JP2001066691A - 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ - Google Patents

銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ

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JP2001066691A
JP2001066691A JP24006499A JP24006499A JP2001066691A JP 2001066691 A JP2001066691 A JP 2001066691A JP 24006499 A JP24006499 A JP 24006499A JP 24006499 A JP24006499 A JP 24006499A JP 2001066691 A JP2001066691 A JP 2001066691A
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photographing
silver halide
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camera
electronic imaging
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Atsushi Maruyama
淳 丸山
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラにおいて、
撮影光学系がカメラ本体の沈動位置(撮影不可能位置)
からワイド位置(撮影可能位置)へ駆動し、かつ、焦合
初期位置に設定する撮影準備後撮影可能となり、この撮
影準備中にシャッターチャンスを逃す課題があった。 【解決手段】 撮影光学系を介した被写体像を銀塩フィ
ルムに露光する銀塩撮影手段と、ファインダ光学系を介
した被写体像を光電変換する電子撮像素子を有する電子
撮像手段と、銀塩撮影に先立ち前記撮影光学系の沈動位
置からワイド位置への撮影準備動作を行う撮影準備手段
と、電子撮像による撮像のみを行う際に前記撮影準備手
段の撮影準備動作を禁止させる銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を光電変
換し、電子画像信号を生成する電子撮像素子を有する電
子撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに露光する銀塩
撮影装置の両方の機能を有する銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラにおいて、前記銀塩撮影装置で被写体像を取
り込む撮影光学系の撮影準備が終了するまでの間に、電
子撮像装置で、被写体像の撮像を可能とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影光学系により形成される被写
体像を電子画像信号に変換する撮像手段と、この撮像手
段で変換された電子画像信号を記録媒体に記録すると共
に、電子画像信号により表わされる画像を表示する表示
手段とを備えた電子撮像装置と、撮影光学系により形成
される被写体像を銀塩フイルムに露光する銀塩撮影装置
とを有し、この銀塩撮影装置による銀塩フイルムに対す
る露光動作に連動して、前記電子撮像装置による撮像動
作を実行するように構成された銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラが多数提案されている。
【0003】この銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラは、
前記銀塩撮影装置で被写体像を銀塩フィルムに露光する
ことと、前記電子撮像装置で被写体像を撮像して、記録
媒体に電子画像信号として記録することを個別にまたは
同時に行うことが可能である。銀塩撮影と電子撮像を同
時に行った際には、前記銀塩撮影装置で銀塩フィルムに
露光した潜像と同じ被写体像を前記電子撮像装置で撮像
生成した電子画像信号を用いて前記表示手段に表示され
る画像で即時確認できる利点を有している。
【0004】この種の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
において、銀塩撮影装置と電子撮像装置を同時駆動させ
て撮影するモードにおいて、銀塩撮影装置と電子撮像装
置のいずれか一方が撮影不可能な状態の際には、そのま
ま撮影を継続させると撮影露光した被写体像や電子画像
信号にエラーが発生するために、銀塩撮影装置と電子撮
像装置の両撮影動作を停止させて、撮影禁止状態として
いる。
【0005】または、銀塩撮影装置または電子撮像装置
のいずれか一方を駆動させて撮影するモードにおいて、
片方の撮影装置の撮影動作を禁止するように制御されて
いる。
【0006】しかしながら、銀塩撮影モードにおいて、
銀塩撮影装置が撮影不可能状態時には、被写体像を銀塩
