JP3066889U - 通信機器用発光装置 - Google Patents

通信機器用発光装置

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JP3066889U
JP3066889U JP1999006449U JP644999U JP3066889U JP 3066889 U JP3066889 U JP 3066889U JP 1999006449 U JP1999006449 U JP 1999006449U JP 644999 U JP644999 U JP 644999U JP 3066889 U JP3066889 U JP 3066889U
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light emitting
antenna
capacitor
emitting device
circuit
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和雄 井上
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KANEKO SEISAKUSHO CO., LTD.
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KANEKO SEISAKUSHO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して発光が可能な通信機器用発光装置を
提供する。 【解決手段】 コンデンサ15を構成するコンデンサ電
極10,12は、アンテナ14に沿った曲面形状となっ
ており、アンテナ14を側方から挟む。コンデンサ電極
10,12の一端には、コイル16が接続されており、
他端には整流素子18,発光素子20が直列に接続され
ている。着信に携帯電話が応答して電波が送出されたと
すると、コンデンサ電極10,12とアンテナ14との
間に静電結合もしくは容量結合によって変位電流が流れ
る。この電流は、整流素子18によって整流され、発光
素子20に供給される。これにより、発光素子20が発
光し、使用者に着信が通知される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話やPHSなどの通信機器用発光装置に関するものである。
【0002】
【背景技術と考案が解決しようとする課題】
例えば携帯電話では、発信時のみならず着信応答時にもアンテナから電波が出 力される。従って、この電波を検知して発光ダイオードなどを駆動すれば、着信 があったことを利用者が知ることができる。従来の通信機器用発光装置としては 、例えば実用新案登録第3037454号公報に開示された携帯用電話機用表示 器がある。これは、携帯電話側のアンテナから送出された電波を別途設けた電波 検知用アンテナで受信し、これによって得た信号を整流手段で整流して発光手段 に供給し、これを発光させるようにしている。
【0003】 しかしながら、このような背景技術では、携帯電話側のアンテナと、電波検知 用アンテナとの位置関係が変化するため、感度が変化し、安定した発光を行うこ とができない可能性がある。
【0004】 本考案は、かかる点に着目したもので、安定して発光が可能な通信機器用発光 装置を提供することを、その目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、コイル及びコンデンサによる共振回路に 整流手段を介して発光手段を接続した回路を通信機器のアンテナに取り付けるよ うにした通信機器用発光装置であって、前記コンデンサの電極で前記通信機器の アンテナを挟んだ構成としたことを特徴とする。
【0006】 主要な形態の一つは、該装置を前記アンテナ先端に取り付けたことを特徴とす る。他の形態は、前記アンテナを挟むように前記コンデンサの電極を保持すると ともに、前記アンテナの先端が挿入される凹部が形成された内側パーツ;前記コ イル,コンデンサ,整流手段,及び発光手段を含む回路部;前記内側パーツ及び 回路部を覆う外側パーツ;を含むことを特徴とする。更に他の形態は、前記内側 パーツと前記アンテナ先端との間に固定手段又は取付調整手段を設けたことを特 徴とする。更に他の形態は、前記コンデンサの電極と前記アンテナ先端との間の 部材を誘電体材料としたことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴, 利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本考案の基本 的な構成が示されている。(A)は基本的な構造であり、(B)はその等価回路 である。これらの図に示すように、コンデンサ電極10,12は、携帯電話など のアンテナ14を囲む形状及び配置となっている。すなわち、コンデンサ電極1 0,12は、アンテナ14に沿った曲面形状となっており、アンテナ14を側方 から挟む配置となっている。これらコンデンサ電極10,12によってコンデン サ15が構成されている。コンデンサ電極10,12の一端には、コイル16が 接続されており、他端には整流素子もしくは検波素子(整流ダイオードもしくは 検波ダイオード)18,発光素子(発光ダイオード)20が直列に接続されてい る。
【0008】 以上のように、コンデンサ15とコイル16とが並列に接続されており、この 並列回路によって共振回路が構成されている。そして、この共振回路に、整流素 子18,発光素子20が直列接続された構成となっている。なお、共振回路の共 振周波数は、アンテナ14から出力される電波の周波数に設定されている。
【0009】 次に、以上のような構成装置の作用を説明する。例えば着信に携帯電話が応答 して電波が送出されたとすると、コンデンサ電極10,12とアンテナ14との 間に静電結合もしくは容量結合によって変位電流が流れるようになる。この電流 は、整流素子18によって整流され、発光素子20に供給される。これにより、 発光素子20が発光し、使用者に着信が通知される。このように、本考案によれ ば、アンテナから送出された電波がコンデンサ側で電流信号として検出される。
【0010】 次に、図2を参照して、本考案の一実施形態について説明する。図2(A)は 本実施形態の外観が示されており、(B)は紙面に沿った主要断面が示されてい る。これらの図に示すように、本実施形態の発光装置は、内側パーツ50,回路 部60,外側パーツ70によって構成されており、携帯電話などのアンテナ14 の先端に取り付けられる。
【0011】 これらのうち、内側パーツ50は、その内側凹部52が携帯電話側のアンテナ 14の先端形状に倣った形状となっている。例えば、アンテナ14が円柱状の場 合には、内側パーツ50は、円筒のキャップ状に形成される。この内側パーツ5 0の凹部52には、アンテナ14の先端が挿入される。回路部60は、前記図1 に示した構成となっており、コンデンサ電極10,12が前記内側パーツ50の 外側に取り付けられる。なお、本実施形態では、発光素子20A,20Bが並列 に設けられている。
【0012】 外側パーツ70は、図示の例では、カエルのキャラクタとなっており、これに よって上述した内側パーツ50及び回路部60が覆われるようになっている。ま た、外側パーツ70のキャラクタの両目の位置に、前記回路部60の発光素子2 0A,2Bが位置するようになっている。例えば、内側パーツ50に回路部60 を取付け、これを外側パーツ70でモールドするようにして、組み立てが行われ る。
【0013】 次に、本実施形態の作用を説明すると、本装置の取付けは、携帯電話などのア ンテナ14の先端を内側パーツ50の凹部52に押し込むことで行う。このとき 、必要に応じて、アンテナ14の先端に例えば固定手段として両面テープなどを 貼り付け、この両面テープ上から内側パーツ50を取り付けるようにしてもよい 。あるいは、図2(C)に示すような内側パーツ50の凹部52の内径を調整す る取付調整手段である調整パーツ80を用意し、これを前記凹部52内に挿入す るとともに、この調整パーツ80の貫通穴82にアンテナ14の先端を取り付け るようにしてもよい。
【0014】 取り付けた状態では、図2(B)に示すように、回路部60のコンデンサ電極 10,12がアンテナ14の側面と対向するようになる。ここで、携帯電話に着 信があり、これに応答して電波がアンテナ14から送出されたとすると、コンデ ンサ電極10,12に変位電流が流れる。この電流のうち、整流素子18で整流 された成分は、発光素子20A,20Bに供給され、それら発光素子20A,2 0Bが発光する。本例では、カエルの目が発光することとなる。これにより、携 帯電話の使用者は、着信があったことを知ることができる。
【0015】 本実施形態によれば、コンデンサ15によって電波を検知するため、アンテナ に取り付けた状態でコンデンサ15の回路定数が決定される。このため、共振回 路の特性も落ち着くようになり、発光素子20A,20Bを安定して発光させる ことが可能となる。
【0016】 本考案には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変するこ とが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)発光素子は、必要に応じて単数としてもよいし、点灯可能であれば更に 複数としてもよい。また、複数の発光素子の直列,並列の接続態様は、点灯可能 な範囲で適宜設定してよい。
【0017】 (2)図1では、コンデンサ電極10,12の一端にコイル16を接続し、他 端に整流素子18及び発光素子20を接続したが、コイル及びコンデンサによる 共振回路が構成されるのであれば、いずれの部位に接続してもよい。例えば、整 流素子18及び発光素子20の直列回路に、コイル16を並列接続するという具 合である。
【0018】 (3)前記図2の実施形態では、内側パーツと外側パーツに分けたが、必要に 応じて更に多数のパーツとしてよい。各パーツは、例えば樹脂材料が好適である 。この場合に、コンデンサ電極10,12とアンテナ14に挟まれる内側パーツ 部分として誘電率の高い材料を使用することで、コンデンサとアンテナとの結合 状態を高め、効率的に電波を検知して電流信号に変換することができる。 (4)前記説明は、本考案を携帯電話に適用した例であるが、携帯電話以外の 各種の通信機器に適用可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、コイル及びコンデンサによる共振回路 に整流手段を介して発光手段を接続した回路を通信機器のアンテナに取り付ける 際に、前記コンデンサの電極で前記通信機器のアンテナを挟むこととしたので、 安定して発光を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的な構成を示す図である。(A)
は装置の主要部の構成図、(B)は等価回路図である。
【図2】本考案の一実施形態を示す図である。(A)は
外観を示す図、(B)は(A)の紙面に沿った方向の主
要断面を示す図、(C)は変形例を示す図である。
【符号の説明】
10,12…コンデンサ電極 14…アンテナ 15…コンデンサ 16…コイル 18…整流素子 20,20A,20B…発光素子 50…内側パーツ 52…凹部 60…回路部 70…外側パーツ 80…調整パーツ 82…貫通穴
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 1/00 L

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル及びコンデンサによる共振回路に
    整流手段を介して発光手段を接続した回路を通信機器の
    アンテナに取り付けるようにした通信機器用発光装置で
    あって、 前記コンデンサの電極で前記通信機器のアンテナを挟ん
    だ構成としたことを特徴とする通信機器用発光装置。
  2. 【請求項2】 該装置を前記アンテナ先端に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1記載の通信機器用発光装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナを挟むように前記コンデン
    サの電極を保持するとともに、前記アンテナの先端が挿
    入される凹部が形成された内側パーツ;前記コイル,コ
    ンデンサ,整流手段,及び発光手段を含む回路部;前記
    内側パーツ及び回路部を覆う外側パーツ;を含むことを
    特徴とする請求項2記載の通信機器用発光装置。
  4. 【請求項4】 前記内側パーツと前記アンテナ先端との
    間に固定手段又は取付調整手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の通信機器用発光装置。
  5. 【請求項5】 前記コンデンサの電極と前記アンテナ先
    端との間の部材を誘電体材料としたことを特徴とする請
    求項3又は4記載の通信機器用発光装置。
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