JP3066394B2 - 駐輪装置 - Google Patents

駐輪装置

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JP3066394B2
JP3066394B2 JP8315663A JP31566396A JP3066394B2 JP 3066394 B2 JP3066394 B2 JP 3066394B2 JP 8315663 A JP8315663 A JP 8315663A JP 31566396 A JP31566396 A JP 31566396A JP 3066394 B2 JP3066394 B2 JP 3066394B2
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JP
Japan
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bicycle
fixed rail
parking device
bicycle parking
front wheel
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JP8315663A
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俊一 兼重
一人 吉村
哲夫 松村
正 岡村
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鋼鈑建材株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来、駐輪場には、駐輪装置が設けられ
ているが、駐輪面積を縮少するために、上下2段に駐輪
するための図3に示す様な上下2段式駐輪装置が設けら
れている。この上下2段式駐輪装置における下段に自転
車10を駐輪させる場合、自転車の前輪を床面に接近し
た下段固定レール4に乗せ、前進させて直立した平行の
支柱3の隙間を通して下段固定レール4の先端に取り付
けた前輪支え5で止め、自転車10の後部を持ち上げ下
段固定レール4の後端に設けた後輪支え6の枠内へ後輪
を収め、自転車の左右の倒れを前輪の両側を支柱3で支
えて駐輪している。 一方、前記支柱3の上端には、上
段固定レール2の前端部が支持され、この上段固定レー
ル2には移動レール1が摺動自在に収納され、この移動
レール1を後側に図4の一点鎖線で示すように斜めに引
き出して、この上に自転車9を載置した後、移動レール
1を持ち上げて上段固定レール2上に戻して、上下2段
に自転車を収容するようにしている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この状態においては、
上段の自転車の位置に比較して下段の自転車が前方に突
出しており、上段の自転車と下段の自転車の位置の差の
分Lだけ設置面積を余分に占有していた。これととも
に、上段の自転車の後部も下段のそれよりも後方に突出
して邪魔であった。また、下段の自転車のバスケット7
が支柱3に衝突して邪魔であった。従って本発明の目的
は、自転車の立体的な駐輪装置の設置面積を必要最小限
に削減し、かつ自転車を安定に支持する立体的な駐輪装
置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自転車を上下2段に収納し、上段の固定
レールに移動レールを摺動自在に支持し、上段の固定レ
ールの前部と下段の固定レールの前部とを支柱により連
結するとともに、前記支柱により前輪の両側を挟持する
ようにした駐輪装置において、前記支柱の、上段の固定
レールとの連結部が、前方に突出するように傾斜せしめ
た。すなわち、請求項1記載の駐輪装置は、自転車を上
下2段に収納し、上段の固定レールに移動レールを摺動
自在に支持し、上段の固定レールの前部と下段の固定レ
ールの前部とを支柱により連結するとともに、前記支柱
により前輪の両側を挟持するようにした立体駐輪装置に
おいて、前記支柱は前記上段の固定レールより前方に突
出するように傾斜していることを特徴とする。請求項2
の駐輪装置は、下部が湾曲部を有している並立した支柱
の間隙に、自転車前輪を挿入し、この湾曲部によって前
輪両側を挟持するようにしたことを特徴とする。又、請
求項3記載の装置は、支柱の傾斜角は垂直に対して5〜
30度であることを特徴とする。さらに請求項4の装置
は、下段の固定レールと、支柱と、上段の固定レールと
は、連続的一体に形成されていることを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】以下本発明の第一の実施例を図面
に基いて詳細に説明する。図1は、この発明における一
実施例として、上下2段式立体駐輪装置の駐輪の様子を
示す側面説明図である。
【0005】本発明の立体駐輪装置Mは、略コ字状の一
体連続したフレームfを有し、このフレームfの上部水
平部分は上段固定レール2を形成し、下段水平部分は、
下段固定レール4を形成している。上段固定レール2内
には上段移動レール1が摺動自在に保持されている。前
記上下段固定レール2、4の前部は、支柱3によって連
結され、この支柱3は、図2に示すように間隔を配して
設けた並立の左右の板3a,3aは前輪のスポーク8を
左右から挟持するようになっている。
【0006】すなわち、前記支柱3は上段固定レール2
の前端が下段固定レール4の前端よりもやや前方に位置
するように前方に傾斜しており、その傾斜角θは約5〜
30度であればよい。より好ましくは10〜20度であ
る。前記支柱3の上下には湾曲部3b,3cが形成され
ており、この下部の湾曲部3cにそって前輪のスポーク
8と接触するようになっている。なお、下段固定レール
4の代りに、図1の2点鎖線で示すように、傾斜した固
定レール50を取り付けるようにしてもよい。
【0007】上段の自転車9の駐輪は、図4に示すよう
