JP7306934B2 - 冷凍施設 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍施設に関する。
食品工場をはじめとする冷凍施設においては、大規模な冷凍庫が建物内に装備されており、庫内の温度がマイナスであることから、この冷熱が建物下方の地盤へ伝熱されることに起因して凍上が発生する恐れがある。凍上のメカニズムは以下の通りである。まず、冷凍庫からの伝熱によって地盤凍結線が発生し、アイスレンズの発生と地中の水分移動が生じる。ここで、アイスレンズとは、地中水分の凍結過程において、水分が凍結面付近に集まり、レンズ状の氷晶が形成される現象のことである。その後、アイスレンズが増長し、地盤の隆起に至る。このように、地中水分の凍結と体積膨張によって地盤が隆起することにより、施設が傾斜する等の被害が生じ得る。
この凍上を防止する対策として、凍上防止管を設置する、所謂通気管工法と、地下ピットを造成して施設の直下から凍上対象の地盤そのものを排除する、所謂二重床工法を挙げることができる。
通気管工法では、冷凍庫の床下の地盤に対して外気を導入するためのパイプを埋設することになるが、このパイプの埋設に際して地盤を掘削する施工が行われる。この地盤の掘削は、施設直下の地盤そのものを排除する二重床工法においても同様である。この地盤掘削には、地盤の掘削費用と残土処理費用の課題が存在し、冷凍施設の規模が大きくなるに従いこの課題は顕著になる。通気管工法においては、塩ビパイプの材料費がさらに嵩み、二重床工法では、床下空間形成に際して基礎梁架構を施工し、床にはコンクリートを受けるためのデッキを要することから、これらの施工費や材料費がさらに嵩む。また、地盤の掘削を要することから、冷凍施設の建設工期が長期化する恐れもある。通気管工法に関してさらに言及すると、外気をパイプ内に導入することにより、夏季にはパイプ内に結露水が付着し得ることから、パイプは勾配を設けて施工し、外部への排水を可能にするのが一般的であるが、冷凍施設の規模が大きく、パイプが長い場合には、この排水に要する勾配の確保が困難な事態も生じ得る。また、パイプは外気に開放される必要があるが、冷凍庫が施設の中央に配設されている場合、施工に際して凍上対策が不要な室も施工されてしまい、不要な施工費が生じ得るといった課題もある。
ここで、穴明き管による床下送風配管を床下砕石層内に配設し、この送風配管に、冷凍室外機の排熱による温風と、外気を取り入れて建物の外壁及び屋根と冷凍庫等の壁との間の空間に流した空気とを、切り替え可能に送り込む床下凍上防止方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-069098号公報
特許文献1に記載の床下凍上防止方法は、土間コンクリートの下方に床下砕石層を設け、この床下砕石層に床下送風配管を埋設することから、上記する通気管工法に該当し、通気管工法が抱える上記様々な課題を内包する技術となる。
ところで、上記する通気管工法の有する課題を解消する方策として、所謂土間上通気工法(土間コンクリート上に通気路を設ける工法)の適用がある。この土間上通気工法は、通気路を構築するべく、土間コンクリートの上に複数の嵩上げ断熱材(嵩上げ材)を隙間を置いて敷設し(嵩上げ層の形成)、嵩上げ材の上に断熱材を敷設する(断熱層の形成)ことにより、土間コンクリート上に、嵩上げ材の間の隙間と断熱層により形成される通気路を設ける工法である。
しかしながら、土間上通気工法においては、外気から断熱材への湿気の浸入を防止するべく、防湿層を断熱層と嵩上げ層の間に施工する必要があり、さらには、嵩上げ層の内部には外気の高湿湿気が浸入し得るといった課題がある。このように、嵩上げ層の内部に湿気が浸入することにより、一時的な結露が生じ、嵩上げ層を形成する嵩上げ材(断熱材)の断熱性能が低下し得る。このような嵩上げ層の有する断熱性能の低下により、床の断熱性能として嵩上げ材の断熱性能を見込む(換算する)ことができなくなってしまう。
このように、土間上通気工法は、通気管工法よりも安価に施工できるといった利点を有する一方で、湿気の浸入に対する効果的な対策を要する工法である。
本発明は上記する課題に鑑みてなされたものであり、土間上通気工法により施工される冷凍施設に関し、嵩上げ層への湿気の浸入が抑制され、防湿性と断熱性に優れた冷凍施設を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による冷凍施設の一態様は、
壁と、天井と、土間コンクリートスラブの上にある床を少なくとも備え、周囲が断熱材で被覆されている冷凍庫を内蔵する、冷凍施設であって、
