JP3047287U - 移動通信機用着信報知装置 - Google Patents

移動通信機用着信報知装置

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JP3047287U
JP3047287U JP1997006650U JP665097U JP3047287U JP 3047287 U JP3047287 U JP 3047287U JP 1997006650 U JP1997006650 U JP 1997006650U JP 665097 U JP665097 U JP 665097U JP 3047287 U JP3047287 U JP 3047287U
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良一 中井
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有限会社アイコムインターナショナル
株式会社カズ・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 移動通信機のバッテリーの寿命や、移動通信
機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことなく、簡単な
構造で低コストに製造することのできる移動通信機用着
信報知装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 移動通信機2とは別体の着信報知装置本
体3を有し、着信報知装置本体3は移動通信機2が基地
局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナを有す
る。また、着信報知装置本体3は受信アンテナ上に分布
する高周波電流を整流する整流用ダイオードと、整流用
ダイオードの両端に接続される発光素子を有して構成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、移動通信機への着信を報知する着信報知装置に関し、特に移動通 信機とは別体に設けられる移動通信機用着信報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の移動通信機用着信報知装置としては、登録実用新案第3007 220号公報に示すようなものが知られている。 上記従来の移動通信機用着信報知装置は、逆方向に接続された一対の整流用ダ イオードを有し、この一対の整流用ダイオードの接続点を携帯用電話機のアンテ ナ先端部に接続すると共に、当該整流用ダイオードの他端部間に発光素子を接続 して前記アンテナを流れる高周波電流によって発光素子を点灯させるようにして いる。 すなわち、移動通信機は基地局からの呼出があると、その呼出に応答して応答 信号を送信することになる。この応答信号及びその搬送波が移動通信機のアンテ ナから送信される際に、当該アンテナから前記整流用ダイオードを流れる電流に よって前記発光素子を点灯させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の移動通信機用着信報知装置は、直接移動通信機のアンテ ナに接続されており、移動通信機のアンテナを流れる高周波電流によって発光素 子を点灯させるようにしているので、この発光素子を点灯させるために移動通信 機側のバッテリーが消費されてしまうという問題点を有していた。 また、この発光素子によって電力を消費した分だけ送信出力が低下することに なるので、移動通信機の本来の通話機能に悪影響を及ぼしてしまうという危惧を 有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本願考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、移動通信機のバッテリーの 寿命や、移動通信機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことなく、簡単な構造で 低コストに製造することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の移動通信機用着信報知 装置は、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナ を有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記受信アンテナ上に分布する高周波電流を整 流する整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。
【0006】 上記の課題を解決するために、本願の請求項2に記載の移動通信機用着信報知 装置は、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信ア ンテナと、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ とのあいだに接続される整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。
【0007】 また、本願の請求項3に記載の移動通信機用着信報知装置は、下記の要件を備 えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信ア ンテナと、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ とのあいだに接続される整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。 (ヘ)前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナは、着信報知装置本体から 外部へ相反する方向へ延出されていること。
【0008】 また、本願の請求項4に記載の移動通信機用着信報知装置は、下記の要件を備 えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信ア ンテナと、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ とのあいだに接続される整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。 (ヘ)前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナは、着信報知装置本体内に 収容されること。
