JP3063588B2 - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JP3063588B2 JP7248154A JP24815495A JP3063588B2 JP 3063588 B2 JP3063588 B2 JP 3063588B2 JP 7248154 A JP7248154 A JP 7248154A JP 24815495 A JP24815495 A JP 24815495A JP 3063588 B2 JP3063588 B2 JP 3063588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災システム等に
利用される、煙による散乱光を検出して煙を検知する方
式の光電式煙感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3の回路図に基づいて従来の光電式煙
感知器の一例について説明する。図3に示す光電式煙感
知器は、光電式煙感知器の筐体内に煙が侵入すると、発
光回路から出力された光が煙により散乱されることを利
用して、その散乱光を捉えて煙濃度に応じたアナログ信
号を出力する方式の煙感知器である。図で、1は、発振
回路2とその発振回路2が出力する信号を分周する分周
回路3で構成された、発光回路を間欠駆動するための間
欠駆動信号を出力する発光制御回路、4は、発光ダイオ
ード(LED)のような発光素子5と、発光素子5に駆
動電流を流すためのスイッチング素子6(図1では発光
素子5に直列に接続されたnpn型のトランジスタ)
と、発光制御回路1が出力する間欠駆動信号によりスイ
ッチング素子6を駆動する発光駆動回路7とから構成さ
れた、感知器筐体内で光信号を出力する発光回路であ
る。
【0003】また、8は発光回路4から出力された光の
うち、煙によって散乱された散乱光を受光して煙濃度に
応じたアナログ信号に変換する受光回路で、散乱光を受
光するように配置された受光素子9と、基準電圧Vrefを
出力する基準電圧源10と、オペアンプA1〜A3及び抵抗
R1〜R5から構成された回路である。受光素子9に散乱光
が入射すると受光素子9に微弱な電流(光電流)が流れ
る。この光電流は、オペアンプA1と電流電圧変換用の抵
抗R1により電圧信号に変換され、その電圧信号は、オペ
アンプA2,A3及び抵抗R2〜R5で構成された増幅回路で直
流増幅される。
【0004】さらに、11は、発光回路4が発光制御回
路1により駆動された時の受光回路8が出力するアナロ
グ信号を変換し出力するアナログ出力回路で、発光制御
回路1が出力する間欠駆動信号に同期して、受光回路8
が出力するアナログ信号をサンプリングし保持するサン
プルホールド回路12と、サンプルホールド回路12の
出力を増幅する出力回路13とで構成されている。サン
プルホールド回路12は、発光制御回路1が出力する間
欠駆動信号によって制御されてオフ状態とオン状態が切
り替わるアナログスイッチSWと、受光回路8が出力する
アナログ信号をサンプリングし保持するコンデンサC
と、コンデンサC に接続された、バッファアンプとなる
オペアンプA4とで構成されている。一方、出力回路13
は、サンプルホールド回路12が出力するアナログ信号
を所定の出力電圧レベルにシフトするための定電圧源1
4と、定電圧源14が出力する電圧を分圧するための抵
抗R8,R9と、抵抗R8,R9で分圧された電圧とサンプルホ
ールド回路12の出力電圧とを入力し、サンプルホール
ド回路12が出力するアナログ信号を所定の出力電圧レ
ベルにシフトすると共に増幅する、オペアンプA5及び抵
抗R5〜R7から構成された増幅回路とから構成されてい
る。
【0005】次に、図3に示す回路の動作について説明
する。まず、発光回路4は、発光ダイオード(LED)
のような発光素子5に駆動電流を流すためのスイッチン
グ素子6を接続し、そのスイッチング素子6に駆動信号
を与える発光駆動回路7から構成されているが、この発
光回路4を間欠駆動するために、発光制御回路1では、
発振回路2により発振されたクロック信号を分周回路3
により分周して間欠駆動信号を生成するように構成され
ている。感知器筐体内に煙が侵入すると、発光回路4か
ら出力された光が煙により散乱されて、受光回路8に設
けられた受光素子9により受光される。これにより、受