前記床は、前記土間コンクリートスラブの上に隙間を置いて配設されている断熱材からなる嵩上げ層と、該嵩上げ層の上面に配設されている断熱層と、を有し、該隙間と該断熱層により通気路が形成されており、
少なくとも、前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間、及び、前記通気路の壁面と上面において、防湿材が配設されていることを特徴とする。
本態様によれば、土間コンクリートスラブと嵩上げ層の間、及び、通気路の壁面と上面(天井面)においてそれぞれ防湿材が配設されていることにより、地盤から土間コンクリートスラブを介して嵩上げ層へ湿気が供給されることと、通気路を流通する空気等の流体から嵩上げ層へ湿気が供給されることの双方を抑制できる。そのため、断熱材により形成される嵩上げ層に湿気が浸入することに起因する、嵩上げ層の断熱性能の低下を抑制することができ、嵩上げ層の断熱性能を床の断熱性能に見込むことが可能になり、床を構成する断熱層の厚みを可及的に薄くすることができる。また、土間上通気工法により施工されることから、通気管工法や二重床工法のように地盤の掘削施工が不要になり、地盤掘削の際の掘削費用と残土処理費用の課題を解消することができ、可及的に安価な施工が実現できる。
ここで、「防湿材」には、防湿シートや防湿フィルム、定型の防湿フォームや定型の鉄板等が含まれ、適用される樹脂としては、ポリエステルやポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。
また、本発明による冷凍施設の他の態様において、前記防湿材は、下方防湿シートと上方防湿シートを含み、
前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に敷設されている前記下方防湿シートが、前記通気路の壁面を介して、該嵩上げ層と前記断熱層の間に延びており、
前記断熱層の下面のうち、前記通気路に対応する位置に前記上方防湿シートが取り付けられており、
前記上方防湿シートの一部と前記下方防湿シートの一部が、前記嵩上げ層と前記断熱層の間において重ね合わされていることを特徴とする。
本態様によれば、土間コンクリートスラブと嵩上げ層の間に敷設されている下方防湿シートが、通気路の壁面を介して嵩上げ層と断熱層の間に延び、断熱層の下面における通気路に対応する位置に上方防湿シートが取り付けられていることにより、嵩上げ層の上に断熱層を配設した際に上方防湿シートの一部と下方防湿シートの一部を重ね合わせることができ、通気路から嵩上げ層への湿気の流通経路を完全に遮断することができる。また、下方防湿シートにより、土間コンクリートスラブから嵩上げ層への湿気の流通経路も完全に遮断することができ、従って、流通路や土間コンクリートスラブから嵩上げ層への湿気の供給を完全に遮断することができる。尚、本態様の施工においては、土間コンクリートスラブの上に下方防湿シートを敷設し、下方防湿シートの上に嵩上げ材を設置し、嵩上げ材の下端にて下方防湿シートを上方に折り返し、さらに嵩上げ材の上端にて下方防湿シートを側方に折り返した後、嵩上げ材の上に断熱層を設置する施工方法が適用できる。また、その他、嵩上げ材の下面と立ち上がり面、さらに上面に亘って下方防湿シートを折り曲げながら予め取り付けておき、このように下方防湿シートが予め取り付けられている嵩上げ材を土間コンクリートスラブの上に設置し、次いで断熱層を設置する施工方法も適用できる。
また、本発明による冷凍施設の他の態様において、前記防湿材は、下方防湿シートと、定型防湿材を含み、
前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に前記下方防湿シートが敷設され、
前記通気路の対向する壁面の内部に配設される、断面形状がハット型の前記定型防湿材が該通気路に配設され、該定型防湿材の端部が前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ材の間に延びて、前記下方防湿シートと重ね合わされていることを特徴とする。
本態様によれば、土間コンクリートスラブと嵩上げ層の間に下方防湿シートが敷設され、通気路の対向する壁面の内部に断面形状がハット型の定型防湿材が配設されて、その端部が土間コンクリートスラブと嵩上げ材の間に延びていることにより、定型防湿材の端部と下方防湿シートを重ね合わせることができ、通気路から嵩上げ層への湿気の流通経路を完全に遮断することができる。また、下方防湿シートにより、土間コンクリートスラブから嵩上げ層への湿気の流通経路も完全に遮断することができ、従って、流通路や土間コンクリートスラブから嵩上げ層への湿気の供給を完全に遮断することができる。
