JP3209123B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3209123B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続して特別遊技
状態が生起可能な遊技機であって、その特別遊技状態の
生起回数を制限する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数の
図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を有する特別図
柄表示器が配設してあり、遊技球が図柄始動口に入賞す
ることによって、前記各図柄表示部の図柄が変動を開始
し、所定時間後に、順次図柄が停止し、その確定図柄の
組合せが、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者に
とって有利となる特別遊技状態(大当たりともいう)が
生起するものがある。
【0003】具体的な例を示して説明すると、三個の図
柄表示部L1〜L3で構成し、それらの図柄表示部L
1、L2、L3の図柄が変動を開始し、順次、図柄表示
部L1、L2が停止して同じ図柄(例えば、4、4)を
表示したときには、リーチとして大当たりとなる可能性
があり、遊技者は期待感を持つ。そして、パチンコ機の
形式により、大当たりの図柄によっては、価値を異にす
るものがあり、例えば、予め選定の非特定図柄「4、
4、4」が確定表示される大当たりでは、大当たり終了
後に、大当たりとなる確率が低確率(第2の特別遊技状
態)となるが、特定図柄「7、7、7」を確定表示する
大当たりでは、大当たり終了後に高確率状態(有利状
態)に変移して(第1の特別遊技状態)、遊技者にとっ
て有利な状態となる。
【0004】又、特定図柄での大当たりが生起すると、
少なくとも、あと2回、大当たりが終了後に有利状態と
なる形式のものがあり、図2(A)に示すように、特定
図柄で大当たりが生起すると大当たりカウンタM(=
2)をセットし、以後の大当たりが非特定図柄であって
も、2回の大当たりを早期に生起する可能性が高い第1
の特別遊技状態となる。又、特定図柄での大当たりが生
起する毎に、大当たりカウンタMは「2」にセットされ
て第1の特別遊技状態となり、連続して大当たりを生起
する可能性が増大する。そこで、この大当たりが連続し
て生起する回数を制限し、以後の大当たりが生起しても
高確率状態(有利状態)にならないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者
にとって、前記の状態である有利状態になることが制限
されているかを、知ることは困難であり、不安な状態で
遊技を行わなければならない。そこで、本発明は係る不
都合を解消する遊技機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、第
1の特別遊技状態が連続して生起する回数を計数する制
限カウンタを設けてある。この制限カウンタの値が制限
値になる前は、確定図柄が特定図柄であるときには第1
の特別遊技状態が生起し、確定図柄が非特定図柄である
ときには第2の特別遊技状態が生起するが、特定図柄と
非特定図柄は異なる色彩で表示するので、特定図柄で第
1の特別遊技状態が生起することをアピールできる。一
方、制限カウンタの値が制限値になると、確定図柄が特
定図柄と非特定図柄の何れであっても同じ色彩を表示し
て、第2の特別遊技状態が生起する。従って、特定図柄
と非特定図柄は同じ色彩であるので、図柄の相違を遊技
者にアピールしない。その結果、特定図柄で、第1の特
別遊技状態に比して価値が高くない第2の特別遊技状態
が生起しても、遊技者は納得する。
【0007】又、請求項2の遊技機は、第1の特別遊技
状態が連続して生起する回数を計数する制限カウンタを
設けてある。この制限カウンタの値が制限値になる前
は、確定図柄が特定図柄であるときには第1の特別遊技
状態が生起し、確定図柄が非特定図柄であるときには第
2の特別遊技状態が生起する。そして、特定図柄は、識
別印を附す図柄、小さな図柄、大きな図柄、一部の色彩
を異にする図柄、傾斜状の図柄、裏向きの図柄の何れか
の態様で非特定図柄と区別してあるので、特定図柄で第
1の特別遊技状態が生起することをアピールできる。一
方、制限カウンタの値が制限値になると、確定図柄が特
定図柄と非特定図柄の何れであっても同じ色彩を表示し
て、第2の特別遊技状態が生起する。従って、特定図柄
と非特定図柄は同じ色彩であるので、図柄の相違を遊技
者にアピールしない。その結果、特定図柄で、第1の特
別遊技状態に比して価値が高くない第2の特別遊技状態
