JP3063679B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3063679B2 JP9138989A JP13898997A JP3063679B2 JP 3063679 B2 JP3063679 B2 JP 3063679B2 JP 9138989 A JP9138989 A JP 9138989A JP 13898997 A JP13898997 A JP 13898997A JP 3063679 B2 JP3063679 B2 JP 3063679B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に複数の素
子とその素子を分離する分離領域とを有する半導体装
置、特に素子分離領域が、半導体基板に溝を掘りその溝
を絶縁膜で埋め込むことで形成される半導体装置及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に形成される半導体装置の
素子間の分離の方法として、素子領域の間の半導体基板
に溝を掘り、その溝を絶縁膜で埋め込むことにより素子
の分離を行う方法(以下、トレンチアイソレーションと
略称する)が用いられている。このトレンチアイソレー
ションは、精度良く形成された半導体基板の溝により寸
法が決定されるため、微細で高集積化された半導体装置
の素子間の分離には非常に有益な技術である。
【0003】しかし、ゲート電極の下部の半導体基板の
素子領域端の不純物が製造工程中の加熱により、素子分
離領域の酸化シリコン膜に拡散し、その濃度が低くなる
ために、この部分に本来のしきい値電圧よりも低いゲー
ト電圧で寄生チャネルが形成される。このため、OFF
状態でのリーク電流が大きくなる問題が生じる。
【0004】この問題を解決するための方法として、特
開昭59−92549等に記載されている方法が知られ
ている。即ち、この方法では、素子分離領域の絶縁膜と
接している半導体基板の部分に、基板と同じ導電型の不
純物を導入し濃度を高くすることで寄生チャネルの形成
を防止している。
【0005】この従来の方法の一例を図を用いて説明す
る。従来のトレンチアイソレーションを具備した半導体
装置を図6及び図7に示す。図6は半導体装置の一部を
素子表面から見たものであり、素子領域10はソース領
域12、ゲート電極14及びドレイン領域16からなっ
ており、素子分離領域18により他の素子と分離されて
いる。図7図6のA−A線で切断したときゲート電極
14での断面図である。
【0006】この図7から理解できるように、第1導電
型の半導体基板20上の素子領域10にゲート絶縁膜2
2とゲート電極14を設け、半導体基板20に溝を掘り
絶縁膜を埋め込むことにより形成した素子分離領域18
により他の素子と分離している。即ち、素子領域は概ね
平坦な表面を持ち、素子領域端26にて素子分離領域と
接している。素子領域側面28は、素子領域端から溝底
部に続く垂直又は傾斜を持った側面であり、素子分離領
域18の絶縁膜と接している。
【0007】この従来例においては、ゲート電極の下部
の半導体基板の素子領域端の不純物が製造工程中の加熱
により、素子分離領域の酸化シリコン膜に拡散し、その
濃度が低くなることを防止するするために、素子分離領
域18の溝底部基板面29、素子領域側面28及び素子
領域端26の第1導電型の不純物濃度を、素子領域内よ
りも高めている。なお、図では煩雑さを避けるために素
子上にある配線等は省略している。
【0008】図6及び図7に示したような従来のトレン
チアイソレーションを具備した半導体装置の製造方法を
図6A−A線の断面で見たものが図8図12であ
る。
【0009】まず、図8に示すように、第1導電型のシ
リコン基板(半導体基板)20に酸化シリコン膜30を
形成し、さらに酸化シリコン膜30の上に、例えば厚さ
0.5μmのアルミ膜(マスク材)32を形成し、リソ
グラフィーにより素子形成領域にアルミ膜32及びレジ
スト膜34によりマスクを形成する。
【0010】次に、図9に示すように、上記マスクを用
いて半導体基板20を異方性エッチングし、深さ0.6
μm程度の素子分離領域の溝36を形成する。
【0011】続いて、図10に示すように、等方性エッ
チングによりアルミ膜32の側壁の一部をエッチング
し、0.1μmほど後退させる。
【0012】次に、図11に示すように、マスク用のレ
ジスト膜34を剥離した後、後退したアルミ膜32をマ
スクとして半導体基板20に第1導電型の不純物を、例
えばドーズ量3×1012cm-2でイオン注入する。この
とき、素子分離領域の溝36の底部及び側壁とアルミ膜
32でマスクされていない素子領域端26にイオン注入
が行われる。
【0013】次に図12に示すように、素子分離領域の
溝36に、例えばCVD−酸化シリコン膜(前縁膜)を