ここで、「定型防湿材」は、定型の金属製の防湿材や樹脂製の防湿材などを含んでおり、予めハット型に加工されている防湿材のことである。ここで、定型防湿材は、通気路の断面形状及び断面寸法を備えたハット型断面を有し、長方形や正方形等の断面形状の通気路に対応した断面形状を有している。また、ハット型の左右の水平片は、下方防湿シートとの重ね合わせ部を形成する。土間コンクリートスラブ上に下方防湿シートを敷設した後、ハット型の定型防湿材を下方防湿シートの所定位置(通気路が形成される位置)に設置することにより、その後の嵩上げ層の設置が容易となり、さらにその後の断熱層の設置においては定型防湿材に断熱層を固定することが可能になる。
また、本発明による冷凍施設の他の態様において、前記防湿材は、下方防湿シートと、膨縮自在な膨縮防湿シートを含み、
前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に前記下方防湿シートが敷設され、
前記通気路の内部に前記膨縮防湿シートが配設され、該膨縮防湿シートの内部に提供された流体により該膨縮防湿シートが膨らんで該通気路の内部を包囲していることを特徴とする。
本態様によれば、土間コンクリートスラブと嵩上げ層の間に下方防湿シートが敷設され、通気路の内部に配設されている膨縮防湿シートに空気等の流体が提供され、膨らんだ膨縮防湿シートが通気路の内部を包囲していることにより、通気路から嵩上げ層への湿気の流通経路と、土間コンクリートスラブから嵩上げ層への湿気の流通経路を完全に遮断することができる。本態様では、土間コンクリートスラブの全面に下方防湿シートを敷設し、通気路の下方において、下方防湿シートと膨らんだ膨縮防湿シートが重ね合されるのがよい。
ここで、「膨縮防湿シート」としては、膨縮自在なポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等からなる防湿シートが挙げられ、膨らんだ際に少なくとも通気路よりも大きな断面寸法を形成する防湿シートが適用されるのがよい。尚、冷凍施設においては、冷凍庫の天端面と天井の間に天井空間が形成され、冷凍庫の側面と壁の間に壁空間が形成され、床の内部に通気路が形成され、天井空間と壁空間と床下の通気路が連通することにより、空気等の流体の流通路が形成される。そして、流通路の適所(例えば、天井空間や壁等)に、流体を流通させる循環ファンや排気ファン、給気ファン等が設置される。このファンを駆動して流体を流通路に流通させ、流通路を形成する通気路にある膨縮防湿シートに供給することにより、膨縮防湿シートが膨らんで通気路における防湿構造が形成される。
また、本発明による冷凍施設の他の態様は、前記通気路の内部に臨む前記防湿材の内側表面に、保水材が取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、通気路の内部に臨む防湿材の内側表面に保水材が取り付けられていることにより、通気路内で発生した結露水を保水材により吸水することができる。保水材により吸水された水分を、保水材の内部において毛細管現象にて移動させることにより、通気路の外部に排水することができる。このことにより、冷凍施設の流通路の適所に設置される除湿機を省略したり、あるいは除湿機の除湿能力を削減することが可能になる。
以上の説明から理解できるように、本発明の冷凍施設によれば、土間上通気工法により施工される冷凍施設に関し、嵩上げ層への湿気の浸入が抑制され、防湿性と断熱性に優れた冷凍施設を提供することができる。
実施形態に係る冷凍施設の一例を示す縦断面図である。 図1のII-II矢視図であって、床の構造の一例を示す縦断面図である。 図2に示す構造の床の施工方法を説明する図である。 床の構造の他の例を示す縦断面図である。 図4に示す構造の床の施工方法を説明する図である。 床の構造のさらに他の例を示す縦断面図である。 床の構造のさらに他の例を示す縦断面図である。 図7に示す構造の床の施工方法を説明する図である。
以下、実施形態に係る冷凍施設の一例と、その構成要素である床の構造の複数の例について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[実施形態]
<冷凍施設の全体構成>
はじめに、図1乃至図3を参照して、実施形態に係る冷凍施設の一例と、その構成要素である床の構造の一例について説明する。ここで、図1は、実施形態に係る冷凍施設の一例を示す縦断面図である。