が生起しても、遊技者は納得する。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1(正面図)は遊技機としての
パチンコ機1を示し、このパチンコ機1は、カードユニ
ット20と対をなし、このカードユニット20にはカー
ドリーダ(図示略)が内蔵してある。又、このカードユ
ニット20の正面パネル21には、このカードユニット
の作動が有効であるときの表示ランプやカード挿入口2
2が設けてある。一方、パチンコ機の前面パネル11に
取り付けてある供給皿12には、前記カードユニット2
0の操作釦等が配設してあり、具体的には、前記カード
挿入口22に挿入されたカードの残高(度数)等を表示
する表示器13a、遊技者の操作によりカードユニット
20を介してパチンコ機に貸球を供給する変換釦13
b、カード返却用の返却釦13cが設けてある。
【0009】尚、供給皿12の下には貯留皿17が配設
してあって、供給皿12が満杯となったときオーバーフ
ローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル1
8の操作により前記供給皿12からの1球毎に供給され
る遊技球をガイドレール2で案内して遊技領域3に発射
する。又、遊技領域3のほぼ中央部には、複数の変動図
柄を介して可変表示ゲームを行う特別図柄表示器Lが配
置してあり、この特別図柄表示器Lには液晶式の特別図
柄表示部LAを有している。そして、ゲームにおける一
表示態様として、前記特別図柄表示部LAを区分表示の
図柄表示部L1、L2、L3には、「0〜9、A、B、
C、D、E」の15図柄を、この順序で変動表示する
が、これらの図柄の具体的構成については後述する。
【0010】特別図柄表示器Lの左右側部には、普通図
柄始動ゲート4a、4bが備えてあり、遊技球が通過す
ると後述の大入賞口30に付設の普通図柄表示器31の
図柄が変動を開始し、通常状態(低確率状態)と有利状
態(高確率状態)で変更する所定時間経過後に停止し、
よく知られた循環数で構成の普通カウンタFcによる
「当たり」の判定に従って、図柄を停止表示すると共
に、普通電動役物5の羽根5aを所定時間開成して遊技
球を入賞し易くなる。尚、普通電動役物5の羽根5aが
閉成中であっても遊技球は入賞可能である。そして、遊
技球が普通電動役物5に入賞すると、所定数の賞品球を
払い出すため、普通電動役物5の開成状態が多いほど遊
技者にとって有利である。尚、普通図柄表示器31の図
柄が変動中に、遊技球が普通図柄始動ゲート4a、4b
を通過すると、次回以降の普通図柄の図柄表示記憶とし
て最大4個まで記憶されると共に、記憶数を表示する。
【0011】前記の条件において、普通図柄表示器31
の図柄が変動時間が短いほど、普通図柄始動ゲート4
a、4bを通過する多くの遊技球に対して当たりの判定
が可能となって、当たりとなる可能性が増大して遊技者
にとって有利であるし、当たりの確率が高いときにも有
利である。尚、これらの普通図柄始動ゲート4a、4b
を通過した遊技球は、遊技領域3の中央下部に流下する
ように構成してあり、遊技領域3には、その他、普通入
賞口9a、9b等が配設してある。
【0012】又、遊技球が、普通電動役物5に入賞した
ときには、検出器(図示略)を介して特別図柄始動信号
が発生し、図柄表示部L1〜L3は前記図柄の変動表示
を開始する。尚、図柄表示部L1〜L3の図柄が変動中
に、遊技球が普通電動役物5に入賞すると、次回以降の
特別図柄の変動表示記憶として最大4個まで記憶される
と共に、記憶数を記憶ランプLRに点灯して報知する。
そして、特別図柄始動信号に基づいて、大当たりカウン
タHc(0〜219の循環カウンタ)で、特別遊技状態
(大当たりともいう)か、外れかの判定を行い、この大
当たりか外れかの確率は、通常状態(低確率状態)と有
利状態(高確率状態)では異なる。
【0013】尚、前記「特別遊技状態(大当たり)」と
判定されると、図柄表示部L1、L2、L3には同じ図
柄を揃える大当たり図柄(「000」〜「EEE」)を
表示し、これらの大当たりの確定図柄が「333」「5
55」「777」「AAA」を特定図柄での大当たりと
いい、その他の確定図柄(「000」「111」「22
2」「444」「666」「888」「999」「BB
B」「CCC」「DDD」「EEE」)での大当たりの
場合を非特定図柄での大当たりという。そして、大当た
りが生起すると、大入賞口30の開閉扉30aをt秒
間、開成を維持するか、遊技球がa個入賞すると閉成
し、前記開閉扉30aが開成中に、大入賞口30内に設
けられている特定領域(図示略)を遊技球が通過する
と、大入賞口30が再度開成し、この動作を最大X回行
う。従って、遊技者は多量の賞品球を得ることができ
る。
【0014】又、前記遊技機の形式は従来と同じ形式
