JPH0561029U - パレットの整列枠 - Google Patents

パレットの整列枠

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JPH0561029U
JPH0561029U JP199492U JP199492U JPH0561029U JP H0561029 U JPH0561029 U JP H0561029U JP 199492 U JP199492 U JP 199492U JP 199492 U JP199492 U JP 199492U JP H0561029 U JPH0561029 U JP H0561029U
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pallet
pallets
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敏久 鈴木
二郎 上川内
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の空パレットをトラック等の荷台に積層
して積み込む場合に、空パレットの四隅同士をきちんと
揃えることができ、且つ、荷積み作業の迅速化及び省力
化が可能なパレットの整列枠を提供する。 【構成】 基台10の両側にパレットの幅方向の位置を
規制する側面規制部材12を立設するとともに側面規制
部材12の上部に上方にいくに従って外向きに延出する
テーパ状のテーパ部12Aを形成し、側面規制部材12
によりパレット相互間に生じている幅方向のずれを揃
え、基台10の後端部にパレットの奥行き方向の位置を
規制して奥行き方向のずれを揃える背面規制部材14を
立設し基台10の前端部に整理枠10の移動を防止する
踏み板16を一体に取付けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パレットの整列枠に係り、特に小物品を輸送する際に使用する空パ レットをトラック等の荷台に荷積みする場合に適用されるパレットの整列枠に関 する。
【0002】
【背景技術】
一般に、小口の物品を輸送するには、トラック等への荷積みのし易さ、物品の 整理のし易さ等を考慮して、いわゆるパレット上に物品を載置し、このパレット を直接荷台に積み込んで輸送が行われる。また、近年の物流形態の変遷に伴い、 小口物品がパレットに載置されたまま輸送基地へ送られたり、目的地へ輸送され る場合が増えてきている。このため、パレットの取り扱い量は益々増加の一途を たどっている。 一方、物品輸送後の空パレットは、輸送の一次基地に返却されて繰り返し使用 されるが、空パレットをトラック等の荷台に積み込む際には、空パレットの四隅 同士がきちんと重なり合った整列された状態での荷積みが要求される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような空パレットの整列作業は、従来、トラック1台分(210 枚/1ロット)を2名で行った場合で約3時間を要し、積み込み完了までだと4 時間余りかかっていた。このため、荷積み作業に時間がかかり、輸送効率の悪化 を招くという欠点がある。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の空パレットをトラ ック等の荷台に積層して積み込む場合に、空パレットの四隅同士をきちんと揃え ることができ、且つ、荷積み作業の迅速化及び省力化が可能なパレットの整列枠 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、積層された複数のパレットをパレット運搬用車両を用いて整列する 際に用いられるパレットの整列枠であって、床面に載置される基台と、前記基台 の両側に前記パレットの幅寸法よりも若干大きな幅寸法隔てて立設され、その上 部に上方にいくに従って外向きに延出するテーパ部を有する少なくとも一対の側 面規制部材と、前記基台の後端部に立設され前記パレットの奥行き方向の位置を 規制する背面規制部材と、前記パレット運搬用車両が乗り入れ可能な大きさを有 し、前記基台の前端部に前記背面規制部材と反対方向に延出して取付けられた踏 み板とを含むことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案では、基台の両側にパレットの幅寸法よりも若干大きな幅寸法だけ隔て て側面規制部材を立設するとともに、その上部に上方にいくに従って外向きに延 出するテーパ部を形成している。従って、パレット運搬用車両に載置されている 複数の積層されたパレットを上方から徐々に両側の側面規制部材との間に下降さ せていくと、パレットの側面がテーパ部に当接して案内されながら最下層のパレ ットから順に徐々に所定のおさまり位置に導かれていき、最上部のパレットが側 面規制部材の間に位置することにより、パレット相互間の幅方向のずれが揃えら れる。 また、基台の後端部には、パレットの奥行き方向の位置を規制する背面規制部 材を設けているので、奥行き方向のずれは、パレット運搬用車両を前進させてパ レットの背面をこの背面規制部材に当接させることにより揃えられる。このとき 、パレット運搬用車両は、基台の前端部に一体に取付けられた踏み板に乗り上げ た状態なので、整列枠が当接時の衝撃によって移動するのを防止することができ る。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面に従って、本考案に係るパレットの整列枠を詳説する。
