JP3059336B2 - アンテナ装置及び移動体通信機 - Google Patents

アンテナ装置及び移動体通信機

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JP3059336B2
JP3059336B2 JP6068627A JP6862794A JP3059336B2 JP 3059336 B2 JP3059336 B2 JP 3059336B2 JP 6068627 A JP6068627 A JP 6068627A JP 6862794 A JP6862794 A JP 6862794A JP 3059336 B2 JP3059336 B2 JP 3059336B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D2127/02Release mechanisms
    • F16D2127/04Release mechanisms for manual operation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の移動体で
使用される携帯通信機に適用可能なアンテナ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図39,40は、たとえば特開平1−1
60101号公報に示された従来のアンテナ装置を示す
断面図であり、無線機本体21の筐体22に棒状のアン
テナ素子23が取り出し、収納可能に支持されている。
筐体22内には無線回路部24とこの無線回路部24に
電気的に接続された接続端子25が設けられている。
尚、図41,42に接続図を示す。
【0003】次に動作について説明する。アンテナ素子
23を図39,41に示すように無線機本体21より取
り出すと、アンテナ23の基部の接続端子23aが接続
端子25に接触し、アンテナ素子23が接続端子25を
介して無線回路部24に接続される。これとは逆にアン
テナ素子23を図40,42に示すように無線機本体2
1に収納すると、アンテナ素子23の先端部の接続端子
23bが接続端子25に接触し、アンテナ素子23が接
続端子25を介して無線回路部24に接続される。この
ように上記従来のアンテナ装置でもアンテナ素子23の
基部と先端部の接続端子23aと23bをアンテナ素子
23の取り出し位置と収納位置で選択的に接続端子25
に接触させるようにしているので、アンテナ素子23を
無線機本体21に収納してもアンテナとして使用するこ
とができる。尚、ここでは記載されていないが、アンテ
ナ素子23取り出し時、最適整合となる整合回路が無線
回路部24に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、アンテナ取り出し/
収納時共に同一のアンテナ素子を使用しなければなら
ず、アンテナ取り出し時には、インピーダンス整合が最
適となる反面、収納時には収納アンテナと無線回路部の
金属(グランド)との距離(図40)が接近し、イン
ピーダンス不整合が生じ、利得が劣化するなどの問題点
があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アンテナ素子取り出し時と同様
に収納時にもインピーダンス整合が最適で高利得なアン
テナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のアンテナ装置
は、筐体に収納された無線機本体と、取り出し、収納可
能なアンテナ素子と、前記アンテナ素子取り出し時に
列のインダクタンスによるインピーダンス整合回路素子
として動作し、前記アンテナ素子収納時はヘリカルアン
テナとして動作するコイルと、を備えたものである。
【0007】請求項2のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、一端がコイルに接続され、他端が前記
アンテナ素子取り出し時に接地されると共に、前記アン
テナ素子収納時に開放される切替スイッチを備えたもの
である。
【0008】請求項3のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、コイルの接続端子が、前記アンテナ素
子取り出し時はアンテナ素子基部の接続端子に接続され
ると共に、前記アンテナ素子収納時はアンテナ素子先端
部の接続端子に接続されるものである。
【0009】請求項4のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子を該アンテナ素子収納時
にヘリカルアンテナとして動作するコイルへの給電線と
したものである。