埋め込み、上記アルミ膜32を除去し表面を平坦化す
る。続いて、図6図7で示したように通常の工程と同
様にして、図7に示したゲート絶縁膜22及びゲート電
極14を形成する。さらに、第2導電型の不純物をイオ
ン注入することによりソース領域12及びドレイン領域
16を形成し、トレンチアイソレーションを具備した半
導体装置が完成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では同一基板上に異なる導電型のトランジスタを形
成する場合、図11に示した素子分離領域の溝36の底
部及び側壁とアルミ膜32でマスクされていない素子領
域端26へのイオン注入の際に、第1導電型のトランジ
スタを形成する領域をレジスト膜等で覆ってから、第1
導電型のイオン注入を行い、レジスト膜を剥離後、さら
に第2導電型のトランジスタを形成する領域をレジスト
膜等で覆ってから、第2導電型のイオン注入を行い、レ
ジスト膜を剥離するという工程が必要であり、工数の増
加が問題であった。
【0015】また、素子の製造方法の変更により、半導
体基板の素子領域端の不純物の、素子分離領域の酸化シ
リコン膜への拡散量が変化するために、このイオン注入
のドーズ量やエネルギーは、素子の製造方法を変更する
度に最適化する必要があり、そのために、多くの労力が
費やされていた。
【0016】本発明は、トレンチアイソレーションを具
備した半導体装置において、工数の増加や、素子の設計
の変更に伴う最適化のための多大な労力なしで、ゲート
電極下部の素子領域端の寄生チャネルの形成を防止し、
OFF状態でのリーク電流を低減した半導体装置及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の半導体装置では、半導体基板上の素子分離
領域における素子領域と素子分離領域との境界及びゲー
ト電極下部の素子領域端の素子分離領域側壁とに窒素を
含む酸化シリコン膜を形成する構造を採用した。ここ
で、素子領域及び素子分離領域が半導体基板上にある場
合、その半導体基板にシリコン基板を用いることもでき
る。また、素子分離領域の成分を主に酸化シリコンとす
ることもできる。また、窒素を含む酸化シリコン膜の中
の窒素濃度を、窒素対酸素の比で5分の1以下とするの
が好適である。また、ここでの半導体装置は、MOS型
FETを含む構成とすることもできる。さらに、素子分
離領域の形成方法については、半導体基板をエッチング
し、溝部を形成する工程と、この溝部を絶縁膜にて埋め
る工程とを含む方法を採用することもできる。一方、本
発明の製造方法では、半導体基板表面の素子領域を形成
する部分にマスク材を形成する工程と、マスク材を用い
て半導体基板をエッチングして素子分離領域となる溝部
を形成する工程と、半導体基板上の素子分離領域におけ
る素子領域と素子分離領域との境界及びゲート電極下部
の素子領域端の素子分離領域側壁とに窒素を含む酸化シ
リコン膜を形成する工程と、溝部を絶縁膜にて埋める工
程とを具備する。ここで、窒素を含む酸化シリコン膜の
形成工程を、窒素化合物を含む雰囲気中で加熱する工程
によって行うこともできる。その場合、窒素化合物とし
て,N2O,NH3,NOなどを用いることもできる。ま
た、この窒素化合物を含む雰囲気中で加熱する工程にお
いては、加熱温度を700〜1200℃とするのが好適
である。また、窒素を含む酸化シリコン膜の形成工程に
おいては、形成する窒素を含む酸化シリコン膜厚を3〜
15nmとするのが好適である。また、窒素を含む酸化
シリコン膜の形成工程を、酸化シリコン膜を形成し、窒
素化合物を含む雰囲気中で加熱する工程によって行うこ
ともできる。その場合、窒素化合物として、N2O,N
3,NOなどを用いることもできる。また、酸化シリ
コン膜を形成し、窒素化合物を含む雰囲気中で加熱する
工程においては、加熱温度を400〜1200℃とする
のが好適である。また、窒素を含む酸化シリコン膜の形
成工程においては、形成する酸化シリコン膜厚を3〜1
5nmとするのが好適である。また、窒素を含む酸化シ
リコン膜の形成工程を、酸化シリコン膜を形成し、窒素
イオンを注入する工程によって行うこともできる。その
場合、窒素を含む酸化シリコン膜の形成工程において
は、形成する酸化シリコン膜厚を3〜15nmとするの
が好適である。また、窒素を含む酸化シリコン膜の形成
工程を、酸化シリコン膜を形成し、窒素化合物イオンを
注入する工程によって行うこともできる。その場合、窒
素を含む酸化シリコン膜の形成工程においては、形成す
る酸化シリコン膜厚を3〜15nmとするのが好適であ
る。また、酸化シリコン膜の形成工程を、熱酸化工程に
よって行うこともできる。また、酸化シリコン膜の形成
工程を、CVDによる工程によって行うこともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図1乃至図5を参照して説明する。本
