JP3062515B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3062515B2
JP3062515B2 JP4345838A JP34583892A JP3062515B2 JP 3062515 B2 JP3062515 B2 JP 3062515B2 JP 4345838 A JP4345838 A JP 4345838A JP 34583892 A JP34583892 A JP 34583892A JP 3062515 B2 JP3062515 B2 JP 3062515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
document
image
memory
image memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4345838A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06197203A (ja
Inventor
房美 竹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4345838A priority Critical patent/JP3062515B2/ja
Publication of JPH06197203A publication Critical patent/JPH06197203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3062515B2 publication Critical patent/JP3062515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ファクシミリ装置には、画像
メモリを有するものがある。
【0003】この画像メモリとは、読取部によって原稿
から読み取った画情報を蓄積するメモリであり、同報機
能や代行送信機能などに用いられる。この同報機能と
は、読取部による一度の原稿読取操作で画像メモリに蓄
積された画情報を複数の相手先へ送信する機能である。
また、代行送信機能とは、ファクシミリ装置が受信中の
ために送信できない場合、送信したい原稿の画情報を読
取部による原稿読取操作で画像メモリに蓄積して受信終
了まで待機し、その後に自動的に送信を行なう機能であ
る。ところで、画像メモリの記憶容量は有限であり、い
わゆるメモリフル状態が生じることがある。
【0004】このメモリフル状態が、読取部による原稿
読取操作に基づき、送信したい原稿の画情報を画像メモ
リに蓄積している途中で生じた場合、この画情報は中途
半端なものとなってしまう。そこで、画像メモリからこ
の画情報を消去することをファクシミリ装置は行ってい
た。
【0005】しかし、送信したい原稿の枚数が非常に多
い場合など、最初の頁から原稿読取操作に基づき、その
画情報を画像メモリに蓄積し直すことは、非常に手間と
時間をかけることになる。また、再びメモリフル状態が
生じてファクシミリ装置は画情報を再び消去する可能性
がある。さもすれば、この操作に要する手間は非常に大
きいものとなる。
【0006】このように、メモリフル状態が、読取部に
よる原稿読取操作に基づき、送信したい原稿の画情報を
画像メモリに蓄積している途中で生じたとき、ファクシ
ミリ装置が画像メモリからこの画情報を全て消去するこ
とは、再度の原稿読取操作を繁雑にするという問題があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、メモリフ
ル状態が、読取部による原稿読取操作に基づき、送信し
たい原稿の画情報を画像メモリに蓄積している途中で生
じたとき、ファクシミリ装置がこの送信したい原稿の画
情報を画像メモリから全て消去することは、再度の原稿
読取操作を繁雑にするという問題があった。
【0008】そこで、本発明はこの不具合を除去し、読
取部による原稿読取操作に基づき、送信したい原稿の画
情報を画像メモリに蓄積している途中でメモリフル状態
が生じたとき、この送信したい原稿の画情報を画像メモ
リから全て消去せずに、再度の原稿読取操作を円滑に行
えるファクシミリ装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、送信原稿の画情報を蓄積する画像
メモリを有するファクシミリ装置において、前記画像メ
モリの蓄積状態を監視する監視手段と、前記送信原稿
を、前記画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿と前記
画像メモリに対して画情報既蓄積の原稿とに区別するた
めの区別手段と、画像メモリに対して画情報未蓄積の原
稿が存在することを、記録紙に所定の画情報を記録する
ことで報知する報知手段と、前記監視手段が蓄積限界状