【0010】請求項5のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子の給電線端末のグランド
を強制的に無線部回路のグランドと接続したものであ
る。
【0011】請求項6のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子の給電線端末シールドの
開放部にλ/4チョークを設け、前記給電線端末を電気
的に短絡状態としたものである。
【0012】請求項7のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルをメアンダ基板としたものである。
【0013】請求項8のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルをチップLとしたものである。
【0014】請求項9のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルを線状としたものである。
【0015】請求項10のアンテナ装置は、請求項1記
載のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコ
イルを板状素子としたものである。
【0016】請求項11のアンテナ装置は、請求項2記
載のものにおいて、切替スイッチの接地端子側にチップ
素子を挿入し、インピーダンス整合の微調整をするもの
である。
【0017】請求項12記載の移動体通信機は、請求項
1〜11のいずれかに記載のアンテナ装置を備えたこと
を特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1のアンテナ装置は、アンテナ素子収納
時にも取り出し時と同様にインピーダンス整合が最適で
高利得なものが得られる。
【0019】請求項2のアンテナ装置は、アンテナ素子
収納時にも取り出し時と同様にインピーダンス整合が最
適で高利得なものが得られる。
【0020】請求項3のアンテナ装置は、コイルの接続
端子が、アンテナ素子取り出し時はアンテナ素子基部の
接続端子に接続されると共に、アンテナ素子収納時はア
ンテナ素子先端部の接続端子に接続されるので、アンテ
ナ素子取り出し時はコイルを整合回路素子として、また
アンテナ素子収納時はコイルをヘリカルコイルアンテナ
として動作する。
【0021】請求項4のアンテナ装置は、アンテナ素子
はアンテナ素子収納時にヘリカルアンテナとして動作す
るコイルへの給電線として作用する。
【0022】請求項5のアンテナ装置は、アンテナ素子
の給電線端末のグランドを強制的に無線部回路のグラン
ドと接続し、アンテナ素子収納時はコイルをヘリカルコ
イルアンテナとして動作する。
【0023】請求項6のアンテナ装置は、アンテナ素子
の給電線端末シールドの開放部にλ/4チョークを設
け、給電線端末を電気的に短絡状態としたことにより、
給電線の挿入損失を低減でき、アンテナ素子の電気的性
能を向上することができる。
【0024】請求項7のアンテナ装置は、基板上の導体
のパターンLを精度よくエッチングできるので、コイル
を使うよりインダクタンスLの変動が少なくなり、固定
アンテナ、可動アンテナの利得、VSWR特性の改善が
できる。
【0025】請求項8のアンテナ装置は、チップLは市
販品を使用するので、安価でより小形化できる。
【0026】請求項9のアンテナ装置は、装置が安価と
なり、小形、軽量なものが得られる。
【0027】請求項10のアンテナ装置は、板状素子と
することにより、固定アンテナ時のVSWR特性の広帯
域化が図れる。
【0028】請求項11のアンテナ装置は、コイルを使
うよりインダクタンスLの変動が少なくなり、固定アン
テナ、可動アンテナの利得、VSWR特性が改善でき
る。
【0029】請求項12の移動体通信機は、装置が安価
となり、小形、軽量なものが得られる。
【0030】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
〜5において、1は無線機本体、2はこの無線機本体1
を収納する筐体、3は取り出し、収納可能な棒状のアン
テナ素子、3aはアンテナ素子基部の接続端子、3bは
アンテナ素子先端部の接続端子、4は無線回路部、5は
接続端子で棒状のアンテナ素子3の取り出し時および収
納時、アンテナ素子基部の接続端子3aまたはアンテナ
素子先端部の接続端子3bに電気的に接触する。11は
コイルで一端は接続端子5に接続される。12は切替ス
イッチで、一端はコイル11へ接続されており、棒状の
アンテナ素子3を取り出し時は、無線回路部4のグラン
ド側に切り替わり、棒状のアンテナ素子3収納時は、グ
ランド側からオープン側に切り替わる。13は給電線
(同軸線)で一端はアンテナ素子基部の接続端子3a
に接続され、他端は無線回路部4に接続される。14は
