JP3062252U - 荷止め用係止具 - Google Patents

荷止め用係止具

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JP3062252U
JP3062252U JP1998010485U JP1048598U JP3062252U JP 3062252 U JP3062252 U JP 3062252U JP 1998010485 U JP1998010485 U JP 1998010485U JP 1048598 U JP1048598 U JP 1048598U JP 3062252 U JP3062252 U JP 3062252U
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Inventor
勝利 後藤
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株式会社ケイアンドジィ
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】複数の積み荷Pを固定する紐状体2と、こ
の紐状体2に連結され積み荷Pの角部に装着される複数
個の係止体1とからなる。係止体1は、積み荷となる箱
体P1の隣接する二側面に当接する平面略L字形状の当
接面部1Aを設ける。この二側面に囲まれた面に当接す
る差込片1Bを当接面部1Aと一体に設ける。 【効果】ロープ等の係止作業を一人でも容易に行うこと
ができる。段ボールの底部を補強して荷崩れを防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、積み重ねた段ボールをフォークリフトで運ぶ際に、荷崩れ しないように固定するために使用する荷止め用係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボール等の積み荷をフォークリフトやトラック等で運ぶ場合、この積 み荷が荷崩れしないようにロープやシート、あるいはフィルム等を使用して積み 荷を固定している。いずれの場合も、積み荷が多量の場合は、ロープやシートの の端部を作業員の一人が押さえ、もう一人の作業員がロープやフィルムを積み荷 に巻き付けて固定する作業になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、作業員が一人しかいない場合は、この積み荷を固定する作業が極め て面倒な作業になっていた。特に、予めパレット上に積み上げられている積み荷 をフォークリフトで運ぶ場合は、このフォークリフトを運転する作業員が荷崩れ に注意しながら運ぶ作業になることが多い。そこで、通常は、ロープ等の係止作 業は必要ないが、荷崩れが生じ易い積み荷には、やはりロープ等を係止する作業 が必要になる。この場合に、作業員が一人で行うことになるので、この係止作業 に多くの手間を要するが、このために人員を増員するのも非合理的であった。
【0004】 しかも、段ボールを積み重ねた積み荷は、この段ボールの角部が一部でも潰れ ていると、極めて不安定な状態になる。この場合、荷崩れを防止するには、潰れ た角部が底部等に位置しないように積み替えたり、あるいは、不安定な箱をロー プ等で固定するなどといった手段が採られている。しかしながら、このような積 み替え作業には、更に多くの手間を要するもので、段ボールの角部が潰れていて も容易に荷崩れを防止できる係止具の提供が望まれていた。
【0005】 そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、ロープ等の係止 作業を一人でも容易に行うことができ、しかも、段ボールの底部を補強して荷崩 れを防止することが可能な荷止め用係止具の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、複数の積み荷Pを固定する紐 状体2と、この紐状体2に連結された係止体1とからなり、係止体1は、積み荷 Pの表面に当接する当接面部1Aと、積み荷P間に差し込み固定する差込片1B 3とを設けたことにある。
【0007】 第2の手段の差込片1Bは、前記当接面部1Aから屈曲して延長形成する。
【0008】 第3の手段の当接面部1Aは、積み荷となる箱体P1の隣接する二側面に当接 する平面略L字形状を成し、前記差込片1Bは、この二側面に囲まれた面に当接 する。
【0009】 第4の手段は、複数の積み荷Pを固定する紐状体2と、この紐状体2に連結さ れ積み荷Pの角部に装着される複数個の係止体1とからなり、係止体1は、積み 荷となる箱体P1の隣接する二側面に当接する平面略L字形状の当接面部1Aと 、この二側面に囲まれた面に当接する差込片1Bとを一体に設けたことを課題解 消のための手段とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を説明する。本考案荷止め用係止具は、係止体1と 紐状体2とから成り、係止体1を積み荷Pの隙間に差し込んで仮止めした状態で 、紐状体2を積み荷Pに回して係止体1に連結し、積み荷Pを固定するものであ る(図2参照)。
【0011】 係止体1は、積み荷Pの表面に当接する当接面部1Aと、積み荷P間に差し込 み固定する差込片1Bとから成る。図示例の差込片1Bは、前記当接面部1Aか ら屈曲して延長形成している(図1参照)。このとき、当接面部1Aに一対の連 結孔1Aaを開穿し、この連結孔1Aaに紐状体2を連結している。
【0012】 紐状体2は、複数の積み荷Pにかけ渡して荷崩れを防止するもので、図示例で は、平ベルトを使用しているが、この紐状体2の形状は図示例に限られるもので はない。また、紐状体2の端部相互を連結する連結具2Aは、図示例の差し込み 型の金具の他、面ファスナーやスナップなど、紐状体を連結する従来周知の連結 具2Aを使用するものである。
【0013】 図3に示す当接面部1Aは、箱体P1底部の隣接する二側面に当接する平面略 L字形状を成している。そして、差込片1Bは、この当接面部1Aから屈曲延長 してあり、当接面部1Aで囲まれた底面に当接する。このような係止体1による と、例えば、積み荷Pとなる段ボールの潰れた角部に装着することで、この段ボ ールを強化する。また、装着位置は、段ボールの底部に限らず、潰れた角部が上 面に位置している場合でも使用できる。更に、この係止体1は、複数個使用する ことで、紐状体2で固定する積み荷Pの安定性を更に高めることができる。図示 例では、4個の係止体1を使用しているが、この使用数は任意に設定することが できる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。すなわち 、請求項1、2により、フォークリフト等で積み荷Pを運ぶ場合、積み荷Pの係 止作業を一人でも容易に行うことができる。この結果、積み荷Pを固定する作業 を簡略化し、多量の積み荷Pを固定する場合でも、人員を増加する必要もなくな った。
【0015】 また、請求項3、4により、段ボールの底部を補強して荷崩れを防止すること が可能になる。従って、潰れた角部が底部等に位置しないように積み替えるなど といった面倒な作業は必要なくなり、係止体1で補強するだけで安定した固定状 態が得られるものになった。
【0016】 このように本考案によると、ロープ等の係止作業を一人でも容易に行うことが でき、しかも、段ボールの底部を補強して荷崩れを防止することが可能になるな どといった実用的な有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略斜視図。
【図2】本考案の使用状態を示す斜視図。
【図3】本考案の他の実施例の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
P 積み荷 P1 箱体 1 係止体 1A 当接面部 1Aa 連結孔 1B 差込片 2 紐状体 2A 連結具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 荷止め用係止具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の積み荷を固定する紐状体と、この
    紐状体に連結された係止体とからなり、係止体は、積み
    荷の表面に当接する当接面部と、積み荷間に差し込み固
    定する差込片とを設けたことを特徴とする荷止め用係止
    具。
  2. 【請求項2】 前記差込片は、前記当接面部から屈曲し
    て延長形成した請求項1記載の荷止め用係止具。
  3. 【請求項3】 前記当接面部は、積み荷となる箱体の隣
    接する二側面に当接する平面略L字形状を成し、前記差
    込片は、この二側面に囲まれた面に当接する請求項1又
    は2記載の荷止め用係止具。
  4. 【請求項4】 複数の積み荷を固定する紐状体と、この
    紐状体に連結され積み荷の角部に装着される複数個の係
    止体とからなり、係止体は、積み荷となる箱体の隣接す
    る二側面に当接する平面略L字形状の当接面部と、この
    二側面に囲まれた面に当接する差込片とを一体に設けた
    ことを特徴とする荷止め用係止具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018065582A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 包装部材

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