【0009】 また、本願の請求項5に記載の移動通信機用着信報知装置は、下記の要件を備 えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信ア ンテナと、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ とのあいだに接続される整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。 (ヘ)前記第1及び第2の受信アンテナの内、少なくとも一方の受信アンテナが 着信報知装置本体から外部に延出されていること。 (ト)前記着信報知装置本体から外部に延出された受信アンテナの端部に掛止部 を形成し、当該掛止部は移動通信機のアンテナに掛止されること。
【0010】 また、本願の請求項6に係る考案は、請求項1乃至請求項4に記載の移動通信 機用着信報知装に下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記着信報知装置本体は、その外観が人形又はマスコットの形状に形成さ れていること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機のアンテナに装着する装着部を 有すること。
【0011】 また、本願の請求項7に記載の移動通信機用着信報知装置は、下記の要件を備 えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有すること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナ を有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記受信アンテナ上に分布する高周波電流を整 流する整流用ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオードの両端に接続される発光 素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達 したときに点灯して着信を報知すること。 (ヘ)前記着信報知装置本体は、平板体を有し、当該平板体の一方の面には前記 受信アンテナ、整流用ダイオード及び発光素子が設けられていること。 (ト)前記平板体の他方の面には粘着部が設けられ、当該粘着部には剥離紙が貼 着されていること。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案に係る移動通信機用着信報知装置の実施の形態を図面に基づいて説明す る。 請求項1に係る移動通信機用着信報知装置1は、図1乃至図3に示すように 、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体3を有する。移動通信機2は、携帯 電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機、ポケベル等の適宜の移動 通信機が用いられる。もちろん、通信機能を有する電子手帳や各種ゲーム機にも そのまま適用することができる。 前記着信報知装置本体3は、移動通信機2が基地局(図示せず)からの呼出 信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受 信アンテナ5を有する。すなわち、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電 話機等から通話要求があると、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動 通信機2へ送信する。移動通信機2では、上記基地局からの呼出信号を受信する と、これに応答して応答信号を基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発 射する応答信号を含む電波を前記受信アンテナ5で受信するものである。 また、着信報知装置本体3は、前記受信アンテナ5上に分布する高周波電流を 整流する整流用ダイオード7と、当該整流用ダイオード7の両端に接続される発 光素子9を有する。この発光素子9は、LED等の低消費電流型のものが用いら れる。そして、発光素子9は、整流用ダイオード7の両端電圧が所定レベル以上 に達したときに点灯して着信を報知するものである。
【0013】 また、請求項2に係る移動通信機用着信報知装置1は、図1乃至図3に示すよ うに、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体3を有する。移動通信機2は、 携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機、ポケベル等の適宜の 移動通信機が用いられる。もちろん、通信機能を有する電子手帳や各種ゲーム機 にもそのまま適用することができる。 前記着信報知装置本体3は、前記移動通信機2が基地局からの呼出信号に応 答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテ ナ5を有する。すなわち、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電話機から 通話要求があると、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動通信機2へ 送信する。移動通信機2では、上記基地局からの呼出信号を受信すると、これに 応答して応答信号を基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発射する応答 信号を含む電波を前記受信アンテナ5で受信するものである。この受信アンテナ 5は、第1の受信アンテナ5aと、第2の受信アンテナ5bとで構成される。こ の第1の受信アンテナ5a及び第2の受信アンテナ5bは、それぞれ受信する電 波の波長λのほぼ1/4の長さに設定される。 また、着信報知装置本体3は、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ 5bとのあいだに接続される整流用ダイオード7と、当該整流用ダイオード7の 両端に接続される発光素子9を有する。この発光素子9は、LED等の低消費電 流型のものが用いられる。そして、発光素子9は、整流用ダイオード7の両端電 圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知するものである。
【0014】 また、請求項3に係る移動通信機用着信報知装置1は、図1乃至図3に示すよ うに、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体3を有する。移動通信機2は、 携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機、ポケベル等の適宜の 移動通信機が用いられる。 前記着信報知装置本体3は、前記移動通信機2が基地局からの呼出信号に応 答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテ ナ5を有する。すなわち、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電話機から 通話要求があると、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動通信機2へ 送信する。移動通信機2では、上記基地局からの呼出信号を受信すると、これに 応答して応答信号を基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発射する応答 信号を含む電波を前記受信アンテナ5で受信するものである。この受信アンテナ 5は、第1の受信アンテナ5aと、第2の受信アンテナ5bとで構成される。こ の第1の受信アンテナ5a及び第2の受信アンテナ5bは、それぞれ受信する電 波の波長λのほぼ1/4の長さに設定される。