給電線収納部で棒状のアンテナ素子収納時、給電線(同
軸線)13を収納する。16はストッパー(1)で、棒
状のアンテナ素子3の取り出し時、アンテナ素子基部の
接続端子3aを保持し、抜け防止をする。15はストッ
パー(2)で棒状のアンテナ素子3の収納時、アンテ
ナ素子基部の接続端子3を定位置で止め、給電線(同
軸線)の破損を防止する。
【0031】棒状のアンテナ素子取り出し時、アンテナ
素子基部の接続端子3aがストッパー(1)16に接し
て、抜け止め防止となり、またこの時の嵌合力によりア
ンテナ素子3を保持する状態となる。取り出し時のアン
テナ素子3の移動距離に応じて給電線収納部14から給
電線(同軸線)13が引き出される。アンテナ素子3の
最適インピーダンス整合のため、アンテナ素子基部の接
続端子3aにコイル11とアンテナ素子3取り出しに応
じて機械的または電気的にその状態を検出して無線回路
部4のシールドケースのグランド側に切り替える切替ス
イッチ12とを接続端子5を通じて電気的に接触させる
ことにより、並列のインダクタンスLによるインピーダ
ンス整合回路を形成し、不整合による損失劣化のない高
利得アンテナを得ることができる。また、棒状のアンテ
ナ素子3の収納時には給電線(同軸線)13をアンテナ
素子3の移動距離に応じて給電線収納部14へ収納す
る。収納された状態において、アンテナ素子3が無線回
路部4のグランド部と一定の距離を保持することでスト
リップライン同軸線路を形成する。尚、アンテナ素子3
の収納時、アンテナ素子基部3aを定位置でストップさ
せる。また、この時アンテナ素子先端部の接続端子3b
は、接続端子5に電気接触すると同時にコイル11に接
続された切替スイッチ12はアンテナ素子3の収納状態
に応じて機械的または電気的にその状態を検出してオー
プン端子へ切り替える。このことで、コイル11は先端
オープンの固定のヘリカルアンテナとして動作し、整合
回路不要でインピーダンス整合が最適となる整合回路損
失のない高利得アンテナとして動作する。
【0032】この実施例1によれば、アンテナ素子3の
収納時のコイルは、ヘリカルアンテナとして動作するの
で、整合回路不要で、インピーダンス整合が最適とな
り、整合回路損失のない高利得アンテナを得ることがで
きる。
【0033】実施例2. なお、上記実施例1ではアンテナ素子3の収納時のスト
ッパーとして無線機本体1内にストッパー(2)15を
用いたが、図6,7のように筐体2の外にストッパー
(3)17を設けてもよい。接続端子5はストッパー
(3)17にモールドされており、アンテナ素子基部の
接続端子3aに確実に接続される。この実施例2によれ
ば、アンテナ素子の引出し/収納時において、実施例1
のストッパー(2)15がないので、給電線収納部14
からの給電線(同軸線)の引出し/収納をよりスムーズ
に行うことができる。
【0034】実施例3. なお、上記実施例1ではアンテナ基部の接続端子3aに
接続される給電線(同軸線)13を示したが、それに替
えて図8,9に示すように給電線(FPC:ストリップ
線路)26を使用してもよい。ストリップ線路は、誘電
体を挟んで設けられた信号ラインであるHOT(導体)
とGND(導体)とで構成される。給電線26の給電線
収納部14への収納時は、給電線26が所定のインピー
ダンスとなるよう、給電線収納部14が工夫されてい
る。実施例1の給電線(同軸線)13より給電線26は
薄く構成できるので、給電線収納部14および筐体
横幅は短くなり、携帯通信機の小形化が図れる。
【0035】実施例4. なお、上記実施例1ではアンテナ基部の接続端子3aに
接続される給電線(同軸線)13を示したが、それに替
えて図10に示すように給電線(FPC:トリプレート
線路)27を使用してもよい。トリプレート線路は、誘
電体内にHOT(導体)が埋め込まれ、誘電体の両端に
GND(導体)が取り付けられている。実施例1の給電
線(同軸線)13より給電線27は薄く構成できるの
で、給電線14および筐体の横幅は短くなり、携帯通
信機の小形化が図れる。
【0036】実施例5. なお、上記実施例1ではアンテナ基部の接続端子3aに
接続される給電線(同軸線)13を示したが、それに替
えて図11に示すように給電線(FPC:レッヘル線
路)28を使用してもよい。レッヘル線路は、誘電体の
片面にHOT(導体)とGND(導体)を設けたもので
ある。実施例1〜4の給電線13,17,26,27よ
りさらに給電線28は薄く構成できるので、給電線14
および筐体の横幅は短くなり、携帯通信機の小形化が
図れる。
【0037】実施例6. なお、上記実施例1ではアンテナ素子3の収納時、無線
回路部4との距離を一定に保つことで、同軸ストリップ
ラインを形成したが、図12,13に示すようにアンテ
ナ素子3の収納時、金属円筒31をグランドとして設
