JP3094258B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙またはカット
紙のいずれかを選択的に用いて印字可能なファクシミリ
装置に係り、詳しくは、使用する記録紙の種別に応じて
常に最適な印字を行うための動作制御の改良に関する。
紙のいずれかを選択的に用いて印字可能なファクシミリ
装置に係り、詳しくは、使用する記録紙の種別に応じて
常に最適な印字を行うための動作制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なファクシミリ装置におい
ては、使用する記録紙の種類や記録方式は1種類のみで
あり、異った種類の記録紙への印字出力は一切できない
ようになっていた。
ては、使用する記録紙の種類や記録方式は1種類のみで
あり、異った種類の記録紙への印字出力は一切できない
ようになっていた。
【0003】この従来のファクシミリ装置では、例え
ば、記録紙を使いきってしまった場合には、代替の記録
紙に印字することができないために、次の印字動作を迅
速に行うことはできなかった。また、この従来装置にお
いては、記録紙を選択する余地がないという理由から、
例えば、メールの取り出しやポーリング受信等のように
予め受信する原稿の概要がわかっている場合に、ファイ
ル等で保存したい原稿を受信する時には定形紙を用い、
図面等のような途中で途切れて欲しくない原稿を受信す
る場合にはロール紙を用いるといった、原稿に応じて用
いる記録紙を変えるといった制御に柔軟に対応できなか
った。
ば、記録紙を使いきってしまった場合には、代替の記録
紙に印字することができないために、次の印字動作を迅
速に行うことはできなかった。また、この従来装置にお
いては、記録紙を選択する余地がないという理由から、
例えば、メールの取り出しやポーリング受信等のように
予め受信する原稿の概要がわかっている場合に、ファイ
ル等で保存したい原稿を受信する時には定形紙を用い、
図面等のような途中で途切れて欲しくない原稿を受信す
る場合にはロール紙を用いるといった、原稿に応じて用
いる記録紙を変えるといった制御に柔軟に対応できなか
った。
【0004】上述した種別の異なる記録紙への代替印字
や原稿にマッチした記録紙を選択して印字するという動
作制御方法は、この種の画像処理装置としての機能を高
めるうえで極めて有用なものであり、従来装置において
も、この種の動作制御方法の模索がなされていた。
や原稿にマッチした記録紙を選択して印字するという動
作制御方法は、この種の画像処理装置としての機能を高
めるうえで極めて有用なものであり、従来装置において
も、この種の動作制御方法の模索がなされていた。
【0005】その際に問題となるのは、異なった種類の
記録紙を選択して印字しようとした場合に、その使用す
る記録紙に合った記録方式をどのようにして設定するか
という点にあるが、この種の従来装置においては、記録
紙ユニットにセットされた記録紙の種類からその記録紙
に最適な記録方式を自動的に設定する方法を採用するの
が一般的であった。
記録紙を選択して印字しようとした場合に、その使用す
る記録紙に合った記録方式をどのようにして設定するか
という点にあるが、この種の従来装置においては、記録
紙ユニットにセットされた記録紙の種類からその記録紙
に最適な記録方式を自動的に設定する方法を採用するの
が一般的であった。
【0006】この種の従来装置においては、所望の記録
紙を用いるかどうかの設定は給紙カセットを交換するこ
とで行うようになっており、所望の記録紙を選択的に使
用できるものの、記録紙種別設定等に係る操作性は極め
て低かった。
紙を用いるかどうかの設定は給紙カセットを交換するこ
とで行うようになっており、所望の記録紙を選択的に使
用できるものの、記録紙種別設定等に係る操作性は極め
て低かった。
【0007】また、この従来装置によれば、記録紙ユニ
ットに記録紙の種別を検出する検出器を設ける必要があ
り、機構が複雑化することを避けられなかった。更に、
この従来装置では、例えば2種類の記録紙が両方セット
されていた場合には、そのうちのどちらかを使用するか
を設定できなかった。
ットに記録紙の種別を検出する検出器を設ける必要があ
り、機構が複雑化することを避けられなかった。更に、
この従来装置では、例えば2種類の記録紙が両方セット
されていた場合には、そのうちのどちらかを使用するか
を設定できなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
ファクシミリ装置では、使用する記録紙や記録方式は1
種類のみであって、原稿受信等に際して画一的な印字動
作しか行うことができず、例えば、記録紙が不足した時
に代替の記録紙に印字したり、受信原稿等に応じて適切
な記録紙を選択して印字するといった効率的な装置運用
ができないという問題点があった。
ファクシミリ装置では、使用する記録紙や記録方式は1
種類のみであって、原稿受信等に際して画一的な印字動
作しか行うことができず、例えば、記録紙が不足した時
に代替の記録紙に印字したり、受信原稿等に応じて適切
な記録紙を選択して印字するといった効率的な装置運用
ができないという問題点があった。
【0009】本発明はこの問題点を除去し、紙欠時に代
替記録紙に印字したり、原稿の種類に応じて適正な記録
紙を選択して印字するといった種々動作制御に柔軟に対
処でき、しかもその制御を選択的に実施するに当たって
は、記録紙ユニットの交換作業等の煩雑操作を行わなく
ても、使用する記録紙に合った適正な記録方式及び制御
方式をユーザの簡単な操作で随時切り替えることのでき
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
替記録紙に印字したり、原稿の種類に応じて適正な記録
紙を選択して印字するといった種々動作制御に柔軟に対
処でき、しかもその制御を選択的に実施するに当たって
は、記録紙ユニットの交換作業等の煩雑操作を行わなく
ても、使用する記録紙に合った適正な記録方式及び制御
方式をユーザの簡単な操作で随時切り替えることのでき
