JP3043499U - 無線電話機用表示装置 - Google Patents

無線電話機用表示装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話機用表示装置の低コスト化を図る。 【構成】 無線電話機の着呼や送信状態を示す、無線電
話機とは独立し且つ無線電話機のアンテナに所定の設置
手段によって設置される無線電話機用表示装置であっ
て、搬送波付応答信号または搬送波付発信信号のいずれ
も受信する受信手段100と、この受信手段100によ
って受信された搬送波付応答信号または搬送波付発信信
号のいずれも半波整流する1個のダイオード200と、
このダイオード200によって半波整流された出力信号
を受けてオン・オフ動作を行うスイッチ手段300と、
このスイッチ手段300に接続された電源部400と、
前記スイッチ手段300と前記電源部400との間に位
置された発光体による表示部500とを有した回路部5
0を具備した。前記設置手段は、下部からスリットが設
けられた略筒状に形成され、無線電話機のアンテナを挿
入すると、このアンテナの太さに応じて、スリット幅が
変化して太さの異なるアンテナに対応する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、無線電話機から送信される搬送波付信号を受信して当該無線電話機 が受信状態であることや発信状態であることを表示する機能を有し、無線電話機 とは独立し且つ無線電話機のアンテナに設置される無線電話機用表示装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機等の無線電話機は、屋外、屋内を問わず使用できるので大変便利で あるものの、逆に所かまわず着呼し、呼出音が鳴ってしまう。そこで、無線電話 機とは独立したもので、予め無線電話機のアンテナに装着しておくことで、(予 め無線電話機の呼出音モードをオフとしておくと)呼出音の代わりに着呼を発光 によって知らせる無線電話機用表示装置が登場してきた。 また、最近は無線電話機が普及してきたのに伴い、着呼し、呼出音が鳴っても 、果たして自分の無線電話機が鳴っているのか、回りにいる人の無線電話機が鳴 っているのか直ちに判らない状況が増えてきた。こういう状況下においても無線 電話機用表示装置を予め無線電話機のアンテナに装着しておくことで、一見して 自分の無線電話機が鳴っているのかどうかを利用者は判別できるので無線電話機 用表示装置が普及しつつある。
【0003】 従来の無線電話機用表示装置は、無線電話機から発信される搬送波付送信信号 (後述の搬送波付応答信号または搬送波付発信信号)を受信するための小型アン テナ部と、この小型アンテナ部で受信した搬送波付送信信号を全波整流するため の複数個のダイオードと、このダイオードの出力側から流れ出る電流を受けて発 光する表示部としてのLEDと、これらの回路部品を内部に保持することができ るパッケージ部とを有している。
【0004】 このパッケージ部は、その先端部分をほぼ閉じた略円筒形となっている。この 略円筒形の先端部分にある前記ほぼ閉じた部分は、前記LEDの頭部が露出する 透孔となっている。この透孔に前記LEDの頭部が固定されるとともに、前記L EDに接続されている複数個のダイオードもパッケージ部の内部において保持さ れる。前記パッケージ部の下端側は、空洞となっている。この空洞に沿って、前 記小型アンテナ部としての電線が張り巡らされている。また、この空洞の上端部 には、無線電話機のアンテナの上部が当接する梁部が設けられている。 この様に構成された無線電話機用表示装置は、無線電話機のアンテナの上部に 、前記略円筒形の下端側の空洞部分を挿入することによって無線電話機に設置さ れる。
【0005】 この無線電話機用表示装置は、無線電話機のアンテナに設置されると、無線電 話機の基地局から当該無線電話機に対して発信された搬送波付信号を受信するこ とによって当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号を送信した際に、 当該搬送波付応答信号を前記小型アンテナで受信する。この小型アンテナで受信 された当該搬送波付応答信号を複数個のダイオードで全波整流する。この全波整 流によって前記ダイオードの出力側から流れ出る電流でもって、前記LEDを発 光させる。つまり、当該搬送波付応答信号が無線電話機のアンテナから発信され ている時は、前記LEDは発光して、当該無線電話機が着呼していることを知ら せる。