態を検知したとき、前記画像メモリに対して前記送信原
稿の画情報の蓄積を制限し、前記区別手段によって前記
送信原稿を区別し、前記報知手段によって画像メモリに
対して画情報未蓄積の原稿が存在することを報知する制
御手段とを備えている。
【0010】
【作用】このような構成により本発明では、制御手段
が、監視手段によって画像メモリの蓄積限界状態を検知
したとき、画像メモリに対して送信原稿の画情報の蓄積
を制限し、区別手段によって送信原稿を区別し、記録紙
に所定の画情報を記録することで報知する報知手段によ
って画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が存在する
ことを報知するので、画像メモリに対して画情報未蓄積
の原稿が存在することを記録紙の画情報によって容易に
認識でき、区別された画情報未蓄積の原稿のみを再度の
原稿読取操作の対象とすれば、再度の原稿読み取り操作
を円滑に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の図面を参照しながら説明す
る。
【0012】まず、本発明であるファクシミリ装置のブ
ロック図を図1に示す。主制御部1は、ROM2に基づ
きバス6を介してファクシミリ装置内の各ブロックの制
御を司っている。
【0013】送信原稿を画像メモリ12に蓄積する場
合、操作パネル4よりI/Oポート8を介して所定の命
令をうけると、I/Oポート7を介した原稿載置検出器
14及び原稿終端検出器15の出力信号に基づき読取部
16で送信原稿を画情報に変換し、符号・複号化部18
を介して画像メモリ12にその画情報を蓄積する。
【0014】このとき、操作パネル4より入力された情
報及び画像メモリ12への蓄積動作に基づき発生した情
報はRAM3に蓄積し、同報機能などの必須データとす
る(例えば、システム通番、メモリフル状態有無フラ
グ、格納アドレス、ダイヤル情報、送信時刻、関連シス
テム通番、画情報既蓄積枚数N1、総原稿枚数N2な
ど)。
【0015】なお、画像メモリ12に対して画情報既蓄
積の原稿20を排出しつつ原稿20の裏面へ済スタンプ
器17によって済印を押し、原稿終端検出器15の出力
に応じて枚数をカウントする。図4は、裏面へ済スタン
プ器17によって済印を押された画情報既蓄積の原稿2
0を示すものである。
【0016】次に、画像メモリ12に対して原稿の画情
報の蓄積中にメモリフル状態が生じた場合、I/Oポー
ト8を介してLED9に点灯信号を出力し、かつLCD
ドライバ10を介してLCD11にメモリフル状態の発
生を報知する表示を所定時間内にわたり行ない、画像メ
モリ12への蓄積を中断する。そして、画像メモリ12
に対して画情報未蓄積の原稿を排出しつつ原稿終端検出
器15の出力に応じて枚数をカウントする。また、原稿
のうちの画情報未蓄積の原稿には、済スタンプ器17に
よる済印を押さない。さらに、RAM3に格納されるデ
ータに基づき不足通知表Aを管理画像作成部19で作成
し、記録部13で不足通知表Aを印字する。
【0017】この不足通知表Aは、図5の様に、操作者
に対してメモリフル状態が生じたこと及び再度の原稿読
取操作を行なうための情報を報知するものである。な
お、システム通番は、当原稿を画像メモリ12に画情報
を蓄積したときに生じる番号であり、再度の原稿読取操
作を行なう場合にどの蓄積画情報と合成するかを特定す
るために用いられる。
【0018】次に、再度の原稿読取操作に基づき蓄積画
情報を合成する場合、LCD11及び不足通信表Aに報
知されるシステム通番に基づき操作パネル4から関連シ
ステム通番を入力し、この関連システム通番がRAM3
に格納されるデータに該当するか確認し、読取部16に
て送信原稿を画情報に変換し、符号・複号化部18を介
して画像メモリ12にその画情報を蓄積する。なお、R
AM3には、新たに、システム通番とともに関連システ
ム通番を格納させる。
【0019】以上の動作が行なわれた後に蓄積画情報を
送信する場合、図2の様にRAM3に格納されるデータ
に基づいて所定時刻かつ所定相手先に画像メモリ12の
所定アドレスから、網制御部5及び図示せぬ回線網を介
して送信される。このとき、関連システム通番が存在す
れば、引き続いてそのシステム通番の画情報を送信す
る。ところで、メモリフル状態有無フラグが1であると
き、そのシステム通番の画情報は送信したい画情報の一
部を不足しており、画情報既蓄積枚数N1及び総原稿枚
数N2に基づき不足通知表Bを管理画像作成部19で作
成し、この不足通知表Bの画情報を相手先に送信する。
この不足通知表Bは、図6に示す様に相手先の操作者に
通信文の一部が不足することを報知するものである。
【0020】一方、送信後においては、RAM3に格納
されるジャーナル情報を管理画像作成部19で作成し、
記録部13にてジャーナル情報24を印字する。このジ
ャーナル情報24を図3に示す。ジャーナル情報24に
は、メモリオーバーが生じたことを報知するメモリオー