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動給紙可能
なロール紙または手差し給紙可能なカット紙を選択的に
用いて画情報を記録するファクシミリ装置において、各
種情報を選択メニューとして表示手段に表示し、該選択
メニューの該当個所を選択することにより所望の記録紙
種別情報及び動作制御情報を入力可能であって、前記記
録紙種別情報が選択された後には、少なくとも受信方式
が含まれ、前記選択された記録紙種別情報に対応して入
力する必要のある動作制御情報のみを選択可能に表示し
た制御メニュー画面へと表示切り換えを行う情報入力手
段と、前記情報入力手段により入力された記録紙種別情
報及び動作制御情報を記憶する記憶手段と、画情報の受
信または所定操作に基づく印字要求の発生時、当該画情
報を印字するために、前記記憶手段に記憶されている記
録紙種別情報及び動作制御情報に基づいて装置各部の動
作制御を行う動作制御手段とを具備することを特徴とす
るものである。
なロール紙または手差し給紙可能なカット紙を選択的に
用いて画情報を記録するファクシミリ装置において、各
種情報を選択メニューとして表示手段に表示し、該選択
メニューの該当個所を選択することにより所望の記録紙
種別情報及び動作制御情報を入力可能であって、前記記
録紙種別情報が選択された後には、少なくとも受信方式
が含まれ、前記選択された記録紙種別情報に対応して入
力する必要のある動作制御情報のみを選択可能に表示し
た制御メニュー画面へと表示切り換えを行う情報入力手
段と、前記情報入力手段により入力された記録紙種別情
報及び動作制御情報を記憶する記憶手段と、画情報の受
信または所定操作に基づく印字要求の発生時、当該画情
報を印字するために、前記記憶手段に記憶されている記
録紙種別情報及び動作制御情報に基づいて装置各部の動
作制御を行う動作制御手段とを具備することを特徴とす
るものである。
【0011】
【作用】本発明では、ユーザが予想される装置運用状況
等からロール紙またはカット紙のいずれを用いるかを判
断し、使用する記録紙の種別を示す情報及びその記録紙
種別に適した各種動作制御情報を入力する一方、装置側
ではその入力した記録紙種別情報及び制御情報を記憶し
ておく。
等からロール紙またはカット紙のいずれを用いるかを判
断し、使用する記録紙の種別を示す情報及びその記録紙
種別に適した各種動作制御情報を入力する一方、装置側
ではその入力した記録紙種別情報及び制御情報を記憶し
ておく。
【0012】その後、ユーザから印字出力指示があった
場合、または受信発生によりその受信画の印字出力要求
が生じた場合、それまで記憶しておいた記録紙種別情報
からカット紙またはロール紙のいずれを用いるか判別
し、その判別結果に応じてそれぞれカット紙またはロー
ル紙に適した制御方式で各部を動作させながら画情報を
印字出力する。
場合、または受信発生によりその受信画の印字出力要求
が生じた場合、それまで記憶しておいた記録紙種別情報
からカット紙またはロール紙のいずれを用いるか判別
し、その判別結果に応じてそれぞれカット紙またはロー
ル紙に適した制御方式で各部を動作させながら画情報を
印字出力する。
【0013】このように本発明では、ユーザにより情報
入力手段を用いて選択指示された記録紙種別情報及びそ
の記録紙種別情報に適合する受信方式等の各種制御情報
を保持しておき、印字要求が与えれた際には、その保持
している制御情報に従って受信方式等を自動的に起動し
ながら画情報を印字出力するようにしているため、記録
紙が不足した時に代替の記録紙に印字したり、受信原稿
等に応じて適切な記録紙を選択して印字するといった切
り換え動作を各状況に即して簡単に実施でき、しかもそ
の動作切り換えのためには予め入力部から上述した所定
の指示を与えておけば良く、動作切り換えの都度わざわ
ざ給紙カセットを交換するといった煩雑な手間は不要と
なる。しかも、本発明では、情報入力手段として、表示
手段に表示された選択メニューの該当個所を選択するこ
とにより所望の記録紙種別情報及び動作制御情報を入力
可能であって、記録紙種別情報が選択された後には、少
なくとも受信方式が含まれ、前記選択された記録紙種別
情報に対応して入力する必要のある動作制御情報のみを
選択可能に表示した制御メニュー画面へと表示切り換え
を行う機能構成のものを採用したため、例えば、記録紙
種別情報としてカット紙が選択された場合には、このカ
ット紙に対応して入力する必要のある受信方式等のみ選
択可能な制御メニュー画面を表示させ、ロール紙に対応
して選択する必要のある受信方式等を選択可能な制御メ
ニュー画面を表示させないように表示切り換えを行わせ
ることで、記録紙種別情報を選択した後の当該選択され
た記録紙種別情報に対応した受信方式等の動作制御情報
の入力設定を迅速かつ正確に行えるようになる。
入力手段を用いて選択指示された記録紙種別情報及びそ
の記録紙種別情報に適合する受信方式等の各種制御情報
を保持しておき、印字要求が与えれた際には、その保持
している制御情報に従って受信方式等を自動的に起動し
ながら画情報を印字出力するようにしているため、記録
紙が不足した時に代替の記録紙に印字したり、受信原稿
等に応じて適切な記録紙を選択して印字するといった切
り換え動作を各状況に即して簡単に実施でき、しかもそ
の動作切り換えのためには予め入力部から上述した所定
の指示を与えておけば良く、動作切り換えの都度わざわ
ざ給紙カセットを交換するといった煩雑な手間は不要と
なる。しかも、本発明では、情報入力手段として、表示
手段に表示された選択メニューの該当個所を選択するこ
とにより所望の記録紙種別情報及び動作制御情報を入力
可能であって、記録紙種別情報が選択された後には、少
なくとも受信方式が含まれ、前記選択された記録紙種別
情報に対応して入力する必要のある動作制御情報のみを
選択可能に表示した制御メニュー画面へと表示切り換え
を行う機能構成のものを採用したため、例えば、記録紙
種別情報としてカット紙が選択された場合には、このカ
ット紙に対応して入力する必要のある受信方式等のみ選
択可能な制御メニュー画面を表示させ、ロール紙に対応
して選択する必要のある受信方式等を選択可能な制御メ
