JPH11352579A - カメラ - Google Patents
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- JPH11352579A JPH11352579A JP10162175A JP16217598A JPH11352579A JP H11352579 A JPH11352579 A JP H11352579A JP 10162175 A JP10162175 A JP 10162175A JP 16217598 A JP16217598 A JP 16217598A JP H11352579 A JPH11352579 A JP H11352579A
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- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/48—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 銀塩撮影と電子撮像との両方の機能動作を行
うか、一方の動作のみを使うかを簡単な機構で選択指示
できるようなカメラを提供すること。 【解決手段】 右手人さし指が届く位置にレリーズ釦3
aを、右手親指の位置にもう1つの釦、即ちデジタル釦
3bを設け、このカメラのユーザの操作において、レリ
ーズ釦3aとデジタル釦3bを右手親指と人さし指の組
合せ操作による指示に従って適宜動作するようにこのカ
メラの所定の制御プログラムに従って稼動させる。すな
わち、ユーザが所望する動作、例えば電子撮像動作のみ
か、フィルム露光動作のみか、或いはこれら2つ両方の
動作を行うかを片手で自由に簡単指示できるようなカメ
ラに構成する。
うか、一方の動作のみを使うかを簡単な機構で選択指示
できるようなカメラを提供すること。 【解決手段】 右手人さし指が届く位置にレリーズ釦3
aを、右手親指の位置にもう1つの釦、即ちデジタル釦
3bを設け、このカメラのユーザの操作において、レリ
ーズ釦3aとデジタル釦3bを右手親指と人さし指の組
合せ操作による指示に従って適宜動作するようにこのカ
メラの所定の制御プログラムに従って稼動させる。すな
わち、ユーザが所望する動作、例えば電子撮像動作のみ
か、フィルム露光動作のみか、或いはこれら2つ両方の
動作を行うかを片手で自由に簡単指示できるようなカメ
ラに構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】銀塩フィルムを用いたカメラ
に電子撮像装置を付加することにより、撮像素子で画像
を撮像可能なカメラに関する。
に電子撮像装置を付加することにより、撮像素子で画像
を撮像可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフカメラの可動ミラーで反
射された被写体光の一部または全部を撮像素子で撮像
し、その出力をモニタ装置に表示するようなカメラに関
しての技術には次のようなものがあった。特開昭61−
215538号公報(従来技術)には、例えば一眼レ
フカメラのファインダ光路中にハーフミラーを配置し、
被写体の反射光の一部を撮像素子であるCCDへ導き表
示する機能を付加した写真装置が提案されており、撮像
データがメモリ内に順次記憶され、銀塩フィルムのDP
E処理をしなくても撮影内容を容易に且つ即座に確認で
き、さらにレリーズ釦の操作により銀塩フィルムへの感
光と撮像素子への撮像を同時に行っている。
射された被写体光の一部または全部を撮像素子で撮像
し、その出力をモニタ装置に表示するようなカメラに関
しての技術には次のようなものがあった。特開昭61−
215538号公報(従来技術)には、例えば一眼レ
フカメラのファインダ光路中にハーフミラーを配置し、
被写体の反射光の一部を撮像素子であるCCDへ導き表
示する機能を付加した写真装置が提案されており、撮像
データがメモリ内に順次記憶され、銀塩フィルムのDP
E処理をしなくても撮影内容を容易に且つ即座に確認で
き、さらにレリーズ釦の操作により銀塩フィルムへの感
光と撮像素子への撮像を同時に行っている。
【0003】また、特願平8−233725号公報(従
来技術)には、レリーズ釦の操作に応答して銀塩フィ
ルムへの露光と撮像素子への撮像を行う第1のモード
と、撮像素子への撮像のみを行う第2のモードとを切換
え可能にしたカメラが提案されている。このカメラは、
メモ帳代わりに使用できる第2のモードを有して使用上
のフィルムの無駄に配慮するように改良されたものであ
った。
来技術)には、レリーズ釦の操作に応答して銀塩フィ
ルムへの露光と撮像素子への撮像を行う第1のモード
と、撮像素子への撮像のみを行う第2のモードとを切換
え可能にしたカメラが提案されている。このカメラは、
メモ帳代わりに使用できる第2のモードを有して使用上
のフィルムの無駄に配慮するように改良されたものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術のカメラには使用上において次のような不具合
があった。すなわち、従来技術においては、撮像素子
へ撮像する単なる画像メモとして使用したい場合にもフ
ィルムへの露光をしなければならずフィルムが無駄にな
ることが多かった。またこのとき、ユーザが求めていな
い不要な動作のために使われる電力の無駄を伴なってい
た。また、上記従来技術においては、専用のモードス
イッチの事前の確認や設定が必要であったため、ユーザ
はモードの切換え操作等が煩わしかった。
従来技術のカメラには使用上において次のような不具合
があった。すなわち、従来技術においては、撮像素子
へ撮像する単なる画像メモとして使用したい場合にもフ
ィルムへの露光をしなければならずフィルムが無駄にな
ることが多かった。またこのとき、ユーザが求めていな
い不要な動作のために使われる電力の無駄を伴なってい
た。また、上記従来技術においては、専用のモードス
イッチの事前の確認や設定が必要であったため、ユーザ
はモードの切換え操作等が煩わしかった。
【0005】本発明はこのような従来の不具合がある現
状に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、銀塩
撮影と電子撮像との両方の機能動作を行うか、一方の動
作のみを使うかを、簡単な機構で選択指示できるような
カメラを提供することにある。
状に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、銀塩
撮影と電子撮像との両方の機能動作を行うか、一方の動
作のみを使うかを、簡単な機構で選択指示できるような
カメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため、本発明のカメラには次の手段を講じてい
る。すなわち、レリーズ釦とは別に電子撮像動作指示の
ための釦を専用に設け、この釦の操作に基づいて、また
はレリーズ釦の半押し信号と全押し信号との組合せによ
って、銀塩撮影動作、電子撮像動作、あるいはこれらの
両方の動作を行うような3通りの機能動作形態の指示が
でき、適宜動作するようにカメラを制御する。そのため
例えば次のようなカメラを規定する。 [1] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、複数の操作部材を有し、これら複数の操作部材の組
み合せ操作に応じて、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像
手段を選択的に動作させることを特徴とするカメラを提
供する。
達成するため、本発明のカメラには次の手段を講じてい
る。すなわち、レリーズ釦とは別に電子撮像動作指示の
ための釦を専用に設け、この釦の操作に基づいて、また
はレリーズ釦の半押し信号と全押し信号との組合せによ
って、銀塩撮影動作、電子撮像動作、あるいはこれらの
両方の動作を行うような3通りの機能動作形態の指示が
でき、適宜動作するようにカメラを制御する。そのため
例えば次のようなカメラを規定する。 [1] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、複数の操作部材を有し、これら複数の操作部材の組
み合せ操作に応じて、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像
手段を選択的に動作させることを特徴とするカメラを提
供する。
【0007】[2] 銀塩フィルムに被写体像を露光す
