JP3052668U - アンテナ構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来携帯電話等で、電話機本
体に送信時や受信時にシールドシャシーに微弱な電磁波
（アース電流）が流れるが、これを利用していなかっ
た。 【解決手段】 本考案人は種々試作や実験を
重ねた結果、このような微弱なアース電流を直接利用し
て携帯電話機や通信機の本体から取り出して、その一部
に備えた発光エレメント部で検波して、これに含まれる
ダイオードで検出してから発光ダイオードＬＥＤを点滅
させることにより、アンテナエレメント本体全体に反射
光をだしてひからせるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

本考案はアンテナ構体に関し、携帯電話や通信機等の送信時や受信時にシー ルドシャーシ等に流れる微弱な電磁波（アース電流）を検出して、発光エレメン ト部に属する発光ダイオードＬＥＤとダイオードで検波して発光ダイオードを点 滅させるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から携帯電話や通信機本体には送信時や着信時には、シールドシャーシに 微弱な電磁波（アース電流）が流れているが、このような電磁波を利用すること は考えられなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このため本考案人は種々試作や実験を重ねた結果、このような微弱なアース電 流を直接利用して携帯電話機や通信機の本体から取り出して、その一部に備えた 発光エレメント部で検波して、これに含まれるダイオードで検出してから発光ダ イオードＬＥＤを点滅させることにより、アンテナエレメント本体全体に反射光 を出して光らせるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

以上のように、本考案のアンテナ構体はその一部に備えた発光エレメント部を 以て機体本体に流れる微弱な電磁波を利用して、アンテナエレメント本体全体を 発光せしめることができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の実施例について図で説明すると、図１はアンテナトップ１ａに発光エ レメント部を収容せる発光部カバー４を密着せしめた場合の縦断面図つまりはア ンテナホルダーランプの断面図であり、図２はアンテナエレメント１全体を引き 出した場合の側断面図であり、図３は発光回路結線図である。図で１はアンテナ 基部でその先端にはアンテナトップ１ａが位置しており、アンテナスリーブ２を 介して基部１に接続し、アンテナ基部１は径０．８程度の折れ曲がらない銅線１ ｂを使用し、これを被覆するためにビニール被覆線等の透明樹脂チューブ１ｃが 普通に用いられる。４は発光部カバーでアンテナ基部１の一部に設けられ、図３ で示すようなＬＥＤ_１，ＬＥＤ_２の発光ダイオードやコイルＬ_１，Ｌ_２やダイオ ードＤ_１，Ｄ_２，Ｄ_３，Ｄ_４等よりなる発光回路５で構成されている。その他６ は発光部カバー４のホルダー，７はその頂部の基板，８はバネスプリング，９は ストッパーである。

【０００６】

【考案の効果】

以上の記載から明らかなように、本考案では従来みられなかった発光部をアン テナ基部１に備えておき、形態電話や送信機の受信時，送信時に機体本体に流れ る電流をいち早く感知して発光させ周囲のものに知らせることができる。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るアンテナホルダーランプの断面図
である。

【図２】本考案に係るアンテナトップを引き出した場合
のアンテナ基部１の断面図である。

【図３】本考案アンテナ構体に内蔵せる発光回路５の一
実施例結線図である。

【符号の説明】

１ アンテナ基体本体，１ａ アンテナトップ，
１ｂ アンテナ芯線，１ｃ 被覆線 ２ アンテナスリーブ ４ 発光部カバー ５ 発光回路 ６ 発光部カバーのホルダー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アンテナ構体として携帯電話
   や通信機本体より送信時や着信時にシールドシャーシに
   流れる微電流を感知して発光部カバー内部に内蔵せる発
   光エレメント部に属するダイオードやＬＥＤを働かして
   アンテナ本体全体を発光させることを特徴とするアンテ
   ナ構体。