、大入賞口58が再度開成し、この動作を最大X回行う。
【0012】
次に、前記構成のパチンコ機の制御(ゲーム内容)について、概念を示す制御フロー(図4〜6)を参照して説明する。
(1)電源投入時
電源を投入すると、普通図柄判定カウンタFcと判定カウンタHcは初期化される。そして、普通図柄判定カウンタFcは2ms毎に1加算される0〜2の循環カウンタを形成し、普通図柄が当たりか否かを判定する。
判定カウンタHcは、2ms毎に1加算され0〜249の循環カウンタを形成し、大当たりか否かの判定を行う。
【0013】
(2)第1の状態での制御(図4、図5)
(イ)当たりの生起
この当たりか否かの判定フローは図4、図5に示していないが、遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通過したときには、図柄変動を開始すると共に、普通図柄判定カウンタFc(0〜2の循環カウンタ)が「2」であるか否かを判定する。その結果、普通図柄判定カウンタFcの値が「2」であるとき(確率1/3)には、当たりとして普通図柄表示器56に「7」を、外れのときには「ー」を、30秒後に停止表示する。
そして、当たりのときには、普通電動役物57を所定時間(3秒)、開成することによって、ほぼ、遊技球は図柄始動口Bに入賞することになる。
【0014】
(ロ)特別図柄表示部LA、特別図柄記憶表示部LRの表示態様
特別図柄記憶表示部LRの表示態様と特別図柄表示部LAの図柄変動について、図4を参照して説明する。
遊技球が図柄始動口A又は図柄始動口Bに入賞したかを検出する(S1)。図柄始動口Aは図柄表示装置Lの下部に配設してあり、遊技球が通過すれば入賞となるが、図柄始動口Bは普通電動役物57の内部に設けてあるため、当たりが生じて扉57aを開成することによって入賞する。
遊技球が図柄始動口A又は図柄始動口Bの何れかに入賞したときには、判定カウンタHcの値が「7」(確率1/250)であるか、即ち、大当たりか否かの判定を行う(S2)。
【0015】
そして、次に、特別図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の格納状態の検定を行う(S3)。この特別図柄始動記憶部(第0エリア)には、現在の図柄変動中の状態を記憶し、第1〜4のエリアには、特別図柄表示部LAの図柄変動中に図柄始動口A、又はBに入賞したとき、大当たりか否かの判定結果を最大4回、記憶可能とする。従って、特別図柄始動記憶部には、現在変動中を含めて5回の判定結果を記憶可能であり、既に5エリアとも記憶しているときには、前記判定結果を無視してステップ7へ進む。
他方、特別図柄始動記憶部の格納エリアが5エリア未満であるときには、前記判定結果を付加格納し(S4)、特別図柄記憶表示部LRを1個、追加点灯する(S5)。即ち、特別図柄記憶表示部LRの点灯数は、前記特別図柄始動記憶部に格納されている数、即ち、特別図柄変動の残りの回数である。
一方、前記ステップ1で、図柄始動口A、Bに入賞しないときには、特別図柄始動記憶部の各エリアに判定結果がないか否かを検定し(S6)、ない場合には主ルーティンに戻るが、ある場合にはステップ7に進む。
【0016】
ステップ7では、特別図柄表示部LAの図柄が変動中であるか否かを判定し、変動中であるときには主ルーティンに戻って変動を継続するが、特別図柄変動が停止中のときには、特別図柄表示部LAの図柄を変動開始し、特別図柄記憶表示部LRを1個消灯して残りの図柄変動回数を示すと共に、特別図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の値をシフト(第1エリアの値を第0エリアに、第2エリアの値を第1エリアに、…)する。以上の処理過程で、特別図柄表示部LAの図柄変動の処理を開始すると共に、順次、残りの回数の処理を行う。
【0017】
(ハ)演出図柄表示部MAと演出図柄記憶表示部MRの表示態様
これらの表示態様の制御を図5を参照して説明する。
この図5から明らかなように、図4において、大当たりの判定(S2)をしなくて、特別図柄始動記憶部を演出図柄始動記憶部に、特別図柄記憶表示部LRを演出図柄記憶表示部MRに読み替えて制御を行うものである。その結果、特別図柄始動記憶部(第0〜4エリア)と演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)は同じ内容であるし、演出図柄記憶表示部MRと特別図柄記憶表示部LRは同じ表示態様である。又、特別図柄表示部LAと演出図柄表示部MAの図柄変動の開始、停止はほぼ同時に行われ、対応関係である。
【0018】
従って、遊技者は、特別図柄表示部LAと演出図柄表示部MAの何れに注目しても同じであるし、特別図柄記憶表示部LRと演出図柄記憶表示部MRの何れを見ても、残りの図柄変動回数を知ることができる。