ニュー画面を表示させないように表示切り換えを行わせ
ることで、記録紙種別情報を選択した後の当該選択され
た記録紙種別情報に対応した受信方式等の動作制御情報
の入力設定を迅速かつ正確に行えるようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るファクシ
ミリ装置の一実施例を示すブロック図であり、装置全体
の制御を行う主制御部1、動作プログラムや各種データ
を記憶する主記憶部2、原稿の読取りを行う読取部3、
画像データや各種管理データを記録する記録部4、送信
や受信の制御を行う通信制御部5、装置の状態や各種設
定情報及び画像データ等を表示する表示部6、装置に各
種指示を与える入力部7、画像データを保存する画像メ
モリ8を具備して構成されている。なお、本装置におい
て、記録部4はロール紙を保持し自動給紙する機構及び
カット紙を手差し給紙する機構を備え、例えば画像メモ
リ8に記憶されている画像データを、上記ロール紙また
はカット紙のいずれかを選択的に用いて記録出力できる
構成となっている。
参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るファクシ
ミリ装置の一実施例を示すブロック図であり、装置全体
の制御を行う主制御部1、動作プログラムや各種データ
を記憶する主記憶部2、原稿の読取りを行う読取部3、
画像データや各種管理データを記録する記録部4、送信
や受信の制御を行う通信制御部5、装置の状態や各種設
定情報及び画像データ等を表示する表示部6、装置に各
種指示を与える入力部7、画像データを保存する画像メ
モリ8を具備して構成されている。なお、本装置におい
て、記録部4はロール紙を保持し自動給紙する機構及び
カット紙を手差し給紙する機構を備え、例えば画像メモ
リ8に記憶されている画像データを、上記ロール紙また
はカット紙のいずれかを選択的に用いて記録出力できる
構成となっている。
【0015】次に、本装置に特有の種々の動作につい
て、図2〜図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。上述した如く、この装置では、ロール紙またはカッ
ト紙のいずれかを用いて画像データの記録を行えるよう
になっているが、その記録紙のいずれを用いるかについ
ては、例えばこの装置の運用に先立ってユーザが入力部
7からの所定入力操作により予め設定することができ
る。
て、図2〜図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。上述した如く、この装置では、ロール紙またはカッ
ト紙のいずれかを用いて画像データの記録を行えるよう
になっているが、その記録紙のいずれを用いるかについ
ては、例えばこの装置の運用に先立ってユーザが入力部
7からの所定入力操作により予め設定することができ
る。
【0016】この装置の種々の動作のうち、まず、使用
する記録紙の種別を設定する方法について図2に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
する記録紙の種別を設定する方法について図2に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0017】まず、この記録紙の種別を設定する操作に
先立って、この装置の表示部6には図5または図6に示
すような設定画面が表示される(S201)。
先立って、この装置の表示部6には図5または図6に示
すような設定画面が表示される(S201)。
【0018】図5,図6からも分かるように、この設定
画面は、記録紙の種別とその種別に適合する受信方式及
び当該記録紙種別毎に特有の記録処理方法等を選択項目
として各領域別に表示したものである。ここで、上記表
示部6と入力部7とは、表示部6上の上記いずれかの表
示領域を押下すると入力部7から所定のキー入力を生じ
るような構成関係にあり、装置側では当該キー入力を検
知して上記各項目のいずれかを設定できるようになって
いる。また、上記押下操作により選択された項目につい
ては、例えば反転表示することによってユーザに知らせ
るようになっている。更に、上記選択項目の確定は確認
キーを押下することにより行える構成となっている。
画面は、記録紙の種別とその種別に適合する受信方式及
び当該記録紙種別毎に特有の記録処理方法等を選択項目
として各領域別に表示したものである。ここで、上記表
示部6と入力部7とは、表示部6上の上記いずれかの表
示領域を押下すると入力部7から所定のキー入力を生じ
るような構成関係にあり、装置側では当該キー入力を検
知して上記各項目のいずれかを設定できるようになって
いる。また、上記押下操作により選択された項目につい
ては、例えば反転表示することによってユーザに知らせ
るようになっている。更に、上記選択項目の確定は確認
キーを押下することにより行える構成となっている。
【0019】かかる構成及び操作条件を満たす表示部6
と入力部7を持つ装置において、上記設定画面上のある
項目の表示領域の押下等に伴う所定のキー入力を順次取
り込むキー入力処理を行いながら(S202)、キー入
力があるか否かを主制御部1により判定する(S20
3)。
と入力部7を持つ装置において、上記設定画面上のある
項目の表示領域の押下等に伴う所定のキー入力を順次取
り込むキー入力処理を行いながら(S202)、キー入
力があるか否かを主制御部1により判定する(S20
3)。
【0020】ここで、キー入力がない場合には(S20
3NO)、S202の処理に戻り、ユーザからのキー入
力待ちの状態を維持する。また、キー入力があった場合
には(S203YES)、次に主制御部1はそのキー入
力がロール紙選択を指示しているか否かを判定する(S
204)。
3NO)、S202の処理に戻り、ユーザからのキー入
力待ちの状態を維持する。また、キー入力があった場合
には(S203YES)、次に主制御部1はそのキー入
力がロール紙選択を指示しているか否かを判定する(S
204)。
【0021】ここで、ロール紙選択を指示するキー入力
であった場合(S204)、主制御部1は表示部6の表