バー表示25を設けており、操作者は通信文の一部が不
足していることを一目で確認することができる。また、
未送信原稿欄に印字される数字によりどの通信がどれだ
けの不足枚数を生じているかを知ることができる。次
に、図2、図3、図4、図5、図6を用いて本発明の一
例を挙げる。
【0021】例えば、19時30分に営業本部(ダイヤ
ル=2345678)に対して原稿を送信する代行送信
機能がセットされたとする。このシステム通番は100
2番であり、原稿の画情報は画像メモリ12のCCCC
のアドレスから格納される。しかし、この原稿が10枚
あるのにメモリフル状態(メモリフル状態有無フラグが
1である)のために4枚しか蓄積できなかったので、不
足通知表A22によって、システム通番が1002番で
ある送信原稿10枚のうちの6枚が未蓄積であり、5枚
目から原稿読取操作をやり直すように報知する。なお、
原稿排出動作により原稿の順序が不明である場合に備え
て、画像メモリ12に画情報の蓄積がなされた原稿20
の裏面に済印を押す。
【0022】このシステム通番が1002番である送信
が所定時刻に行われた場合、不足通知表B23を作成
し、相手先に送信することによって通信文の一部が不足
していることを相手先の記録紙を介して報知する。さら
に、ジャーナル情報を作成し、通信結果(画像メモリ1
2への未蓄積による未送信原稿枚数など)とメモリオー
バーの発生を報知する。
【0023】一方、21時00分に総務部(ダイヤル=
3456789)に対して原稿を送信する代行送信機能
がセットされたとする。このシステム通番は1003番
であり、原稿の画情報は画像メモリ12のDDDDのア
ドレスから格納される。このシステム通番に関しては、
非メモリフル状態(メモリフル状態有無フラグが0であ
る)なので、不足通知表A及び不足通知表Bは作成され
ない。そして、送信動作後、ジャーナル情報に、7枚の
送信原稿が無事送信されたことを記録する。
【0024】ところで、以前において、20時00分に
技術部(ダイヤル=1234567)に対して原稿を送
信する代行送信機能がセットされていたとする。このシ
ステム通番は1001番であり、原稿の画情報は画像メ
モリ12のAAAAのアドレスから格納される。しか
し、この原稿が8枚あるのにメモリフル状態(メモリフ
ル状態有無フラグが1だった)であったために3枚しか
蓄積できなかったので、時間をおいて非メモリフル状態
になってから不足通知表AやLCD11の表示情報に基
づき4枚目から再度の原稿読取操作を行なった。
【0025】そのシステム通番は1004番であり、原
稿の画情報は画像メモリ12のEEEEのアドレスから
格納される。ここで蓄積された原稿の枚数は5枚であ
る。なお、1001番及び1004番のシステム通番で
は、画像メモリ12への画情報未蓄積の原稿が存在しな
いのでメモリフル状態フラグは0になる。また、RAM
3内に格納される1001番のシステム通番のデータの
うちの関連システム通番を1004番にする。この関連
システム通番により送信時において1001番及び10
04番の画情報を合成することができる。この送信の結
果は、ジャーナル情報にシステム通番を1001番とし
て8枚の送信原稿が無事に送信されたことを示している
ので、通常の送信結果と同様であり、他の操作者が無用
な混同を抱く虞はない。次に、本発明であるファクシミ
リ装置の主制御部1による、画像メモリ12への画情報
蓄積動作を示すフローチャート図を図7に示す。
【0026】まず、主制御部1は、原稿載置検出器14
が原稿を検知したかを原稿検出信号の有無で判断する
(S101)。原稿が検知されれば、操作パネル4より
所定時間T1内にメモリ送信指定(同報、代行送信な
ど)の入力があるかを主制御部1は判断し(S102,
103,104,105)、このメモリ送信指定がなけ
れば、エラー表示を行なう(S106)。
【0027】一方、メモリ送信指定の入力があれば、主
制御部1は画像メモリ12に空領域を検出し、その空領
域が1頁以上の領域であるか判断し(S107,10
8)、画像メモリ12に1頁以上の空領域が存在すれ
ば、主制御部1は読取部16に原稿の読取開始信号を送
出する(S109)。なお、画像メモリ12に1頁以上
の空領域がなければ、エラー表示を行なう(S10
6)。次に、原稿の画情報を格納する画像メモリ12の
アドレスを決定する(S110)。
【0028】そして、原稿から読取部16によって画情
報を読取る処理(S111)と、この画情報を画像メモ
リ12に蓄積する処理(S112)と、この画像メモリ
12がメモリフル状態であるか判断する処理(S11
3)とを原稿の終端が原稿終端検出器15によって検出
されるまで主制御部1は繰り返す(S114)。
【0029】もし、画像メモリ12がメモリフル状態に
ならず原稿の終端が検出されれば、主制御部1は、RA
M3にシステム通番を格納し(S115)、原稿の枚数
Nをカウントする(S116)。そして、主制御部1
