JP3060587B2 - 多色感熱記録体 - Google Patents
多色感熱記録体Info
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- JP3060587B2 JP3060587B2 JP3098445A JP9844591A JP3060587B2 JP 3060587 B2 JP3060587 B2 JP 3060587B2 JP 3098445 A JP3098445 A JP 3098445A JP 9844591 A JP9844591 A JP 9844591A JP 3060587 B2 JP3060587 B2 JP 3060587B2
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- JP
- Japan
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- color
- layer
- intermediate layer
- temperature
- forming
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ異なった色調
に発色する発色層を複数有する多色感熱記録体の改良に
関するものである。
に発色する発色層を複数有する多色感熱記録体の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発色剤と該発色剤と接触して呈色
する呈色剤との呈色反応を利用し、熱により両発色物質
を接触せしめて発色像を得るようにした感熱記録体は良
く知られている。かかる感熱記録体は比較的安価であ
り、また記録機器がコンパクトで且つその保守も比較的
容易であるため、ファクシミリや各種計算機等の記録媒
体としてのみならず巾広い分野において使用されてい
る。そして、用途の拡大に伴って、これらの感熱記録体
に要求される性能、品質が多様化しており、例えば高感
度化、画像安定化、多色記録等が挙げられている。特に
多色記録については、応用範囲が広いため、現在までに
多数の記録材料が研究提案されている。
する呈色剤との呈色反応を利用し、熱により両発色物質
を接触せしめて発色像を得るようにした感熱記録体は良
く知られている。かかる感熱記録体は比較的安価であ
り、また記録機器がコンパクトで且つその保守も比較的
容易であるため、ファクシミリや各種計算機等の記録媒
体としてのみならず巾広い分野において使用されてい
る。そして、用途の拡大に伴って、これらの感熱記録体
に要求される性能、品質が多様化しており、例えば高感
度化、画像安定化、多色記録等が挙げられている。特に
多色記録については、応用範囲が広いため、現在までに
多数の記録材料が研究提案されている。
【0003】従来の2色感熱記録材料を大別すると、以
下の2つに分けられる。第1は低温加熱時に低温発色層
を発色させ、高温加熱時には低温発色層と高温発色層の
両方を発色させてその混色の画像を得る方法(加色法)
であり、もうひとつは、上記方法において、高温加熱時
に低温発色の発色系に対して消色作用を有する消色剤を
併用することにより、高温加熱時に高温発色層のみの発
色色調を得る方法(消色法)である。
下の2つに分けられる。第1は低温加熱時に低温発色層
を発色させ、高温加熱時には低温発色層と高温発色層の
両方を発色させてその混色の画像を得る方法(加色法)
であり、もうひとつは、上記方法において、高温加熱時
に低温発色の発色系に対して消色作用を有する消色剤を
併用することにより、高温加熱時に高温発色層のみの発
色色調を得る方法(消色法)である。
【0004】上記2つの方法のうち消色法は、有効な消
色剤の開発や層構成の工夫等によりニジミのない鮮明な
2色画像が得られるようになり一部実用化されている。
しかし、消色剤を使用しているため記録後の画像の保存
性に難があり、結果的に使用範囲が限られているのが現
状である。また、画像の保存性に注目すると、第1の加
色法が優れているが、低温加熱時に高温発色層がどうし
ても部分的に発色し、画像が濁って鮮明さに欠けるとい
う問題が付随する。
色剤の開発や層構成の工夫等によりニジミのない鮮明な
2色画像が得られるようになり一部実用化されている。
しかし、消色剤を使用しているため記録後の画像の保存
性に難があり、結果的に使用範囲が限られているのが現
状である。また、画像の保存性に注目すると、第1の加
色法が優れているが、低温加熱時に高温発色層がどうし
ても部分的に発色し、画像が濁って鮮明さに欠けるとい
う問題が付随する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は加色法におけ
る上記の如き問題点を改良し、低温加熱時に高温発色層
が殆ど発色せず、しかも高温加熱時の発色感度も良好
で、鮮明な色調の画像を形成し得る多色感熱記録体を提
供するものである。
る上記の如き問題点を改良し、低温加熱時に高温発色層
が殆ど発色せず、しかも高温加熱時の発色感度も良好
で、鮮明な色調の画像を形成し得る多色感熱記録体を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上に少
なくとも高温発色層、中間層、低温発色層を積層してな
り、該発色層がロイコ染料と呈色剤を含有するロイコ系
発色層である多色感熱記録体において、該中間層に平均
粒子径1μm以下のカオリン又はコロイダリシリカと接
着剤を主成分として含有させ、中間層の塗布量を乾燥重
量で1〜5g/m 2 とし、且つ中間層のヘイズ値を65
%以下とするものである。
なくとも高温発色層、中間層、低温発色層を積層してな
り、該発色層がロイコ染料と呈色剤を含有するロイコ系
発色層である多色感熱記録体において、該中間層に平均
粒子径1μm以下のカオリン又はコロイダリシリカと接
着剤を主成分として含有させ、中間層の塗布量を乾燥重
量で1〜5g/m 2 とし、且つ中間層のヘイズ値を65
%以下とするものである。
【0007】
【作用】低温加熱時に鮮明な画像を得るためには、高温
発色層の部分的な発色による混色カブリをなくす必要が
あり、高温加熱時に鮮明な画像を得るためには、高温発
色層が十分な発色感度を有していることが必要である。
そのため、本発明の多色感熱記録体では、高温発色層と
低温発色層の間に上記の如き特定の性能を有する中間層
を形成するものである。
発色層の部分的な発色による混色カブリをなくす必要が
あり、高温加熱時に鮮明な画像を得るためには、高温発
色層が十分な発色感度を有していることが必要である。
そのため、本発明の多色感熱記録体では、高温発色層と
低温発色層の間に上記の如き特定の性能を有する中間層
を形成するものである。
【0008】なお、高温発色層と低温発色層の間に各種
の接着剤や顔料を主成分とする中間層を設けた多色感熱
記録体は公知であるが、接着剤のみからなる中間層では
塗工性に劣っており、中間層としての作用効果も不十分
である。また、通常の顔料を配合した中間層では、低温
発色画像の鮮明性は改善されても、高温加熱時に高温発
色層の十分な記録感度が得られない。そのため、本発明
の多色感熱記録体では無機顔料と接着剤を主成分とする
中間層のヘイズ値を65%以下に特定するものである。
そして、このような特定の中間層を形成すると、低温発
色画像の鮮明性が著しく改善されるとともに、高温発色
