JP3061709U - 床下用調湿材 - Google Patents

床下用調湿材

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JP3061709U
JP3061709U JP1999000995U JP99599U JP3061709U JP 3061709 U JP3061709 U JP 3061709U JP 1999000995 U JP1999000995 U JP 1999000995U JP 99599 U JP99599 U JP 99599U JP 3061709 U JP3061709 U JP 3061709U
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JP
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humidity control
underfloor
moisture
control material
cutting
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意法 長谷川
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案の目的は、床下全面を隙間なく体裁よ
く納めることができる床下用調湿材を提供することであ
る。 【解決手段】 防湿シート2の表面に、通気性を有する
袋部4を形成し、該袋部4内に調湿剤5を充填してなる
調湿部3を設けた床下用調湿材1において、防湿シート
2の少なくとも直交する二辺に、調湿部3から突出する
重ね代6を形成するとともに、前記調湿部3を複数個に
分離分割し、該調湿部3との間に切断代7を形成したこ
とで、床下を隙間なく設置でき、かつ、分割が可能とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、床下に配置し、床下内の湿度を調節する床下用調湿材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、木造住宅の床下は基礎で囲われており、風通しが悪く多湿になりが ちであった。そのため土台等が腐朽したり湿気を好む白蟻の被害にあう原因にな っている。そこでこれを解決するために、特開平3−21321号に記載されい るような防湿材がある。この防湿材は、一片が1m程度の合成樹脂製の防湿シー ト上に吸湿剤が内封された吸湿部を形成し、上記記防湿シートの周囲に隣接する 防湿材が重なりあうように耳部を形成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような防湿材では基礎の一コーナーを基準に突き当てて敷 設した場合、他のコーナーに直交する面は防湿シートの端部が基礎面に隙間なく 設置することは不可能であり、隙間をなくすためには防湿シートを折り曲げて基 礎面に沿わせて設置するしかなく体裁よく納めることができなかった。
【0004】 したがって、本考案の目的は、床下全面を隙間なく体裁よく納めることができ る床下用調湿材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、防湿シートの表面に、通 気性を有する袋部を形成し、該袋部内に調湿剤を充填してなる調湿部を設けた床 下用調湿材において、前記防湿シートの少なくとも直交する二辺に、前記調湿部 から突出する重ね代を形成するとともに、前記調湿部を複数個に分離分割し、該 調湿部との間に切断代を形成したことを特徴としている。
【0006】 これにより、隣接する調湿材の調湿部と重ね合わせることができ、さらに、調 湿材を切断代で切断し分割することで、半端になった部分に設置することができ る。
【0007】 また、請求項2に記載の考案は、前記切断代で切断した際、一方の切断代が、 隣り合う床下用調湿材の調湿部との重ね代となることを特徴としている。
【0008】 これにより、分割した調湿材にも重ね代を形成しているので、隙間なく設置で きる。
【0009】 また、請求項3に記載の考案は、前記防湿シートの一片を1m以下のに長さに したことを特徴としている。
【0010】 これにより、調湿材の重さを軽くでき、設置が楽になる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。 この実施の形態の床下調湿材1は、図1及び図2に示すように防湿シート2と、 その表面に形成した調湿部3とから構成されている。防湿シート2は、ポリエチ レンやポリプロピレン等の合成樹脂製であり、必要に応じてピレスロイド系殺虫 剤や有機リン系殺虫剤等の防蟻剤を混入させてもよい。なお、その一片の長さは 1m以下に設定され、1m以上では調湿部3を形成すると重さが重くなりの設置 が大変になる。またあまり小さすぎると設置する個数が多くなり作業が面倒にな るので、最低30cmぐらいまでが好ましい。
