JP3206136B2 - 感熱記録ラベル - Google Patents

感熱記録ラベル

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JP3206136B2
JP3206136B2 JP25926692A JP25926692A JP3206136B2 JP 3206136 B2 JP3206136 B2 JP 3206136B2 JP 25926692 A JP25926692 A JP 25926692A JP 25926692 A JP25926692 A JP 25926692A JP 3206136 B2 JP3206136 B2 JP 3206136B2
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正裕 冨金原
勝彦 石田
賢治 鈴木
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Oji Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字保存性に優れ、且つ
粘着剤層の感熱記録体に対する密着性に優れた感熱記録
ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】無色又は淡色の塩基性染料と有機又は無
機の呈色剤との呈色反応を利用し、熱により両発色物質
を接触させて記録像を得るようにした感熱記録体は良く
知られている。かかる感熱記録体は比較的安価であり、
また記録機器がコンパクトで、且つその保守も容易なた
めファクシミリや各種計算機器等の記録媒体としてのみ
ならず幅広い分野において使用されている。例えば、そ
の利用分野のひとつとして、小売店等のPOS(poi
nt of sales)システム化の拡大に伴ってラ
ベルとして使用されるケースが増大している。 感熱記
録体は一般に記録像の安定性が要求され、このため感熱
記録層上にフィルム形成能を有し耐薬品性のある樹脂の
水性エマルジョンを塗布する方法(特開昭54─128
347号公報)やポリビニルアルコール等の水溶性高分
子化合物を塗布する方法(実開昭56─125354号
公報)が提案されている。
【0003】しかし、特に感熱記録ラベルは可塑剤が含
まれているラップ類等に貼り付けて使用する事が多く、
裏面からの可塑剤による記録像の退色を防ぐことが強く
要求されている。一般に感熱記録ラベルは、感熱記録層
を有する支持体の裏面に粘着剤層を設け、次に剥離シー
トが設けられている。通常粘着剤層の粘着剤はゴム系、
アクリル系等が使用されており可塑剤が含まれているフ
ィルムなどに貼り付けて使用すると、フィルム中の可塑
剤が粘着剤層中にマイグレーションを起こし易く、特に
紙を支持体として使用した場合には、可塑剤が紙中を浸
透し感熱記録層中にまで達してしまう。その結果、感熱
記録体の保存性が極端に低下する問題があった。
【0004】そのため、水溶性高分子を主体としたバッ
クコート層を設けた感熱記録体が提案されている(実開
昭56─140461号公報)が、この場合、粘着剤層
のバックコート層に対する投錨効果が著しく低下するた
めに、転写法による感熱記録ラベル製造時に粘着剤層が
上紙である感熱記録体に充分に密着しない難点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、可塑剤が含
まれているラップ類等に貼り付けても印字保存性に優
れ、且つ粘着剤層の感熱記録体に対する密着性に優れた
感熱記録ラベルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、感熱記録ラベ
ルのバックコート層に特定範囲の吸油量と粒子径を有す
る無機顔料を特定の範囲で使用し、更に粘着剤層に特定
の伸び率を有する粘着剤を使用することにより、上記の
如き課題を満足する感熱記録ラベルが極めて効率良く得
られることを見出したのである。
【0007】即ち、本発明は、支持体上の表面に無色な
いし淡色の塩基性染料と呈色剤を含む感熱記録層を設け
ると共に、支持体の裏面に粘着剤層と剥離シートを積層
した感熱記録ラベルにおいて、該支持体の裏面と粘着剤
層との間に、水溶性高分子としてアセトアセチル基変性
ポリビニルアルコールと、吸油量が50ml/100g
(JIS K5101に基づく)以下で、且つ平均粒子
径が2μm以下の無機顔料を主成分とするバックコート
層を設け、無機顔料をバックコート層の全固形量に対し
て20〜60重量%用い、また粘着剤層中に伸び率が6
00%(JISK6301に基づく)以上の粘着剤を含
有させるものである。
【0008】
【作用】本発明の感熱記録ラベルは上述の如く、水溶性
高分子と吸油量が50ml/100g(JIS K51
01に基づく)以下で、且つ平均粒子径が2μm以下の
無機顔料を主成分とするバックコート層を設け、また粘
着剤層を形成する粘着剤の伸び率が600%(JIS
K6301に基づく)以上であることを特徴とする。因
みに、バックコート層中の無機顔料の吸油量が50ml
/100gを越える場合は充分なバリヤー性が得られな
いため、感熱記録ラベルを可塑剤が含まれているフィル
ム等に貼り付けて使用すると、記録像の退色をおこして
しまう。また、その平均粒子径が2μmより大きい場合
においても充分なバリヤー性が得られず、更にバックコ
ート層に対する粘着剤の投錨性が充分に得られないた
め、感熱記録ラベルを転写法により製造する場合、粘着
剤が上紙に転写しない原因となる。
【0009】バックコート層に含有させる上記条件を満
足する無機顔料としては、例えばマグネシウム、カルシ