層の感度も十分に向上し、鮮明な多色画像が得られるも
のである。
の接着剤や顔料を主成分とする中間層を設けた多色感熱
記録体は公知であるが、接着剤のみからなる中間層では
塗工性に劣っており、中間層としての作用効果も不十分
である。また、通常の顔料を配合した中間層では、低温
発色画像の鮮明性は改善されても、高温加熱時に高温発
色層の十分な記録感度が得られない。そのため、本発明
の多色感熱記録体では無機顔料と接着剤を主成分とする
中間層のヘイズ値を65%以下に特定するものである。
そして、このような特定の中間層を形成すると、低温発
色画像の鮮明性が著しく改善されるとともに、高温発色
層の感度も十分に向上し、鮮明な多色画像が得られるも
のである。
【0009】本発明の多色感熱記録体において、中間層
のヘイズ値(曇り価、曇度、濁度)は、形成しようとす
る中間層と同じ塗布量だけ、中間層形成塗液を透明ポリ
プロピレンフィルム上に塗布乾燥して測定用サンプルを
作り、そのヘイズ値を JIS K6714 法に準じてヘイズメ
ーター(例えば東京電色社製のTC−HIII)で測定し
た値で定義される。
のヘイズ値(曇り価、曇度、濁度)は、形成しようとす
る中間層と同じ塗布量だけ、中間層形成塗液を透明ポリ
プロピレンフィルム上に塗布乾燥して測定用サンプルを
作り、そのヘイズ値を JIS K6714 法に準じてヘイズメ
ーター(例えば東京電色社製のTC−HIII)で測定し
た値で定義される。
【0010】中間層が上記の如き特定のヘイズ値を有す
る限り、中間層中に含有せしめられる無機顔料の種類は
特に限定されないが、平均粒子径が1μm以下のカオリ
ン及びコロイダルシリカは、特に低いヘイズ値を与える
ため、最も好ましく用いられる。なお、中間層中に含有
せしめられる無機顔料の割合は中間層全固形分の30〜
80重量%程度の範囲で調節するのが望ましく、適度の
バリアー効果を得るために、中間層の塗布量は乾燥重量
で1〜5g/m2 程度の範囲で調節するのが望ましい。
る限り、中間層中に含有せしめられる無機顔料の種類は
特に限定されないが、平均粒子径が1μm以下のカオリ
ン及びコロイダルシリカは、特に低いヘイズ値を与える
ため、最も好ましく用いられる。なお、中間層中に含有
せしめられる無機顔料の割合は中間層全固形分の30〜
80重量%程度の範囲で調節するのが望ましく、適度の
バリアー効果を得るために、中間層の塗布量は乾燥重量
で1〜5g/m2 程度の範囲で調節するのが望ましい。
【0011】中間層を形成する他の成分である接着剤の
具体例としては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニ
ルアルコール、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合
体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン
・アクリル酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合
体塩、天然ゴム系エマルジョン、スチレン・ブタジエン
共重合体エマルジョン、アクリロニトリル・ブタジエン
共重合体エマルジョン、メチルメタクリレート・ブタジ
エン共重合体エマルジョン、ポリクロプレンエマルジョ
ン、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン・酢酸ビニルエ
マルジョン等が挙げられるが、これらは中間層全固形分
の20〜70重量%程度配合される。
具体例としては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニ
ルアルコール、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合
体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン
・アクリル酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合
体塩、天然ゴム系エマルジョン、スチレン・ブタジエン
共重合体エマルジョン、アクリロニトリル・ブタジエン
共重合体エマルジョン、メチルメタクリレート・ブタジ
エン共重合体エマルジョン、ポリクロプレンエマルジョ
ン、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン・酢酸ビニルエ
マルジョン等が挙げられるが、これらは中間層全固形分
の20〜70重量%程度配合される。
【0012】上記の如き接着剤の中でも、特にポリビニ
ルアルコール誘導体が好ましく、例えば完全ケン化又は
部分ケン化ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコー
ルとジケテンを反応させる等してアセトアセチル基を導
入したアセトアセチル化ポリビニルアルコール、酢酸ビ
ニルとマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン
酸、アクリル酸、メタアクリル酸等のエチレン性不飽和
カルボン酸との共重合体のケン化物として得られるカル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、シリコン変性ポリビ
ニルアルコール、酢酸ビニルとエチレンスルフォン酸、
アリルスルフォン酸等のオレフィンスルォン酸あるいは
その塩との共重合体のケン化物として得られるスルォン
酸変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニルとエチレン、
プロピレン、イソブチレン、α−オクテン、α−ドテセ
ン、α−オクタドデセン等のオレフィン類との共重合体
をケン化して得られるオレフィン変性ポリビニルアルコ
ール、酢酸ビニルとアクリロニトリル、メタクリロニト
リル等のニトリル類との共重合体のケン化物として得ら
れるニトリル変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニルと
アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類との共
重合体をケン化して得られるアミド変性ポリビニルアル
コール、酢酸ビニルとN−ビニルピロリドンとの共重合
体をケン化して得られるピロリドン変性ポリビニルアル
コール等が挙げられる。
ルアルコール誘導体が好ましく、例えば完全ケン化又は
部分ケン化ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコー
ルとジケテンを反応させる等してアセトアセチル基を導
入したアセトアセチル化ポリビニルアルコール、酢酸ビ
ニルとマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン
酸、アクリル酸、メタアクリル酸等のエチレン性不飽和
カルボン酸との共重合体のケン化物として得られるカル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、シリコン変性ポリビ
ニルアルコール、酢酸ビニルとエチレンスルフォン酸、
アリルスルフォン酸等のオレフィンスルォン酸あるいは
その塩との共重合体のケン化物として得られるスルォン
酸変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニルとエチレン、