け、同軸線路としてもよい。
【0038】アンテナ素子3の収納時、無線回路部4の
外部金属シールド(グランド[GND])に接続される
金属円筒31が同軸線路の外部導体[GND]となり、
空中線素子3が内部導体(ホットライン:信号ライン
[HOT])として作用する。
【0039】実施例1のストリップ線路を同軸線路とし
たことで漏洩損失が少なくなり、空中線素子3収納時
ンテナの利得向上が図れる。
【0040】実施例7. なお、上記実施例1ではアンテナ素子3の収納時、無線
回路部4との距離を一定に保つことで、同軸ストリップ
ラインを形成したが、図14,15に示すようにアンテ
ナ素子3の収納時、金属角筒32をグランドとして設
け、同軸線路としてもよい。
【0041】アンテナ素子3の収納時、無線回路部4の
外部金属シールド(グランド[GND]に接続される
金属角筒32が同軸線路の外部導体[GND]となり、
空中線素子3が内部導体(ホットライン:信号ライン
[HOT])として作用する。
【0042】実施例7は、実施例6の効果と同一である
が、また、空中線素子3の外径を所望のインピーダンス
となるよう選定することで、無線回路部4と同一の厚み
で金属角筒32を構成できるので、材料の共通化が図
れ、実施例5に対して安価となる。
【0043】実施例8. なお、上記実施例1では、アンテナ素子3の取り出し時
の整合回路および収納時の動作アンテナ素子としてコイ
ル11を用いたが、図16,17に示すようにメアンダ
基板29を用いてもよい。メアンダ基板29は、基板上
でパターンL(インダクタンス)を構成したものであ
る。メアンダ基板29を用いることで、基板上の導体の
パターンLを精度よくエッチングできるので、コイルを
使うよりインダクタンスLの変動が少なくなり、アンテ
ナの利得及び、VSWR(電圧定在波比)の性能の歩止
まりが改善できる。
【0044】実施例9. なお、上記実施例1では、アンテナ素子3の取り出し時
の整合回路および収納時の動作アンテナ素子としてコイ
ル11を用いたが、図18,19に示すように市販のチ
ップL41を用いてもよい。チップL41は、電子部品
のSMD(サーフェスマウントデバイス)化に対応する
ため、フェライト材料技術とグリーンシート多層配線技
術を組み合わせて実現したチップインダクタであり、従
来の巻線形インダクタと異なり、フェライト材料を高い
信頼性と優れた技術によりグリーンシート等に成形し、
これにバイアホールを施し、シート抵抗の小さな導体を
印刷して積層一体化して焼成されている。この実施例9
によれば、市販のチップL41を使用するので安価であ
り、より小形化を達成できる。
【0045】実施例10. なお、上記実施例1では、アンテナ素子基部の接続端子
3aはオール金属であったが、図20〜22に示すよう
にアンテナ素子基部の接続端子103a中間の絶縁材料
103eを挟んで2カ所の金属接触部を設け、下端部の
金属接触部103gを給電線113のシールド部分10
3iとハンダ付し、ストッパー(2)16の下端部に接
着材等で取り付けられたL形板金18を介して無線回路
部4のグランドに接触させることで給電線113の上端
のシールドの電気的不安定要因を廃し、上端部を電気的
にショート状態とし、取り出し時のアンテナ素子103
の電気性能を向上してもよい。なお、アンテナ素子10
3収納時、アンテナ先端部の接続端子103bはL形板
18に接触してショートしない寸法となっている。
【0046】実施例1では給電線(同軸線)13の縁端
はオープンであるが、無線回路部4の外部金属シールド
部との電位差を生じた場合のアンテナ素子取り出し時、
アンテナ素子3から放射される以外に給電線(同軸線)
13からも放射される可能性があり、アンテナ素子取り
出し時の利得低下の原因となる。実施例10では、給電
線(同軸線)113の縁端のシールド部分103iをア
ンテナ素子基部の接続端子103aの金属接触部103
とハンダ付し、さらにアンテナ素子取り出し時、無線
回路部4に接触するL形板金18とアンテナ素子基部の
接続端子103aと接触させることで、給電線113
縁端のシールド部分103iと無線回路部4の外部金属
シールド部分を同電位にすることができ、同軸線113
からの不要放射がなくなり、アンテナ素子取り出し時の
利得向上が図れる。
【0047】実施例10によれば、アンテナ素子3取り
出し時、アンテナ基部の接続端子に接続される給電線の
接続部のシールドを強制的にショートすることで不要放
射が減少し給電線の挿入損失を低減でき、アンテナの利
得を向上できる。
【0048】実施例11. なお、上記実施例1に示した構成に、アンテナ素子3の
取り出し時の整合素子として動作するコイル11のイン
ピーダンス整合微調整用に図23,24に示すようにチ
ップ素子51(チップL、チップC)を設けてもよい。
チップC(コンデンサ)は、セラミック誘電体層の薄層
化と多層積層技術の進歩により、大きな静電容量が得ら
れ、完全なモノリシック構造のため、静的な機械的強度
に優れている。寸法精度に優れ、自動装着時にたしかな
ハンドリングができ、セラミックと金属のみで構成され
ていることから、高温、低温環境下でも劣化がほとんど
なく、極めて安定している。モノリシック構造であるこ
とと構成材質の特性から、環境条件に対して高い信頼性
を有している。裏表がなく、また極性もないため、実装
プロセスの簡略化が図れ。更にリード線がないので浮
遊容量が少なく、理論値に近い回路設計が可能で、残留
インダクタンスが小さく、周波数特性が良好となる。コ
イル11のインダクタンスの値は無線回路部4の外部金
属シールド(グランド[GND])の影響を受けて変動
の可能性がありこの補正用としてチップ素子51を使用
することができる。コイル11のインダクタンスの値が
変動すると、アンテナ素子3取り出し時のインダクタン
ス整合がズレてVSWRが劣化し、これによる反射損失
が増加する。チップ素子51を使用することでVSWR
が良好となり反射損失を改善しアンテナ利得の向上が図
れる。
【0049】実施例12. なお、上記実施例1では、アンテナ素子基部の接続端子
3aに接続される給電線13の同軸線シールド部は接続
部でオープンにされていたが、図25,26に示すよう
にλ/4チョーク線路61を設けることで前記オープン
部は電気的にショートとなり、アンテナ素子3の電気性
能を向上することができる。λは波長を 示す。
【0050】実施例13. なお、上記実施例12では、アンテナ素子基部の接続端
子3aに接続される給電線は同軸線であったが、図2
7,28に示すようにλ/4チョーク付給電線(ストリ
ップ線路)33とすることで、同様の効果を奏する。λ
/4チョーク付給電線(ストリップ線路)は、アンテナ
素子長がλ/4の時スリーブアンテナとして動作する。
実施例1では、アンテナ基部の接続端子3aに接続され
る給電線13の同軸線シールド部は接続部でオープンに
されていたが、図27,28に示すようにλ/4チョー
ク付給電線(ストリップ線路)33にλ/4チョーク
を設けることで、前記オープン部は、電気的にショー
トとなり、λ/4チョーク付給電線33からの不要放射
を防止して、アンテナ素子3の電気性能を向上させるこ
とができる。アンテナ素子取り出し時、アンテナ基部の
接続端子に接続される給電線の接続部のシールドを、λ
/4チョーク線路を設けて電気的にショートすることで
不要放射が少なく給電線の挿入損失を低減でき、アンテ
ナの利得を向上できる。
【0051】実施例14. なお、上記実施例12では、アンテナ基部の接続端子3
aに接続される給電線は同軸線であったが、図29,3
0に示すようにλ/4チョーク付給電線(トリプレート
線路)34とすることで、同様の効果を奏する。実施例
1では、アンテナ基部の接続端子3aに接続される給電
線13の同軸線シールド部は接続部でオープンにされて
いたが、図29,30に示すようにλ/4チョーク付給
電線(トリプレート線路)34にλ/4チョーク線路
設けることで、前記オープン部は、電気的にショートと
なり、λ/4チョーク付給電線34からの不要放射を防
止して、アンテナ素子3の電気性能を向上させることが
できる。アンテナ素子3取り出し時、アンテナ基部の接
続端子に接続される給電線の接続部のシールドを、λ/
チョーク線路を設けて電気的にショートすることで不
要放射が少なく給電線の挿入損失を低減でき、アンテナ
の利得を向上できる。
【0052】実施例15. なお、上記実施例12では、アンテナ基部の接続端子3
aに接続される給電線は同軸線であったが、図31,3
2に示すようにλ/4チョーク付給電線(平行線)35
とすることで、同様の効果を奏する。実施例1では、ア
ンテナ基部の接続端子3aに接続される給電線13の同
軸線シールド部は接続部でオープンにされていたが、図
31,32に示すようにλ/4チョーク付給電線(平行
)35にλ/4チョーク線路を設けることで、前記オ
ープン部は電気的にショートとなり、λ/4チョーク付
給電線35からの不要放射を防止してアンテナ素子3の
電気性能を向上させることができる。アンテナ素子3取
り出し時、アンテナ基部の接続端子に接続される給電線
の接続部のシールドを、λ/4線路を設けて電気的にシ
ョートすることで不要放射が少なく給電線の挿入損失を
低減でき、アンテナの利得を向上できる。
【0053】実施例16. なお、上記実施例1では、アンテナ素子3の取り出し時
の整合回路および収納時の動作アンテナ素子としてコイ
ル11を用いたが、図33,34に示すように線状素子
42を設け、アンテナ素子3の収納時、線状素子42
線状逆Lアンテナとして動作させてもよい。この実施例
16によれば、アンテナ引出し時の整合素子(線状素子
42)をアンテナ収納時、固定アンテナとするように構
成したので、装置が安価となり、小形、軽量のものが得
られる効果がある。
【0054】実施例17. なお、上記実施例1では、アンテナ素子3の取り出し時
の整合素子として動作するコイル11のインピーダンス
整合微調整用に図35,36に示すように基板のパター
ンL52を設けてもよい。実施例11が寸法上(例えば
高さの制約)等があった場合、本実施例が適用でき、小
形化、薄形化が図れる。
【0055】実施例18. なお、上記実施例1では、アンテナ素子3の取り出し時
の整合回路および収納時の動作アンテナ素子としてコイ
ル11を用いたが、図37,38に示すように板状素子
43を設け、アンテナ素子3の収納時、板状素子43を
板状逆Lアンテナとして動作させても実施例16と同様
の効果を奏する。線状から板状とすることで、固定アン
テナ時のVSWR特性の広帯域化が図れる。
【0056】
【発明の効果】請求項1のアンテナ装置は、筐体に収納
された無線機本体と、取り出し、収納可能なアンテナ素
子と、前記アンテナ素子取り出し時に並列のインダクタ
ンスによるインピーダンス整合回路素子として動作し、
前記アンテナ素子収納時はヘリカルアンテナとして動作
するコイルと、を備えた構成にしたので、アンテナ素子
収納時にも取り出し時と同様にインピーダンス整合が最
適で高利得なものが得られる。
【0057】請求項2のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、一端がコイルに接続され、他端が前記
アンテナ素子取り出し時に接地されると共に、前記アン
テナ素子収納時に開放される切替スイッチを備えた構成
にしたので、アンテナ素子収納時にも取り出し時と同様
にインピーダンス整合が最適で高利得なものが得られ
る。
【0058】請求項3のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、コイルの接続端子が、前記アンテナ素
子取り出し時はアンテナ素子基部の接続端子に接続され
ると共に、前記アンテナ素子収納時はアンテナ素子先端
部の接続端子に接続される構成にしたので、アンテナ素
子収納時にも取り出し時と同様にインピーダンス整合が
最適で高利得なものが得られる。
【0059】請求項4のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子を該アンテナ素子収納時
にヘリカルアンテナとして動作するコイルへの給電線と
した構成にしたので、アンテナ素子はアンテナ素子収納
時にヘリカルアンテナとして動作するコイルへの給電線
として作用し、アンテナ素子収納時にも取り出し時と同
様にインピーダンス整合が最適で高利得なものが得られ
る。
【0060】請求項5のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子の給電線端末のグランド
を強制的に無線部回路のグランドと接続した構成にした
ので、アンテナ素子収納時にも取り出し時と同様にイン
ピーダンス整合が最適で高利得なものが得られる。
【0061】請求項6のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、アンテナ素子の給電線端末シールドの
開放部にλ/4チョークを設け、前記給電線端末を電気
的に短絡状態とした構成にしたので、給電線の挿入損失
を低減でき、アンテナ素子の電気的性能を向上すること
ができる。
【0062】請求項7のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルをメアンダ基板とした構成にしたので、基板上の導体
のパターンLを精度よくエッチングできるので、コイル
を使うよりインダクタンスLの変動が少なくなり、固定
アンテナ、可動アンテナの利得、VSWR特性の改善が
できる。
【0063】請求項8のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルをチップLとした構成にしたので、チップLは市販品
を使用するので、安価でより小形化できる。
【0064】請求項9のアンテナ装置は、請求項1記載
のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコイ
ルを線状とした構成にしたので、装置が安価となり、小
形、軽量なものが得られる。
【0065】請求項10のアンテナ装置は、請求項1記
載のものにおいて、ヘリカルアンテナとして動作するコ
イルを板状素子とした構成にしたので、板状素子とする
ことにより、固定アンテナ時のVSWR特性の広帯域化
が図れる。
