JP2893649B2 - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JP2893649B2 JP1044084A JP4408489A JP2893649B2 JP 2893649 B2 JP2893649 B2 JP 2893649B2 JP 1044084 A JP1044084 A JP 1044084A JP 4408489 A JP4408489 A JP 4408489A JP 2893649 B2 JP2893649 B2 JP 2893649B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、感熱記録体に関し、特に印字画素再現性に
優れ、記録濃度が高く、しかも記録体の白色度に優れた
感熱記録体に関するものである。
「従来の技術」 従来、発色剤と該発色剤とに接触して呈色する呈色剤
との反応を利用し、熱により両物質を接触せしめて発色
像を得るようにした感熱記録体は良く知られている。か
かる感熱記録体は比較的安価であり、また記録機器がコ
ンパクトでその保守も比較的容易であるため、ファクシ
ミリや各種計算機等の記録媒体としてのみならず巾広い
分野において使用されている。
そして、用途の多用化に伴い、低濃度から高濃度に至
るいずれの領域においても印字画素の再現性に優れ、か
つ銀塩写真に匹敵するような高画質の記録像が得られる
感熱記録体への要望が高まりつつある。また、記録機器
の高速化に伴い、動的記録感度に優れた感熱記録体に対
する要求も高まっている。
このような高感度で高画質な感熱記録体を得るため
に、吸油性無機顔料から成る中間層を設けたり(特開昭
59−155097号,同61−44683号)、或いは中間層を多層
に構成して平滑性や断熱性を向上させた記録体(特開昭
61−11286号,同61−193880号)等が提案されている。
しかし、無定形シリカあるいは焼成クレーなどの高い
吸油性を有する無機顔料のみを主成分とする中間層を形
成すると、感熱記録層に発色カブリを生じさせる傾向が
あり、結果的に白色度の低い記録体しか得られない。ま
た塗工層の強度に劣り、カッターで記録体を切断すると
多量の紙粉を発生させる欠点があった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、低濃度から高濃度に至るいずれの領域にお
いても印字画素の再現性に優れ、しかも高画質の記録像
が得られ、しかも白色度が高く、紙粉の発生等の起こら
ない感熱記録体を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、支持体上に感熱記録層を設けた感熱記録体
において、支持体と感熱記録層との間に、吸油量(JIS
K 5101法)が200ml/100g以上であるアミノ樹脂フィラー
を0.5〜30重量%、および吸油量が200ml/100g未満の無
機フィラーとを含有する中間層を設けたことを特徴とす
る感熱記録体である。
また本発明は、上記構成において中間層が吸油量(JI
S K 5101法)200ml/100g以上であるアミノ樹脂フィラー
並びに吸油量200ml/100g未満である無機フィラー若しく
は有機フィラーを含有する感熱記録体である。
「作用」 アミノ樹脂フィラーは尿素系樹脂やメラミン系樹脂等
よりなり顔料の形態のものが例示できる。なかでも,尿
素−ホルマリン樹脂顔料は特に優れた効果を示すため好
ましく用いられる。本発明の感熱記録体は上記の如く、
支持体と感熱記録層との間に、吸油量(JIS K 5101法)
が200ml/100g以上のアミノ樹脂フィラーを0.5〜30重量
%、および吸油量が200ml/100g未満の無機フィラーとを
含有する中間層を設けた感熱記録体であり、このため記
録の際に感熱記録層で形成される熱溶融物質を中間層が
効果的に吸収し、ヘッドカスの発生等の問題がなく、機
器適性に優れており、また中間層が熱保持性を有するた
め記録濃度や画質に優れる。しかも無機顔料のみを主成
分とする中間層と異なり、感熱記録層にカブリ発色を起
こす等の欠点もない。因みにアミノ樹脂以外の、ポリス
チレン等の有機フィラーを用いた中間層を形成した場合
白色度は無機顔料を主成分とする中間層の場合より優れ
るが、カッターで切断した際に多量の紙粉を発生させる
欠点がある。
なおアミノ樹脂フィラーの形状が、二次粒子を形成し
ている顔料であるとき、中間層の熱保持能力が一層優れ
たものとなり、記録濃度が極めて向上するため好まし
い。
一般に吸油量の高いフィラーを多く含む塗液はその流
動性が劣る傾向にあり、コーターでの塗布適性に劣る場
合が多い。また上記特定のフィラーの含有量が少ないと
充分な改良効果が得られないため本発明では、中間層の
全固形分中に上記吸油量のアミノ樹脂フィラーを好まし
くは0.5〜30重量%、より好ましくは1〜20重量%含有
させる。
また中間層中に吸油量200ml/100g未満の無機フィラー
若しくは有機フィラーを併用することにより記録性やそ
の他の適性を損なわずに中間層塗料の塗布適性を改良す
ることが出来る。このような無機フィラーには、例えば
焼成カオリン、タルク、軽質炭酸カルシウム、無定形シ
リカ等の無機顔料があり、また有機フィラーとしてはポ
リスチレンフィラー、フェノール樹脂フィラー、セルロ
ースフィラー等が例示される。
中間層中にはバインダーが含有されるが、バインダー
としては、例えば澱粉、カゼイン、ポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸等の水溶
性高分子やスチレン・ブタジエン系共重合体、スチレン
・アクリル酸系共重合体、アクリロニトリル・ブタジエ
ン系共重合体、コロイダルシリカ粒子複合スチレン・ア
クリル酸エステル共重合体、アクリル酸系共重合体等の
如き各種合成樹脂エマルジョン等が例示される。
中間層にはフィラー100重量部に対しバインダー5〜3
0重量部程度の範囲になるように配合するのが接着性及
び記録感度の点で好ましい。例えばこの範囲よりバイン
ダーの配合量が多いと、中間層の空隙率が減少するため