に上段移動レール1を上段固定レール2より手前に引き
出し、移動レール1の後側を下げて接地させ、自転車9
の前輪を持ち上げて移動レール1の溝の中に入れて移動
レール1の前部に設けた前輪支え20まで押し上げ、自
転車9の後輪を持ち上げて移動レール1の後部に設けた
後輪支え21に収納する。次いで移動レール1を持ち上
げ、上段固定レール2に押し込みロックが掛るまで押せ
ば収納が出来る。なお、上段固定レール2の後端には、
弾性板22が設けられ、この弾性板22はガイドローラ
ー23を保持しており、移動レール1を出し入れすると
きのガイドとして機能している。
【0008】次に下段に駐輪する自転車10は、下段固
定レールの溝に自転車10の前輪を入れて前方に押し
て、下段固定レールに下部を固定され上部で上段固定レ
ールを支持している支柱3の隙間に自転車10の前輪を
通し、前輪スポーク8が左右の板3a,3aに当接する
まで押し込む。
【0009】自転車10の前輪スポーク8によって形成
される立体的な曲面は、スポーク8一本一本が、タイヤ
の保持フレーム(リム)から、周方向で交互に、前輪車
軸の両端に対し斜めに広がるようにして伸びて、車軸で
結節されている。車軸の両端を頂点とした偏平な2個の
円錐形を、両底面で重ね合わせたような形をなしてい
る。このため前輪を支柱3に挿入したときには、全スポ
ークの角度Wθに相当する略1/3のスポークが支柱3
の湾曲部3cにそった曲線に接触するようになる。した
がって、自転車10の前輪スポーク8と支柱3との接触
点が多く自転車10の安定度が従来装置に比較して大き
く向上する。なお、このような湾曲部3cを持った支柱
構造(前輪を挟持して固定する構造)は、上下に駐輪す
る立体的な駐輪装置でなくともよく、一段型の駐輪装置
でも適用可能である。
【0010】また、支柱3を垂直に対して前方に約5〜
30度倒しているので、下段に収納した自転車10の位
置が、上段に収納した自転車9の位置と前後関係におい
て面一となり、従来の立体駐輪装置により収納した上下
段の自転車の位置の差Lの分だけ設置面積が削減可能と
なる。更に、自転車10を下段に収納した場合、その前
輪の上部空間が広く確保することが出来、従来装置では
前輪上部に取り付けているバスケット7の前部が、支柱
3と接触して破損することもあったが、その恐れが解消
出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、下
段に収納した自転車10の位置が上段に収納した自転車
9の位置と前後関係において面一となり、従来の立体駐
輪装置により収納した上下段の自転車の位置の差Lの分
だけ設置面積が削減可能となる。また、支柱3が上方に
向かって前方に傾斜しており、かつ、下部で湾曲部を有
しているため、自転車10の前輪の円錐形を構成してい
るスポーク8と支柱3との接触点は、従来の方法に比較
して多くなり、自転車の収納安定度は一段と増加する。
【0012】更に、下段の自転車10を収納した際、本
発明では支柱3が前方に傾斜し、かつ上部で湾曲部を有
しているため、従来の立体駐輪装置と異なり、自転車上
部の空間が大きくバスケット7が支柱3に接触して損傷
する恐れが全く無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における一実施例としての上下2段式
立体駐輪装置の駐輪の状態を示す側面説明図である。
【図2】図1のA−A矢印方向断面図である。
【図3】本発明の立体駐輪装置の上段移動レールを引き
出した状態を示す側面図である。
【図4】従来の上下2段式立体駐輪装置の側面説明図で
ある。
【符号の説明】
1……移動レール 2……上段固定レール 3……支柱 4……下段固定レール 7……バスケット 8……前輪スポーク
フロントページの続き (72)発明者 岡村 正 山口県下松市東豊井1302番地の1 鋼鈑 建材株式会社 下松工場内 (56)参考文献 実開 平6−76559(JP,U) 実開 昭62−166961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62H 3/08,3/04 E04H 6/02 - 6/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車を上下2段に収納し、上段の固定
    レールに移動レールを摺動自在に支持し、上段の固定レ
    ールの前部と下段の固定レールの前部とを支柱により連
    結するとともに、前記支柱により前輪の両側を挟持する
    ようにした立体駐輪装置において、前記支柱の、上段の
    固定レールとの連結部が、前方に突出するように傾斜し
    ていることを特徴とする駐輪装置。
  2. 【請求項2】 自転車駐輪装置において、下部が湾曲部
    を有している並立した支柱の間隙に、自転車前輪を挿入
    し、この湾曲部によって前輪両側を挟持するようにした
    ことを特徴とする駐輪装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱の傾斜角は垂直に対して5〜3
    0度であることを特徴とする請求項1記載の駐輪装置。
  4. 【請求項4】 前記下段の固定レールと、支柱と、上段
    の固定レールとは、連続的一体に形成されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の駐輪装置。
JP8315663A 1996-11-13 1996-11-13 駐輪装置 Expired - Lifetime JP3066394B2 (ja)

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JPH10138972A JPH10138972A (ja) 1998-05-26
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