フィルムに露光を行うレリーズスイッチが操作されても
撮影露光ができないようになっており、前記撮影不可能
状態時にシャッターチャンスがあった際には、そのシャ
ッターチャンスの被写体像の銀塩撮影はできない。しか
も、電子撮像装置で前記シャッターチャンスの被写体像
が撮像可能であっても銀塩撮影モードであるが為に、電
子撮像装置は撮像禁止状態に設定されているために、電
子撮像装置による前記シャッターチャンスの被写体像の
撮像もできないことになる。
【0007】前記銀塩撮影装置の撮影不可能状態とは、
シャッターのチャージ時間等を含む銀塩フィルムの巻き
上げ期間、銀塩フィルムの撮影終了後、銀塩フィルムの
巻き戻し中、銀塩フィルムの交換中、新たな銀塩フィル
ム装填後のフィルム空送り期間、及び撮影条件が装填さ
れた銀塩フィルムの撮影範囲を超える、例えば露出オー
バーまたは露出アンダー時等の状態である。
【0008】このような銀塩撮影及び電子撮像兼用カメ
ラの銀塩撮影不可能状態において、シャッターチャンス
時に電子撮像を可能とする銀塩撮影及び電子撮像兼用カ
メラが特開平5−113599号公報に提案されてい
る。
【0009】この特開平5−113599号公報に提案
されている銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラは、銀塩撮
影及び電子撮像の内のいずれかが撮影不可能な状態にあ
っても他方で撮影を可能とする銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5−113
599号公報に提案されている銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラは、例えば、銀塩撮影モード時に、銀塩撮影が
不可能状態で、電子撮像が可能である際には、レリーズ
スイッチが操作されると、切換手段によって、電子撮像
での撮像に切り替えて、シャッターチャンスの被写体像
を電子撮像したり、または、電子撮像モード時に、電子
撮像が不可能状態で、銀塩撮影が可能である際には、レ
リーズスイッチが操作されると切換手段によって銀塩撮
影での撮影に切り替えて、シャッターチャンスの被写体
を銀塩撮影を可能とするカメラが提案されている。
【0011】しかしながら、近年のこの種のカメラは、
駆動用電源のスイッチがオンされると撮影光学系の撮影
準備動作が行われる。この撮影準備動作とは、例えば撮
影光学系をカメラ筐体の沈胴位置(撮影不可能位置)か
らワイド位置(撮影可能位置)に駆動したり、被写体の
輝度計測を行い、撮影光学系のレンズ開口絞りやシャッ
ター速度の演算及びその演算結果を基に撮影光学系の制
御調整等である。ユーザーがカメラの駆動用電源をオン
して、すぐ撮影をしたい場合は、前記撮影準備動作の時
間は、非常に煩わしく、シャッタチャンスを逃す課題が
あった。
【0012】本発明は、カメラの駆動用電源をオン後、
素早く電子撮影を可能とする銀塩撮影及び電子撮像兼用
カメラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の銀塩撮影及び電
子撮像兼用カメラは、撮影光学系を介して取り込んだ被
写体像を銀塩フィルムに露光する銀塩撮影手段と、ファ
インダ光学系を介して取り込んだ被写体像を電子的画像
信号に変換生成する電子撮像素子を有する電子撮像手段
と、前記銀塩撮影手段による露光に先立って前記撮影光
学系の撮影準備動作を行う撮影準備手段とを具備し、前
記電子撮像手段による撮影のみを行う場合は、前記撮影
準備手段の作動を禁止することを特徴とする。
【0014】本発明の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮影手段の撮影光
学系を撮影不能位置から撮影可能位置に駆動させること
を特徴とする。
【0015】また、本発明の銀塩撮影及び電子撮像兼用
カメラの前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮影手段の
撮影光学系に含まれる駆動動力伝達系の切り換え機構に
関する初期動作をさせることを特徴とする。
【0016】さらにまた、本発明の銀塩撮影及び電子撮
像兼用カメラの前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮像
手段の撮影光学系の焦合調節機構の初期動作をさせるこ
とを特徴とする。
【0017】本発明により、カメラの駆動電源をオンし
た直後の銀塩撮影の撮影準備動作中にシャッターチャン
スが生じ際には、前記撮影準備動作を禁止して、電子撮
像により被写体を素早く撮像可能とすることが可能とな
った。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1と図2を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明
に係る銀塩及び電子撮像兼用カメラの一実施形態の構成
を示すブロック図で、図2は本発明に係る銀塩撮影及び
電子撮像兼用カメラの外観構成を示し、図2(a)は正
