JPH10134268A - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JPH10134268A
JPH10134268A JP8289698A JP28969896A JPH10134268A JP H10134268 A JPH10134268 A JP H10134268A JP 8289698 A JP8289698 A JP 8289698A JP 28969896 A JP28969896 A JP 28969896A JP H10134268 A JPH10134268 A JP H10134268A
Authority
JP
Japan
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output
circuit
voltage
light
analog
Prior art date
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Pending
Application number
JP8289698A
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English (en)
Inventor
Masanori Hayashi
雅則 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ出力回路の出力電圧の調整を可変抵
抗VR1を用いずに自動的に行える光電式煙感知器を提
供する。 【解決手段】 発光素子から照射された光の煙による散
乱光を受光素子11により受光して電気信号に変換する
光電変換回路1と、光電変換回路1の出力電圧をサンプ
リングし保持するサンプルホールド回路2と、サンプル
ホールド回路2の出力を基準電圧に基づいて出力電圧レ
ベル調整を行い、濃度に応じたアナログ信号として出力
するアナログ出力回路3とを有してなる光電式煙感知器
において、アナログ出力回路3に、受光素子11が光を
受光していない状態でのアナログ出力回路3の出力を所
定の値にするような基準電圧が自動的に設定され、基準
電圧の設定値が保持されるようにした出力自動調整回路
32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙による散乱光を
検出することにより煙を検出する光電式煙感知器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光電式煙感知器は、図
3に示すように、光電変換回路1とサンプルホールド回
路2とアナログ出力回路3とを備えてなる。光電変換回
路1は、発光素子から照射された光の煙による散乱光X
を受光して電気信号に変換するものであり、受光素子1
1と基準電圧源12とオペアンプA1〜A4と抵抗R1
〜R5を有してなる。受光素子11に光が照射される
と、微弱な光電流が流れる。この光電流はオペアンプA
1と電流/電圧変換用の抵抗R1により電圧信号に変換
され、オペアンプA2、A3により直流増幅される。オ
ペアンプA2の増幅率は、入力抵抗R2と帰還抵抗R3
の比率で決定され、オペアンプA3の増幅率は、入力抵
抗R4と帰還抵抗R5の比率で決定される。オペアンプ
A3の出力電圧は、バッファ接続されたオペアンプA4
に接続されており、オペアンプA4の出力電圧はオペア
ンプA3の出力電圧と同じになる。
【0003】サンプルホールド回路2はコンデンサC1
とアナログスイッチS1とバッファ用のオペアンプA5
よりなり、アナログスイッチS1がオンしているときの
みオペアンプA4の出力がコンデンサC1に充電され、
オペアンプA4の出力電圧が保持される。コンデンサC
1の充電電圧はオペアンプA5の出力電圧となる。
【0004】アナログ出力回路3は、オペアンプA6、
抵抗R6〜R8、可変抵抗VR1よりなり、サンプルホ
ールド回路2のオペアンプA5の出力電圧を取り込ん
で、オペアンプA6と抵抗R6、R7により直流増幅し
て出力する。ここで、アナログ出力回路3の出力電圧レ
ベルは、抵抗R8と可変抵抗VR1による分圧回路31
により電源電圧を分圧し、オペアンプA5の非反転入力
端子に加えることにより決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような光電式煙感知器にあっては、アナログ出力回路3
の出力電圧の調整に可変抵抗VR1が必要であるので、
回路のワンチップ化が困難となり、製造コストが増加す
るという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、アナログ出力回路の出
力電圧の調整を可変抵抗VR1を用いずに自動的に行え
る光電式煙感知器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発光素子から照射された光の煙による散乱光を受光素子
により受光して電気信号に変換する光電変換回路と、該
光電変換回路の出力電圧をサンプリングし保持するサン
プルホールド回路と、該サンプルホールド回路の出力を
基準電圧に基づいて出力電圧レベル調整を行い、濃度に
応じたアナログ信号として出力するアナログ出力回路と
を有してなる光電式煙感知器において、前記アナログ出
力回路に、前記受光素子が光を受光していない状態での
前記アナログ出力回路の出力を所定の値にするような基
準電圧が自動的に設定され、該基準電圧の設定値が保持
されるようにした出力自動調整回路を設けたことを特徴
とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記出力自動調整回路が、前記アナログ出
力回路の出力が反転入力端子に入力され、非反転入力端
子には定電圧が入力されるオペアンプと、該オペアンプ
の出力により充電されるコンデンサと、該コンデンサと
前記オペアンプの出力との間に介在させたアナログスイ
ッチとにより構成され、前記コンデンサの充電電圧を前
記基準電圧とするようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例に係る光電式煙感知器の概略構成を示すブロック
図であり、図2は、各ブロックの具体例を示す回路図で
ある。本実施形態の光電式煙感知器は、図3で示した従
来の光電式煙感知器において、アナログ出力回路3の分
圧回路31を出力自動調整回路32に替えた構成になっ
ており、その他の構成及び動作は図3の回路と同等なの
で、ここでは、同一箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
【0010】出力自動調整回路32は、受光素子11が