【0006】 また、当該無線電話機を使用して他の無線電話機または一般電話機に対して通 話する際に、基地局に対して発信される搬送波付発信信号を前記と同様に前記小 型アンテナで受信して、前記同様に搬送波付発信信号を複数個のダイオードで全 波整流する。この全波整流によって前記ダイオードの出力側から流れ出る電流で もって、前記LEDを発光させる。つまり、当該搬送波付発信信号が無線電話機 のアンテナから発信されている時は、前記LEDは発光して、当該無線電話機が 発信していることを知らせる。
【0007】 尚、上記無線電話機用表示装置は、前記LEDに与える電流源が無線電話機か ら発信される搬送波付送信信号にのみ依存しているため、搬送波付送信信号の出 力が大きい、つまり、電波出力の比較的大きい携帯電話機等にのみ使用されてい る。
【0008】 そこで、搬送波付送信信号の出力が小さい、つまり、電波出力の比較的小さい PHSにも使用可能な従来の無線電話機用表示装置としては、上記の回路に電池 と、その電池からの電流を前記LEDに流すか流さないかのオン・オフ制御を行 うトランジスタとを付加したものがある。 つまり、複数個のダイオードの出力側に、トランジスタのベース端子とエミッ タ端子を位置させ、このトランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子間に、前記 電池と前記LEDを位置させている。
【0009】 したがって、小型アンテナ部で受信した搬送波付信号を複数個のダイオードで 全波整流した後の出力信号を前記トランジスタのベース端子に与えて、この出力 信号が所定以上の電流値になるタイミングがあることを利用して前記トランジス タをオンさせ、前記トランジスタをオンさせることによって、前記電池から前記 LEDに対して電流を流すようになっている。よって、小型アンテナ部で受信し た搬送波付信号の大きさが比較的小さいPHSの場合においても、前記LEDは 、前記電池からの電流によって明るく発光する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の無線電話機用表示装置は、低コスト化の要望が強く、ま た、PHSが台頭してきているため、電波出力の比較的小さい無線電話機にも使 用できる更に簡素化された回路構成の要望が強い。 また、従来の無線電話機用表示装置は、前記空洞の周囲は、単なる筒状体であ ったので、市場に出回っている無線電話機のアンテナの大きさが多種類に渡って いるにもかかわらず、前記空洞の径に見合った極限られたアンテナの大きさを持 った無線電話機にしか取り付けできなかった。
【0011】 本考案の目的は、電波出力の比較的小さい無線電話機にも使用でき、更に簡素 化された回路構成を持ち、また、アンテナの大きさが多少異なる無線電話機であ っても使用可能な低コスト化が図れる無線電話機用表示装置を提供することにあ る。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本考案の無線電話機用表示装置は、無線電話機の 基地局から所定の無線電話機に対して発信された搬送波付信号を受信することに よって当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号を送信した際に、当該 搬送波付応答信号を受信して当該無線電話機が受信している(つまり、当該無線 電話機が着呼している)ことを表示する機能を有し、無線電話機とは独立し且つ 無線電話機のアンテナに所定の設置手段によって設置される無線電話機用表示装 置であって、当該搬送波付応答信号を受信する受信手段と、この受信手段によっ て受信された当該搬送波付応答信号を半波整流する1個のダイオードと、このダ イオードによって半波整流された出力信号を受けてオン・オフ動作を行うスイッ チ手段と、このスイッチ手段に接続された電源部と、前記スイッチ手段と前記電 源部との間に位置された発光体による表示部とを有した回路部を具備していると する。
【0013】 この手段によって、本考案の無線電話機用表示装置は、当該無線電話機が着呼 していることを表示するための回路として、従来の無線電話機用表示装置のよう に複数個のダイオードを備えなくても1個のダイオードで動作可能とした。