る銀塩撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光
し画像データとして記録する電子撮像手段とを有するカ
メラにおいて、第1の手動操作部材と、第2の手動操作
部材とを有し、前記第1手動操作部材を操作したとき
に、前記第2手動操作部材が操作されるか否かに応じ
て、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手段の動作形態を
決定することを特徴とするカメラを提供する。 [3] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、第1の手動操作信号を発生する第1の出力手段と、
第2の手動操作信号を発生する第2の出力手段とを有
し、前記第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号
が出力されたときのみ、前記銀塩撮影手段と前記電子撮
像手段とを共に動作させ、前記第1の手動操作信号のみ
出力されたときは、前記電子撮像手段を動作させ、前記
第2の手動操作信号のみ出力されたときは、前記銀塩撮
影手段を動作させることを特徴とするカメラを提供す
る。
る銀塩撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光
し画像データとして記録する電子撮像手段とを有するカ
メラにおいて、第1の手動操作部材と、第2の手動操作
部材とを有し、前記第1手動操作部材を操作したとき
に、前記第2手動操作部材が操作されるか否かに応じ
て、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手段の動作形態を
決定することを特徴とするカメラを提供する。 [3] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、第1の手動操作信号を発生する第1の出力手段と、
第2の手動操作信号を発生する第2の出力手段とを有
し、前記第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号
が出力されたときのみ、前記銀塩撮影手段と前記電子撮
像手段とを共に動作させ、前記第1の手動操作信号のみ
出力されたときは、前記電子撮像手段を動作させ、前記
第2の手動操作信号のみ出力されたときは、前記銀塩撮
影手段を動作させることを特徴とするカメラを提供す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、複数の実施形態例に基づい
て本発明について具体的に説明する。最初にこれらの実
施形態例に共通な内容を図1〜図3に基づいて説明す
る。図1には、本発明の複数の実施形態例に係る一眼レ
フカメラの機能がブロック図で示されている。上記の制
御を行う特徴的な制御プログラム(詳細後述)を実行す
る制御回路9を有する。そしてこのカメラの動作シーケ
ンスは制御回路9によって適宜に制御される。
て本発明について具体的に説明する。最初にこれらの実
施形態例に共通な内容を図1〜図3に基づいて説明す
る。図1には、本発明の複数の実施形態例に係る一眼レ
フカメラの機能がブロック図で示されている。上記の制
御を行う特徴的な制御プログラム(詳細後述)を実行す
る制御回路9を有する。そしてこのカメラの動作シーケ
ンスは制御回路9によって適宜に制御される。
【0009】制御回路9には、制御回路9の出力ポート
から出力される制御信号に基づいて動作する各種の駆動
機構(即ち、レンズ駆動機構22、絞り駆動機構14、
ミラー駆動機構24、シャッタ駆動機構17、フィルム
給送機構20)と、制御回路9の入力ポートへ状態信号
を入力する各種の検知機構(即ち、レンズ移動量検知機
構23、絞り検知機構15、シャッタ検知機構18、フ
ィルム移動量検知機構21、ミラー駆動検知機構11)
と、被写体の焦点ずれ量を検出する焦点検出機構27
と、被写体の輝度レベルを検出する測光機構28と、銀
塩フィルム19のISO感度および最大撮影駒数を設定
するフィルム情報設定機構29と、銀塩フィルム19に
記載される光学画像とほぼ等価な電子画像を処理するた
めの画像処理回路8がそれぞれ接続されている。
から出力される制御信号に基づいて動作する各種の駆動
機構(即ち、レンズ駆動機構22、絞り駆動機構14、
ミラー駆動機構24、シャッタ駆動機構17、フィルム
給送機構20)と、制御回路9の入力ポートへ状態信号
を入力する各種の検知機構(即ち、レンズ移動量検知機
構23、絞り検知機構15、シャッタ検知機構18、フ
ィルム移動量検知機構21、ミラー駆動検知機構11)
と、被写体の焦点ずれ量を検出する焦点検出機構27
と、被写体の輝度レベルを検出する測光機構28と、銀
塩フィルム19のISO感度および最大撮影駒数を設定
するフィルム情報設定機構29と、銀塩フィルム19に
記載される光学画像とほぼ等価な電子画像を処理するた
めの画像処理回路8がそれぞれ接続されている。
【0010】被写体からの光は撮像レンズ1を通り、ハ
ーフミラー6によって被写体光の一部が撮像素子7へ導
かれる。また、被写体光の一部はハーフミラー6を透過
し、可動ミラー2で反射され、スクリーン3を介してペ
ンタプリズム4、接眼部5へと導かれ、撮影者が被写体
光を光学的に観察できる構成となっている。
ーフミラー6によって被写体光の一部が撮像素子7へ導
かれる。また、被写体光の一部はハーフミラー6を透過
し、可動ミラー2で反射され、スクリーン3を介してペ
ンタプリズム4、接眼部5へと導かれ、撮影者が被写体
光を光学的に観察できる構成となっている。
【0011】撮像素子7は、結像面上の被写体像をアナ
ログ画像データに変換する。画像処理回路8は、制御回
路9からの制御信号に応答して撮像素子7からのアナロ
グ画像データをデジタル変換(A/D変換)してデジタ
ル画像データを作成、記憶し、それを電子ビューファイ
ンダであるモニタ10に表示する。なお、この画像処理
回路8とその周辺回路に関する詳細は後述する。
ログ画像データに変換する。画像処理回路8は、制御回
路9からの制御信号に応答して撮像素子7からのアナロ
グ画像データをデジタル変換(A/D変換)してデジタ
ル画像データを作成、記憶し、それを電子ビューファイ
ンダであるモニタ10に表示する。なお、この画像処理
回路8とその周辺回路に関する詳細は後述する。
【0012】撮像レンズ1を構成する複数光学系1a,
1bの間には光量を調節する絞り部材13が配置されて
おり、この絞り部材13は絞り駆動機構14によって駆
動される。絞り部材13が絞り駆動機構14によって駆
動されている時、その絞り込み状態は絞り検知機構15
で検知され、制御回路9は絞り検知機構15からの信号
に応答して絞り駆動を制御する。なお、上記絞り検知機
構15は絞り部材13に連結する絞り駆動機構14内の
部材の動きをフォトインタラプタ、フォトリフレクタ、
ホール素子等の非接触型センサで検知するものである。
1bの間には光量を調節する絞り部材13が配置されて
おり、この絞り部材13は絞り駆動機構14によって駆
動される。絞り部材13が絞り駆動機構14によって駆
動されている時、その絞り込み状態は絞り検知機構15
で検知され、制御回路9は絞り検知機構15からの信号
に応答して絞り駆動を制御する。なお、上記絞り検知機
構15は絞り部材13に連結する絞り駆動機構14内の
部材の動きをフォトインタラプタ、フォトリフレクタ、
ホール素子等の非接触型センサで検知するものである。
【0013】シャッタ16は、シャッタ駆動機構17に
よってチャージおよび開閉が行われるようになってい
る。そして、シャッタ16のチャージ状態や開閉状態は
シャッタ検知機構18により検知され、制御回路9はシ
ャッタ検知機構18からの信号に応答してシャッタチャ
ージおよび開閉動作を制御する。なお、このシャッタ検
知機構18も絞り検知機構15と同様に非接触型センサ
で構成されている。
よってチャージおよび開閉が行われるようになってい
る。そして、シャッタ16のチャージ状態や開閉状態は
シャッタ検知機構18により検知され、制御回路9はシ
ャッタ検知機構18からの信号に応答してシャッタチャ
ージおよび開閉動作を制御する。なお、このシャッタ検
知機構18も絞り検知機構15と同様に非接触型センサ
で構成されている。
【0014】銀塩フィルム19は、フィルム給送機構2
0によって巻き上げおよび巻き戻し駆動される。そし
て、その移動量はフィルム移動量検知機構21によって
検知され、制御回路9はフィルム移動量検知機構21か