【0066】請求項11のアンテナ装置は、請求項2記
載のものにおいて、切替スイッチの接地端子側にチップ
素子を挿入し、インピーダンス整合の微調整をする構成
にしたので、コイルを使うよりインダクタンスLの変動
が少なくなり、固定アンテナ、可動アンテナの利得、V
SWR特性が改善できる。
【0067】請求項12記載の移動体通信機は、請求項
1〜11のいずれかに記載のアンテナ装置を備えた構成
にしたので、装置が安価となり、小形、軽量なものが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるアンテナ装置のアン
テナ収納時の側面断面図である。
【図2】この発明の実施例1によるアンテナ装置のアン
テナ取り出し時の側面断面図である。
【図3】この発明の実施例1によるアンテナ装置のアン
テナ取り出し時の接続図である。
【図4】この発明の実施例1によるアンテナ装置のアン
テナ収納時の接続図である。
【図5】この発明の実施例1によるアンテナ装置のアン
テナ素子基部の接続端子の側面断面図である。
【図6】この発明の実施例2によるアンテナ装置のアン
テナ収納時の側面断面図である。
【図7】この発明の実施例2によるアンテナ装置のアン
テナ取り出し時の側面断面図である。
【図8】この発明の実施例3によるアンテナ装置のアン
テナ取り出し時の側面断面図である。
【図9】この発明の実施例3によるアンテナ装置の給電
線の側面断面図である。
【図10】この発明の実施例4によるアンテナ装置の給
電線の側面断面図である。
【図11】この発明の実施例5によるアンテナ装置の給
電線の側面断面図である。
【図12】この発明の実施例6によるアンテナ装置のア
ンテナ収納時の側面断面図である。
【図13】この発明の実施例6によるアンテナ装置の図
12のA−A線断面図である。
【図14】この発明の実施例7によるアンテナ装置のア
ンテナ収納時の側面断面図である。
【図15】この発明の実施例7によるアンテナ装置の図
14のB−B線断面図である。
【図16】この発明の実施例8によるアンテナ装置のア
ンテナ収納時の側面断面図である。
【図17】この発明の実施例8によるアンテナ装置のア
ンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図18】この発明の実施例9によるアンテナ装置のア
ンテナ収納時の側面断面図である。
【図19】この発明の実施例9によるアンテナ装置のア
ンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図20】この発明の実施例10によるアンテナ装置の
アンテナ収納時の側面断面図である。
【図21】この発明の実施例10によるアンテナ装置の
アンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図22】この発明の実施例10によるアンテナ装置の
給電線の側面断面図である。
【図23】この発明の実施例11によるアンテナ装置の
アンテナ収納時の側面断面図である。
【図24】この発明の実施例11によるアンテナ装置の
アンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図25】この発明の実施例12によるアンテナ装置の
アンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図26】この発明の実施例12によるアンテナ装置の
給電線の側面断面図である。
【図27】この発明の実施例13によるアンテナ装置の
給電線の側面断面図である。
【図28】この発明の実施例13によるアンテナ装置の
図27のC−C線断面図である。
【図29】この発明の実施例14によるアンテナ装置の
給電線の側面断面図である。
【図30】この発明の実施例14によるアンテナ装置の
図29のD−D線断面図である。
【図31】この発明の実施例15によるアンテナ装置の
給電線の側面断面図である。
【図32】この発明の実施例15によるアンテナ装置の
図31のE−E線断面図である。
【図33】この発明の実施例16によるアンテナ装置の
アンテナ収納時の側面断面図である。
【図34】この発明の実施例16によるアンテナ装置の
アンテナ取り出しの側面断面図である。
【図35】この発明の実施例17によるアンテナ装置の
アンテナ収納時の側面断面図である。
【図36】この発明の実施例17によるアンテナ装置の
アンテナ取り出し側面断面図である。
【図37】この発明の実施例18によるアンテナ装置の
アンテナ収納時の側面断面図である。
【図38】この発明の実施例18によるアンテナ装置の
アンテナ取り出し時の側面断面図である。
【図39】従来のアンテナ装置のアンテナ取り出し時の
側面断面図である。
【図40】従来のアンテナ装置のアンテナ収納時の側面