プロピレン、イソブチレン、α−オクテン、α−ドテセ
ン、α−オクタドデセン等のオレフィン類との共重合体
をケン化して得られるオレフィン変性ポリビニルアルコ
ール、酢酸ビニルとアクリロニトリル、メタクリロニト
リル等のニトリル類との共重合体のケン化物として得ら
れるニトリル変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニルと
アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類との共
重合体をケン化して得られるアミド変性ポリビニルアル
コール、酢酸ビニルとN−ビニルピロリドンとの共重合
体をケン化して得られるピロリドン変性ポリビニルアル
コール等が挙げられる。
【0013】更に、接着剤成分を架橋させるために中間
層を形成する塗料中には、グリオキザール、メチロール
メラミン、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫
酸ソーダ、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、ホウ酸、塩
化アンモニウム等の硬化剤を添加しても良く、必要に応
じて、その他の助剤、例えばジオクチルスルフォコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウム塩、
アルギン酸塩、脂肪酸金属塩等の分散剤、ベンゾフェノ
ン系、トリアゾール系等の紫外線吸収剤、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレンワック
ス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステルワッ
クス等の滑剤、ステアリン酸アミド、ステアリン酸メチ
レンビスアミド、オレイン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、抹香オレイン酸アミド、ヤシ脂肪酸アミド等の脂肪
酸アミド類、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6
−tert−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビ
ス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−te
rt−ブチルフェノール)ブタン等のヒンダードフェノー
ル類、ジベンジルテレフタレート、1,2−ジフェノキ
シエタン、p−ベンジルビフェニル、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸フェニルエステル、4,4′−エチレン
ジオキシ−ビス−安息香酸ジフェニルメチルエステル、
シュウ酸ジ−p−メチルベンジルエステル、シュウ酸ジ
−p−クロロベンジルエステル等の熱可融性物質、消泡
剤、螢光染料、着色染料等を適宜添加することもでき
る。
層を形成する塗料中には、グリオキザール、メチロール
メラミン、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫
酸ソーダ、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、ホウ酸、塩
化アンモニウム等の硬化剤を添加しても良く、必要に応
じて、その他の助剤、例えばジオクチルスルフォコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウム塩、
アルギン酸塩、脂肪酸金属塩等の分散剤、ベンゾフェノ
ン系、トリアゾール系等の紫外線吸収剤、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレンワック
ス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステルワッ
クス等の滑剤、ステアリン酸アミド、ステアリン酸メチ
レンビスアミド、オレイン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、抹香オレイン酸アミド、ヤシ脂肪酸アミド等の脂肪
酸アミド類、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6
−tert−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビ
ス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−te
rt−ブチルフェノール)ブタン等のヒンダードフェノー
ル類、ジベンジルテレフタレート、1,2−ジフェノキ
シエタン、p−ベンジルビフェニル、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸フェニルエステル、4,4′−エチレン
ジオキシ−ビス−安息香酸ジフェニルメチルエステル、
シュウ酸ジ−p−メチルベンジルエステル、シュウ酸ジ
−p−クロロベンジルエステル等の熱可融性物質、消泡
剤、螢光染料、着色染料等を適宜添加することもでき
る。
【0014】本発明の記録体を構成する発色層は、ロイ
コ染料と呈色剤とを含有するロイコ系発色層であるが、
有用な無色ないし淡色のロイコ染料としては、例えば
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)フタリド、3−(4−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−
3−(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、
3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
6−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−3−イル)−6
−ジメチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染
料、4,4′−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベ
ンジルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミ
ン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブ
ルー等のチアジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフ
トピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−
フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフト−(6′−
メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ
−ジベンゾピラン等のスピロ系染料、ローダミン−Bア
ニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラ
クタム、ローダミン(o−クロロアニリノ)ラクタム等
のラクタム系染料、3−シクロヘキシルアミノ−6−ク
ロロフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−メトキシフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−
N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−N−メチル−N−ベンジルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−N−クロロエチル−N−メチル
アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−ジエ
チルアミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイ
ジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−(N−シクロペンチル−N−エチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジペン
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−
フェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−
イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルア
ミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブチ
ルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチルフェ
ニルアミノフルオラン、3−N−メチル−N−テトラヒ
ドロフルフリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン等の
フルオラン系染料等が挙げられる。
コ染料と呈色剤とを含有するロイコ系発色層であるが、
有用な無色ないし淡色のロイコ染料としては、例えば
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)フタリド、3−(4−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−
3−(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、
3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
6−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−3−イル)−6
−ジメチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染
料、4,4′−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベ
ンジルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミ
ン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブ
ルー等のチアジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフ
トピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−
フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフト−(6′−
メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ
−ジベンゾピラン等のスピロ系染料、ローダミン−Bア
ニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラ
クタム、ローダミン(o−クロロアニリノ)ラクタム等
のラクタム系染料、3−シクロヘキシルアミノ−6−ク
ロロフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−メトキシフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−
N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−N−メチル−N−ベンジルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−N−クロロエチル−N−メチル
アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−ジエ
チルアミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイ
ジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−(N−シクロペンチル−N−エチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジペン
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−
フェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−
イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルア
ミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブチ
ルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチルフェ
ニルアミノフルオラン、3−N−メチル−N−テトラヒ
ドロフルフリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン等の
フルオラン系染料等が挙げられる。
【0015】本発明の多色感熱記録体において、発色層
の色調は上記の如き各種ロイコ染料の選択によって適宜
調整されるが、例えば低温感熱発色層には、赤、青、黄
色などの単色の発色系が好ましく用いられ、高温感熱発
色層には、低温発色画像との混色により、緑、紫、黒色
などの得られる発色系が好ましく用いられる。特に高温
感熱発色層に黒発色系を用いると、鮮明な色調が得られ
るため、上記の如き各種ロイコ染料の中でも、例えば3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−
メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ
−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン等を高
温感熱発色層に使用するのが好ましい。
の色調は上記の如き各種ロイコ染料の選択によって適宜
調整されるが、例えば低温感熱発色層には、赤、青、黄
色などの単色の発色系が好ましく用いられ、高温感熱発