【0008】 図1は、一実施例に係るパレットの整列枠の斜視図、図2は、図1のパレット の整列枠の正面図、図3は、図1のパレットの整列枠の側面図、図4は、輸送時 に使用するパレットの概略斜視図である。
【0009】 図1の輸送用パレットの整列枠11は、基台10、側面規制部材12、背面規 制部材14、踏み板16等より構成される。 床面に載置される基台10は、H形鋼によって形成され、基台10の両側には 、計4本のコ形鋼よりなる側面規制部材12が立設されている。図2に示すよう に、対向する側面規制部材12間の内面寸法Wは、図4のパレット18の幅寸法 W1よりも若干大きく、側面規制部材12間にはパレット18を上方及び前方の 開口から挿入することができる。また、側面規制部材12の上部には、互いに外 向きに且つ斜め上方に折曲げられたテーパ部12Aが形成されている。従って、 テーパ部12A間の距離は、上方にいくに従って拡幅した状態となる。一方、テ ーパ部12Aの開きは、不揃いのパレット18がスムーズに下方へ入る程度で適 宜きめてよいが、5〜30°が好ましい。
【0010】 また、基台10の後端部には、H形鋼の2本の背面規制部材14が基台10に 対し直交して立設されている。側面規制部材12と背面規制部材14との間は、 コ形鋼の補強部材20,22によって連結され、これにより、側面規制部材12 及び背面規制部材14を補強している。 更に、基台10の前端部には、背面規制部材14の反対方向に延出する踏み板 16が基台10と一体に取付けられている。踏み板16は後述するフォークリフ トが乗り入れ可能な幅及び全長を有し、2本のL形鋼16Aとの間に平板16B を取付けて形成されている。
【0011】 次いで、図1の実施例に係るパレットの整列枠の作用を図5に沿って説明する 。図5は、パレット運搬用車両であるフォークリフト24を使用して、トラック 等の荷台に複数のパレット18を積層した状態で荷積みする場合を示した説明図 である。 図5に示すように、フォークリフト24のフォーク24Aには、整列前の空パ レット18が8個、積層載置されているが、積層された複数の空パレット18相 互間には、奥行き方向及び幅方向(幅方向のずれは図示せず)にずれが生じてい る。この場合に、これらの空パレット18間に生じたずれは以下のように揃えら れる。
【0012】 先ず、図5に示すように、フォークリフト24のフォーク24Aを、空パレッ ト18を載置したまま側面規制部材12のテーパ部12Aの上方となる位置まで 上昇させ、この状態でフォークリフト24を踏み板16に乗り上げるとともに、 空パレット18の背面が背面規制部材14にぶつからない位置までフォークリフ ト24を前進させる。その後、フォーク24Aを徐々に下降させ、両側の側面規 制部材12間に空パレット18を上方から挿入していく。そうすると、フォーク 24Aに載置されたパレット18の側面がテーパ部12Aと当接して最下層のパ レットから順に所定のおさまり位置まで徐々に導かれていき、フォーク24Aが 最下部まで下降したときにすべてのパレットが側面規制部材12間に導かれる。 これにより、パレット18相互間に生じている幅方向のずれを揃えることができ る。
【0013】 一方、この状態では、空パレット18には、まだ奥行き方向にずれが生じてい るが、奥行き方向のずれについては、フォークリフト24を前進させて空パレッ ト18の背面を背面規制部材14に当接させることにより、奥行き方向のずれを 揃えることができる。このとき、フォークリフト24は、踏み板16に乗り上げ た状態なので、フォークリフト24の自重によって整列枠11全体がおさえられ 、空パレット18と背面規制部材14との当接時の衝撃により整列枠11が移動 するのを防止している。そして、整列後の空パレット18を整列枠11から移動 して図示しないトラックの荷台に荷積みすることにより荷積み作業が終了する。