ウム、亜鉛、バリウム、チタン、アルミニウム、アンチ
モン、鉛等の各種金属の酸化物、水酸化物、硫化物、炭
酸塩、硫酸塩、又は珪酸塩化合物が挙げられるがこれら
に限定されるものではない。なかでも無機顔料としてカ
オリン、水酸化アルミニウムを使用すると充分なバリヤ
ー性と支持体裏面に対する投錨効果が得られ特に好まし
い実施態様のひとつである。尚、これらの顔料は必要に
応じて2種類以上を併用することができる。
【0010】本発明のバックコート層に使用される水溶
性高分子としては、例えばデキストリン、澱粉、ポリビ
ニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、カゼイ
ン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ポリエチレンオキシド、カルボキシ
メチルスターチ、ジアルデヒドスターチ、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、
トラガントゴム、ポリアクリル酸ソーダ、水溶性アクリ
ル樹脂、酸化澱粉、流動性澱粉等があり、これらの材料
の単独あるいは2種以上を混合して使用できる。なかで
も、水溶性高分子としてアセトアセチル基変性ポリビニ
ルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコールのうちい
づれか、もしくは2種を用いることで耐可塑性に優れた
バックコート層が得られ特に好ましい実施態様のひとつ
である。
【0011】尚、バックコート層中に占める特定の無機
顔料の割合としては、バックコート層の全固形量に対し
て20〜60重量%の範囲で調節するのが好ましい。因
みに、20重量%未満の場合には粘着剤層の感熱記録体
裏面に対する投錨効果が不充分となり、他方60重量%
を越えると顔料の絶対量が多くなり水溶性高分子の成膜
性が低下し、充分なバリヤー性が得られなくなる。上述
の如き材料を主成分とするバックコート層塗料中には、
本発明の効果を阻害しない範囲で必要に応じて各種助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルフォコハ
ク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォコハク酸ナ
トリウム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウ
ム、脂肪酸金属塩等の分散剤、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバ
ロウ、パラフィンワックス、エステルワックス等のワッ
クス類、ベンゾフェノン系やベンゾトリアゾール系等の
紫外線吸収剤、その他水溶性マグネシウム塩、カルシウ
ム塩、アルミニウム塩等の不動化剤、消泡剤、蛍光染
料、着色染料等が適宜添加される。尚、不動化剤をバッ
クコート層の全固形分に対して0.05〜3重量%、好
ましくは0.05〜1重量%程度添加すると均一なバッ
クコート層が形成でき、結果としてより保存性に優れた
感熱記録体が得られるため好ましい。
【0012】バックコート層の塗布方法は従来から周知
慣用の技術に従って形成することができる。例えばエア
ーナイフコーター、ブレードコーター、バーコーター、
ロールコーター、グラビアコーター、カーテンコーター
等適当な塗布方法により塗液を支持体に塗布乾燥して形
成する。塗布量は特に限定するものではないが、乾燥後
の重量が好ましくは0.5〜10g/m2 より好ましく
は1〜5g/m2 程度の範囲で調節する。尚、支持体裏
面にバックコート層を形成する際の塗布順序については
特に限定するものではなく、感熱記録層の形成の前であ
っても後であってもよい。
【0013】而して、本発明において感熱記録層に含有
される塩基性染料としては各種公知の無色又は淡色の塩
基性染料が挙げられ、例えば3,3−ビス(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリ
ド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,
2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド、3−
(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メチルイ
ンドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2
−ジメチルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミ
ノフタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドー
ル−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3
−ビス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルイ
ンドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピ
ロール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等の
トリアリルメタン系染料、4,4′−ビス−ジメチルア
ミノベンズヒドリルベンジルエーテル、N−ハロフェニ
ル−ロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフ
ェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタン系染料、
ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等のチアジン系染料、3−メチ
ル−スピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジ
ナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−ベンジル−スピロ−ジナフトピラン、3−メチ
ル−ナフト−(6′−メトキシベンゾ)スピロピラン、
3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等のスピロ系染
料、ローダミン−Bアニリノラクタム、ローダミン(p
−ニトロアニリノ)ラクタム、ローダミン(o−クロロ
アニリノ)ラクタム等のラクタム系染料、3−ジメチル
アミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ク
ロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチ
ルフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−
7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−
アセチル−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−N−メチル−N−ベンジルアミノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7−N−クロロエチル−
N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−N−ジエチルアミノフルオラン、3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−
メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−
フェニルアミノ)フルオラン、3−(N−シクロヘキシ
ル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニルア
ミノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−
p−ブチルフェニルアミノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(o−フルオロフェニルアミノ)フルオラ
ン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロフェニル
アミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジペンチルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−メチル−N−n−アミル)アミノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N
−n−アミル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)ア
ミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3
−(N−メチル−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル
−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−β−エチ
ルヘキシル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン等のフルオラン系染料等が例示される。尚、
これらの塩基性染料は必要に応じて2種類以上を併用す
ることができる。
【0014】上記の如き塩基性染料と接触して呈色する
無機又は有機の酸性物質も各種の材料が公知であり、例
えば活性白土、アタパルジャイト、コロイダルシリカ、
珪酸アルミニウム等の無機酸性物質、4−tert−ブチル
フェノール、4−ヒドロキシジフェノキシド、α−ナフ
トール、β−ナフトール、4−ヒドロキシアセトフェノ
ール、4−tert−オクチルカテコール、2,2′−ジヒ
ドロキシジフェノール、4,4′−イソプロピリデンビ
ス(2−tert−ブチルフェノール)、4,4′−sec −
ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、
4,4′−イソプロピリデンジフェノール、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、
2,2′−メチレンビス(4−クロルフェノール)、ハ
イドロキノン、4,4′−シクロヘキシリデンジフェノ
ール、4,4′−ジヒドロキシジフェニルサルファイ
ド、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキ
シベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,4,4′−トリヒドロキシベンゾフェノン、
2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ
安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4