断面図である。
【図41】従来のアンテナ装置のアンテナ取り出し時の
接続図である。
【図42】従来のアンテナ装置のアンテナ収納時の接続
図である。
【符号の説明】
1 無線機本体 2 筐体 3 アンテナ素子 3a アンテナ素子基部の接続端子 3b アンテナ素子先端の接続端子 3c 被覆 3d 同軸線の芯線 3e 金属 3f 接着材 4 無線回路部 5 接続端子 11 コイル 12 切替スイッチ 13 給電線(同軸線) 14 給電線収納部 15 ストッパー(2) 16 ストッパー(1) 17 ストッパー(3) 18 L形板金 21 無線機本体 22 筐体 23 アンテナ素子 23a アンテナ素子基部の接続端子 23b アンテナ素子先端の接続端子 24 無線回路部 25 接続端子 26 給電線(FPC:ストリップ線路) 27 給電線(FPC:トリプレート線路) 28 給電線(FPC:レッヘル線路) 29 メアンダ基板 31 金属円筒 32 金属角筒 33 λ/4チョーク付給電線(ストリップ線路) 34 λ/4チョーク付給電線(FPC:トリプレート
線路) 35 λ/4チョーク付給電線(FPC:レッヘル線
路) 41 チップL 42 線状素子 43 板状素子 51 チップ素子 52 基板のパターンL 61 λ/4チョーク線路 103 アンテナ素子 103a アンテナ素子基部の接続端子 103b アンテナ素子先端部の接続端子 103c 被覆 103d 同軸線の芯線 103e 絶縁材料 103f 同軸線の絶縁部分 103g 金属接触部 103h ハンダ 103i 同軸線のシールド部分 113 給電線

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に収納された無線機本体と、取り出
    し、収納可能なアンテナ素子と、前記アンテナ素子取り
    出し時に並列のインダクタンスによるインピーダンス
    合回路素子として動作し、前記アンテナ素子収納時はヘ
    リカルアンテナとして動作するコイルと、を備えたアン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】 一端がコイルに接続され、他端が前記ア
    ンテナ素子取り出し時に接地されると共に、前記アンテ
    ナ素子収納時に開放される切替スイッチを備えた請求項
    1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 コイルの接続端子が、前記アンテナ素子
    取り出し時はアンテナ素子基部の接続端子に接続される
    と共に、前記アンテナ素子収納時はアンテナ素子先端部
    の接続端子に接続されることを特徴とする請求項1記載
    のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 アンテナ素子を該アンテナ素子収納時に
    ヘリカルアンテナとして動作するコイルへの給電線とし
    たことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 アンテナ素子の給電線端末のグランドを
    強制的に無線部回路のグランドと接続したことを特徴と
    する請求項1記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 アンテナ素子の給電線端末シールドの開
    放部にλ/4チョークを設け、前記給電線端末を電気的
    に短絡状態としたことを特徴とする請求項1記載のアン
    テナ装置。
  7. 【請求項7】 ヘリカルアンテナとして動作するコイル
    をメアンダ基板としたことを特徴とする請求項1記載の
    アンテナ装置。
  8. 【請求項8】 ヘリカルアンテナとして動作するコイル
    をチップLとしたことを特徴とする請求項1記載のアン
    テナ装置。
  9. 【請求項9】 ヘリカルアンテナとして動作するコイル
    を線状としたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ
    装置。
  10. 【請求項10】 ヘリカルアンテナとして動作するコイ
    ルを板状素子としたことを特徴とする請求項1記載のア
    ンテナ装置。
  11. 【請求項11】 切替スイッチの接地端子側にチップ素
    子を挿入し、インピーダンス整合の微調整をすることを
    特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載のア
    ンテナ装置を備えたことを特徴とする移動体通信機。
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