JP2500221Y2 - 板状壁材の施工治具 - Google Patents

板状壁材の施工治具

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JP2500221Y2
JP2500221Y2 JP6493890U JP6493890U JP2500221Y2 JP 2500221 Y2 JP2500221 Y2 JP 2500221Y2 JP 6493890 U JP6493890 U JP 6493890U JP 6493890 U JP6493890 U JP 6493890U JP 2500221 Y2 JP2500221 Y2 JP 2500221Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は板状壁材の施工治具に関する。
[従来の技術] 従来、水硬性壁材の如き板状壁材の施工に当っては、
例えば幅45cm長さ90cm厚さ6mm程度の板状壁材を建物の
最も下方の部位に釘、ネジ等の固定具により取付ける。
次いでこの壁材の上方に別の壁材を同様の方法で取付け
るというように下方より上方に向って順次壁材を取付け
る施工法が採用されている。
この際取付けようとする壁材を支える必要があり、多
くの人手を要したり、一人で行う場合でも壁材と支えつ
つ行うため、施工性が極めて低いという課題があった。
[考案の解決すべき課題] 本考案は上記従来技術が有していた課題を解消し、施
工性に優れた板状壁材の施工治具を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は板状壁材を下方より上方に順次装着し施工す
るための治具であって、帯状体の先端近傍に屈曲部を設
け、該屈曲部の近傍に標識を設け、該標識より所定の距
離にスリットを設け、該スリットの一端をスリット幅よ
り大きい貫通孔に連通してなり、標識を下部壁材の上端
に合せた状態でスリットを介し下部壁材に仮止めし、次
いで上部壁材を装着するようにした板状壁材の施工治具
を提供するものである。
以下、図面に基づいて説明する。第1図は本考案によ
る治具の正面図であり、第2図は第1図の側面図であ
り、第3図は本治具を使用した施工法の説明図である。
図のように1は屈曲部であり、帯状体の先端近傍を若
干屈曲することにより形成される。この屈曲部に後述す
るように取付けの際、上部壁材を正規の位置に案内する
作用をする。かかる屈曲部の傾角θは小さ過ぎても大き
過ぎても上記作用が低下するので好ましくない。θは5
〜50度の範囲が望ましい。また屈曲部の長さlは短か過
ぎると上記作用が低下し、長過ぎると使用時に邪魔にな
るのでいずれも好ましくない。屈曲部の長さlは10〜59
mmの範囲が望ましい。
2は標識部である基準線であり、帯状体の幅方向に溝
状に刻まれている。この基準線は釘等により治具を仮止
めする際、仮止め部位が壁材の端部に近寄り過ぎ、壁材
が破損するのを防ぐためのものである。この基準線は後
述する仮止め位置が壁材端部より20〜30mm以上内側にな
るように設けることが好ましい。従ってこの基準線は屈
曲部1に設けてもよい。またこの基準線の代りに端面に
切込みを入れる方法等他の標識を使用することができ
る。
3は帯状体1の長手方向に設けたスリットであり、裏
面に貫通している。このスリットは取付けた壁材に釘等
により治具を仮止めするためのもので、その幅は釘等の
仮止具の頭が貫通しない大きさを有する。
このスリットの一端4は、釘等の仮止具が壁材の端部
に寄り過ぎ、それを破損することのないよう基準線2よ
り隔離した部位に設けられる。スリットの他端は貫通孔
5に連通している。この貫通孔は釘等の仮止具の頭が貫
通する大きさを有する。
なお、11,12,13はそれぞれ屈曲部、基準線、スリット
であり、スリット13の幅がスリット4の幅より狭くなっ
ていることを除き、上記屈曲部1、基準線2、スリット
3と同様に形成されている。
この屈曲部11、基準線12、スリット13はより小径の仮
止具により治具を仮止めする場合に使用される。
6はV字状の切込みであり、不要の釘等を抜き去る際
に使用される。
7は治具の保存等に使用するための貫通孔である。
かかる治具を構成する材質としては、特に限定され
ず、鋼材等の金属、プラスチック等が使用される。中で
も価格的に鋼材が好ましい。鋼材を使用する場合は幅20
〜50mm肉厚1〜5mmの範囲のものが実用的である。
次にかかる治具による壁材の施工について説明する。
第3図に示す如く、建物21に取付けられた壁材22の上端
に治具の基準線2を合せる。この状態で治具のスリット
3を介して釘等の仮止具23により治具を仮止めする。次
いで、上部壁板25を上方より矢印の如く、建物と治具の
屈曲部1との間隙に挿入し、壁材25の下端と壁材22の上
端を当接する。
この状態で壁材25を建物21に釘等の固定具により固定
する。次いで治具の下方を金槌等で上方に向って叩き、
仮止具23の貫通孔5の位置になるよう治具をスライドさ
せ、壁材面より取外す。次いで仮止具23を打込み壁材22
の固定具に使用する。
かかる作業を繰返すことにより壁材を下方より順次上
方に向って取付ける。
[考案の効果] 本考案によれば、板状壁材の取付けが順次、容易に、
正確かつスピーディーに施工できるようになる。
また施工力不足(人手不足)に対応した省人化も期待
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による治具の正面図である。 第2図は第1図の側面図である。 第3図は本考案の治具による壁材の施工法の説明図であ
る。 1……屈曲部 2……基準線 3……スリット 5……貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状壁材を下方より上方に順次装着し施工
    するための治具であって、帯状体の先端近傍に屈曲部を
    設け、該屈曲部の近傍に標識を設け、該標識より所定の
    距離にスリットを設け、該スリットの一端をスリット幅
    より大きい貫通孔に連通してなり、標識を下部壁材の上
    端に合せた状態でスリットを介し下部壁材に仮止めし、
    次いで上部壁材を装着するようにした板状壁材の施工治
    具。
JP6493890U 1990-06-21 1990-06-21 板状壁材の施工治具 Expired - Lifetime JP2500221Y2 (ja)

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JP6310211B2 (ja) * 2013-08-26 2018-04-11 ケイミュー株式会社 支持部材及び壁材施工方法
JP6239949B2 (ja) * 2013-11-20 2017-11-29 ケイミュー株式会社 支持部材及び壁材の施工方法

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