−ヒドロキシ安息香酸−sec−ブチル、4−ヒドロキシ
安息香酸ペンチル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、
4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息
香酸トリル、4−ヒドロキシ安息香酸クロロフェニル、
4−ヒドロキシ安息香酸フェニルプロピル、4−ヒドロ
キシ安息香酸フェネチル、4−ヒドロキシ安息香酸−p
−クロロベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−メト
キシベンジル、ノボラック型フェノール樹脂、フェノー
ル重合体等のフェノール性化合物、安息香酸、p−tert
−ブチル安息香酸トリクロル安息香酸、テレフタル酸、
3−sec −ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−シク
ロヘキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチ
ル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−tert−ブチルサリチ
ル酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチルベン
ジル)サリチル酸、3−クロル−5−(α−メチルベン
ジル)サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル
酸、3−フェニル−5−(α,α−ジメチルベンジル)
サリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル
酸、4−(3−p−トリルスルホニルプロピルオキシ)
サリチル酸等の芳香族カルボン酸、4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−イソ
プロピルオキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ
−4´−メチルジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシ−4′
−メチルジフェニルスルホン等の4−ヒドロキシジフェ
ニルスルホン誘導体、ビス(3−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−6−メチルフェニル)スルフィド、ビス(2
−メチル−4−ヒドロキシ−6−tert−ブチルフェニ
ル)スルフィド、ジ(4−ヒドロキシフェニルチオエト
キシ)メタン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチ
オ)−3−オキサペンタン等のスルフィド誘導体、さら
にはこれらフェノール性化合物、芳香族カルボン酸等
と、例えば亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシ
ウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル等の多価金属
との塩、さらにはチオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体
等の有機酸性物質等が例示される。塩基性染料と呈色剤
との使用比率は用いられる塩基性染料、呈色剤の種類に
応じて適宜選択されるもので特に限定するものではない
が、一般に塩基性染料1重量部に対して1〜10重量
部、好ましくは2〜7重量部程度の呈色剤が使用され
る。
【0015】これらの物質を含む塗料は一般に水を分散
媒体とし、ボールミル、アトライター、サンドミル等の
攪拌・粉砕機により染料、呈色剤を一緒に又は別々に分
散するなどして調製される。塗液中には通常のバインダ
ーとして澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、
カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、カル
ボキシル基変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル
基変性ポリビニルアルコール、ジイソブチレン・無水マ
レイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合
体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・ア
クリル酸共重合体塩、スチレン・ブタジエン共重合体エ
マルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂等が
挙げられる。また、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルフォコハ
ク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリ
ウム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウム、
脂肪酸金属塩等の分散剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロ
ウ、パラフィンワックス、エステルワックス等のワック
ス類、ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、その他消泡
剤、蛍光染料、着色染料等が適宜添加される。
【0016】また、各種顔料を併用することも可能であ