示内容をロール紙選択時の初期設定画面(図5参照)に
変更し(S205)、これと同時に主記憶部2内に記録
紙種別を格納するために用意された記憶領域にロール紙
選択を意味する記録紙種別情報を設定する。
であった場合(S204)、主制御部1は表示部6の表
示内容をロール紙選択時の初期設定画面(図5参照)に
変更し(S205)、これと同時に主記憶部2内に記録
紙種別を格納するために用意された記憶領域にロール紙
選択を意味する記録紙種別情報を設定する。
【0022】一方、ロール紙選択を指示するキー入力で
なかった場合(S204NO)、次に主制御部1は、カ
ット紙選択を指示するキー入力であるかどうかを判定す
る(S206)。ここで、カット紙選択を指示するキー
入力でなかった場合は(S206NO)、記録紙種別設
定処理の中断と見なして処理を終了する。
なかった場合(S204NO)、次に主制御部1は、カ
ット紙選択を指示するキー入力であるかどうかを判定す
る(S206)。ここで、カット紙選択を指示するキー
入力でなかった場合は(S206NO)、記録紙種別設
定処理の中断と見なして処理を終了する。
【0023】また、カット紙選択を指示するキー入力で
あった場合は(S206YES)、次に主制御部1は表
示部6の表示内容をカット紙選択時の初期設定画面(図
6参照)に変更する(S207)。また、これと同時に
主制御部1は主記憶部2内に記録紙種別を格納するため
に用意された記憶領域にカット紙選択を意味する記録紙
種別情報を設定する。
あった場合は(S206YES)、次に主制御部1は表
示部6の表示内容をカット紙選択時の初期設定画面(図
6参照)に変更する(S207)。また、これと同時に
主制御部1は主記憶部2内に記録紙種別を格納するため
に用意された記憶領域にカット紙選択を意味する記録紙
種別情報を設定する。
【0024】以上の処理が終了した段階で、例えば、ロ
ール紙が選択されている場合には、表示部6上には図5
に示すような設定画面が表示されることになる。この表
示画面を見ても分かるように、ロール紙選択時にはその
受信方式に関してメモリ受信、暗証番号付きメモリ受
信、記録紙受信、メモリ及び記録紙併用受信の各受信方
式が選択項目として存在している。
ール紙が選択されている場合には、表示部6上には図5
に示すような設定画面が表示されることになる。この表
示画面を見ても分かるように、ロール紙選択時にはその
受信方式に関してメモリ受信、暗証番号付きメモリ受
信、記録紙受信、メモリ及び記録紙併用受信の各受信方
式が選択項目として存在している。
【0025】一方、カット紙が選択されている場合に
は、表示部6上には図6に示すような設定画面が表示さ
れる。この画面を見ても分かるように、カット紙選択時
にはその受信方式としてはメモリ受信のみしか存在しな
いが、このメモリ受信に関しても更に暗証番号を用いる
か否かの選択が行えるようになっている。しかも、この
カット紙選択時には上記受信方式以外にも例えば当該カ
ット紙を用いる際の特有の記録方式に関してカット紙の
後端を切り捨てるか否かの条件が選択項目として存在し
ている。
は、表示部6上には図6に示すような設定画面が表示さ
れる。この画面を見ても分かるように、カット紙選択時
にはその受信方式としてはメモリ受信のみしか存在しな
いが、このメモリ受信に関しても更に暗証番号を用いる
か否かの選択が行えるようになっている。しかも、この
カット紙選択時には上記受信方式以外にも例えば当該カ
ット紙を用いる際の特有の記録方式に関してカット紙の
後端を切り捨てるか否かの条件が選択項目として存在し
ている。
【0026】この段階は、記録紙種別設定のための途中
の段階である。従って、ユーザは、上述の如くロール紙
選択かカット紙選択かを指示した後、その指示内容に基
づき表示部6上に表示される図5または図6に示す如く
の設定画面を見ながら、更に、その選択した記録紙種別
に適合する受信方式や記録処理方法等を上記同様の操作
により設定していく必要がある。
の段階である。従って、ユーザは、上述の如くロール紙
選択かカット紙選択かを指示した後、その指示内容に基
づき表示部6上に表示される図5または図6に示す如く
の設定画面を見ながら、更に、その選択した記録紙種別
に適合する受信方式や記録処理方法等を上記同様の操作
により設定していく必要がある。
【0027】次に、その設定操作すなわちロール紙使用
時又はカット紙使用時の受信方式及び記録方式の設定操
作に係る詳細な動作を図3に示すフローチャートを参照
して説明する。
時又はカット紙使用時の受信方式及び記録方式の設定操
作に係る詳細な動作を図3に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0028】この設定操作の前段階として、主制御部1
では、図2に示すフローチャートを参照して既に述べた
ように、ユーザにより選択された記録紙の種別(カット
紙又はロール紙の別を示す種別情報)を主記憶部2に記
憶させ(S301)、その後、その選択された記録紙の
種別に対応した図5または図6に示す如くの制御メニュ
ー画面(初期画面)を表示部6に表示する(S30
2)。
では、図2に示すフローチャートを参照して既に述べた
ように、ユーザにより選択された記録紙の種別(カット
紙又はロール紙の別を示す種別情報)を主記憶部2に記
憶させ(S301)、その後、その選択された記録紙の
種別に対応した図5または図6に示す如くの制御メニュ
ー画面(初期画面)を表示部6に表示する(S30
2)。
【0029】この初期画面に関しては、ロール紙選択時
にあっては図5に示すようなロール紙使用時に適合する
複数の受信方式を選択項目として持つ画面を表示し、カ
ット紙選択時にあっては図6に示すようなカット紙使用
時のメモリ受信方式のいずれか及び後端切り捨てに関す
る選択項目を持った画面を表示するのは上述した通りで
ある。
にあっては図5に示すようなロール紙使用時に適合する
複数の受信方式を選択項目として持つ画面を表示し、カ
ット紙選択時にあっては図6に示すようなカット紙使用
時のメモリ受信方式のいずれか及び後端切り捨てに関す
る選択項目を持った画面を表示するのは上述した通りで
