JP3064350U - 端子台カバ―の回転固定構造 - Google Patents

端子台カバ―の回転固定構造

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JP3064350U
JP3064350U JP1999004826U JP482699U JP3064350U JP 3064350 U JP3064350 U JP 3064350U JP 1999004826 U JP1999004826 U JP 1999004826U JP 482699 U JP482699 U JP 482699U JP 3064350 U JP3064350 U JP 3064350U
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JP
Japan
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terminal block
block cover
terminal
projections
rotating shaft
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Application number
JP1999004826U
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Inventor
孝史 植松
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Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子台カバーの開閉の際の回転軸の摩耗を
少なくし、金型代も安く、かつ寸法精度も要求されない
端子台カバー構造を得ることである。 【解決手段】 端子台カバーの外側に直線部と連続す
る回転軸を中心とした円弧部を設け、端子台カバーを回
転する際、前記端子部周囲を形成する側壁上端と前記円
弧部が摺動する。しかも回転軸の円周上に突部を設け、
対応する端子台カバーの端面の丸孔部に複数の突起を設
け、端子台カバーを回転する際、前記回転軸の突部が、
複数の突起間に係止する構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、端子台カバー付の端子台へ配線するため、端子台カバーを回転し、 開閉途中で係止して作業を行う端子台カバーの開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
端子台への配線接続時、端子ねじの締め付け又は、緩める作業を行うが、端子 台の側面を構成する両側壁の回転部を中心に回転する端子台カバーを開けた状態 で停止させておく必要がある。
【0003】 従来、図4に示すように、端子台カバー1の回転軸2である丸棒周囲の複数の 突起2a、2aと端子台の回転軸2と軽い圧入状態となっている。両側壁の丸穴 3との摩擦により、回転する端子台カバーの開閉構造があったが、端子台カバー 1の開閉頻度が多くなると、回転軸である丸棒の摩耗が増大した。しかも端子台 カバー1の両端の回転軸2の円周上に設けた突起2a、2aが、端子台の丸穴3 に軽い圧入状態で保持しているので、回転部の寸法上のバラツキにより組込時間 の上昇があった。
【0004】 一方、実開昭64−48871号に、端子台カバーのヒンジ辺側の両端部の各 々に、ヒンジ片側から自由辺側に向かって、2本のスリットを並列に形成するこ とにより、外内に並べて設けた弾性を有する第1及び第2の小片部のうち外側に 位置する第1の小片部の側縁に設け、端子台カバーの係止突起は、前記内側に位 置する第2の小片部に設けて、開閉の際の回転部のヒンジへの押圧を軽減する構 造が提案されているが、金型費用が増大するなどの問題点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
端子台カバーの開閉の際の回転軸の摩耗を少なくし、金型代も安く、かつ寸法 精度も要求されない端子台カバー構造を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
端子台の端子部周囲を形成する側壁上端と、端子台カバーの回転軸側の軸方向 で、端子台カバーの外側に直線部と連続する回転軸を中心とした円弧部を設け、 端子台カバーを回転する際、前記端子部周囲を形成する側壁上端と前記円弧部が 摺動することにより、回転軸にかかる係止力を分散することができる。しかも回 転軸の円周上に突部を設け、対応する端子台カバーの端面の丸孔部に複数の突起 を設け、端子台カバーを回転する際、前記回転軸の突部が、複数の突起間に係止 することにより、クリック感が感じられる構造とした。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、図2、図3に基づいて実施例を説明する。端子台カバー12の両端に設 けた回転軸13を中心に回転する機構を有する端子台11において、端子台カバ ー12の回転軸13のある外側に、実施例では2箇所、図2に示すように、直線 部14aと連続する回転軸を中心とした円弧部14bからなる突起部14を設け る。
【0008】 図2は端子台カバー12が端子台11の端子部16に対して直角方向に開放し た状態で、直線部14aが端子部の周囲を形成する側壁15上端と係止している 状態である。
【0009】 実際に端子台カバー12を回転軸13を中心に時計方向に回転すると、円弧部 14bと側壁15上端が摺動する。なお従来と比べ、回転軸13へかかる係止力 を実施例では、2箇所へ分散することができる。この場合、突起部14の寸法精 度も端子台カバーのソリの方向だけなので、あまり要求されない。
【0010】 使用上の経験から、端子台カバーを回転軸を中心に、反時計方向に回転する場 合、何段階かの位置で係止させた方が、現実には使い勝手が良い。前記突起部1 4を端子台カバーの外側に設けることにより、回転軸への係止力を軽減すること ができるので、回転部の摩耗変形を軽減することができる。従って回転部の端子 台11の端子部を挟持する両側端15aの丸穴17の円周上の複数の突起18を 実施例では一定の間隔をおいて、3箇所設ける。一方端子台カバー1の回転軸1 3の円周上に突起13aを一箇所設けることにより、端子台カバー12を回転す る場合、突起13aが複数の突起18間に係止する。この場合、端子台カバー1 2を回転させることにより、突起18を突起13aが乗り越えることによりクリ ック感を感じる。
【0011】 以上のように、端子台カバーの開閉の際の回転軸の摩耗が少なく、回転する際 のクリック感が得られる端子台カバー構造が得られる。
【0012】
【考案の効果】
端子台カバーの開閉の際の回転軸の摩耗を少なくし、金型代も安く、かつ寸法 精度も要求されない端子台カバー構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の端子台の端子台カバーを開放した状
態を示す図。
【図2】 本考案の端子台の端子台カバーを端子部に対
して直角に開放した状態を示す側面図。
【図3】 本考案の端子台の端子台カバーを開放した状
態での回転部の状態を示す側面図。
【図4】 従来の端子台カバーの回転軸と端子台の側壁
との係合状態を示す図。
【符号の説明】
1 端子台カバー 2 回転軸 2a 突起 3 丸穴 11 端子台 12 端子台カバー 13 回転軸 13a 突起 14 突起部 14a 直線部 14b 円弧部 15 側壁 15a 側端 16 端子部 17 丸穴 18 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子部が並設して配設され、該端子部を
    挟持する両側壁の側端を中心に回動する端子台カバーを
    有する端子台において、前記端子台カバーの回動部に円
    弧部からなる突起部を設け、該円弧状突起部が端子部上
    端部と摩擦係合する端子台カバーの回転固定構造。
  2. 【請求項2】 端子台側端の丸孔部に複数の突起を設
    け、端子台カバー回転軸の円周上に突部を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の端子台カバーの回転固定構
    造。
JP1999004826U 1999-05-27 1999-05-27 端子台カバ―の回転固定構造 Expired - Lifetime JP3064350U (ja)

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ID=43198008

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200484234Y1 (ko) * 2016-03-15 2017-08-17 정순일 보호덮개가 구비된 터미널블록

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