JP3064489B2 - 3方向の寸法表示を可能にしたスチルビデオカメラ - Google Patents

3方向の寸法表示を可能にしたスチルビデオカメラ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像した被写体の合焦時
の距離情報,ズーム情報および絞り情報等により寸法表
示に関するデータを演算し、演算したデータに基づきス
ケールパターンを発生させて被写体像と同時に寸法(ス
ケール等)を画面上に表示できるスチルビデオカメラシ
ステム、さらに詳しくいえば、被写体の幅,高さおよび
奥行きの各方向のスケールを表示できるスチルビデオカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は撮影した被写体像の大きさ
を容易にかつ正確に知るために被写体の映像に寸法パタ
ーンを入れることができるスチルビデオカメラシステム
を提案している。この提案は図5(b) に示すようにファ
インダまたは再生画面で被写体の下方の決められた位置
に被写体の一方向の寸法すなわち被写体の幅方向のスケ
ールを表示するものである。したがって、被写体の概略
寸法を知るには充分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、立体的な被写体
の寸法を正確に得るためには、図5(a) に示すように被
写体の幅方向だけでなく高さおよび奥行きの寸法も必要
になってくる。このように寸法精度を要求された場合に
は既に提案している寸法表示のためのスチルビデオシス
テムでは期待に応えることができない。本発明の目的は
被写体の大きさをより正確に把握するためファインダ,
TVモニタまたは再生画面に被写体とともに被写体の
幅,高さおよび奥行きの3つの方向のスケールを表示す
ることができるスチルビデオカメラを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるスチルビデオカメラはレンズ系を介して
撮像素子に結像される被写体像の合焦情報,ズーム情
報,距離情報および絞り情報を得て、寸法に関するデー
タを演算し、その演算データに基づいたスケールを被写
体像とともに表示できるスチルビデオカメラであって、
スケールモード設定手段と、前記撮像素子より取り込ん
だ被写体の映像を表示する表示手段と、寸法ダイヤル
と、前記スケールモード設定手段によりスケールモード
に設定された後、合焦動作が行われたとき、前記スケー
ルを幅,高さおよび奥行きの方向に順番に前記表示手段
に表示していき、各方向にスケールが表示されたときに
前記寸法ダイヤルを操作すると、その操作にしたがって
表示されているスケールの長さを調整する制御手段を備
え、前記表示手段に幅,高さおよび奥行き寸法の3方向
のスケールを被写体とともに表示するように構成されて
いる。
【0005】また、レンズ系を介して撮像素子に結像さ
れる被写体像の合焦情報,ズーム情報,距離情報および
絞り情報を得て、寸法に関するデータを演算し、その演
算データに基づいたスケールを被写体像とともに表示で
きるスチルビデオカメラであって、被写体の幅,高さ方
向および奥行き方向のスケールを演算するための合焦情
報,ズーム情報,距離情報および絞り情報を格納する領
域を持つ記録媒体と、スケールモード設定手段と、寸法
ダイヤルと、前記スケールモード設定手段によりスケー
ルモードに設定した状態で前記記録媒体から被写体の映
像を読出し再生画面に再生したとき、前記距離情報等を
前記記録媒体から読み出してスケールを幅,高さおよび
奥行きの方向に順番に前記再生画面に表示していき、各
方向にスケールが表示されたときに前記寸法ダイヤルを
操作すると、その操作にしたがって表示されているスケ
ールの長さを調整する制御手段を備え、再生画面に被写
体の幅,高さおよび奥行き寸法の3方向のスケールを被
写体とともに表示するように構成されている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、被写体の立体的な寸法を正
確に表すことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明をさらに詳し
く説明する。図1は本発明によるスチルビデオカメラの
実施例を示す回路ブロック図である。本図は本発明に直
接関連する部分のみを示してあり、再生系(ビデオフロ
ッピーに記録し読み出して再生する)を搭載していない
カメラの例である。再生画像を得るためにはこのカメラ