【0014】 このように、本実施例によれば、パレット18相互間に生じている幅方向のず れをパレット18の側面を側面規制部材12に当接させて揃えるとともに、奥行 き方向のずれをフォークリフト24を前進させてパレット18の背面を背面規制 部材14に当接させて揃えるようにしている。このため、積層された空パレット の四隅同士をきちんと揃えることができる。 これにより、従来人手に頼らざるを得なかった空パレットの整列作業を迅速に 行うことができ、トラック等の荷台への積み作業も迅速化される。また、整列枠 11は、自由に他の場所に移動することができるので、荷積み作業を行う場所が 限定されない。また、構造が簡略化されているので、その製作コストが安価であ る利点がある。
【0015】 図6は、他の実施例に係るパレットの整列枠の正面図である。ここで、前述し た図1の実施例と同一の部材については同一の符号を付し、その詳しい説明を省 略する。
【0016】 図6のパレットの整列枠25は、二つの整列枠26,28を並列配置して構成 されており、各々の側面規制枠12は、対向する側面規制部材12間の内面寸法 がそれぞれW2,W3となるように基台30に立設されている。従って、幅寸法 の異なる2種類の空パレットが輸送現場に混在する場合でも一方の整列枠を選択 することにより、空パレットの整列積層が可能となる。
【0017】 尚、本実施例では、踏み板16を基台10に取付けることにより一体化してい るが、これに限らず、予め基台と踏み板とを一体化しておいてもよい。また、踏 み板をヒンジを介して基台10に取付けて踏み板を折り畳み式としたり、着脱式 にする等、使用時に基台10と連結されていればその形態は問わない。 更に、基台10の形状は、側面規制部材12、背面規制部材14、踏み板16 をそれぞれ取付けることができれば、平板状、又は枠状にする等その形状は問わ ない。 加えて、本実施例では、トラック等の荷台に空パレットを荷積みする場合につ いて説明したが、これに限らず、空パレットを倉庫等に貯蔵・保管する場合にも 適用することができる。これによれば、空パレットを整然と揃えられた状態で積 層載置することができ、倉庫内の環境整備を迅速に行うことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、パレット運搬用車両に積層載置された 複数のパレットをパレットの整列枠の上方から挿入するとともに、パレット運搬 用車両を前進させることにより、パレット相互間に生じている幅方向及び奥行き 方向のずれを揃えるようにしている。このため、パレットの整列作業が迅速化さ れ、パレットの四隅同士がきちんと揃った整列状態で積層することができる。こ れにより、パレットの整列作業の省力化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るパレットの整列枠の斜視図であ
る。
【図2】図1のパレットの整列枠の正面図である。
【図3】図1のパレットの整列枠の側面図である。
【図4】輸送時に使用するパレットの概略斜視図であ
る。
【図5】パレット運搬用車両を使用して複数の空パレッ
トを整列する場合を示した説明図である。
【図6】他の実施例に係るパレットの整列枠の正面図で
ある。
【符号の説明】
10 30 基台 11 25 パレットの整列枠 12 側面規制部材 12A テーパ部 14 背面規制部材 16 踏み板 18 パレット 24 フォークリフト(パレット運搬用車両)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数のパレットをパレット運
    搬用車両を用いて整列する際に用いられるパレットの整
    列枠であって、 床面に載置される基台と、 前記基台の両側に前記パレットの幅寸法よりも若干大き
    な幅寸法隔てて立設され、その上部に上方にいくに従っ
    て外向きに延出するテーパ部を有する少なくとも一対の
    側面規制部材と、 前記基台の後端部に立設され前記パレットの奥行き方向
    の位置を規制する背面規制部材と、 前記パレット運搬用車両が乗り入れ可能な大きさを有
    し、前記基台の前端部に前記背面規制部材と反対方向に
    延出して取付けられた踏み板とを含むことを特徴とする
    パレットの整列枠。
JP199492U 1992-01-23 1992-01-23 パレットの整列枠 Expired - Lifetime JP2501155Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6274697B1 (ja) * 2016-09-09 2018-02-07 三菱ロジスネクスト株式会社 架台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6274697B1 (ja) * 2016-09-09 2018-02-07 三菱ロジスネクスト株式会社 架台

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JP2501155Y2 (ja) 1996-06-12

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