JP3066146B2 - 音響機材用樹脂組成物 - Google Patents

音響機材用樹脂組成物

Info

Publication number
JP3066146B2
JP3066146B2 JP3304167A JP30416791A JP3066146B2 JP 3066146 B2 JP3066146 B2 JP 3066146B2 JP 3304167 A JP3304167 A JP 3304167A JP 30416791 A JP30416791 A JP 30416791A JP 3066146 B2 JP3066146 B2 JP 3066146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
weight
resin composition
molecular weight
polypropylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3304167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05112726A (ja
Inventor
和彦 河野
映 清水
幸弘 吉田
博 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP3304167A priority Critical patent/JP3066146B2/ja
Publication of JPH05112726A publication Critical patent/JPH05112726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3066146B2 publication Critical patent/JP3066146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音響機材用に好適な樹脂
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】音響機材、例えばスピーカボックス、プ
レーヤーハウジング、ラジカセハウジング等には、音響
機材としての一般的な性能、例えば強度、弾性率、衝撃
強さ、耐熱性等に加えて、良好な音響特性が要求されて
いる。音響特性には当然のことながら機材の形状に依存
する部分も大きいが、一方、使用する成形材料には、高
弾性率と高制振性を併せ持つことが必要であるとされて
いる。これらの多くの要求機能を単一のポリマーで全て
満たすことは極めて困難であるため、各種ポリマーのア
ロイ化や、無機フィラー、無機繊維との複合化の技術開
発が進められているものの、これらの性能をバランス良
く満たす組成物はこれまで見いだされていなかった。特
に制振性と弾性率は互いに相反する性能であり、両者の
バランスの優れた組成物を得ることはきわめて困難であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、例え
ばスピーカボックス、プレーヤーハウジング、ラジカセ
ハウジング等の音響機材に適した樹脂組成物、換言すれ
ば高制振性と高弾性率を併せもち、しかも音響機材に必
要とされる強度、耐衝撃強性、成形性に優れた樹脂組成
物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、(a)ポリプロピレンまたはエチレン共重合ポ
リプロピレン30〜85重量%、(b)ビニル芳香族モ
ノマーからり、数平均分子量が2500〜40000で
あるブロックAと、イソプレン、もしくはイソプレンと
ブタジエンとの混合物からなり、数平均分子量が100
00〜200000で、ガラス転移温度が−40〜0℃
の範囲にあるブロックBとからなり、ブロックAとブロ
ックBとが、A(BA)nまたは(AB)n(nは1以
上の整数)の形で結合した、数平均分子量が30000
〜300000であるブロック共重合体、または、その
共重合体のブロックBの一部または全部を水添したブロ
ック共重合体5〜50重量%、および(c)無機充填材
10〜50重量%、を必須成分として含有する音響機材
用樹脂組成物により達成される。
【0005】本発明において、(a)成分としては、
響機材の軽量化、成形加工性、コスト等の点および室温
付近にガラス転移温度(以下、Tgと略称する)を有す
ることから、ポリプロピレンまたはエチレン共重合ポリ
プロピレンが使用される。これらの樹脂は無機充填剤と
の親和性を良くするために、無水マレイン酸、アクリル
酸、グリシジルメタクリレート、エチレン性不飽和結合
を有するシラン化合物等の極性基を有する化合物が共重
合されていてもよい。(a)成分のポリプロピレンまた
はエチレン共重合ポリプロピレンは成形加工性に優れて
いればよく、重合度、平均分子量、メルトインデックス
についてはなんら限定されるものではない。
【0006】本発明において、ブロック共重合体(b)
の一つの成分であるブロックAを構成する単量体として
は、芳香族ビニルモノマー、例えばスチレン、α−メチ
ルスチレン、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタ
レン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、4
−シクロヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2
−エチル−4−ベンジルスチレン、4−(フェニルブチ
ル)スチレン等が挙げられるが、最も好ましいのはスチ
レンである。
【0007】ブロックAの数平均分子量は2500〜4
0000の範囲であることが必要である。ブロックAの
数平均分子量が2500より小さい場合には組成物とし
ての制振性能が低下し、40000を越えるとブロック
共重合体の溶融粘度が高くなり過ぎ、ポリプロピレンま
たはエチレン共重合ポリプロピレンとの混合がうまくい
かず十分な性能を有する組成物が得られない。
【0008】またブロックAのブロック共重合体中での
割合は、5重量%〜50重量%の範囲であることが好ま
しい。この割合が5重量%より小さいとブロック共重合
体の機械的性質が不十分となり、逆にこの割合が50重
量%を越えるとブロック共重合体の粘度が著しく高くな
るため混合等の加工が困難となり、また、制振性能の向
上効果も低下する。
【0009】本発明において、ブロック共重合体(b)
の他の成分であるブロックBを構成する単量体としてイ
ソプレンまたはイソプレンとブタジエンとの混合物が使
用される。イソプレン、ブタジエンというモノマーを使
用することによりこのブロックのTgのコントロールが
容易になり、また経済的に有利である。イソプレンとブ
タジエンの混合物を使用する場合のブロックBの共重合
形態としてはランダム、ブロックまたはテーパードのい
ずれでもよい。
【0010】ブロックBのTgは、−40℃〜0℃の範
囲であることが必要である。Tgが上記範囲より低いと
ポリプロピレンまたはエチレン共重合ポリプロピレン
ブロック共重合体をブレンドした場合制振性能の付与の
効果が発現されず、逆に高すぎる場合には、耐衝撃性、
特に低温時における耐衝撃性の改良効果がない。また、
ブロックBの数平均分子量は10000〜200000
の範囲である。分子量が上記範囲より小さい場合には、
弾性的性質を損なう。一方、分子量が上記範囲より大き
い場合には流動性が悪くなる。
【0011】前記ブロックAおよびブロックBからなる
ブロック共重合体(b)の数平均分子量は30000〜
300000の範囲であることが必要であり、8000
0〜250000の範囲にあることが好ましい。分子量
が30000より小さいとブロック共重合体自体の破断
時の強度、伸度等の機械的性質が低下し、組成物とした
場合にその強度を低下させる。また、分子量が3000
00を越えると加工性が悪くなり、(a)成分のポリプ
ロピレンまたはエチレン共重合ポリプロピレンとの混合
がうまくいかず、十分な性能を有する組成物が得られな
い。
【0012】ブロック共重合体(b)のブロック形態
は、A(BA)n、(AB)nで示される。ここでAは
芳香族ビニルモノマーからなるブロック、Bはイソプレ
ンまたはイソプレン−ブタジエンからなるブロックを示
し、nは1以上の整数てある。このうち、A−B−Aの
形態の共重合体が最も好ましく用いられる。
【0013】ブロック共重合体(b)を構成するブロッ
クBの炭素−炭素二重結合は、必要に応じて一部または
全部が水添される。水添して使用する場合の水添率は、
要求される耐熱性、耐候性のレベルに応じて決定される
が、通常50%以上、好ましくは70%以上、より高度
な耐熱性、耐候性を必要とする場合には、80%以上の
水添率のものが用いられる。水添率が50%より小さい
場合には耐熱性、耐候性の改善効果が得られないことが
ある。また、水添することによりポリプロピレンまたは
エチレン共重合ポリプロピレンと混合する場合、あるい
は成形物を製造する場合の加熱に対しての安定性が向上
することから水添して用いるのが好ましい場合が多い。
【0014】かかるブロック共重合体は公知の方法、例
えば特開平2−300250号公報に記載の方法により
製造することができる。
【0015】本発明において使用される無機充填材
(c)は、音響機材としての弾性率を確保するために必
要であり、樹脂と複合して用いられるが、その種類、形
状に限定されるものではない。無機充填材として雲母、
グラファイト、ガラスフレーク、ガラス繊維、ワラスト
ナイト、タルク、炭酸カルシウム等が用いられ、これら
は2種以上併用されても差し支えない。弾性率だけでな
く、制振性を改良することのできる無機充填材としてグ
ラファイト、雲母、ガラスフレーク等の鱗片状無機充填
材が好ましく、単独では特にグラファイトが好ましい。
また本発明においては制振性の優れたグラファイトと、
高弾性率を付与する雲母とを併用し、各々の配合割合を
変えることにより、目的に応じた制振性、弾性率を有す
る成形物を得ることができる。一般に用いられる天然に
産するグラファイトは固定炭素の比率が大いに変動する
ので、本発明においては固定炭素含有量が少なくとも7
0%のものが好ましい。グラファイト中に存在する不純
物、例えば珪酸、アルミナまたは鉄の酸化物は樹脂組成
物の安定性に悪影響を与えない限り存在していても差し
支えない。本発明においては特に高固定炭素含量の、少
なくとも90%の固定炭素を含有するグラファイトが好
ましい。
【0016】グラファイトを含む鱗片状無機充填材の平