図1に示すように、冷凍施設100は、床5と、壁6と、天井7とを有する平屋の建物10と、建物10の内部において床5に載置されている冷凍庫40とを有する。地盤Gの上には土間コンクリートスラブ1があり、土間コンクリートスラブ1の上に床5が載置されている。
床5は、嵩上げ層2と、嵩上げ層2の上方に配設される断熱層3と、断熱層3を上方から押さえ込む押さえコンクリート層4とを有する。ここで、嵩上げ層2も断熱材により形成され、嵩上げ層2と断熱層3は、発泡ポリスチレン、発泡スチレン、ポリスチレン、スチレン等のフォーム材により形成される。嵩上げ層2には、間隔を置いて複数の通気路2aが設けられている。
天井7は、鋼板やステンレス、ガリバリウム鋼板、これらの板材に合成樹脂塗装やメッキが施された波板や折板等からなる金属屋根により形成される。一方、壁6は、金属製の外装材及び内装材が溝形鋼等の形鋼材による下地材により接合された構造を呈しており、鉄筋コンクリート製の布基礎9の上に立設されている。
冷凍庫40は周囲を断熱材フォーム16(断熱材の一例)にて包囲されており、断熱材フォーム16の下端が断熱層3に当接されることにより、冷凍庫40の周囲は完全に断熱材により包囲される。尚、断熱材フォーム16も断熱層3と同様の素材にて形成されてよい。
冷凍庫40の天端面と天井7の間には天井空間11が形成され、冷凍庫40の側面と壁6の間には壁空間12が形成され、床5の内部には通気路2aが形成されている。そして、天井空間11と壁空間12と通気路2aは連通し、空気等の流体が流通する流通路15を形成している。
天井空間11には、循環ファン20と除湿機30が搭載されている。ここで、循環ファン20としては、プロペラファンやシロッコファン、ターボファン、斜流ファン、ラインフローファンなど、多様な形態のファンが適用できる。尚、壁6に外気が入り込む流入開口(図示せず)が開設され、壁の他の位置に排気ファン(図示せず)が取り付けられている形態であってもよいし、壁6に外気を取り込む給気ファン(図示せず)が取り付けられ、壁の他の位置に排気開口(図示せず)が開設されている形態であってもよい。
冷凍施設はマイクロコンピュータ(マイコン)により構成される制御装置(図示せず)を備えており、制御装置により循環ファン20が運転制御されると、日射受熱によって相対的に高温になっている天井空間11に存在する空気が壁空間12側に押し出され、壁空間12を介して通気路2aに導入される。通気路2aに流れ込んだ空気は、循環ファン20に戻り、このようにして流通路15にある空気がX1方向、X2方向,及びX3方向の順に循環することにより、床5が加温され、床5の下方の地盤Gも加温される。床5とその下の地盤Gの加温により、冷凍庫40から地盤Gへの冷熱の伝熱が抑制され、地盤Gの凍上が抑制もしくは抑止される。
尚、制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile RAM)、HDD(Hard Disc Drive)、及びI/Oポート等を有し、各部は、情報伝達可能にバスにより接続されている。ROMには、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAMは、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域として用いられる。CPUは、RAMにロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDDには、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。さらに、HDDには、計測データに基づく一連のプロセスシーケンス(各種の冷凍施設の制御方法)等が記憶されている。NVRAMには、各種の設定情報等が記憶される。I/Oポートは、操作パネル、天井空間や通気路2a等に設置されている温度センサ等の各種センサ(図示せず)等に有線もしくは無線にて接続され、各種のデータや信号の入出力を制御する。
また、制御装置が適用するプログラムは、例えば、ハードディスクやコンパクトディスク、光磁気ディスク等に記憶されてもよい。また、プロセスシーケンス等は、CD-ROM、DVD、メモリカード等の可搬性のコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体に収容された状態で制御装置にセットされ、読み出される形態であってもよい。制御装置はその他、コマンドの入力操作等を行うキーボードやマウス等の入力装置、循環ファン20や除湿機30の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等の表示装置、及びプリンタ等の出力装置といったユーザーインターフェイスを有していてもよい。