を再生装置に装着するか、またはスケールを挿入した被
写体の画像を記録したビデオフロッピーを再生機に装着
しなければならない。
【0008】撮像系手段はレンズ系1,絞り2およびC
CD撮像素子3を含んで構成されている。レンズ系1は
マスタレンズ,焦点調節用レンズおよび変倍レンズ(ズ
ームレンズ)等より構成されており、その後部に絞り2
が配置されている。レンズ制御部17はレンズ系1の焦
点調節用レンズおよび変倍レンズを駆動する駆動部なら
びにこれを制御する制御部を含んで構成されている。ま
た,絞り制御部18は絞りを駆動する駆動部およびこれ
を制御する制御部を含んで構成されている。レンズ制御
部17および絞り制御部18はCPU6より送出される
制御信号により焦点調整用レンズおよび変倍レンズなら
びに絞りを駆動制御する。
【0009】CPU6が図示しないCCDドライバを起
動しCCD撮像素子3を駆動すると、被写体像は撮像系
手段を通して撮像回路4に取り込まれ信号処理および記
録回路5および再生回路16を介して電子ビューファイ
ンダ19に映し出される。レンズ制御部17は上記動作
とともにCPU6が撮像回路4から取り出された映像信
号の高周波信号に基づき送出するレンズ制御信号により
焦点調整用レンズを合焦位置(抽出した高周波信号レベ
ルが最大位置)にもたらす。合焦動作過程および合焦時
には焦点調節用レンズ位置を示す情報(距離情報)がC
PU6に送られる。また、ズーム操作がなされCPU6
よりズーム信号が入力すると、レンズ制御部17は変倍
レンズを駆動して被写体を希望の大きさに拡大または縮
小する。そのときの変倍レンズ位置情報すなわちズーム
情報もCPU6に送出される。一方、絞り制御部18は
絞り2を駆動制御して被写体が適性な露出になるように
制御し、そのときの露出情報(絞り情報,明るさ情報)
をCPU6に送る。
【0010】CPU6はレリーズ操作が行われると、C
CDドライバに制御信号を送りCCD撮像素子3にそれ
まで蓄積された電荷を吐き出させて転送を開始し、所定
の時間(シャッタ時間)の後、転送を終了させる。CC
D撮像素子3からの被写体像の電気信号は撮像回路4に
送出される。撮像回路4は上述したように映像信号の一
部をCPU6に送出する。そして信号処理および記録回
路5は撮像回路4からの信号に同期信号等を挿入して所
定の映像信号を作成した後、エンファシス処理を施しF
M変調を行い、さらにFM変調信号に基づき記録電流を
調整してビデオフロッピー12の所定のトラックに記録
する。
【0011】本システムのビデオフロッピー駆動の中心
となるビデオフロッピー駆動系はビデオフロッピー12
を回転させるモータ11,モータ11を駆動するドライ
バ10およびドライバを制御するサーボ回路9より構成
されており、CPU6の制御の下にビデオフロッピー1
2を所定の速度および位相で回転させる。また,磁気ヘ
ッド駆動系は磁気ヘッド13の前後進を間欠的に駆動す
るステッピングモータおよびそのドライバ(図示されて
いない)より構成されており、磁気ヘッド13をCPU
6より指示されたビデオフロッピー12の空きトラック
に移動させる。CPU6には図示されていないLCD等
の表示部が接続され、電子スチルカメラの種々の状態が
表示される。
【0012】CPU6に接続されているキー回路8はス
ケールモードボタン8a,記憶ボタン8bおよび寸法ダ
イヤル8cが設けられている。スケールモードボタン8
aは電子ビューファインダ19に被写体像とともにスケ
ールを表示させるモードに設定するためのものである。
なお、ビデオ出力端子にTVモニタが接続されていれ
ば、TVモニタ上にも同様に表示される。記憶ボタン8
bは調整した、被写体の幅,高さおよび奥行きの寸法を
固定化するためのものである。寸法ダイヤル8cは当初
電子ビューファインダ19に表示されるフルスケールの
長さを調整するためのものである。スケールモードボタ
ン8aが押されると、CPU6はレンズ制御部17およ
び絞り制御部18から取り入れた合焦時の距離情報,ズ
ーム情報および絞り情報に基づき寸法に関するデータを
演算し、演算したデータをスケールジェネレータ15に
送出する。同時にタイミング回路14も制御してスケー
ルジェネレータ15が発生するスケールパターン信号の
発生時期および画面上の発生する位置さらにはスケール
パターンの長さ調整のためスケールパターンの端部の部
分消去を行う。このようにしてスケールジェネレータ1
5より発生したスケールパターンは信号処理および記録
回路5で被写体の映像信号の所定位置に挿入される。ス