ある。
【0030】この状態で、ユーザによる上記画面上の任
意項目の表示領域の選択押下に伴う所定のキー入力を順
次取り込むキー入力処理を行いながら(S303)、キ
ー入力があるか否かを主制御部1により判定する(S3
04)。ここで、キー入力が無い間は、S303に戻
り、ユーザからのキー入力を待つ状態を維持する。
意項目の表示領域の選択押下に伴う所定のキー入力を順
次取り込むキー入力処理を行いながら(S303)、キ
ー入力があるか否かを主制御部1により判定する(S3
04)。ここで、キー入力が無い間は、S303に戻
り、ユーザからのキー入力を待つ状態を維持する。
【0031】これに対して、キー入力があった場合は
(S304YES)、次に主制御部1はそのキー入力の
内容を判別する。その最初の処理として、主制御部1で
は上記キー入力が記録紙の種別変更を指示するものであ
るか否かを判別する(S305)。ここで、記録紙種別
変更を指示するキー入力であると判別された場合(S3
05YES)、S301の処理に戻り、この時のキー入
力に基づき主記憶部2の該当記憶領域内における記録紙
種別情報の設定変更を行い、次いでその変更された記録
紙種別に応じた制御メニュー画面の初期化を実施する
(S302)。
(S304YES)、次に主制御部1はそのキー入力の
内容を判別する。その最初の処理として、主制御部1で
は上記キー入力が記録紙の種別変更を指示するものであ
るか否かを判別する(S305)。ここで、記録紙種別
変更を指示するキー入力であると判別された場合(S3
05YES)、S301の処理に戻り、この時のキー入
力に基づき主記憶部2の該当記憶領域内における記録紙
種別情報の設定変更を行い、次いでその変更された記録
紙種別に応じた制御メニュー画面の初期化を実施する
(S302)。
【0032】また、記録紙の種別変更を指示するキー入
力でなかった場合(S305NO)、次に主制御部1は
設定情報の確定または中断を意味するキー入力かどうか
を判別する(S306)。ここで、確定又は中断キーと
判定された場合(S306YES)には、直ちに処理を
終了する。
力でなかった場合(S305NO)、次に主制御部1は
設定情報の確定または中断を意味するキー入力かどうか
を判別する(S306)。ここで、確定又は中断キーと
判定された場合(S306YES)には、直ちに処理を
終了する。
【0033】一方、設定情報の確定または中断を意味す
るキー入力でなかった場合(S306NO)、引き続
き、現時点での表示画面を基にした受信方式あるいは記
録方式等の設定のために有効なキー入力であるか否かを
判定する(S307)。ここで、上記設定のための有効
なキー入力であると判定された場合(S307YE
S)、そのキー入力によって指示される受信方式あるい
は記録方式等を主記憶部2に対して設定する(S30
8)。
るキー入力でなかった場合(S306NO)、引き続
き、現時点での表示画面を基にした受信方式あるいは記
録方式等の設定のために有効なキー入力であるか否かを
判定する(S307)。ここで、上記設定のための有効
なキー入力であると判定された場合(S307YE
S)、そのキー入力によって指示される受信方式あるい
は記録方式等を主記憶部2に対して設定する(S30
8)。
【0034】このS308の処理によれば、例えば、ロ
ール紙選択に際しては図5に示すような表示画面上でメ
モリ受信や記録紙受信等の複数の受信方式のメニューに
関してユーザによる画面押下位置に応じたいずれか所望
の受信方式を設定することができ、他方、カット紙選択
に際しては図6に示すような表示画面上でメモリ受信か
暗証番号付きメモリ受信かあるいはカット紙印字の際に
後端を切捨てるのか連続にするのか等のメニューに関し
てユーザによる画面押下位置に応じたいずれか所望の条
件を設定することができる。
ール紙選択に際しては図5に示すような表示画面上でメ
モリ受信や記録紙受信等の複数の受信方式のメニューに
関してユーザによる画面押下位置に応じたいずれか所望
の受信方式を設定することができ、他方、カット紙選択
に際しては図6に示すような表示画面上でメモリ受信か
暗証番号付きメモリ受信かあるいはカット紙印字の際に
後端を切捨てるのか連続にするのか等のメニューに関し
てユーザによる画面押下位置に応じたいずれか所望の条
件を設定することができる。
【0035】このように、本発明では、ユーザによるロ
ール紙選択かカット紙選択かの指示に基づいて更にそれ
ぞれの記録紙種別に対応した受信方式等の選択メニュー
を表示し、その選択メニューの押下位置に対応するキー
入力を判別しながら使用する記録紙の種別を初めとして
その記録紙種別毎の受信方式または記録処理方式等まで
も設定できるようになっている。
ール紙選択かカット紙選択かの指示に基づいて更にそれ
ぞれの記録紙種別に対応した受信方式等の選択メニュー
を表示し、その選択メニューの押下位置に対応するキー
入力を判別しながら使用する記録紙の種別を初めとして
その記録紙種別毎の受信方式または記録処理方式等まで
も設定できるようになっている。
【0036】次に、上記設定後における印字動作の一例
を図4に示すフローチャートを参照して説明する。この
印字動作を開始するに当たり、主制御部1は例えばユー
ザによる入力部7上の印字開始指令キーの操作によって
印字出力要求が発生したか否かを監視している(S40
1)。なお、この処理においては、上述した入力部7か
らの印字開始指令のキー入力の他、受信の発生も印字出
力要求の発生として認識できるようになっている。そし
て、ここで、印字出力要求が無い場合には(S401N
O)、後述する印字動作が開始しないままに待機状態を
維持する。
を図4に示すフローチャートを参照して説明する。この
印字動作を開始するに当たり、主制御部1は例えばユー
ザによる入力部7上の印字開始指令キーの操作によって
印字出力要求が発生したか否かを監視している(S40
1)。なお、この処理においては、上述した入力部7か
らの印字開始指令のキー入力の他、受信の発生も印字出
力要求の発生として認識できるようになっている。そし
て、ここで、印字出力要求が無い場合には(S401N
