JP3065741U - ストッパ付釘 - Google Patents
ストッパ付釘Info
- Publication number
- JP3065741U JP3065741U JP1999005211U JP521199U JP3065741U JP 3065741 U JP3065741 U JP 3065741U JP 1999005211 U JP1999005211 U JP 1999005211U JP 521199 U JP521199 U JP 521199U JP 3065741 U JP3065741 U JP 3065741U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- stopper
- head
- fixing plate
- temporary fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 仮止め用板に一旦打ち付けても、釘抜で簡単
に引抜くことができるストッパ付釘を提供する。 【解決手段】 胴部11の一端に頭部12が形成された
釘10であって、この釘10の胴部11にストッパ20
が設けられている。仮止め用板P1にこの釘10を打ち
付けていくと、ストッパ20により、釘10の胴部11
の仮止め用板P1への侵入が停止させられ、頭部12と
ストッパ20との間における胴部11は仮止め用板P1
に侵入しない。このため、釘10の頭部12と仮止め用
板P1との間にスペースができ、釘抜のつめC1を釘1
0の頭部12に引掛けることができるため、釘10を仮
止め用板P1から容易に引き抜くことができる。
に引抜くことができるストッパ付釘を提供する。 【解決手段】 胴部11の一端に頭部12が形成された
釘10であって、この釘10の胴部11にストッパ20
が設けられている。仮止め用板P1にこの釘10を打ち
付けていくと、ストッパ20により、釘10の胴部11
の仮止め用板P1への侵入が停止させられ、頭部12と
ストッパ20との間における胴部11は仮止め用板P1
に侵入しない。このため、釘10の頭部12と仮止め用
板P1との間にスペースができ、釘抜のつめC1を釘1
0の頭部12に引掛けることができるため、釘10を仮
止め用板P1から容易に引き抜くことができる。
Description
【0001】
本考案は、ストッパ付釘に関する。さらに詳しくは、建築や土木工事に使用さ れ、コンクリート打ち込みの堰板や底板等の仮止め用板を、一時的に固定するの に好適なストッパ付釘に関する。
【0002】
従来の釘、例えば、普通平釘や丸頭釘等は、胴部の一端に頭部が形成されたも のである。この釘は、建築や土木工事に使用され、コンクリートの打ち込みの仮 枠や柱等を垂直に設置するための基準板等の仮止め用板の固定に使用されている 。 例えば、コンクリートの打ち込みの仮枠に使用される堰板等の仮止め用板は、 普通平釘等の釘を打ち付けることにより固定されている。その後、コンクリート の打ち込みを行う。コンクリートが固まった後に、釘抜によって、前記釘を仮止 め用板から抜き、仮止め用板を取り外し、仮枠を解体している。
【0003】
しかるに、従来の釘を用いた場合には、釘の胴部が仮止め用板に入り込んでい るため、釘の頭部と仮止め用板とが接しており、釘と仮止め用板との間にスペー スがなく、仮止め用板から釘を引き抜いて仮枠を解体するときに、釘の頭部に、 釘抜のつめを引掛けることが困難であり、作業が面倒である。このため、釘を引 抜き、仮止め用板を取り外すのに時間がかかり、仮枠の解体作業に時間がかかる という問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、仮止め用板に一旦打ち付けても、釘抜で簡単に引 抜くことができるストッパ付釘を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1のストッパ付釘は、胴部の一端に頭部が形成された釘であって、該釘 の前記胴部にストッパが設けられたことを特徴とする。 請求項2のストッパ付釘は、請求項1記載の発明において、前記ストッパが、 前記頭部に近接して設けられ、前記ストッパと前記頭部との間における胴部の長 さが、釘抜のつめが掛合しうる長さであることを特徴とする。
【0006】 請求項1の考案によれば、仮止め用板に釘を打ち付けていくと、ストッパによ り、釘の胴部の仮止め用板への侵入が停止させられ、頭部とストッパとの間にお ける胴部は仮止め用板に侵入しない。このため、釘の頭部と仮止め用板との間に スペースができ、釘抜のつめを釘の頭部に引掛けることができるため、釘を仮止 め用板から容易に引き抜くことができる。 請求項2の考案によれば、頭部とストッパの間の胴部に、釘抜のつめを簡単に 掛合できるため、釘抜が簡単に使用でき、釘を仮止め用板から容易に引き抜くこ とができる。
【0007】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1はストッパ付釘の概略斜視図である。同図に示すように、本実施形態のス トッパ付釘は、釘10とストッパ20とから構成されている。 釘10は、公知の釘であって、胴部11の一端に、頭部12が形成されたもの である。 なお、釘10は、普通平釘や丸頭釘、コンクリート釘、平頭小鋲等、種々の釘 を採択しうる。
【0008】 ストッパ20は、釘10の胴部11に設けられている。ストッパ20の形状は 、頭部12と同等の円形平板である。 なお、ストッパ20の形状は、方形の平板や半球形、棒状の突起物等、種々の 形状を採択しうる。
【0009】 説明のため、頭部12とストッパ20との間の胴部を符号11b で示し、ストッ パ20より先の胴部を符号11a で示している。頭部12とストッパ20の間の胴 部11b の間隔は、5〜10mmが好適で、8mm前後が最適であり、釘抜のつめC1 が掛合しやすく、簡単に釘を抜くことができる。 胴部11b の間隔が5mm未満では、釘抜のつめが頭部12とストッパ20との間 に掛合させることが面倒である。逆に、胴部11b の間隔が10mmより大きければ 、釘抜の支点と釘10の頭部12とが離れることになり、釘抜のつめが釘10の 頭部12に釘を引き抜くために必要な力を加えることが困難になるため、5〜1 0mmが好適であり、釘抜のつめが掛合しやすく、簡単に釘を抜くことができる。
