JP2556483Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2556483Y2
JP2556483Y2 JP2992092U JP2992092U JP2556483Y2 JP 2556483 Y2 JP2556483 Y2 JP 2556483Y2 JP 2992092 U JP2992092 U JP 2992092U JP 2992092 U JP2992092 U JP 2992092U JP 2556483 Y2 JP2556483 Y2 JP 2556483Y2
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pipe
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富夫 濱
清康 山崎
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Nihon Pisco Co Ltd
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Nihon Pisco Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、管継手に関し、さらに
詳細には、接続すべき管の端部が着脱自在に連結される
継手本体と適宜な流体装置に連結される連結部材とが、
前記継手本体及び連結部材の対向する端部に形成された
嵌合部と被嵌合部との嵌合によって結合され、且つ前記
嵌合部内に嵌合された被嵌合部の抜け止めを図るよう
に、嵌合部の端部がかしめられている管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管継手は、図5に示すように、管
1を着脱自在に連結する継手本体10の被嵌合部である
挿入部12に、作動用流体によって作動する流体装置等
に連結する連結部材であるネジ部本体20の嵌合部22
が嵌合し、シール部材であるO−リング30を介して気
密されると共に、該嵌合部22の端部に設けられたかし
め部24がかしめられ、継手本体10がネジ部本体20
から抜け出ないように連結され、形成されている。上記
の継手本体10は、例えば図5に示されたように、筒状
の本体の一方側に管1を差し込むことで、管1と継手本
体10とのシールおよび結合が同時になされるワンタッ
チ式の管連結部14が具備され、他方側にネジ部本体2
0に嵌入可能な嵌入部12が形成されいる。この挿入部
12の先端部の外周には、シール部材であるO−リング
30が配設可能に溝状のシール部材溝部16が形成され
ており、該挿入部12の前記管連結部14側の外周に
は、ネジ部本体20の嵌合部22の端部に設けられたか
しめ部24がかしめられて進入可能に溝状の連結溝部1
8が形成されている。また、このシール部材溝部16と
連結溝部18との間には、連結溝部18を実質的に形成
すると共に、前記ネジ部本体20が嵌合する際のストッ
パー部として作用するように、挿入部12の外周に鍔状
に鍔部17が形成されている。前記のネジ部本体20
は、例えば図5に示されたように、前記継手本体10の
挿入部12に対向する端部には、前述したように継手本
体10とネジ部本体20とを連結するための嵌合部22
及びその端部にかしめ部24が設けられており、筒状の
本体の他方の外周には、前記流体装置に装着可能にテー
パ雄ネジ部26が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の管継手によ
れば、例えば、テーパ雄ネジ部26をインパクトレンチ
またはスプレーガン等の圧縮空気によって作動する流体
装置に螺着し、圧縮空気を供給する管1の端部を継手本
体10の管連結部14に挿入することによって、前記流
体装置と管1とを連結することができる。上記インパク
トレンチ等の流体装置にあっては、作業者が流体装置を
直に操作することから、管1には、柔軟性のあるチュー
ブが用いられ、さらに、流体装置の取り扱い性を向上す
るためには、柔軟性のあるチューブをつる巻き状に成形
したものが利用されている。
【0004】しかしながら、この管継手にあっては、継
手本体10に嵌合したネジ部本体20のかしめ部24が
かしめられて、該かしめ部24が鍔部17等に食い込む
ようにして継手本体10とネジ部本体20とが固く結合
されている。このため、作業者が、上記の如き管1によ
って連結された流体装置を連続使用し、ほぼ同一の動作
を繰り返しているうちには、柔軟性のある管1が一方向
のみに連続して捩じられることがある。このように管1
が捩じられると、管1の柔軟性が奪われ、作業者によっ
て流体装置を自由に操作できなくなるため、作業者は、
管1が捩じれないように常に注意をするか、捩じれてし
まった際には、作業を休止して、管1の捩じれを取らな
ければならなかった。このため、流体装置を操作する作
業能率が低下するという課題があった。
【0005】そこで、本考案の目的は、流体装置を操作
する際の作業能率が低下しないように、管の捩じれを容
易に解消することのできる管継手を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案者は継手本体と連結部材とを相対的に回転
可能に連結することが有効であると考えて、本考案に到
達したのである。すなわち、本考案は、接続すべき管の
端部が着脱自在に連結される継手本体と適宜な流体装置
に連結される連結部材とが、前記継手本体及び連結部材