実施の形態に係る半導体装置の構造を図1及び図2に示
す。なお、これらの図では煩雑さを避けるために図示し
た素子上にある配線等は省略している。図1は半導体装
置の一部を素子表面から見たものであり、素子領域50
はソース領域52、ゲート電極54及びドレイン領域5
6からなっており、素子分離領域58により他の素子と
分離されている。
【0019】図2は図1のA′−A′線で切断したとき
ゲート電極54断面図である。この図2から理解で
きるように、第1導電型の半導体基板60上の素子領域
50にゲート絶縁膜62とゲート電極54を設け、半導
体基板60に溝を掘り絶縁膜を埋め込むことにより形成
した素子分離領域58により他の素子と分離している。
即ち、素子領域は概ね平坦な表面を持ち、素子領域端6
6にて素子分離領域と接している。素子領域の側面は、
素子領域端から溝底部に続く垂直又は傾斜を持った壁面
であり、素子分離領域58の絶縁膜と接している。
【0020】本実施の形態においては、図2に示すよう
に、素子領域50と素子分離領域58との境界に、窒素
を含む酸化シリコン膜68を設けている。これにより、
ゲート電極54の下部の半導体基板の素子領域端66の
不純物が製造工程中の加熱により、素子分離領域58の
酸化シリコン膜に拡散するのを防止できるため、寄生チ
ャネルが形成されない。
【0021】この窒素を含む酸化シリコン膜68の窒素
の濃度は、窒素対酸素の比で5分の1以下であることが
好ましい。この濃度よりも窒素の濃度を増やすと、素子
領域端66の窒素を含む酸化シリコン膜68と接してい
る部分がダメージを受け、その部分でのリーク電流が大
きくなり問題となるからである。
【0022】このような半導体装置の製造方法を以下に
説明する。 「第1の製造方法」
【0023】図1に示した半導体装置の製造方法を、図
1のA′−A′線の断面で見たものが図3〜図5であ
る。まず、図3に示すように、第1導電型のシリコン基
板(半導体基板)60に酸化シリコン膜70を形成し、
さらに酸化シリコン膜70の上に、例えば厚さ0.4μ
mの窒化シリコン膜(マスク材)72を形成し、リソグ
ラフィーにより素子形成領域に窒化シリコン膜72及び
レジスト膜74によりマスクを形成する。
【0024】次に、図4に示すように、上記マスクを用
いて半導体基板60を異方性エッチングし、深さ0.5
μm程度の素子分離領域の溝76を形成する。
【0025】続いて、マスク用のレジスト膜74を剥離
した後、表面が露出している素子分離領域の溝76の部
分の半導体基板60を、酸化と少しの窒化が起こる雰囲
気、例えばN2O雰囲気で、900℃で加熱することで
厚さ7nm程度の窒素を含む酸化シリコン膜68を形成
する。
【0026】次に図4に示すように、素子分離領域の溝
76に、例えばCVD一酸化シリコン膜(前縁膜)を埋
め込み、窒化シリコン膜72を除去し、表面を平坦化す
る。続いて、通常の工程と同様にして、図1に示すよう
なゲート絶縁膜62及びゲート電極54を形成する。さ
らに、ソース領域52及びドレイン領域56を、不純物
をイオン注入することにより形成し、トレンチアイソレ
ーションを具備した半導体装置が完成する。
【0027】「第2の製造方法」 第1の製造方法と同様の工程により、図4に示す構造ま
で形成した後、図5に示すように、マスク用のレジスト
膜74を剥離した後、表面が露出している素子分離領域
の溝76の部分の半導体基板60の熱酸化を行い、厚さ
10nm程度の酸化シリコン膜80を形成する。
【0028】次に窒化が起こる雰囲気、例えばNO雰囲
気で、950℃で加熱することで、酸化シリコン膜80
の窒化を行い、図5に示すような構造を得る。その後、
第1の製造方法と同様にしてトレンチアイソレーション
を具備した半導体装置が完成する。窒化が起こる雰囲気
にはNH3雰囲気も利用できる。
【0029】「第3の製造方法」 第1の製造方法と同様の工程により、図4に示す構造ま
で形成した後、図3に示すように、マスク用のレジスト
膜74を剥離した後、表面が露出している素子分離領域
の溝76の部分の半導体基板60の熱酸化を行い、厚さ
10nm程度の酸化シリコン膜80を形成する。
【0030】次に、酸化シリコン膜80に、窒素イオン
をドーズ量1×1016cm-2程度注入し、図5に示すよ
うな構造を得る。その後、第1の製造方法と同様にし
て、トレンチアイソレーションを具備した半導体装置が
完成する。
【0031】第1、第2及び第3の製造方法で製造した
MOSFETでは、同様の素子構造を従来技術で製造し
た場合に比べ、ゲート電極下部の素子領域端の寄生チャ
ネル形成を防止したまま、大幅な工数の削減を可能にし
た。
【0032】また、同一基板上に異なる導電型のトラン
ジスタを形成する場合にも、リソグラフィーの工程は不
必要であるため、その分、工数が削減できる。さらに、