【0015】 また、着信報知装置本体3は、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ 5bとのあいだに接続される整流用ダイオード7と、当該整流用ダイオード7の 両端に接続される発光素子9を有する。この発光素子9は、LED等の低消費電 流型の発光素子が用いられる。そして、発光素子9は、整流用ダイオード7の両 端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して移動通信機2への着信を報知す るものである。 そして、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ5bは、着信報知装置 本体3から外部へ相反する方向へ延出されている。すなわち、図2に示す例では 、一方の受信アンテナ5aは着信報知装置本体3から上方向へ延出され、他方の 受信アンテナ5bは着信報知装置本体3から下方向に延出されている。また図1 0に示すように一方の受信アンテナ55aを着信報知装置本体53から左方向へ 延出し、他方の受信アンテナ55bを着信報知装置本体53から右方向に延出し てもよい。
【0016】 また、請求項4に係る移動通信機用着信報知装置31は、図8及び図9に示す ように、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体33を有する。着信報知装置 本体33は、前記移動通信機2が基地局からの呼出信号に応答して応答信号を送 信したときに当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信アンテナ35aと、 第2の受信アンテナ35bとを有する。また、着信報知装置本体33は、第1の 受信アンテナ35aと第2の受信アンテナ35bとのあいだに接続される整流用 ダイオード37と、整流用ダイオード37の両端に接続される発光素子39を有 する。この発光素子39は、前記整流用ダイオード37の両端電圧が所定レベル 以上に達したときに点灯して着信を報知するものである。そして、第1の受信ア ンテナ35aと第2の受信アンテナ35bは、着信報知装置本体33内に収容さ れる。
【0017】 また、請求項5に係る移動通信機用着信報知装置1は、図1乃至図3に示すよ うに、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体3を有する。移動通信機2は、 携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機、ポケベル等の適宜の 移動通信機が用いられる。 前記着信報知装置本体3は、前記移動通信機2が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに、当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテ ナ5を有する。すなわち、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電話機から 通話要求があると、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動通信機2へ 送信する。移動通信機2では、上記基地局からの呼出信号を受信すると、これに 応答して応答信号を基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発射する応答 信号を含む電波を前記受信アンテナ5で受信するものである。この受信アンテナ 5は、第1の受信アンテナ5aと、第2の受信アンテナ5bとで構成される。こ の第1の受信アンテナ5a及び第2の受信アンテナ5bは、それぞれ受信する電 波の波長λのほぼ1/4の長さに設定される。
【0018】 また、着信報知装置本体3は、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ 5bとのあいだに接続される整流用ダイオード7と、当該整流用ダイオード7の 両端に接続される発光素子9を有する。この発光素子9は、LED等の低消費電 流型のものが用いられる。そして、発光素子9は、整流用ダイオード7の両端電 圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知するものである。 そして、図2乃至図7に示すように、第1及び第2の受信アンテナの内、少な くとも一方の受信アンテナ5a,15a,25aが着信報知装置本体3,13, 23から外部に延出されている。この着信報知装置本体から外部に延出された受 信アンテナ5a,15a,25aの端部には掛止部10,20,30が形成され 、当該掛止部10,20,30は移動通信機2のアンテナ4に掛止される。これ らの掛止部10,20,30は、受信アンテナ5a,15a,25aの先端部を 戻して止め具10a,20a,30aで止めることにより、輪っかを設けて構成 される。この止め具10a,20a,30aを移動自在に設けることにより、輪 っかの内径を調整することができる。
【0019】 また、請求項6に係る移動通信機用着信報知装置は、図1乃至図3に示すよう に、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体3を有する。移動通信機2は、携 帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機、ポケベル等の適宜の移 動通信機が用いられる。 前記着信報知装置本体3は、前記移動通信機2が基地局からの呼出信号に応答 して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナ 5を有する。すなわち、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電話機から通 話要求があると、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動通信機2へ送 信する。移動通信機2では、上記基地局からの呼出信号を受信すると、これに応 答して応答信号を基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発射する応答信 号を含む電波を前記受信アンテナ5で受信するものである。この受信アンテナ5 は、第1の受信アンテナ5aと、第2の受信アンテナ5bとで構成される。この 第1の受信アンテナ5a及び第2の受信アンテナ5bは、それぞれ受信する電波 の波長λのほぼ1/4の長さに設定される。
