JP3059227U - 自動販売機の転倒防止台 - Google Patents

自動販売機の転倒防止台

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JP3059227U
JP3059227U JP1998009692U JP969298U JP3059227U JP 3059227 U JP3059227 U JP 3059227U JP 1998009692 U JP1998009692 U JP 1998009692U JP 969298 U JP969298 U JP 969298U JP 3059227 U JP3059227 U JP 3059227U
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JP
Japan
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vending machine
fall prevention
flat
longitudinal direction
prevention stand
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JP1998009692U
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Inventor
裕之 伊藤
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裕之 伊藤
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動販売機の転倒防止台装置は、コス
トを安く上げるために平な鋼板に最小限の板厚と巾を持
たせたのみであるため、平穏時では問題無いが、強風や
強振動で自動販売機が予想以上の力を受けたときには簡
単に反ったり曲がったりする欠点がある。 【解決手段】 長方形に裁断されたステンレス等の金属
板の長手方向の両端に平坦部設け、その長手方向の中央
部に緩やかな曲面を形成した彎曲部を形成し、平坦部の
上面には自動販売機の底部四隅に突設した取り付けボル
トに係止接合するための接合金具を所定の間隔で2個溶
接する。接合金具には長孔と固定孔が連設してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動販売機が強風等で前方に転倒するのを防止する転倒防止台に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機の据付は、自動販売機の底部四隅に設けられた接地部材を介 して、JIS B8562「自動販売機の据付基準」に基ずき2枚の鉄板をそれ ぞれ左右の接地部材に接合しスキーの板状に前方に突出させて設置していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのような従来の方法は、コストを安く上げるために平な鋼板に最小限 の板厚と巾を持たせたのみであるため、平穏時では問題無いが、強風や強振動で 自動販売機が予想以上の力を受けたときには簡単に反ったり曲がったりする欠点 がある、現に思わぬ事故を引き起した事例が多数報告されている。 本考案は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、据付の 作業性がよい構造と、据付後風雨に晒されても錆びない材質を提供することを目 的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の転倒防止台は、平坦部と彎曲部と接合金 具を有する、左右の2枚を1対として用い、自動販売機の底部四隅に突設した取 り付けボルトに、1対の転倒防止台の接合金具を係止してボルトと調節ねじで自 動販売機のレベルを出し、所定の位置に据付するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の請求項1記載の考案は、左R右Lの2枚を1対とする自動販売機の転 倒防止台であって、長方形に裁断された金属板の本体(1)の長手方向両端に平 坦部(6)(6)を設け、平坦部(6)と平坦部(6)の間を中央部に向けて長 手方向に彎曲部(5)を曲設し、左側の転倒防止台にあっては長手方向左側、右 側の転倒防止台にあっては長手方向右側の、それぞれ平坦部(6)(6´)の上 面に接合金具(2)を所定の間隔で2個溶接し、自動販売機の底部四隅に突設し た取り付けボルト(7)に係止して取り付けボルト(7)と調節ねじ(8)で自 動販売機のレベルを出しながら自動販売機と転倒防止台を接合し、所定の位置に 据付するものである。
【0006】 上記のように構成された自動販売機の転倒防止台を図面について説明する。但 し、以下の実施例は左右が対称であり、機能、作用も同一であるので、図1と図 2では右側Lについて説明し、図3と図4については左側Rについて説明する。 図1は左右の2枚を1対とする自動販売機の転倒防止台の平面図である。長方形 に裁断されたステンレス等の金属板の本体(1)の長手方向の両端に平坦部(6 )を設け、その長手方向の中央部に緩やかな曲面を形成した彎曲部(5)を設け る、平坦部(6)の上面には自動販売機の底部四隅に突設した取り付けボルト( 7)に係止接合するための接合金具(2)を所定の間隔で2個溶接する。接合金 具(2)には長孔(3)と固定孔(4)が連設してある。
【0007】 図2は自動販売機の転倒防止台のAA断面図である、このAA断面図において BBの高さは6ミリから12ミリの範以内が試験の結果最も良好な成績を示して いるのでこの範以内に限定している。
【0008】 図3は本考案の実施の形態を示すCC断面図である。図4では本考案の実施の 形態を示す、壁面に沿って自動販売機を据付た状態の実施例の要部を切り欠いた 側面図である。
【0009】 この図4において示すように、自動販売機を据付る際には、自動販売機を少し 持ち上げ、本体(1)を自動販売機の下に挿入し、自動販売機の底部四隅に突設 した取り付けボルト(7)を長孔(3)から固定孔(4)へ導入して、取り付け ボルト(7)と調節ねじ(8)で自動販売機のレベルを見ながら据付作業を行い 転倒防止台を設置するのである。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本考案の転倒防止台は従来の平鋼板のものより板厚をより薄く設 定して重量を軽くしたうえで、強度を増すために中央部分を緩やかな曲面にした ことで従来のものより軽量で数倍の強度を持たせることが出来る、しかも巾が約 30センチの中で全体の厚みが10ミリ前後という極めて緩やかなまるみを帯び ているので、自動販売機の前方に突出していても利用する客にはなんら違和感を 与えること無く、安全で安価な自動販売機の転倒防止台を提供することが出来る 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態による自動販売機の転倒
防止台を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施の形態による自動販売機の転倒
防止台のA−A断面図である。
【図3】本考案の一実施の形態による自動販売機の転倒
防止台のC−C断面図である。
【図4】本考案の一実施の形態による自動販売機を据付
た状態の実施例の要部を切り欠いた側面図である。
【符号の説名】
1.本体 2.接合金具 3.長孔 4.固定孔 5.彎曲部 6.平坦部 7.取り付けボルト 8.調節ねじ R.左側 L.右側

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の2枚を1対とする自動販売機の転
    倒防止台であって、長方形に裁断された金属板の長手方
    向両端部に平坦部を設け、平坦部と平坦部の間を中央部
    に向けて長手方向に彎曲部を設け、左側の転倒防止台に
    あっては長手方向左側、右側の転倒防止台にあっては長
    手方向右側の、それぞれ平坦部の上面に接合金具を所定
    の間隔で2個溶接し、自動販売機の底部四隅に突設した
    取り付けボルトに係止することを特徴とする自動販売機
    の転倒防止台の構造。
  2. 【請求項2】 左右の2枚を1対とする自動販売機の転
    倒防止台であって、長方形に裁断された金属板の長手方
    向両端部に平坦部を設け、平坦部と平坦部の間を中央部
    に向けて長手方向に彎曲部を設け、彎曲部の高さは平坦
    部の下面から彎曲部の天端までを6ミリから12ミリと
    したことを特徴とする、請求項1記載の自動販売機の転
    倒防止台の構造。
JP1998009692U 1998-11-20 1998-11-20 自動販売機の転倒防止台 Expired - Lifetime JP3059227U (ja)

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