均粒径は10〜200μm、特に50〜100μmが好
ましい。また、アスペクト比は5以上、特に20以上の
ものが得られる成形物の制振性の改良の点で好ましい。
【0017】また、本発明に用いられる無機充填材と樹
脂成分との接着性を向上させるために、シランカップリ
ング剤等により、無機充填材の表面処理がなされている
ことが好ましい。例えばシランカップリング剤として、
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等を挙げるこ
とができる。これらシランカップリング剤の配合割合は
特に制限はないが、一般的には無機充填材の重量に対し
て0.05〜3重量%が好ましい。シランカップリング
剤等の表面処理剤の添加方法についての制限はない。
【0018】本発明の樹脂組成物において、ポリプロピ
レンまたはエチレン共重合ポリプロピレン(a)の配合
率は30〜85重量%であり、30〜70重量%がより
好ましい。配合率が30重量%より少ない組成物の場
合、得られる成形物の強度が劣る。また、配合率が85
重量%よりも多い場合、得られる成形物の制振性、剛性
が劣るので好ましくない。
【0019】本発明の樹脂組成物において、ブロック共
重合体(b)の配合率は、全組成物重量の5〜50重量
であり、10〜30重量%がより好ましい。配合率が
5重量%より少ない組成物の場合、得られる成形物の制
振効果が不十分であり、50重量%よりも大きい場合、
得られる成形物の弾性率が不満足となる。
【0020】また、無機充填材(c)の配合率は、全組
成物重量の10〜50重量%であり、20〜40重量%
がより好ましい。無機充填材の配合率が10重量%より
も少ない場合、成形物の弾性率の改良効果が少なく、無
機充填材の配合率が50重量%よりも多い場合には成形
性に問題があるので好ましくない。
【0021】その他、必要に応じて着色剤、可塑剤、滑
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、熱安定剤、紫外
線吸収剤等公知の添加剤を加えることは何ら差し支えな
い。
【0022】本発明の樹脂組成物は、一般的には各成分
を単軸押出機、二軸押出機、ロール混練機等により混練
されるが、これら混練方法には何ら制限はない。
【0023】こうして得られる音響機材用樹脂組成物
は、射出成形、押出成形、圧縮成形、カレンダー成形等
の各種の成形法により音響機材、例えばスピーカボック
ス、プレーヤーハウジング、ラジカセハウジング、マイ
クロフォンのハウジング、カセットテープのケース、電
子オルガンや電子ピアノのハウジング、ハンドスピーカ
等、小型の音響機材から大型の音響機材まで自由に成形
加工される。本願発明の樹脂組成物は音響機材用途に最
適であるが、制振性、高弾性が要求される用途、例えば
モーターハウジング、ギヤボックスカバー等にも成形加
工され得る。
【0024】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に具体的に
説明するが、これらの実施例は本発明を何ら制限するも
のではない。なお、実施例中の各測定値は以下の方法に
より求めた。 (1) 分子量:ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィ(GPC)により求めた。 (2) ガラス転移温度(℃):示差走査熱量計(DS
C)により測定した。 (3) 曲げ強さ(kg/cm↑2)および曲げ弾性率
(kg/cm↑2):JIS K 7207に準拠して
求めた。 (4) 熱変形温度(℃):ヒートデストーションテス
ター(東洋精機製作所製)を用い、JIS K 720
7に準拠し、曲げ応力18.5kg/cm↑2にて測定
した。 (5) 音響特性:レオバイブロン(オリエンテック社
製)にて周波数110HZ、温度−150℃〜150℃
の範囲で常温付近にあらわれる内部損失(tanδ)の
ピーク値を測定した(tanδ値が大きい程、音響特性
が良好であることを示している)。また、このtanδ
値の逆数を共振鋭度とした。
【0025】参考例 乾燥し窒素で置換された耐圧反応器中で、溶媒としてシ
クロヘキサン、重合触媒としてn−ブチルリチウム、共
触媒であるルイス塩基としてN,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミンを用い、スチレンモノマー、
イソプレンモノマー、スチレンモノマーの順に添加し重
合することにより表1に示す分子特性を有するA−B−
Aの構造を有するブロック共重合体(I)、(II)、
(III)を得た。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1 メルトフローレート15g/10分のホモポリプロピレ
ン(宇部興産社製、J−115G)、参考例で得られた
ブロック共重合体(I)、およびアスペクト比が20、
平均粒径が80μmであるグラファイトを原材料とし、
ポリプロピレン/スチレン−イソプレン共重合体/グラ
ファイト=50/10/40(重量比)の割合で混合
し、この混合物を単軸押出機で、シリンダー温度250
℃の条件下にて混練ペレット化した。該ペレットを射出
成形機を用いてシリンダー温度230℃の条件下にて成
形し、厚さ3mm、および6mmの試験片を得た。