色層には、低温発色画像との混色により、緑、紫、黒色
などの得られる発色系が好ましく用いられる。特に高温
感熱発色層に黒発色系を用いると、鮮明な色調が得られ
るため、上記の如き各種ロイコ染料の中でも、例えば3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−
メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ
−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン等を高
温感熱発色層に使用するのが好ましい。
【0016】上記の如き各種のロイコ染料と接触して呈
色する無機ないし有機の酸性物質も各種のものが公知で
あり、例えば活性白土、酸性白土、アタパルジャイト、
ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム等
の無機酸性物質、4−tert−ブチルフェノール、4−ヒ
ドロキシジフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフト
ール、4−ヒドロキシアセトフェノール、4−tert−オ
クチルカテコール、2,2′−ジヒドロキシジフェノー
ル、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
イソブチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデン
ビス(2−tert−ブチルフェノール)、4,4′−sec
−ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、
4,4′−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノ
ールA)、2,2′−メチレンビス(4−クロルフェノ
ール)、ハイドロキノン、4,4′−シクロヘキシリデ
ンジフェノール、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4
−ヒドロキシフタル酸ジメチル、ヒドロキノンモノベン
ジルエーテル、4−ヒドロキシフェニル−4′−イソプ
ロピルオキシフェニルスルフォン、4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルフォン、2,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルフォン、3,4−ジヒドロキシ−4′−メ
チルジフェニルスルフォン、ノボラック型フェノール樹
脂、フェノール重合体等のフェノール性化合物、安息香
酸、p−tert−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、
テレフタル酸、3−sec −ブチル−4−ヒドロキシ安息
香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、3−
イソプロピルサリチル酸、3−tert−ブチルサリチル
酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3−クロル−5−(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル
酸、3−フェニル−5−(α,α−ジメチルベンジル)
サリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル
酸等の芳香族カルボン酸、及びこれらフェノール性化合
物、芳香族カボン酸と例えば亜鉛、マグネシウム、アル
ミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッ
ケル等の多価金属との塩等の有機酸性物質等が例示され
る。
色する無機ないし有機の酸性物質も各種のものが公知で
あり、例えば活性白土、酸性白土、アタパルジャイト、
ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム等
の無機酸性物質、4−tert−ブチルフェノール、4−ヒ
ドロキシジフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフト
ール、4−ヒドロキシアセトフェノール、4−tert−オ
クチルカテコール、2,2′−ジヒドロキシジフェノー
ル、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
イソブチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデン
ビス(2−tert−ブチルフェノール)、4,4′−sec
−ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、
4,4′−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノ
ールA)、2,2′−メチレンビス(4−クロルフェノ
ール)、ハイドロキノン、4,4′−シクロヘキシリデ
ンジフェノール、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4
−ヒドロキシフタル酸ジメチル、ヒドロキノンモノベン
ジルエーテル、4−ヒドロキシフェニル−4′−イソプ
ロピルオキシフェニルスルフォン、4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルフォン、2,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルフォン、3,4−ジヒドロキシ−4′−メ
チルジフェニルスルフォン、ノボラック型フェノール樹
脂、フェノール重合体等のフェノール性化合物、安息香
酸、p−tert−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、
テレフタル酸、3−sec −ブチル−4−ヒドロキシ安息
香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、3−
イソプロピルサリチル酸、3−tert−ブチルサリチル
酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3−クロル−5−(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル
酸、3−フェニル−5−(α,α−ジメチルベンジル)
サリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル
酸等の芳香族カルボン酸、及びこれらフェノール性化合
物、芳香族カボン酸と例えば亜鉛、マグネシウム、アル
ミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッ
ケル等の多価金属との塩等の有機酸性物質等が例示され
る。
【0017】ロイコ染料と呈色剤の使用比率は、用いら
れる材料の種類等に応じて適宜調節されるが、一般にロ
イコ染料1重量部に対して1〜50重量部、好ましくは
1〜10重量部程度の呈色剤が使用される。また、発色
層を形成する塗液中には、前述の如き各種の熱可融性物
質を配合することができ、特に低温発色層の感度が高い
