JP3060048U - 携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部プロテクタ― - Google Patents

携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部プロテクタ―

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JP3060048U
JP3060048U JP1998010566U JP1056698U JP3060048U JP 3060048 U JP3060048 U JP 3060048U JP 1998010566 U JP1998010566 U JP 1998010566U JP 1056698 U JP1056698 U JP 1056698U JP 3060048 U JP3060048 U JP 3060048U
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JP1998010566U
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Inventor
雅宣 坂本
弘至 原田
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坂本文具株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯通信端末機の液晶表示部を適切に保護
し、併せて着信電波等の表示機能をも有するプロテクタ
ーを提供する。 【構成】 携帯通信端末機2の液晶表示部全面を保護す
る透明なプラスチック樹脂によるプロテクター部3、該
プロテクター部3を所定の位置に保持するために携帯通
信端末機に巻回し装着される着脱可能なベルト部4、液
晶表示部の表示情報認識を阻害しない位置に設置される
発光・点滅する発光素子部5、上記ベルト部4装着時に
携帯通信端末機の裏側に位置せしめられ、携帯通信端末
機2の受信・送信電波により形成される磁界に反応して
該発光素子部5の発光・点滅に必要な発電を行う電池レ
ス基板部6により形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話やPHSといった携帯通信端末機に採用されている各種の 液晶表示部に対する保護機能を有するプロテクター部材および着信・送信電波に 反応する着信表示装置の両機能を兼ね備えた新たな物品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やPHSといった携帯通信端末機においては、電波の受信状態や通話 相手の電話番号、着信の有無、時刻などといった使用者の利用に供する諸情報を 表示せしめたり、各種機能の設定を的確に行うために液晶表示部に必要な情報を 表示する方式を採用している。
【0003】 このような液晶表示部は損傷すると携帯通信端末機自体の使用が不能になるた めその保護が望ましく、各種のプロテクターがそれなりに市場に出回っており、 また、携帯電話等に対する着信をLEDなどの発光素子の発光・点滅によって使 用者に知らせる着信表示装置として、アンテナ先端部に取り付けたりストラップ 端部に取り付けるタイプのものはそれなりに発表されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これら従来一般のものは、液晶表示部のプロテクターに関しては、単 に透明なプラスチック樹脂材などを液晶表示部に貼り付けるという程度のもので あり、殊更に使用者の趣味性を満足させるようなものではなく、発光素子を利用 した着信表示装置についても発光・点滅のための電源として電池等を必要とする ものが殆どであり、また、液晶表示部の近傍に取り付けるようなものは存在して いない。
【0005】 更に、これらのプロテクターと着信表示装置を使用者の趣味性を満足せしめる ように有意義に複合したようなものは何ら提案されていなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記したような従来技術によって解消されていない課題を鑑みて、携 帯通信端末機の液晶表示部を有効に保護するプロテクターとしての機能を有する とともに利用者の趣味性をも満足せしめ、さらにLEDなどの発光素子を利用し て液晶表示部近傍において着信・送信電波により形成される磁界変化により発電 を行う電池レス基板により、電池などの殊更な電源を用いずに発光・点滅する着 信表示機能をも具備した物品を提案するものであって、具体的には以下の如くで ある。
【0007】 (1) 携帯通信端末機の液晶表示部全面を保護する透明なプラスチック樹脂に よるプロテクター部、該プロテクター部を所定の位置に保持するために携帯通信 端末機に巻回し装着される着脱可能なベルト部、液晶表示部の表示情報認識を阻 害しない位置に設置される発光・点滅する発光素子部、上記ベルト部装着時に携 帯通信端末機の裏側に位置せしめられ、携帯通信端末機の受信・送信電波により 形成される磁界に反応して該発光素子部の発光・点滅に必要な発電を行う電池レ ス基板部により形成されることを特徴とする携帯通信端末機の着信表示装置付液 晶表示部プロテクター。
