JP3066489U - ユニオン式管継手 - Google Patents

ユニオン式管継手

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JP3066489U
JP3066489U JP1999006008U JP600899U JP3066489U JP 3066489 U JP3066489 U JP 3066489U JP 1999006008 U JP1999006008 U JP 1999006008U JP 600899 U JP600899 U JP 600899U JP 3066489 U JP3066489 U JP 3066489U
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union
pipe joint
swelling
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type pipe
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董奕長
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董 奕長
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Abstract

(57)【要約】 【課題】、一直線上に並ばない管同士をユニオン式管継
手により継ぐことができるようにする。 【解決手段】ユニオンナット21の中心孔を貫通し、その
ユニオンナット21とは反対側の自由端部に管継手を有す
るユニオン管22の、ユニオンナット21側の端部を薄肉管
状の膨出部材取付部220bとし、その膨出部材取付220bに
外面が略球面状の膨出部材221を取り付け、ユニオン管2
2がユニオンナット21の中心軸と異なる方向に傾動し得
るようにする

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、中心線が同一直線上に並ばない管同士でも接続し得るユニオン式管 継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のユニオン式管継手は、接続するための管の中心軸が一直線上になければ 適正に管を継ぐことができないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、管中 心軸が交差し、一直線上にない管同士をユニオン式管継手により継ぐことができ るようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題は、ユニオンナットの中心孔を貫通し、そのユニオンナットとは反 対側の自由端部に管継手を有するユニオン管の、ユニオンナット側の端部を薄肉 管状の膨出部材取付部とし、その膨出部材取付に外面が略球面状の膨出部材を取 り付け、ユニオン管がユニオンナットの中心軸と異なる方向に傾斜しても無理な く接続し得るようにしたユニオン式管継手により達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。 図1は本発明にかかるユニオン式管継手の第一実施例の斜視図、図2は図1に 示したユニオン式管継手の立体分解図、図3は図1に示したユニオン式継手の断 面図、図4は本発明にかかるユニオン式管継手の第二実施例の立体分解図、図5 は図4に示したユニオン式管継手の断面図、図6は本発明にかかるユニオン式管 継手の膨出部材の取り付け状態を示す部分断面図である。
【0006】 まず、図1ないし図3について説明する。 図中、1はユニオン式管継手、10はユニオンねじ、11はユニオンナット、 12は主体部材120及び膨出部材121からなるユニオン管、13及び14は パッキンである。 ユニオンねじ10は、一方の端部が図示しない管の端部との管継手10aであ り、他の一方の端部にユニオンナット11とかみ合う雄ねじ10bを有する。
【0007】 ユニオン管12の主体部材120は、一方の端部が図示しない管の端部に接続 される管継手120aであり、他の一方の端部に後述の膨出部材121が取り付 けられる薄肉管状の膨出部材取付部120bとなっている。 膨出部材121は、その外径がユニオンナット11の内径より若干小さい略球 状の部材に、その中心を通り、膨出部材取付部120bを緊密に挿通し得る挿通 孔121aを設けたものである。
【0008】 このユニオン管12は、主体部材120の膨出部材取付部120aにユニオン ナット11及びパッキン14を順次通した状態で、膨出部材121を膨出部材取 付部120aに接着又ははんだ付けなどにより、脱落しないよう取り付けてなる ものである。 ユニオンねじ10は、膨出部材121との間にパッキン13を挟んだ状態でユ ニオンナット11に取り付けられる。
【0009】 このとき、ユニオンナット11を完全に締める前であれば、図3中で矢印で示 したように、ユニオン管12の角度を変えたり、その中心軸の周りを回転させた りできる。 ユニオンナット11を締めると、膨出部材121は、パッキン13、14を介 してユニオンナット11内に保持され、ユニオンねじ10とユニオン管12の間 がシールされる。 この実施例では、ユニオン管12がユニオンねじ10に対して傾動可能に接続 できるので、接続するべき管の中心軸が交差し、一直線上に並ばない場合でも、 両者を継ぐことができる。
【0010】 次に、図4及び図5について説明する。 図中、2はユニオン式管継手、20やユニオンねじ、21はユニオンナット、 22は主体部材220及び膨出部材221からなるユニオン管、23及び24は パッキンである。 なお、この第二実施例の主要構成は、第一実施例のものとほぼ同様であるので 相違点を中心に説明する。 このユニオン管22の主体部材220の膨出部材取付部220bの先端部分の 内径は、他の部分より大きい薄肉部220cとなっている。
【0011】 この薄肉部220cは、膨出部材取付部220bに膨出部材221をはめたと きに、膨出部材221から突出するようになっている。 膨出部材221から突出した薄肉部220cは、図5に示したように、膨出部 材221が膨出部材取付部220bにはめられた後、膨出部材221の外周面に 沿って押し広げられ、強くかしめ付けられ、膨出部材221との間は気密にシー ルされ、かつ、膨出部材221は膨出部材取付部220bから抜け落ちないよう 強く保持される。 また、ユニオンねじ20の、ユニオン管22側の開口縁には、ユニオン管22 の傾動を妨げないよう凹部20cが設けられている。 この実施例でも、ユニオンねじ20と主体部材220が互いに傾いてもパッキ ン23、24により液体は気密にシールされるものである。
【0012】 次に、図6について説明する。 図中、30はユニオンねじ、320bは膨出部材取付部、320cは薄肉部、 321は膨出部材、321bは凹部である。 なお、この第三実施例の主要構成は、第二実施例のものとほぼ同様であるので 、相違点を中心に説明する。 この膨出部材取付部320bは、膨出部材取付部320bに膨出部材321を はめたときに、その薄肉部320cの先端が膨出部材321の開口付近で終端す る程度の長さのものである。
【0013】 膨出部材321のユニオンねじ30側開口縁には、内径が膨出部材取付部32 0aの外径より大きい凹部321が設けられる。 この膨出部材321は、その内部に通された膨出部材取付部320aの薄肉部 320bを、膨出部材321の凹部321内に押し広げることにより、膨出部材 取付部320aから抜け落ちないよう取り付けられる。 なお、上記の第一ないし第三実施例において、ユニオン式管継手の両端部の管 継手の形状は、接続される管の種類の応じて自由に設計変更できるものである。
【0014】
【考案の効果】
本発明は上記のように構成されるので、本発明によるときは、一直線上に並ば ない管同士をユニオン式管継手により継ぐことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるユニオン式管継手の第一実施例
の斜視図である。
【図2】図1に示したユニオン式管継手の立体構成を示
す斜視図である。
【図3】図1に示したユニオン式継手の断面図である。
【図4】本発明にかかるユニオン式管継手の第二実施例
の立体構成を示す斜視図である。
【図5】図4に示したユニオン式管継手の断面図であ
る。
【図6】本発明にかかるユニオン式管継手の膨出部材の
取り付け状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ユニオン式管継手 10 ユニオンねじ 10a 管継手 10b 雄ねじ 11 ユニオンナット 12 ユニオン管 120 主体部材 120a 管継手 120b 膨出部材取付部 121 膨出部材 121a 挿通孔 13 パッキン 14 パッキン 2 ユニオン式管継手 20 ユニオンねじ 20c 凹部 21 ユニオンナット 22 ユニオン管 220 主体部材 220b 膨出部材取付部 220c 薄肉部 221 膨出部材 23 パッキン 24 パッキン 30 ユニオンねじ 320b 膨出部材取付部 320c 薄肉部 321 膨出部材 321b 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニオンねじと、 ユニオンナットと、 ユニオンナットの中心孔を貫通し、そのユニオンねじ
    (10、20、30)とは反対側の自由端部に管継手を
    有する主体部と、主体部のユニオンねじ側の端部に設け
    られるパッキンを介してユニオンねじとユニオンナット
    により挟持される膨出部からなるユニオン管と、 により構成されるユニオン式管継手において、 ユニオン管(12、22)が、主体部材(120、22
    0)と、主体部材(120、220)に取り付けられる
    膨出部材(221)とからなり、 主体部材(120、220)の膨出部が形成されるべき
    ユニオンねじ(10、20、30)側端部が薄肉管状の
    膨出部材取付部(120b、220b、320b)とな
    っており、 膨出部材(121、221、321)が、中央に主体部
    材(120、220)の膨出部材取付部(120b、2
    20b、320b)を挿通し得る挿通孔(121a)を
    有する略球状の部材であり、 主体部材(120、220)の膨出部材取付部(120
    b、220b、320b)に膨出部材(121、22
    1、321)が取り付けられる上記のユニオン式管継手
    (1、2)。
  2. 【請求項2】 ユニオン管(22)が、主体部材(22
    0)の膨出部材取付部(220b、320b)に膨出部
    材(221、321)をかしめ付けることにより形成さ
    れる請求項1に記載のユニオン式管継手(2)。
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