ケールが挿入された被写体の映像信号は再生回路16を
介して電子ビューファインダ19に表示される。
【0013】図2は被写体の幅,高さおよび奥行きの各
方向の寸法を調整する方法を説明するための図である。
図3はスケールモード設定時の操作および動作を説明す
るための図である。以下、図2および図3を中心に説明
する。具体的配置例として記憶ボタン8bおよび寸法ダ
イヤル8cがカメラの上部および側部にそれぞれ設けら
れている例が示されている。スケールモードボタン8a
が押され(ステップ1)、立体的な被写体のAのポイン
トに測距エリアが向けられた(ステップ2)後、図示し
ないレリーズボタンが半押しされると、CPU6は距離
情報等により寸法に関するデータを演算し、スケールジ
ェネレータ15にフルスケールを発生させる。スケール
の発生方向は幅方向で、タイミング回路14から画面上
のどの位置に発生させるかを規定するタイミング信号を
スケールジェネレータ15に供給することにより幅方向
の所定位置にフルスケールを挿入することができる。こ
のようにして電子ビューファインダ19に表示したスケ
ールの例(カメラを除く)が図2(a)である(ステッ
プ3)。図2(a)では幅方向に40cm のフルスケー
ルが表示されている。
【0014】撮影者は次に電子ビューファインダ19に
表示された被写体およびフルスケールを見ながら寸法ダ
イヤル8cを操作し、スケールの両端を被写体の両端に
一致させ記憶ボタン8bを押すことになる(ステップ
4)。寸法ダイヤル8cが操作されると、CPU6で演
算された40cm のデータは39,38cm …というよ
うに変化し、CPU6はその数値に対応する制御信号を
タイミング回路14に送る。タイミング回路14は変化
した数値の長さのスケールを発生させるタイミング信号
をスケールジェネレータ15に供給する。これにより電
子ビューファインダ19に表示されているスケールは寸
法ダイヤル8cの操作にしたがってその長さが連続的に
短くなっていく。図2(b)に幅のスケールの両端が被
写体の両端と一致し、その表示が13cmになっている
例が示されている。この状態で記憶ボタン8bが押され
ると、そのデータがCPU6内蔵のメモリに記憶され、
幅方向のスケールの長さは確定する(ステップ6)。こ
の記憶ボタン8bの操作に連動して次は高さ方向のフル
スケールが確定表示された幅方向のスケールとともに表
示される(ステップ5)。図2(b)には高さ方向に3
0cm のフルスケールが表示されている。
【0015】撮影者は引き続いて高さ方向のフルスケー
ルについて幅方向と同様な操作をすることとなる(ステ
ップ7,9)。その結果、高さ方向のスケールも被写体
の高さに調整される。図2(c)には高さ寸法が12c
m のスケールが示されている。つぎに操作者はこの被写
体の奥行きを寸法の情報も取得するため被写体の後部端
Bに測距エリアを向けて(ステップ8)、再度レリーズ
ボタンを半押しすることとなる。これにより既に電子ビ
ューファインダ19に確定表示されている幅方向および
高さ方向のスケールとともに奥行きを示すフルスケール
が表示される(ステップ10)。図2(c)には60c
m のフルスケールが表示された例が示されている。
【0016】この奥行き方向のフルスケールはBのポイ
ントの合焦時に取り入れられた距離情報等により演算し
て表示したものであり、その長さは電子ビューファイン
ダ19の表示画面に対応した長さである。同様に寸法ダ
イヤル8cが操作され、記憶ボタン8bが押されると、
奥行き方向のスケールが確定する(ステップ11,1
2)。図2(d)には幅,高さの確定したスケールとと
もに奥行きの確定した18cmのスケール(被写体のポ
イントAからBまでの寸法)も表示された例が示されて
いる。以上により幅,高さおよび奥行きのスケールの長
さを調整して電子ビューファインダに表示させる操作が
終了することになる。この後、レリーズボタンを押し切
れば、電子ビューファインダ19に表示されているスケ
ールが挿入された被写体像がビデオフロッピー12の所
定のトラックに記録される。
【0017】図4は本発明の他の実施例を示す回路ブロ
ック図である。この実施例のスチルビデオカメラは被写
体をビデオフロッピーに記録する機能だけでなく、ビデ
オフロッピーに記録した被写体像を読出し再生する機能
も搭載されている。この実施例は撮影時ではなく再生時
に撮影時に取得してある距離情報等によりスケールを算
出し再生画面に幅,高さおよび奥行きのスケールを表示
させるようにしたものである。したがって、図1に示す
