JP3069026U - 硬質樹脂管用継手 - Google Patents

硬質樹脂管用継手

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JP3069026U
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hard resin
resin pipe
conical cylinder
inclination angle
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JP1999006859U
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Inventor
政司 田中
Original Assignee
東京工研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は硬質樹脂管に対する継手に関し、
硬質樹脂管表面を抱持状に保持することで継手に結合
し、その上シール性を確保できるようにした硬質樹脂管
用継手に関する。 【解決手段】 外向の所定傾斜角度を持った円錐筒を形
成した本体と内向の所定傾斜角を持った円錐筒を形成し
た継手体とで構成し、本体の円錐筒内に継手体の円錐筒
を嵌入させて硬質樹脂管を両部材間に結合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は管継手に関し、具体的には硬質合成樹脂管に対する継手に係り、し かもシール性を備えた継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、円錐形の係止具3′を用いて硬質樹脂管Pを係止する場合 は係止具3′と硬質樹脂管Pの対接面3″およびP′とは直線的に所定方向に進 行するもので係止具3′で硬質樹脂管Pを挟持状に掴持するだけで両面間のシー ル機能を向上させる面接触を行なわせるものではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示した従来の硬質樹脂管の継手は抜止め防止用の係止具3′とシール材 4′を必要としているものであった。 この考案は上記部材を必要としない硬質樹脂管の継手を供給しようとするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は継手を形成する本体と継手体のうち本体に形成した外向の所定傾斜 角を持った外開き円錐筒と継手部に形成した内向の所定傾斜角を持った内閉じ円 錐筒とを嵌着させ、継手部の内閉じ円錐筒の筒壁面で前記両部材に挿入してある 硬性合成樹脂管を抱持状に圧着して前記管を本体に封密状に結合するように構成 したものである。
【0005】
【実施例】
図1にこの考案に係る硬質樹脂管の継手を構成する本体と継手体とがそれぞれ 符号1および符号2として示されており、いずれも合成樹脂材料で形成されてい る。 本体1は接続部11と嵌入部15で形成されており、嵌入部15は接続部11 と連通する通孔12を備え、所定長さL1を持つ円筒13とこの円筒に基部を接 し、この基部から所定角度Aをもって外向に拡開する所定長さL2を持つ円錐筒 14とで形成されている。
【0006】 継手体2は所定径を持つ円筒形の嵌着部21と内向きの所定傾斜角Bを持ち所 定長さL3の内向き円錐筒22で形成されている。また前記円錐筒の通孔23は 嵌入部15の円筒13の内径とほぼ同径でしかも平滑面として形成されている。 その上前記した傾斜角Bは嵌入部15の傾斜角Aとほぼ同角かあるいはわずか大 きく形成されている。
【0007】 この考案に係る硬質樹脂管用継手の実施例を図2により説明すれば次のとおり である。 本体1の円筒13と継手体の通孔23内に挿着されている硬質樹脂管Pは、本 体1と継手体2とが所定長さ結合した段階で本体1の円錐筒14の傾斜面14′ に嵌着している継手体2の円錐筒22の傾斜面22′によって、前記円錐筒の通 孔23の内周面23′と硬質樹脂管の外表面P′とが封密状態に接合し、本体1 と継手体2に対して継手として結合するものである。
【0008】 この考案に係る硬質樹脂継手は上記実施例に限定されるものでなく、形成材料 として合成樹脂材料に限定されるものでなく、しかも外向きおよび内向のそれぞ れの傾斜角を持った円錐筒の形状および大きさ等は必要に応じて任意に設計でき るものである。
【0009】
【考案の効果】
この考案は硬質樹脂パイプPを継手体2に接合する場合、継手体2の通孔23 の内周面23′が継手体2のねじ込動作に応動して前記パイプPの外表面P′を ら旋回転しながら摺接して所定位置まで進行するので、前記両対接面の平滑化が 行なわれ、この結果両対接面間のシール性が確保される。 またこの考案は継手体に形成した円錐筒22の先端縁24が硬質樹脂管の外表 面にシール性確保機能を生ずるように効果的に対接するものである。 またこの考案は所定長さを持った継手体の円錐筒22で硬質樹脂管Pの外表面 を抱持状に掴持するもので両部材間の結合を確実に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体と継手との断面説明図である。
【図2】実施例の断面説明図である。
【図3】従来の説明図ある。
【符号の説明】
1 本体 2 継手体 11 接続部 12 通孔 13 円筒 14 外向円錐筒 15 嵌入部 21 嵌着部 22 内向円錐筒 23 通孔 24 先端縁 A 傾斜角 B 傾斜角 P 硬質樹脂管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外向の所定傾斜角を持った円錐筒を形成
    した本体と前記傾斜角とほぼ同角の内向の傾斜角を持っ
    た円錐筒を形成した継手体とで構成され、本体の円錐筒
    内に継手体の円錐筒を嵌入させて硬質樹脂管を両部材間
    に結合するようにしたことを特徴とする硬質樹脂管用継
    手。
JP1999006859U 1999-09-07 1999-09-07 硬質樹脂管用継手 Expired - Lifetime JP3069026U (ja)

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