O)、後述する印字動作が開始しないままに待機状態を
維持する。
【0037】一方、印字出力要求があった場合(S40
1YES)、次いで主制御部1は画像メモリ8の画バッ
ファから1ライン分の画像データを読み出して記録部4
に出力し、1ラインの印字を行う(S402)。引き続
き、主制御部1では画像メモリ8の画バッファに印字す
べき画像データが残っているか否か判定する(S40
3)。ここで、画像データが残っていない場合は(S4
03NO)、印字が全て終了したと判断して、処理を終
了する。
1YES)、次いで主制御部1は画像メモリ8の画バッ
ファから1ライン分の画像データを読み出して記録部4
に出力し、1ラインの印字を行う(S402)。引き続
き、主制御部1では画像メモリ8の画バッファに印字す
べき画像データが残っているか否か判定する(S40
3)。ここで、画像データが残っていない場合は(S4
03NO)、印字が全て終了したと判断して、処理を終
了する。
【0038】これに対して、印字すべき画像データがま
だ残っている場合には(S403YES)、当該印字中
に入力部7から印字中断の指示があったか否か判定する
(S404)。そして、中断の指示があった場合(S4
04YES)には処理を終了し、中断の指示がなかった
場合(S404NO)には更に記録紙があるかどうかを
判定する(S405)。ここで、記録紙がある場合(S
405NO)は、継続して印字が可能であると判断し
て、S402の処理に戻り、次のラインの印字を続行す
る。
だ残っている場合には(S403YES)、当該印字中
に入力部7から印字中断の指示があったか否か判定する
(S404)。そして、中断の指示があった場合(S4
04YES)には処理を終了し、中断の指示がなかった
場合(S404NO)には更に記録紙があるかどうかを
判定する(S405)。ここで、記録紙がある場合(S
405NO)は、継続して印字が可能であると判断し
て、S402の処理に戻り、次のラインの印字を続行す
る。
【0039】一方、記録紙がなかった場合(S405Y
ES)、次に主制御部1では主記憶部2のある記憶領域
に設定された記録紙種別情報を参照し、ロール紙選択が
設定されているかカット紙選択の設定になっているかを
判定する(S406)。ここで、ロール紙選択の設定に
なっている場合(S406YES)は、それ以上の画像
データを印字することができないと判断して、処理を終
了する。
ES)、次に主制御部1では主記憶部2のある記憶領域
に設定された記録紙種別情報を参照し、ロール紙選択が
設定されているかカット紙選択の設定になっているかを
判定する(S406)。ここで、ロール紙選択の設定に
なっている場合(S406YES)は、それ以上の画像
データを印字することができないと判断して、処理を終
了する。
【0040】これに対し、カット紙選択の設定になって
いる場合(S406NO)は、1ページ分の印字が終了
したという認識のもとに改ページの処理を行い(S40
7)、その後、更に記録紙があるか否かを判断する(S
408)。
いる場合(S406NO)は、1ページ分の印字が終了
したという認識のもとに改ページの処理を行い(S40
7)、その後、更に記録紙があるか否かを判断する(S
408)。
【0041】その際、S407における改ページ処理に
よって記録紙がある状態に変わった場合には(S408
NO)、S402の処理へ戻り、新たに手差し給紙され
てくる次ページのカット紙に対して続きの画像データの
印字を行う。一方、上記改ページ処理を行っても記録紙
がない状態のままであれば(S408YES)、それ以
上印字することができないと判断して、処理を終了す
る。
よって記録紙がある状態に変わった場合には(S408
NO)、S402の処理へ戻り、新たに手差し給紙され
てくる次ページのカット紙に対して続きの画像データの
印字を行う。一方、上記改ページ処理を行っても記録紙
がない状態のままであれば(S408YES)、それ以
上印字することができないと判断して、処理を終了す
る。
【0042】以上の如く、本発明では、ユーザの記録紙
種別の設定に従い動作制御方法の切り替えを行いなが
ら、その選択された記録紙に適合する受信方式あるいは
記録処理方式を用いてより適正な印字動作を実現するこ
とができる。
種別の設定に従い動作制御方法の切り替えを行いなが
ら、その選択された記録紙に適合する受信方式あるいは
記録処理方式を用いてより適正な印字動作を実現するこ
とができる。
【0043】なお、上記実施例では、ロール紙を用いる
かカット紙を用いるかの各ケース毎に、例えばそれら記
録紙に適した受信方式や後端処理方法等に関する簡単な
項目のみを設定する構成について述べているが、その
他、様々な選択項目を追加した構成も考えられるのは言
うまでもない。このように、設定項目を増やした場合に
は、ロール紙またはカット紙を選択的に用いることので
きるファクシミリ装置の印字機能に関して更なる高機能
化が望めることになる。
かカット紙を用いるかの各ケース毎に、例えばそれら記
録紙に適した受信方式や後端処理方法等に関する簡単な
項目のみを設定する構成について述べているが、その
他、様々な選択項目を追加した構成も考えられるのは言
うまでもない。このように、設定項目を増やした場合に
は、ロール紙またはカット紙を選択的に用いることので
きるファクシミリ装置の印字機能に関して更なる高機能
化が望めることになる。
【0044】また、上記実施例では詳しい説明がなされ
ていないが、ロール紙またはカット紙を選択的に使用す
るに当たっては、上述した受信方式や記録処理方式の
他、記録紙搬送あるいは異常時対策等に関してもそれぞ
れ使用する記録紙の種別毎に異なる方式を確立する必要
がある。
ていないが、ロール紙またはカット紙を選択的に使用す
るに当たっては、上述した受信方式や記録処理方式の
他、記録紙搬送あるいは異常時対策等に関してもそれぞ
れ使用する記録紙の種別毎に異なる方式を確立する必要
がある。
【0045】この点も踏まえて、本ファクシミリ装置実
現のために望まれる動作制御条件のくつかを以下にまと
めて記述する。
現のために望まれる動作制御条件のくつかを以下にまと
めて記述する。
