JP3066890U - 通信機器用発光装置 - Google Patents
通信機器用発光装置Info
- Publication number
- JP3066890U JP3066890U JP1999006450U JP645099U JP3066890U JP 3066890 U JP3066890 U JP 3066890U JP 1999006450 U JP1999006450 U JP 1999006450U JP 645099 U JP645099 U JP 645099U JP 3066890 U JP3066890 U JP 3066890U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- antenna
- mobile phone
- light
- communication device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話のアンテナの損傷を招くことなく良
好に発光が可能な発光装置を提供する。 【解決手段】 発光装置の細紐10は、携帯電話70本
体の取付用穴74に取り付けられる。この状態で、携帯
電話70で発信もしくは着信応答があり、アンテナ72
から電波が送出されると、この電波の一部が細紐10で
検知され、電流が細紐10に流れる。これにより、基板
20に形成された発光回路が駆動され、外装60が明る
く発光するようになる。ハンドストラップ50を携帯電
話70本体に取り付ける細紐10が電波検知用のアンテ
ナとして作用するため、携帯電話70のアンテナ72に
過大な負荷を与えることがない。
好に発光が可能な発光装置を提供する。 【解決手段】 発光装置の細紐10は、携帯電話70本
体の取付用穴74に取り付けられる。この状態で、携帯
電話70で発信もしくは着信応答があり、アンテナ72
から電波が送出されると、この電波の一部が細紐10で
検知され、電流が細紐10に流れる。これにより、基板
20に形成された発光回路が駆動され、外装60が明る
く発光するようになる。ハンドストラップ50を携帯電
話70本体に取り付ける細紐10が電波検知用のアンテ
ナとして作用するため、携帯電話70のアンテナ72に
過大な負荷を与えることがない。
Description
【0001】
本考案は、携帯電話やPHSなどの通信機器用発光装置に関するものである。
【0002】
例えば携帯電話では、発信時のみならず着信応答時にもアンテナから電波が出 力される。従って、この電波を検知して発光ダイオードなどを駆動すれば、着信 があったことを利用者が知ることができる。このような通信機器用発光装置の一 つとして、実用新案登録第3037454号公報に開示されている携帯用電話機 用表示器がある。この表示器は、アンテナ,ダイオード,発光手段、止め具によ って構成されており、止め具によって携帯電話のアンテナに引っ掛けて使用され る。携帯電話側のアンテナから送出された電波は、別途設けたアンテナで受信さ れ、これによって得た信号をダイオードで整流して発光手段に供給して発光させ るようになっている。
【0003】 しかしながら、このような背景技術では、携帯電話側のアンテナに負荷がかか るようになり、場合によってはアンテナの損傷を招く恐れがある。本考案は、か かる点に着目したもので、アンテナの損傷を招くことなく良好に発光が可能な通 信機器用発光装置を提供することを、その目的とするものである。
【0004】
前記目的を達成するため、本考案は、通信機器のアンテナから送出された電波 を検知するアンテナを備えた発光部にハンドストラップが設けられた通信機器用 発光装置であって、該装置を前記通信機器本体に取り付けるための取付具と前記 発光部のアンテナとを兼用したことを特徴とする。他の考案は、発光部に、ハン ドストラップと、前記通信機器本体に取り付けるための取付具を設けた通信機器 用発光装置であって、通信機器のアンテナから送出された電波を検知するアンテ ナを、前記発光部に設けたことを特徴とする。
【0005】 主要な形態の一つは、前記発光部は十分な強度の筐体を備えており、この筐体 によって、前記取付具及びハンドストラップを支持したことを特徴とする。他の 形態は、前記筐体に、前記発光部の回路を形成した基板を取り付けるとともに、 外側を外装で覆ったことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点 は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0006】
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本考案の一実 施形態の主要部が分解して示されている。同図において、まず、個々の部品から 説明すると、携帯電話に取り付けられる細紐10は、アンテナとして作用するよ うに導体を含んでおり、図示の例では被覆導体が使用されている。そして、全体 がリング状に構成されており、両端が結ばれて結びこぶ12が設けられている。 そして、この結びこぶ12から接続端子14が引き出されている。
【0007】 基板20には、発光回路が形成されている。基板20の略中央には、固定用の 穴22が設けられており、これが後述する筐体30のピン38と結合するように なっている。図2には、基板20に形成された発光回路の一例が示されている。 同図において、上述した細紐10は、コイルLに接続されている。コイルLは、 整流素子(検波素子)DAを介して発光素子DBに接続されている。本例では、 整流素子DA及び発光素子DBの内部容量と、コイルLとによって共振回路が構 成されており、その共振周波数は、携帯電話側のアンテナから送出される電波の 周波数に設定されている。このように、本実施形態では、細紐10がアンテナと して作用し、これと共振回路によって携帯電話側のアンテナから送出された電波 が検知される。そして、検知された信号が整流素子DAで整流されて発光素子D Bに供給され、発光素子DBが発光する。なお、図2中、アンテナ104につい ては後述する。