ここで、循環ファン20から通気路2aに亘ってダクト(図示せず)が延設しており、循環ファン20により押し出される空気が効率的に通気路2aに提供されるのが好ましい。また、図示例のように循環ファン20が天井空間11に配設される他にも、壁空間12に循環ファン20が配設される形態であってもよい。
また、制御装置により除湿機30が運転制御されることにより、天井空間11の相対湿度が所定の閾値以下とされ、天井空間の結露を防止できる。また、通気路2aの温度を天井空間11の露点温度以下に制御することにより、通気路2aの結露防止も図ることができる。
<床の構造の一例>
次に、図2及び図3を参照して、冷凍施設100を構成する床の構造の一例について説明する。ここで、図2は、図1のII-II矢視図であって、床の構造の一例を示す縦断面図であり、図3は、図2に示す構造の床の施工方法を説明する図である。
図2に詳細に示すように、土間コンクリートスラブ1と嵩上げ層2の間には下方防湿シート8A(防湿材8の一例)が敷設されている。そして、下方防湿シート8Aは、通気路2aの壁面2bに沿って上方に延び、嵩上げ層2と断熱層3の間まで延びている。ここで、下方防湿シート8Aは、嵩上げ層2に対して接着等により固定されている。
一方、断熱層3の下面のうち、通気路2aに対応する位置には上方防湿シート8B(防湿材8の一例)が接着等により取り付けられている。
ここで、下方防湿シート8Aと上方防湿シート8Bは、ポリエステルやポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等からなる防湿シートや防湿フィルムから形成される。
そして、上方防湿シート8Bの一部と下方防湿シート8Aの一部が、嵩上げ層2と断熱層3の間において重ね合わされて重ね合わせ箇所8aを形成している。
各通気路2aの周囲には同様の防湿構造が形成されており、断熱層3が押さえコンクリート層4により上方から押さえ込まれることにより、重ね合わせ箇所8aは断熱層3に埋設され、図示例のように、通気路2aの上面2cに上方防湿シート8Bが配設され、通気路2aの壁面2bに下方防湿シート8Aの立ち上がり部が形成され、これらに包囲された複数の通気路2aを備えた床5が形成される。
図2に示す構造の床5は、図3に示すように、まず、土間コンクリートスラブ1上のうち、通気路が形成される箇所を除いたエリアに下方防湿シート8Aを敷設し、下方防湿シート8Aの上に嵩上げ層2を設置し、下方防湿シート8Aの左右端を上方に折り返し、さらに嵩上げ層2の左右上方に下方防湿シート8Aの左右端8'を折り返しつつ、接着剤を介して嵩上げ層2の周囲に下方防湿シート8Aを接着固定する。
次に、下方防湿シート8Aが取り付けられた複数の嵩上げ層2の上方に、断熱層3の下面のうち、通気路2aに対応する箇所に上方防湿シート8Bが接着されている断熱層3をY1方向に落とし込むことにより、複数の嵩上げ層2の上に断熱層3が載置され、下方防湿シート8Aと上方防湿シート8Bにて包囲された複数の通気路2aが形成される。
そして、断熱層3の上方に押さえコンクリート層4を施工することにより、図2に示す複数の通気路2aを備えた床5が施工される。
図示する冷凍施設100によれば、土間コンクリートスラブ1と嵩上げ層2の間、及び、通気路2aの壁面2bと上面2cにおいてそれぞれ防湿材(下方防湿シート8Aと上方防湿シート8B)が配設されていることにより、地盤Gから土間コンクリートスラブ1を介して嵩上げ層2へ湿気が供給されることと、通気路2aを流通する空気等の流体から嵩上げ層2へ湿気が供給されることの双方を抑制できる。そのため、断熱材により形成される嵩上げ層2に湿気が浸入することに起因する、嵩上げ層2の断熱性能の低下を抑制することができ、嵩上げ層2の断熱性能を床5の断熱性能に見込むことが可能になり、床5を構成する断熱層3の厚みを可及的に薄くすることができる。また、土間上通気工法により施工されることから、通気管工法や二重床工法のように地盤Gの掘削施工が不要になり、地盤掘削の際の掘削費用と残土処理費用の課題を解消することができ、可及的に安価な施工が実現できる。
<床の構造の他の例>
次に、図4乃至図6を参照して、冷凍施設100を構成する床の構造の他の例について説明する。ここで、図4は、床の構造の他の例を示す縦断面図であり、図5は、図4に示す構造の床の施工方法を説明する図である。
図4に示すように、土間コンクリートスラブ1と嵩上げ層2の間には下方防湿シート8Aが敷設されている。より詳細には、土間コンクリートスラブ1の上方のうち、通気路2aが形成される位置以外の領域において、下方防湿シート8Aが敷設されている。尚、土間コンクリートスラブ1の上方の全域に、下方防湿シート8Aが敷設されてもよい。