は、済スタンプ器17に済スタンプ起動信号を送出し
(S117)、且つ原稿載置検出器14により出力され
る原稿検出信号の有無を判断し、原稿検出信号が無くな
るまでステップ110より処理を繰り返す(S11
8)。最後に、主制御部1は、カウントした原稿の枚数
Nを総原稿枚数N2としてRAM3に格納し(S11
9)、終了する。
【0030】ところで、ステップ113において主制御
部1が画像メモリ12のメモリフル状態を認知した場
合、画像メモリ12に1頁以上の原稿の画情報が蓄積さ
れたかを確認し(S120)、この画情報のうちの頁の
途中でメモリフル状態が生じたことによる未完全画情報
を無効にする(S121)。もし、1頁未満の原稿の画
情報しか蓄積されていなければ、この画情報は無効に
し、主制御部1はステップ129以降の処理にジャンプ
する。
【0031】一方、主制御部1は、原稿の枚数Nを画情
報既蓄積枚数N1としてRAM3に格納し(S12
2)、メモリフル状態フラグをたてる(S123)。そ
して、主制御部1は、原稿検出信号を検知しなくなるま
で、記録部13に原稿の排出指示信号送出し(S12
4)、終端検出信号を検出したとき(S125)、原稿
の枚数Nをカウントする処理(S126)を繰り返す
(S127)。この原稿の枚数Nは総原稿枚数N2とし
てRAM3に格納される(S128)。さらに、主制御
部1は、RAM3のデータに基づき不足通知表Aを管理
画像作成部19で作成し(S129)、記録部13で印
字する(S130)。次に、本発明であるファクシミリ
装置の主制御部1による、画像メモリ12からの送信動
作を示すフローチャート図を図9に示す。
【0032】まず、主制御部1は、RAM3に格納され
るデータに、現時点におけるメモリ送信動作指示が存在
するかを確認する(S301)。次に、主制御部1は、
RAM3に格納されるデータに基づき、送信対象の画情
報が蓄積されている画像メモリ12のアドレスを検出し
(S302)、ダイヤル(発呼)し(S303)、メモ
リフル状態フラグを確認する(S304)。このメモリ
フル状態フラグが0であれば、主制御部1は、送信終了
するまで、画像メモリ12より画情報を読みだし(S3
07)、送信動作を行なう(S308)ことを繰り返す
(S309)。
【0033】なお、ステップ304にてメモリフル状態
フラグが1である場合、主制御部1は、不足通知表Bを
RAM3に格納されるデータから管理画像作成部19で
作成し(S305)、この不足通知表Bの画情報を相手
先に送信する(S306)。さらに、本発明であるファ
クシミリ装置の主制御部1による、ジャーナル情報の印
字動作を示すフローチャート図を図8に示す。
【0034】まず、主制御部1は、操作パネル4からジ
ャーナル情報の表示指示入力の有無を判断し(S20
1)、RAM3に格納されている通信結果のうち、画像
メモリ12への未蓄積による未送信原稿があった通信結
果を得ている場合、その情報をLCD11へ優先的に表
示する(S203,204)。もし、主制御部1が通常
の送信結果のみしか得られなければ、通常のジャーナル
情報をLCD11へ表示する(S205)。なお、ステ
ップ204及びステップ205での表示は所定時間後に
クリアする(S208)。また、主制御部1は、ステッ
プ201以降において、操作パネル4より印字指示を入
力すると(S202,206)、ジャーナル情報を記録
部13にて印字する(S207)。
【0035】以上の様に本発明によれば、画像メモリに
メモリフル状態が生じたとき、画像メモリに対して送信
原稿の画情報の蓄積を制限し、かつ送信原稿を画情報既
蓄積の原稿と画情報未蓄積の原稿とに区別するので、画
像メモリの絶対的な容量や時事刻々と変化する画像メモ
リの空領域などの都合上、送信原稿の全頁にわたる蓄積
がままならぬ場合も、先に原稿の一部の画情報を画像メ
モリに蓄積しておき、画像メモリが非メモリフル状態に
なった際に、操作者が残りの原稿を画像メモリに蓄積す
れば、確実に全送信原稿を画像メモリに蓄積することが
でき、また、再度の原稿読取操作に要する時間を短縮す
ることができる。
【0036】さらに、全送信原稿が画像メモリに蓄積さ
れなかった事実を、不足通知表Aにより操作者は知るこ
とができるので、操作者はその事態に確実に対処でき
る。また、この送信原稿の一部が送信された後もジャー
ナル情報で操作者は知ることができる。なお、送信相手
先の受取人も全送信原稿が届いてないことを、不足通知
表Bにより知ることができるので、受取人はその事態に
確実に対処できる。
【0037】ところで、上述では、主制御部1は、画像
メモリが完全にメモリフル状態になった後に、頁の途中
でメモリフル状態が生じたことによる未完全画情報を画
像メモリから無効にしてきた。しかしながら、メモリフ
ル状態を判定するメモリの空領域に余裕をもたせ、画像
メモリには頁単位の画情報しか蓄積しないようにすれ
ば、図7におけるステップ121やステップ131のよ
うな、頁の途中でメモリフル状態が生じたことによる未