【0008】 (2) 発光素子部とプロテクター部を備えた発光・点滅表示面をキャラクター 部材としたことを特徴とする前記(1)項に記載の携帯通信端末機の着信表示装 置付液晶表示部プロテクター。
【0009】 (3) キャラクター部材が透明又は半透明の材料によって形成されていること を特徴とする前記(2)項に記載の携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部 プロテクター。
【0010】 (4) ベルト部の着脱が弾性素材、マジックテープ、両面テープの何れか1つ 又は複数を採用することで実現されることを特徴とする前記(1)〜(3)項の 何れか1つに記載の携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部プロテクター。
【0011】 (5) 電池レス基板部が再剥離可能な粘着剤によって携帯通信端末機の裏側に 密着せしめられることを特徴とした前記(1)〜(4)項の何れか1つに記載の 携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部プロテクター。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案によるものの具体的な実施形態を添付する図面に示すものに従って説明 すると以下のとおりである。
【0013】 図1、図2は、携帯電話等の通信端末機に本考案のプロテクターを装着する関 係を示した説明図であり、ここで本考案の着信表示装置付液晶表示部プロテクタ ー本体1は、携帯電話2の液晶表示面の真上にプロテクター部3が位置されるよ うにベルト部4によって携帯電話2に対して巻回され、取付け部材5によって図 2に示すように着脱自在に取付けられることとなる。ベルト部4により取付け長 さの調整が可能であるので、携帯電話2のサイズが異なっても本考案のプロテク ター本体1を容易に取り付けることができる。発光素子部5は携帯電話2に液晶 表示される情報の認識を阻害しないようにプロテクター部3の上に位置せしめら るべきである。また、プロテクター部3は当然に透明又は半透明なプラスチック 樹脂などで形成されるべきである。
【0014】 受信・送信電波により形成される磁界の変化に反応して発電する電池レス基板 部6はプロテクター本体1に対して図1の如き位置関係を採っているので、図2 に示すようにベルト部4によって本考案のプロテクター本体1が携帯電話2の液 晶表示部面上に取付けられる場合に、携帯電話2の裏側のアンテナ部材7近傍に 配置されることとなる。
【0015】 すなわち、電池レス基板部6が受信・送信電波による磁界変化によって発光素 子部5を発光・点滅されるに十分な発電を行うためには、携帯電話2のアンテナ 部材7の極く近傍に位置されることが必要であるが、携帯電話2の正面側に電池 レス基板6を配置すれば、携帯電話2のスピーカー8を塞いだり、液晶表示面を 覆ったりして事実上携帯電話の機能を阻害せざるを得ない。そこで、プロテクタ ー部3および発光素子部5は携帯電話2の正面側に位置せしめながら、必要な発 電を電池レス基板部6により行うために上記の如き構成(図1、図2を参照)を 採用したものである。
【0016】 また、発光素子部5とプロテクター部3を一体として構成部分とするキャラク ター部材9(図1には2点鎖線で熊(パンダ)の顔を模したキャラクター部材を 示す)によって発光・点滅表示面とすることも可能である。このキャラクター部 材9の大きさは、携帯電話2の各種操作を阻害しない程度のものとされるべきで あり、携帯電話スピーカー8の上にまで及びような場合には小孔などを貫通せし めて通話機能を阻害することがないようにする。
【0017】 図1のものでは、発光素子部5は熊(パンダ)の目の部分に位置されており、 携帯電話2に着信等した場合にはこれが発光・点滅することとなる。キャクター 部材9はプロテクター部3および発光素子部5のみが透明な透光性素材で形成さ れていれば着信等の情報表示機能は果たされるが、それ以外の部分についても透 明又は半透明のプラスチック樹脂などで形成すれば、発光素子として採用するL EDの発色や材料自体の色に応じて着信時などに様々に発色して発光・点滅させ ることが可能であり、利用者の趣味性を満足させることができる。
【0018】 キャラクター部材9の携帯電話2に対する相対的な厚さは図3に示される程度 のものとすることが可能であるから、利用者が本考案物品を取り付けたままで携 帯電話2を持ち運ぶことに何ら支障は生じない。
【0019】 ベルト部4は、本考案の着信表示装置付液晶表示部プロテクター1が各種の携 帯電話等のサイズに応じて着脱自在に取付けられるようにするものであるから、 図示のようなものに限らず、例えばゴムなどの弾性素材を利用して形成してもよ く、また、着脱方式としてはマジックテープや両面テープを採用することも可能 である。