タイミング回路14およびスケールジェネレータ15は
記録側回路に挿入されておらず、再生側回路に同回路2
4および23が設けられている。また、撮影時に2か所
例えば図2でいえばAおよびBのポイントの合焦時の距
離情報等を、撮影した被写体像に関連づけて記録する領
域としてビデオフロッピーのキュートラックを用いてい
る。そのため、距離情報等を変換して記録し、また、逆
変換して再生するNRZ書込回路15およびNRZ読取
回路21が設けられている。他の構成部分は再生側回路
を除き図1の構成と同じである。
【0018】スケールモードボタン8aが押されて、被
写体にAF測距エリアが向けられ、レリーズボタンが半
押しされると、第1の測距部分に対する合焦時の距離情
報,ズーム情報および絞り情報がCPU6に取り込ま
れ、内蔵メモリに一時記憶される。これは幅および高さ
方向のスケールを算出するための情報である。つぎに第
2の測距部分にAF測距エリアを向けてレリーズボタン
が半押しされると、第2の測距部分に対する合焦時の距
離情報,ズーム情報および絞り情報がCPU6に取り込
まれ、同様に内蔵メモリに一時記憶される。これは奥行
き方向のスケールを算出するための情報である。撮影者
が被写体を電子ビューファインダの中央部に入れて、レ
リーズ操作を行うと、被写体の映像信号はビデオフロッ
ピー12の所定の空きトラックに記録される。同時にC
PU6は内蔵メモリから第1および第2の測距点に対す
る合焦時の距離情報等を読出し、NRZ書込回路25で
距離情報等をNRZ信号に変換してビデオフロッピーの
キュートラックに記録する。キュートラックには追記形
式で記録され、被写体像が記録されているトラックとの
対応を示す情報も同時に記録される。
【0019】ビデオフロッピーに記録された被写体を再
生すると同時に幅,高さおよび奥行きのスケールを表示
させたい場合は、スケールモードボタン8aを押した
後、図示しない再生ボタンを押すこととなる。ビデオフ
ロッピーの指定されたトラックに記録されているFM変
調信号は再生信号処理回路20で復調されデエンファシ
ス処理されて映像信号に戻される。そしてスケールイン
サート回路22を通って図示しないTVモニタに再生さ
れる。続いてキュートラックより被写体の映像信号に対
応するNRZ信号が再生信号処理回路20によって読み
出されNRZ読取回路21で元の信号に復調される。C
PU6は内蔵メモリにこの復調された距離情報等を一時
記憶し、先ず第1の測距点に対する距離情報等を用いて
寸法に関するデータを演算する。演算されたデータはス
ケールジェネレータ23に送られ、スケールジェネレー
タ23が発生するスケールパターン信号はタイミング回
路24から供給されるタイミング信号により出力されス
ケールインサート回路22に送出される。スケールイン
サート回路22はフルスケールを被写体の映像信号の所
定の位置に挿入する。これによりTVモニタ上には幅方
向にフルスケールが表示される。
【0020】以下の操作および動作は図1と同様であ
る。ただし、距離情報等は既に取得されているので、奥
行きの寸法を表示するときの合焦動作すなわちレリーズ
ボタンを半押しする必要はない。以上の実施例は、被写
体の映像信号をアナログ記録する例であるが、記録媒体
に半導体メモリ(ICカード等)を用いてディジタル記
録する場合も同様に適用できる。また、電子ビューファ
インダにスケールを表示させる例について説明したが、
レンズ系とCCD撮像素子との間に液晶表示素子を挿入
しスケールジェネレータにより液晶にスケールを表示す
ることにより光学ビューファインダによっても同様に実
施できる。
【0021】なお、この実施例では被写体の両端とスケ
ールの両端の一致はビューファインダ上で目視によって
行っていたが、この他に次の方法によっても行うことが
できる。アパーチャ信号(アナログ信号)を検出し、
そのピーク信号とスケールの両端を示す信号とが一致し
たときを一致点とする方法。映像信号をディジタル化
して微分し輪郭抽出方法によりスケールの両端を示す信
号との一致を検出する方法。また、スチル機能を搭載し
たビデオカメラが存在するが、このカメラも本発明の特
許請求の範囲の要件を満たすものならば本発明のスチル
ビデオカメラの範疇に含まれるものである。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によるスチ
ルビデオカメラはスケールモードに設定し、撮影時また
は再生時に被写体像に幅,高さおよび奥行きの方向のス
