JP3054401U - バッグ類の携帯電話収容部の構造 - Google Patents

バッグ類の携帯電話収容部の構造

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JP3054401U
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mobile phone
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light
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bags
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JP1998003660U
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辰次 村瀬
州代 林
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株式会社村瀬鞄行
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話の着信を報知する装置を内蔵したバ
ッグ類の携帯電話収容部の構造を提供する。 【解決手段】 携帯電話収容部15を有するバッグ類1
0の該携帯電話収容部表面部材16に、携帯電話Tの着
信時に発せられる電波によって発光する発光素子35を
含むシート状発光体チップ30を取り付けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この発明は、バッグ類の携帯電話収容部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話が広く普及しているとともに、その電話機も軽量で小型化され ている。そのため、電話機をそのままバッグ内に入れて携帯すると、着信の際に 、バッグ内から素早く見つけだして取り出すのが煩雑となっている。
【0003】 これに鑑み、最近では、携帯電話機のための収容部を有するバッグ類が提案さ れている。この携帯電話収容部は、バッグ類の内ポケットに所定サイズの仕切り を設けたタイプや、バッグ類の表面に袋状のポケット体を縫いつけたタイプなど その形態は様々で、携帯電話の収容する場所を個別化することによりその取り出 しを容易にすることができるよう工夫されている。
【0004】 しかしながら、バッグ内の収容部内に携帯電話機を収容すると、その着信音が 遮断されて聞こえにくくなってしまう不具合がある。特に最近では、携帯電話の 通話、着信音等に対するマナーが問いただされていることもあり、着信音量をあ まり大きく設定することが好まれない。一方、無音のバイブレーション機能を用 いたときには、バッグ類に収容された携帯電話の着信に気づくことができない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は前記の点に鑑みなされたもので、携帯電話の着信を報知す る装置を内蔵したバッグ類の携帯電話収容部の構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は携帯電話収容部を有するバッグ類の該携帯電話収容部表 面部材に、携帯電話の着信時に発せられる電波によって発光する発光素子を含む シート状発光体チップを取り付けたことを特徴とするバッグ類の携帯電話収容部 の構造に係る。
【0007】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記発光素子が前記携帯電話収 容部表面部材表面から露出しているバッグ類の携帯電話収容部の構造に係る。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1において、シート状発光体チップが前記携帯電話 収容部表面部材表面側に取り付けられ、その上面に装飾用表布が貼りつけられて いて、前記発光素子が当該装飾用表布表面より露出しているバッグ類の携帯電話 収容部の構造に係る。
【0009】 請求項4の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、シート状発光体チ ップが、シート状保持体に形成された発光素子と整流素子をループ内に含む一の ループ回路と該一のループ回路の一部に接続された他のループ回路からなり、前 記一のループ回路と他のループ回路が導電性薄膜によって形成されているバッグ 類の携帯電話収容部の構造に係る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の携帯電話収容部を有するバッグの一実施例を示す正面図、図 2は同じく携帯電話収容部を有するバッグの他の例を示す正面図、図3は図2の 部分拡大断面図、図4はシート状発光体チップの一実施例を示す平面図、図5は そのループ回路の回路図である。
【0011】 この考案はバッグ類の携帯電話収容部の構造に関するもので、携帯電話収容部 表面部材にシート状発光体チップを設けたことを特徴とする。以下実施例におい て、図1に示すようなセカンドバッグタイプのバッグ10、図2に示すトートバ ッグと呼ばれる手提げバッグタイプのバッグ20について説明する。なお、本考 案の構造は、実施例に挙げるものに限らず、ビジネスバッグやショルダーバッグ 、ウエストバッグ、ボストンバッグなどのバッグ類全般において、適用すること ができるものである。 また、実施例において、バッグ10,20の携帯電話収容部15,25は、取 出しの便宜上サイドポケット12,22内に設けられた例を示したが、該携帯電 話収容部15,25は、バッグ本体部11,21内側に設けられたものでも良い 。
【0012】 図1および図2に示すバッグ10、20を例に説明する。このバッグ10,2 0は、それぞれ本体部11,21の表面外側にサイドポケット12,22を有す るもので、このサイドポケット12,22内側の所定位置には、鎖線で示す携帯 電話収容部15,25が設けられている。この携帯電話収容部15,25は、実 施例にようにサイドポケット12,22の内側を仕切ったものの他、図示しない 袋状のポケット体を設けたものなどその構造や大きさは適宜とされるが、収容し た携帯電話機Tがある程度確実に保持されるものが好ましい。
【0013】 また、この携帯電話収容部15,25の表面部材16,26にはシート状発光 体チップ30が貼着される。このシート状発光体チップ30は、着信時の電波に よって発光する発光素子35を有するもので、図3ないし図4に示すように、電 波を発射中の携帯電話機TのアンテナT1に近づけることにより、該シート状発 光体チップ30上のループ回路36,37,38に高周波電流が誘起され、整流 素子33によって脈流に変換されて前記発光素子35に加えられ、誘起電流の大 きさに応じた明るさで発光素子35が発光する構造である。このような、シート 状発光体シートは、特願平9−204000号として提案されている。
【0014】 シート状発光体チップ30は、両面テープ等によって取り付けられるが、図1 のように、前記携帯電話収容部表面部材16の表側面16aに取り付けられる場 合と、図2に示すように、表面部材26の裏側面26bに取り付けられる場合と がある。 前者の場合にあっては、図1のように、取り付けたシート状発光体チップ30 に、装飾用表布17が被着される。装飾用表布17は、シート状発光体チップ3 0の発光素子35が露出する貫通孔17aを有し、該シート状発光体チップ30 が前記表面部材16から剥がれるのを防いで保持するとともに、シート状発光体 チップ30のシート状保持体31を隠蔽して外観を良好にする。
【0015】 後者に示すシート状発光体チップ30をバッグ20の携帯電話収容部表面材2 6の裏側26aに取り付けた場合にあっては、図2及びその部分断面図である図 3からよく理解されるように、前記表面材26に貫通孔26bを設けて、発光素 子35を露出させるとともに、該シート状発光体チップ30裏側を内布27で保 持する。この構造にあっては、前記シート状保持体31が外表面に露出しないた め、前記したような装飾用表布17を被着する必要がない。
【0016】 ここでシート状発光体チップについて説明すると、該シート状発光体チップ3 0は、図4に示したように、シート状保持体31に形成された発光素子35と整 流素子33をループ内に含む一のループ回路36と該一のループ回路の一部に接 続された他のループ回路37,38からなり、前記一のループ回路と他のループ 回路が導電性薄膜32によって形成されてなるものである。 シート状保持体31は、電波を透過しやすくかつ電気絶縁性を持つものであれ ばよく、入手容易性や加工コストなどを考慮して様々な材料の中から選定すれば よい。シート状保持体31には所定パターンに成形された導電性薄膜32が貼着 されている。この導電性薄膜32の素材は柔軟性があって、加工しやすくかつ電 気的導電性を有するもの(本実施例では銅箔テープを使用した)であればよく、 この条件を加味して前記シート状保持体31と同様に、適宜選定すればよい.符 号33は、整流素子としてのダイオード(好ましくは高周波特性に優れるツエナ ーダイオード)、35は発光素子(好ましくは電力消費の少ない発光ダイオード )である。
【0017】 図4に図示のパターンは3つのループ回路36,37,38を有している。こ こで、第1のループ回路36は、導電性薄膜32で形成されたループ内に整流素 子33と発光素子35を含む一のループ回路に相当し、また、第2のループ回路 37および第3のループ回路38は、導電性薄膜32だけで形成されているとと もに、前記第1のループ回路36に接続された他のループ回路に相当するもので ある。
【0018】 図5に示したように、実施例のパターン回路は、図中のノードNを境にして、 第1のループ回路36と第2および第3のループ回路37,38とを分けられる 。すなわち、図の(A)〜(C)に示すように、第1のループ回路36を整流素 子33から配線32a、ノードN、配線32b、発光素子35および配線32c を経て整流素子33に至る経路とし、第2のループ回路37をノードNから配線 32d,32eを経て配線32fに至る経路とし、第3のループ回路38をノー ドNから配線32d、32gを経て配線32hに至る経路とする。
【0019】 このような構成を有するシート状発光体チップ30は、所定のパターンに成形 された導電性薄膜32を外周面に貼着したシート状保持体31を、前記携帯電話 収容部表面部材16に取り付けて使用される。携帯電話Tの着信音はオフでよい 。 この状態で携帯電話収容部15に収められた携帯電話Tの着信時には、携帯電 話のアンテナT1から最寄りの基地局へ応答電波が発射される。応答電波の周波 数はUHF帯の特定周波数(現在、800MHz、1.5GHzまたは1.9G Hz)であるから、アンテナT1付近に取り付けられたシート状発光体チップ3 0は、アンテナT1から放射される特定周波数の電磁界に晒されこととなり、第 1〜第3のループ回路36〜38に高周波電流が誘起される。したがって、この 高周波電流が第1のループ回路36の整流素子33で脈流に変換され、発光素子 35に加えられるため、発光素子35が光って携帯電話Tの着信を報知する。
【0020】 このような構造のシート状発光体チップ30を前記バッグ10,20の携帯電 話収容部表面部材16,26取り付けることにより、該携帯電話収容部15,2 5内に収容された携帯電話機Tの着信による電波で、シート状発光体チップ30 の発光素子35が点灯(もしくは点滅)して、携帯電話Tの着信を目視によって 認識することができる。
【0021】 また、ここで用いられるのシート状発光体チップ30は、電池等の電源を必要 とせず、省スペースサイズであるため、バッグのデザインや大きさ、構造などに 何ら影響するものでない。なお、該シート状発光体チップは、回路配線を延長す ることによって発光素子の設ける位置を、さらに目視しやすい位置へ移動しても 良い。
【0022】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案のバッグ類の携帯電話収容部の構造によ れば、携帯電話収容部表面部材に携帯電話の着信時の電波に反応して発光するシ ート状発光体チップを取り付けたことにより、バッグ内部に収容して携帯電話の 着信音が聞き取りにくい場合にあっても、効果的にその着信を目視し認識するこ とができる。もちろん、一般公衆の場で着信音を切らなければならない場合にも 、着信を知ることができる。 なお、この考案構造を備えたバッグにあっては、携帯電話の着信によって発 光するので、おしゃれであり、ファッショナブルで、バッグそのものの付加価値 を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の携帯電話収容部を有するバッグの一
実施例を示す正面図である。
【図2】同じく携帯電話収容部を有するバッグの他の例
を示す正面図である。
【図3】図2の部分拡大断面図である。
【図4】シート状発光体チップの一実施例を示す平面図
である。
【図5】そのループ回路の回路図である。
【符号の説明】
10 バッグ 15 携帯電話収容部 16 携帯電話収容部表面部材 30 シート状発光体チップ 35 発光素子 T 携帯電話機

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話収容部を有するバッグ類の該携
    帯電話収容部表面部材に、携帯電話の着信時に発せられ
    る電波によって発光する発光素子を含むシート状発光体
    チップを取り付けたことを特徴とするバッグ類の携帯電
    話収容部の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記発光素子が前記
    携帯電話収容部表面部材表面から露出しているバッグ類
    の携帯電話収容部の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、シート状発光体チッ
    プが前記携帯電話収容部表面部材表面側に取り付けら
    れ、その上面に装飾用表布が貼りつけられていて、前記
    発光素子が当該装飾用表布表面より露出しているバッグ
    類の携帯電話収容部の構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    シート状発光体チップが、シート状保持体に形成された
    発光素子と整流素子をループ内に含む一のループ回路と
    該一のループ回路の一部に接続された他のループ回路か
    らなり、前記一のループ回路と他のループ回路が導電性
    薄膜によって形成されているバッグ類の携帯電話収容部
    の構造。
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