【0014】 また、本考案の無線電話機用表示装置は、無線電話機の基地局から所定の無線 電話機に対して発信された搬送波付信号を受信することによって当該無線電話機 が基地局に対して搬送波付応答信号を送信した際に、当該搬送波付応答信号を受 信して当該無線電話機が受信している(つまり、当該無線電話機が着呼している )ことを表示する機能と、当該無線電話機を使用して他の無線電話機または一般 電話機に対して通話する際に、基地局に対して発信される搬送波付発信信号を受 信して当該無線電話機が発信していることを表示する機能とを有し、無線電話機 とは独立し且つ無線電話機のアンテナに所定の設置手段によって設置される無線 電話機用表示装置であって、当該搬送波付応答信号または当該搬送波付発信信号 のいずれも受信する受信手段と、この受信手段によって受信された当該搬送波付 応答信号または当該搬送波付発信信号のいずれも半波整流する1個のダイオード と、このダイオードによって半波整流された出力信号を受けてオン・オフ動作を 行うスイッチ手段と、このスイッチ手段に接続された電源部と、前記スイッチ手 段と前記電源部との間に位置された発光体による表示部とを有した回路部を具備 してもよい。
【0015】 この手段によって、本考案の無線電話機用表示装置は、当該無線電話機が着呼 または発信していることを表示するための回路として、従来の無線電話機用表示 装置のように複数個のダイオードを備えなくても1個のダイオードで動作可能と した。
【0016】 また、本考案の無線電話機用表示装置は、前記設置手段は、下部からスリット が設けられた略筒状に形成され、無線電話機のアンテナを挿入すると、このアン テナの太さに応じて、スリット幅が変化して太さの異なるアンテナに対応すると することが好ましい。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案に係る無線電話機用表示装置の実施の形態を図1および図2を参照しつ つ説明する。 図1は本考案に係る無線電話機用表示装置の回路部を示す回路図、図2は本考 案に係る無線電話機用表示装置を示す概略的一部分解斜視図である。
【0018】 本考案の無線電話機用表示装置10の回路部50は、当該搬送波付応答信号ま たは当該搬送波付発信信号のいずれも受信する受信手段としての小型アンテナ部 100と、この小型アンテナ部100によって受信された当該搬送波付応答信号 または当該搬送波付発信信号のいずれも半波整流する1個のダイオード200と 、このダイオード200によって半波整流された出力信号を受けてオン・オフ動 作を行うスイッチ手段としてのトランジスタ300と、このトランジスタ300 に接続された電源部としての電池400と、トランジスタ300と電池400と の間に位置された発光体による表示部としてのLED500とを有している。
【0019】 つまり、例えばトランジスタ300がNPN型のトランジスタである場合は図 1に示されるように、小型アンテナ部100の出力側は、ダイオード200のア ノード端子に接続されている。ダイオード200のカソード端子は、トランジス タ300のベース端子に接続されている。トランジスタ300のコレクタ端子は 、LED500のカソード端子に接続されている。LED500のアノード端子 は、電池400のプラス端子に接続されている。電池400のマイナス端子はト ランジスタ300のエミッタ端子に接続されている。 尚、電池400とLED500とは、その位置を入れ換えてもよい。 また、上記接続において、トランジスタ300をPNP型のトランジスタに変 更した場合は、ダイオード200とLED500と電池400とは極性を逆に接 続する。
【0020】 上記回路部50の回路構成を更に詳細に説明すると、小型アンテナ部100は 、導体線でできている。ダイオード200は、高速動作可能なショットキバリア ダイオードまたは同等品である。トランジスタ300は、高速動作可能なNPN 型のトランジスタの方が、PNP型のトランジスタより好ましいし、また設置す る無線電話機の搬送波周波数に対して安定してオン・オフできる同等品であれば よい。電池400は、ボタン電池等の小型電池である。尚、電池400は、ボタ ン電池の場合は2個使用するのが好ましい。LED500は一般的な可視LED であれば何でもよい。また、LED500は、低消費電力で発光する発光体(豆 電球等)に変えてもよい。