完全画情報を無効にする処理は不要であるし、主制御部
1の無用な負荷を低減することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、読取部による原稿読取
操作に基づき、送信したい原稿の画情報を画像メモリに
蓄積している途中でメモリフル状態が生じたとき、記録
紙への記録もしくは送信先の送信によって、画像メモリ
に対して画情報未蓄積の原稿が存在することを報知する
ので、画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が存在す
ることを容易に認識でき、画像メモリに蓄積された原稿
の画情報を画像メモリから全て消去せずに、画像メモリ
が非メモリフル状態のときに、区別手段により区別され
た画情報未蓄積の原稿の読取操作を受け付けるので、再
度の原稿読取操作を短時間かつ確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、ファクシミリ装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例における、RAM3のテーブル
を示す図である。
【図3】本発明の実施例における、ジャーナル情報を示
す図である。
【図4】本発明の実施例における、裏面に済印を押され
た画情報既蓄積の原稿20を示す図である。
【図5】本発明の実施例における、不足通知表Aを示す
図である。
【図6】本発明の実施例における、不足通知表Bを示す
図である。
【図7】本発明の実施例における、メモリ送信設定に基
づく画情報の蓄積動作を示す主制御部1のフローチャー
ト図である。
【図8】本発明の実施例における、ジャーナル情報の印
字動作を示す主制御部1のフローチャート図である。
【図9】本発明の実施例における、メモリ送信動作を示
す主制御部1のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…主制御部、2…ROM、3…RAM、4…操作パネ
ル、5…網制御部、6…バス、7…I/Oポート、8…
I/Oポート、9…LED、10…LCDドライバ、1
1…LCD、12…画像メモリ、13…記録部、14…
原稿載置検出器、15…原稿終端検出器、16…読取
部、17…済スタンプ器、18…符号・復号化部、19
…管理画像作成部、20…画像メモリ12に対して画情
報既蓄積の原稿、21…済印、22…不足通知表A、2
3…不足通知表B、24…ジャーナル情報、25…メモ
リオーバー表示
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−253172(JP,A) 特開 平3−262267(JP,A) 特開 平3−49463(JP,A) 特開 平4−96564(JP,A) 実開 平4−88147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/21 H04N 1/00 106

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿の画情報を蓄積する画像メモリ
    を有するファクシミリ装置において、 前記画像メモリの蓄積状態を監視する監視手段と、 前記送信原稿を、前記画像メモリに対して画情報未蓄積
    の原稿と前記画像メモリに対して画情報既蓄積の原稿と
    に区別するための区別手段と、 画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が存在すること
    を、記録紙に所定の画情報を記録することで報知する報
    知手段と、 前記監視手段が蓄積限界状態を検知したとき、前記画像
    メモリに対して前記送信原稿の画情報の蓄積を制限し、
    前記区別手段によって前記送信原稿を区別し、前記報知
    手段によって画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が
    存在することを報知する制御手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 所定の画情報には、画像メモリに対して
    画情報未蓄積の原稿の枚数を含むことを特徴とする請求
    項1のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信原稿の画情報を蓄積する画像メモリ
    を有するファクシミリ装置において、 前記画像メモリの蓄積状態を監視する監視手段と、 前記送信原稿を、前記画像メモリに対して画情報未蓄積
    の原稿と前記画像メモリに対して画情報既蓄積の原稿と
    に区別するための区別手段と、 画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が存在すること
    を、画像メモリに既蓄積された画情報が送信されるとき