【0028】得られた試験片の曲げ弾性率、曲げ強さお
よび熱変形温度を測定し、結果を表2に示す。
【0029】また、前記のペレットを用いて射出成形機
(FS160S、日精樹脂工業(株)製)により、シリ
ンダー温度230℃にてスピーカボックス(110×9
0×85mm、平均肉厚2mm)を成形し、その音響特
性を評価した。結果を表2に示す。
【0030】実施例2〜4 実施例1において、グラファイトの代わりにγ−アミノ
プロピルトリエトキシシランで表面処理された金雲母
(Suzorite mica Products社
製、スゾライトマイカ200HK)(実施例2)、チョ
ップドストランドガラスファイバー(旭ファイバーグラ
ス社製、Y−17)(実施例3)、グラファイト−金雲
母(実施例4)を用い、表1に示す配合割合にする以外
は同様にして混合し、ペレット化した。このペレットを
実施例1と同様にして成形し、曲げ弾性率、曲げ強さ、
熱変形温度を測定し、音響特性を評価した。結果を表2
に示す。
【0031】実施例5 実施例1において、表1に示す配合割合にする以外は同
様にして混合し、ペレット化した。このペレットを実施
例1と同様にして成形し、曲げ弾性率、曲げ強さ、熱変
形温度を測定し、音響特性を評価した。結果を表2に示
す。性能は実施例1の成形物に比較し低いが、性能のバ
ランスがとれており、実用上問題はなかった。
【0032】実施例6および実施例7 実施例1において、ブロック共重合体(I)の代わりに
ブロック共重合体(II)(実施例6)、ブロック共重合
体(III)(実施例7)を用いる以外は実施例1と同様
にしてペレット化した。このペレットを実施例1と同様
にして成形し、曲げ弾性率、曲げ強さ、熱変形温度を測
定し、音響特性を評価した。結果を表2に示す。
【0033】比較例1 実施例1で用いたポリプロピレンを実施例1と同様にし
て成形し、成形物の各種物性を測定し、音響特性を評価
した。表2に示すように、tanδは高いが、曲げ弾性
率、曲げ強さ、熱変形温度が低く不満足であった。
【0034】比較例2 実施例2において、ポリプロピレンと金雲母の配合比を
60/40(重量比)に代える以外は実施例2と同様に
して成形し、成形物の各種物性を測定し、音響特性を評
価した。表2に示すように、曲げ弾性率、曲げ強さ、熱
変形温度は高いが、tanδが低く不満足であった。
【0035】比較例3 ポリプロピレン/ブロック共重合体(I)の配合比を7
5/25(重量比)にする以外は実施例1と同様にして
成形し、成形物の各種物性を測定し、音響特性を評価し
た。表2に示すように、tanδは高いが、曲げ弾性
率、曲げ強さ、熱変形温度が低く不満足であった。
【0036】比較例4 実施例1において、ポリプロピレンとグラファイトの配
合比を60/40に代える以外は実施例1と同様にして
成形し、成形物の各種物性を測定し、音響特性を評価し
た。表2に示すように、曲げ弾性率、曲げ強さ、熱変形
温度は高いが、tanδが低く不満足であった。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物を成形加工して得ら
れた成形物は、曲げ弾性率、曲げ強さ等の力学的物性に
優れ、また内部損失も大きいことから音響特性の良好な
音響機材に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−181552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリプロピレンまたはエチレン共
    重合ポリプロピレン30〜85重量%、(b)ビニル芳
    香族モノマーからなり、数平均分子量が2500〜40
    000であるブロックAと、イソプレン、もしくはイソ
    プレンとブタジエンとの混合物からなり、数平均分子量
    が10000〜200000で、ガラス転移温度が−4
    0℃〜0℃の範囲にあるブロックBとからなり、ブロッ
    クAとブロックBとが、A(BA)nまたは(AB)n
    (nは1以上の整数)の形で結合した、数平均分子量が
    30000〜300000であるブロック共重合体、ま
    たは、その共重合体のブロックBの一部または全部を水
    添したブロック共重合体5〜50重量%、および(c)
    無機充填材10〜50重量%、を必須成分として含有す
    る音響機材用樹脂組成物。
JP3304167A 1991-10-22 1991-10-22 音響機材用樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3066146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304167A JP3066146B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 音響機材用樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304167A JP3066146B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 音響機材用樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05112726A JPH05112726A (ja) 1993-05-07