【0020】 また、着信報知装置本体3は、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ 5bとのあいだに接続される整流用ダイオード7と、当該整流用ダイオード7の 両端に接続される発光素子9を有する。この発光素子9は、LED等の低消費電 流型のものが用いられる。そして、発光素子9は、整流用ダイオード7の両端電 圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知するものである。 そして、図8及び図9に示すように、第1の受信アンテナ35aと第2の受信 アンテナ35bは、着信報知装置本体33内に収容される。 また、図8及び図12に示すように、着信報知装置本体33,53は、その外 観が人形又はマスコットの形状に形成され、移動通信機2のアンテナ4に装着す るための装着部32,52を有する。すなわち、移動通信機2のアンテナ4と等 しいか僅かに大きい径の孔32a,52aが装着部32,52に設けられており 、この孔32a,52aに移動通信機2のアンテナ4を挿入することにより、着 信報知装置本体33,53をアンテナ4に装着することができる。
【0021】 尚、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ5bは、着信報知装置本体 3から外部へ相反する方向へ延出して構成しても良い。すなわち、図2に示す例 では、一方の受信アンテナ5aは着信報知装置本体3から上方向へ延出され、他 方の受信アンテナ5bは着信報知装置本体3から下方向に延出されている。また 、図12に示すように一方の受信アンテナ55aを着信報知装置本体53から左 方向へ延出し、他方の受信アンテナ55を着信報知装置本体53から右方向に延 出してもよい。 また、図2乃至図7に示すように、第1及び第2の受信アンテナの内、少なく とも一方の受信アンテナ5a,15a,25aを着信報知装置本体3,13,2 3から外部に延出して構成しても良い。この着信報知装置本体から外部に延出さ れた受信アンテナ5a,15a,25aの端部には掛止部10,20,30が形 成され、当該掛止部10,20,30を移動通信機2のアンテナ4に掛止するこ とができる。
【0022】 また、請求項7に係る移動通信機用着信報知装置41は、図10及び図11に 示すように、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体43を有する。着信報知 装置本体43は、移動通信機2が基地局からの呼出信号に応答して応答信号を送 信したときに当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナ45を有する。こ の受信アンテナ45は、受信アンテナ45aと受信アンテナ45bとで構成され る。着信報知装置本体43は、受信アンテナ45上に分布する高周波電流を整流 する整流用ダイオード47と、整流用ダイオード47の両端に接続される発光素 子49とを有する。この発光素子49は、整流用ダイオード47の両端電圧が所 定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知するものである。 そして、着信報知装置本体43は、平板体42を有し、当該平板体42の一方 の面には前記受信アンテナ45、整流用ダイオード47及び発光素子49が設け られている。平板体の他方の面には粘着部44が設けられ、当該粘着部44には 剥離紙46が貼着されている。平板体42は、台紙、合成樹脂、プラスチック等 の適宜の部材から形成される。また、粘着部44は、粘着テープを貼着し、若し くは適宜の粘着材を貼着することにより形成される。
【0023】
【実施例】
本考案に係る移動通信機用着信報知装置の実施例を説明する。 まず、図1乃至図3を参照して第1の実施例を説明する。本実施例に係る移動 通信機用着信報知装置1は、移動通信機2とは別体に形成される着信報知装置本 体3を有する。 移動通信機2は、例えば、800MHz帯又は1.5GHz帯の周波数の電波 を使用する携帯電話機が用いられる。移動通信機2は、アンテナ4と、表示部6 と、操作部8を有する。 着信報知装置本体3は、合成樹脂、プラスチック等の適宜の部材から形成され 、その外観は人形又はマスコットの形状に形成されている。そして、着信報知装 置本体3の頭部は、光を透過させる透過性の部材によって形成されている。この 着信報知装置本体3内には基板14が設けられ、基板14には各種回路部品が取 り付けられている。
【0024】 次に、図1を参照して基板14に組み込まれる回路部の構成を説明する。 基板14には、アンテナ5が取り付けられている。アンテナ5は、第1の受信 アンテナ5aと第2の受信アンテナ5bとで構成され、第1の受信アンテナ5a と第2の受信アンテナ5bのあいだには整流用ダイオード7が接続されている。 当該整流用ダイオード7の両端には発光素子9が接続されている。この発光素子 9は、着信報知装置本体3の頭部に配置されている。 第1の受信アンテナ5a及び第2の受信アンテナ5bは、それぞれ受信する電 波の波長λのほぼ1/4の長さに設定される。 また、発光素子9は、LED等の低消費電流型のものが用いられ、整流用ダイ オード7の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知するも のである。 そして、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ5bは、着信報知装置 本体3から外部へ相反する方向へ延出されている。すなわち、図2に示すように 、一方の受信アンテナ5aは着信報知装置本体3から上方向へ延出され、他方の 受信アンテナ5bは着信報知装置本体3から下方向に延出されている。 この着信報知装置本体3から外部に延出された受信アンテナ5aの端部には掛 止部10が形成され、当該掛止部10は移動通信機2のアンテナ4に掛止される 。これらの掛止部10は、受信アンテナ5aの先端部を戻して止め具10aで止 めることにより、輪っかを設けて構成される。この止め具10aを移動自在に設 けることにより、輪っかの内径を調整することができる。