ケールを順番に表示していき、表示したときに寸法ダイ
ヤルによりそれぞれのスケールの長さを被写体の両端に
一致するように操作できるように構成されており、その
ようにして各方向に対して調整したスケールを表示でき
るものである。被写体像の寸法を知る場合、被写体像と
ともに幅,高さおよび奥行きのスケール表示が活用され
る機会が多い。したがって本発明によれば、さらにスケ
ールを表示するシステムの活用範囲を拡げ、精度の高い
被写体の各方向の寸法を表示できるという効果がある。
また、各方向のスケール測定は同じ操作の繰り返しであ
り、簡単な操作で幅,高さおよび奥行きのスケール表示
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスチルビデオカメラの実施例を示
す回路ブロック図である。
【図2】被写体の幅,高さおよび奥行きの各寸法を表示
するための操作手順を説明するための図である。
【図3】図1のスケール表示のための操作および動作を
説明するためのフローチャートである
【図4】本発明の他の実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】被写体の各方向の寸法を表示した例および既に
提案されている寸法表示システムの表示画面の例を示す
図である。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 絞り 3 CCD 4 撮像回路 5 信号処理および記録回路 6 CPU(制御手段) 8 キー回路 9 サーボ回路 10 ドライバ 11 モータ 12 ビデオフロッピー(記録媒体) 13 磁気ヘッド 14 タイミング回路 15 スケールジェネレータ 16 再生回路 17 レンズ制御部 18 絞り制御部 19 電子ビューファインダ 21 NRZ読取回路 25 NRZ書込回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ系を介して撮像素子に結像される
    被写体像の合焦情報,ズーム情報,距離情報および絞り
    情報を得て、寸法に関するデータを演算し、その演算デ
    ータに基づいたスケールを被写体像とともに表示できる
    スチルビデオカメラであって、スケールモード設定手段
    と、前記撮像素子より取り込んだ被写体の映像を表示す
    る表示手段と、寸法ダイヤルと、前記スケールモード設
    定手段によりスケールモードに設定された後、合焦動作
    が行われたとき、前記スケールを幅,高さおよび奥行き
    の方向に順番に前記表示手段に表示していき、各方向に
    スケールが表示されたときに前記寸法ダイヤルを操作す
    ると、その操作にしたがって表示されているスケールの
    長さを調整する制御手段を備え、前記表示手段に幅,高
    さおよび奥行き寸法の3方向のスケールを被写体ととも
    に表示するように構成したことを特徴とする3方向の寸
    法表示を可能にしたスチルビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 レンズ系を介して撮像素子に結像される
    被写体像の合焦情報,ズーム情報,距離情報および絞り
    情報を得て、寸法に関するデータを演算し、その演算デ
    ータに基づいたスケールを被写体像とともに表示できる
    スチルビデオカメラであって、被写体の幅,高さ方向お
    よび奥行き方向のスケールを演算するための合焦情報,
    ズーム情報,距離情報および絞り情報を格納する領域を
    持つ記録媒体と、スケールモード設定手段と、寸法ダイ
    ヤルと、前記スケールモード設定手段によりスケールモ
    ードに設定した状態で前記記録媒体から被写体の映像を
    読出し再生画面に再生したとき、前記距離情報等を前記
    記録媒体から読み出してスケールを幅,高さおよび奥行
    きの方向に順番に前記再生画面に表示していき、各方向
    にスケールが表示されたときに前記寸法ダイヤルを操作
    すると、その操作にしたがって表示されているスケール
    の長さを調整する制御手段を備え、再生画面に被写体の
    幅,高さおよび奥行き寸法の3方向のスケールを被写体
    とともに表示するように構成したことを特徴とする3方
    向の寸法表示を可能にしたスチルビデオカメラ。
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