従来の技術のような素子の製造方法の変更によるイオン
注入の最適化も不要であり、製造方法変更時の労力を軽
減することができる。
【0033】なお、本発明の製造方法において、窒素を
含む酸化シリコン膜の形成方法としては、上記の第1、
第2及び第3の製造方法で示したものに限定されるもの
ではなく、素子領域と素子分離領域の境界に窒素を含む
酸化シリコン膜を形成できるような方法であれば特に制
限はない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トレン
チアイソレーションを具備した半導体装置において、工
数を増加させることなく、ゲート電極下部の素子領域端
の寄生チャネル形成を防止し、OFF状態でのリーク電
流を低減した半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る半導体装置の部分
平面図である。
【図2】 図1のA′−A′線に沿った半導体装置の断
面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【図6】 従来技術による半導体装置の部分平面図であ
る。
【図7】 図6のA−A線に沿った半導体装置の断面図
である。
【図8】 従来技術による半導体装置の製造工程を示す
断面図である。
【図9】 従来技術による半導体装置の製造工程を示す
断面図である。
【図10】 従来技術による半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【図11】 従来技術による半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【図12】 従来技術による半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【符号の説明】
50 素子領域 52 ソース領域 54 ゲート電極 56 ドレイン領域 58 素子分離領域 60 半導体基板 62 ゲート絶縁膜 66 素子領域端 68 窒素を含む酸化シリコン膜 70 酸化シリコン膜 72 窒化シリコン膜 74 レジスト膜 76 素子分離領域の溝 80 酸化シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/76 H01L 21/318 H01L 21/762

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の素子分離領域における素
    子領域と素子分離領域との境界及びゲート電極下部の素
    子領域端の素子分離領域側壁とに窒素を含む酸化シリコ
    ン膜を形成する構造を有していることを特徴とする、半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 前記素子領域及び素子分離領域が半導体
    基板上にあり、その半導体基板がシリコン基板であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記素子分離領域の成分が主に酸化シリ
    コンであることを特徴とする、請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の中の窒
    素濃度が、窒素対酸素の比で5分の1以下であることを
    特徴とする、請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 MOS型FETを含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記素子分離領域の形成方法が、前記半
    導体基板をエッチングし、溝部を形成する工程と、この
    溝部を絶縁膜にて埋める工程とを含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板表面の素子領域を形成する部
    分にマスク材を形成する工程と、前記マスク材を用いて
    前記半導体基板をエッチングして素子分離領域となる溝
    部を形成する工程と、半導体基板上の素子分離領域にお
    ける素子領域と素子分離領域との境界及びゲート電極下
    部の素子領域端の素子分離領域側壁とに窒素を含む酸化
    シリコン膜を形成する工程と、前記溝部を絶縁膜にて埋
    める工程とを具備することを特徴とする、半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成工
    程が、窒素化合物を含む雰囲気中で加熱する工程である
    ことを特徴とする、請求項7記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記窒素化合物がN2Oであることを特
