JPH087687Y2 - 送信アンテナの取付構成体 - Google Patents

送信アンテナの取付構成体

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JPH087687Y2
JPH087687Y2 JP11820389U JP11820389U JPH087687Y2 JP H087687 Y2 JPH087687 Y2 JP H087687Y2 JP 11820389 U JP11820389 U JP 11820389U JP 11820389 U JP11820389 U JP 11820389U JP H087687 Y2 JPH087687 Y2 JP H087687Y2
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JP
Japan
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antenna
telephone
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antenna element
circuit board
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JP11820389U
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JPH0358015U (ja
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祥広 内海
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Kyocera Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はコードレス電話の可搬ハンドセットに内蔵さ
れる送信アンテナの取付構造に関し、受話用スピーカの
筐体への取付け固定具を内蔵アンテナのホルダとして兼
用しうることを特徴としている。
「従来の技術」 電話局線に無線送受信機やリンガ、フッキングスイッ
チ等を内蔵した接続装置を介して接続される加入電話機
（親機）と無線リンクを介して接がれる移動電話機（子
機）との間でのコードレス電話での通話交信には、親，
子機間の限られた距離内での電波の送受信用のアンテナ
がハンドセットの筐体に外付けされている。
しかるに上記アンテナは第２図（イ）のように極細の
フレキシブルプリント基板10上にアンテナパターン11を
設け、高周波段の端子にシールド線14を介してコネクタ
15により固定され外被で覆っているか、第２図（ロ）の
ようにプリント基板10上に直接アンテナ素子11を植立固
定し筐体内に内蔵してなるものが従来から多用されてお
り、更にまたループアンテナを分割ボビンにて支持する
ものや、プリント基板上にアンテナ基部を螺旋状として
ろう付け固定する提案が知られている。
上記従来構造の殆んどがプリント基板にアンテナパタ
ーンを設けるかこの基板を利用してアンテナを固定する
ものであって、後者は本来可搬形無線機ハンドセットの
送受信回路素子を装着すべきプリント基板上の配置面積
を狭小化するのみか、立体的空間までも占有してしまっ
たり、外付けの可撓性ケースに内蔵する構成のため機械
的に脆弱であるなどの欠点を内在している。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案はアンテナ素子を移動電話機ハンドセット筐体
内に余計な空間を占有せず且つプリント基板自体の部品
装備率を減殺することなく簡易確実に組立、分解可能な
送信アンテナを得んとするにある。
「問題点を解決するための手段」 しかして本考案はプリント基板そのものをアンテナ素
子の直接的組立部材として用いることなく受話用スピー
カのハンドセット筐体への取付部材をアンテナ素子の保
持体に兼用することによって狭溢な空間の有効利用を計
らんとするものである。
以下に本考案の一実施例について図面により説明す
る。
「実施例」 第１図において同図（イ）の１は可搬形電話機ハンド
セットの筐体、２はスピーカで筐体の放音用透孔111に
対面して載置され、この背面つまりマグネット21の外方
から覆いかぶせるように、同図（ロ）の絶縁性押え具３
を載置して取付穴33を介し上記筐体内壁に固定される。
そして同図（ハ）のように導線を螺回したアンテナ素
子４を上記押え具の胴壁部31に挿通し、その端末41は上
記胴壁の肉厚部に挿通するとともにアンテナ素子の１線
を上記胴壁と並列に起立させたクリップ32に嵌め込み、
他端を小さく螺回して係合部42を形成し、上記筐体内に
埋設するプリント基板５（同図（ニ））の高周波段端子
51に植立固定されている。
なお押え具３の胴壁と並列に起立したクリップ32は第
１図（ホ）に示すような断面を備え、押え具本体ととも
に例えばABS樹脂により一体成型される。
以上の説明はプリント基板に装着された送信回路（図
示せず）の終段51から、受信信号を放音する受話用のス
ピーカの背面に巻装したループアンテナを介して送信出
力が送出されることを例示してあり、送信用マイクロホ
ンは（図示せず）省略した。
従って受信系については別途、受信専用のアンテナを
必要に応じ前記同様、移動電話機ハンドセット筐体内に
送信用アンテナと離間配置してバーアンテナ等を設けれ
ば足りる。
「効果」 かくて本考案は、従来の外付け可動バーアンテナに代
わって移動電話機ハンドセットの狭溢な空間内でスピー
カの絶縁性固定具をアンテナホルダとして有効に兼用す
る機構とすることができるため、アンテナ素子のプリン
ト板上での無駄な占有を排除し、しかも半田付けや接着
剤による固定を要せず殆んどワンタッチで着脱を可能と
するもので、アンテナ性能もスピーカのマグネットによ
る磁界の影響を受けず、回動部分を有しないため故障原
因が払拭されて信頼性の向上に貢献することができる。
またアンテナ素子を狭小空間内に納まるように巻回し
たことによって、直線的に伸びる寸法を抑える利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案のアンテナ構成体の分解斜視図、第２図
（イ），（ロ）は従来の異なるアンテナ構成体の外観図
である。 1:筐体、2:スピーカ、3:押え具、32:クリップ、4:アン
テナ素子、42:係合部、5:プリント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】電話局線に接続された加入電話機が移動電
    話機と電波を介して電話交信するコードレス電話機のア
    ンテナにおいて、上記移動電話機に内蔵された受話スピ
    ーカをハンドセット筐体へ取付ける絶縁性押え具と、該
    押え具の背面外周にその中間及び一方の端末が嵌着され
    る巻回したアンテナ素子と、上記アンテナ素子の他方の
    端末をコイル状とした係合部を高周波段端子に植立固定
    したプリント基板とからなることを特徴とする送信アン
    テナの取付構成体。
JP11820389U 1989-10-07 1989-10-07 送信アンテナの取付構成体 Expired - Lifetime JPH087687Y2 (ja)

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JPH0358015U JPH0358015U (ja) 1991-06-05
JPH087687Y2 true JPH087687Y2 (ja) 1996-03-04

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JP4472408B2 (ja) * 2004-04-08 2010-06-02 富士通株式会社 携帯端末装置
JP4796904B2 (ja) * 2006-06-29 2011-10-19 Ｎｅｃカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 データ通信装置
JP2012109936A (ja) * 2010-10-19 2012-06-07 Panasonic Corp アンテナ装置

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