【0010】 つぎに、本実施形態のストッパ付釘の作用、効果について説明する。 図2は本実施形態のストッパ付釘を打ち付けるときの説明図である。同図に示 すように、コンクリートを打ち込むための仮枠を組み立てる際に、仮枠のベース B1に堰板等の仮止め用板P1を接触させ、所望の位置に、例えば、ハンマーで 本実施形態のストッパ付釘の頭部12を打ち込む。これにより、胴部11a が仮止 め用板P1およびベースB1に侵入し、ストッパ20によって仮止め用板P1は ベースB1に押し付けられ固定される。このため、ストッパ20と頭部12との 間の胴部11b は、仮止め用板P1に侵入しないので、頭部12と仮止め用板P1 との間は離れているのである。
【0011】 上記のごとき打ち込み作業を本実施形態のストッパ付釘を使用して繰り返し行 ない、全ての仮止め用板P1をベースB1に固定した後、仮枠の中にコンクリー トを打ち込む。
【0012】 図3は本実施形態のストッパ付釘を取り外すときの説明図である。同図に示す ように、コンクリートが固まった後、本実施形態のストッパ付釘のストッパ20 と頭部12との間の胴部11b に、釘抜のつめC1を掛合し、釘抜のつめC1を釘 10の頭部12に引掛け、てこの原理で押し上げれば、本実施形態のストッパ付 釘を簡単に引き抜くことができるという効果を奏する。 このため、上記のごとき引き抜き作業を、繰り返し行ない、仮止め用板P1に 打ちつけられていた全ての本実施形態のストッパ付釘の引き抜きを簡単に速く行 なうことができ、仮止め用板P1の取り外し作業を簡単に早く行うことができる 。 よって、本実施形態のストッパ付釘によれば、仮枠の解体作業を簡単に早く行 うことができるという効果を奏する。
【0013】 本実施形態のストッパ付釘は、建築や土木工事に使用され、コンクリートの打 ち込みの仮枠以外にも、柱等を垂直に設置するための基準板に使用しうる。
【0014】 なお、本実施形態のストッパ付釘を、壁や柱等に打ち付け、額や柱時計等を掛 止したり、取り付けたりする場合には、頭部12とストッパ20の間の胴部11b の間隔は、上記5〜10mmに限定されず、ストッパ20の取付位置は、胴部11 の尖端に近くても、頭部12に近くてもよく、任意の位置を採択しうる。
【0015】
請求項1のストッパ付釘によれば、仮止め用板に一旦打ち付けても、釘抜で仮 止め用板から容易に引き抜くことができる。 請求項2のストッパ付釘によれば、仮止め用板に一旦打ち付けても、釘抜が簡 単に使用でき、仮止め用板から容易に引き抜くことができる。
【図1】本実施形態のストッパ付釘の概略斜視図であ
る。
る。
【図2】本実施形態のストッパ付釘を打ち付けるときの
説明図である。
説明図である。
【図3】本実施形態のストッパ付釘を取り外すときの説
明図である。
明図である。
10 釘 11 胴部 12 頭部 20 ストッパ C1 釘抜のつめ
Claims (2)
- 【請求項1】胴部の一端に頭部が形成された釘であっ
て、該釘の前記胴部にストッパが設けられたことを特徴
とするストッパ付釘。 - 【請求項2】前記ストッパが、前記頭部に近接して設け
られ、前記ストッパと前記頭部との間における胴部の長
さが、釘抜のつめが掛合しうる長さであることを特徴と
する請求項1記載のストッパ付釘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005211U JP3065741U (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | ストッパ付釘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005211U JP3065741U (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | ストッパ付釘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3065741U true JP3065741U (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=43199331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999005211U Expired - Lifetime JP3065741U (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | ストッパ付釘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065741U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019214874A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 前田建設工業株式会社 | シールドセグメントの接続構造及び接続方法 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP1999005211U patent/JP3065741U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019214874A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 前田建設工業株式会社 | シールドセグメントの接続構造及び接続方法 |
JP7090480B2 (ja) | 2018-06-13 | 2022-06-24 | 前田建設工業株式会社 | シールドセグメントの接続構造及び接続方法 |
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |