JP2540367Y2 - 溝 蓋 - Google Patents

溝 蓋

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JP2540367Y2
JP2540367Y2 JP4590491U JP4590491U JP2540367Y2 JP 2540367 Y2 JP2540367 Y2 JP 2540367Y2 JP 4590491 U JP4590491 U JP 4590491U JP 4590491 U JP4590491 U JP 4590491U JP 2540367 Y2 JP2540367 Y2 JP 2540367Y2
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JP
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groove
shape
locking
groove cover
cover
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JP4590491U
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Inventor
一雄 須崎
Original Assignee
不二グレート工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路の側溝や横断溝、
駐車場などの排水溝などに設けられる溝蓋に関するもの
で、さらに詳しくは本願出願人が出願し、実公昭61-221
3号として公告され、登録された溝蓋の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路の側溝などに設けられる
溝蓋は、ステンレス鋼板などを短冊状に切断したものを
格子状に組立てたグレーチングが広く使用され、車輌の
通過の多い所では受枠にボルトナット等で固定され、が
たつきの無いよう取付けられるのが普通であった。
【0003】然し乍ら、熔接などで組立てられたグレー
チングは、溶接部が剥離し、短冊状の平鋼板が曲がる恐
れがあり、本願出願人は耐圧強度の良好な鋳鉄を使用し
長尺の溝蓋を二等辺三角形の単位体に分割製造すること
により丈夫ながたつきのない溝蓋を提供し、さらに実公
昭61-2213号公報に見られる如く各頂点の裏面に接触脚
を垂設し、溝蓋を連設したときに相接する接触脚にボル
ト挿入孔を設け、ボルトナットで連結することにより溝
蓋間を連結するよう構成した溝蓋を提供し、広く使用さ
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上に述べた如く、本
願出願人は溝蓋として実公昭61-2213号公報に見られる
如き連結用の溝蓋を提供してきたが、連結するに際して
ボルトナットを使用するので面倒であり、溝内の掃除を
行なう場所では取り外しが容易であることが望まれるよ
うになってきた。
【0005】また、連設をした場合、三点支持のためが
たつきはないが、小石が脚片の下に挟った場合、隣設し
た溝蓋との間に段差が生ずることがあった。
【0006】本願考案は、連結の容易な、段差の生じな
い、がたつきのない溝蓋を提供するを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】主単位体の溝蓋を二等辺
三角形の形状とし、2つの等しい辺が形成する頂部にの
み接触脚を設けると共に、連設したとき底辺を両端部を
担持すると共に係止するよう構成することにより解決し
たものである。
【0008】すなわち、主単位体の溝蓋は、二等辺三角
形状をなし、2つの等しい辺が形成する頂部において裏
面に接触脚を設け、表面には両側辺に開口する係止溝を
設け、底辺の両端部には頂部に形成した係止溝とほゞ同
形の係止片を突設したものである。
【0009】なお、主単位体の溝蓋を連設した両端に位
置させる副単位体の溝蓋は、主単位体の溝蓋を頂部と底
辺の中心を結ぶ線により2等分した直角三角形状とな
し、直角をなす頂部にも接触脚を設けたものである。
【0010】また、溝蓋は鋳鉄で製造され、全面に亘っ
て排水用の透孔が形成される。
【0011】
【作用】本考願案の溝蓋は、溝の両側壁上端に設けられ
る段状の受枠に懸架するように施工されるが、主単位体
をなす溝蓋が頂部において嵌合、係止されながら順次必
要の長さに連設され、両端部に直角三角形状をなす副単
位体の溝蓋が同様連設される。
【0012】
【実施例】本願考案を、図面に示す実施例に従って説明
するに、主単位体をなす溝蓋(1)は、図1に示す如く二
等辺三角形状をなし、2つの等しい辺が形成する頂部
(3)には、図2に示す如く溝の受枠に接する接触脚(7)を
底面に設けると共に、表面には両側辺に開口する係止溝
(6)を設け、底辺の両端には図1、2に示す如く、底辺
(4)の両端部すなわち2つの等しい辺と底辺のなす頂部
において、頂部(3)に設けた係止溝(6)とほゞ同形の係止
片(5)を底辺(4)に沿って2つの等しい辺側に突設せるも
のである。
【0013】また、副単位体をなす溝蓋(2)は、図1に
示す如く主単位体の溝蓋(1)を頂部(3)と底辺(4)の中心
を結ぶ線により2等分した直角三角形状をなし、直角を
なす頂部にも接触脚(8)を設けたものである。
【0014】溝蓋(1)および(2)の頂部に設ける係止溝
(6)は、図2、3に示す如く、溝蓋が連設されたときに
表面が同一面となるように側面に開口する逆L字形の形
状とするが、さらに係止片が浮上がらないように図4に
示す如く側面よりZ字状をなすように係止溝(6´)を形
成するとよく、この場合溝蓋の底辺両側端に突設される
係止片(4´)はZ字状をなし係止溝の形(6´)に嵌合する
よう形状となる。
【0015】なお、溝蓋(1)の頂部(3)は、図1、2に示
す如く三角形の先端を切欠いた台形状とするとよく、ま
た方形の突片を突設した形状としてもよい。溝蓋は、鋳
鉄で鋳造され、図面では1部のみ図示したが、全面に亘
り透孔が設けられる。
【0016】
【考案の効果】本考案の溝蓋は、以上の如く構成されて
いるので、設置場所の片側よりまたは中央より、溝蓋の
係止溝に隣位の溝蓋の係止片を嵌合、係止させながら連
設するが、主単位体の溝蓋は二等辺三角形をなし等しい
二辺が形成する頂部でのみ溝の受枠に接し、さらに頂部
で隣位する溝蓋の底辺の両端に突設した係止片を担持す
るので、各溝蓋は3点で支持され、従ってがたつきが無
く、接触脚に小石が挟まるなどして高くなっても、隣位
する溝蓋と段差が生ずる恐れがなくなるなどの効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連設状況を示す部分斜視図
【図2】頂部(係止部)の部分拡大斜視図
【図3】係止状況を示す部分拡大断面図
【図4】他の実施例の部分拡大断面図
【符号の説明】
1 (主単位体の)溝蓋 2 (副単位体の)溝蓋 3 頂部(係止部) 3´ 頂部(係止部) 4 底辺 5 係止片 5´ 係止片 6 係止溝 6´ 係止溝 7 接触脚 8 接触脚

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主単位体の溝蓋(1)は二等辺三角形状を
    なし、2つの等しい辺が形成する頂部(3)には裏面に接
    触脚(7)を設けると共に表面には両側辺に開口する係止
    溝(6)を形成せしめ、底辺(4)の両端部には頂部(3)に設
    けた係止溝(6)とほゞ同形の係止片(5)を底辺(4)に沿っ
    て突設せしめてなり、副単位体の溝蓋(2)は主単位体の
    溝蓋(1)を頂部(3)と底辺(4)の中心を結ぶ線により2等
    分した直角三角形状をなし直角をなす頂部にも接触脚
    (8)を設けたことを特徴とする溝蓋。
  2. 【請求項2】 溝蓋(1)、(2)の頂部(3)において設けた
    係止溝(6)が逆L字状またはZ字状をなすよう形成し、
    底辺(4)に突設した係止片(5)を係止溝(6)の形状に合わ
    せた逆L字状またはZ字状をなすように形成したことを
    特徴とする請求項1記載の溝蓋。
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