JPH08120905A - 床表面材 - Google Patents

床表面材

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Publication number
JPH08120905A
JPH08120905A JP25589594A JP25589594A JPH08120905A JP H08120905 A JPH08120905 A JP H08120905A JP 25589594 A JP25589594 A JP 25589594A JP 25589594 A JP25589594 A JP 25589594A JP H08120905 A JPH08120905 A JP H08120905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica gel
floor surface
moisture
base material
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP25589594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Imai
章 今井
Morio Hayashi
守男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP25589594A priority Critical patent/JPH08120905A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部屋内の湿度をコントロールすることができ
る調湿機能を有する床表面材を提供する。 【構成】 下面に遮音シートを貼着した基材の上に木質
化粧単板を接合してなる床表面材において、基材と木質
化粧単板との間にシリカゲルを埋設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の建築物の床に
敷設して床表面の仕上げに用いられる床表面材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、基材の上面に木質化粧単板を
接合し、基材の下面に遮音シートを貼着してなる床表面
材が、床下地材の上に敷設して床の表面仕上げに使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、部屋内の湿
度をコントロールすることができる調湿機能を有する床
表面材を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の床表面材は、下
面に遮音シート4を貼着した基材3の上に木質化粧単板
1を接合してなる床表面材において、基材3と木質化粧
単板1との間にシリカゲルを埋設してなることを特徴と
するものである。
【0005】ここで、上記遮音シート4は透湿性が乏し
いものであり、木質化粧単板1は透湿性を有するもので
ある。
【0006】本発明の床表面材において、基材3の上に
桟材2を接合し、この桟材2の上に木質化粧単板1を接
合して、基材3と木質化粧単板1との間に空間12を設
け、この空間12内にシリカゲルパック5を埋設してな
る構成としても構わないものである。
【0007】
【作用】本発明の床表面材によると、基材3と木質化粧
単板1との間に埋設されたシリカゲルが部屋内の湿度を
コントロールするものである。すなわち、シリカゲルは
吸湿性に優れた物質であり、部屋内の湿気を木質化粧単
板1を通して吸収する。また、部屋内が乾燥している
と、シリカゲルが吸着した水分を放出して木質化粧単板
1を通して部屋内の空気に湿気を与えるものである。
【0008】本発明の床表面材が、基材3の上に桟材2
を接合し、この桟材2の上に木質化粧単板1を接合し
て、基材3と木質化粧単板1との間に空間12を設け、
この空間12にシリカゲルパック5を埋設してなる構成
であると、シリカゲルを埋設するのが容易である。すな
わち、桟材2がスペサーの役割を果して基材3と木質化
粧単板1との間に容易に空間12を形成することがで
き、また、この空間12内にシリカゲルパック5を並べ
るだけでシリカゲルをこぼすことなく埋設できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面に基
づいて説明する。
【0010】図1は本発明の床表面材の一例を示す断面
図であり、図2は、図1に示した床表面材の施工例を示
す断面図である。以下該実施例に係る床表面材を床表面
材8とする。
【0011】図示の如く、床表面材8は平板矩形状の基
材3の上に複数の桟材2が平行に接合されており、この
桟材2の上に木質化粧単板1が接合されて空間12が形
成されている。基材3としては、特に限定されず、合
板、パーティクルバード、中密度繊維板等を用いること
ができる。また、木質化粧単板1としては透湿性を有す
るものが用いられる。
【0012】本発明の床表面材においては、例えば基材
3の上面に凹部を形成し、基材3の上に木質化粧単板1
を接合して空間12を設けても構わないものであるが、
床表面材8のように、桟材2をスペサーとしてもちいて
空間12を形成すると簡単である。この空間12は、互
いに平行な桟材2,2の端部間が塞がれて密閉されてい
るものである。
【0013】上記空間12には、シリカゲルパック5が
埋設されている。シリガゲルパック5は、粒状のシリカ
ゲルが通湿性を有する袋内に充填されたものである。こ
のシリガゲルパック5を用いることで、シリカゲルをこ
ぼすことなく空間12にシリカゲルを埋設することがで
きる。
【0014】基材3の下面には遮音シート4が貼着され
ている。この遮音シート4としては通湿性が乏しいもの
が用いられる。この遮音シート4は防音効果に加えて、
床下からの湿気を遮断する効果も奏するものである。
【0015】さらに床表面材8の側端部には、対向する
位置に雄実6と雌実7が形成されている。
【0016】この床表面材8は、例えば図2に示す如
く、合板、パーティクルボード等からなる床下地材9の
上に敷設して施工されるものである。このとき、隣接す
る床表面材8,8の接合部は雌実7に雄実6が嵌合した
本実構造で接合される。図において、床下地材9は床1
1の上に設けられた根太10の上に設けられているが、
床表面材8は、床下地材9の施工構造に関係なく施工可
能なものである。
【0017】床表面材8は、部屋内の湿度をコントロー
ルするものである。すなわち、部屋内の湿度が高いと、
シリカゲルパック5内のシリカゲルが部屋内の湿気を木
質化粧単板1を通して吸収し、また、部屋内が乾燥して
いると、シリカゲルが吸着した水分を放出して木質化粧
単板1を通して部屋内の空気に湿気を与えるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の床表面材によると、基材3と木
質化粧単板1との間に埋設されたシリカゲルが部屋内の
湿度をコントロールするものである。すなわち、シリカ
ゲルは吸湿性に優れた物質であり、部屋内の湿気を木質
化粧単板1を通して吸収する。また、部屋内が乾燥して
いると、シリカゲルが吸着した水分を放出して木質化粧
単板1を通して部屋内の空気に湿気を与えるものであ
る。
【0019】本発明の床表面材が、基材3の上に桟材2
を接合し、この桟材2の上に木質化粧単板1を接合し
て、基材3と木質化粧単板1との間に空間12を設け、
この空間12にシリカゲルパック5を埋設してなる構成
であると、シリカゲルを埋設するのが容易である。すな
わち、桟材2がスペサーの役割を果して基材3と木質化
粧単板1との間に容易に空間12を形成することがで
き、また、この空間12内にシリカゲルパック5を並べ
るだけでシリカゲルをこぼすことなく埋設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床表面材の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示した床表面材の施工例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 木質化粧単板 2 桟材 3 基材 4 遮音シート 5 シリカゲルパック 12 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に遮音シートを貼着した基材の上に
    木質化粧単板を接合してなる床表面材において、基材と
    木質化粧単板との間にシリカゲルを埋設してなることを
    特徴とする床表面材。
  2. 【請求項2】 基材の上に桟材を接合し、この桟材の上
    に木質化粧単板を接合して、基材と木質化粧単板との間
    に空間を設け、この空間にシリカゲルパックを埋設して
    なることを特徴とする床表面材。
JP25589594A 1994-10-21 1994-10-21 床表面材 Pending JPH08120905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109750815A (zh) * 2019-02-28 2019-05-14 南京美高美新材料有限公司 复合地板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109750815A (zh) * 2019-02-28 2019-05-14 南京美高美新材料有限公司 复合地板
CN109750815B (zh) * 2019-02-28 2024-01-12 南京美高美新材料有限公司 复合地板

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