【0008】 図1に戻って、筐体30は、透明樹脂によって厚板状に形成されており、表面 側に凹部32が形成されている。そして、長手方向の一端には、前記細紐10を 凹部32に導くための溝34が形成されており、他端には、後述するハンドスト ラップ50を挿通するための穴36が形成されている。また、凹部32の中央付 近には、基板20と接合するピン38が設けられている。更に、筐体30の側面 には、波状レンズ40がそれぞれ設けられている。この筐体30は、後述するよ うに携帯電話本体とハンドストラップ50とをつなぐ部材として十分な強度を備 えている。
【0009】 ハンドストラップ(手掛け紐)50は、樹脂製,布製,金属製などによって形 成された各種の紐,ワイヤ,チェーンなどによって構成されており、公知の各種 のものを利用することができる。このハンドストラップ50に、携帯電話脱落防 止用のクリップなどを取り付けるようにしてもよい。
【0010】 次に、上述した各部品の組み立て手順について、図3も参照して説明する。細 紐10の接続端子14は、基板20の発光回路の該当個所に半田などによって接 合される。その後、基板20は、図1に矢印で示すように、回路形成側が筐体3 0側となるように、筐体30に嵌め込まれる。すなわち、基板20の穴22に筐 体30のピン38が嵌り込むように、基板20の全体を筐体30の凹部32に取 り付ける。このとき、細紐10の結びこぶ12も筐体30の凹部32に入り込む ようにする。細紐10は、筐体30の溝34から外に出る。一方、筐体30の穴 36にはハンドストラップ50が挿通される。
【0011】 以上の組み立て後の筐体30には、適宜の外装60が施される。図示の例では 、細紐10側から、猫のキャラクタの外装60が被せられる。このようにして組 み立てられた発光装置は、図4に示すように、細紐10が携帯電話70本体の取 付用穴74に取り付けられる。この状態で、携帯電話70で発信もしくは着信応 答があり、アンテナ72から電波が送出されると、この電波の一部が細紐10で 検知され、電流が細紐10に流れる。これにより、基板20に形成された発光回 路が駆動され、発光素子DBが発光する。すると、筐体30が透明樹脂で形成さ れているため、筐体30の裏面や側面から光が出力されるようになる。特に、筐 体30の側面に波状レンズ40が設けられているため、筐体30の側面からレン ズ効果を伴って光が放出されるようになる。これらの光は、更に外装60を通し て外部に放出され、外装60が明るく発光するようになる。
【0012】 このように、本実施形態によれば、ハンドストラップ50を携帯電話70本体 に取り付ける細紐10がアンテナとして作用する。このため、携帯電話70のア ンテナ72に過大な負荷を与えることなく、良好に電波の送出を検知して発光が 行なわれる。
【0013】 次に、図5を参照しながら、本考案の他の実施形態を説明する。この実施形態 では、発光回路を覆っている外装100がウサギのキャラクタとなっており、そ の耳102内にアンテナ104が設けられている。そして、このアンテナ104 が図2の点線のように、上述した細紐10の代わりに発光回路に接続される。ま た、本実施形態の細紐110は、通常の布製などの紐となっている。
【0014】 本実施形態によれば、携帯電話70のアンテナ72から電波が送出されると、 この電波の一部が外装100のアンテナ104で検知され、電流がアンテナ10 4に流れる。これにより、基板20に形成された発光回路が駆動され、外装10 0のキャラクタが発光する。この実施形態でも、携帯電話70のアンテナ72に 過大な負荷を与えることなく、良好に電波の送出を検知できる。
【0015】 本考案には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変するこ とが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)発光素子は、必要に応じて単数としてもよいし、点灯可能であれば更に 複数としてもよい。また、複数の発光素子の直列,並列の接続態様は、点灯可能 な範囲で適宜設定してよい。また、発光回路の構成も、必要に応じて適宜変更し てよい。例えば、電池を用意し、これを電源として発光素子を駆動するなどであ る。
【0016】 (2)前記実施形態では、筐体に基板,細紐,ハンドストラップ,外装をそれ ぞれ取り付ける構成としたが、これらの構成は本考案の趣旨の範囲内で各種設計 変更が可能である。また、取り付ける通信機器も、携帯電話に限定されず各種の ものに適用可能である。
【0017】
以上説明したように、本考案によれば、前記発光部のアンテナを、通信機器本 体に対する取付手段と兼用するか、あるいは発光部に設けることとしたので、通 信機器側のアンテナの損傷を招くことなく良好に発光が可能となるという効果が ある。
【図1】本考案の一実施形態の各部を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】前記実施形態の発光回路の構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】前記実施形態の組み立てた状態を示す図であ