【0046】(a)ユーザ操作により設定された記録紙
種別がカット紙の場合、画像メモリに受信し、受信終了
後、蓄積された任意の画情報をユーザ操作によりカット
紙を手差し給紙しながら記録するという手順をとるた
め、その受信方式としてはメモリ受信方式のみを可能と
する。
種別がカット紙の場合、画像メモリに受信し、受信終了
後、蓄積された任意の画情報をユーザ操作によりカット
紙を手差し給紙しながら記録するという手順をとるた
め、その受信方式としてはメモリ受信方式のみを可能と
する。
【0047】(b)ユーザ操作により設定された記録紙
種別がロール紙の場合、メモリ受信方式の他、受信時に
直接記録紙へ連続ページ印字を行うことを可能とし、更
には、この種の記録紙受信と上記メモリ受信の組み合わ
せによる受信も行なえるようにする。
種別がロール紙の場合、メモリ受信方式の他、受信時に
直接記録紙へ連続ページ印字を行うことを可能とし、更
には、この種の記録紙受信と上記メモリ受信の組み合わ
せによる受信も行なえるようにする。
【0048】(c)ユーザ操作により設定可能なロール
紙またはカット紙の印字位置,有効記録長の相異から生
ずる不自然な印字を避けるための記録紙種別に応じた異
なる印字制御方式を選択できるようにする。
紙またはカット紙の印字位置,有効記録長の相異から生
ずる不自然な印字を避けるための記録紙種別に応じた異
なる印字制御方式を選択できるようにする。
【0049】(d)定型サイズのカット紙に画情報を印
字する場合、その時の画情報のサイズによって当該画情
報を縮小したりあるいは縮小せずに印字中の画情報の一
部を切出したり切り捨てたりの選択ができるようにす
る。
字する場合、その時の画情報のサイズによって当該画情
報を縮小したりあるいは縮小せずに印字中の画情報の一
部を切出したり切り捨てたりの選択ができるようにす
る。
【0050】(e)ロール紙を用いる場合、ページの切
れ目を示すための線を例えば切取線として印字するか否
かを選択できるようにする。
れ目を示すための線を例えば切取線として印字するか否
かを選択できるようにする。
【0051】(f)記録紙のセット及び排出に係る記録
紙搬送制御に関して記録紙種別毎に異なる制御方法を確
立する。
紙搬送制御に関して記録紙種別毎に異なる制御方法を確
立する。
【0052】(g)記録紙の欠乏や記録紙ジャム等の異
常監視方法及びその異常表示の必要の有/無あるいは解
除方法の表示等、記録紙種別毎に異なる異常処理制御方
法を確立する。
常監視方法及びその異常表示の必要の有/無あるいは解
除方法の表示等、記録紙種別毎に異なる異常処理制御方
法を確立する。
【0053】(h)メモリ受信した画情報を印字する場
合やコピー等のローカル時の印字に際して、カット紙の
手差しによる連続印字とロール紙の自動給紙による印字
の場合とで異なる操作方法を自動的に切り換えできるよ
うにする。
合やコピー等のローカル時の印字に際して、カット紙の
手差しによる連続印字とロール紙の自動給紙による印字
の場合とで異なる操作方法を自動的に切り換えできるよ
うにする。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用する記録紙の記録紙種別情報と、該記録紙種別情報
に対応する各種動作制御情報とを情報入力手段から入力
して記憶させておき、印字要求の発生時、記憶されてい
る記録紙種別情報及び動作制御情報に基づいて装置各部
の動作制御を行いながら当該印字要求のあった画情報の
記録を行うようにし、特に、情報入力手段としては、表
示手段に表示された選択メニューの該当個所を選択する
ことにより所望の記録紙種別情報及び動作制御情報を入
力可能であって、記録紙種別情報が選択された後には、
少なくとも受信方式が含まれ、前記選択された記録紙種
別情報に対応して入力する必要のある動作制御情報のみ
を選択可能に表示した制御メニュー画面へと表示切り換
えを行う機能構成のものを採用したため、情報入力手段
から記録紙種別情報及び動作制御情報を予め設定してお
くことで、紙欠時に代替記録紙に印字したり、原稿の種
類に応じて適正な記録紙を選択して印字する等にとどま
らず、使用する記録紙の種別を指定し、その記録紙の種
別に応じた適正な受信方式及び記録方式で受信、記録す
る等の種々の動作制御にも、記録紙ユニットの交換等を
要せずに、柔軟に対応できると共に、上記記録紙種別情
報及び動作制御情報の入力に際しては、上記情報入力手
段が持つ表示切り換え機能によって、例えば、記録紙種
別情報としてカット紙が選択された場合には、このカッ
ト紙に対応して入力する必要のある受信方式等のみ選択
可能な制御メニュー画面を表示させ、ロール紙に対応し
て選択する必要のある受信方式等を選択可能な制御メニ
ュー画面を表示させないように表示切り換えを行わせる
ことで、記録紙種別情報を選択した後の当該選択された
記録紙種別情報に対応した受信方式等の動作制御情報の
入力設定を迅速かつ正確に行える。
使用する記録紙の記録紙種別情報と、該記録紙種別情報
に対応する各種動作制御情報とを情報入力手段から入力
して記憶させておき、印字要求の発生時、記憶されてい
る記録紙種別情報及び動作制御情報に基づいて装置各部
の動作制御を行いながら当該印字要求のあった画情報の
記録を行うようにし、特に、情報入力手段としては、表
示手段に表示された選択メニューの該当個所を選択する
ことにより所望の記録紙種別情報及び動作制御情報を入
力可能であって、記録紙種別情報が選択された後には、
少なくとも受信方式が含まれ、前記選択された記録紙種
別情報に対応して入力する必要のある動作制御情報のみ
を選択可能に表示した制御メニュー画面へと表示切り換
えを行う機能構成のものを採用したため、情報入力手段
から記録紙種別情報及び動作制御情報を予め設定してお
くことで、紙欠時に代替記録紙に印字したり、原稿の種
類に応じて適正な記録紙を選択して印字する等にとどま
らず、使用する記録紙の種別を指定し、その記録紙の種
別に応じた適正な受信方式及び記録方式で受信、記録す
る等の種々の動作制御にも、記録紙ユニットの交換等を
要せずに、柔軟に対応できると共に、上記記録紙種別情