    徴とする、請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記窒素化合物がNH3であることを
    特徴とする、請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記窒素化合物がNOであることを特
    徴とする、請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記窒素化合物を含む雰囲気中で加熱
    する工程において、加熱温度が700〜1200℃であ
    ることを特徴とする、請求項8記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程において、形成する窒素を含む酸化シリコン膜厚が
    3〜15nmであることを特徴とする、請求項8記載の
    半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程が、酸化シリコン膜を形成し、窒素化合物を含む雰
    囲気中で加熱する工程であることを特徴とする、請求項
    7記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記窒素化合物がN2Oであることを
    特徴とする、請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記窒素化合物がNH3であることを
    特徴とする、請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記窒素化合物がNOであることを特
    徴とする、請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記窒素化合物を含む雰囲気中で加熱
    する工程において、加熱温度が400〜1200℃であ
    ることを特徴とする、請求項14記載の半導体装置の製
    造方法。
  19. 【請求項19】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程において、形成する酸化シリコン膜厚が3〜15n
    mであることを特徴とする、請求項14記載の半導体装
    置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程が、酸化シリコン膜を形成し、窒素イオンを注入す
    る工程であることを特徴とする、請求項7記載の半導体
    装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程において、形成する酸化シリコン膜厚が3〜15n
    mであることを特徴とする、請求項20記載の半導体装
    置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程が、酸化シリコン膜を形成し、窒素化合物イオンを
    注入する工程であることを特徴とする、請求項7記載の
    半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記窒素を含む酸化シリコン膜の形成
    工程において、形成する酸化シリコン膜厚が3〜15n
    mであることを特徴とする、請求項22記載の半導体装
    置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、熱
    酸化工程であることを特徴とする、請求項14記載の半
    導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、C
    VDによる工程であることを特徴とする、請求項14記
    載の半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、熱
    酸化工程であることを特徴とする、請求項20記載の半
    導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、C
    VDによる工程であることを特徴とする、請求項20記
    載の半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、熱
    酸化工程であることを特徴とする、請求項22記載の半
    導体装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記酸化シリコン膜の形成工程が、C
    VDによる工程であることを特徴とする、請求項22記
    載の半導体装置の製造方法。
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