面斜視図で、図2(b)は背面斜視図である。
【0019】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カ
メラの外観は、図2に示すように、2段式の押圧スイッ
チで、被写体の測距・測光と、銀塩フィルムヘの露光撮
影、及び記録媒体への電子画像信号の記憶取り込み等の
カメラ操作を指示するレリーズスイッチ41、ストロボ
発光窓42、銀塩撮影用の各種撮影レンズを内蔵した撮
影光学系43、被写体までの距離の計測を行うために、
一般に用いられる赤外アクティブ方式の赤外光の投光窓
44、被写体から反射された赤外光を受光するための受
光窓45、被写体像の光束を受光するファインダ受光窓
46、銀塩撮影の撮影光学系43の焦点距離を変更する
ためのズーム・アップとズーム・ダウン用のズーム操作
ボタン47、ユーザが被写体像を確認するファインダ接
眼窓48、前記ファインダ受光窓46から取り込んだ被
写体像のファインダ光学系の一部に配置されるエリアセ
ンサで変換された電子画像信号に後述の処理が行われ電
子映像として表示されるLCD(液晶等)モニタ49、
及びスライド式の操作スイッチ50で、この操作スイッ
チ50は、カメラの駆動電源スイッチで、「オフ(OF
F)」指標に位置するとカメラへの駆動電源がオフ状態
となり、「電子撮像( DEG)」指標に位置するとカ
メラへの駆動電源がオンされて電子撮像専用モードで作
動すると共に、銀塩撮影装置の作動は禁止される。「銀
塩撮影(NOM)」の指標に位置するとカメラへの駆動
電源がオンされると共に、銀塩撮影と電子撮像が同時に
作動する。
【0020】次に、前記銀塩撮影及び電子撮像兼用カメ
ラの内部構成について図1を用いて説明する。まず最初
に電子撮像装置に係わる部分について説明する。前記フ
ァインダ受光窓46で受光した被写体像は、ファインダ
光学系11に導かれ、このファインダ光学系11で取り
込んだ被写体像は、ハーフミラー12で前記ファインダ
接眼窓48の内部に設けた接眼部光学系13とエリアセ
ンサ14に所定の割合で振り分けられる。このエリアセ
ンサ14は、一般には、固体撮像素子(CCD素子)等
で結像した被写体像を光電変換し、エリアセンサ駆動回
路15からの駆動制御信号の基で、アナログ画像信号と
して信号処理回路16に出力する。前記信号処理回路1
6は、前記エリアセンサ14からのアナログ画像信号を
デジタル信号への変換と所定の画像圧縮方法の基でデジ
タル画像データを生成すると共に、前記エリアセンサ駆
動回路15への制御信号の供給等の処理を行う。前記信
号処理回路16で生成された前記デジタル画像データ
は、揮発性メモリであるDRAM17に一時的に記憶す
る。このDRAM17に記憶されたデジタル画像データ
は、前記信号処理回路16で電子画像信号に変換され
て、LCDモニタ18に供給されて、撮像画像として表
示される。
【0021】次に、銀塩撮影装置に関わる部分について
説明する。前記撮影光学系43に内蔵される正レンズ1
9、シャッター機構20、負レンズ21が設けられ、こ
の光軸上には銀塩フィルム(以下、フィルムという)2
2が配置されている。なお、本カメラに使用されるフィ
ルム22は、一般的な形態のフィルムカートリッジ内に
巻回して収納された写真撮影用のロール状銀塩フィルム
である。このフィルム22の受光面、即ち乳剤面の裏面
側であって、同フィルム22の所定の領域には、各種の
情報を磁気的に記録し得る磁気記録層等が形成されてい
る。この磁気記録層に対向するカメラ側の所定の位置に
は、同磁気記録層に当接するようにして磁気ヘッド23
が配置されて、撮影日付け情報等の種々の情報を磁気記
録する。この磁気ヘッド23は、磁気ヘッド駆動回路2
4の駆動制御の基で駆動される。
【0022】前記正レンズ19、負レンズ21、シャッ
ター機構20を含むレンズ鏡筒からなる撮影光学系(以
下、撮影光学系という)43は、カメラ本体の沈動位置
(撮影不可能位置)からワイド位置(撮影可能位置)へ
の駆動と前記ズーム操作ボタン47の操作によるズーム
駆動(以下、ズーム駆動という)と、前記フィルム22
を不図示の給送駆動機構によりコマ送りや巻き戻し駆動
(以下、フィルム駆動という)とをズーム・フィルム駆
動回路25の駆動制御で行う。このズーム・フィルム駆
動回路25からの駆動制御により、切換機構26に配置
された不図示の単一のアクチュエータを駆動し、不図示
の駆動力伝達機構を切り換えて、前記ファインダ光学系
11、前記撮影光学系42のズーム駆動とフィルム22
のフィルム駆動を行う。
【0023】前記撮影光学系43で取り込む被写体像
は、前記フィルム22の露光面に合焦させるために、前
記正レンズ19は、ピント駆動回路27からの駆動制御
の基で、所望の位置(合焦点)へと駆動する焦点調節動
作と同時に前記ズーム操作ボタン47の操作によりズー
ム動作した際の焦点調節動作も行うようになっている。
このピント駆動回路27は、発光素子駆動回路31から
の駆動信号の基で、赤外発光素子30から発光された赤
外光を前記投光窓44に設けた測距用投光レンズ29か
ら被写体に投射し、被写体から反射された前記赤外光を
