JP3060890U - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3060890U
JP3060890U JP1999000178U JP17899U JP3060890U JP 3060890 U JP3060890 U JP 3060890U JP 1999000178 U JP1999000178 U JP 1999000178U JP 17899 U JP17899 U JP 17899U JP 3060890 U JP3060890 U JP 3060890U
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JP
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time
self
mode setting
timer
imaging
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JP1999000178U
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Inventor
康隆 田中
信 山西
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフタイマー撮像を行うときに撮影者が選
択した最適の構図をタイミングよく撮像できる撮像装置
を提供する。 【解決手段】 モード設定キー1,2の選択操作により
セルフタイマー撮像が選択されると、セルフタイマーモ
ードに移行し、予め設定された時間にシャッター機構8
を動作させてカメラの撮像を開始させるセルフタイマー
機能を有する撮像装置を構成する場合において、前記モ
ード設定キーの操作時点から再操作時点までの時間経過
をカウントするカウンタ5と、このカウンタ5でカウン
トされる時間のデータを記憶するメモリ4と、前記モー
ド設定キー1,2の操作時に前記カウンタで時間のカウ
ントを開始させ、前記モード設定キー1,2の再操作時
に時間のカウントを停止させて、その経過時間のデータ
を前記メモリ4に記憶させた後、前記モード設定キー
1,2が操作されると前記メモリ4に記憶された時間デ
ータに基づく時間に前記シャッター機構8を動作させる
制御を行う制御手段11と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、セルフタイマー機能を備えたオートセルフカメラ等の撮像装置に係 り、特に、撮影者がセルフタイマーモードを任意に選択して撮像し得る撮像装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルフタイマー機能を有するオートセルフカメラやディジタルスチルカメラ等 は、通常、シャッタースイッチとともにセルフスイッチを備えている。 このオートセルフスイッチは、セルフタイマーモードを選択するためのモード 設定キーであり、このオートセルフスイッチを用いてオートセルフ撮影を行う場 合は、撮影者が撮影位置にカメラをセットし、撮影対象の構図を決めてオートセ ルフスイッチを押圧操作した後、すぐに被撮影位置に戻って静止しシャッターチ ャンスを待つようにしている。 このような撮像装置の一例として、セルフタイマーと測距情報の表示の改善を 図ることを主目的としたオートセルフカメラが知られている(特開平7−209 696号公報参照)。
【0003】 このオートセルフカメラは、オートセルフ撮影の開始時点に撮影者の意図する 所定構図を得るため、撮影構図内である程度以上の測距情報に変化が生じた場合 にセルフタイマーの時間を延長するようになっている。 これにより、撮影者の意図に合う構図を作るまでの時間的余裕を得ることが可 能で、撮影者と同時に撮影される人物は表示を見ながら延長時間中であることを 知りつつ撮影までのタイミンをはかることができる。 よって、セルフ撮影の開始時点に撮影者の意図する所定構図を得られない状態 が生じた場合は、セルフタイマーの時間などを変更することができて、撮影者の 意図にあった撮影が可能となり、無駄な撮影をすることが避けられるというもの である。
【0004】 また、この種のカメラにおいて、抵抗板を用い各種の信号設定を行うに際し、 設定できる遅延時間の増大にかかわらず、信頼性を高めることを目的としたカメ ラ用制御回路が知られている(特開昭56−70534号公報参照)。 このカメラ用制御回路は、セルフタイマーの時間をアナログ信号によって設定 し、マルチプレクサを介してプログラマブルタイマーを作動させ、レリーズ信号 を与える構成となっている。 このカメラ用制御回路によれば、セルフタイマー遅延時間を任意かつ広範囲に 設定でき、しかも、信頼性が低下しないというものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前者のオートセルフカメラおよび後者のカメラ用制御回路は、セル フタイマー時間を変更可能としたり、遅延時間を任意に設定可能とするものであ って、セルフタイマー撮像は予め設定された固定の時限を基準としている。 このような固定時間は、時間切換キーの選択操作によって任意の時限を選択で きる機種も提供されているが、何れも数分単位に定まっているため、前述の如き 時間の延長変更や遅延時間の設定操作等が必要とされるのである。 従って、この固定時間に基づくセルフタイマー撮像においては、新たな電気回 路を設ける必要があるうえ、煩瑣な操作も要求されるといった問題が残されてい た。
【0006】 本考案は、上記課題に鑑みて創案されたもので、セルフタイマー撮像を行うと きに撮影者が選択した最適の構図をタイミングよく撮像できる撮像装置を提供す ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、モード設定 キーの選択操作によりセルフタイマー撮像が選択されると、セルフタイマーモー ドに移行し、予め設定された時間にシャッター機構を動作させてカメラの撮像を 開始させるセルフタイマー機能を有する撮像装置において、前記モード設定キー の操作時点から再操作時点までの時間経過をカウントするカウンタと、このカウ ンタでカウントされる時間のデータを記憶するメモリと、前記モード設定キーの 操作時に前記カウンタで時間のカウントを開始させ、前記モード設定キーの再操 作時に時間のカウントを停止させて、その経過時間のデータを前記メモリに記憶 させた後、前記モード設定キーが操作されると前記メモリに記憶された時間デー タに基づく時間に前記シャッター機構を動作させる制御を行う制御手段と、を備 えたことを特徴としている。 また、請求項2に記載の考案は、前記制御手段が、前記モード設定キーの操作 時点から再操作時点までの時間が所定の時間よりも短いときに、リミットタイマ ーモードに移行し、予め設定された一定時間の経過後に前記シャッター機構を動 作させることを特徴としている。 また、請求項3に記載の考案は、前記モード設定キーの操作時点から再操作時 点までの時間経過を表示画面に表示させる表示手段を備えたことを特徴としてい る。 また、請求項4に記載の考案は、前記カメラが、撮像情報をメモリに記憶する 機能を備えたディジタルカメラであることを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。 図1は、本考案に係る撮像装置の概要構成を示す電気的ブロック線図である。 この撮像装置は、撮像信号をディジタル変換してメモリカードに記憶し得るデ ィジタルカメラに適用され、主要部としてシャッタースイッチ1、モード切換部 2、タイマ3、メモリ4、タイムカウント部5、LCDコントローラ6、表示部 7、機構部8,9、光学系10および制御部11等を備えて構成されている。 このディジタルカメラは、カメラ本体の操作部にシャッタースイッチ1、モー ド切換部2および液晶表示部7等を設けている。シャッタースイッチ1は、シャ ッターを切る押釦スイッチであり、モード切換部2とともに出力が制御部11に 接続されている。
【0009】 このモード切換部2は、通常の撮影モード、セルフタイマーモードまたはリミ ットタイマーモードの何れかを選択するためのモード設定キーであって、前記シ ャッタースイッチ1と一体的または近接して設けられる。 このモード切換部2は、操作部の何れに設けられる場合も、ノーマル(マニュ アルモード)、セルフ(セルフタイマーモード)およびリミット(リミットタイ マーモード)といった操作キーの切換位置を示す表示をしてある。 このモード切換部2は、その操作キーをノーマル位置にして前記シャッタース イッチ1を押圧操作すると、通常の撮像を開始させる指令信号を出力する。また 、操作キーをセルフ位置にしてシャッタースイッチ1を押圧操作すれば、オート セルフ撮像を開始させる指令信号を出力する。 さらに、操作キーをリミット位置にしてシャッタースイッチ1を押圧操作する と、固定時限の撮像を開始させる指令信号を制御部11にそれぞれ出力するよう になっている。
【0010】 タイマ3は、内蔵電池の出力により動作し、刻々の時間データを制御部11に 送出する。また、メモリ4は、制御部11を構成するRAMであり、タイムカウ ント部5でカウントされる時間のデータを記憶するために用いられる。 なお、図示省略しているが、このメモリ4とは別にカメラ本体に設けたカード 収納部に着脱自在に保持されるカードタイプのメモリも使用される。このメモリ カードは、データ書込部によりディジタルの撮像データが記憶されるようになっ ている。 つまり、このデータ書込部は、制御部11およびA/D変換器を介して光学系 10の光電変換回路に接続されている。そして、この光電変換回路からアナログ の撮像信号が出力されたとき、A/D変換器を介してデータ書込部に導かれ、制 御部11の指令によりカードメモリに書き込むものである。
【0011】 前記タイムカウント部5は、制御部11からの指令信号により時間のカウント を開始し、またカウントを停止してそれぞれの時間データを制御部11側に送出 する構成になっている。 また、LCDコントローラ6には、表示画面が液晶からなる表示部7に出力が 接続されており、制御部11の出力信号が導かれていて、撮影に関する各種表示 の制御を行う。特に、本例ではモード切換部2の操作時点から再操作時点までの 時間経過を表示画面に表示させ、オートセルフ撮像中に撮影者が時間を把握しな がら移動できるようにしている。 機構部のうちシャッター機構8は、制御部11からのオン信号によりシャッタ ーを動作させ、光学系10による撮像を開始させるようになっている。また、フ ォーカス機構9は、撮像開始に伴ってモータが駆動し光学系10のフォーカシン グレンズを回動させてオートフォーカス動作を行わせる構成になっている。 また、光学系10は、光電変換回路を備えており、撮像が開始されてシャッタ ー機構8やフォーカス機構9が動作すると、撮像レンズ側からの入光を電気信号 に変換し、前記A/D変換器および制御部11側に送出する。
【0012】 この制御部11は、カメラ装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータで あって、CPU、ROMおよびRAMからなり、前記シャッタースイッチ1、モ ード切換部2、タイマ3、メモリ4、タイムカウント部5、LCDコントローラ 6、機構部8,9および光学系10の電気回路等と各機能に応じて一方向または 双方向性に接続されている。 この制御部11は、シャッタースイッチ1が押圧操作されたとき、モード切換 部2から送出されてくる操作信号の内容に応じてシャッター機構8やフォーカス 機構9等を動作させ、光学系10による撮像を開始させる。 すなわち、モード切換部2でリミットタイマーモードが選択されたときは、タ イムカウント部5に時間のカウントを開始させ、予め設定された固定の時限、例 えば10秒が経過した時点でシャッター機構8等を動作させる制御を行う。また 、モード切換部2でセルフタイマーモードが選択されたときは、シャッタースイ ッチ1の押圧時点、押圧を離した時点および押圧操作の回数に応じた自動撮像動 作を行う構成になっている。
【0013】 次に、上記撮像装置の動作について、図2を参照しつつ説明する。 ここでは、撮影者がセルフタイマー撮像により被撮影者と共に撮像される場合 について説明する。 まず、被撮像位置において、撮影者がモード切換部2をセルフ表示側に切り換 え、シャッタースイッチ1を押圧する(開始時間Ts)。制御部11は、モード 切換部2からの操作信号を受けてセルフタイマーモードに移行し、タイムカウン ト部5に時間のカウントを開始させるとともに、タイマ3からの時間データを受 けてその時点t1 の時間データをメモリ4に記憶させる。 また、時間データをLCDコントローラ6に送出し、シャッタースイッチ1を 押圧操作してからの経過時間を表示部7の表示画面に漸次表示させる。よって、 被撮像位置から撮像位置まで移動するときに要している時間を正確に把握するこ とができ、撮影に要する時間を判断し得るものである。
【0014】 そして、撮影者が撮像位置に達したときに被撮像位置の構図を決めてシャッタ ースイッチ1を押圧する(終了時間Te)。制御部11は、モード切換部2から の操作信号を受けてその時点t3 の時間データをメモリ4に記憶させる。 このとき、最後の操作時点の時間Teから最初の操作時点の時間Tsを差し引 く演算処理を行い、その結果の経過時間データをメモリ4に記憶しておく。 このように、撮影者が被撮像位置から撮像位置に移動した後、シャッタースイ ッチ1を押圧すると(開始時間Ts)、制御部11はこの時点t4 でセルフタイ マーのスタートに入る。 このセルフタイマーにおいては、制御部11がメモリ4の時間データを読み出 し、タイムカウント部5に時間のカウントダウンを開始させる。 なお、このカウント中に撮影者がシャッタースイッチ1を押圧すると、制御部 11はこの時点t5 でセルフタイマーのキャンセルと判断し、以後の時間カウン トを停止してオートセルフ撮像を止める。また、メモリ4に記憶された時間デー タも消去しておく。
【0015】 このようなキャンセルがなされないときは、制御部11がメモリ4に記憶され た時間データに基づくカウントダウンの終了時間Teでシャッター機構8をオー ト動作させる。これにより、前に撮影者がシャッタースイッチ1を押圧した後で 離したときと同じ時間経過の時点t6 に被撮影者の撮影がなされる。 よって、予め選択した構図で撮像されるから、従来の如く固定された時限内で 撮影しなければならないときのように、被撮像位置と撮像位置との往復で構図を 決める時間が足りなかったり、時間が余ってシャッターチャンスを失うといった 不具合が回避される。 ところで、前述のオートセルフ撮像において、撮影者が一度シャッタースイッ チ1を押圧してから、例えば、1秒以内にシャッタースイッチ1を離したときは 、制御部11がリミットタイマーモードに移行し、10秒を経過した時点でシャ ッター機構8等を動作させる。 よって、10秒の時限内で構図を決められる余裕があるときに、このリミット タイマーモードを選択することもできるので、利便性が高められる。
【0016】 なお、上記セルフタイマーモードにおいて、タイムカウント部5による経過時 間のカウントを早めるために、1秒を2〜3秒のカウント値としたり、時間経過 に従って漸次カウント速度を高めるようにしてもよい。 また、上記実施の形態においては、撮像装置をディジタルカメラに適用した場 合について説明したが、セルフタイマー機能を有する撮像装置であれば、一般普 及型のカメラやビデオカメラ等の他、撮像機能を有する各種光学機器にも広く採 用し得ることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、撮影者がセルフ タイマー撮像を行うときに、例えば、被撮像位置でカメラのモード設定キーを操 作した後、撮像位置まで移動してカメラをセットし、再びモード設定キーを操作 すると、撮影者が元の被撮像位置に戻った時点でシャッター機構が動作し撮像が 開始されるので、撮影者が選択した最適の構図をタイミングよく撮像できる効果 がある。 また、請求項2に記載の考案は、モード設定キーの操作時点から再操作時点ま での時間が所定の時間よりも短いときに、リミットタイマーモードに移行し、予 め設定された一定時間の経過後にシャッター機構を動作させることから、固定し た時限によるセルフタイマー撮像も可能であり、撮影者のモード選択の範囲が広 まる利点がある。 また、請求項3に記載の考案は、モード設定キーの操作時点から再操作時点ま での時間経過を表示画面に表示させるので、撮影者が構図を決めるまでの経過時 間を正確に把握することが可能となり、時間の浪費を軽減することができる利点 がある。 また、請求項4に記載の考案は、カメラがディジタルカメラであるから、撮影 者が選択した最適の構図をタイミングよく撮像してメモリに記憶しておくことが できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る撮像装置の概要構成を示す電気的
ブロック線図である。
【図2】オートセルフ撮像を説明するためのタイミング
チャート図である。
【符号の説明】
1,2 モード設定キー 4 メモリ 5 カウンタ 8 シャッター機構 11 制御手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード設定キーの選択操作によりセルフ
    タイマー撮像が選択されると、セルフタイマーモードに
    移行し、予め設定された時間にシャッター機構を動作さ
    せてカメラの撮像を開始させるセルフタイマー機能を有
    する撮像装置において、 前記モード設定キーの操作時点から再操作時点までの時
    間経過をカウントするカウンタと、このカウンタでカウ
    ントされる時間のデータを記憶するメモリと、前記モー
    ド設定キーの操作時に前記カウンタで時間のカウントを
    開始させ、前記モード設定キーの再操作時に時間のカウ
    ントを停止させて、その経過時間のデータを前記メモリ
    に記憶させた後、前記モード設定キーが操作されると前
    記メモリに記憶された時間データに基づく時間に前記シ
    ャッター機構を動作させる制御を行う制御手段と、を備
    えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記モード設定キーの
    操作時点から再操作時点までの時間が所定の時間よりも
    短いときに、リミットタイマーモードに移行し、予め設
    定された一定時間の経過後に前記シャッター機構を動作
    させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記モード設定キーの操作時点から再操
    作時点までの時間経過を表示画面に表示させる表示手段
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラが、撮像情報をメモリに記憶
    する機能を備えたディジタルカメラであることを特徴と
    する請求項1ないし3の何れかに記載の撮像装置。
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