り、例えばカオリン、クレー、炭酸カルシウム、焼成ク
レー、焼成カオリン、酸化チタン、珪藻土、微粒子状無
水シリカ、活性白土等の無機顔料やスチレンマイクロボ
ール、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、尿素
・ホルマリン樹脂フィラー、生澱粉粒子等の有機顔料等
が挙げられる。
【0017】さらに、目的に応じて増感剤を併用するこ
ともできる。増感剤の具体例としては、例えばカプロン
酸アミド、カプリン酸アミド、パルミチン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルシン酸アミ
ド、リノール酸アミド、リノレン酸アミド、N−メチル
ステアリン酸アミド、ステアリン酸アニリド、N−メチ
ルオレイン酸アミド、ベンズアニリド、リノール酸アニ
リド、N−エチルカプリン酸アミド、N−ブチルラウリ
ン酸アミド、N−オクタデシルアセトアミド、N−オレ
インアセトアミド、N−オレイルベンズアミド、N−ス
テアリルシクロヘキシルアミド、ポリエチレングリコー
ル、1−ベンジルオキシナフタレン、2−ベンジルオキ
シナフタレン、1−ヒドロキシナフトエ酸フェニルエス
テル、1,2−ジフェノキシエタン、1,4−ジフェノ
キシブタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エ
タン、1,2−ビス(4−メトキシフェノキシ)エタ
ン、1−フェノキシ−2−(4−クロロフェノキシ)エ
タン、1−フェノキシ−2−(4−メトキシフェノキシ
エタン、1−(2−メチルフェノキシ)−2−(4−メ
トキシフェノキシ)エタン、テレフタル酸ジベンジルエ
ステル、シュウ酸ジベンジルエステル、シュウ酸ジ(4
−メチルベンジル)エステル、p−ベンジルオキシ安息
香酸ベンジルエステル、p−ベンジルビフェニル、1,
5−ビス(p−メトキシフェノキシ)−3−オキサ−ペ
ンタン、1,4−ビス(2−ビニルオキシエトキシ)ベ
ンゼン、p−ビフェニル−p−トリルエーテル、ベンジ
ル−p−メチルチオフェニルエーテル等の化合物が例示
される。これら増感剤の使用量は特に限定されないが、
一般に呈色剤1重量部に対して4重量部以下程度の範囲
で調節するのが望ましい。
【0018】感熱記録層の形成方法については特に限定
されず、例えばエアーナイフコーター、バリバーブレー
ドコーター、ピュアーブレードコーター、ショート・ド
ウェルコーター等適当な塗布方法により感熱記録層塗液
を支持体に塗布乾燥して形成される。塗液の塗布量も特
に限定されず通常乾燥重量で2〜12g/m2 、好まし
くは3〜10g/m2 程度の範囲で調節される。
【0019】尚、感熱記録層上に保護層を設けると記録
の保存性が一層改善されるため好ましい。かかる保護層
形成のために使用される水溶性又は水分散性の高分子と
しては、例えばポリビニルアルコール、カルボキシル基
変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポリ
ビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、澱粉及びその誘導体、カゼイ
ン、アルギン酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリルアミド、スチレン・マレイン酸共重合体塩、ポリ
ウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹
脂、エピクロルヒドリドン変成ポリアミド樹脂、スチレ
ン・ブタジエン系エマルジョン、スチレン・アクリル酸
エステル系エマルジョン、アクリル酸エステル系エマル
ジョン等の合成高分子エマルジョン等が例示される。こ
れらの高分子化合物は勿論2種以上を混合使用してもよ
い。また、これらの高分子化合物の中でも特にアセトア
セチル基変性ポリビニルアルコールや珪素変性ポリビニ
ルアルコールは、強固な樹脂皮膜を形成するため好まし
く用いられる。
【0020】保護層中には顔料を添加することができ、
その具体例としては、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化
アルミニウム、二酸化チタン、二酸化珪素、水酸化アル
ミニウム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオリ
ン、クレー、焼成カオリン、焼成クレー、コロイダルシ
リカ等の無機顔料やスチレンマイクロボール、ナイロン
パウダー、ポリエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹
脂フィラー、生澱粉粒子等の有機顔料等が挙げられる。
その使用量は一般に高分子化合物100重量部に対して
20〜500重量部程度の範囲で調節するのが望まし
い。
【0021】さらに、保護層を形成する塗液中には必要
に応じてステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、
ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パラフィンワッ
クス、エステルワックス等の滑剤、ジオクチルスルホコ
ハク酸ナトリウム等の界面活性剤、消泡剤等の各種助剤
を適宜添加することもできる。また耐水性を一層向上さ
せるためにグリオキザール、ホウ酸、ジアルデヒドデン
プン、エポキシ系化合物等の硬化剤を添加することもで
きる。
【0022】かくして調製された塗液は適当な塗布装置
により感熱記録層上に塗布されるが、塗布量が乾燥重量