の対向する端部に形成された嵌合部と被嵌合部との嵌合
によって結合され、且つ前記嵌合部内に嵌合された被嵌
合部の抜け止めを図るように、嵌合部の端部がかしめら
れている管継手において、前記継手本体と連結部材とを
互いの軸線を中心として相対的に回転可能とすべく、滑
り部材が、嵌合部のかしめられた端部内側面と被嵌合部
外側面との間に挿入されていることを特徴とする管継手
にある。
【0007】
【作用】本考案の管継手によれば、嵌合部のかしめられ
た端部内側面と、該嵌合部が嵌合する被嵌合部外側面と
の間に滑り部材が挿入され、継手本体と連結部材とが連
結されているため、継手本体と連結部材とを互いの軸線
を中心として相対的に回転することが可能である。この
ため、作業者が流体装置を使用する際に、管の捩じれが
発生しにくくなり、管に捩じれが発生した際にも、管の
捩じれを容易に解消することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案にかかる管継手の好適な実施例
を添付図面と共に詳細に説明する。図1は本考案の一実
施例を示す管継手の断面図であり、図2は図1の分解斜
視図である。この管継手によれば、連結部材であるネジ
部本体20の嵌合部22の内側面と、継手本体10の被
嵌合部である挿入部12の外側面との間に、リング状滑
り部材が32挿入され、嵌合部の端部のかしめ部24が
該リング状滑り部材32に当接してかしめられ、リング
状滑り部材32が上記の挿入位置に保持されつつ、継手
本体10とネジ部本体20とが結合されている。
【0009】上記継手本体10の筒状の本体の一方側に
は、管1の端部を差し込むことで、管1と継手本体10
との気密および結合が同時になされるワンタッチ式の管
連結部14が具備されている。この管連結部14につい
ては、本願出願人が先に出願し、特公平2−32517
号公報に開示された技術がある。すなわち、この管連結
部14は、継手本体10内に配され、挿入された管1の
外周面へ食い込み可能なロック爪41を有するロック部
42と、継手本体10内方向へ押動された際に、管1の
外周面からロック爪41を解放する解放部45と、管1
の気密をするリング状の弾性部材50とを具備する。
【0010】なお、上記ロック部42は、内径端縁およ
び外径端縁のそれぞれから多数の放射状切込が交互に形
成された環状に形成されると共に、前記切込が形成され
た外周縁側が一定幅にわたって管1の挿入方向へ屈曲さ
れ、この屈曲端である外径端縁によって継手本体10内
に設けられた環状溝内に嵌装保持され、前記切込が形成
された内径端縁が挿入された管1の外周面へ食い込み可
能になっている。そして、ロック部42の食い込みを解
放するためには、解放部45を継手本体10内へ押し込
む。解放部45が押し込まれると、解放部45の先端に
より、管1の外周面へ食い込んでいるロック部42の内
径端縁が前方へ押動されると共に、管1の外周面から離
反して食い込みが解放されるのである。
【0011】また、継手本体10の筒状の本体の他方側
にはネジ部本体20に嵌入可能な嵌入部12が形成され
いる。この挿入部12の先端部の外周には、シール部材
であるO−リング30を配設可能に溝状のシール部材溝
部16が形成されている。そして、該挿入部12の管連
結部14側の外周には、リング状滑り部材32が挿入さ
れると共に、ネジ部本体20の嵌合部22の端部に設け
られたかしめ部24がかしめられて進入可能に溝状の連
結溝部18が形成されている。また、このシール部材溝
部16と連結溝部18との間には、連結溝部18を実質
的に形成すると共に、前記ネジ部本体20が嵌合する際
のストッパー部として作用するように、挿入部12の外
周に鍔状に鍔部17が形成されている。
【0012】上記のネジ部本体20には、前記継手本体
10の挿入部12に対向する端部に、前述したように継
手本体10とネジ部本体20とを連結するための嵌合部
22及びその端部にかしめ部24が設けられており、筒
状の本体の他方の外周に、インパクトレンチ等の流体装
置に装着可能にテーパ雄ネジ部26が設けられている。
なお、上記かしめ部24は、図2に示すように嵌合部2
2の端部に円周に連続して設けられても良いし、かしめ
加工をする際に材料の歪みを逃がすため、断続的に設け
られても良いのは勿論である。
【0013】リング状滑り部材32は、断面形状が円形
であると共に、図2に示すように一か所が切り離された
C字形のリング状に形成され、拡径自在なバネ性を有し
ている。このリング状滑り部材32は、図1に示すよう
に断面上において、継手本体10と二点にて接触してお
り、ネジ部本体20とかしめ部24にて接触している。
このため、従来の管継手の如くかしめ部24が継手本体
10に食い込んで連結することがなく、リング状滑り部
材32と継手本体10との接触部は小さいため、ネジ部
本体20と継手本体10とは互いの軸線を中心として相
対的に容易に回転できる。従って、作業者が流体装置を
使用する際に、管1の捩じれが発生しにくくなり、管1
に捩じれが発生した際にも、管1の捩じれを容易に解消
することができる。なお、管継手の組立の際に、リング
状滑り部材32は、バネ性があるため、前記連結溝部1
8に容易に嵌合することができる。
【0014】次に、本考案にかかる他の実施例を、図3
及び図4に基づいて説明する。図3及び図4は本発明の
他の実施例を示すネジ部本体20と継手本体10との嵌
合部の詳細を示す部分断面図である。図3に示すよう