【0012】 一方調湿部3は、通気性を有する袋部4と、その内部に充填する調湿剤5から 構成されている。なお、袋部4は、不織布等の各種布や和紙などの通気性シート 3で形成している。また調湿剤5は活性炭などの炭、シルカゲル、珪藻土、ゼオ ライト等やその他公知の多孔質体が使用される。
【0013】 そして上記のような防湿シート2の表面に、通気性シートを接着し、防湿シート 2と通気性シートとの間に袋部4を形成し、その内部に調湿剤5が充填された調 湿部2を一体に形成した床下用調湿材1としている。なお、この場合調湿部3は 防湿シート2の一つの角に合わせ、その角の対角に直交する2辺から防湿シート 2を突出させるように設置することで重ね代6を形成する。さらに、ここで調湿 部3は間隔を設け第1の調湿部31と第2の調湿部32の二つに分離分割され、その 間に切断代7が形成されている。
【0014】 そしてこのような調湿材1を図3のように、切断代7より切断し、第1の調湿 材11、第2の調湿材12の二つの調湿材に分割して使用できる。なお、切断代7は 第1の調湿材11から突出した状態とてなり、隣接する床下用調湿材1の調湿部3 との重ね代8となる。
【0015】 次に、この調湿材1を床下の土間13上に施工する手順を図4、5を参照して説 明する。まず基礎14の一つの角Aに合わせて第1の調湿材1aを置き、それを基準 にして隣接する調湿材1b、1cを重ね代6に重ねるようにし、かつ、互いの側面を 当接するようにして順次設置していく。そうすると、隣接する調湿材間には隙間 が生じない。しかし、このように設置していくと、基礎の基準にした角Bの対角 に直交する面にはこの調湿材1を設置するには巾がない半端な部分が残ってしま う。そこで、該調湿材1の切断代7で切断し第1の調湿材11と第2の調湿材12の 二つに分割させ、上記の半端な部分に設置する。そうすることで調湿材1を床下 一面に敷きつめることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の床下用調湿材によれば、調湿部から重ね 代を突出し、かつ、調湿部を複数個に分離分割し、その間に切断代を形成したこ とにより、隣接する調湿材の調湿部を重ね代に重ねることで隙間をなくすことが でき、さらに、切断代で調湿材を切断し分割することで、通常の調湿材の大きさ では半端になる部分に設置することができ、床下を完全に覆える。
【0017】 また、請求項2に記載の床下用調湿材によれば、切断代で切断した際、一方の 切断代ぽを調湿体から突出した重ね代とすることができるので、分割した調湿材 と隣接する調湿材の調湿部間にも隙間が生じることがない。
【0018】 また、請求項3に記載の床下用調湿材によれば、防湿シートの一片を1m以下 のに長さにしたことにより、調湿材の重量を軽くし設置作業をし易くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の床下用調湿材の正面図である。
【図2】 本考案の床下用調湿材の断面図である。
【図3】 本考案の床下用調湿材を切断した状態の正面
図である。
【図4】 本考案の床下用調湿材の施工状態を示す側面
図である。
【図5】 本考案の床下用調湿材の施工状態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 床下調湿材 2 防湿シート 3 調湿部 31 第1の調湿部 32 第2の調湿部 4 袋体 5 調湿剤 6 重ね代 7 切断代 8 重ね代

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防湿シートの表面に、通気性を有する袋
    部を形成し、該袋部内に調湿剤を充填してなる調湿部を
    設けた床下用調湿材において、前記防湿シートの少なく
    とも直交する二辺に、前記調湿部から突出する重ね代を
    形成するとともに、前記調湿部を複数個に分離分割し、
    該調湿部との間に切断代を形成したことを特徴とする床
    下用調湿材。
  2. 【請求項2】 前記切断代で切断した際、一方の切断代
    が、隣り合う床下用調湿材の調湿部との重ね代となるこ
    とを特徴とする請求項1記載の床下用調湿材。
  3. 【請求項3】 前記防湿シートの一片を1m以下のに長
    さにしたことを特徴とする請求項1乃至及び2記載の床
    下用調湿材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018145787A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 旭化成ホームズ株式会社 防湿材、防湿構造及び防湿方法
JP2021050506A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 大和ハウス工業株式会社 冷凍施設

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