光を受光していない状態でのアナログ出力回路3の出力
が所定の電圧値になるようにするためのオペアンプA6
の非反転入力端子に入力するための基準電圧を自動的に
生成し、その値を保持するようにしたものである。具体
的には、図2に示すように、オペアンプA7と、オペア
ンプA7の非反転入力端子に接続される電圧源V1と、
オペアンプA7の出力端子にアナログスイッチS2を介
して接続されるコンデンサC2とを備えてなる。コンデ
ンサC2とアナログスイッチS2の接続点はオペアンプ
A6の非反転入力端子に接続され、オペアンプA7の反
転入力端子にはオペアンプA6の出力端子が接続される
ようになっている。
【0011】次に、本実施形態の動作を説明する。受光
素子11が光を受光していない時、アナログスイッチS
1、S2をオン状態にし、光電変換回路1、サンプルホ
ールド回路2の出力は基準電圧源12の電圧Vref にな
る。この時、アナログ出力回路3の出力端子Taの電圧
は、出力自動調整回路32により、オペアンプA7の非
反転入力端子に入力される定電圧V1になるように制御
される。ここで、アナログスイッチS2をオフすると、
出力自動調整回路32のコンデンサC2には、サンプル
ホールド回路2の出力が電圧Vref である時にアナログ
出力回路3の出力が定電圧V1になるような電圧が保持
される。
【0012】この状態で、発光素子が発光し、煙による
散乱光Xを受光素子11が受光すると、受光素子11に
は受光電流Ipdが流れ、受光電流Ipdは光電変換回
路1で電圧に変換、増幅され、Vref −ΔV(ΔVは受
光電流Ipdによる電圧変化)として出力される。この
電圧(Vref −ΔV)はサンプルホールド回路2で保持
され、アナログ出力回路3に入力される。アナログ出力
回路3では、出力端子TaからV1+R7/R6×ΔV
の電圧として出力される。
【0013】この出力電圧(V1+R7/R6×ΔV)
は、例えば、光電変換回路1のオペアンプにオフセット
電圧が生じ、受光素子11が光を受光していない時のサ
ンプルホールド回路2の出力電圧がVref とは異なった
値になった時でも、出力自動調整回路32により、アナ
ログ出力回路3の出力電圧は定電圧V1になり、変化す
ることはない。
【0014】従って、本実施形態によれば、出力自動調
整回路32により、可変抵抗を用いることなしに、自動
的に回路内の製造ばらつきによるアナログ出力回路3の
出力のばらつきをなくすことができるのである。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明
によれば、発光素子から照射された光の煙による散乱光
を受光素子により受光して電気信号に変換する光電変換
回路と、該光電変換回路の出力電圧をサンプリングし保
持するサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回
路の出力を基準電圧に基づいて出力電圧レベル調整を行
い、濃度に応じたアナログ信号として出力するアナログ
出力回路とを有してなる光電式煙感知器において、前記
アナログ出力回路に、前記受光素子が光を受光していな
い状態での前記アナログ出力回路の出力を所定の値にす
るような基準電圧が自動的に設定され、該基準電圧の設
定値が保持されるようにした出力自動調整回路を設けた
ので、アナログ出力回路の出力電圧の調整を可変抵抗V
R1を用いずに自動的に行え、ワンチップ化を可能とし
た光電式煙感知器が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光電式煙感知器の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】同上の具体例を示す回路図である。
【図3】従来例に係る光電式煙感知器の概略構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 光電変換回路 2 サンプルホールド回路 3 アナログ出力回路 32 出力自動調整回路 11 受光素子 12 基準電圧源 A1〜A7 オペアンプ S1、S2 アナログスイッチ R1〜R8 抵抗 VR1 可変抵抗 C1、C2 コンデンサ V1 電圧源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から照射された光の煙による散
    乱光を受光素子により受光して電気信号に変換する光電
    変換回路と、該光電変換回路の出力電圧をサンプリング
    し保持するサンプルホールド回路と、該サンプルホール
    ド回路の出力を基準電圧に基づいて出力電圧レベル調整
    を行い、濃度に応じたアナログ信号として出力するアナ
    ログ出力回路とを有してなる光電式煙感知器において、
    前記アナログ出力回路に、前記受光素子が光を受光して
    いない状態での前記アナログ出力回路の出力を所定の値
    にするような基準電圧が自動的に設定され、該基準電圧
    の設定値が保持されるようにした出力自動調整回路を設
    けたことを特徴とする光電式煙感知器。
  2. 【請求項2】 前記出力自動調整回路が、前記アナログ
    出力回路の出力が反転入力端子に入力され、非反転入力
    端子には定電圧が入力されるオペアンプと、該オペアン
    プの出力により充電されるコンデンサと、該コンデンサ
    と前記オペアンプの出力との間に介在させたアナログス
    イッチとにより構成され、前記コンデンサの充電電圧を
    前記基準電圧とするようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の光電式煙感知器。
JP8289698A 1996-10-31 1996-10-31 光電式煙感知器 Pending JPH10134268A (ja)

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JPH10134268A true JPH10134268A (ja) 1998-05-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146404A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 煙感知器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146404A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 煙感知器

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