で1g/m2 より少ないと印字の保存安定性を改良する
効果が不充分となり、さらにサーマルヘッドへのスティ
ッキングもおこり易くなり、逆に20g/m2 を越すと
感熱記録体の記録感度が著しく低下する恐れがあるため
一般には1〜20g/m2 、好ましくは2〜10g/m
2 程度の範囲で調節されるのが望ましい。
【0023】尚、感熱記録層と本発明による特定のバッ
クコート層を有する支持体との間に下塗り層を設けた
り、各層の形成後にスーパーカレンダー処理を施す等、
感熱記録体製造分野における各種の公知技術が必要に応
じて付加し得るものである。このようにして得られた感
熱記録体の裏面に、更に粘着剤層、及び剥離シートを設
けて粘着加工を施した感熱記録ラベルが得られるが、本
発明が所望の効果を得るためには、粘着剤層を形成する
粘着剤の伸び率が600%(JIS K6301に基づ
く)以上であることが重要な要件である。
【0024】因みに、粘着剤の伸び率が600%未満に
なると、本発明の特定のバックコート層に対して充分な
投錨性が得られないため、感熱記録ラベルを転写法によ
り製造する場合、粘着剤層が上紙である感熱記録体に充
分に転移しない、所謂密着不良をおこす。本発明で使用
される粘着剤としては、例えばゴム系、アクリル系、ビ
ニルエーテル系等のエマルジョンや溶剤ないし無溶剤型
の各種粘着剤が挙げられるが、本発明の特定の伸び率を
満足する限りにおいては特に限定されるものではない。
【0025】尚、粘着ラベルを形成する方法については
特に限定するものではなく、常法にしたがって剥離シー
トの剥離剤層面上に粘着剤を塗布乾燥することによって
粘着剤層を形成した後、該粘着剤層上に感熱記録体を貼
り合わせて仕上げられる。該剥離シートとしてはグラシ
ン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフト紙
や、または上質紙等にポリエチレン等をラミネートした
ポリラミネート紙等にフッ素樹脂やシリコーン樹脂を乾
燥重量で0.05〜3g/m2 程度の範囲で調節される
のが望ましい。粘着剤の塗布方法としては、例えばロー
ルコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロット
ダイコーター等が使用され、塗布量は乾燥重量で5〜5
0g/m2 程度の範囲で調節される。
【0026】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
尚、例中の部、%は特に断らない限り、「重量部」、
「重量%」を示す。
【0027】参考比較例1 A液調製(バックコート用塗液の調製) 平均粒子径0.35μm、吸油量40ml/100gの
カオリン〔商品名:UW−90、EMC社製〕100
部、20%ポリビニルアルコール水溶液〔商品名:PV
A−205、クラレ株式会社製〕500部、及び水50
部からなる組成物を混合攪拌し塗液とした。
【0028】 B液調製 3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン10部、5%メチル
セルロース水溶液5部、及び水40部からなる組成物を
サンドミルで平均粒子径が3μmになるまで粉砕した。
【0029】 C液調製 4−ヒドロキシ−4′−イソプロピルオキシジフェニル
スルホン30部、5%メチルセルロース水溶液5部、及
び水80部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が
3μmになるまで粉砕した。
【0030】 D液調製 1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン20部、5
%メチルセルロース水溶液5部、及び水55部からなる
組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるまで粉
砕した。
【0031】 E液調製(保護層用塗液の調製) 10%アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール水溶
液200部、カオリン〔商品名:UW−90、EMC社
製〕100部、30%ステアリン酸亜鉛分散液30部、
及び水100部からなる組成物を混合攪拌し塗液とし
た。
【0032】 感熱記録体の形成 A液を乾燥後の塗布量が3g/m2 となるように60g
/m2 の原紙の片面に塗布乾燥してバリヤー層を設け、
このバリヤー層を有する面の反対側の面に、B液55
部、C液115部、D液80部、10%ポリビニルアル
コール水溶液80部、及び炭酸カルシウム35部を混合
攪拌して得られた塗液を乾燥後の塗布量が6g/m2
なるように塗布乾燥して感熱記録層を形成した。この感
熱記録層上にE液を乾燥後の塗布量が5g/m2 となる
ように塗布乾燥した後、カレンダー処理を行い感熱記録
体を得た。
【0033】 感熱記録ラベルの製造 米坪70g/m2 のグラシン紙にシリコーン剥離剤〔商
品名:KS−770、信越化学株式会社製〕を乾燥重量
で0.9g/m2 となるように塗布乾燥し剥離シートを
得た。この剥離シートの剥離剤層面上に伸び率1500
%のアクリル系粘着剤〔商品名:ニカゾールL−12
2、日本カーバイト工業株式会社製〕を乾燥重量で25
g/m2 となるようにロールコーターで塗布乾燥し粘着
剤層を形成した。次いで、この粘着剤層面上に前記感熱
記録体を重ねてプレスロールで貼り合わせ感熱記録ラベ
ルを得た。
【0034】参考比較例2 参考比較例1 のA液調製において、平均粒子径0.35
μm、吸油量40ml/100gのカオリン〔商品名:
UW−90、EMC社製〕の代わりに、平均粒子径0.