【0025】 次に、第1の実施例の作用を説明する。 移動通信機用着信報知装置1は、受信アンテナ5aの端部に形成された掛止部 10を移動通信機2のアンテナ4に掛止している。このとき、止め具10aを移 動させて調整することにより、移動通信機用着信報知装置1を確実に移動通信機 2に取り付けることができる。 ここで、移動通信機2に対して他の移動通信機又は電話機から通話要求がある と、移動通信機2を管轄する基地局が呼出信号を移動通信機2へ送信する。移動 通信機2では、基地局からの呼出信号を受信すると、これに応答して応答信号を 基地局へ返送する。このとき、移動通信機2が発射する応答信号を含む電波を受 信アンテナ5a,5bで受信する。 整流用ダイオード7は、受信アンテナ5a,5b上に分布する高周波電流を整 流する。整流用ダイオード7の両端には発光素子9が接続されており、この発光 素子9は、整流用ダイオード7の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯 して着信を報知する。 このとき、第1の受信アンテナ5aと第2の受信アンテナ5bとの2本のアン テナのあいだに整流用ダイオード7が接続されているので、単一のアンテナと比 較して多くの電流を取り出すことができる。
【0026】 次に、図4及び図5を参照して本考案に係る第2の実施例を説明する。本実施 例に係る移動通信機用着信報知装置11は、基本的な構成は第1の実施例と同様 であり、移動通信機2とは別体に形成される着信報知装置本体13を有する。 着信報知装置本体13は、合成樹脂、プラスチック等の適宜の部材から形成さ れ、その外観は人形又はマスコットの形状に形成されている。そして、着信報知 装置本体13の頭部は光を透過させる透過性の部材で形成される。また、着信報 知装置本体13内には基板14が設けられ、基板14には各種回路部品が取り付 けられている。
【0027】 基板14には、アンテナ15が取り付けられている。アンテナ15は、第1の 受信アンテナ15aと第2の受信アンテナ15bとで構成され、第1の受信アン テナ15aと第2の受信アンテナ15bのあいだには整流用ダイオード17が接 続されている。当該整流用ダイオード17の両端には発光素子19が接続されて いる。 また、発光素子19は、LED等の低消費電流型のものが用いられ、整流用ダ イオード17の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知す るものである。 そして、第1の受信アンテナ15aは、着信報知装置本体13から外部へ延出 されている。この着信報知装置本体13から外部に延出された受信アンテナ15 aの端部には掛止部20が形成され、当該掛止部20は移動通信機2のアンテナ 4に掛止される。また、第2のアンテナ15bは、コイル状に巻かれて着信報知 装置本体13内に収納されている。 以上のごとく構成された第2の実施例は、第2のアンテナ15bがコイル状に 巻かれて着信報知装置本体13内に収納されているので、携帯に便利である。
【0028】 次に、図6及び図7を参照して本考案に係る第3の実施例を説明する。本実施 例に係る移動通信機用着信報知装置21の基本的な構成は第1の実施例と同様で あり、移動通信機2とは別体に形成される着信報知装置本体23を有する。 着信報知装置本体23は、合成樹脂、プラスチック等の適宜の部材から形成さ れ、その外観は人形又はマスコットの形状に形成されている。この着信報知装置 本体23内には基板24が設けられ、基板24には各種回路部品が取り付けられ ている。
【0029】 基板24には、アンテナ25が取り付けられている。アンテナ25は、第1の 受信アンテナ25aと第2の受信アンテナ25bとで構成され、第1の受信アン テナ25aと第2の受信アンテナ25bのあいだには整流用ダイオード27が接 続されている。当該整流用ダイオード27の両端には発光素子29が接続されて いる。 また、発光素子29は、LED等の低消費電流型のものが用いられ、整流用ダ イオード27の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知す るものである。そして、発光素子29は、人形又はマスコットの形状に形成され た着信報知装置本体23の下部に下向きの方向に取り付けられている。 そして、第1の受信アンテナ25aと第2の受信アンテナ25bは、着信報知 装置本体23から外部へ相反する方向へ延出されている。すなわち、図7に示す ように、一方の受信アンテナ25aは着信報知装置本体23から上方向へ延出さ れ、他方の受信アンテナ25bは着信報知装置本体23から下方向に延出されて いる。 この着信報知装置本体23から外部に延出された受信アンテナ25aの端部に は掛止部30が形成され、当該掛止部30は移動通信機2のアンテナ4に掛止さ れる。これらの掛止部30は、受信アンテナ25aの先端部を戻して止め具30 aで止めることにより、輪っかを設けて構成される。この止め具30aを移動自 在に設けることにより、輪っかの内径を調整することができる。
【0030】 以上のごとく構成された第3の実施例は、発光素子29が着信報知装置本体2 3の下部に下向きに取り付けられているので、発光素子29から発光した光が下 向きに発射され、柔らかい光で着信を報知することができる。
【0031】 次に、図8及び図9を参照して本考案に係る第4の実施例を説明する。本実施 例に係る移動通信機用着信報知装置31は、基本的な構成は第1の実施例と同様 であり、移動通信機2とは別体に形成される着信報知装置本体33を有する。 着信報知装置本体33は、合成樹脂、プラスチック等の適宜の部材から形成さ れ、その外観は人形又はマスコットの形状に形成されている。この着信報知装置 本体33内には基板34が設けられ、基板34には各種回路部品が取り付けられ ている。 また、着信報知装置本体33は、移動通信機2のアンテナ4に装着する装着部 32を有する。すなわち、移動通信機2のアンテナ4と等しいか僅かに大きい径 の孔32aが装着部32に設けられており、この孔32aに移動通信機2のアン テナ4を挿入することにより、着信報知装置本体33をアンテナ4に装着するこ とができる。
【0032】 基板34には、アンテナ35が取り付けられている。アンテナ35は、第1の 受信アンテナ35aと第2の受信アンテナ35bとで構成され、第1の受信アン テナ35aと第2の受信アンテナ35bのあいだには整流用ダイオード37が接 続されている。当該整流用ダイオード37の両端には発光素子39が接続されて いる。 また、発光素子39は、LED等の低消費電流型のものが用いられ、整流用ダ イオード37の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知す るものである。 そして、第1の受信アンテナ35a及び第2のアンテナ35bは、コイル状に 巻かれて着信報知装置本体33内に収納されている。 以上のごとく構成された第4の実施例は、第1及び第2のアンテナ35a,3 5bがコイル状に巻かれて着信報知装置本体33内に収納され、移動通信機2の アンテナ4の近傍に第1及び第2のアンテナ35a,35bが位置することにな るので、効率的に電波を検知することができ、確実に着信を報知することができ る。