らの信号に応答して銀塩フィルム19の移動を制御す
る。なお、上記フィルム移動量検知機構21は、銀塩フ
ィルム19に設けられたパーフォレーションをフォトイ
ンタラプタやフォトリフレクタ等で検知するものであ
る。
0によって巻き上げおよび巻き戻し駆動される。そし
て、その移動量はフィルム移動量検知機構21によって
検知され、制御回路9はフィルム移動量検知機構21か
らの信号に応答して銀塩フィルム19の移動を制御す
る。なお、上記フィルム移動量検知機構21は、銀塩フ
ィルム19に設けられたパーフォレーションをフォトイ
ンタラプタやフォトリフレクタ等で検知するものであ
る。
【0015】撮影レンズ1の焦点調節光学系1aは、レ
ンズ駆動機構22によって駆動される。そしてその移動
量はレンズ移動量検知機構23によって検知され、制御
回路9はレンズ移動量検知機構23からの信号に応答し
て焦点調節光学系1aの移動を制御する。なお、上記レ
ンズ移動量検知機構23は、レンズ駆動機構22の伝達
系の一部に設けられた櫛歯状の回転部材の回転量をフォ
トインタラプタで検知するようになっている。
ンズ駆動機構22によって駆動される。そしてその移動
量はレンズ移動量検知機構23によって検知され、制御
回路9はレンズ移動量検知機構23からの信号に応答し
て焦点調節光学系1aの移動を制御する。なお、上記レ
ンズ移動量検知機構23は、レンズ駆動機構22の伝達
系の一部に設けられた櫛歯状の回転部材の回転量をフォ
トインタラプタで検知するようになっている。
【0016】被写体光束をファインダ接眼部5と銀塩フ
ィルム19へ選択的に導光する可動ミラー2は、露光動
作に先立って上方(図中、矢印UPで示す方向)へ退避
する。この動作は、制御回路9からの制御信号に従っ
て、モータを含むミラー駆動機構24が行う。この可動
ミラー2の動作は、ミラーアップ検知スイッチやミラー
ダウン検知スイッチ等の検出手段を含むミラー駆動検知
機構11で検知され、制御回路9はミラー駆動検知機構
11からの信号に応答してミラー駆動機構24を制御す
る。
ィルム19へ選択的に導光する可動ミラー2は、露光動
作に先立って上方(図中、矢印UPで示す方向)へ退避
する。この動作は、制御回路9からの制御信号に従っ
て、モータを含むミラー駆動機構24が行う。この可動
ミラー2の動作は、ミラーアップ検知スイッチやミラー
ダウン検知スイッチ等の検出手段を含むミラー駆動検知
機構11で検知され、制御回路9はミラー駆動検知機構
11からの信号に応答してミラー駆動機構24を制御す
る。
【0017】また、制御回路9には、1st.レリーズス
イッチと2nd.レリーズスイッチから成るレリーズスイ
ッチ( 即ちレリーズ釦3aに連動したスイッチ)、デジ
タルにて撮像するためのデジタルスイッチ( 即ちデジタ
ル釦3bに連動したスイッチ)、その他に例えばウラブ
タスイッチ(不図示)等のような各種のカメラ操作に関
連するスイッチを含む操作スイッチ群26が接続されて
いる。レリーズ釦3aは二段階の押し下げ操作に対応し
て、半押しで1st.レリーズスイッチがONし(即ち1
st.レリーズ動作)、更なる押し下げによる全押しで2
nd.レリーズスイッチがONする(即ち2nd.レリーズ
動作)。
イッチと2nd.レリーズスイッチから成るレリーズスイ
ッチ( 即ちレリーズ釦3aに連動したスイッチ)、デジ
タルにて撮像するためのデジタルスイッチ( 即ちデジタ
ル釦3bに連動したスイッチ)、その他に例えばウラブ
タスイッチ(不図示)等のような各種のカメラ操作に関
連するスイッチを含む操作スイッチ群26が接続されて
いる。レリーズ釦3aは二段階の押し下げ操作に対応し
て、半押しで1st.レリーズスイッチがONし(即ち1
st.レリーズ動作)、更なる押し下げによる全押しで2
nd.レリーズスイッチがONする(即ち2nd.レリーズ
動作)。
【0018】このように本発明のカメラにおいては、ユ
ーザは上記のレリーズスイッチの釦3aとデジタルスイ
ッチの釦3bを組み合せて操作(押下動作)することに
より、所望する機能、例えば電子撮像機能のみか、フィ
ルム露光機能か、あるいはこれら2つの機能を同時に行
うかを自由に指示できる。
ーザは上記のレリーズスイッチの釦3aとデジタルスイ
ッチの釦3bを組み合せて操作(押下動作)することに
より、所望する機能、例えば電子撮像機能のみか、フィ
ルム露光機能か、あるいはこれら2つの機能を同時に行
うかを自由に指示できる。
【0019】次に、図2を参照しながら上記した画像処
理回路の詳細な構成および動作を説明する。画像処理回
路の機能ブロック図が示されている図2によれば、点線
枠で囲まれた画像処理回路8は、画像処理動作のシーケ
ンスを制御するコントロール回路81と、撮像素子7の
出力をA/D変換するA/D変換回路82と、このA/
D変換回路82の出力を処理してモニタ表示し適した画
像データを生成するデジタル信号処理回路83と、この
デジタル信号処理回路83の出力を記憶する画像記憶回
路84と、この画像記憶回路84に記憶された画像デー
タを読み出して、電子的ビューファインダであるモニタ
10に表示させる読出回路85とから構成されている。
理回路の詳細な構成および動作を説明する。画像処理回
路の機能ブロック図が示されている図2によれば、点線
枠で囲まれた画像処理回路8は、画像処理動作のシーケ
ンスを制御するコントロール回路81と、撮像素子7の
出力をA/D変換するA/D変換回路82と、このA/
D変換回路82の出力を処理してモニタ表示し適した画
像データを生成するデジタル信号処理回路83と、この
デジタル信号処理回路83の出力を記憶する画像記憶回
路84と、この画像記憶回路84に記憶された画像デー
タを読み出して、電子的ビューファインダであるモニタ
10に表示させる読出回路85とから構成されている。
【0020】上記コントロール回路81は、2つの画像
処理動作を制御するように設定され、その1つはアナロ
グ画像データの取込動作であり、もう一つはデジタル画
像データの記憶および表示動作である。上述の取込動作
は、制御回路9から所定の画像取込指示信号に応答して
撮像素子7に積分動作を開始させ、撮像素子7からの所
定の積分終了信号を受けた時点で制御回路9に対して所
定の取込完了信号を送出するという動作である。
処理動作を制御するように設定され、その1つはアナロ
グ画像データの取込動作であり、もう一つはデジタル画
像データの記憶および表示動作である。上述の取込動作
は、制御回路9から所定の画像取込指示信号に応答して
撮像素子7に積分動作を開始させ、撮像素子7からの所
定の積分終了信号を受けた時点で制御回路9に対して所
定の取込完了信号を送出するという動作である。
【0021】また、記憶動作および表示動作は、制御回
路9からの画像記憶および表示指示信号に応答して、A
/D変換回路82に対して撮像素子7の出力をA/D変
換するように指示し、A/D変換回路82からのA/D
変換完了信号を受けたら、デジタル信号処理回路83に
対して画像データ処理を指示し、デジタル信号処理回路
83からの処理完了信号を受けたら画像記憶回路84に
対してデジタル信号処理回路83の出力を記憶させる。
そして、画像記憶回路84からの記憶完了信号を受けた
ら読出回路85に対して画像記憶回路84に記憶された
画像データを読み出してモニタ10に表示するように指
示し、読出回路85からの表示完了信号を受けたら制御
回路9に対して記憶および表示の完了信号を送出すると
いう動作である。
路9からの画像記憶および表示指示信号に応答して、A
/D変換回路82に対して撮像素子7の出力をA/D変
換するように指示し、A/D変換回路82からのA/D
変換完了信号を受けたら、デジタル信号処理回路83に
対して画像データ処理を指示し、デジタル信号処理回路
83からの処理完了信号を受けたら画像記憶回路84に
対してデジタル信号処理回路83の出力を記憶させる。
そして、画像記憶回路84からの記憶完了信号を受けた
ら読出回路85に対して画像記憶回路84に記憶された
画像データを読み出してモニタ10に表示するように指
示し、読出回路85からの表示完了信号を受けたら制御
回路9に対して記憶および表示の完了信号を送出すると
いう動作である。
【0022】このように、画像処理回路8は撮像素子7
からの出力を、コントロール回路81と制御回路9との
指示/応答に従って画像処理した画像イメージを画像記
憶し、モニタ10に表示する。
からの出力を、コントロール回路81と制御回路9との
指示/応答に従って画像処理した画像イメージを画像記
憶し、モニタ10に表示する。