程、高温発色層との発色エネルギー差が大きくなり、結
果的に多色画像の鮮明性が向上するため、低温発色層に
このような助剤を配合するのが好ましい。
れる材料の種類等に応じて適宜調節されるが、一般にロ
イコ染料1重量部に対して1〜50重量部、好ましくは
1〜10重量部程度の呈色剤が使用される。また、発色
層を形成する塗液中には、前述の如き各種の熱可融性物
質を配合することができ、特に低温発色層の感度が高い
程、高温発色層との発色エネルギー差が大きくなり、結
果的に多色画像の鮮明性が向上するため、低温発色層に
このような助剤を配合するのが好ましい。
【0018】なお、従来から低温発色層に低融点の熱可
融性物質を配合する試みは知られているが、低融点の熱
可融性物質が高温発色層にも浸透してしまうためか、低
温加熱時に高温発色層の発色によるカブリの発生が避け
られなかった。しかし、本発明の感熱記録体では、前述
の如き特定の中間層が形成されているため、この中間層
が熱可融性物質に対する十分なバリア効果を発揮するた
めと思われるが、高温発色層の発色カブリが全く発生せ
ず、極めて鮮明な多色画像が得られるものである。従っ
て、70〜120℃、好ましくは75〜100℃、最も
好ましくは75〜90℃といった低い融点を有する熱可
融性物質を低温発色層に配合し得るものである。このよ
うな低い融点を有する熱可融性物質の具体例としては、
例えばp−ベンジルビフェニル(85℃)、1−(2−
メチルフェノキシ)−2−(4−メトキシフェノキシ)
エタン(83℃)、シュウ酸ジベンジルエステル(80
〜81℃)等が挙げられる。
融性物質を配合する試みは知られているが、低融点の熱
可融性物質が高温発色層にも浸透してしまうためか、低
温加熱時に高温発色層の発色によるカブリの発生が避け
られなかった。しかし、本発明の感熱記録体では、前述
の如き特定の中間層が形成されているため、この中間層
が熱可融性物質に対する十分なバリア効果を発揮するた
めと思われるが、高温発色層の発色カブリが全く発生せ
ず、極めて鮮明な多色画像が得られるものである。従っ
て、70〜120℃、好ましくは75〜100℃、最も
好ましくは75〜90℃といった低い融点を有する熱可
融性物質を低温発色層に配合し得るものである。このよ
うな低い融点を有する熱可融性物質の具体例としては、
例えばp−ベンジルビフェニル(85℃)、1−(2−
メチルフェノキシ)−2−(4−メトキシフェノキシ)
エタン(83℃)、シュウ酸ジベンジルエステル(80
〜81℃)等が挙げられる。
【0019】また、発色層を形成する塗液中には、前述
の如き接着剤が全固形分の15〜50重量%程度の範囲
で添加される。更に、例えば珪藻土、焼成珪藻土、カオ
リン、焼成カオリン、ホワイトカーボン、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、
酸化チタン、酸化珪素、水酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、硫酸亜鉛、タルク、クレー、焼成クレー等の無機
顔料、スチレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポ
リエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、
生澱粉粒等の有機顔料等を添加してもよく、分散剤、滑
剤、消泡剤、紫外線吸収剤、螢光染料、着色染料等の各
種助剤を適宜配合することもできる。
の如き接着剤が全固形分の15〜50重量%程度の範囲
で添加される。更に、例えば珪藻土、焼成珪藻土、カオ
リン、焼成カオリン、ホワイトカーボン、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、
酸化チタン、酸化珪素、水酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、硫酸亜鉛、タルク、クレー、焼成クレー等の無機
顔料、スチレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポ
リエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、
生澱粉粒等の有機顔料等を添加してもよく、分散剤、滑
剤、消泡剤、紫外線吸収剤、螢光染料、着色染料等の各
種助剤を適宜配合することもできる。
【0020】こられの物質を含む発色層形成塗液は、一
般に水を分散媒体とし、適宜ボールミル、アトライタ
ー、サンドミル等の攪拌、粉砕機を使用して調製され
る。また発色層形成塗液の塗布量は、一般に乾燥重量で
1〜12g/m2 程度、好ましくは1.5〜7g/m2
程度の範囲で調節される。
般に水を分散媒体とし、適宜ボールミル、アトライタ
ー、サンドミル等の攪拌、粉砕機を使用して調製され
る。また発色層形成塗液の塗布量は、一般に乾燥重量で
1〜12g/m2 程度、好ましくは1.5〜7g/m2
程度の範囲で調節される。
【0021】本発明の多色感熱記録体において、発色
層、中間層の形成方法等については特に限定されず、従
来から周知慣用の技術に従って形成でき、例えばエアー
ナイフコーティング、ブレードコーティング等により塗
液を支持体上に塗布・乾燥する方法で形成される。ま
た、支持体についても特に限定されず、例えば上質紙、
ヤンキーマシンで抄造した原紙、片面艶出し原紙、両面
艶出し原紙、キャストコート紙、アート紙、コート紙、
中質コート紙等の紙類、合成繊維紙、合成樹脂フィルム
等が適宜使用される。更に、発色層を塗布・乾燥後、必
要に応じてスーパーカレンダー掛け等の平滑化処理を施
すこともできる。
層、中間層の形成方法等については特に限定されず、従
来から周知慣用の技術に従って形成でき、例えばエアー
ナイフコーティング、ブレードコーティング等により塗
液を支持体上に塗布・乾燥する方法で形成される。ま
た、支持体についても特に限定されず、例えば上質紙、
ヤンキーマシンで抄造した原紙、片面艶出し原紙、両面
艶出し原紙、キャストコート紙、アート紙、コート紙、
中質コート紙等の紙類、合成繊維紙、合成樹脂フィルム
等が適宜使用される。更に、発色層を塗布・乾燥後、必
要に応じてスーパーカレンダー掛け等の平滑化処理を施
すこともできる。
【0022】勿論、本発明の要旨を越えない範囲で、各
種のバリエイションが可能であり、例えば発色層上に発
色層を保護する等の目的でオーバーコート層を設けた
り、支持体に下塗り層や裏塗り層を設ける等、感熱記録
体分野における各種の公知技術が適宜付加できる。ま
た、各発色層を構成する発色系の材料や色調において
も、各種のバリエイションが可能であり、目的とする多
色感熱記録体に応じて適宜選択し得るものである。
種のバリエイションが可能であり、例えば発色層上に発
色層を保護する等の目的でオーバーコート層を設けた
り、支持体に下塗り層や裏塗り層を設ける等、感熱記録
体分野における各種の公知技術が適宜付加できる。ま
た、各発色層を構成する発色系の材料や色調において
も、各種のバリエイションが可能であり、目的とする多
色感熱記録体に応じて適宜選択し得るものである。
【0023】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た、特に断らない限り例中の「部」及び「%」はそれぞ
れ「重量部」及び「重量%」を示す。