【0033】 次に、図10及び図11を参照して本考案に係る第5の実施例を説明する。本 実施例に係る移動通信機用着信報知装置41は、基本的な構成は第1の実施例と 同様である。 移動通信機用着信報知装置41は、移動通信機2とは別体の着信報知装置本体 43を有する。 着信報知装置本体43は、台紙や合成樹脂、プラスチック等で形成した平板体 42を有し、当該平板体42の一方の面には受信アンテナ45a,45b、整流 用ダイオード47及び発光素子49が設けられている。この受信アンテナ45a ,45b及び整流用ダイオード47は、写真技術を用いて形成することができる 。平板体42の横幅は移動通信機2の横幅と等しいか僅かに小さく形成されてい る。この平板体42の限られた面に収めるため受信アンテナ45a,45bは矩 形状に折り込まれた状態で設けられている。 そして、平板体42の他方の面には、粘着テープ等を貼着して形成した粘着部 44が設けられ、当該粘着部44には剥離紙46が貼付されている。 以上のごとく構成された第5の実施例は、剥離紙46を剥がして平板体42の 粘着部44を移動通信機2に直接貼り付けることができる。
【0034】 次に、図12及び図13を参照して本考案に係る第6の実施例を説明する。本 実施例に係る移動通信機用着信報知装置51は、基本的な構成は第1の実施例と ほぼ同様であり、移動通信機2とは別体に形成される着信報知装置本体53を有 する。 着信報知装置本体53は、合成樹脂、プラスチック等の適宜の部材から形成さ れ、その外観は人形又はマスコットの形状に形成されている。そして、着信報知 装置本体53の頭部は、光を透過させる透過性の部材によって形成されている。 この着信報知装置本体53内には基板54が設けられ、基板54には各種回路部 品が取り付けられている。 また、着信報知装置本体53は、移動通信機2のアンテナ4に装着する装着部 52を有する。すなわち、移動通信機2のアンテナ4と等しいか僅かに大きい径 の孔52aが装着部52に設けられており、この孔52aに移動通信機2のアン テナ4を挿入することにより、着信報知装置本体53をアンテナ4に装着するこ とができる。
【0035】 基板54には、アンテナ55が取り付けられている。アンテナ55は、第1の 受信アンテナ55aと第2の受信アンテナ55bとで構成され、第1の受信アン テナ55aと第2の受信アンテナ55bのあいだには整流用ダイオード57が接 続されている。当該整流用ダイオード57の両端には発光素子59が接続されて いる。 また、発光素子59は、LED等の低消費電流型のものが用いられ、整流用ダ イオード57の両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知す るものである。この発光素子59は、着信報知装置本体53の頭部に配置されて いる。 そして、第1の受信アンテナ55a及び第2のアンテナ55bは、着信報知装 置本体53から外部へ相反する方向へ延出されている。すなわち、一方の受信ア ンテナ55aは着信報知装置本体53から左方向へ延出され、他方の受信アンテ ナ55bは着信報知装置本体53から右方向に延出されている。そして、着信報 知装置本体53から外部に延出された第1の受信アンテナ55a及び第2のアン テナ55bは、共にその自重によって下方に垂れ下がっている。 以上のごとく構成された第6の実施例は、移動通信機2のアンテナ4と等しい か僅かに大きい径の孔52aが装着部52に設けられているので、この孔52a に移動通信機2のアンテナ4を挿入することにより、着信報知装置本体53をア ンテナ4に確実に装着することができる。
【0036】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本願の請求項1に記載の移動通信機用着信報知装置 は、移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通 信機が基地局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号 を含む電波を受信する受信アンテナを有する。着信報知装置本体は受信アンテナ 上に分布する高周波電流を整流する整流用ダイオードと、整流用ダイオードの両 端に接続される発光素子を有して構成したので、移動通信機用着信報知装置専用 の電源を設けることなく移動通信機への着信を報知することができるという効果 を有する。 また、移動通信機のバッテリーの寿命や、移動通信機の本来の通話機能に悪影 響を及ぼすことなく、簡単な構造で低コストに製造することのできる移動通信機 用着信報知装置を提供することができるという効果を有する。
【0037】 また、本願の請求項2に記載の移動通信機用着信報知装置は、移動通信機とは 別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通信機が基地局からの 呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信す る第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナとを有する。また、着信報知装置 本体は第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用 ダイオードと、整流用ダイオードの両端に接続される発光素子を有する。この発 光素子は整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して 着信を報知するので、確実に着信を認識することができる。 第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとの2本のアンテナのあいだに整流 用ダイオードが接続されているので、単一のアンテナと比較して多くの電流を取 り出すことができ、効率的に着信を検出し報知することができる。 また、移動通信機のバッテリーを余分に消費させることなく着信を報知するこ とができ、移動通信機のバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことがないという効 果を有する。 更に、移動通信機に特別の作用、動作を行わせるものではないので、移動通信 機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことがなく、簡単な構造で低コストに製造 することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することができるという効果 を有する。