に、34はワッシャー部材であり、連結溝部18に嵌合
できるようにリング状に形成されていると共に、断面形
状が矩形に形成されている。このワッシャー部材34
は、リング状滑り部材32とかしめられた嵌合部22の
かしめ部24との間に配設される。このため、図1の実
施例に比べ、リング状滑り部材32と他の部材との接触
部がさらに小さくなるため、ネジ部本体20と継手本体
10とが互いの軸線を中心として相対的に容易に回転す
ることができる。
【0015】また、以上の実施例に具備されるリング状
滑り部材32に代えて、ネジ部本体20と継手本体10
とがバランス良く回転できるために充分な数の鋼球36
が、図4に示すように、挿入部12の鍔部17に設けら
れた凹部に配され、ワッシャー部材34介し、かしめら
れたかしめ部24内側面と挿入部22の外周面との間に
保持されることで、ネジ部本体20と継手本体10とを
互いの軸線を中心として相対的に回転可能に連結するこ
ともできる。この鋼球36は、各部材のそれぞれに点接
触するため、滑り性が良く、ネジ部本体20と継手本体
10とを互いの軸線を中心として相対的に一層容易に回
転させることができるのである。
【0016】以上、本考案の管継手によれば、継手本体
10とネジ部本体20との連結が、各実施例に示す如き
滑り部材を介在してなされるため、継手本体10とネジ
部本体20とが互いの軸線を中心として相対的に回転で
きると共に、継手本体10とネジ部本体20との相互間
の軸線に関するガタツキ及びぶれは発生しない。このた
め、O−リング30等のシール部材による気密が適切に
確保される。また、滑り部材としてリング状滑り部材3
2が使用される場合には、嵌合部22のかしめ部24に
よって、継手本体10とネジ部本体20とが適宜に締め
付けられた状態で連結されているため、ネジ部本体20
と継手本体10とは、一定値以上の捩じれによる外力が
作用したときのみに適宜に相対的に回転することにな
る。このため、通常の作業中にネジ部本体20と継手本
体10とが過度に相対的に回転することを防止すること
ができる。
【0017】また、以上の実施例においては、継手本体
10の挿入部12にネジ部本体20の嵌合部22が嵌合
する場合について説明したが、継手本体10に嵌合部を
設け、ネジ部本体20に挿入部を設け、上記の実施例と
は反対に嵌合してもよいのは勿論である。さらに、継手
本体10の管1と連結するための構成は、本実施例に限
定されることなく、種々の構成を利用しても良く、連結
部材としては本実施例の如きテーパ雄ネジ部26を有す
るネジ部本体20に代えて、種々のネジ部、さらには種
々の継手部としても良いのは勿論である。以上、本考案
の好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本考案は
上述の実施例に限定されないのは言うまでもなく、考案
の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し得る
のは勿論のことである。
【0018】
【考案の効果】本考案の管継手によれば、嵌合部のかし
められた端部内側面と、該嵌合部が嵌合する被嵌合部外
側面との間に滑り部材が挿入され、継手本体と連結部材
とが連結されるため、継手本体と連結部材とを互いの軸
線を中心として相対的に回転することが可能である。こ
のため、作業者が流体装置を使用する際に、管の捩じれ
が発生しにくくなり、管に捩じれが発生した際にも、管
の捩じれを容易に解消することができ、作業者は、管が
捩じれないように注意をしたり、管が捩じれてしまった
際に作業を休止して管の捩じれを取る必要はなく、作業
能率を向上できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の実施例の分解斜視図
【図3】本考案の他の実施例を示す部分断面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す部分断面図。
【図5】従来の技術を示す断面図。
【符号の説明】
10 継手本体 12 挿入部 14 管連結部 16 シール部材溝部 17 鍔部 18 連結溝部 20 ネジ部本体 22 嵌合部 24 かしめ部 26 テーパ雄ネジ部 30 O−リング 32 リング状滑り部材 34 ワッシャー部材 36 鋼球

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき管の端部が着脱自在に連結さ
    れる継手本体と適宜な流体装置に連結される連結部材と
    が、前記継手本体及び連結部材の対向する端部に形成さ
    れた嵌合部と被嵌合部との嵌合によって結合され、 且つ前記嵌合部内に嵌合された被嵌合部の抜け止めを図
    るように、嵌合部の端部がかしめられている管継手にお
    いて、 前記継手本体と連結部材とを互いの軸線を中心として相
    対的に回転可能とすべく、滑り部材が、嵌合部のかしめ
    られた端部内側面と被嵌合部外側面との間に挿入されて
    いることを特徴とする管継手。
JP2992092U 1992-04-08 1992-04-08 管継手 Expired - Lifetime JP2556483Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0581594U JPH0581594U (ja) 1993-11-05
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