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た、特に断らない限り例中の「部」及び「%」はそれぞ
れ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0024】実施例1 A液調製 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン 10部 メチルセルロースの5%水溶液 5部 水 25部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が1.5μmとなるまで粉砕した。 B液調製 4,4′−イソピロリデンジフェノール 30部 メチルセルロースの5%水溶液 30部 水 70部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が1.5μmとな
るまで粉砕した。 C液調製 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 10部 1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン 20部 メチルセルロースの5%水溶液 15部 水 80部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が1.5μmとな
るまで粉砕した。
るまで粉砕した。 C液調製 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 10部 1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン 20部 メチルセルロースの5%水溶液 15部 水 80部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が1.5μmとな
るまで粉砕した。
【0025】〔高温発色層形成塗液の調製〕A液40
部、B液130部、酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル
P−527,水澤化学社製)6部、20%の酸化澱粉
水溶液30部、水54部を混合、攪拌して塗液とした。
〔低温発色層形成塗液の調製〕C液125部、B液13
0部、酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル P−52
7,水澤化学社製)10部、20%の酸化澱粉水溶液5
0部、水85部を混合、攪拌して塗液とした。〔中間層
形成塗液の調製〕カオリン(商品名;UW−90,平均
粒子径0.8μm,EMC社製)32部、8%のアセト
アセチル化ポリビニルアルコール(商品名;ゴーセファ
イマーZ−200,日本合成化学社製)水溶液225
部、水243部を混合、攪拌して塗液とした。
部、B液130部、酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル
P−527,水澤化学社製)6部、20%の酸化澱粉
水溶液30部、水54部を混合、攪拌して塗液とした。
〔低温発色層形成塗液の調製〕C液125部、B液13
0部、酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル P−52
7,水澤化学社製)10部、20%の酸化澱粉水溶液5
0部、水85部を混合、攪拌して塗液とした。〔中間層
形成塗液の調製〕カオリン(商品名;UW−90,平均
粒子径0.8μm,EMC社製)32部、8%のアセト
アセチル化ポリビニルアルコール(商品名;ゴーセファ
イマーZ−200,日本合成化学社製)水溶液225
部、水243部を混合、攪拌して塗液とした。
【0026】〔多色感熱記録体の製造〕坪量50g/m
2 の上質紙上に、高温発色層形成塗液、中間層形成塗
液、低温発色層形成塗液を、この順で乾燥後の塗布量が
それぞれ4g/m2 、1.5g/m2 、3g/m2 とな
るように塗布乾燥し、スーパーキャレンダー掛けして2
色感熱記録体を得た。なお、上記と同じ中間層を透明ポ
リプロピレンフィルム上に設け、ヘイズメーター(東京
電色社製,TC−HIII)でヘイズ値を測定したところ
23%であった。
2 の上質紙上に、高温発色層形成塗液、中間層形成塗
液、低温発色層形成塗液を、この順で乾燥後の塗布量が
それぞれ4g/m2 、1.5g/m2 、3g/m2 とな
るように塗布乾燥し、スーパーキャレンダー掛けして2
色感熱記録体を得た。なお、上記と同じ中間層を透明ポ
リプロピレンフィルム上に設け、ヘイズメーター(東京
電色社製,TC−HIII)でヘイズ値を測定したところ
23%であった。
【0027】実施例2〜4 中間層形成塗液の乾燥後の塗布量を、各々2.5g/m
2 、3.5g/m2 、4.5g/m2 とした以外は、実
施例1と同様にして3種類の2色感熱記録体を得た。そ
れぞれを実施例2、3、4とし、実施例1と同様にヘイ
ズ値を測定してその結果を表1に記載した。
2 、3.5g/m2 、4.5g/m2 とした以外は、実
施例1と同様にして3種類の2色感熱記録体を得た。そ
れぞれを実施例2、3、4とし、実施例1と同様にヘイ
ズ値を測定してその結果を表1に記載した。
【0028】実施例5 C液調製において、3−ジエチルアミノ−7−クロロフ
ルオランの代わりに、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリドを用いた以
外は、実施例2と同様にして2色発色感熱記録体を得
た。
ルオランの代わりに、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリドを用いた以
外は、実施例2と同様にして2色発色感熱記録体を得
た。
【0029】実施例6 中間層形成塗液の調製において、カオリンの代わりに、
30%のコロイダルシリカ水溶液(商品名;スノーテッ
クス−30,平均粒子径10〜20mμ,日産化学社
製)107部を用い、水を168部とした以外は、実施
例3と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
30%のコロイダルシリカ水溶液(商品名;スノーテッ
クス−30,平均粒子径10〜20mμ,日産化学社
製)107部を用い、水を168部とした以外は、実施
例3と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
【0030】実施例7 中間層形成塗液の調製において、コロイダルシリカ水溶
液として、日産化学社製のスノーテックス−30の代わ
りに、旭電化製(商品名;アデライトAT−30,平均
粒子径10〜20mμ)を用い、アセトアセチル化ポリ
ビニルアルコールの代わりに、シリコン変性ポリビニル
アルコール(商品名;PVA R2105,クラレ社
製)を用いた以外は実施例6と同様にして2色発色感熱
記録体を得た。
液として、日産化学社製のスノーテックス−30の代わ
りに、旭電化製(商品名;アデライトAT−30,平均
粒子径10〜20mμ)を用い、アセトアセチル化ポリ
ビニルアルコールの代わりに、シリコン変性ポリビニル
アルコール(商品名;PVA R2105,クラレ社
製)を用いた以外は実施例6と同様にして2色発色感熱
記録体を得た。
【0031】実施例8 C液調製において、1,2−ジ(3−メチルフェノキ