そして、通気路2aが形成される位置には、断面形状がハット型の定型防湿材8C(防湿材8の一例)が配設され、定型防湿材8Cの左右の端部は下方防湿シート8Aと嵩上げ材2の間に延びて重ね合わせ箇所8bを形成し、ビス等の固定手段8cにより定型防湿材8Cの端部が土間コンクリートスラブ1に固定されている。
ここで、定型防湿材8Cは、鋼板、ポリスチレンやスチレン等のフォーム材等により形成される。定型防湿材8Cを適用することにより、所定の断面形状及び断面寸法の通気路2aを容易に形成することができる。
隣接する定型防湿材8C間に嵩上げ層2が配設され、嵩上げ層2と定型防湿材8Cの上方に断熱層3が載置され、断熱層3の上方に押さえコンクリート層4が施工されることにより、床5Aが形成される。
図4に示す構造の床5Aは、図5に示すように、まず、土間コンクリートスラブ1上のうち、通気路が形成される箇所を除いたエリアに下方防湿シート8Aを敷設し、隣接する下方防湿シート8A間に跨るようにして、断面形状がハット型の定型防湿材8Cを配設し、定型防湿材8Cの左右の端部と下方防湿シート8Aとの重ね合わせ箇所8bに固定手段8cを打ち込むことにより、定型防湿材8Cの固定を図る。
次に、隣接する定型防湿材8C間に嵩上げ層2をY2方向に落とし込み、定型防湿材8Cと嵩上げ層2の上に断熱層3をY3方向に設置する。そして、断熱層3の上方に押さえコンクリート層4を施工することにより、図4に示す複数の通気路2aを備えた床5Aが施工される。
断面形状がハット型の定型防湿材8Cを適用することにより、上記するように所定の断面形状及び断面寸法の通気路2aを容易に形成できることに加えて、定型防湿材8Cの間に嵩上げ層2を設置することにより嵩上げ層2の設置が容易となり、さらにその後の断熱層3の設置においては定型防湿材8Cに断熱層3を接着やビス等により固定することが可能になる。
図示する床5Aにおいては、定型防湿材8Cにより通気路2aから嵩上げ層2への湿気の流通経路を完全に遮断することができ、下方防湿シート8Aにより、土間コンクリートスラブ1から嵩上げ層2への湿気の流通経路も完全に遮断することができる。
次に、図6を参照して、図4に示す床5Aの変形例を説明する。図6に示す床5Bは、定型防湿材8Cの内側に保水材8dが取り付けられている点において床5Aと相違する。
保水材8dとしては、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ウレタン、ポリオレフィン等の保水(もしくは吸水)スポンジ等が適用できる。定型防湿材8Cの内側表面に保水材8dが取り付けられていることにより、通気路2a内で発生した結露水を保水材8dにより吸水することができる。そのため、冷凍施設100の流通路15の適所に設置される除湿機30を省略したり、あるいは除湿機30の除湿能力を削減することが可能になる。
尚、保水材8dは、図2に示す床5の通気路2aを形成する、下方防湿シート8Aの表面や上方防湿シート8Bの表面に設けられてもよい。
<床の構造のさらに他の例>
次に、図7及び図8を参照して、冷凍施設100を構成する床の構造のさらに他の例について説明する。ここで、図7は、床の構造のさらに他の例を示す縦断面図であり、図8は、図7に示す構造の床の施工方法を説明する図である。
図7に示すように、土間コンクリートスラブ1と嵩上げ層2の間には下方防湿シート8Aが敷設されている。より詳細には、土間コンクリートスラブ1の上方の全域に下方防湿シート8Aが敷設されている。
そして、複数の嵩上げ層2が隙間を置いて配設され、嵩上げ層2間の隙間には、膨縮防湿シート8E(防湿材8の一例)が膨らんで通気路2aを形成している。
ここで、膨縮防湿シート8Eは、膨縮自在なポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等からなる防湿シートにより形成される。
嵩上げ層2と、膨縮防湿シート8Eにより形成される通気路2aの上方に断熱層3が載置され、断熱層3の上方に押さえコンクリート層4が施工されることにより、床5Cが形成される。
図7に示す構造の床5Cは、図8に示すように、まず、土間コンクリートスラブ1上の全域に下方防湿シート8Aを敷設し、複数の嵩上げ層2を通気路2aが形成される範囲を除いて(隙間を設けて)配設する。
次に、嵩上げ層2間の隙間に萎んだ状態の膨縮防湿シート8Eを設置し、壁空間12(図1参照)内に延設して通気路2aまで延びるダクト(図示せず)を、各通気路2a内の膨縮防湿シート8Eの入り口に取り付ける。