    に、連続的に所定の画情報を付加して送信先に送信する
    ことで報知する報知手段と、 前記監視手段が蓄積限界状態を検知したとき、前記画像
    メモリに対して前記送信原稿の画情報の蓄積を制限し、
    前記区別手段によって前記送信原稿を区別し、前記報知
    手段によって画像メモリに対して画情報未蓄積の原稿が
    存在することを報知する制御手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
JP4345838A 1992-12-25 1992-12-25 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP3062515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4345838A JP3062515B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4345838A JP3062515B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06197203A JPH06197203A (ja) 1994-07-15
JP3062515B2 true JP3062515B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=18379328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4345838A Expired - Lifetime JP3062515B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3062515B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20090099343A (ko) 2008-03-17 2009-09-22 주식회사 파캔오피씨 정전하상 현상용 토너
KR101126576B1 (ko) 2009-08-11 2012-03-20 주식회사 파캔오피씨 정전하상 현상용 토너

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06197203A (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5103318A (en) Image information communication apparatus with power interruption report generation
EP0344962A2 (en) Facsimile apparatus
EP0531062A2 (en) Facsimile apparatus
US6825947B1 (en) Internet facsimile machine used in local network system
JP3062515B2 (ja) ファクシミリ装置
KR920007912B1 (ko) 화상기록 장치
JP3311300B2 (ja) データ通信装置およびデータ通信方法および記憶媒体
JPH0554751B2 (ja)
JP2766674B2 (ja) 画像通信装置
JP3335382B2 (ja) 複数のファクシミリ装置間の送受信方法
JP3177005B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3001064B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS58184865A (ja) フアクシミリ同報装置
JPS6172463A (ja) ソ−タ付フアクシミリ装置
JP3448979B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH11239261A (ja) データ通信装置
JP3397730B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3395709B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3094258B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH022788A (ja) 通信装置
JPH08256254A (ja) ファクシミリ通信における帳票の送達確認システム
JPH07115527A (ja) ファクシミリ装置
JPH05316314A (ja) ファクシミリ装置
JPH0422265A (ja) 記録装置
JPH066551A (ja) 情報通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13