尚、この演出図柄表示部MAに表示するものは、例えば、図2に示すように、前記特別図柄表示部LAの図柄変動の開始に対応して競馬シーン等を示し、最初にゴールする馬番号を特別図柄表示部LAの停止図柄に対応させる。この表示態様によって、遊技者は、大当たりとなるか否かを特別図柄表示部LAより、大きな画面表示の演出図柄表示部MAに注目して結果を知ることとなる。
【0019】
(3)第2の状態での制御(図4、図6)
この第2の状態は、大当たりが終了後に設定され、普通図柄表示器56の図柄の変動時間が5秒、特別図柄表示部LAの図柄変動時間が3〜5秒に変更(図柄変動短縮)する点を異にするが、特別図柄記憶表示部LRと特別図柄表示部LAの制御は、図4と同じ過程を採用する。
その結果、普通図柄表示器56の図柄変動時間は、30秒から5秒に短縮されて、当たり判定が迅速に行われるため、当たりとなる確率(1/3)は第1の状態と同じであるが、普通図柄始動ゲート23a、23bを通過する多くの遊技球が当たりか否かの判定対象とされ、単位時間当たりの当たりの生起数が増加する。そして、普通電動役物57は頻繁に開成することによって、遊技球は図柄始動口Bに入賞して、賞品球(例えば、7個)を払い出すと共に特別図柄始動信号を発生するので、特別図柄表示部LAの変動時間も短縮して対処する。
【0020】
このように、当たりの頻度が増加する第2の状態においては、賞品球が多く払い出されるので、消費する遊技球の減少を食い止めることができると共に、特別図柄表示部LAと特別図柄記憶表示部LRの制御は、特別図柄変動時間を8〜25秒から3〜5秒に短縮して図4に示す制御フローに従って行う。
【0021】
一方、第2の状態における演出図柄表示部MAと演出図柄記憶表示部MRの制御は図6に示す。
図柄始動口Aに入賞したかの検出を行い(S21)、入賞したときには演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の格納状態の検定を行う(S22)。即ち、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)が全て格納されているときには、ステップ28へ進む。反対に、格納可能状態であるときには、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)に格納する(S23)と共に、演出図柄記憶表示部MRを1個点灯させる(S24)。
【0022】
次に、図柄始動口Bに入賞したかを検出し(S25)、入賞しないときには演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の格納状態の検定を行う(S26)。この検定は、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)に記憶がない場合、即ち、演出図柄表示部MAの図柄変動を行わないものであり主ルーティンに戻る。
一方、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)に記憶がある場合には、図柄変動可能とするためステップ28へ進む。
又、遊技球が図柄始動口Bに入賞したときであって、且つ演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の格納状態の検定を行い(S27)、この検定により演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)に記憶がある場合には、演出図柄始動記憶部に記憶することなく(S23、S24をスキップ)、ステップ28に進む。
前記したように、遊技球が図柄始動口Bに入賞しても、原則的には、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)に記憶させず、演出図柄表示部MAの図柄変動を行わない。
しかしながら、前記ステップ25で、遊技球が図柄始動口Bに入賞したときであって、且つ演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の格納状態の検定を行った結果(S27)、この演出図柄始動記憶部に何も記憶がない状態であるときにはステップ23へ進んで、演出図柄始動記憶部に記憶して、演出図柄表示部MAの図柄変動を可能とする例外を設けた。この例外の処置は、演出図柄表示部MAが長期にわたって表示されないのを避けるためである。
【0023】
ステップ28では、演出図柄表示部MAの図柄が変動中であるか否かを判定し、変動中であるときにはそのままの状態を維持して主ルーティンに戻る。
一方、演出図柄表示部MAの図柄が停止中であるときには、演出図柄表示部MAの図柄を変動開始し(S29)、演出図柄記憶表示部MRを1個消灯して残りの図柄変動回数を示す(S30)と共に、演出図柄始動記憶部(第0〜4エリア)の値をシフト(第1エリアの値を第0エリアに、第2エリアの値を第1エリアに、…)する。
【0024】