5μm、吸油量40ml/100gのカオリン〔商品
名:UG−90、EMC社製〕を用いた以外は参考比較
例1と同様にして感熱記録ラベルを得た。
【0035】参考比較例3 参考比較例1 のA液調製において、カオリンの代わりに
平均粒子径1μm、吸油量36ml/100gの水酸化
アルミニウム〔商品名:ハイジライトH−42、昭和電
工株式会社製〕を用いた以外は参考比較例1と同様にし
て感熱記録ラベルを得た。
【0036】実施例1 参考比較例3 のA液調製において、20%ポリビニルア
ルコール水溶液の代わりに20%アセトアセチル基変性
ポリビニルアルコール水溶液〔商品名:Z−100、日
本合成化学工業株式会社製〕を用いた以外は参考比較例
と同様にして感熱記録ラベルを得た。
【0037】
【0038】比較例1 実施例1のA液調製において、カオリンの代わりに平均
粒子径0.35μm、吸油量110ml/100gの焼
成クレー〔商品名:アンシレックス、EMC社製〕を用
いた以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを得
た。
【0039】比較例2 実施例1のA液調製において、カオリンの代わりに平均
粒子径1.5μm、吸油量65ml/100gの重質炭
酸カルシウム〔商品名:ソフトン2200、備北粉化工
業株式会社製〕を用いた以外は実施例1と同様にして感
熱記録ラベルを得た。
【0040】比較例3 実施例1のA液調製において、カオリンの代わりに平均
粒子径8μm、吸油量21ml/100gの水酸化アル
ミニウム〔商品名:ハイジライトH−32、昭和電工株
式会社製〕を用いた以外は実施例1と同様にして感熱記
録ラベルを得た。
【0041】比較例4 実施例1のA液調製において、カオリンの添加量を15
部とした以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベルを
得た。
【0042】比較例5 実施例1のA液調製において、カオリンの添加量を25
0部とした以外は実施例1と同様にして感熱記録ラベル
を得た。
【0043】比較例6 実施例1の感熱記録ラベルの製造において、伸び率15
00%のアクリル系粘着剤の代わりに、伸び率450%
のアクリル系粘着剤〔商品名:サイビノールX−491
−286E、サイデン化学株式会社製〕を用いた以外は
実施例1と同様にして感熱記録ラベルを得た。
【0044】このようにして得られた11種類の感熱記
録ラベルについて下記の評価を行い、その結果を表1に
示す。尚、各評価項目の評価法は下記の通りである。 〔裏面バリヤー性〕感熱記録体の裏面に油性マジックイ
ンキ(肌色)で線びきを行い、感熱記録層の発色具合を
目視で判定した。 ◎:発色はみられない。 ○:やや発色がみられる。
△:発色がみられる。×:発色が著しい。 〔糊密着性〕感熱記録ラベルの粘着剤層面を指で5回強
く擦り、粘着剤のとれぐあいを目視で判定した。 ○:粘着剤の剥離はみられない。 △:粘着剤の剥離が
ややみられる。 ×:粘着剤の剥離が著しい。 〔初期発色濃度〕感熱記録ラベルを120℃の熱板に5
秒間押圧(4kg/cm2)して発色させた記録像の発色
濃度をマクベス濃度計〔RD−100R型、マクベス社
製〕で測定した。 〔耐可塑剤性〕ポリプロピレンパイプ(40mmφ)上
に塩化ビニルフィルム(三井東圧化学株式会社製)を3
重に巻きつけ、その上に上記で発色させた感熱記録ラベ
ルを発色面が外になるように貼り付け、さらにその上か
ら可塑剤を使用していないポリエチレンフィルムを3重
に巻きつけ、40℃で24時間放置した後(耐可塑剤性
−A)、及び40℃で72時間放置した後(耐可塑剤性
−B)のそれぞれについて記録像の発色濃度を測定し耐
可塑剤性を評価した。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】第1表の結果から明らかなように、本発
明の感熱記録ラベルは印字保存性及び密着性に優れた感
熱記録ラベルであった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−135785(JP,A) 特開 平4−348987(JP,A) 特開 平5−185718(JP,A) 特開 平5−4450(JP,A) 特開 昭61−123582(JP,A) 特開 平5−70748(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/28 - 5/34 G09F 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上の表面に無色ないし淡色の塩基性
    染料と呈色剤を含む感熱記録層を設けると共に、支持体
    の裏面に粘着剤層と剥離シートを積層した感熱記録ラベ
    ルにおいて、該支持体の裏面と粘着剤層との間に、水溶
    性高分子としてアセトアセチル基変性ポリビニルアルコ
    ールと、吸油量が50ml/100g(JIS K51
    01に基づく)以下で、且つ平均粒子径が2μm以下の
    無機顔料を主成分とするするバックコート層を設け、
    機顔料がバックコート層の全固形量に対して20〜60
    重量%であり、また粘着剤層を形成する粘着剤の伸び率
    が600%(JIS K6301に基づく)以上である
    ことを特徴とする感熱記録ラベル。
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