前記受光窓45に設けた測距用受光レンズ32で受光
し、測距素子であるPSD(Position Sensitive Devic
e)33に結像させる。このPSD33は、結像した赤外
光を光電変換してアナログ信号を生成し、そのアナログ
信号を前記測距回路34でデジタル変換し、かつ、被写
体までの距離情報を生成する。この測距回路34で生成
された距離情報は前記ピント駆動回路27に供給され
て、前記撮影光学系43の正レンズ19の位置調整を行
う。この被写体との測距に赤外発光素子30及び測距素
子33を用いることは、赤外アクティブ式の測距システ
ムとして一般に用いられている方式である。また、前記
ピント駆動回路27には、不図示の正レンズ19の現在
位置検出用のエンコーダ装置が配置されている。つま
り、前記測距回路34からの被写体までの距離情報と前
記エンコーダ装置で検出した正レンズ19の現在位置情
報を基に、前記ピント駆動回路27で正レンズ19を最
適位置に駆動調節するものである。
【0024】なお、前記切換機構26をズーム駆動に切
り換えて前記撮影光学系43のズーム駆動した際に、前
記ファインダ光学系11も前記撮影光学系43と連動し
てズーム駆動させて、ファインダ光学系11で捉えて接
眼部光学系13で視認する被写体像と撮影光学系43で
フィルムに露光させる被写体像とが同じ画角となるよう
にしている。
【0025】前記シャッタ機構20は、シャッタ駆動回
路28からのシャッタ開口駆動制御により、前記正レン
ズ19で取り込んだ被写体像を前記フィルム22に露光
させる被写体の光量と露光時間を調節するものである。
前記シャッタ駆動回路28は、前記信号処理回路16で
生成されたデジタル画像データを基に被写体の輝度値を
検出し、この輝度値と不図示のフィルム22の感度デー
タから撮影光学系4のレンズ開口(絞り)とシャッター
速度からなるシャッタ開口データを算出し、この算出さ
れたシャッタ開口データの基で、前記シャッタ機構20
を駆動制御するものである。
【0026】なお、図中のストロボ回路35は、前記信
号処理回路16で生成されたデジタル画像データを基に
検出された被写体の輝度値が、所定の輝度値以下の場合
には、前記エリアセンサ14での被写体像の積分時、ま
たは前記フィルム22での被写体像の露光時に、補助光
を被写体に投光するものであり、不揮発性メモリ36
は、前記信号処理回路16で生成され前記DRAM17
に一時記憶されているデジタル画像データを転送記憶す
るものであり、CPU37は、マイクロプロセッサで構
成され、データバス39を介して、前記信号処理回路1
6でのデジタル画像データの変換生成や輝度値検出及び
DRAM17やLCDモニタ18へのデータ授受制御、
及び、前記磁気ヘッド駆動回路24やズーム・フィルム
駆動回路25の駆動制御、あるいはピント駆動回路2
7,シャッタ駆動回路28、発光素子駆動回路31,及
び測距回路34の駆動制御を行うものである。
【0027】このCPU37には、カメラの撮影に関す
る各種操作を行う複数のスイッチやボタン、たとえば、
前記レリーズスイッチ41,ズーム操作ボタン47、操
作スイッチ50、及びその他のカメラの操作に必要な各
種スイッチからなるスイッチ入力38が接続され、それ
らスイッチや釦の操作に応じた操作信号がスイッチ入力
38からのCPU37に伝達されて、そのスイッチに応
じた各種制御を行うものである。
【0028】このような構成の銀塩及び電子撮像兼用カ
メラで、例えば銀塩撮影を行う場合に、前記操作スイッ
チ50をオフ位置から銀塩撮影(NOM)位置に操作す
ると、カメラ駆動用電源がオンされると共に、CPU3
7は、ズーム・フィルム駆動回路25を制御して、前記
撮影光学系43をカメラ本体の沈動位置からワイド位置
の撮影可能位置に駆動させる。ユーザは、ファインダ接
眼窓48から被写体を見ながら、前記ズーム操作ボタン
47を操作して被写体の画角を設定する。このとき、前
記ズーム操作ボタン47の操作が行われると、前記スイ
ッチ入力38からCPU37に対して、ズーム操作モー
ドの制御が読み出されて、前記ズーム・フィルム駆動回
路25を駆動制御して前記切換機構26により前記撮影
光学系43の正レンズ19を駆動制御する。次に、前記
レリーズスイッチ41の1段目のスイッチ(以下、第1
レリーズスイッチという)が押圧されてオンすると、前
記スイッチ入力38から前記CPU37に対して、ピン
ト調節モードの制御が読み出されて、発光素子駆動回路
31と測距回路34を駆動制御して被写体距離データ
と、ピント駆動回路27のエリアセンサーによる正レン
ズ19の現在位置データから最適ピント位置を算出し
て、正レンズ19の位置調節を行い、さらに、前記ファ
インダ光学系11で取り込んだ被写体をエリアセンサ駆
動回路15の駆動制御の基でエリアセンサ14で光電変
換された画像信号の輝度値データと、フィルム感度デー
タとを用いてシャッタ開口データを生成する。さらに、
前記レリーズスイッチ41がさらに押圧されて、2段目
のスイッチ(以下、第2レリーズスイッチという)が押
圧されてオンすると、前記シャッタ開口データの基で、
シャッタ駆動回路28を駆動制御して、フィルム22に
被写体像を露光させる。フィルム22の被写体の露光が
終了すると、前記CPU37は、フィルム22のコマ送
りモードを読み出し、前記ズーム・フィルム駆動回路2
5から切換機構26を切換制御して、フィルムの撮影済
駒送りと、磁気ヘッド駆動回路24から磁気ヘッド23
を介して各種情報データをフィルム22に記録する。
【0029】一方、電子撮像を行う場合には、前記操作
スイッチ50を電子撮像(DEG)に操作すると、前記
スイッチ入力38からCPU37に対して、電子撮像モ
ードの制御が読み出され、この電子撮像モードの基で、
前記信号処理回路16からのエリアセンサ駆動回路15
とLCDモニタ18の駆動制御により、前記エリアセン
サ14で光電変換されたアナログ画像信号がデジタル画
像データに変換されて、そのデジタル画像データの基で
前記LCDモニタ18に被写体像が表示される。この状
態から前記ズーム操作ボタン47が操作されると、前記
スイッチ入力38から前記入力信号処理回路16を制御
して、被写体のデジタル画像データを電子的に処理して
電子ズームされた拡大画像がLCDモニタ18に表示さ
れる。次に前記レリーズスイッチ41の第2レリーズス
イッチがオンされるとLCDモニタ18に表示されてい
る電子画像信号のデジタル画像データは、DRAM17
に一時記憶され、かつ、スイッチ入力38からの入力指
示により、デジタル画像データのデータ圧縮処理して不
揮発性メモリ36に転送記憶される。この不揮発性メモ
リ36にデジタル画像データを記憶する際に、データの
記録アドレスやその他の情報も同時に生成記憶する。
【0030】このような構成と動作を行う銀塩撮影及び
電子撮像兼用カメラにおいて、シャッタチャンスを迎え
た際に、カメラの駆動電源のオン後、銀塩撮影のための
撮影準備が終了する前でも少なくとも電子撮像を可能と
して、シャッタチャンスを逃すことなく被写体の撮影を
可能とする動作について、図3乃至図6のフローチャー
トを用いて説明する。
【0031】図3は、メインシーケンスを実行するサブ
ルーチンで、カメラに駆動電源(電池)が装填される
と、CPU37が動作を開始し、サブルーチンの「メイ
ンシーケンス」が呼び出される。
【0032】ステップS1は、カメラを駆動する電源の
オフと、電源オンと共に撮影モードを選定する前記操作
スイッチ(以下、パワースイッチという)50が「オフ
(OFF)」位置にあるかどうか判断される。 「オ
フ」位置にある場合は、ステップS2以下の処理が実行
され、「電子撮像(DEG)または銀塩撮影(NO
M)」の位置にある場合はステップS4以下の処理が実
行される。
【0033】ステップS2は、LCDモ二夕18に対し
て、前記信号処理回路16で生成した画像信号等による
画像表示オフの指示がなされる。次に、ステップS3
で、スタンバイ処理1が行われる。スタンバイ処理1
は、いわゆるCPU37の動作を停止する前に、停止後
CPU37が再び動作を開始するための条件設定を行う
ものである。また、このスタンバイ1では、パワースイ
ッチ50が「OFF」位置から「DEG」または「NO
M」位置に切換操作された時に動作開始をするように設
定され、そして、CPU37の動作が停止される。スタ
ンバイが解除された場合は、サブルーチン「メインシー
ケンス」の先頭から実行される。
【0034】ステップS4では、前記パワースイッチ5
0が「DEG」位置にあるかどうか判断される。「DE
G」位置にある場合はステップS6以下の処理を行い、
「DEG」位置にない(つまり「NOM」位置)の場合
には、ステップS5の処理が実行される。このステップ
S5は、図4で後述するサブルーチン「準備動作処理」
が実行される。
【0035】前記ステップS4で前記パワースイッチ5
0が「DEG」位置と判断されたか、またはステップS
5の処理が終了すると、ステップS6で、ストロボ回路
35に含まれる不図示のメインコンデンサにストロボ発
光用の電荷が充電される。次のステップS7では、CP
U37に内蔵されたタイマ1のカウントが開始される。
タイマ1は、所定時間毎にカウントアップされるカウン
タであり、カウンタ値が0クリア(リセツト)されてカ
ウントが開始される。
【0036】次にステップS8で前記パワースイッチ5
0の操作位置が「DEG」位置にあるか再度判断され
る。「DEG」位置にある場合は、ステップS9の処理
が行われ、「DEG」位置にない場合(つまり「NO
M」位置)は、ステップS10以下の処理が実行され
る。前記ステップS9は、図5で後述するサブルーチン
「撮像」が実行される。
【0037】ステップS10では、ズーム操作ボタン4
7が操作されたかどうか判断される。このズーム操作ボ
タン47が操作された場合は、ステップS11以下が実
行され、操作されない場合はステップS14以下の処理
が実行される。
【0038】前記ステップS11は、前記パワースイッ
チ50が「DEG」位置にあるか判断される。「DE
G」位置にある場合は、ステップS13の電子ズーム処
理が実行され、「DEG」位置にない場合(つまり「N
OM」位置)は、ステップS12の処理が実行される。
【0039】ステップS12は、前記ズーム・フィルム
駆動回路134の駆動制御の基で、切換機構26を介し
て、前記撮影光学系43のズーム駆動と正レンズ19の
焦点距離の変更駆動及び前記撮影光学系43のズーム駆
動に連動してファインダ光学系11のズーム駆動が行わ
れる。なお、前記切換機構26の切換は、後述するステ
ップS5のサブルーチン「準備動作処理」によって、予
めズーム機構に動力伝達できるように切り換えられてい
る。
【0040】ステップS13は、前記パワースイッチ5
0が「DEG(電子撮像)」撮像モードに設定されてい
るため、前記撮影光学系43とファインダ光学系11の
ズーム駆動と正レンズ19の焦点距離変更は行われず、
前記ファインダ光学系11の初期状態で取り込み前記エ
リアセンサ14で光電変換し、かつ信号処理回路16で
生成した電子画像信号を電子的にズーム処理してLCD
モ二夕18に表示する。
【0041】次に、ステップS14で、前記レリーズス
イッチ41の第1レリーズスイッチがオンされたか判断
される。第1レリーズスイッチがオンされていない場合
はステップS19以下の処理が実行され、押されている
場合はステップS15以下の処理が実行される。
【0042】ステップS15は、前記ファインダ光学系
11で取り込み、前記エリアセンサ14で光電変換され
た被写体信号から測光を行う。前記エリアセンサ14の
被写体信号は、前記エリアセンサ駆動回路15から制御
信号の基で、被写体輝度値が検出され、前記信号処理回
路16を経由してCPU34に入力される。次にステッ
プS16で測距回路34に入力された信号に基づいて、
被写体までの距離を求め、合焦位置に前記撮影光学系4
3の正レンズ19の駆動量データを演算する。前記駆動
量は、ピント駆動回路27に転送され、前記正レンズ1
9の焦点位置が変更される。次に、ステップS17で、
前記ステップS15で得られた被写体輝度値と、図示し
ないプログラム線図等と、図示しないフィルム感度検出
回路によって検出されたフィルム感度に基づいて、公知
の技術によって適正露光が得られるようにシャッター機
構20の絞りとシャッタ開閉時間が演算される。なお、
カメラの操作スイッチ50が「DEG(電子撮像)」に
設定されている場合は、この演算は省略してもよい。ス
テップS17の処理が終了すると、ステップS18で、
図6で後述するサブルーチン「撮影シーケンス」が実行
される。
【0043】前記ステップS14で、レリーズスイッチ
41の第1レリーズスイッチがオンされていないと判断
されると、ステップS19で、前記パワースイッチ50
が「オフ」位置にあるか判断される。「オフ」位置にあ
る場合は、ステップS2以下の処理が実行され、「DE
G」または「NOM」位置にある場合は、ステップS2
0の判断が実行される。このステップS20では、前記
ステップS7のタイマ1のカウントが開始されて所定時
間が経過したか否かを判断するもので、所定時間経過す
ると、タイマ1がオーバーフローする。このタイマ1が
オーバーフローした場合はステップS21以下の処理が
実行され、オーバーフローしていない場合はステップS
8以下の処理が繰り返し実行される。このステップS2
0の判断は、タイマ1が所定時間経過して前記パワース
イッチ50等の操作スイッチが操作されない場合は、省
エネのためにCPU37をスタンバイ状態にするためで
ある。
【0044】前記ステップS20でタイマ1がオーバー
フローしていると判断されると、ステップS21で、前
記LCDモ二夕18を表示オフとする指示がなされる。
次にステップS22で、スタンバイ処理2が行われる。
このスタンバイ処理2は、前記ステップS3と同様にC
PU37の動作を停止する前に、停止後にCPU37が
再び動作を開始するための条件設定を行うものである。
スタンバイ処理2では、ズーム操作ボタン47、パワー
スイッチ50、レリーズスイッチ41の操作によって動
作開始をするように設定され、そして、CPU37の動
作が停止される。前記スタンバイ処理2が解除された場
合はステップS6から実行される。
【0045】次に、ステップS5のサブルーチン「準備
動作処理」を図4を用いて説明する。ステップS23
は、前記ズーム・フィルム駆動回路25に含まれる不図
示のアクチュエータは、切換機構26によって不図示の
駆動力伝達機構を介して、前記撮影光学系43やファイ
ンダ光学系11をズーム駆動する側に接続される(つま
り、駆動力伝達系の切り換え機構に関するイニシャル動
作)。次に、ステップS24で、前記撮影光学系43の
鏡筒を沈胴位置(撮影不能位置)からワイド位置(撮影
可能位置)へ駆動させる。次に、ステップS25で、前
記撮影光学系43の正レンズ19を光学的な無限位置等
の初期位置に駆動する。このステップS23〜S25の
処理により、前記撮影光学系43はカメラ本体の沈動位
置からワイド位置に駆動され、かつ、正レンズは焦点調
節の初期位置に設定され、銀塩撮影における撮影準備動
作が終了する。
【0046】次に、前記ステップS9のサブルーチンの
「撮像」について、図5を用いて説明する。前記ステッ
プS8でパワースイッチ50が「DEG」に設定されて
いることが確認されると、ステップS26で、前記ファ
インダ光学系11で取り込んだ被写体像が前記エリアセ
ンサ14で光電変換されエリアセンサ駆動回路15の制
御の基でエリアセンサ14からアナログ画像信号として
信号処理回路16に取り込む。この取り込んだアナログ
画像信号は、ステップS27で、前記信号処理回路16
において、所定の信号処理を行いデジタル画像データを
生成してDRAM17に転送・記憶される。このDRA
M17に記憶されたデジタル画像データは、ステップS
28で信号処理回路16に読み出され、表示用画像信号
に変換されて、前記LCDモニタ18に画像表示され
る。
【0047】これにより、電子撮像時の被写体の撮像画
像データがDRAM17に記憶されると共に、LCDモ
ニタ18に表示されて、電子撮像されている被写体の画
像の確認が行われる。
【0048】次に、前記ステップS18のサブルーチン
「撮影シーケンス」を図6を用いて説明する。前記ステ
ップS14でレリーズスイッチ41の第1レリーズスイ
ッチがオンされたことが確認され、ステップS15の測
光、ステップS16の測距・ピント調節、及びステップ
S17の露出演算が終了すると、ステップS18の「撮
影シーケンス」が実行される。この「撮影シーケンス」
は、ステップS29で、前記LCDモニタ18の表示を
オフするように、前記信号処理回路16を介して制御す
る。次に、ステップS30でレリーズスイッチ41の第
2レリーズスイッチがオンされたか判断する。第2レリ
ーズスイッチがオンされていると、ステップS32以下
の処理が実行され、第2レリーズスイッチがオンされて
いない(オフの状態)と、ステップS31の前記レリー
ズスイッチ41の第1レリーズスイッチがオンされてい
るか再度判断されて、第1レリーズスイッチがオンされ
ていると前記ステップS30に戻り再度第2レリーズス
イッチがオンされているか判断される。第1レリーズス
イッチがオンされていない(オフ状態)と判断されると
サブルーチン「メインシーケンス」にリターンする。
【0049】前記ステップS30で第2レリーズスイッ
チがオンされていると判断されると、ステップS32
で、パワースイッチ50「DEG(電子撮像)」位置に
あるか判断され、「DEG」位置にある場合は、ステッ
プS33の「撮像」処理が実行される。このステップS
33の「撮像」処理は、図5で説明した前記ステップS
9の「撮像」と同じ処理を行い、第2レリーズスイッチ
のオン時の被写体像のデジタル画像信号がDRAM17
に記憶され、かつLCDモニタ18に表示される。この
ステップS32の判断で「DEG」位置にない場合(つ
まり「NOM(銀塩撮影)」位置の場合は、ステップS
34以下の処理が実行される。
【0050】ステップS34は、前記シャツタ駆動回路
28の制御により、シャッタ機構20が駆動されて、前
記ステップS17の露光演算処理で演算設定された絞り
とシャッタ開閉時間でシャッタ駆動して前記フィルム2
2に被写体像を露光させるように制御される。
【0051】つぎに、ステップS35で、前記フィルム
22に露光した被写体と同じ被写体像を前記ステップS
26と同様に前記ファインダ光学系11で取り込み、前
記エリアセンサ14で光電変換したアナログ画像信号を
エリアセンサ駆動回路15の制御の基で読み取り、ステ
ップS36でステップS27と同様に前記信号処理回路
16でデジタル画像データに変換生成して前記DRAM
17に一時記憶させる。次に、ステップS37で、前記
ズーム・フィルム駆動回路25に含まれる不図示のアク
チュエータを切換機構26によって不図示の駆動力伝達
機構を介して、ズーム駆動からフィルム駆動に切り換
え、ステップS38で、ズーム・フィルム駆動回路25
の制御の基で、フィルム22を1駒分巻き上げると共
に、磁気ヘッド駆動回路24の制御の基で、磁気ヘッド
23によって、フィルム22の磁気記録層に所定のデー
タが磁気記録される。この磁気記録層への情報記録は周
知の技術なので詳細な説明は省略する。
【0052】次にステップS39で、前記信号処理回路
16を制御して、前記DRAM17に一時記憶されてい
るデジタル画像データを読み出し、かつ、LCDモニタ
18にそのデジタル画像データの被写体像を表示するよ
うに LCDモニタ18の動作をオンさせる。これによ
り、前記フィルム22に露光した被写体像と同じ被写体
像がLCDモニタ18に表示されるために、銀塩撮影さ
れた被写体の確認が可能となる。
【0053】このステップS40のLCDモニタ18に
表示された画像で銀塩撮影された被写体の確認が終了、
またはステップS33の電子撮像の被写体の確認が終了
すると、ステップS40で、前記DRAM17に一時記
憶されているデジタル画像データが圧縮処理されて、ス
テップS41で、その圧縮されたデジタル画像データを
不揮発性メモリ36に転送して記憶される。
【0054】以上説明したように本発明の銀塩撮影及び
電子撮像兼用カメラは、撮影モードを設定する操作(パ
ワー)スイッチ50を電子撮像(DEG)に設定されて
いる際には、銀塩撮影モード時に行われる撮影準備動作
処理である駆動力伝達系の切り換えを所定の状態に初期
化することや、撮影光学系43を沈胴位置(撮影不能位
置)からワイド位置(撮影可能位置)に駆動すること
や、ピント調節機構の初期化等を禁止されるために、シ
ャッタチャンスを逃すことなく素早く電子撮影が可能と
なる。
【0055】また、銀塩撮影においては、撮影に先立ち
被写体の画角を撮影光学系のズーム動作によって設定す
るために、撮影光学系のズーム動作中にシャッタチャン
スを逃すことがある。しかし、電子撮像モードに設定さ
れている場合は、被写体画角が一定であるファインダ光
学系で捉えた被写体像から生成された電子画像をLCD
モニタに表示し、このLCDモニタに表示されている被
写体像を電子ズーム処理によって画角変更を行い、前記
LCDモニタに表示される被写体の画角を確認しながら
電子撮像が可能となり、シャッタチャンスを逃すことな
く所望の画角の被写体撮像が可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明の銀塩及び電子撮像兼用カメラ
は、カメラの駆動電源がオンされ、かつ、電子撮像モー
ドに設定した際には、他の撮影モードで必ず実行される
撮影準備動作処理を禁止し、ファインダ光学系から取り
込んだ被写体像を基に電子撮像画像を生成し、かつ、そ
の電子画像を電子処理により被写体画角の設定が可能と
なり、シャッタチャンスを逃すことなく素早い電子撮像
が可能となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の外観構成を示し、図2(a)は正面斜視図、図2
(b)は背面斜視図。
【図3】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
のメインシーケンス動作を説明するフローチャート。
【図4】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
のメインシーケンスの準備動作処理を説明するフローチ
ャート。
【図5】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
のメインシーケンスの撮像処理を説明するフローチャー
ト。
【図6】本発明に係る銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
のメインシーケンスの撮像処理を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…ファインダ光学系 12…ハーフミラー 13…接眼部光学系 14…エリアセンサ 15…エリアセンサ駆動回路 16…信号処理回路 17…DRAM 18…LCDモニタ 19…正レンズ 20…シャッタ機構 21…負レンズ 22…銀塩フィルム 23…磁気ヘッド 24…磁気ヘッド駆動回路 25…ズーム・フィルム駆動回路 26…切換機構 27…ピント駆動回路 28…シャッタ駆動回路 29…投光レンズ 30…赤外発光素子 31…発光素子駆動回路 32…受光レンズ 33…測距素子 34…測距回路 35…ストロボ回路 36…不揮発性メモリ 37…CPU 38…スイッチ入力 39…データバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系を介して取り込んだ被写体像
    を銀塩フィルムに露光する銀塩撮影手段と、 ファインダ光学系を介して取り込んだ被写体像を電子的
    画像信号に変換生成する電子撮像素子を有する電子撮像
    手段と、 前記銀塩撮影手段による露光に先立って前記撮影光学系
    の撮影準備動作を行う撮影準備手段と、 を具備し、前記電子撮像手段による撮影のみを行う場合
    は、前記撮影準備手段の作動を禁止することを特徴とす
    る銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ。
  2. 【請求項2】 前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮影
    手段の撮影光学系を撮影不能位置から撮影可能位置に駆
    動させることを特徴とする請求項1に記載の銀塩撮影及
    び電子撮像兼用カメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮影
    手段の撮影光学系に含まれる駆動動力伝達系の切り換え
    機構に関する初期動作をさせることを特徴とする請求項
    1に記載の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影準備動作手段は、前記銀塩撮像
    手段の撮影光学系の焦合調節機構の初期動作をさせるこ
    とを特徴とする銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。
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