JP3066146B2 true JP3066146B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=17929855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304167A Expired - Fee Related JP3066146B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 音響機材用樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3066146B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100856602B1 (ko) 2001-01-18 2008-09-03 크레이튼 폴리머즈 리서치 비.브이. 접착제 조성물
JP4745983B2 (ja) 2003-12-22 2011-08-10 クレイトン・ポリマーズ・リサーチ・ベー・ベー ラジアル(s−i/b)xポリマーからの接着剤配合物
JP4884713B2 (ja) * 2005-07-04 2012-02-29 ウィンテックポリマー株式会社 制振性ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
JP4258510B2 (ja) 2005-09-26 2009-04-30 オンキヨー株式会社 音響機器周辺部品
JP5396129B2 (ja) * 2009-03-31 2014-01-22 シーシーアイ株式会社 制振組成物
ES2953305T3 (es) * 2009-11-02 2023-11-10 Mitsubishi Electric Corp Unidad exterior de un aparato de acondicionamiento de aire equipada con sistema de control de ruido
JPWO2014010138A1 (ja) * 2012-07-10 2016-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 音響機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05112726A (ja) 1993-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3066146B2 (ja) 音響機材用樹脂組成物
JP2011148997A (ja) ポリアミド樹脂組成物
US6812282B2 (en) Thermoplastic compositions providing matt surface
JPS6317297B2 (ja)
JP2007295239A (ja) 音響機器用樹脂成形体
JPH09310001A (ja) 難燃性熱可塑性樹脂組成物
JPH0134462B2 (ja)
JPH05255520A (ja) 摺動部材の製造方法
JPH1067901A (ja) 熱可塑性重合体組成物
JPH02215861A (ja) ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物
JPH0812832A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
KR100643739B1 (ko) 기계적 물성이 향상된 나일론/abs 얼로이
JP2949699B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH05255537A (ja) 音響機材用樹脂組成物
JPH0797493A (ja) スチレン系樹脂組成物
JP3277611B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2602162B2 (ja) ポリアミド系樹脂組成物
JPH05287197A (ja) 遮音性、制振性の優れた熱可塑性樹脂組成物
JPH06207079A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS6086162A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JPH1143542A (ja) ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂組成物および成形体
JP2987975B2 (ja) 低光沢熱可塑性樹脂組成物
JPH0570653A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH08120153A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP4889876B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees