JP2000092367A - 電子カメラ装置および撮像方法 - Google Patents

電子カメラ装置および撮像方法

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JP2000092367A
JP2000092367A JP10282002A JP28200298A JP2000092367A JP 2000092367 A JP2000092367 A JP 2000092367A JP 10282002 A JP10282002 A JP 10282002A JP 28200298 A JP28200298 A JP 28200298A JP 2000092367 A JP2000092367 A JP 2000092367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像部または本体が回転可能な電子カメラ装
置で、セルフタイマモードで、撮像レンズ面と本体の表
示画面を同一平面側に位置付けた場合に、ピントの合っ
た画像を撮像し得る電子カメラ装置および撮像方法の提
供。 【解決手段】 撮像部またはカメラ本体が前後に回転可
能なデジタルカメラで、撮像モードが選択され(S0,
S1)、セルフタイマが設定された場合は(S3)、カ
メラ本体が被写体側に回転されると(S4)、シャッタ
ー全押し(撮像指示操作)後にタイマカウントダウン表
示が行なわれ(S5,S6)、カウント値が0になる直
前に自動合焦が行なわれる(S7,S8)。また、本体
を回転させない場合には自動合焦動作後にシャッター全
押しが可能となり(S9〜S11)、その後、カウント
ダウン表示を行なう(S15,S16)。また、S3で
セルフタイマが設定されない場合は自動合焦後にシャッ
ター全押しが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動合焦機能(オ
ートフォーカス(AF))機能を備えた電子カメラ装置
のセルフタイマ設定時の合焦動作制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等の電子カメラ装置で、
撮像の際に撮像指示猶予時間を設定し、撮像指示(シャ
ッターの押し下げ等)の後、設定時間を経過すると自動
的に撮像を行なう自動撮像補助機能(いわゆる、セルフ
タイマ機能)を有するものがある。
【0003】セルフタイマによる撮像を行なう場合には
撮像者自身が被写体となるケースが多いが、この場合、
撮像者はタイマ(撮像猶予時間カウンタ)を設定した
後、所望のアングルにカメラをセットしてシャッターを
押してからカメラの視野内の所望の位置まで歩いてそこ
でポーズをとる。また、シャッターが押されるとタイマ
のカウントダウンが開始され、タイマカウンタが0(ゼ
ロ)になると撮像が行なわれる。
【0004】また、電子カメラ装置を撮像レンズを含む
撮像部と本体で構成し、撮像部と本体を前後に回転可能
に接続(連結)したものがある。このような回転型電子
カメラ装置では人を撮像する場合にセルフタイマモード
時に所望のアングルにカメラを位置付けた後に、本体を
半回転させて被写体(人)側に向けてからシャッター操
作を行なうことにより、セルフタイマのカウントダウン
の経過を表示(時間表示)して、被写体となる人に撮像
のタイミングを知らせるようにすることができる。
【0005】また、電子カメラ装置で自動的に合焦動作
を行なう自動合焦機構を備えたものがある。このような
電子カメラ装置では撮像者が所望のアングルで半シャッ
ター操作(シャッター半押し)すると自動合焦動作が開
始され、自動合焦後に撮像指示(シャッター全押し)す
ると撮像(取込んだ画像の記録用メモリへの保存記録)
が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動的
に合焦動作動作を行なう自動合焦機構を備えた回転型電
子カメラ装置でセルフタイマによる撮像を行なう場合に
従来の自動合焦制御方式をそのまま適用すると、撮像者
がセルフタイマを設定した後、所望のアングルにカメラ
をセットしてシャッターを半押したときに自動合焦動作
を開始しするが、ここで、撮像者が被写体になるために
本体を半回転させて被写体方向に向けてから、合焦後に
シャッター操作を行なうとセルフタイマのカウントダウ
ンが開始されるが、シャッターを操作は撮像者がカメラ
の側で行なうので、撮像者が注目被写体としてカメラに
認識される場合が生じ、この場合には実際に合焦させた
い位置とは異なる位置で合焦が行なわれることとなり、
セルフタイマのカウントダウン終了後に撮像された画像
は焦点の合っていない、いわゆるピンボケになるといっ
た問題点があった。
【0007】また、撮像者が被写体となる場合にシャッ
ターボタンを全押しして撮像指示を行なっても撮像者が
カメラの視野内の好適な位置に戻る間にタイマの残存時
間が無くなって、撮像者が全部又は一部撮像されないと
いったことが生じる場合があるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、レンズ部または本体が回転可能な電
子カメラ装置で、セルフタイマモードで、撮像レンズ面
と本体の表示画面を同一平面側に位置付けた場合に、ピ
ントの合った画像を撮像し得る電子カメラ装置および撮
像方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明の電子カメラ装置は、被写体に対する
合焦動作を行なう自動合焦機構および撮像レンズを含む
撮像部と、撮像部から取込んだ被写体画像を表示する表
示部を備えた本体とが、互に回転可能に接続された電子
カメラにおいて、撮像部と本体との位置関係を検出する
位置関係検出手段と、セルフタイマーモード時に、位置
関係検出手段が撮像部と本体とが所定の位置関係である
ことを検出した場合は、撮像指示操作がなされた際に実
際の撮像動作の直前に自動合焦動作を行なう制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】第2の発明は上記第1の発明の電子カメラ
装置において、制御手段は、セルフタイマーモード時
に、位置関係検出手段が撮像部と本体とが、撮像レンズ
と表示部とが同一面に位置する位置関係であることを検
出した場合は、撮像操作がなされた際に、カウントダウ
ンを開始指示し、このカウントダウン終了の付近で自動
合焦動作を行なうように制御することを特徴とする。
【0011】第3の発明の撮像方法は、被写体に対する
合焦動作を行なう自動合焦機構および撮像レンズを含む
撮像部と、撮像部から取込んだ被写体画像を表示する表
示部を備えた本体とが、互に回転可能に接続された電子
カメラにおいて、セルフタイマーモード時に、撮像部と
本体との位置関係を検出し、撮像部と本体とが所定の位
置関係であることを検出した場合は、撮像指示操作がな
された際に実際の撮像動作の直前に自動合焦動作を行な
う、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】<回路構成例>図1は、本発明の
電子カメラ装置の一実施例としてのデジタルカメラの構
成例を示すブロック図である。
【0013】デジタルカメラ100は、光学系11、信
号変換部12、信号処理部13、作業用メモリ(DRA
M)14、制御部20、操作部30、表示部40、画像
記録用メモリ(フラッシュメモリ)50等を備えてい
る。
【0014】光学系11は後述するように撮像部101
に収容され、その他の回路部分(信号変換部12〜画像
記録用メモリ50等)は本体102に収納されている
(図2)。また、撮像部101と本体102は電気的に
接続されると共に回転可能に連結されており、図示して
いないが撮像部101と本体102または撮像部101
と本体102のいずれかに、撮像部101と本体102
の位置関係を検出する位置関係検出手段(マイクロスイ
ッチや感圧素子等にセンサ或いは機械的なギア機構等)
が設けられており、撮像部101或いは本体102のい
ずれかが回転すると撮像部101と本体102の位置関
係(或いは、撮像部101と本体102のなす角度)を
検出して検出信号を制御部20に送出する。
【0015】光学系11は、撮像レンズ111、図示し
ない自動絞り機構および注目被写体との距離により撮像
レンズ111を移動させて合焦動作を行なう自動合焦機
構(オートフォーカス機構)112等を含み、撮像レン
ズ111を介して集光された被写体像の光束を後段の撮
像素子(CCD)上に結像させる。信号変換部12は、
CCDおよび信号変換回路等を含み、前段の光学系11
を介してCCDに結像した画像を電気信号に変換し、デ
ジタルデータに変換して一定の周期で出力する。
【0016】信号処理部13は、信号変換部12からの
出力を処理して、デジタルの輝度、色差マルチプレクス
信号(YUVデータ)等の信号成分を得て、YUVデー
タを作業用メモリ14に転送すると共に表示部40にス
ルー画像表示する。また、記録保存の際には作業用メモ
リ14に書込まれているYUVデータを読み出してJP
EG圧縮処理を施して記録用メモリ50に記録し、再生
時には記録用メモリに記録されていた画像データに伸張