で、非特定図柄で大当たりが生起すると、大当たりが終
了後、低確率を維持する(第2の特別遊技状態)。一
方、特定図柄で大当たりを生起すると、大当たり終了後
に最低2回の有利状態を生起し(第1の特別遊技状
態)、合計3回の大当たりが生ずる可能性がある(図2
(A))。そして、大当たりが特定図柄で生起する毎
に、その大当たりカウンタは初期化(M=2)されて第
1の特別遊技状態になるため、連続して大当たりを生起
する可能性がある(図2(B))が、その回数を制限し
ている。
【0015】又、図柄表示部L1、L2、L3に表示の
図柄は低確率状態(通常状態)においては、前記各特定
図柄は、図4(A)に示すように赤色(四角枠)であ
り、非特定図柄は緑色(無印)である。しかし、後記で
詳述する、大当たり回数が制限値より多くなると、特定
図柄の色彩を「緑色」とする。
【0016】次に、前記構成の遊技機の当たり、大当た
りの制御について図3(A)(B)(C)に示す制御フ
ロー及ぶ図4に示す図柄表示部L1、L2、L3の図柄
を参照して説明する。 (1)電源投入(図3(A)参照) 電源が投入されると、下記のように初期化処置を行う
(S1、S2)。先ず、大当たりカウンタM、制限カウ
ンタN及び制限フラグPの初期化を行う。そして、普通
図柄が当たりか否かは普通カウンタFcを導入し、その
普通カウンタFcは電源投入時に初期化し、2ms毎に
1加算され0〜99の循環カウンタであり、停止図柄は
0〜9(10通り)の普通図柄カウンタを介して停止図
柄を選定する。尚、この普通カウンタFcでの当たり
は、電源投入時には低確率に設定され、「0〜9」のと
き当たりと判定するが、後述する有利状態となると、高
確率に設定され、「0〜90」のとき当たりと判定され
る。
【0017】又、大当たりの判定は、電源投入時に初期
化し、2ms毎に1加算され0〜239の循環カウンタ
である判定カウンタHcを導入し、遊技球が普通電動役
物5に入賞する毎に判定する。尚、この判定カウンタH
cは電源投入時には低確率に設定され、「7」のときは
「大当たり」、「101〜118」のときは「リー
チ」、それ以外のときには「外れ」の判定を行い、その
結果を始動記憶エリアに格納する。一方、後述する有利
状態(高確率状態)においては、判定カウンタHc(0
〜239の循環カウンタ)が「7〜17」のときは「大
当たり」、「101〜128」のときは「リーチ」であ
る。
【0018】(2)遊技機の当たり、大当たりの制御
(図3(B)) 遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通過した
ときには、普通カウンタFcで当たりの判定を行い(S
5)、外れのときには戻り、当たりのときには、普通電
動役物5の羽根5aを所定時間開成する。そして、遊技
球が普通電動役物5に入賞した時には、判定カウンタH
cによって大当たり(Hc=7)であるか否かを判定す
る(S6)。リーチ、又は外れであるときには、リーチ
又は外れ図柄をよく知られた図柄選定カウンタにより選
定して、よく知られた図柄表示部L1、L2、L3を変
動表示した後に確定図柄を表示する(S7)。
【0019】一方、大当たりであるときには、大当たり
の確定図柄を図柄選定カウンタを介して選定する(S
8)。そして、制限フラグPの値が0であるか否かを判
定し、この制限フラグPは、後記する有利状態(高確率
状態)における大当たりの連続生起回数を計数する制限
カウンタNの値が、最大回数NAを超えた状態か否かを
判別するものであり、P=0のときには制限カウンタN
の値が制限内であることを示す。
【0020】そして、制限フラグP=1(制限カウンタ
Nの値が制限値より多い)のときには、その旨を報知す
るために特別図柄表示器Lに付設のランプ(報知手段)
Rを点灯した後(S28)、よく知られた方法によっ
て、図柄表示部L1、L2、L3を変動表示した後に確
定表示する(S12)。尚、この大当たりの確定図柄が
特定図柄であるときには、後記のステップ24で緑色に
変更した図柄であり、結局、非特定図柄と同じ色彩の緑
色の図柄が確定表示される。そのため、遊技者は、今回
の大当たりが、前記ランプ(報知手段)Rを見るこによ
っても制限値より多い状態の大当たりであることを知る
ことができるし、他の報知手段である確定図柄の色彩の
相違によっても知ることができるので、少なくとも何れ
か一方の手段を採用すればよい。
【0021】一方、制限フラグP=0のときには、前記
大当たりの確定図柄が特定図柄であるか否かを判定し
(S10)、非特定図柄であるときには、大当たりが終
了後、低確率状態とする(第2の特別遊技状態とする)
ため、ステップ12で確定図柄をよく知られた方法で表
示するが、特定図柄の色彩は赤で表示される。反対に、