【0021】 このように構成された回路部50の構成部品は、パッケージ部800に納めら れて無線電話機用表示装置10となっている。無線電話機用表示装置10の構造 について、図2を参照しつつ説明する。 パッケージ部800は、断面視略コ字状の枠体部810と、この枠体部810 の上部からカバーするキャップ状の筒体部890とを有している。 キャップ状の筒体部890は、塩化ビニール等の合成樹脂で形成されており、 その上部(ここにはキャラクターが印刷される、または、立体的にキャラクター が設けられる)は少なくともLED500の光が外部に漏れるだけの透光性を有 している。 枠体部810の下部は、一部が下方に延設され、延設された先に更に指輪状の 保持部811が設けられている。 保持部811は、垂直方向にスリット811aが形成されている。
【0022】 枠体部810の上部は、略円板状の回路搭載部812となっている。 回路搭載部812の上面部812aには、所定の配線が施され、ダイオード2 00とトランジスタ300とLED500とが半田付けされている。 回路搭載部812の下面部812bには、電極面812c(図2においては電 池400のマイナス側が接触する)が設けられている。 枠体部810であって、回路搭載部812の下方には、回路搭載部812と略 同形状の電池支持部813が設けられている。 電池支持部813の上面部813aには、短冊状の金属板を断面視略ヘ字状に 折り曲げて形成された電池押え板部813c(図2においては電池400のプラ ス側が接触する)が固定されている。
【0023】 枠体部810の回路搭載部812と電池支持部813との間には、筒体を垂直 方向に切断して略短冊状に形成した支持柱部814が設けられている。 この支持柱部814の高さは、電池400を2個積み重ねて、前記電極面81 2cと電池押え板部813cとの間に納めることができるように設定されている 。
【0024】 図2においては図示されていない小型アンテナ部100は、回路搭載部812 から保持部811まで、支持柱部814の内部を経由して設けられている。 また、電池押え板部813cから支持柱部814を介して回路搭載部812の 所定の部分(LED500のアノード端子)までは、配線されている。
【0025】 以上のように構成された無線電話機用表示装置10は、その下部である指輪状 の保持部811側を無線電話機900のアンテナ部910に対して圧入すること によって、無線電話機900のアンテナ部910に設置される。 この際、無線電話機用表示装置10は、保持部811に形成されているスリッ ト811aの幅が拡がることによって、アンテナ部910の外径が保持部811 の内径よりも多少大きくても、アンテナ部910に設置される。
【0026】 無線電話機用表示装置10は、無線電話機900のアンテナ部910に設置さ れると下記の通り動作する。 小型アンテナ部100において、無線電話機900のアンテナ部910から発 信された搬送波付応答信号または搬送波付発信信号を受信する。 小型アンテナ部100によって受信された搬送波付応答信号または搬送波付発 信信号は、ダイオード200によって半波整流される。 したがって、例えば、搬送波周波数が1.5GHzだった場合は、ダイオード 200の出力側には、0.75GHz周期の半波信号(正方向のみ)が出力され る。
【0027】 この半波信号がトランジスタ300のベース端子に入力されるので、トランジ スタ300は、この半波信号と同期してオン・オフする。したがって、トランジ スタ300がオンした時は、電池400から電流がLED500に流れる。 LED500は、この半波信号の周期が極めて早いため、搬送波付応答信号ま たは搬送波付発信信号が受信されている間は常時点灯していることとなる。 つまり、無線電話機900が図示しない基地局を経由して呼び出しされている 時および無線電話機900を使って通話している時に、無線電話機用表示装置1 0のLED500は、搬送波付応答信号または搬送波付発信信号にほぼ同期して 発光する。