処理を施してYUVデータを再生する。
【0017】制御部20は図示しないCPU、RAM、
プログラム格納用ROMおよびタイマー等を有したマイ
クロプロセッサ構成を有しており、CPUは、上述の各
回路および図示しない電源切換えスイッチ等にバスライ
ンを介して接続し、プログラム格納用ROMに格納され
ている制御プログラムによりデジタルカメラ100全体
の制御を行なうと共に、操作部30からの状態信号に対
応してデジタルカメラ100の各機能の実行制御等を行
なう。また、プログラム格納用ROMには制御プログラ
ムや、デジタルカメラ100の各処理モードに対応する
処理用プログラムの他、自動合焦制御に必要な自動合焦
制御プログラムが格納されている。
【0018】制御部20は撮像モード時に、自動合焦制
御プログラムによりセルフタイマ設定時(セルフタイマ
モード)の自動合焦制御およびセルフタイマ設定がない
場合の自動合焦制御を行なう。
【0019】また、制御部20はセルフタイマモード時
に、自動合焦制御プログラムによりセルフタイマモード
のカウントダウンの経過(撮像までの残り時間)を表示
部40の表示画面に時間表示する。
【0020】操作部30は機能選択用ボタン、メインス
イッチ、シャッターボタン36および処理モード切替え
ボタン等のスイッチやボタンを構成部分としており、こ
れらのスイッチ或いはボタンが操作されると状態信号が
制御部20に送出される。また、シャッターボタン36
は本実施例では2段構造のスイッチであり、シャッター
を1段押し(シャッター半押し)すると合焦動作が開始
し、2段押し(シャッター全押し)すると撮像が行なわ
れる。但し、後述するように本体101と撮像部102
を回転して撮像レンズ111の面と表示部40の表示画
面40’が同一方向に位置付けた場合(図2(b))に
はシャッターを1段押ししても合焦動作は開始しない
(図3)。
【0021】表示部40はビデオエンコーダ、VRAM
および液晶画面(LCD)等から構成されており、撮像
時のスルー画像および再生時の再生画像、処理選択時の
選択用メニューやガイド(或いはアイコン)等を液晶画
面上に表示する。表示部40は、また、セルフタイマモ
ード時にセルフタイマのカウントダウン値(時間)をス
ルー画像に重畳表示する(カウントダウン値のみを表示
するようにしてもよい)。
【0022】<回転型電子カメラ装置の例(外観)>図
2は撮像部と本体が回転可能に構成されたデジタルカメ
ラの一実施例の外観を示す斜視図であり、(a)は背部
外観図、(b)は本体を前部に回転させた場合の前部外
観図である。デジタルカメラ100は、撮像部101と
本体102からなり、撮像部101と本体102は電気
的に接続されると共に回転可能に連結されている。撮像
部101および本体102は同時に逆方向に回転するこ
ともできるし、一方を(手などで)固定して他の一方を
前後に回転することもでる。
【0023】撮像部102には光学系11が収容されて
いる。その前部側には撮像レンズ111と自動合焦用測
距部(図示せず)の他、ストロボ発光部や光量センサ等
(図示せず)設けられている。なお、自動合焦方式が注
目被写体の輝度分布等から合焦の可否を判定するコント
ラストオートフォーカスの場合には、自動合焦用測距部
の代りに光量センサを用いることができる。
【0024】また、本体102の上側部にはシャッター
ボタン36やその他の操作用のスイッチやボタン(図示
せず)等が設けられており、背部には表示部40の表示
画面40’の他、操作用のスイッチやボタン(図示せ
ず)等が設けられている。
【0025】通常の撮像時には、図2(a)に示すよう
に撮像レンズ111と表示部40の表示画面40’が1
80゜反対方向になるように撮像部101か本体102
を回転させて、撮像レンズ111のレンズ面を被写体方
向に向け、表示画面40’を撮像者側に向けて撮像す
る。これにより、撮像時には被写体が表示画面40’に
スルー画像表示されるので、撮像者は表示画面40’を
ファインダ代りにして撮像することができる。
【0026】また、セルフタイマモード時で撮像者が被
写体となる場合や集合写真を撮る場合には図2(b)に
示すように本体102を反転させる。これにより、被写
体と表示画面40’が正対するので、撮像レンズ111
のレンズ面と同方向に向けて表示画面40’にカウント
ダウン値(時間)を表示して、被写体となった人は撮像
のタイミングを知らせることができる。
【0027】<回転型デジタルカメラの動作例>図3
は、撮像部と本体が回転可能に構成されたデジタルカメ
ラの自動合焦動作を示すフローチャートであり、下記ス
テップS4〜S10はセルフタイマモードでの自動合焦
制御プログラムによる制御部20の自動合焦制御動作に
相当する。また、下記ステップS4〜S8はセルフタイ
マモードで表示画面を被写体側に回転させた場合の自動
合焦制御プログラムによる制御部20の自動合焦制御動
作に相当する。
【0028】ステップS0:(撮像モードの選択/設
定) デジタルカメラ100が電源オンとなると、制御部20
は表示部40に処理モード選択用画面を表示する。そこ
で、撮像者は処理モード選択ボタン(またはカーソル
等)を操作して所望の処理モードを選択する。また、処
理モードが選択されるとその処理モード内でのモードや
設定値を選択(または設定する)画面が表示されるの
で、撮像者はさらに所望のモードを選択したり設定を行
なう。例えば、撮像モードを選択した場合には、通常撮
影、連写、PAST撮影、・・や、セルフタイマ等の撮
像方法の選択を行なう。また、セルフタイマモードを選
択した場合には時間を設定する。
【0029】ステップS1:(撮像モードの判定) 制御部20は、上記ステップS1での選択結果を調べ、
撮像モードが選択された場合にはS2に遷移し、そうで
ない場合には当該処理モードの実行プログラムに遷移す
る。
【0030】ステップS2:(スルー画像表示) 制御部20は、作業用メモリ(DRAM)14に取込ま
れた被写体画像を記憶すると同時に表示部40にスルー
画像表示する。
【0031】ステップS3:(半シャッター操作、セル
フタイマモードの判定) 制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、撮像者
がシャッターボタン36を半押したか否かを判定する。
シャッターボタン36が半押しされた場合には制御部2
0は、更に、上記ステップS0でセルフタイマモードが
選択されていたか否かを調べ、選択されていた場合には
S4に遷移し、そうでない場合にはS12に遷移する。
また、シャッターボタン36が半押しされていない場合
にはシャッターボタン36の半押し操作を待つ(撮像者
は、通常、デジタルカメラ100の視野内に被写体(或
いは被写体となる自分自身の位置)が好ましいアングル
で入る考えた場合にシャッターボタン36を半押しす
る)。
【0032】ステップS4:(本体が半回転操作された
否かの判定) 撮像者は自分を被写体にしたい場合や撮像者にタイマの
カウントダウン状態を知らせたい場合には、撮像レンズ
111と同様に表示部40の表示画面を被写体側に向け
るために本体102を半回転させる。
【0033】制御部20は、撮像部101と本体102
の位置関係を検出する位置関係検出手段からの回転検出
信号(または位置検出信号)の有無を調べ、回転検出信
号(または位置検出信号)を受取った場合には撮像レン
ズ111の面と表示部40の表示画面40’が同一平面
に位置付けられた時点(例えば、半回転終了信号を受取
った時点)でS5に遷移する。また、回転検出信号(ま
たは位置検出信号)の送出のない場合にはS9に遷移す
る。
【0034】ステップS5:(カウントダウン開始の可
否判定) 上記ステップS4で本体102が半回転操作されると、
制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、撮像者
がシャッターボタン36を全押ししたか否かを判定す
る。シャッターボタン36が全押しされた場合にはセル
フタイマのカウントダウンを開始し、S6に遷移する。
また、シャッターボタン36が全押しされない場合には
全押しを待つ。なお、本体102が半回転操作された後
は撮像指示操作以外のシャッター操作(例えば、シャッ
ターボタン半押し)は無効となる。すなわち、シャッタ
ー全押しのみが有効となる。
【0035】ステップS6:(セルフタイマのカウント
ダウンおよび残存時間表示) 制御部20は内部タイマからの経時信号を基に所定時間
(例えば、0.1秒)毎にセルフタイマの内容(時間)
から所定時間(例えば、0.1秒)を差引いてセルフタ
イマのカウントダウンを行なうと共にセルフタイマの残
存時間を表示部40に表示されているスルー画像に重畳
表示する。
【0036】ステップS7:(自動合焦動作開始のタイ
ミング判定) 制御部20はセルフタイマの値(タイマカウンタ値)が
閾値t以下の場合にはS8に遷移し、そうでない場合に
はS7に戻ってカウントダウンおよび残存時間の重畳表
示を繰り返す。閾値tを実施例では1秒としたが、これ
に限定されない(測定距離=無限大に対応する撮像レン
ズ111の停止位置から測定距離=最近距離値に対応す
る撮像レンズ111の停止位置まで(またはこの逆)の
撮像レンズの移動時間よりtが大きければよい)。
【0037】ステップS8:(自動合焦動作) 制御部20は自動合焦機構112に制御信号を送って自
動合焦動作を開始させ、S15に遷移する。
【0038】ステップS9:(本体を半回転操作しない
場合のセルフタイマモード下での自動合焦動作) 本体が半回転操作されない場合には、制御部20は自動
合焦機構112に制御信号を送って自動合焦動作を開始
させ、S10に遷移する。
【0039】ステップS10:(合焦判定) 制御部20は、自動合焦機構112からのレンズ移動信
号から合焦したか否かを調べる。合焦した場合には自動
合焦機構112に制御信号を送って撮像レンズ111の
移動を停止させ、S11に遷移する。合焦していない場
合には合焦を待つ。なお、この間シャッター操作はロッ
クされる。
【0040】ステップS11:(カウントダウン開始の
可否判定) 上記ステップS10で合焦判定がなされると、制御部2
0は操作部30からの状態信号を調べ、撮像者がシャッ
ターボタン36を全押ししたか否かを判定する。シャッ
ターボタン36が全押しされた場合にはセルフタイマの
カウントダウンを開始し、S15に遷移する。また、シ
ャッターボタン36が全押しされない場合には全押しを
待つ。
【0041】ステップS12:(セルフタイマ設定をし
ない場合の自動合焦動作) 上記ステップS3の判定で、ステップS0でセルフタイ
マモードが選択されいなかった場合には、制御部20は
自動合焦機構112に制御信号を送って自動合焦動作を
開始させ、S13に遷移する。
【0042】ステップS13:(合焦判定) 制御部20は、自動合焦機構112からのレンズ移動信
号から合焦したか否かを調べる。合焦した場合には自動
合焦機構112に制御信号を送って撮像レンズ111の
移動を停止させ、S14に遷移する。合焦していない場
合には合焦を待つ。なお、この間シャッター操作はロッ
クされる。
【0043】ステップS14:(撮像操作) 上記ステップS13で合焦判定がなされると、制御部2
0は操作部30からの状態信号を調べ、撮像者がシャッ
ターボタン36を全押ししたか否かを判定する。シャッ
ターボタン36が全押しされた場合には撮像操作があっ
たものとしてS17に遷移する。また、シャッターボタ
ン36が全押しされない場合には全押しを待つ。
【0044】ステップS15:(撮像の可否判定) 制御部20はセルフタイマの値(=残存時間)を調べ、
それが0(ゼロ)の場合にはS17に遷移し、0でない
場合にはステップS16に遷移する。
【0045】ステップS16:(セルフタイマのカウン
トダウンおよび残存時間表示) 制御部20は内部タイマからの経時信号を基に所定時間
(例えば、0.1秒)毎にセルフタイマの内容(時間)
から所定時間(例えば、0.1秒)を差引いてセルフタ
イマのカウントダウンを行なうと共にセルフタイマの残
存時間を表示部40に表示されているスルー画像に重畳
表示し、ステップS16に戻って残存時間の判定を繰り
返す。
【0046】ステップS17:(画像記録処理) 制御部20は上記ステップS14のシャッター全押しが
されたとき、または上記ステップS15のセルフタイマ
の残存時間が0になったときに作業用メモリ14に記憶
されている画像をJPEG圧縮して記憶用メモリ(フラ
ッシュメモリまたはメモリカード)50に記憶する。
【0047】なお、上記ステップS6またはS16での
カウントダウン表示で残存時間をスルー画像に重畳表示
したが、残存時間やメッセージだけを表示するようにし
てもよい。また、上記ステップS4では本体102を半
回転させたか否かの判定を行なうようにしているが、半
回転に限定されず、本体102の表示画面40’が撮像
レンズの向いている側に回転されたか否かの判定を行な
うようにしてもよい(回転される本体102の回転停止
位置は撮像部101と同じ平面内になくてもよい)。ま
た、回転される本体102の回転停止位置を複数段設け
るようにしてもよい。
【0048】また、上記ステップS3で半シャッター操
作を行なうようにしたが、これに代えてステップ9の前
段とステップS12の前段で半シャッター操作を行なう
ようにしてもよい。
【0049】上記動作により、セルフタイマモードで、
カメラ本体を回転させた場合には撮像指示操作が行なわ
れるとセルフタイマのカウントダウンを開始し、セルフ
タイマの設定時間がゼロになる直前に合焦動作が開始さ
れ、合焦動作が終ると直ちに撮像(画像記録処理)を行
なうので、撮像者がカメラの前方に廻ってシャッターボ
タンを全押しして撮像指示を行なっても撮像者に合焦さ
れず、ピンボケが生じない。
【0050】また、セルフタイマモードでカメラ本体を
回転させない場合には半シャッター操作後に自動合焦動
作が開始され、撮像指示操作が行なわれるとセルフタイ
マのカウントダウンを開始し、セルフタイマの設定時間
がゼロになると直ちに撮像(画像記録処理)を行なうの
で、セルフタイマモードに設定して、所望のアングルで
カメラを固定して自動合焦させてから撮像指示(シャッ
ター全押し)を行なうことにより、手ぶれの全くない画
像を撮像することができる。
【0051】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の電子
カメラ装置および第3の発明の撮像方法によれば、セル
フタイマモードで、カメラ本体を回転させた場合には撮
像指示操作が行なわれるとセルフタイマのカウントダウ
ンを開始し、セルフタイマのカウントダウン開始後に合
焦動作が開始されるので、撮像者が被写体となる場合に
シャッターボタンを全押しして撮像指示を行なっても撮
像者がカメラの視野内の好適な位置に戻る時間的余裕が
十分にあり、撮像者が全部又は一部撮像されないといっ
たことが生じない。また、表示部にカウントダウン値
(時間)を表示して被写体となる人の関心と視線をカメ
ラに集中させることができるので、まとまりのある画像
を得ることができる。
【0053】また、第1,第2の発明の電子カメラ装置
および第3の発明の撮像方法によれば、セルフタイマの
設定時間がゼロになる直前に合焦動作が開始され、合焦
動作が終ると直ちに撮像(画像記録処理)が行なわれる
ので、撮像者がカメラの前方に廻ってシャッターボタン
を全押しして撮像指示を行なっても撮像者に合焦され
ず、ピンボケが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラ装置の一実施例としてのデ
ジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】撮像部と本体が回転可能に構成されたデジタル
カメラの一実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】撮像部と本体が回転可能に構成されたデジタル
カメラの自動合焦動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 制御部(撮像指示制御手段、カウントダウン手
段、自動合焦機構制御手段) 40 表示部 40’ 表示画面 100 デジタルカメラ(電子カメラ装置) 101 撮像部 102 本体 111 撮像レンズ 112 自動合焦機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に対する合焦動作を行なう自動合
    焦機構および撮像レンズを含む撮像部と、前記撮像部か
    ら取込んだ被写体画像を表示する表示部を備えた本体と
    が、互に回転可能に接続された電子カメラにおいて、 前記撮像部と前記本体との位置関係を検出する位置関係
    検出手段と、 セルフタイマーモード時に、前記検出手段が前記撮像部
    と前記本体とが所定の位置関係であることを検出した場
    合は、撮像指示操作がなされた際に実際の撮像動作の直
    前に自動合焦動作を行なう制御手段と、を備えたことを
    特徴とする電子カメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、セルフタイマーモード
    時に、前記検出手段が前記撮像部と前記本体とが、前記
    撮像レンズと前記表示部とが同一面に位置する位置関係
    であることを検出した場合は、前記撮像操作がなされた
    際に、カウントダウンを開始指示し、このカウントダウ
    ン終了の付近で自動合焦動作を行なうように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子カメラ装置。
  3. 【請求項3】 被写体に対する合焦動作を行なう自動合
    焦機構および撮像レンズを含む撮像部と、前記撮像部か
    ら取込んだ被写体画像を表示する表示部を備えた本体と
    が、互に回転可能に接続された電子カメラにおいて、 セルフタイマーモード時に、前記撮像部と前記本体との
    位置関係を検出し、前記撮像部と前記本体とが所定の位
    置関係であることを検出した場合は、撮像指示操作がな
    された際に実際の撮像動作の直前に自動合焦動作を行な
    う、ことを特徴とする撮像方法。
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