熱保持性が低下して所望の記録感度が得られない恐れも
あり、感熱ヘッドへのカス付着も増加する傾向がある。
また、上記範囲よりバインダーの配合量が少ないと、フ
ィラー粒子の接着力が低下し、記録体をカッティングす
る際に紙粉が発生する等の欠点が付随する場合もある。
このような中間層は1層からなる場合の他2層以上の
多層より構成することも出来る。
中間層塗液は通常、水を媒体として上記各成分を分散
或いは溶解することにより調製され、エアーナイフコー
ター、ブレードコーター等各種公知の塗工機で塗布乾燥
することにより支持体上に中間層を形成する。
中間層の塗布量は、特に限定するものではないが、中
間層の厚さが5〜40μm程度が望ましく、乾燥塗布量は
3〜35g/m2程度である。
かくして形成された中間層上に、感熱記録層が塗布、
乾燥されて、本発明の感熱記録体が製造されるものであ
るが、記録層に含有される発色剤と呈色剤の組合わせに
ついては特に限定されるものではなく、熱によって両者
が接触して呈色反応を起こすような組合わせであれば何
れも使用可能である。例えば無色ないし淡色の塩基性染
料と無機または有機の酸性物質との組合わせ、ステアリ
ン、酸第二鉄等の高級脂肪酸金属塩と没食子酸の如きフ
ェノール類との組合わせ、さらに、ジアゾニウム化合
物、カプラー及び塩基性物質を組合わせた感熱記録体
等、熱によって記録像を得るようにした各種の感熱記録
体への適用も可能である。
しかし、支持体上に設けられる本発明の特定の中間層
は、特に塩基性染料と酸性物質との組合わせにおいて優
れた効果を発揮するため、とりわけかかる組合わせに好
ましく適用される。
而して本発明の感熱記録体において、記録層を構成す
る無色ないしは淡色の塩基性染料としては各種のものの
が公知であり、例えば下記が例示される。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)
フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−
ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−5−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルイン
ドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,
3−ビス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−6−
ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルイ
ンドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピ
ロール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等の
トリアリルメタン系染料、4,4′−ビス−ジメチルアミ
ノベンズヒドリルベンジルエーテル、N−ハロフェニル
−ロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニル
ロイコオーラミン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾ
イルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイ
コメチレンブルー等のチアジン系染料、3−メチル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジナフト
ピラン、3−フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−
ベンジル−スピロージナフトピラン、3−メチル−ナフ
ト(6′−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピ
ル−スピロ−ジベンゾピラン等のスピロ系染料、ローダ
ミン−B−アニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロ
アニリノ)ラクタム、ローダミン(o−クロロアニリ
ノ)ラクタム等のラクタム系染料、3−ジメチルアミノ
−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキ
シフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオ
ラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチ
ルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル
−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(N−メチル−N−ベンジルアミノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(N−クロロエチル−N
−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−N−ジエチルアミノフルオラン、3−(N−エチル−
p−トルイジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−
メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カル
ボメトキシ−フェニルアミノ)フルオラン、3−(N−
エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−
N−メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−キシリジノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、
3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミ
ノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロ
フルフリル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−(N−メチル−N−n−プロピル)ア
ミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3
−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチルフェニルア
ミノフルオラン、3−(N−エチル−N−n−プロピ
ル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−エチル−N−イソブチル)アミノ−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−メ
チル−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−n−
ヘキシル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−(N−エチル−N−シクロペンチル)ア
ミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン等の
フルオラン系染料体。勿論、これらの染料に限定される
ものではなく、二種以上の染料の併用も可能である。
而して本発明において、感熱記録体の記録層を構成す
る呈色剤については、特に限定されるものではなく、温
度の上昇によって、液化、気化ないし溶解する性質を有
し、かつ上記塩基性染料と接触して呈色させる性質を有
する各種の物質が用いられる。代表的な具体例として
は、活性白土、酸性白土、アタパルジャイト、ベントナ
イト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウムなどの無機
酸性物質、4−tert−ブチルフェノール、4−ヒドロキ
シフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、4
−ヒドロキシアセトフェノール、4−tert−オクチルカ
テコール、2,2′−ジヒドロキシジフェノール、2,2′−
メチレンビス(4−メチル−6−tert−イソブチルフェ
ノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−tert−
ブチルフェノール)、4,4′−sec−ブチリデンジフェノ
ール、4−フェニルフェノール、4,4′−イソプロピリ
デンジフェノール、2,2′−メチレンビス(4−クロル
フェノール)、ハイドロキノン,4,4′−シクロヘキシリ
デンジフェノール,4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4
−ヒドロキシフタル酸ジメチル、ヒドロキシモノベンジ
ルエーテル、4−ヒドロキシ−4′−イソプロピルオキ
シジフェニルスルフォン、3′,4′−テトラメチレン−
4−ヒドロキシジフェニルスルフォン、4,4′−(1,3−
ジメチルブチリデン)ビスフェノール、4,4′−(1−
フェニルエチリデン)ビスフェノール、4,4′−(p−
フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノール、4,4′
−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノー
ル、ノボラック型フェノール樹脂、フェノール重合体な
どのフェノール性化合物、安息香酸、p−tert−ブチル
安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフタル酸,3−sec
−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸,3−シクロヘキシル
−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシ安息香酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチ
ル酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3−ベンジルサリ
チル酸、3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−
クロル−5−(α−メチルベンジルサリチル酸、3,5−
ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−フェニル−5−
(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−
α−メチルベンジルサリチル酸などの芳香族カルボン
酸、およびこれらフェノール性化合物、芳香族カルボン
酸と例えば、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カル
シウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケルなどの多価
金属との塩、さらには亜鉛、マグネシウム、アルミニウ
ム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル、
などの多価金属の塩とアンチピリン、ピリジン、ジメチ
ルアミノアンチピリン等の有機化合物との錯化合物など
の有機酸性物質等が例示される。
呈色剤と塩基性染料の併用割合については、必ずしも
限定するものではないが、塩基性染料100重量部に対し
て、100〜700重量部、より好ましくは150〜400重量部の
呈色剤が配合される。なお、呈色剤は無論必要に応じて
二種以上を併用してもよい。
これらを含む感熱記録層塗液の調製は、一般に水を分
散媒体とし、ボールミル、アトライター、サンドミル等
の撹拌・粉砕機により、染料、呈色剤等を一緒に又は別
