JP2003013597A - タツカーによる耳付面木、耳付目地棒の型枠への取り付け工法。 - Google Patents

タツカーによる耳付面木、耳付目地棒の型枠への取り付け工法。

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JP2003013597A JP2001235586A JP2001235586A JP2003013597A JP 2003013597 A JP2003013597 A JP 2003013597A JP 2001235586 A JP2001235586 A JP 2001235586A JP 2001235586 A JP2001235586 A JP 2001235586A JP 2003013597 A JP2003013597 A JP 2003013597A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 面木及び目地棒を型枠に簡単、敏速に固定
し、しかも、その取り外し時に、破損することなく型枠
から簡単に取り外す方法。 【解決手段】型枠80を組み立て、その型枠内面の面取
りを行うべき部位に、その耳部20に打ち抜き窓及びド
リル穴を有する耳付面木10を当て、一方の手で面木を
押さえ、他方の手でタッカー60を持ち、タッカー針9
0の一方の脚が耳部の上端縁に沿い、又一方の脚が打ち
抜き窓30およびドリル穴40の上端部に沿うようにタ
ッカー針を型枠に打ち込むことにより、面木の耳部をそ
の両脚で挟み込むこととなり、しっかりと固定すること
が出来る。又その取り外しは面木の一方の端を持ち上に
持ち上げると、タッカー針一方の脚部が型枠から簡単に
抜け、面木を傷つけることなく簡単に型枠から取り外す
ことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の属する技術分野]本発明はコンク
リート構造物の面取りに使用する面木、及びその壁面の
割れ防止のための溝を壁面に作るための目地棒を型枠に
簡単に固定し、しかも破損することなく型枠から簡単に
取り外すことができ、幾度でも繰り返し使用することが
出来る工法、及び高速道路の高架梁等の面取りのような
大きな面取りをする場合、その面取りのために使用する
面木、特にアールのついた面木ではその先端部が型枠か
ら浮き上がり密着しないので、生コンの打設時に生コン
が面木の裏側に回り込み、その結果大きなバリを生じ仕
上がりが悪いが、当工法はそれを防止し、美しくしい仕
上がりを作り出すための工法である。
【0002】[従来の技術]面木においては、その三角
形の斜めの面、又目地棒においてはその台形状の上面か
ら下方に向かって、その中心部に釘を打ち込み型枠に固
定するので、その固定には比較的長い針が必要で、その
取り外し時に多くは破損する。
【0003】又面木の取り付けは時として型枠と型枠の
間隔が狭い場所でのことが多く、金槌を自由に振ること
が出来ずに困難なことが多い。
【0004】又、従来の技術では面木の取り付けは単に
その使用面の中心部に釘を打ち付けることによって行う
ので、大きな面木、特に使用面がアール状になった大き
な面木をコーナに取り付けると、その使用面の両先端が
型枠から浮き上がり、十分に密着しないのでバリの発生
の原因となる。
【0005】[発明が解決しょうとする課題]従来の技
術には上記3つの問題点がある、そこで当発明が解決し
ようとする課題はこれら3つの問題点を取り除くことで
ある。
【0006】[課題を解決するための手段]そこで、本
発明に係るコンクリート構造物の型取り工法は、タッカ
ーと断面外形がほぼ直角三角形又はアール状をなす面木
本体、及び断面外形が四角形又は台形をなす目地棒本体
に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の上端縁からタッカ
ー針の幅の広さを残しところどころにタツカー針の貫通
の偽の打ち抜き窓又はドリル穴をその耳部にあけた面木
又は目地棒とを用い型枠内面又はコーナの型取りを行う
べき部位に上記面木又は目地棒を当てて、一方の手で押
さえ他方の手でタッカーを持ち逆U字状のタッカー針の
両脚部を結ぶ直線が上記面木又は目地棒の上端縁にたい
して垂直になるようにタッカーを上記面木又は目地棒の
耳部に当て、タツカー針の一方の脚部を上記面木、又は