【0028】 尚、上記回路部50は、図3に示されるように、抵抗を追加してもよい。 図3は、本考案に係る別の回路部を示す回路図である。 抵抗を追加した回路部51は、回路部50に対して、ベース・エミッタ間電位 安定化用抵抗600(アンテナ100とダイオード200との間にその一端を接 続し、他端はトランジスタ300のエミッタ端子に接続する)と、LED用電流 制限抵抗700(LED500の含まれる回路ループ中に挿入される)とを追加 したものである。ただし、ベース・エミッタ間電位安定化用抵抗600と、LE D用電流制限抵抗700とは、どちらかのみ回路部50に対して追加しただけで もよい。 つまり、ベース・エミッタ間電位安定化用抵抗600は、トランジスタ300 が安定して動作しない場合に特に回路部50に対して追加する。また、LED用 電流制限抵抗700は、LED500に対して、所定の電圧以上の電圧が印加さ れるような電池400が接続される時に特に回路部50に対して追加する。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1に係る無線電話機用表示装置は、無線 電話機の基地局から所定の無線電話機に対して発信された搬送波付信号を受信す ることによって当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号を送信した際 に、当該搬送波付応答信号を受信して当該無線電話機が受信している(つまり、 当該無線電話機が着呼している)ことを表示する機能を有し、無線電話機とは独 立し且つ無線電話機のアンテナに所定の設置手段によって設置される無線電話機 用表示装置であって、当該搬送波付応答信号を受信する受信手段と、この受信手 段によって受信された当該搬送波付応答信号を半波整流する1個のダイオードと 、このダイオードによって半波整流された出力信号を受けてオン・オフ動作を行 うスイッチ手段と、このスイッチ手段に接続された電源部と、前記スイッチ手段 と前記電源部との間に位置された発光体による表示部とを有した回路部を具備し ているとした。
【0030】 この手段によって、本考案の請求項1に係る無線電話機用表示装置は、当該無 線電話機が着呼していることを表示するための回路として、従来の無線電話機用 表示装置のように複数個のダイオードを備えなくても1個のダイオードで動作可 能とした。したがって、回路構成が従来よりも簡単になっており、無線電話機用 表示装置の低コスト化が図れる。
【0031】 また、本考案の請求項2に係る無線電話機用表示装置は、無線電話機の基地局 から所定の無線電話機に対して発信された搬送波付信号を受信することによって 当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号を送信した際に、当該搬送波 付応答信号を受信して当該無線電話機が受信している(つまり、当該無線電話機 が着呼している)ことを表示する機能と、当該無線電話機を使用して他の無線電 話機または一般電話機に対して通話する際に、基地局に対して発信される搬送波 付発信信号を受信して当該無線電話機が発信していることを表示する機能とを有 し、無線電話機とは独立し且つ無線電話機のアンテナに所定の設置手段によって 設置される無線電話機用表示装置であって、当該搬送波付応答信号または当該搬 送波付発信信号のいずれも受信する受信手段と、この受信手段によって受信され た当該搬送波付応答信号または当該搬送波付発信信号のいずれも半波整流する1 個のダイオードと、このダイオードによって半波整流された出力信号を受けてオ ン・オフ動作を行うスイッチ手段と、このスイッチ手段に接続された電源部と、 前記スイッチ手段と前記電源部との間に位置された発光体による表示部とを有し た回路部を具備した。
【0032】 この手段によって、本考案の請求項2に係る無線電話機用表示装置は、当該無 線電話機が着呼または発信していることを表示するための回路として、従来の無 線電話機用表示装置のように複数個のダイオードを備えなくても1個のダイオー ドで動作可能とした。したがって、回路構成が従来よりも簡単になっており、無 線電話機用表示装置の低コスト化が図れる。
【0033】 また、本考案の請求項3に係る無線電話機用表示装置は、前記設置手段は、下 部からスリットが設けられた略筒状に形成され、無線電話機のアンテナを挿入す ると、このアンテナの太さに応じて、スリット幅が変化して太さの異なるアンテ ナに対応するようにした。したがって、無線電話機のアンテナの外径が多少異な っていても本考案の無線電話機用表示装置を無線電話機のアンテナに設置するこ とができる。また、無線電話機用表示装置の前記設置手段の内径を変更した製品 を多種類製造する必要がないため、無線電話機用表示装置の低コスト化が図れる 。