報及び動作制御情報の入力に際しては、上記情報入力手
段が持つ表示切り換え機能によって、例えば、記録紙種
別情報としてカット紙が選択された場合には、このカッ
ト紙に対応して入力する必要のある受信方式等のみ選択
可能な制御メニュー画面を表示させ、ロール紙に対応し
て選択する必要のある受信方式等を選択可能な制御メニ
ュー画面を表示させないように表示切り換えを行わせる
ことで、記録紙種別情報を選択した後の当該選択された
記録紙種別情報に対応した受信方式等の動作制御情報の
入力設定を迅速かつ正確に行える。
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】本発明のファクシミリ装置における記録紙種別
設定時の処理動作を示すフローチャート。
設定時の処理動作を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置における記録紙種別
に応じた制御条件の設定処理動作を示すフローチャー
ト。
に応じた制御条件の設定処理動作を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明のファクシミリ装置における記録紙種別
及び当該記録紙種別に応じた制御条件設定後の印字動作
の一例を示すフローチャート。
及び当該記録紙種別に応じた制御条件設定後の印字動作
の一例を示すフローチャート。
【図5】本発明のファクシミリ装置のロール紙選択時設
定画面の一例を示す図。
定画面の一例を示す図。
【図6】本発明のファクシミリ装置のカット紙選択時設
定画面の一例を示す図。
定画面の一例を示す図。
1 主制御部 2 主記憶部 3 読取部 4 記録部 5 通信制御部 6 表示部 7 入力部 8 画像メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−241977(JP,A) 特開 平3−65868(JP,A) 特開 平1−289373(JP,A) 特開 昭64−47164(JP,A) 特開 平4−57558(JP,A) 特開 平2−264559(JP,A) 実開 平4−71056(JP,U) 実開 平4−64852(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00
Claims (5)
- 【請求項1】 自動給紙可能なロール紙または手差し給
紙可能なカット紙を選択的に用いて画情報を記録するフ
ァクシミリ装置において、 各種情報を選択メニューとして表示手段に表示し、該選
択メニューの該当個所を選択することにより所望の記録
紙種別情報及び動作制御情報を入力可能であって、前記
記録紙種別情報が選択された後には、少なくとも受信方
式が含まれ、前記選択された記録紙種別情報に対応して
入力する必要のある動作制御情報のみを選択可能に表示
した制御メニュー画面へと表示切り換えを行う情報入力
手段と、 前記情報入力手段により入力された記録紙種別情報及び
動作制御情報を記憶する記憶手段と、 画情報の受信または所定操作に基づく印字要求の発生
時、当該画情報を印字するために、前記記憶手段に記憶
されている記録紙種別情報及び動作制御情報に基づいて
装置各部の動作制御を行う動作制御手段とを具備するこ
とを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 記録紙種別情報としてカット紙が選択さ
れた場合、前記受信方式としてメモリ受信方式のみ選択
可能な制御メニュー画面の表示に切り換えることを特徴
とする請求項1記載のファクシミリ装置。 - 【請求項3】 記録紙種別情報としてカット紙が選択さ
れた場合における制御メニュー画面には、更に、縮小印
字を行うか否か及びカット紙の後端を切り捨てるか否か
を選択可能な項目が含まれることを特徴とする請求項2
記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 記録紙種別情報としてロール紙が選択さ
れた場合、前記受信方式としてはメモリ受信方式または
記録紙受信方式若しくはその両者併用受信方式のいずれ
の受信方式を選択選択可能な制御メニュー画面の表示に
切り換えることを特徴とする請求項1記載のファクシミ
リ装置。 - 【請求項5】 記録紙種別情報としてロール紙が選択さ
れた場合における制御メニュー画面には、更に、ページ
の切れ目を示す切取線の印字を行うか否かを選択可能な
項目が含まれることを特徴とする請求項4記載のファク
シミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04240927A JP3094258B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04240927A JP3094258B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690339A JPH0690339A (ja) | 1994-03-29 |
JP3094258B2 true JP3094258B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=17066718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04240927A Expired - Fee Related JP3094258B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094258B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP04240927A patent/JP3094258B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0690339A (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
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