確定図柄が特定図柄であるときには、大当たりが終了し
ても、少なくとも2回の大当たりを生起可能とするため
に有利状態(第1の特別遊技状態)にし、大当たりカウ
ンタMを2に設定し(S11)、ステップ12で特定図
柄での大当たり表示を行う。
【0022】その後、大当たりの処理を行うが、大入賞
口30の開成回数Xを制限フラグ(P=0、P=1)に
よって異にする方式を採用することもでき、制限カウン
タNの値が制限内であるとき(P=0)には開成回数X
をXaに(S31)、制限カウンタNの値が制限を超え
ている(P=1)ときにはXb(一般に、XbはXaと
同じか、少ない数である)に設定する(S32)。従っ
て、遊技者は、前記と同様に、前記ランプ(報知手段)
R、或は図柄表示部L1、L2、L3の確定図柄の色彩
の相違によって、大入賞口30の開成回数Xが異なるこ
とを知って遊技が可能となる。
【0023】そして、大当たりが終了したとき(S1
3)、前記大当たりカウンタMが0でないか否かを判定
する(S14)。この大当たりカウンタMが0であると
きには非特定図柄で大当たりを生じたか、或は、特定図
柄で大当たりを生じても、以後、高確率(有利状態)に
しないことを意味し、制限カウンタNを初期化する(S
15)。一方、大当たりカウンタMが0以外であるとき
には、大当たりカウンタMから1を引き(S16)、有
利状態(高確率状態)にすると共に、制限カウンタNの
値に1を加算して大当たりの回数を計数する(S17、
S18)。
【0024】(3)大当たりの制限値の判定(図3
(C)、図4) 制限カウンタNの値が制限値NA(=10に設定して9
回まで許容する)内であるときには、制限フラグPの値
を「0」に設定すると共に、特定図柄を赤色にする(S
21、S22、S23)。一方、制限カウンタNの値が
制限値NAより多くなると、制限フラグPを「1」に設
定すると共に、特定図柄の色彩を「赤色」から「緑色」
に変更する(S24、S25)。従って、有利状態(高
確率状態)での大当たりの継続回数が制限値NAより多
く、且つ、大当たりが生じたときの確定図柄が特定図柄
であるときには、非特定図柄と同じ緑色の図柄が確定表
示されて、特定図柄である旨を格別アピールしないこと
により、遊技者は、今回の大当たりが、制限カウンタN
の値が制限値より多い状態での大当たりであることを知
り、大当たりが終了後、有利状態にならなくても納得で
きるし、大当たり中の大入賞口30の開成回数Xを異に
設定する遊技機にあっても同様である。前記したよう
に、遊技条件を変更する場合に、報知手段を介して遊技
者に知らせることは、遊技内容に信頼を与えることとな
り有意義である。尚、遊技内容の変更は、遊技機の形式
によって、適宜に選定できることはいうまでもない。
【0025】また、前記報知手段として、ランプRを点
灯したり、特別図柄表示部LAにその旨を表示して知ら
せたり等であってもよいし、或は、図柄表示部L1、L
2、L3に表示の特定図柄の色彩を異(赤色から緑色に
変更)にすることを例示したが、異なる態様の図柄であ
ることが認識できればよいため、図柄表示部L1、L
2、L3の全てに表示態様を異にする図柄を表示する必
要はない。図4(B)は特定図柄の異なる態様を示し、
図柄表示部L1、L2、L3の少なくとも何れかにおい
て、特定図柄に識別印等を付記したり、特定図柄を小さ
く又は大きく表示したり、特定図柄の一部の色彩を異に
したり、特定図柄を傾斜、逆に、或は裏向けに表示した
りするものである。そして、大当たりの継続回数Nが制
限値NA内であるとき、図4(B)に示す特定図柄を図
4(A)に示す赤色「555」等の特定図柄に替えて使
用すると、遊技者に第1の特別遊技状態を生起すること
をアピールできる。反対に、大当たりの継続回数Nが制
限値NAより多いときには、第1の特別遊技状態を生起
する可能性がないので特定図柄と非特定図柄を同じ態様
とし(図4(A)の右欄に示す同じ色彩で表示)、格
別、特定図柄をアピールしないことによって、遊技者は
違和感なく遊技できて好ましい。尚、大当たりの継続回
数Nが制限値NAより多いときと少ないときとで識別可
能であればよいので、特定図柄(図4(B))を、図4
(A)における有利状態(高確率状態)における大当た
りの継続回数Nが制限値NAより多いとき、或は、少な
いときの特定図柄として採用する構成であってもよい。
【0026】以上のように、大当たりの継続回数Nが制
限値NAを超えると、特定図柄の表示態様を変更(好ま
しくは特定図柄と非特定図柄を区別できない態様)して
表示することにより、遊技者は特定図柄で大当たりとな
っても、大当たりが終了後に有利状態にはならないこと
を認識できる。尚、前記したように遊技途中で遊技条件
を変更したとき、通常とは異なる図柄の表示態様等を介