【0034】 つまり、本考案の無線電話機用表示装置は、低価格で無線電話機利用者に提供 できるので、無線電話機用表示装置の普及促進が図られる。 普及促進が図られると、無線電話機利用者の利用者のほとんどがこの無線電話 機用表示装置を無線電話機に設置するようになる。すると、無線電話機の利用者 が無線電話機を使用してはいけない場所(例えば病院内や航空機内)で無意識に 使ってしまった場合でも、無線電話機用表示装置が発光するので、看護婦やフラ イトアテンダントが逸早く気付き使用を止めるように注意をしてもらえるので、 最近問題になってきている電磁波問題に対して有効に働く。 尚、この電磁波問題とは、病院内の医療機器や航空機の機器が無線電話機によ る電磁波によって誤動作してしまう等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る無線電話機用表示装置の回路部を
示す回路図である。
【図2】本考案に係る無線電話機用表示装置を示す概略
的一部分解斜視図である。
【図3】本考案に係る別の回路部を示す回路図である。
【符号の説明】
10 無線電話機用表示装置 100 小型アンテナ部(受信手段) 200 ダイオード 300 トランジスタ(スイッチ手段) 400 電池(電源部) 500 LED(表示部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電話機の基地局から所定の無線電話
    機に対して発信された搬送波付信号を受信することによ
    って当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号
    を送信した際に、当該搬送波付応答信号を受信して当該
    無線電話機が受信していることを表示する機能を有し、
    無線電話機とは独立し且つ無線電話機のアンテナに所定
    の設置手段によって設置される無線電話機用表示装置に
    おいて、 当該搬送波付応答信号を受信する受信手段と、この受信
    手段によって受信された当該搬送波付応答信号を半波整
    流する1個のダイオードと、このダイオードによって半
    波整流された出力信号を受けてオン・オフ動作を行うス
    イッチ手段と、このスイッチ手段に接続された電源部
    と、前記スイッチ手段と前記電源部との間に位置された
    発光体による表示部とを有した回路部を具備したことを
    特徴とした無線電話機用表示装置。
  2. 【請求項2】 無線電話機の基地局から所定の無線電話
    機に対して発信された搬送波付信号を受信することによ
    って当該無線電話機が基地局に対して搬送波付応答信号
    を送信した際に、当該搬送波付応答信号を受信して当該
    無線電話機が受信していることを表示する機能と、当該
    無線電話機を使用して他の無線電話機または一般電話機
    に対して通話する際に、基地局に対して発信される搬送
    波付発信信号を受信して当該無線電話機が発信している
    ことを表示する機能とを有し、無線電話機とは独立し且
    つ無線電話機のアンテナに所定の設置手段によって設置
    される無線電話機用表示装置において、 当該搬送波付応答信号または当該搬送波付発信信号のい
    ずれも受信する受信手段と、この受信手段によって受信
    された当該搬送波付応答信号または当該搬送波付発信信
    号のいずれも半波整流する1個のダイオードと、このダ
    イオードによって半波整流された出力信号を受けてオン
    ・オフ動作を行うスイッチ手段と、このスイッチ手段に
    接続された電源部と、前記スイッチ手段と前記電源部と
    の間に位置された発光体による表示部とを有した回路部
    を具備したことを特徴とした無線電話機用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記設置手段は、下部からスリットが設
    けられた略筒状に形成され、無線電話機のアンテナを挿
    入すると、このアンテナの太さに応じて、スリット幅が
    変化して太さの異なるアンテナに対応することを特徴と
    した請求項1または2に記載の無線電話機用表示装置。
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