目地棒の上端縁に沿わせて型枠に打ち込むとともに他方
の脚部を上記面木又は目地棒の打ち抜き窓、又はドリル
穴の最上端部に打ち込むことにより、その耳部をタッカ
ー針で隙間なく、しっかりと挟み込むことで上記面木又
は目地棒を型枠内面又はコーナに固定し、型枠内にコン
クリートを打設し、固化後に型枠をばらし、型取りを行
ったコンクリート構造物を構築をするようにしたことを
特徴とするコンクリート構造物の型取り工法。
【0007】上記工法の考案により従来工法の3つの問
題点のうち2つを解決することが出来る。すなわち面木
又は目地棒の型枠への取り付けに釘を使用せずにタッカ
ー針使用することにより簡単に品物の取り付けが出来、
しかも其の取り外しは簡単で単に品物の一方の端を手に
持ち、上に持ち上げるだけでタツカー針の一方の脚が型
枠から抜け、品物を型枠から簡単に素速く傷つけること
なく取り外す事が出来、品物の繰り返しの使用が可能と
なった、又その型枠への取り付けは金槌ではなく、タツ
カーを使用するので、金槌を振り上げるためのスペース
は必要なく単にタッカーが入る隙間があれば取り付け作
業を不自由なく行える、従って狭い場所での取り付けも
少しの不自由もなく行える。
【0008】もう1つ残った従来工法の問題点である比
較的に面ズラの大きい面木、特に面ズラがアール状の面
木をコーナ部に従来の工法で型枠に取り付けた時、その
両先端部が型枠に十分に密着しないとゆう問題点、これ
を解決するには、その面ゾラの両先端部に釘穴をあけそ
の穴に釘を打ち込むことにより型枠に密着させればよ
い、又この時使用する釘は取り外し時の面木の破損を避
けるために打設時の生コンの圧力に耐えうるものの内、
出来るだけ長さの短いものがよい。以上で従来工法の持
つ問題点は解決できた。
【0009】[発明の持つ技術点]当発明の最も特徴と
する所は、面木本体又は目地棒本体に耳部を設け、その
耳部を釘ではなくタッカーを用いて型枠に取り付ける所
にある。
【0010】面木本体及び目地棒本体に耳部を設けた面
木、目地棒すなわち耳付面木、耳付目地棒は、その製作
の容易さ及び経済性からみて塩化ビニールで中空に製作
するのがよい、しかしタッカー針を直接に塩化ビニール
で出来た耳部にうち込むと、タッカー針が曲がり貫通し
ない。そこで考案者は耳部に打ち抜き窓又はドリル穴を
あけ、その最上端部と耳部の上端縁に沿ってタッカー針
を打ち込み、品物をタッカー針の両脚で挟み込み、品物
を型枠に固定することを考案した。
【0011】又、その固定を確実にするためには、耳部
の打ち抜き窓又はドリル穴の最上部と耳部の上端縁との
幅をタッカー針の幅にしなければならない、故ならば、
その幅が狭ければタッカー針の一方の脚が耳部の塩化ビ
ニールの部分に当たりタッカー針が曲がり、固定するこ
とができない、又その幅が広すぎるとタッカー針と耳部
の打ち抜き窓の最上部との間に隙間ができ、品物のズレ
を生じる。
【0012】従って、その固定の仕方は重要で正確に耳
部の打ち抜き窓又はドリル穴の最上部と耳部の上端縁と
をタッカー針で挟み込むことにより固定しなければなら
ない、ところが正確に打ち抜き窓の最上端部と耳部の上
端縁に沿わせてタッカー針を打ち込むのは難かしい、そ
こで当考案者はタッカーの側面に位置決めの為の一定の
厚みの板を張り付け、その板を張り付けた面を面木本体
又は目地棒本体と耳部とが直角をなす面に沿わせて当
て、タツカー針を打ち込むことによつて正確に打ち抜き
窓の最上部と耳部の上端縁をタッカー針の両脚で挟み込
みしっかりと固定する方法を考え付いた。
【0013】通常、面木及び目地棒の型枠への取り付け
は型枠に墨を打ちその墨に合わせて面木又は目地棒を打
ち付ける。ところが耳付き面木、耳付き目地棒は耳部を
持つので、その耳部が邪魔になり墨が見えない、そこで
打ち抜き窓をところどころ、面木または目地棒本体と耳
部の接合点に合わせて打ち抜き、その窓の部分を覗き窓
として利用することにより墨に合わせて品物を取り付け
ることが出来る。
【0014】また、コンクリート打設時には面木本体に
は生コンによる大きな圧力が作用する。従って、面木本
体が型枠に密着していないと、コンクリートが面木の裏
側に廻り込んで面木が浮き上がり外れる。そこで、耳部
には型枠と接する側の先端面に突起部又は突条部を形成
し、面木本体を型枠に圧接させるのがよい。耳部に突起
部又は突条部を設ける方法以外に、面木本体の隣接する
2つの面のなす角度を90度を超える角度とすると、型
枠に対して面木本体を圧接させることが出来る。
【0015】しかし、耳付面木をコーナ部に用いるとき
は、その耳部を型枠と型枠の間に挟み込むので、その耳
部は出来るだけ薄く製作するのがよい、従って耳部に突
起部又は突条部を設ける事が出来ないので、面ゾラの大
きな面木特にアールの面をした大きな面木は、その先端
部が型枠から浮き上がるので、その浮き上がりを防止す
るには、その先端部に釘穴をあけ、その釘穴に釘を打ち
込むのがよい、又取り外しのときに面木を傷めぬように
その使用する釘は、出来るだけ生コンの圧に耐えうる範
囲で短いものがよい。
【0016】又、当工法では、その品物を型枠から取り
外すときに一方の端を手で持ち、上に持ち上げて外す
が、冬季には塩化ビニールが硬化しその取り外しの時に
折れ易くなるが、耳部の裏面に養生テープ等を貼り付け
る事によりこれを防止することが出来る。
【0017】[作用及び発明の効果]本発明によれば、
面木または目地棒本体に耳部を設け、其の耳部を釘では
なくタッカーを用いて、型枠に取り付けるので、その取
り付け、取りはなくタッカーを用いて、型枠に取り付け
るので、その取り付け、取り外しは簡単、敏速に行え、
しかもその取り付け、取り外しときに品物を傷つけるこ
とはなく、繰り返し品物を使用することが出来る。
【0018】[発明の実施の形態]以下、本発明を図面
により具体的に説明する。図2ないし図3は本発明工法
の好ましい実施形態を、図1、図8は本発明工法の好ま
しい実施形態に用いる面木及び目地棒でそれらは比較的
硬質の塩化ビニールを用いて所定の長さ、たとえば2m
に製作され、直角三角形又はアール状の断面外形を有す
る面木本体、及び台形状の断面外形を有する目地棒本体
とその一辺部とほぼ面一に、かつ面木本体及び目地棒本
体の長手方向の全長に延びて一体的に形成された耳部2
0とから構成されている。
【0019】上記面木及び目地棒の耳部の上端部裏面に
はコンクリート打設時に面木本体10および目地棒本体
120が浮くのを防止する三角形の突状部50が形成さ
れ、その耳部20にはタッカー針90による耳部の強固
な型枠80への取り付けを可能にするための打ち抜き窓
30又はドリル穴40が長手方向のところどころに形成
されている。
【0020】次に、コンクリート構造物の面取り工法に
ついて説明する。本例の工法では、図2の示すように、
片手で面木又は目地棒を型枠の内面に当て、他方の手に
タッカー60を持ち、同図(b)に示されるように、タ
ッカーが面木又は目地棒の長手方向にたいして垂直とな
るようにタッカー60を横にして面木本体10又は目地
棒本体120の上端面に当てタッカっー針90の一方の
脚部を耳部20の上端縁に沿わせ、かつ他方の脚部を耳
部の打ち抜き窓30又はドリル穴40の上端部に沿わせ
て型枠80に打ち込み、その両脚で耳部20を挟み込み
固定する。
【0021】この時、タッカー60を横にして面木本体
10又は目地棒本体120の上端面に当てると、タッカ
ー針90の一方の脚部が正確に耳部20の上端縁に沿っ
た位置に又一方の脚部が耳部の打ち抜き窓30又はドリ
ル穴40の上端部にくるように図2(a)に示されるよ
うにタッカー60の両側面には位置決め用の板70を貼
着しておく。
【0022】こうしてパネル型枠80の組み立てが完了
すると、後は型枠80内に生コンを打設して生コンが固
化した後に、パネル型枠80をばらすと、面取り又は型
取りされたコンクリート構造物が構築される。
【0023】その後、ばらした型枠80から面木又は目
地棒を外すのであるが、面木又は目地棒の一方の端を上
に持ち上げると、タッカー針90の一方の脚部が型枠8
0から外れ、面木を簡単に傷つけずに取り外すことが出
来る。又冬期においては塩化ビニールは柔軟性を失うの
で、品物を型枠から取り外すときに品物が折れやすくな
るが、これを防ぐためには耳部の裏面に養生テープ等を
貼り付けると効果的である。
【0024】図5は建築構造物のコーナ部の面取り工法
を示す、コーナの面取りを行う場合には型枠80の端部
に面木の耳部20を重ねてタツカー針60で固定し、そ
の上から他方の型枠80を重ねて型枠80を組み立て、
コンクリートを打設すればよい。尚、この場合、耳部を
型枠と型枠で挟み込むので、突状部50は邪魔となり形
成することができない、そこで面ズラの大きな面木特に
アールの面ヅラのものは、その先端が型枠に十分に密着
しないので、その先端部に釘穴100をあけ、その釘穴
100に釘110を打ち込むことにより密着させる。尚
この場合長い釘を使用すると、その取り外し時に面木を
破損するのでその釘は打設時の生コンの圧力に耐えうる
範囲で出来るだけ短い釘を使用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート構造物の面取り工法
の好ましい実施形態に用いられる面木を示す図である。
【図2】上記面取り工法における面木固定方法を示す図
である。
【図3】上記面取り工法において面木固定状態を示す図
である。
【図4】上記面取り工法におけるコーナー部に使用する
面木の形状を示す図である。
【図5】上記面取り工法におけるコーナー部への面木の
固定方法を示す図である。
【図6】大きなアール面を持った面木の形状を示す図で
ある。
【図7】大きなアール面を持つた面木の型枠への取り付
けを示す図である。
【図8】好ましい実施形態に用いられる目地棒を示す図
である。
【図9】当工法においての目地棒の固定状態を示す図で
ある。
【図10】当工法で使用する、角目地棒の形状を示す図
である。
【図11】当工法における角目地棒のコーナー部への固
定状態を示す図である。
【図12】従来工法において用いられる面木の形状を示
す図である。
【図13】面木を用いての従来の面取り工法を示す図で
ある。
【図14】従来工法において用いられる目地棒の形状を
示す図である。
【図15】目地棒を用いての従来の型取り工法を示す図
である。
【図16】従来の工法による大きなアール面を持つた面
木の型枠への取り付け状態を示す図である。
【符号の説明】
10 面木本体 20 耳部 30 打ち抜き窓 40 ドリル窓 50 突条部 60 タッカー 70 位置決め板 80 型枠 90 タッカー針 100 釘穴 110 釘 120 目地棒本体 130 角目地棒 140 従来の面木 150 すき間 160 従来型の目地棒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月13日(2001.9.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】タッカーによる耳付面木、耳付目地棒の
型枠への取り付け工法。
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面外形がほぼ直角三角形又はアール状を
    なす面木本体、および断面外形が四角形又は台形をなす
    目地棒本体に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の上端縁
    からタツカー針の幅の広さを残しところ、どころにタツ
    カー針の貫通の偽の打ち抜き窓、又はドリル穴をその耳
    部にあけた面木又は目地棒とタツカーを用い型枠内面又
    はコーナーの型どりを行うべき部位に上記面木又は目地
    棒をあてて、一方の手で押さえ他方の手でタツカーを持
    ち逆U字状のタツカー針の両脚部を結ぶ直線が上記面木
    又は目地棒の耳部の上端縁に対して垂直になるようにタ
    ツカーを上記面木又は目地棒の耳部に当て、タツカー針
    の一方の脚部を上記面木又は目地棒の上端縁に沿わせて
    型枠に打ち込むとともに、他方の脚部を上記面木又は目
    地棒の打ち抜き窓 又はドリル穴の最上端部に打ち込む
    ことによりその耳部をタツカー針で隙間なく、しっかり
    と挟み込むことで上記面木又は目地棒を型枠内面又はコ
    ーナーに固定し、型枠内にコンクリート構造物を構築す
    るようにしたことを特徴とするコンクリート構造物の型
    取り工法。
  2. 【請求項2】上記ばらした型枠から上記面木又は目地棒
    の一端を持ち、上に持ち上げることによりタツカー針の
    一方の脚部を型枠から抜くことにより上記面木又は目地
    棒を上記型枠から取り外すようにした請求項1記載のコ
    ンクリート構造物の型取り工法。
  3. 【請求項3】断面外形がほぼ直角三角形又はアール状を
    なす面木本体又は断面本体が四角形又は台形の目地棒に
    耳部を一体的に設けかつ該耳部の長手方向に直線的に打
    ち抜き窓又はドリル穴をタッカー針の幅の間隔であけた
    面木又は目地棒とタッカーを用い、型枠内面又はコーナ
    ーの型取りを行うべき部位に上記面木又は目地棒の耳部
    に当て、タッカー針の両脚部を打ち抜き窓又はドリル穴
    に打ち込みその両脚で面木又は面地棒の耳部を挟み込み
    上記面木又は目地棒を型枠内面に固定し、型枠内にコン
    クリートを打設し、固化後に型枠をばらし型取りを行っ
    たコンクリート構造物を構築するようにしたことを特徴
    とするコンクリート構造物の型取り工法。
  4. 【請求項4】請求項1及び請求項3の工法において、面
    木の使用面の先端部の型枠への圧着をより強固にするた
    めにその使用面の先端部を釘止めする工法。
  5. 【請求項5】断面外形がほぼ直角三角形、又はアール状
    をなす面木本体に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の上
    端線からタツカー針の幅の広さを残し、ところどころに
    タッカー針の貫通のための打ち抜き窓又はドリル穴をそ
    の耳部にあけた面木。
  6. 【請求項6】断面外形が四角形、又は台形をなす目地棒
    本体に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の上端線からタ
    ッカー針の幅の広さを残し、ところどころにタッカー針
    の貫通のための打ち抜き窓又はドリル穴をその耳部にあ
    けた目地棒。
  7. 【請求項7】上記耳部は型枠と接する側の先端面に突起
    部又は突条部が形成されて上記面木本体又は目地棒本体
    を上記型枠に圧接可能となした請求項4記載の面木及び
    請求項5記載の目地棒。
  8. 【請求項8】断面外形がほぼ直角三角形、又はアール状
    をなす面木本体に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の長
    手方向に直線的にタツカー針の幅の間隔で打ち抜き窓又
    はドリル穴をあけた面木。
  9. 【請求項9】断面外形が四角形又は台形をなす目地棒本
    体に耳部を一体的に設け、かつ該耳部の長手方向に直線
    的にタッカー針の幅の間隔で打ち抜き窓又はドリル穴を
    あけた目地棒。
  10. 【請求項10】使用面の両先端部に釘穴を持つ請求項5
    および請求項8記載の面木。
  11. 【請求項11】請求項1の工法において用いるタッカー
    でその側面には該側面を上記面木本体の上面に当接させ
    た時にタッカー針を面木の長手方向に垂直な状態にし
    て、その一方の脚部が耳部の上端線に沿いかつ他方の脚
    部が耳部の打ち抜き窓又はドリル穴の最上端部に貫通さ
    せて上記型枠に打ち込まれるようにタッカー針を位置決
    めする位置決め板部が設けられていることを特徴とする
    タツカー。
  12. 【請求項12】請求項1の工法を用い耳付面木又は耳付
    角目地棒をそのコーナーに取り付ける時に使用するタッ
    カーでその側面には該側面を上記面木本体又は角目地本
    体の裏側の先端部に当接させた時にタッカー針を面木又
    は目地棒の長手方向に垂直な状態にしてその一方の脚部
    が耳部の上端線に沿い、かつ他方の脚部が耳部の打ち抜
    き窓又はドリル穴の最上端部に貫通させて上記型枠に打
    ち込まれるようにタッカー針を位置決めする位置決め板
    部が設けられていることを特徴とするタッカー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038551A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Kajima Corp 鉄筋コンクリート造建築物の壁の目地棒
KR101717737B1 (ko) * 2016-06-14 2017-03-17 미진정공(주) 갱폼용 줄눈틀
JP7420685B2 (ja) 2020-08-31 2024-01-23 日本軽金属株式会社 型枠構造および型枠構造の組立方法

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