々に分散するなどして調製される。
かかる塗液中には、通常バインダーとしてデンプン
類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ア
ラビアガム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マ
レイン酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体
塩、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン等が全
固形分の10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%程度配
合される。
さらに、塗液中には各種の助剤を添加することがで
き、例えばジオクチルスルフォコハク酸ナトリウム、ド
デシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウリルアル
コール硫酸エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩等の
分散剤、トリアゾール系等の紫外線吸収剤、その他消泡
剤、螢光染料、着色染料等が挙げられる。また、感熱記
録体が記録機器や記録ヘッドとの接触によってスティッ
キングを生じないようにステアリン酸、ポリエチレン、
カルナバロウ、パラフィンワックス、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、エステルワックス等の分
散液やエマルジョン等を添加することもできる。
さらに、例えばステアリン酸アミド、ステアリン酸メ
チレンビスアミド、オレイン酸アミド、パルミチン酸ア
ミド、ヤシ脂肪酸アミド等の脂肪酸アミド、2,2′−メ
チレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノー
ル)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−tert−ブチルフェニル)ブタン等のヒンダードフェ
ノール類、1,2−ビス(フェノキシ)エタン、1,2−ビス
(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(3−メ
チルフェノキシ)エタン、2−ナフトールベンジルエー
テル等のエーテル類、ジベンジルテレフタレート、1−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル等のエス
テル類などの各種公知の熱可融性物質を併用することも
可能である。
加えて、記録ヘッドへのカス付着を一層改善するため
にカオリン、クレー、タルク、炭酸カルシウム、焼成ク
レー、酸化チタン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性
白土等の無機顔料を添加することもできる。
本発明において、記録層の形成方法についても特に限
定されず、例えばエアーナイフコーター、ブレードコー
ター等の適当なコーターヘッドを備えた塗布装置によっ
て、塗布液を中間層上に塗布、乾燥する方法で形成され
る。また、塗布液の塗布量についても特に限定されず、
通常乾燥重量で2〜12g/m2、好ましくは3〜10g/m2程度
の範囲である。
また、支持体についても特に限定されず、上質紙、ヤ
ンキーマシンで抄造した原紙、片面艶出し原紙、両面艶
出し原紙、キャストコート紙、アート紙、コート紙、中
質コート紙等の紙類、合成繊維紙、合成樹脂フィルム等
が適宜使用される。
なお、中間層及び/または記録層を塗布、乾燥後に、
必要に応じてスーパーカレンダー掛け等の平滑化処理を
施すこともできる。さらに記録層上に記録層を保護する
等の目的でオーバーコート層を設けることも可能であ
り、支持体に裏塗り層を設けるなど感熱記録体分野にお
ける各種の公知技術が付加し得るものである。
かくして得られる本発明の感熱記録体は、支持体と感
熱記録層の間に、特定の組成からなる中間層が設けられ
ているため、低濃度から高濃度までいずれの領域におい
ても画素再現性に優れ、記録濃度も高く、しかも記録体
の白色度に優れ、かつ、カッティングの際に紙粉を発生
することもない優れた感熱記録体である。
「実施例」 以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明する
が、勿論これらに限定されるものではない。また特に断
らない限り例中の部および%それぞれ重量部および重量
%を示す。
比較例1 〔中間層塗液−1の調製〕 尿素ホルマリン樹脂フィラー(商品名:U−PEARL C−12
0,三井東圧社製,吸油量300ml/100g,二次粒子径10μ) 80部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分:50
%) 15部 ポリビニルアルコール水溶液(10%液) 2部 上記配合を固形分濃度が20%になるように水中に分散
した。
〔中間層の形成〕
得られた中間層塗液−1を秤量50g/m2の上質紙にエア
ーナイフコーターで乾燥後の塗布量が8g/m2(厚さ:13μ
m)となるように塗布乾燥した。中間層塗料の流動性は
良くなく塗料の送液が困難であり、中間層塗布量の制御
もやや困難であった。
〔記録層塗液の調製〕
A液調製 3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン 10部 ジベンジルテレフタレート 20部 メチルセルロース5%水溶液 15部 水 80部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになる
まで粉砕した。
B液調製 4,4′−イソプロピリデンジフェノール 30部 メチルセルロース5%水溶液 30部 水 70部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が2μmになる
まで粉砕した。
A液125部、B液130部、酸化珪素顔料(吸油量180ml/
100g)30部、20%酸化澱粉水溶液150部、水55部を撹拌
・混合して記録層用塗液を調製した。
〔記録層の形成〕
得られた記録層塗液を前記中間層上に、乾燥後の塗布
量が5g/m2となるようにエアーナイフコーターで塗布乾
燥して感熱記録紙を得た。
比較例2 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラー(三井東圧社
製,吸油量300ml/100g)80部を尿素ホルマリン樹脂フィ
ラー(日本化成社製,吸油量500ml/100g)40部と焼成ク
レー(吸油量80ml/100g)40部にした他は比較例1と同
様にして、感熱記録紙を得た。中間層塗料の流動性は良
くなく塗料の送液が困難であり、中間層塗布量の制御も
やや困難であった。
実施例1 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラー80部を尿素ホ
ルマリン樹脂フィラー(商品名:U−PEARL C−120,三井
東圧社製,吸油量300ml/100g)20部と無定形シリカ(吸
油量150ml/100g)60部にした他は、比較例1と同様にし
て感熱記録紙を得た。中間層塗料の流動性は必ずしも良
くなく中間層塗布量の制御がやや困難であったが、塗料
の送液は問題がなかった。
実施例2 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラー80部を尿素ホ
ルマリン樹脂フィラー(商品名:U−PEARL C−120,三井
東圧社製,吸油量300ml/100g)5部と焼成クレー(吸油
量80ml/100g)95部にした他は、比較例1と同様にして
感熱記録紙を得た。中間層塗料の流動性は極めて良く塗
布適性に優れていた。
実施例3 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラー80部を尿素ホ
ルマリン樹脂フィラー(商品名:U−PEARL C−120,三井
東圧社製,吸油量300ml/100g)13部と無定形シリカ(吸
油量100ml/100g)87部にした他は、比較例1と同様にし
て感熱記録紙を得た。中間層塗料の流動性は極めて良く
塗布適性に優れていた。
比較例3 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラーを無定形シリ
カ(吸油量150ml/100g)にかえた他は、同様にして感熱
記録紙を得た。
比較例4 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラーをポリスチレ
ンフィラー(三井東圧社製)に置き換えた他は、同様に
して感熱記録紙を得た。
比較例5 比較例1の尿素ホルマリン樹脂フィラーを、中空微粒
子(ロームアンドハウス社製,商品名:OP−42M)に置き
換えた他は、比較例1と同様にして感熱記録紙を得た。
かくして得られた各感熱記録紙を感熱プリンター(SO
NY製ビデオプリンター,UP−701型,)を使用して、印字
パルス時間3msと8msで記録し、その発色濃度をマクベス
濃度計(マスベス社製,RD−100R型、アンバーフィルタ
ー使用)にて測定し、その結果を第1表に示した。ま
た、印字画素の再現性、カッティング適性、白色度、ヘ
ッドカスを評価しその結果を第1表に併記した。
なお、印字画素の再現性は感熱ヘッドの1ドットの面
積に対する印字ドットの面積の割合(ドット再現率)で
評価し、その評価基準は以下のとおりとした。
◎……86%以上 ○……76〜85% △……70〜75% ×……69%以下 また、カッティング適性は記録紙の記録部と白紙部を
カッターで切った時の紙粉の発生状況等で評価し、その
評価基準は以下のとおりとした。
◎……紙粉の発生、記録層の剥離が全くない。
○……紙粉の発生はないが、記録層の剥離が僅かにあ
る。
△……紙粉の発生及び記録層の剥離があるが実用上問
題がない。
×……紙粉の発生が著しく、記録層の剥離も多い。
また白色度については、デジタルハンター白色度計
(トーヨーセイキ社製)で測定した。
また、ヘッドカスについては、NEFAX−27(NEC社製)
を使用し、印字率100%で10枚コピーした後のヘッドカ
ス状況を目視判定して評価した。その評価基準は以下の
とおり。
○……ヘッドカスが見られない。
×……ヘッドカスの発生が著しい。
中間層塗料の塗布適性については、下記の如く評価し
た。
○……塗料の送液性に問題がない。
×……塗料の送液が困難である。
「効果」 第1表の結果から明らかなように、本発明の実施例で
得られた感熱記録体は、低濃度から高濃度のいずれの領
域においても印字画素の再現性に優れており、記録濃度
も高く、しかも記録体のカッティング適性に優れ白色度
ならびにヘッドカスにも優れた記録体であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−8087(JP,A) 特開 昭60−58890(JP,A) 特開 平2−103178(JP,A) 特開 平1−182090(JP,A) 特開 昭58−31794(JP,A) 特公 昭57−20918(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/28 - 5/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に感熱記録層を設けた感熱記録体
    において、支持体と感熱記録層との間に、吸油量(JIS
    K 5101法)が200ml/100g以上であるアミノ樹脂フィラー
    を0.5〜30重量%、および吸油量が200ml/100g未満の無
    機フィラーとを含有する中間層を設けたことを特徴とす
    る感熱記録体。
  2. 【請求項2】吸油量が200ml/100g未満の無機フィラー
    が、中間層の全固形量に対して69〜87重量%中間層に含
    有された請求項1記載の感熱記録体。
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