【0038】 また、本願の請求項3に記載の移動通信機用着信報知装置は、移動通信機とは 別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通信機が基地局からの 呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信す る第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナとを有する。また、着信報知装置 本体は第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用 ダイオードと、整流用ダイオードの両端に接続される発光素子を有する。この発 光素子は整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して 着信を報知するので、確実に着信を認識することができる。 第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとの2本のアンテナのあいだに整流 用ダイオードが接続されているので、単一のアンテナと比較して多くの電流を取 り出すことができ、効率的に着信を検出し報知することができる。 また、移動通信機のバッテリーを余分に消費させることなく着信を報知するこ とができ、移動通信機のバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことがないという効 果を有する。 更に、移動通信機に特別の作用、動作を行わせるものではないので、移動通信 機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことがなく、簡単な構造で低コストに製造 することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することができるという効果 を有する。 また、第1の受信アンテナと第2の受信アンテナは、着信報知装置本体から外 部へ相反する方向へ延出されているので、移動通信機から発射される電波を確実 に捕えることができるという効果を有する。
【0039】 また、本願の請求項4に記載の移動通信機用着信報知装置は、移動通信機とは 別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通信機が基地局からの 呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信す る第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナとを有する。また、着信報知装置 本体は第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用 ダイオードと、整流用ダイオードの両端に接続される発光素子を有する。この発 光素子は整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して 着信を報知するので、確実に着信を認識することができる。 第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとの2本のアンテナのあいだに整流 用ダイオードが接続されているので、単一のアンテナと比較して多くの電流を取 り出すことができ、効率的に着信を検出し報知することができる。 また、移動通信機のバッテリーを余分に消費させることなく着信を報知するこ とができ、移動通信機のバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことがないという効 果を有する。 更に、移動通信機に特別の作用、動作を行わせるものではないので、移動通信 機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことがなく、簡単な構造で低コストに製造 することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することができるという効果 を有する。 また、第1の受信アンテナと第2の受信アンテナを着信報知装置本体内に収容 して構成したので、コンパクトな移動通信機用着信報知装置を実現することがで きるという効果を有する。
【0040】 また、本願の請求項5に記載の移動通信機用着信報知装置は、移動通信機とは 別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通信機が基地局からの 呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信す る第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナとを有する。また、着信報知装置 本体は第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用 ダイオードと、整流用ダイオードの両端に接続される発光素子を有する。この発 光素子は整流用ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達したときに点灯して 着信を報知するので、確実に着信を認識することができる。 第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとの2本のアンテナのあいだに整流 用ダイオードが接続されているので、単一のアンテナと比較して多くの電流を取 り出すことができ、効率的に着信を検出し報知することができる。 また、移動通信機のバッテリーを余分に消費させることなく着信を報知するこ とができ、移動通信機のバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことがないという効 果を有する。 更に、移動通信機に特別の作用、動作を行わせるものではないので、移動通信 機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことがなく、簡単な構造で低コストに製造 することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することができるという効果 を有する。 また、第1及び第2の受信アンテナの内、少なくとも一方の受信アンテナが着 信報知装置本体から外部に延出され、この延出された受信アンテナの端部に掛止 部を形成したので、掛止部を移動通信機のアンテナに掛止させることができ、各 々のメーカーのいかなる機種にも容易に取り付けることができるという効果を有 する。
【0041】 また、本願の請求項6に記載の移動通信機用着信報知装置は、着信報知装置本 体の外観を人形又はマスコットの形状に形成し、移動通信機のアンテナに装着す る装着部を有して構成したので、着信報知装置本体を移動通信機へ確実に装着す ることができるという効果を有する。
【0042】 また、本願の請求項7に記載の移動通信機用着信報知装置は、移動通信機とは 別体の着信報知装置本体を有し、着信報知装置本体は移動通信機が基地局からの 呼出信号に応答して応答信号を送信したときに当該応答信号を含む電波を受信す る受信アンテナと、受信アンテナ上に分布する高周波電流を整流する整流用ダイ オードと、整流用ダイオードの両端に接続される発光素子を有するので、整流用 ダイオードの両端電圧が所定レベル以上に達したときに発光素子を点灯して着信 を報知することができる。 また、移動通信機のバッテリーを余分に消費させることなく着信を報知するこ とができ、移動通信機のバッテリーの寿命に悪影響を及ぼすことがないという効 果を有する。 更に、移動通信機に特別の作用、動作を行わせるものではないので、移動通信 機の本来の通話機能に悪影響を及ぼすことがなく、簡単な構造で低コストに製造 することのできる移動通信機用着信報知装置を提供することができるという効果 を有する。 また、着信報知装置本体は平板体を有し、平板体の一方の面には受信アンテナ 、整流用ダイオード及び発光素子が設けられ、平板体の他方の面には粘着部が設 けられているので、着信報知装置本体を移動通信機に容易に貼り付けることがで き、移動通信機用着信報知装置を移動通信機と一体化させることができるという 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る回路部の構成を示した回路図であ
る。
【図2】本考案に係る第1の実施例の断面図である。
【図3】図2の実施例の移動通信機への取り付けを示し
た説明図である。
【図4】本考案に係る第2の実施例の断面図である。
【図5】図4の実施例の移動通信機への取り付けを示し
た説明図である。
【図6】本考案に係る第3の実施例の断面図である。
【図7】図6の実施例の移動通信機への取り付けを示し
た説明図である。
【図8】本考案に係る第4の実施例の断面図である。
【図9】図8の実施例の移動通信機への取り付けを示し
た説明図である。
【図10】本考案に係る第5の実施例の正面図である。
【図11】図10の実施例の移動通信機への取り付けを
示した説明図である。
【図12】本考案に係る第6の実施例の断面図である。
【図13】図12の実施例の移動通信機への取り付けを
示した説明図である。
【符号の説明】
1 移動通信機用着信報知装置 3 着信報知装置本体 5 受信アンテナ 5a 受信アンテナ 5b 受信アンテナ 7 整流用ダイオード 9 発光素子 11 移動通信機用着信報知装置 13 着信報知装置本体 21 移動通信機用着信報知装置 23 着信報知装置本体 31 移動通信機用着信報知装置 33 着信報知装置本体 41 移動通信機用着信報知装置 43 着信報知装置本体 51 移動通信機用着信報知装置 53 着信報知装置本体

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナを有す
    ること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記受信アンテナ上に
    分布する高周波電流を整流する整流用ダイオードを有す
    ること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信アンテナ
    と、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテ
    ナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用
    ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信アンテナ
    と、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテ
    ナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用
    ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。 (ヘ)前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ
    は、着信報知装置本体から外部へ相反する方向へ延出さ
    れていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信アンテナ
    と、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテ
    ナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用
    ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。 (ヘ)前記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ
    は、着信報知装置本体内に収容されること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する第1の受信アンテナ
    と、第2の受信アンテナとを有すること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記第1の受信アンテ
    ナと第2の受信アンテナとのあいだに接続される整流用
    ダイオードを有すること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。 (ヘ)前記第1及び第2の受信アンテナの内、少なくと
    も一方の受信アンテナが着信報知装置本体から外部に延
    出されていること。 (ト)前記着信報知装置本体から外部に延出された受信
    アンテナの端部に掛止部を形成し、当該掛止部は移動通
    信機のアンテナに掛止されること。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4に記載の移動通信機用着信報知装
    置。 (イ)前記着信報知装置本体は、その外観が人形又はマ
    スコットの形状に形成されていること。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機のアン
    テナに装着する装着部を有すること。
  7. 【請求項7】 下記の要件を備えたことを特徴とする移
    動通信機用着信報知装置。 (イ)移動通信機とは別体の着信報知装置本体を有する
    こと。 (ロ)前記着信報知装置本体は、前記移動通信機が基地
    局からの呼出信号に応答して応答信号を送信したときに
    当該応答信号を含む電波を受信する受信アンテナを有す
    ること。 (ハ)前記着信報知装置本体は、前記受信アンテナ上に
    分布する高周波電流を整流する整流用ダイオードを有す
    ること。 (ニ)前記着信報知装置本体は、前記整流用ダイオード
    の両端に接続される発光素子を有すること。 (ホ)前記発光素子は、前記整流用ダイオードの両端電
    圧が所定レベル以上に達したときに点灯して着信を報知
    すること。 (ヘ)前記着信報知装置本体は、平板体を有し、当該平
    板体の一方の面には前記受信アンテナ、整流用ダイオー
    ド及び発光素子が設けられていること。 (ト)前記平板体の他方の面には粘着部が設けられ、当
    該粘着部には剥離紙が貼着されていること。
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