光素子9に微弱な光電流が流れるが、この光電流が、オ
ペアンプA1と電流電圧変換用の抵抗R1により電圧信号に
変換され、オペアンプA2,A3及び抵抗R2〜R5で構成され
る増幅回路で直流増幅される。
【0006】次に、受光回路8が出力するアナログ信号
(オペアンプA3の出力電圧)は、サンプルホールド回路
12によりサンプリングされ保持される。サンプルホー
ルド回路12は、サンプリング用のコンデンサC と、ア
ナログスイッチSWと、バッファアンプA4で構成されてお
り、アナログスイッチSWのオン状態とオフ状態を切り替
えるコントロール信号として、発光制御回路1が出力す
る間欠駆動信号が供給されている。
【0007】受光回路8におけるオペアンプA3の出力
は、アナログスイッチSWがオン状態である時のみコンデ
ンサC に接続され、コンデンサC はオペアンプA3の出力
電圧で充電される。この充電電圧は、バッファアンプで
あるオペアンプA4を介して、出力回路13に出力され
る。出力回路13では、サンプルホールド回路12のオ
ペアンプA4の出力電圧をオペアンプA5と抵抗R6,R7によ
り構成された増幅回路で直流増幅して出力する。また、
定電圧源14から出力され抵抗R8,R9で分圧された電圧
は、オペアンプA5の非反転端子に印加されているが、こ
の電圧によりアナログ出力回路11の出力電圧レベルが
決定される。このようにして、出力回路13から煙濃度
に応じたアナログ出力電圧が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
た従来の光電式煙感知器では、発光素子5を発光させた
り、受光回路8が出力するアナログ信号のサンプルホー
ルドを行うサンプルホールド回路12を制御するため
に、間欠駆動信号を出力する複雑な発光制御回路1が必
要であるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、発光素子等を制御する間
欠駆動信号を生成する回路が不要で、回路の簡略化が図
れる光電式煙感知器の構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光電式煙感知器は、光電式煙感知器の筐体
内で光信号を出力する発光手段と、煙によって散乱され
た前記発光手段が出力した光を受光して、煙濃度に応じ
たアナログ信号に変換する受光手段と、その受光手段が
出力するアナログ信号が所定の値となるように、前記発
光手段の発光量を調整する帰還手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0011】本発明の光電式煙感知器の概略構成を図2
のブロック図に示す。本発明の光電式煙感知器は、図の
ように、光電式煙感知器の筐体内で光信号を出力する発
光回路14と、煙による散乱光を受光して電気信号に変
換する受光回路15と、受光回路15が出力するアナロ
グ信号に応じて発光回路14の光の発光量を調節する帰
還手段16とで構成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1の回路図に基づいて本発明の
光電式煙感知器の一実施形態について説明する。図1に
示す光電式煙感知器は、感知器筐体内で光を出力する発
光回路14と、発光回路14から出力された光のうち、
煙により散乱された散乱光を受光してアナログ信号に変
換する受光回路15と、受光回路15が出力するアナロ
グ信号が所定の値となるように発光回路14の発光量を
制御する帰還回路16とで構成されている。
【0013】まず、発光回路14は、発光素子である発
光ダイオード17と、この発光ダイオード17に駆動電
流を流すためのスイッチング素子(図1に示す回路では
npn型のトランジスタ18)と、トランジスタ18に
流れる電流を制御する抵抗Reから構成されている。発光
ダイオード17のアノードは、電源の高電位側に接続さ
れ、カソードは、トランジスタ18のコレクタ・エミッ
タ間、及び、抵抗Reを介してグランドに接続されてい
る。トランジスタ18のベースには、後述する帰還回路
16の出力が接続されている。
【0014】受光回路15は、受光素子19と、基準電
圧Vrefを出力する基準電圧源20と、オペアンプA1〜A3
及び抵抗R1〜R5で構成された増幅回路とで構成されてお