る。
る。
【図4】前記実施形態の携帯電話に対する取り付け状態
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本考案の他の実施形態を示す図である。
10…細紐 14…接続端子 20…基板 22…穴 30…筐体 32…凹部 34…溝 36…穴 38…ピン 40…波状レンズ 50…ハンドストラップ 60…外装 70…携帯電話 72…アンテナ 74…取付用穴 100…外装 102…耳 104…アンテナ 110…細紐 DA…整流素子 DB…発光素子 L…コイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 1/00 L
Claims (4)
- 【請求項1】 通信機器のアンテナから送出された電波
を検知するアンテナを備えた発光部にハンドストラップ
が設けられた通信機器用発光装置であって、 該装置を前記通信機器本体に取り付けるための取付具と
前記発光部のアンテナとを兼用したことを特徴とする通
信機器用発光装置。 - 【請求項2】 発光部に、ハンドストラップと、前記通
信機器本体に取り付けるための取付具を設けた通信機器
用発光装置であって、 通信機器のアンテナから送出された電波を検知するアン
テナを、前記発光部に設けたことを特徴とする通信機器
用発光装置。 - 【請求項3】 前記発光部は十分な強度の筐体を備えて
おり、この筐体によって、前記取付具及びハンドストラ
ップを支持したことを特徴とする請求項1又は2記載の
通信機器用発光装置。 - 【請求項4】 前記筐体に、前記発光部の回路を形成し
た基板を取り付けるとともに、外側を外装で覆ったこと
を特徴とする請求項3記載の通信機器用発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006450U JP3066890U (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 通信機器用発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006450U JP3066890U (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 通信機器用発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3066890U true JP3066890U (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=43200438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999006450U Expired - Lifetime JP3066890U (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 通信機器用発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066890U (ja) |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP1999006450U patent/JP3066890U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3066890U (ja) | 通信機器用発光装置 | |
JP3062483U (ja) | 合成色発光付アンテナ | |
JPH087687Y2 (ja) | 送信アンテナの取付構成体 | |
JP2000349868A (ja) | イヤホーンマイクセット通話装置 | |
JP3052668U (ja) | アンテナ構体 | |
JP3047287U (ja) | 移動通信機用着信報知装置 | |
JP3070726U (ja) | 電磁波検知器 | |
KR200174748Y1 (ko) | 휴대전화기용 발광악세서리 회로구조 | |
KR200191207Y1 (ko) | 휴대용 통신기기의 착신신호 경보장치 | |
JP3074334U (ja) | 移動体通信機の外部発着呼センサー | |
JP3066889U (ja) | 通信機器用発光装置 | |
JP3059668U (ja) | 光るロッドアンテナ | |
KR200182486Y1 (ko) | 무선단말기용 발광스트랩 | |
KR200186722Y1 (ko) | 휴대전화기용 발광 액세서리 회로구조 | |
JP3070304U (ja) | 携帯電話機の発光装置 | |
JP3067741U (ja) | 移動体通信機の外部発着呼センサ― | |
JP3055621U (ja) | 移動体通信機 | |
JP3034835U (ja) | 携帯型移動通信機用表示装置 | |
JP3041294U (ja) | 移動体通信機携帯用ケース | |
JP3070987U (ja) | 携帯電話機のストラップ | |
JP3052879U (ja) | 無線電話機類の着信報知装置 | |
JP2000323911A (ja) | 通信電磁波検知用発光素子付アンテナ及びこのアンテナを用いた着信報知装置 | |
KR200187319Y1 (ko) | 휴대용 무선전화기의 안테나 발광장치 | |
JP3052839U (ja) | ロツド・アンテナ調整用発光装置 | |
JP3067620U (ja) | 携帯電話機用発光表示装置 |