以上のように、第2の状態においては、特別図柄記憶表示部LRの表示態様は、遊技球が図柄始動口A又は図柄始動口Bに入賞する毎に加算されて表示され、それに対応して、特別図柄表示部LAの図柄変動を行う。
一方、演出図柄記憶表示部MRは、原則として、遊技球が図柄始動口Aに入賞したときだけ加算して表示し、それに対応して演出図柄表示部MAを可変表示する。
その結果、特別図柄記憶表示部LRの表示態様(LED点灯の個数)は、演出図柄記憶表示部MRの表示態様(LEDの点灯個数)より多く、それぞれの図柄変動回数も異なる。
【0025】
このことは、特別図柄表示部LAの図柄変動回数よりも、遊技者が注目する演出図柄表示部MAの図柄変動回数が少ないこととなり、図柄変動回数に対する大当たりの出現割合が増加したごとくに見える。即ち、遊技者は、特別図柄記憶表示部LRに注目すると、単位時間当たりの特別図柄表示部LAの図柄変動回数は多くても、第1の状態(同じ大当たりの確率)に対して、大当たりの出現割合が変更したごとく見えないが、演出図柄記憶表示部MRに注目すると、演出図柄表示部MAの図柄変動回数は少ないため、大当たりの出現割合が増加したごとく見える。
【0026】
尚、演出図柄表示部MAは、第2の状態(図柄短縮時)のときにおいても、単位時間当たりの図柄変動回数が少ないので、1回の表示を物語風の表示として、長時間に渡って表示でき、表示内容の充実を図ることができる。
又、前記において、特別図柄は、特別図柄表示部LAと特別図柄記憶表示部LRで構成し、演出図柄は、演出図柄表示部MA演出図柄記憶表示部MRで構成する旨記載するが、必ずしも双方を備えて構成する必要はないし、特別図柄記憶表示部LRと演出図柄記憶表示部MRはLEDの他に、演出図柄表示部MAの一部を使用する等、他の表示態様であってもよい。
又、第2の状態として図柄変動短縮時に選定してあるが、パチンコ機の形式を考慮して、適宜の時間毎、連続した大当たり後、等に設定してもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明の遊技機は、図柄始動口Aと図柄始動口Bへの入賞により、演出図柄始動記憶部の値の方が特別図柄始動記憶部の値より少なくなる場合があり、遊技者が演出図柄表示部の図柄変動回数を見ていると、特別図柄の変動回数より少ないので、大当たりとなる確率が高確率に変更されたような印象を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】遊技盤の拡大図である。
【図3】普通電動役物の斜視図である。
【図4】第1の状態、第2の状態の特別図柄表示部、特別図柄記憶表示部の制御フロー図である。
【図5】第1の状態の演出図柄表示部、演出図柄記憶表示部の制御フロー図である。
【図6】第2の状態の演出図柄表示部、演出図柄記憶表示部の制御フロー図である。
【符号の説明】
23a、23b 普通図柄始動ゲート
57 普通電動役物
58 大入賞口
A 図柄始動口
B 図柄始動口
L 図柄表示装置
LA 特別図柄表示部
LR 特別図柄記憶表示部
MA 演出図柄表示部
MR 演出図柄記憶表示部

Claims (1)

  1. 複数の特別図柄を可変表示する特別図柄表示部と、特別図柄始動信号を記憶する特別図柄始動記憶部と、前記特別図柄表示部より大きく且つ演出図柄を可変表示する演出図柄表示部と、演出図柄始動信号を記憶する演出図柄始動記憶部と、図柄始動口Aと、図柄始動口Bを設け、
    第1の状態において、遊技球が前記図柄始動口A又は図柄始動口Bに入賞すると前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨を記憶すると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨を記憶し、
    第2の状態において、遊技球が前記図柄始動口Aに入賞すると前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨を記憶すると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨を記憶し、一方、遊技球が前記図柄始動口Bに入賞すると、前記特別図柄始動記憶部に特別図柄が変動する旨を記憶すると共に前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨の記憶がないときには前記演出図柄始動記憶部に演出図柄を変動する旨を記憶し、
    前記特別図柄始動記憶部の値に基づいて特別図柄が変動を開始し、所定時間後に前記特別図柄表示部に予め設定の特別図柄が停止表示されると、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起し、
    前記演出図柄始動記憶部の値に基づいて演出図柄表示部の演出図柄が変動を開始し、前記特別遊技状態が生起するときに大当たり図柄を演出表示する遊技機。
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