り、感知器筐体内に煙が侵入すると、発光回路14から
出力された光が煙により散乱されて受光回路15により
受光され、受光素子19に微弱な電流(光電流)が流れ
る。この光電流は、オペアンプA1と電流電圧変換用の抵
抗R1により構成された回路で電圧信号に変換され、その
電圧信号は、オペアンプA2,A3及び抵抗R2〜R5で構成さ
れた増幅回路で直流増幅される。
【0015】さらに、受光回路15の出力(オペアンプ
A3が出力するアナログ信号)は帰還回路16に入力され
る。帰還回路16は、オペアンプA4と、定電圧V1を出力
する定電圧源20より構成されており、受光回路15の
オペアンプA3の出力電圧は、帰還回路16のオペアンプ
A4の反転入力端子に印加され、オペアンプA4の非反転入
力端子には、定電圧源20が出力する定電圧V1が印加さ
れているため、オペアンプA4の出力は、受光回路15が
出力するアナログ信号(アナログ電圧信号)が、定電圧
源20が出力する定電圧V1と同じになるように発光回路
14のトランジスタ18を駆動する。これにより、発光
ダイオード17に流れる駆動電流が調整され、発光ダイ
オード17は、受光回路15が出力するアナログ信号が
定電圧V1と同電位になるように、発光ダイオード17の
発光量は調整され回路は安定する。言い換えると、光電
式煙感知器の筐体内に濃度X の煙が侵入し、図1に示す
回路が安定状態にある場合は、帰還回路16のオペアン
プA4の両方の入力端子は、定電圧V1と同電位となるよう
に帰還がかかっているため、受光素子19が出力する光
電流I が、V1=Vref-R1*R3/R2*R5/R4*I(式1)を満たす
ように、発光ダイオード17に駆動電流が流れている。
駆動電流をIeとすると、アナログ出力電圧はほぼRe*Ie
となる。
【0016】受光素子19が出力する光電流I は、煙に
よる散乱光に依存し、発光ダイオード17の発光量が同
じであれば光電流I は煙濃度に比例するので、煙の濃度
がXである安定状態から煙の濃度が増加すると、受光素
子19が出力する光電流I が増加するが、光電流I が式
1を満たすように(光電流I を減少させる方向に)帰還
がかかるので、発光素子17に流れる駆動電流Ieが減少
し、これに比例してRe*Ie で表されるアナログ出力電圧
が減少する。逆に、安定状態から煙の濃度が減少する
と、受光素子19が出力する光電流I が減少するが、光
電流I が式1を満たすように(光電流I を増加させる方
向に)帰還がかかるので、発光素子17に流れる駆動電
流Ieが増加し、これに比例してRe*Ie で表されるアナロ
グ出力電圧が増加する。このように、図1に示した光電
式煙感知器によれば、煙濃度が増加すると、帰還回路1
6が出力するアナログ出力電圧が減少し、煙濃度が減少
すると、帰還回路16が出力するアナログ出力電圧が増
加するように動作するので、煙濃度をアナログ電圧出力
に変換することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の光電式煙感知器によれば、発光
回路を駆動するためのタイミング信号を生成する複雑な
発光制御回路が不要となるので、煙の濃度に応じたアナ
ログ信号を出力する光電式煙感知器の簡略化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電式煙感知器の一実施形態を示す回
路図である。
【図2】本発明の光電式煙感知器の概略構成を示す概略
構成図である。
【図3】従来の光電式煙感知器の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
14 発光回路(発光手段) 15 受光回路(受光手段) 16 帰還回路(帰還手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電式煙感知器の筐体内で光信号を出力
    する発光手段と、煙によって散乱された前記発光手段が
    出力した光を受光して、煙濃度に応じたアナログ信号に
    変換する受光手段と、その受光手段が出力するアナログ
    信号が所定の値となるように、前記発光手段の発光量を
    調整する帰還手段とを備えたことを特徴とする光電式煙
    感知器。
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