して遊技者に知らせることは、パチンコ機に限らず、ス
ロットマシン、テレビゲーム等に有効な手段であること
は言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、制限カウンタの値
が制限値の前において、特定図柄は非特定図柄とは色彩
を異にする図柄を採用するので、特定図柄で第1の特別
遊技状態が生起することをアピールできる。しかし、制
限カウンタの値が制限値になると、特定図柄と非特定図
柄は同じ色彩で表示するので、図柄の相違を遊技者にア
ピールしない。その結果、特定図柄で第2の特別遊技状
態が生起しても、遊技者は納得する。又、請求項2の遊
技機は、制限カウンタの値が制限値になる前において、
特定図柄は識別印を附す図柄等を採用することによって
非特定図柄と識別できるので、特定図柄での大当たりを
アピールできる。しかし、制限カウンタの値が制限値に
なると、特定図柄と非特定図柄は同じ色彩で表示するの
で、図柄の相違を遊技者にアピールしない。その結果、
特定図柄で第2の特別遊技状態が生起しても、遊技者は
納得する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】特定図柄と非特定図柄での大当たりの推移を示
す図である。
【図3】大当たり等の制御フローを示す図である。
【図4】図柄表示部に表示する図柄態様を示す図であ
る。
【符号の説明】
4a、4b 普通図柄始動ゲート 7 普通電動役物 30 大入賞口 L 特別図柄表示器 L1〜L3 図柄表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−304326(JP,A) 特開 平5−146554(JP,A) 特開 平7−124307(JP,A) 特開 平9−131439(JP,A) 特開 平10−108961(JP,A) 特開 平10−118265(JP,A) 特開 平10−108960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数図柄を変動表示可能な図柄表示部を
    有し、これら複数の図柄には大当たり図柄である特定図
    柄と非特定図柄が含まれ、 それら特定図柄と非特定図柄の何れかが確定図柄として
    図柄表示部に表示されると特別遊技状態を生起し、 この特別遊技状態には第1の特別遊技状態と第2の特別
    遊技状態があり、第1の特別遊技状態は第2の特別遊技
    状態より遊技者にとって価値が高く、 前記第1の特別遊技状態が連続して生起する回数を計数
    する制限カウンタを設け、 この制限カウンタの値が制限値になる前は、確定図柄が
    特定図柄であるときには第1の特別遊技状態が、確定図
    柄が非特定図柄であるときには第2の特別遊技状態が生
    起すると共に、特定図柄と非特定図柄は異なる色彩で表
    示し、 前記制限カウンタの値が制限値になると、確定図柄が特
    定図柄と非特定図柄の何れであっても第2の特別遊技状
    態が生起すると共に、特定図柄と非特定図柄は同じ色彩
    で表示することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 複数図柄を変動表示可能な図柄表示部を
    有し、これら複数の図柄には大当たり図柄である特定図
    柄と非特定図柄が含まれ、 それら特定図柄と非特定図柄の何れかが確定図柄として
    図柄表示部に表示されると特別遊技状態を生起し、 この特別遊技状態には第1の特別遊技状態と第2の特別
    遊技状態があり、第1の特別遊技状態は第2の特別遊技
    状態より遊技者にとって価値が高く、 前記第1の特別遊技状態が連続して生起する回数を計数
    する制限カウンタを設け、 この制限カウンタの値が制限値になる前は、確定図柄が
    特定図柄であるときには第1の特別遊技状態が、確定図
    柄が非特定図柄であるときには第2の特別遊技状態が生
    起すると共に、特定図柄は識別印を附す図柄、小さな図
    柄、大きな図柄、一部の色彩を異にする図柄、傾斜状の
    図柄、裏向きの図柄の何れかの態様で非特定図柄と区別
    し、 前記制限カウンタの値が制限値になると、確定図柄が特
    定図柄と非特定図柄の何れであっても第2の特別遊技状
    態が生起すると共に、特定図柄と非特定図柄は同じ色彩
    で表示することを特徴とする遊技機。
JP29765096A 1996-10-18 1996-10-18 遊技機 Expired - Fee Related JP3209123B2 (ja)

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