シ)エタンの代わりに、1−(2−メチルフェノキシ)
−2−(4−メトキシフェノキシ)エタンを用いた以外
は実施例2と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
シ)エタンの代わりに、1−(2−メチルフェノキシ)
−2−(4−メトキシフェノキシ)エタンを用いた以外
は実施例2と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
【0032】実施例9 B液調製において、4,4′−イソプロピリデンジフェ
ノールの代わりに、4−ヒドロキシフェニル−4′−イ
ソプロピルオキシフェニルスルホンを用いた以外は実施
例8と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
ノールの代わりに、4−ヒドロキシフェニル−4′−イ
ソプロピルオキシフェニルスルホンを用いた以外は実施
例8と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
【0033】実施例10 C液調製において、1−(2−メチルフェノキシ)−2
−(4−メトキシフェノキシ)エタンの代わりに、シュ
ウ酸ジベンジルエステルを用いた以外は実施例9と同様
にして2色感熱記録体を得た。
−(4−メトキシフェノキシ)エタンの代わりに、シュ
ウ酸ジベンジルエステルを用いた以外は実施例9と同様
にして2色感熱記録体を得た。
【0034】比較例1 中間層形成塗液の調製において、カオリンの代わりに、
酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル P−527,平均
粒子径1.8μm,水澤化学社製)を用いた以外は実施
例2と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
酸化珪素顔料(商品名;ミズカシル P−527,平均
粒子径1.8μm,水澤化学社製)を用いた以外は実施
例2と同様にして2色発色感熱記録体を得た。
【0035】比較例2 中間層形成塗液の乾燥後の塗布量を、7.0g/m2 と
した以外は実施例1と同様にして2色発色感熱記録体を
得た。
した以外は実施例1と同様にして2色発色感熱記録体を
得た。
【0036】比較例3 中間層を形成しなかった以外は実施例1と同様にして2
色発色感熱記録体を得た。
色発色感熱記録体を得た。
【0037】かくして得られた13種類の2色発色感熱
記録体の動的発色特性を以下の方法でテストした。〔記
録条件〕感熱プリンター(PS−8600,ローム社
製)を用いて、サーマルヘッド:8ドット/mm、発熱
抵抗:約1300オーム/ドット、主走査記録速度:2
0msec /line、副走査:32line/mm、ヘッド入
力:0.44W/ドット、低温発色エネルギー:0.2
1mJ、高温発色エネルギー:1.06mJの条件で記
録し、マクベス濃度計(RD914型,マクベス社製)
で記録部の濃度を測定し、その結果を表1に記載した。
なお、発色濃度は、それぞれ赤、青、黒色に対応した色
調の濃度を測定し、低温加熱時における黒カブリは、赤
色(低温発色画像)の場合には青濃度を測定し、青色
(低温発色画像)の場合には黄濃度を測定した。この黒
カブリ濃度が0.2を越えると、低温発色画像の赤、も
しくは青色の鮮明さが著しく損なわれる。
記録体の動的発色特性を以下の方法でテストした。〔記
録条件〕感熱プリンター(PS−8600,ローム社
製)を用いて、サーマルヘッド:8ドット/mm、発熱
抵抗:約1300オーム/ドット、主走査記録速度:2
0msec /line、副走査:32line/mm、ヘッド入
力:0.44W/ドット、低温発色エネルギー:0.2
1mJ、高温発色エネルギー:1.06mJの条件で記
録し、マクベス濃度計(RD914型,マクベス社製)
で記録部の濃度を測定し、その結果を表1に記載した。
なお、発色濃度は、それぞれ赤、青、黒色に対応した色
調の濃度を測定し、低温加熱時における黒カブリは、赤
色(低温発色画像)の場合には青濃度を測定し、青色
(低温発色画像)の場合には黄濃度を測定した。この黒
カブリ濃度が0.2を越えると、低温発色画像の赤、も
しくは青色の鮮明さが著しく損なわれる。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
の各実施例の多色感熱記録体では、低温発色画像におい
て混色カブリがなく、高温発色画像の記録感度も良好で
あり、極めて鮮明な多色画像が得られた。
の各実施例の多色感熱記録体では、低温発色画像におい
て混色カブリがなく、高温発色画像の記録感度も良好で
あり、極めて鮮明な多色画像が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/28 - 5/34
Claims (2)
- 【請求項1】支持体上に少なくとも高温発色層、中間
層、低温発色層を積層してなり、該発色層がロイコ染料
と呈色剤を含有するロイコ系発色層である多色感熱記録
体において、該中間層に平均粒子径1μm以下のカオリ
ン又はコロイダリシリカと接着剤が主成分として含有さ
れ、中間層の塗布量が乾燥重量で1〜5g/m 2 であ
り、且つ中間層のヘイズ値が65%以下であることを特
徴とする多色感熱記録体。 - 【請求項2】低温発色層が融点75〜90℃の熱可融性
物質を含有している請求項1記載の多色感熱記録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098445A JP3060587B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 多色感熱記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098445A JP3060587B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 多色感熱記録体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329178A JPH04329178A (ja) | 1992-11-17 |
| JP3060587B2 true JP3060587B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=14219945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3098445A Expired - Fee Related JP3060587B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 多色感熱記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060587B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3098445A patent/JP3060587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04329178A (ja) | 1992-11-17 |
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