【0023】図3には、本発明のカメラの外観が斜め後
方から見た斜視図で示されている。カメラの上面右側に
設けられた前方に突出した握り部分の上面には、この握
り部分を右手で把持した際に右手人指し指が届く範囲の
操作上適宜な位置にレリーズ釦3aが設けられている。
また、このカメラの背面右側上部にはもう1つの釦、即
ちデジタル釦3bが右手親指が届く範囲でしかも人間工
学的に前述のレリーズ釦3aとの相互の操作可能な図示
の如くの適宜な位置に設けられている。なお、カメラの
パワーSW(不図示)等も前述の操作スイッチ群26
(図1参照)に含まれる操作手段の1つである。
方から見た斜視図で示されている。カメラの上面右側に
設けられた前方に突出した握り部分の上面には、この握
り部分を右手で把持した際に右手人指し指が届く範囲の
操作上適宜な位置にレリーズ釦3aが設けられている。
また、このカメラの背面右側上部にはもう1つの釦、即
ちデジタル釦3bが右手親指が届く範囲でしかも人間工
学的に前述のレリーズ釦3aとの相互の操作可能な図示
の如くの適宜な位置に設けられている。なお、カメラの
パワーSW(不図示)等も前述の操作スイッチ群26
(図1参照)に含まれる操作手段の1つである。
【0024】さらに、モニタ表示のためのモニタ10
が、ユーザが視認しやすい位置、例えば図示のような背
面左下部に嵌め込まれた構造で設けられている。モニタ
10は「電子ビューファインダ」としても機能するの
で、従来のように光学的ファインダで光学像を可動ミラ
ーを介して観察できるだけでなく、ファインダ窓に接眼
せずにCCDが画像イメージを電子的に映し出した像を
観察できる。
が、ユーザが視認しやすい位置、例えば図示のような背
面左下部に嵌め込まれた構造で設けられている。モニタ
10は「電子ビューファインダ」としても機能するの
で、従来のように光学的ファインダで光学像を可動ミラ
ーを介して観察できるだけでなく、ファインダ窓に接眼
せずにCCDが画像イメージを電子的に映し出した像を
観察できる。
【0025】このように本発明のカメラを用いた場合
は、ユーザは上記のレリーズスイッチ( 釦) 3aとデジ
タルスイッチ( 釦) 3bを右手親指と人さし指の組合せ
操作により、所望する動作、例えば電子撮像のみか、フ
ィルム露光のみか、あるいはこれら2つを行うかを自由
に指示できる操作スイッチ群26の構成的特徴を有して
いる。なお、上述したカメラの構成及び構造(図1〜図
3)は、次に述べる3つの実施形態例に共通の構成と構
造である。
は、ユーザは上記のレリーズスイッチ( 釦) 3aとデジ
タルスイッチ( 釦) 3bを右手親指と人さし指の組合せ
操作により、所望する動作、例えば電子撮像のみか、フ
ィルム露光のみか、あるいはこれら2つを行うかを自由
に指示できる操作スイッチ群26の構成的特徴を有して
いる。なお、上述したカメラの構成及び構造(図1〜図
3)は、次に述べる3つの実施形態例に共通の構成と構
造である。
【0026】以下に本発明に係わる3つの実施形態例の
特徴を示す制御プログラムの動作を示すフローチャート
(図4〜図6)を参照しながら順次説明する。 (第1実施形態例)図4には、本発明のカメラの第1実
施形態例としての動作手順をフローチャートで示してい
る。パワーSWがONにされると、制御回路の制御プロ
グラム(メインルーチン)が稼動してレリーズ釦かデジ
タル釦の押下操作が行われることを監視している。図示
しないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、1
st.レリーズスイッチまたはデジタルスイッチがONさ
れた場合は、写真撮影または撮像をするためまず被写体
の「測光」(S10)を行っておき、その後、タイマに
よる計時機能をリセットし再スタートを行う(S1
1)。
特徴を示す制御プログラムの動作を示すフローチャート
(図4〜図6)を参照しながら順次説明する。 (第1実施形態例)図4には、本発明のカメラの第1実
施形態例としての動作手順をフローチャートで示してい
る。パワーSWがONにされると、制御回路の制御プロ
グラム(メインルーチン)が稼動してレリーズ釦かデジ
タル釦の押下操作が行われることを監視している。図示
しないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、1
st.レリーズスイッチまたはデジタルスイッチがONさ
れた場合は、写真撮影または撮像をするためまず被写体
の「測光」(S10)を行っておき、その後、タイマに
よる計時機能をリセットし再スタートを行う(S1
1)。
【0027】ステップS12において、1st.レリーズ
スイッチがONされたか否かを判定し(S12)、もし
ONされた場合は、写真撮影をするため該被写体までの
「測距」(S20)を行い、その後、この被写体に合焦
させるためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」(S3
0)してピントを合わせる。続いて、ステップS40に
おいて、2nd.レリーズスイッチがONされたか否かを
判定し(S40)、ONされていない場合は、ここで再
び1st.レリーズスイッチがONされているか否かを判
定して、ONされていれば上記ステップS40に戻る
が、ONされていなければメインルーチンにリターンす
る。
スイッチがONされたか否かを判定し(S12)、もし
ONされた場合は、写真撮影をするため該被写体までの
「測距」(S20)を行い、その後、この被写体に合焦
させるためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」(S3
0)してピントを合わせる。続いて、ステップS40に
おいて、2nd.レリーズスイッチがONされたか否かを
判定し(S40)、ONされていない場合は、ここで再
び1st.レリーズスイッチがONされているか否かを判
定して、ONされていれば上記ステップS40に戻る
が、ONされていなければメインルーチンにリターンす
る。
【0028】一方、上記ステップS40において、2n
d.レリーズスイッチがもしONされた場合は、ここで
デジタルスイッチがONされたか否かを判定する(S5
0)。この時点でもしONされた場合は、写真撮影のた
めに撮像動作を指示する(S55)。ONされなければ
そのまま次のステップS60に進む。ステップS60で
は、所定の露光動作を行い(S60)、その直後、フィ
ルムを一駒巻き上げ動作を行う(S70)。そしてステ
ップS90に移行する。
d.レリーズスイッチがもしONされた場合は、ここで
デジタルスイッチがONされたか否かを判定する(S5
0)。この時点でもしONされた場合は、写真撮影のた
めに撮像動作を指示する(S55)。ONされなければ
そのまま次のステップS60に進む。ステップS60で
は、所定の露光動作を行い(S60)、その直後、フィ
ルムを一駒巻き上げ動作を行う(S70)。そしてステ
ップS90に移行する。
【0029】また、上記ステップS12の判定で、1s
t.レリーズスイッチがONされていない場合は、ここ
でデジタルスイッチがONされたか否かを判定し(S1
4)、この時点でもしONでなければ、メインルーチン
にリターンする。一方、ONされた場合は、タイマが例
えば200〜500msec程の所定時間が経過したか否か
を判定し(S16)、経過した場合は上記ステップS1
2に戻って同様な処理ステップを繰り返す。まだ経過し
ない場合は、デジタルスイッチがOFFされたか否かを
判定し、OFFされなければ上記ステップS12に戻っ
て同様な処理ステップを繰り返す。OFFされた場合
は、次のステップS80に移行する。
t.レリーズスイッチがONされていない場合は、ここ
でデジタルスイッチがONされたか否かを判定し(S1
4)、この時点でもしONでなければ、メインルーチン
にリターンする。一方、ONされた場合は、タイマが例
えば200〜500msec程の所定時間が経過したか否か
を判定し(S16)、経過した場合は上記ステップS1
2に戻って同様な処理ステップを繰り返す。まだ経過し
ない場合は、デジタルスイッチがOFFされたか否かを
判定し、OFFされなければ上記ステップS12に戻っ
て同様な処理ステップを繰り返す。OFFされた場合
は、次のステップS80に移行する。
【0030】ステップS80に移行すると、既に「測
光」されている該被写体までの「測距」(S80)を行
い、この被写体に合焦させるためレンズ系を駆動させて
焦点調節し(S85)ピントを合わせた後、電子撮像の
ために撮像動作を指示し(S87)、その後、約1sec.