嵩上げ層2の上方に断熱層3を載置し、断熱層3の上方に押さえコンクリート層4を施工した後、循環ファン20を作動することにより、壁空間12内を延設するダクトを介して空気等の流体が膨縮防湿シート8E内に供給される。流体が供給された膨縮防湿シート8Eが通気路2a内でY4方向に膨らむことにより、図7に示すように内部が膨縮防湿シート8Eにて包囲された断面形状が矩形の通気路2aが形成され、床5Cが形成される。
図示する床5Cにおいては、膨縮防湿シート8Eにより通気路2aから嵩上げ層2への湿気の流通経路を完全に遮断することができ、下方防湿シート8Aにより、土間コンクリートスラブ1から嵩上げ層2への湿気の流通経路も完全に遮断することができる。
床5Cにおいても、膨縮防湿シート8Eの内部に保水材が取り付けられている形態が適用でき、このことにより、除湿機30を省略したり、除湿機30の除湿能力を削減することが可能になる。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、また、本発明はここで示した構成に何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:土間コンクリートスラブ
2:嵩上げ層
2a:通気路
2b:壁面(通気路の壁面)
2c:上面(通気路の上面)
3:断熱層
4:押さえコンクリート層
5,5A,5B,5C:床
6:壁
7:天井
8:防湿材
8A:下方防湿シート
8a,8b:重ね合わせ箇所
8B:上方防湿シート
8C:定型防湿材
8c:固定手段(ビス)
8d:保水材
8E:膨縮防湿シート
10:建物
11:天井空間
12:壁空間
15:流通路
20:循環ファン
30:除湿機
40:冷凍庫
100:冷凍施設
G:地盤

Claims (5)

  1. 壁と、天井と、土間コンクリートスラブの上にある床を少なくとも備え、周囲が断熱材で被覆されている冷凍庫を内蔵する、冷凍施設であって、
    前記床は、前記土間コンクリートスラブの上に隙間を置いて配設されている断熱材からなる嵩上げ層と、該嵩上げ層の上面に配設されている断熱層とを有し、該隙間と該断熱層により通気路が形成されており、
    少なくとも、前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間、及び、前記通気路の壁面と上面において、防湿材が配設されていることを特徴とする、冷凍施設。
  2. 前記防湿材は、下方防湿シートと上方防湿シートを含み、
    前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に敷設されている前記下方防湿シートが、前記通気路の壁面を介して、該嵩上げ層と前記断熱層の間に延びており、
    前記断熱層の下面のうち、前記通気路に対応する位置に前記上方防湿シートが取り付けられており、
    前記上方防湿シートの一部と前記下方防湿シートの一部が、前記嵩上げ層と前記断熱層の間において重ね合わされていることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍施設。
  3. 前記防湿材は、下方防湿シートと、定型防湿材を含み、
    前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に前記下方防湿シートが敷設され、
    前記通気路の対向する壁面の内部に配設される、断面形状がハット型の前記定型防湿材が該通気路に配設され、該定型防湿材の端部が前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ材の間に延びて、前記下方防湿シートと重ね合わされていることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍施設。
  4. 前記防湿材は、下方防湿シートと、膨縮自在な膨縮防湿シートを含み、
    前記土間コンクリートスラブと前記嵩上げ層の間に前記下方防湿シートが敷設され、
    前記通気路の内部に前記膨縮防湿シートが配設され、該膨縮防湿シートの内部に提供された流体により該膨縮防湿シートが膨らんで該通気路の内部を包囲していることを特徴とする、請求項1に記載の冷凍施設。
  5. 前記通気路の内部に臨む前記防湿材の内側表面に、保水材が取り付けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷凍施設。
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