【0020】 さらに、携帯電話2の裏側のアンテナ部材7の近傍に位置される電池レス基板 部6は、効率的な発電を行うためには携帯電話2の裏側に密着させるようにする のが好ましく、また、本考案プロテクター本体1自体の着脱も適宜に行われるべ きものであるから、密着関係を形成するためにマジックテープを利用したり、複 数回の貼着・剥離ができる再剥離可能な粘着材により携帯電話2の裏側に密着さ せるのが好ましい。
【0021】 電池レス基板6と発光素子部5とを一体化した具体的な回路関係の構成の1例 は図4に示す如きであり、ループアンテナ61とループアンテナ62の2種類の アンテナ及び検波ダイオード63と発光素子5とが、1枚の導電性材料の上に連 続して配置されることが可能である。 回路動作は、携帯電話2のアンテナ部材7から発信される電波を、ループアン テナ61又はループアンテナ62で受信し、この受信した高周波電流を検波ダイ オード63と発光素子5とで構成されるループ回路に導き、前記検波ダイオード 63により整流された電流を前記発光素子5に流して発光させる。
【0022】 なお、前記アンテナは必ずしも2種類とする必要はなく、受信する電波の強さ や周波数帯域により、省略して前記ループ回路のみとしたり、受信したい周波数 帯の数に合わせて前記アンテナを1種類としたり2種類以上を並べることも可能 である。また、前記アンテナの形状も十分な受信感度が得られるのであればルー プ形状にこだわる必要はなく、直線状やL字形としたり、その他多角形状や円形 としたりしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したような本考案による場合は、適切に携帯電話等の液晶表示面を保 護しながら、着信信号等を発光素子の発光・点滅によって表示せしめ、さらに利 用者の趣味性をも満足した、携帯電話等に対する着脱自在なプロテクターを提供 することが可能となるから、工業的にその価値の高い考案である。 (注)考案の詳細な説明中PHSは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案物品の携帯電話に対する取付け関係を携
帯電話の正面側から示した説明図である。
【図2】本考案物品を携帯電話に取り付けた場合を携帯
電話裏側から示した説明図である。
【図3】本考案物品のキャラクター部材の携帯電話に対
する相対的厚さの関係を示した説明図である。
【図4】本考案に採用される電池レス基板および発光素
子の具体的な構成位置関係の1例を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プロテクター本体 2 携帯電話 3 プロテクター部材 4 ベルト部 5 発光素子部 6 電池レス基板 7 アンテナ部材 8 携帯電話スピーカー 9 キャラクター部材 61 ループアンテナ 62 ループアンテナ 63 検波ダイオード

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信端末機の液晶表示部全面を保護
    する透明なプラスチック樹脂によるプロテクター部、該
    プロテクター部を所定の位置に保持するために携帯通信
    端末機に巻回し装着される着脱可能なベルト部、液晶表
    示部の表示情報認識を阻害しない位置に設置される発光
    ・点滅する発光素子部、上記ベルト部装着時に携帯通信
    端末機の裏側に位置せしめられ、携帯通信端末機の受信
    ・送信電波により形成される磁界に反応して該発光素子
    部の発光・点滅に必要な発電を行う電池レス基板部によ
    り形成されることを特徴とする携帯通信端末機の着信表
    示装置付液晶表示部プロテクター。
  2. 【請求項2】 発光素子部とプロテクター部を備えた発
    光・点滅表示面をキャラクター部材としたことを特徴と
    する請求項1に記載の携帯通信端末機の着信表示装置付
    液晶表示部プロテクター。
  3. 【請求項3】 キャラクター部材が透明又は半透明の材
    料によって形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の携帯通信端末機の着信表示装置付液晶表示部プロ
    テクター。
  4. 【請求項4】 ベルト部の着脱が弾性素材、マジックテ
    ープ(登録商標)、両面テープの何れか1つ又は複数を
    採用することで実現されることを特徴とする請求項1〜
    3の何れか1つに記載の携帯通信端末機の着信表示装置
    付液晶表示部プロテクター。
  5. 【請求項5】 電池レス基板部が再剥離可能な粘着剤に
    よって携帯通信端末機の裏側に密着せしめられることを
    特徴とした請求項1〜4の何れか1つに記載の携帯通信
    端末機の着信表示装置付液晶表示部プロテクター。
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