〜3sec.程の所定時間だけ待機し(S88)、ステップ
S90に移行する。そしてステップS90において、モ
ニタ表示を消す指示をした後は、メインルーチンにリタ
ーンする。
光」されている該被写体までの「測距」(S80)を行
い、この被写体に合焦させるためレンズ系を駆動させて
焦点調節し(S85)ピントを合わせた後、電子撮像の
ために撮像動作を指示し(S87)、その後、約1sec.
〜3sec.程の所定時間だけ待機し(S88)、ステップ
S90に移行する。そしてステップS90において、モ
ニタ表示を消す指示をした後は、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0031】なお、露光に際しては可動ミラーを上に跳
ね上げるミラーアップを行うが、ミラーアップを行った
直後は、露光の為の所定の絞り制御及びシャッタ制御を
行い、その後は直ちに再び元の位置にミラーダウンを行
うような一眼レフカメラとしてのメカニカル制御と同期
した制御が行われる。
ね上げるミラーアップを行うが、ミラーアップを行った
直後は、露光の為の所定の絞り制御及びシャッタ制御を
行い、その後は直ちに再び元の位置にミラーダウンを行
うような一眼レフカメラとしてのメカニカル制御と同期
した制御が行われる。
【0032】(作用効果1)本実施形態例のモニタ付き
カメラによれば、まず構成的には、カメラ本体にはレリ
ーズ釦の他にデジタル釦が更に設けられ、それぞれ右手
人指し指と親指で押下操作可能であるため、これら2つ
の釦の操作の組合せで、例えば電子撮像のみ、銀塩撮影
のみ、または電子撮像及び銀塩撮影の両方の3つの機能
を選択することができ、この時、レリーズ釦にかけた右
手人さし指の状態のままで親指をデジタル釦にかけて右
手1つだけで行えるので、従来のモードスイッチが別途
異なる位置に設けられたカメラと異なり操作の上では人
間工学的にも優れ、瞬時の判断による釦操作に便利であ
る。また、従来のカメラで必要だった現在の設定モード
の認識や表示確認なしに、しかもカメラを被写体に向け
た状態でユーザがその都度任意な組合せの押下操作によ
って上記3つの機能動作が簡単な構成で可能となる。特
に、本第1実施形態例に例示した制御プログラムによれ
ば、レリーズ釦とデジタル釦の任意な組合せによる押し
下げ操作により、以下のように3つの機能が実現され
る。
カメラによれば、まず構成的には、カメラ本体にはレリ
ーズ釦の他にデジタル釦が更に設けられ、それぞれ右手
人指し指と親指で押下操作可能であるため、これら2つ
の釦の操作の組合せで、例えば電子撮像のみ、銀塩撮影
のみ、または電子撮像及び銀塩撮影の両方の3つの機能
を選択することができ、この時、レリーズ釦にかけた右
手人さし指の状態のままで親指をデジタル釦にかけて右
手1つだけで行えるので、従来のモードスイッチが別途
異なる位置に設けられたカメラと異なり操作の上では人
間工学的にも優れ、瞬時の判断による釦操作に便利であ
る。また、従来のカメラで必要だった現在の設定モード
の認識や表示確認なしに、しかもカメラを被写体に向け
た状態でユーザがその都度任意な組合せの押下操作によ
って上記3つの機能動作が簡単な構成で可能となる。特
に、本第1実施形態例に例示した制御プログラムによれ
ば、レリーズ釦とデジタル釦の任意な組合せによる押し
下げ操作により、以下のように3つの機能が実現され
る。
【0033】レリーズ釦の押し下げで一段目の1st.レ
リーズスイッチが人さし指でONされるか、又はデジタ
ル釦が押されることで、まず最初に「側光」を行ってお
き、その後、レリーズ釦に連動する1st.レリーズスイ
ッチ及び2nd.レリーズスイッチと、デジタル釦に連動
するデジタルスイッチの組合せ操作を判定し、デジタル
スイッチのみが所定時間以上押されていた場合には、撮
像指示操作とみなして被写体を電子的に撮像し記憶し、
デジタルスイッチが押されず、2nd.レリーズスイッチ
が押された場合には、銀塩撮影のみの指示操作とみなし
て露光して被写体を撮影するように制御される。
リーズスイッチが人さし指でONされるか、又はデジタ
ル釦が押されることで、まず最初に「側光」を行ってお
き、その後、レリーズ釦に連動する1st.レリーズスイ
ッチ及び2nd.レリーズスイッチと、デジタル釦に連動
するデジタルスイッチの組合せ操作を判定し、デジタル
スイッチのみが所定時間以上押されていた場合には、撮
像指示操作とみなして被写体を電子的に撮像し記憶し、
デジタルスイッチが押されず、2nd.レリーズスイッチ
が押された場合には、銀塩撮影のみの指示操作とみなし
て露光して被写体を撮影するように制御される。
【0034】さらにデジタルスイッチと2nd.レリーズ
スイッチが同時に押されていれば、銀塩撮影及び電子撮
像の指示操作とみなして電子撮像及び銀塩フィルムへの
露光を共に行う。また、本実施形態例のデジタル釦が押
されて実際に撮像が行われるのは、釦から指を離した瞬
間に判定されるようにプログラム上制御されているが、
これは一般のコンピュータのマウス操作やキー操作と同
じものであり、ユーザには違和感を感じさせない程度の
時間的なタイミング設定がなされているので操作上の問
題は生じない。
スイッチが同時に押されていれば、銀塩撮影及び電子撮
像の指示操作とみなして電子撮像及び銀塩フィルムへの
露光を共に行う。また、本実施形態例のデジタル釦が押
されて実際に撮像が行われるのは、釦から指を離した瞬
間に判定されるようにプログラム上制御されているが、
これは一般のコンピュータのマウス操作やキー操作と同
じものであり、ユーザには違和感を感じさせない程度の
時間的なタイミング設定がなされているので操作上の問
題は生じない。
【0035】なお、本実施形態例の二次的効果としては
次のようなことも得られる。すなわち、デジタルカメラ
においても、4メガバイト程度のメモリ手段を備えれ
ば、1枚が100kバイトと仮定しても4百枚程度の撮
影駒を高精細にしかも楽に保存し、サービスサイズのプ
リントを後日行うようにすれば画像メモとしての機能を
有することができる。しかしデジタルカメラ自体は銀塩
撮影を主体とするものではなく、簡易型カメラに比べて
高価である。
次のようなことも得られる。すなわち、デジタルカメラ
においても、4メガバイト程度のメモリ手段を備えれ
ば、1枚が100kバイトと仮定しても4百枚程度の撮
影駒を高精細にしかも楽に保存し、サービスサイズのプ
リントを後日行うようにすれば画像メモとしての機能を
有することができる。しかしデジタルカメラ自体は銀塩
撮影を主体とするものではなく、簡易型カメラに比べて
高価である。
【0036】また、ビデオカメラでは動画の中に静止画
を多数有すると考えられるが、この静止画は高精細では
なく極めて粗い画像であり、メモとして求められるレベ
ルでもないと共に、ビデオカメラ自体がまだ高価で大き
い。これらの点において、銀塩カメラにおいてメモ帳代
わりに画像をその場でモニタしてその画像イメージを確
認したり、又は選択して保存できるメモリを備えれば、
小型で安価な銀塩カメラシステムでも用途上に充分満足
できるメモ用の簡易型カメラを提供できる。
を多数有すると考えられるが、この静止画は高精細では
なく極めて粗い画像であり、メモとして求められるレベ
ルでもないと共に、ビデオカメラ自体がまだ高価で大き
い。これらの点において、銀塩カメラにおいてメモ帳代
わりに画像をその場でモニタしてその画像イメージを確
認したり、又は選択して保存できるメモリを備えれば、
小型で安価な銀塩カメラシステムでも用途上に充分満足
できるメモ用の簡易型カメラを提供できる。
【0037】(第2実施形態例)図5には、本発明のカ
メラの第2実施形態例としての動作がフローチャートで
示されている。パワーSWがONにされると、制御回路
の制御プログラム(メインルーチン)が稼動してレリー
ズ釦の押下操作が行われることを監視している。図示し
ないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、1s
t.レリーズスイッチがONされた場合は、写真撮影を
するためまず被写体の「測光」(S10)を行い、該被
写体までの「測距」(S20)を行う。その後この被写
体に合焦させるためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」
(S30)してピントを合わせる。
メラの第2実施形態例としての動作がフローチャートで
示されている。パワーSWがONにされると、制御回路
の制御プログラム(メインルーチン)が稼動してレリー
ズ釦の押下操作が行われることを監視している。図示し
ないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、1s
t.レリーズスイッチがONされた場合は、写真撮影を
するためまず被写体の「測光」(S10)を行い、該被
写体までの「測距」(S20)を行う。その後この被写
体に合焦させるためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」
(S30)してピントを合わせる。
【0038】続いて、ステップS40において、2nd.
レリーズスイッチがONされたか否かを判定し(S4
0)、もしONされた場合は、ここでデジタルスイッチ
がONされたか否かを判定する(S50)。この時点で
もしONされた場合は、撮像動作を指示し(S87)、
約1sec.〜3sec.程の所定時間だけ待機し(S88)、
ステップS90に進む。一方、上記ステップS40で2
nd.レリーズスイッチがONされなければ、再びここで
1st.レリーズスイッチがONされか否かを判定し、も
しONされた場合は、上記ステップS40に戻るが、O
Nされなければそのまま、メインルーチンにリターンす
る。
レリーズスイッチがONされたか否かを判定し(S4
0)、もしONされた場合は、ここでデジタルスイッチ
がONされたか否かを判定する(S50)。この時点で
もしONされた場合は、撮像動作を指示し(S87)、
約1sec.〜3sec.程の所定時間だけ待機し(S88)、
ステップS90に進む。一方、上記ステップS40で2
nd.レリーズスイッチがONされなければ、再びここで
1st.レリーズスイッチがONされか否かを判定し、も
しONされた場合は、上記ステップS40に戻るが、O
Nされなければそのまま、メインルーチンにリターンす
る。
【0039】また上記ステップS50の判定の結果、デ
ジタルスイッチがONされなければ、写真撮影だけを行
う操作指示であると判断して、該被写体の撮像動作の指
示を行い(S55)、フィルムへの露光動作を行う(S
60)。その直後、フィルムを一駒巻き上げる(S7
0)。
ジタルスイッチがONされなければ、写真撮影だけを行
う操作指示であると判断して、該被写体の撮像動作の指
示を行い(S55)、フィルムへの露光動作を行う(S
60)。その直後、フィルムを一駒巻き上げる(S7
0)。
【0040】そしてステップS90において、モニタ表
示を消す指示をして(S90)、メインルーチンにリタ
ーンする。 (作用効果2)前述の第1実施形態例とほぼ同様な構成
的な作用効果と同様なものが得られる。また本第2実施
形態例のモニタ付きカメラにおける制御プログラムによ
れば、レリーズ釦3aの押し下げで二段目の2nd.レリ
ーズスイッチが人さし指でONされた際に、デジタル釦
3bが押されていれば、所定時間だけデジタル撮像した
画像がモニタ表示される。一方、デジタル釦3bが押さ
れなければ銀塩撮影のみの指示操作と見なして露光して
被写体を撮影する。
示を消す指示をして(S90)、メインルーチンにリタ
ーンする。 (作用効果2)前述の第1実施形態例とほぼ同様な構成
的な作用効果と同様なものが得られる。また本第2実施
形態例のモニタ付きカメラにおける制御プログラムによ
れば、レリーズ釦3aの押し下げで二段目の2nd.レリ
ーズスイッチが人さし指でONされた際に、デジタル釦
3bが押されていれば、所定時間だけデジタル撮像した
画像がモニタ表示される。一方、デジタル釦3bが押さ
れなければ銀塩撮影のみの指示操作と見なして露光して
被写体を撮影する。
【0041】このように、図5に示す如く、レリーズ釦
を押した時にデジタル釦から行われているか否かによ
り、銀塩フィルムへの露光か電子撮像かが選択される1
つの動作制御の例である。
を押した時にデジタル釦から行われているか否かによ
り、銀塩フィルムへの露光か電子撮像かが選択される1
つの動作制御の例である。
【0042】(第3実施形態例)図6には、本発明のカ
メラの第3実施形態例としての動作をフローチャートで
示している。同様にパワーSWがONにされると、制御
回路の制御プログラム(メインルーチン)が稼動してレ
リーズ釦の押下操作が行われることを監視している。図
示しないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、
1st.レリーズスイッチがONされた場合は、まず被写
体の「測光」(S10)を行い、該被写体までの「測
距」(S20)を行う。その後この被写体に合焦させる
ためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」(S30)して
ピントを合わせる。
メラの第3実施形態例としての動作をフローチャートで
示している。同様にパワーSWがONにされると、制御
回路の制御プログラム(メインルーチン)が稼動してレ
リーズ釦の押下操作が行われることを監視している。図
示しないカメラシーケンスのメインルーチンにおいて、
1st.レリーズスイッチがONされた場合は、まず被写
体の「測光」(S10)を行い、該被写体までの「測
距」(S20)を行う。その後この被写体に合焦させる
ためレンズ系を合焦駆動し「焦点調節」(S30)して
ピントを合わせる。
【0043】続いて、ステップS40において、2nd.
レリーズスイッチがONされたか否かを判定し(S4
0)、もしONされた場合は、ここでデジタルスイッチ
がONされたか否かを判定する(S50)。この時点で
もしONされた場合にのみ、電子撮像のための撮像動作
を指示してから(S55)、次のステップS60に進
む。
レリーズスイッチがONされたか否かを判定し(S4
0)、もしONされた場合は、ここでデジタルスイッチ
がONされたか否かを判定する(S50)。この時点で
もしONされた場合にのみ、電子撮像のための撮像動作
を指示してから(S55)、次のステップS60に進
む。
【0044】一方、上記ステップS40で2nd.レリー
ズスイッチがONされなければ、再びここで1st.レリ
ーズスイッチがONされか否かを判定し(S45)、も
しONされた場合は、上記ステップS40に戻るが、O
Nされなければそのまま、メインルーチンにリターンす
る。
ズスイッチがONされなければ、再びここで1st.レリ
ーズスイッチがONされか否かを判定し(S45)、も
しONされた場合は、上記ステップS40に戻るが、O
Nされなければそのまま、メインルーチンにリターンす
る。
【0045】また上記ステップS50の判定の結果、デ
ジタルスイッチがONされなければ、写真撮影だけを行
う操作指示であると判断して、フィルムへの露光動作を
行う(S60)。その直後、フィルムを一駒巻き上げ
(S70)、モニタ表示を消す指示をして(S90)、
メインルーチンにリターンする。
ジタルスイッチがONされなければ、写真撮影だけを行
う操作指示であると判断して、フィルムへの露光動作を
行う(S60)。その直後、フィルムを一駒巻き上げ
(S70)、モニタ表示を消す指示をして(S90)、
メインルーチンにリターンする。
【0046】(作用効果3)前述の第1、第2実施形態
例とほぼ同様な構成的な作用効果と同様なものが得られ
る。また、本第3実施形態例のモニタ付きカメラの制御
プログラムによれば、この例も前述の第2実施形態例の
制御と一部同様にして、レリーズ釦3aの押し下げで、
二段目の2nd.レリーズスイッチが人さし指でONされ
た際に、デジタル釦3bが親指でONされた際にだけ、
まず撮像動作を行い次いで露光動作を行うように制御さ
れるものである。一方、デジタル釦3bが押されなけれ
ば銀塩撮影のみの指示操作とみなして露光のみを行い被
写体を撮影する。このように、図6に示す如く、レリー
ズ釦を押した時にデジタル釦の操作に基づき撮像動作を
行うか否かを選択動作し、これに続いて露光動作が行わ
れるように規定されるもう1つの動作制御の例であるこ
とが解る。
例とほぼ同様な構成的な作用効果と同様なものが得られ
る。また、本第3実施形態例のモニタ付きカメラの制御
プログラムによれば、この例も前述の第2実施形態例の
制御と一部同様にして、レリーズ釦3aの押し下げで、
二段目の2nd.レリーズスイッチが人さし指でONされ
た際に、デジタル釦3bが親指でONされた際にだけ、
まず撮像動作を行い次いで露光動作を行うように制御さ
れるものである。一方、デジタル釦3bが押されなけれ
ば銀塩撮影のみの指示操作とみなして露光のみを行い被
写体を撮影する。このように、図6に示す如く、レリー
ズ釦を押した時にデジタル釦の操作に基づき撮像動作を
行うか否かを選択動作し、これに続いて露光動作が行わ
れるように規定されるもう1つの動作制御の例であるこ
とが解る。
【0047】(変形例)本発明ではCCD等の撮像素子
による被写体の撮像記憶動作によって、LCD等のモニ
タ画面への表示出力状態は可能になるが、例えば常時撮
像及びモニタ表示動作を行い、レリーズ釦とデジタル釦
の押し方により電子画像の記憶動作を制御する構成とし
てもよい。また、例えば待機時間等の設定値を変えるな
どしてモニタの連続的または間欠的な表示動作の制御を
変更してもよい。
による被写体の撮像記憶動作によって、LCD等のモニ
タ画面への表示出力状態は可能になるが、例えば常時撮
像及びモニタ表示動作を行い、レリーズ釦とデジタル釦
の押し方により電子画像の記憶動作を制御する構成とし
てもよい。また、例えば待機時間等の設定値を変えるな
どしてモニタの連続的または間欠的な表示動作の制御を
変更してもよい。
【0048】また、昼間野外のように周囲が明るいため
モニタ表示の輝度を高めるため、モニタの液晶の後面に
電源供給が許す範囲で発光部材を設けたバックライト式
に構成してもよい。なおこの場合も、バックライトの消
灯、或いはモニタ全体への供給電源を適宜にOFFする
等の電力の無駄な消耗を防止できる機能を付加してもよ
く、このようにすることで、簡易型カメラの小電源に配
慮して撮像素子に供給される電力の無駄な消耗も防止で
きる。また本発明では、画像記憶回路に画像を記憶して
いるが、上記画像記憶回路とは別に、例えばいわゆるス
マートメディアやMD等の記憶媒体に画像を記録するよ
うな構成としてもよい。
モニタ表示の輝度を高めるため、モニタの液晶の後面に
電源供給が許す範囲で発光部材を設けたバックライト式
に構成してもよい。なおこの場合も、バックライトの消
灯、或いはモニタ全体への供給電源を適宜にOFFする
等の電力の無駄な消耗を防止できる機能を付加してもよ
く、このようにすることで、簡易型カメラの小電源に配
慮して撮像素子に供給される電力の無駄な消耗も防止で
きる。また本発明では、画像記憶回路に画像を記憶して
いるが、上記画像記憶回路とは別に、例えばいわゆるス
マートメディアやMD等の記憶媒体に画像を記録するよ
うな構成としてもよい。
【0049】(その他の変形例)レリーズ釦とデジタル
釦のカメラ本体における設置位置は、例示した位置に限
るものではなく、ユーザが操作上便利な他の位置に適宜
設けてもよい。また、モニタはカメラ本体とは別途に外
部に移動可能に取付けらた構造であってもよい。
釦のカメラ本体における設置位置は、例示した位置に限
るものではなく、ユーザが操作上便利な他の位置に適宜
設けてもよい。また、モニタはカメラ本体とは別途に外
部に移動可能に取付けらた構造であってもよい。
【0050】制御プログラムにおける所定時間に係わる
設定時間は、表示と操作上チャタリング等が生じない範
囲で変更可能である。この他にも本発明の要旨の範囲で
あれば、種々の変形実施が可能である。
設定時間は、表示と操作上チャタリング等が生じない範
囲で変更可能である。この他にも本発明の要旨の範囲で
あれば、種々の変形実施が可能である。
【0051】以上、3つの実施形態例に基づいて説明し
たが、本明細書中には以下の発明が含まれる。すなわ
ち、 [1] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、複数の操作部材を有し、これら複数の操作部材の組
み合せ操作に応じて、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像
手段を選択的に動作させることを特徴とするカメラ。
たが、本明細書中には以下の発明が含まれる。すなわ
ち、 [1] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、複数の操作部材を有し、これら複数の操作部材の組
み合せ操作に応じて、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像
手段を選択的に動作させることを特徴とするカメラ。
【0052】[2] 銀塩フィルムに被写体像を露光す
る銀塩撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光
し画像データとして記録する電子撮像手段とを有するカ
メラにおいて、第1の手動操作部材と、第2の手動操作
部材とを有し、前記第1手動操作部材を操作したとき
に、前記第2手動操作部材が操作されるか否かに応じ
て、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手段の動作形態を
決定することを特徴とするカメラ。 [3] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、第1の手動操作信号を発生する第1の出力手段と、
第2の手動操作信号を発生する第2の出力手段とを有
し、前記第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号
が出力されたときのみ、前記銀塩撮影手段と前記電子撮
像手段とを共に動作させ、前記第1の手動操作信号のみ
出力されたときは、前記電子撮像手段を動作させ、前記
第2の手動操作信号のみ出力されたときは、前記銀塩撮
影手段を動作させることを特徴とするカメラ。
る銀塩撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光
し画像データとして記録する電子撮像手段とを有するカ
メラにおいて、第1の手動操作部材と、第2の手動操作
部材とを有し、前記第1手動操作部材を操作したとき
に、前記第2手動操作部材が操作されるか否かに応じ
て、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手段の動作形態を
決定することを特徴とするカメラ。 [3] 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影手
段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像データ
として記録する電子撮像手段とを有するカメラにおい
て、第1の手動操作信号を発生する第1の出力手段と、
第2の手動操作信号を発生する第2の出力手段とを有
し、前記第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号
が出力されたときのみ、前記銀塩撮影手段と前記電子撮
像手段とを共に動作させ、前記第1の手動操作信号のみ
出力されたときは、前記電子撮像手段を動作させ、前記
第2の手動操作信号のみ出力されたときは、前記銀塩撮
影手段を動作させることを特徴とするカメラ。
【0053】この他に本明細書中には次の発明も含まれ
る。 (1) 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影装
置と、該被写体像を電気信号に変換してモニタ表示する
電子撮像装置と、を一体的に有する銀塩撮影及び電子撮
像可能な簡易型カメラにおいて、ユーザが銀塩撮影の動
作指示を行うための第1手動操作部材と、ユーザが電子
撮像の動作指示を行うための第2手動操作部材と、を人
間工学的な配置関係に設け、これら前記第1および第2
手動操作部材の組合せ操作に基づいて前記電子撮像装
置、前記銀塩撮影装置の何れか又は両方を駆動制御する
ように構成されて成る簡易型カメラ。
る。 (1) 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩撮影装
置と、該被写体像を電気信号に変換してモニタ表示する
電子撮像装置と、を一体的に有する銀塩撮影及び電子撮
像可能な簡易型カメラにおいて、ユーザが銀塩撮影の動
作指示を行うための第1手動操作部材と、ユーザが電子
撮像の動作指示を行うための第2手動操作部材と、を人
間工学的な配置関係に設け、これら前記第1および第2
手動操作部材の組合せ操作に基づいて前記電子撮像装
置、前記銀塩撮影装置の何れか又は両方を駆動制御する
ように構成されて成る簡易型カメラ。
【0054】(2) 銀塩フィルムに被写体像を露光す
る露光手段と、該被写体像を電気信号に変換する電子撮
像手段と、前記電子撮像手段の出力信号に基づいて該被
写体像を表示するモニタ手段と、を有する銀塩撮影及び
電子撮像が可能なカメラにおいて、電子撮像および銀塩
撮影にそれぞれ係わる2つの手動操作部材を有し、前記
銀塩撮影手段により該被写体像が銀塩撮影される第1の
動作形態と、前記電子撮像手段により該被写体像が前記
モニタ手段に表示される第2の動作形態と、前記第1の
動作形態および前記第2の動作形態が共に行われる第3
の動作形態と、から成る3通りの動作形態を、2つの前
記手動操作部材の組合せ操作に基づいて選択的に実行す
ることを特徴とするモニタ付きカメラ。
る露光手段と、該被写体像を電気信号に変換する電子撮
像手段と、前記電子撮像手段の出力信号に基づいて該被
写体像を表示するモニタ手段と、を有する銀塩撮影及び
電子撮像が可能なカメラにおいて、電子撮像および銀塩
撮影にそれぞれ係わる2つの手動操作部材を有し、前記
銀塩撮影手段により該被写体像が銀塩撮影される第1の
動作形態と、前記電子撮像手段により該被写体像が前記
モニタ手段に表示される第2の動作形態と、前記第1の
動作形態および前記第2の動作形態が共に行われる第3
の動作形態と、から成る3通りの動作形態を、2つの前
記手動操作部材の組合せ操作に基づいて選択的に実行す
ることを特徴とするモニタ付きカメラ。
【0055】(3) 銀塩フィルムに被写体像を露光す
る銀塩撮影装置と、該被写体像を電気信号に変換してモ
ニタ表示する電子撮像装置と、を一体的に有する銀塩撮
影及び電子撮像可能な簡易型カメラにおいて、第1の手
動操作信号を発生する第1の出力手段と、第2の手動操
作信号を発生する第2の出力手段と、を更に有し、前記
第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号が出力さ
れたときのみ、前記銀塩撮影装置と共に前記デジタル撮
像装置を動作させることを特徴とする簡易型カメラ。
る銀塩撮影装置と、該被写体像を電気信号に変換してモ
ニタ表示する電子撮像装置と、を一体的に有する銀塩撮
影及び電子撮像可能な簡易型カメラにおいて、第1の手
動操作信号を発生する第1の出力手段と、第2の手動操
作信号を発生する第2の出力手段と、を更に有し、前記
第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号が出力さ
れたときのみ、前記銀塩撮影装置と共に前記デジタル撮
像装置を動作させることを特徴とする簡易型カメラ。
【0056】(4) 前記第1の出力手段は、1st.レ
リーズスイッチおよび2st.レリーズスイッチから構成
され、前記第2の出力手段は、デジタル撮像を指示する
ためのスイッチであることを特徴とする(3)に記載の
簡易型カメラ。
リーズスイッチおよび2st.レリーズスイッチから構成
され、前記第2の出力手段は、デジタル撮像を指示する
ためのスイッチであることを特徴とする(3)に記載の
簡易型カメラ。
【0057】
【発明の効果】このように本発明によれば、銀塩撮影と
電子撮像との両方の機能動作を行うか、一方の動作のみ
を使うかを簡単な機構で選択指示できるカメラを提供す
ることができる。
電子撮像との両方の機能動作を行うか、一方の動作のみ
を使うかを簡単な機構で選択指示できるカメラを提供す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の実施形態に係る一眼レフカメ
ラの機能ブロック図。
ラの機能ブロック図。
【図2】図2は、図1中の画像処理回路の詳細な機能ブ
ロック図。
ロック図。
【図3】図3は、本発明のカメラの外観を示す斜視図。
【図4】図4は、本発明のカメラの第1実施形態例とし
ての動作を示すフローチャート。
ての動作を示すフローチャート。
【図5】図5は、本発明のカメラの第2実施形態例とし
ての動作を示すフローチャート。
ての動作を示すフローチャート。
【図6】図6は、本発明のカメラの第3実施形態例とし
ての動作を示すフローチャート。
ての動作を示すフローチャート。
【符号の説明】 1…撮影レンズ、 1a,1b…光学系、 2…可動ミラー、 3…スクリーン、 3a…レリーズ釦、 3b…デジタル釦、 4…ペンタプリズム、 5…ファインダ接眼部、 6…ハーフミラー、 7…撮像素子(イメージセンサ)、 8…画像処理回路、 9…制御回路、 10…モニタ、 11…ミラー駆動検知機構、 13…絞り部材、 14…絞り駆動機構、 15…絞り検知機構、 16…シャッタ、 17…シャッタ駆動機構、 18…シャッタ検知機構、 19…銀塩フィルム、 20…フィルム給送機構、 21…フィルム移動量検知機構、 22…レンズ駆動機構、 23…レンズ移動量検知機構、 24…ミラー駆動機構、 26…操作スイッチ群(レリーズ釦3a、デジタル釦3
bを含む)、 27…焦点検出機構、 28…測光機構、 29…フィルム情報設定機構、 81…コントロール回路、 82…A/D変換回路、 83…デジタル信号処理回路、 84…画像記憶回路、 85…読出回路。 S10〜S90…本発明のカメラシーケンス(サブルー
チン)。
bを含む)、 27…焦点検出機構、 28…測光機構、 29…フィルム情報設定機構、 81…コントロール回路、 82…A/D変換回路、 83…デジタル信号処理回路、 84…画像記憶回路、 85…読出回路。 S10〜S90…本発明のカメラシーケンス(サブルー
チン)。
Claims (3)
- 【請求項1】 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩
撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像
データとして記録する電子撮像手段と、を有するカメラ
において、 複数の操作部材を有し、これら複数の操作部材の組み合
せ操作に応じて、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手段
を選択的に動作させることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩
撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像
データとして記録する電子撮像手段と、を有するカメラ
において、 第1の手動操作部材と、 第2の手動操作部材と、を有し、 前記第1手動操作部材を操作したときに、前記第2手動
操作部材が操作されるか否かに応じて、前記銀塩撮影手
段と前記電子撮像手段の動作形態を決定することを特徴
とするカメラ。 - 【請求項3】 銀塩フィルムに被写体像を露光する銀塩
撮影手段と、被写体像を所定の撮像素子にて受光し画像
データとして記録する電子撮像手段と、を有するカメラ
において、 第1の手動操作信号を発生する第1の出力手段と、 第2の手動操作信号を発生する第2の出力手段と、を有
し、 前記第1の手動操作信号と前記第2の手動操作信号が出
力されたときのみ、前記銀塩撮影手段と前記電子撮像手
段とを共に動作させ、 前記第1の手動操作信号のみ出力されたときは、前記電
子撮像手段を動作させ、 前記第2の手動操作信号のみ出力されたときは、前記銀
塩撮影手段を動作させることを特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10162175A JPH11352579A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | カメラ |
US09/325,828 US6154615A (en) | 1998-06-10 | 1999-06-04 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10162175A JPH11352579A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11352579A true JPH11352579A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15749450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10162175A Withdrawn JPH11352579A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | カメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6154615A (ja) |
JP (1) | JPH11352579A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6305853B1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-10-23 | Magued Bishay | Camera utilizing film and reflective imager |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3018319B2 (ja) * | 1985-03-20 | 2000-03-13 | カシオ計算機株式会社 | 写真装置 |
US5774754A (en) * | 1994-04-26 | 1998-06-30 | Minolta Co., Ltd. | Camera capable of previewing a photographed image |
JP3752024B2 (ja) * | 1996-07-26 | 2006-03-08 | ペンタックス株式会社 | カメラ |
US5978016A (en) * | 1997-02-20 | 1999-11-02 | Eastman Kodak Company | Electronic camera with internal fixed album memory |
JP2928864B2 (ja) * | 1997-07-10 | 1999-08-03 | カシオ計算機株式会社 | 写真装置 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP10162175A patent/JPH11352579A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-06-04 US US09/325,828 patent/US6154615A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6154615A (en) | 2000-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |