JP3058335U - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JP3058335U JP3058335U JP1998007875U JP787598U JP3058335U JP 3058335 U JP3058335 U JP 3058335U JP 1998007875 U JP1998007875 U JP 1998007875U JP 787598 U JP787598 U JP 787598U JP 3058335 U JP3058335 U JP 3058335U
- Authority
- JP
- Japan
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- vending machine
- heat
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エネルギー消費量の少ない自動販売機を提供
すること。 【解決手段】 販売商品である缶、びん等の容器入り飲
料のダミー体2を展示する前面扉1と、仕切板8a,8
bを介して設けた複数個の商品ストック棚7a,7bお
よび冷却機16を収容する自動販売機本体とから構成さ
れ、少なくとも、前面扉1と、自動販売機本体の天面板
20および互いに対向する側面板21,22および前記
冷却機16の放熱装置15の付近を除く背面板23と、
更に、前記各仕切板8a,8bとに、それぞれ、断熱処
理を施してある。
すること。 【解決手段】 販売商品である缶、びん等の容器入り飲
料のダミー体2を展示する前面扉1と、仕切板8a,8
bを介して設けた複数個の商品ストック棚7a,7bお
よび冷却機16を収容する自動販売機本体とから構成さ
れ、少なくとも、前面扉1と、自動販売機本体の天面板
20および互いに対向する側面板21,22および前記
冷却機16の放熱装置15の付近を除く背面板23と、
更に、前記各仕切板8a,8bとに、それぞれ、断熱処
理を施してある。
Description
【0001】
本考案は、特に、缶、びん等の容器入り清涼飲料を販売商品とする自動販売機 に関するものである。
【0002】
自動販売機の大部分は屋外に置かれ、直射日光にさらされる。このため、夏期 には冷却機を作動させない状態で屋外の直射日光下に自動販売機を放置すると内 部の温度が100℃を越える場合がある。特に、缶、びん等の容器入り清涼飲料 を販売商品とする自動販売機では、販売商品を冷却して消費者に提供する必要が あるが、上記のような条件下では、冷却のためのエネルギー消費が非常に大きく なる。また、清涼飲料を販売商品とする自動販売機では、1つの自動販売機で冷 たい飲料と温かい飲料を同時に販売することがあり、この場合、冷たい飲料をス トックする棚と温かい飲料をストックする棚の間の断熱状態が悪いと、冷却のた めのエネルギーと加熱のためのエネルギーの両方共無駄が大きくなる。
【0003】 本考案は、上記の点に留意してなされたものであって、その目的とするところ は、エネルギー消費量の少ない自動販売機を提供することにある。
【0004】
上記の目的を達成するために本考案の自動販売機は、販売商品である缶、びん 等の容器入り飲料のダミー体を展示する前面扉と、仕切板を介して設けた複数個 の商品ストック棚を収容する自動販売機本体とから構成され、少なくとも、前面 扉と、自動販売機本体の天面板および互いに対向する側面板および背面板とに、 それぞれ、断熱処理を施してあることを特徴とする。
【0005】 また、別の観点から、本考案の自動販売機は、販売商品である缶、びん等の容 器入り飲料のダミー体を展示する前面扉と、仕切板を介して設けた複数個の商品 ストック棚および冷却機を収容する自動販売機本体とから構成され、少なくとも 、前面扉と、自動販売機本体の天面板および互いに対向する側面板および前記冷 却機の放熱装置の付近を除く背面板と、更に、前記各仕切板とに、それぞれ、断 熱処理を施してあることを特徴とする。
【0006】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本考案 の一実施形態を示す。図1および図2において、1は商品S補充のために開閉自 在に設けられた前面扉であり、その上部には、商品見本としての複数個のダミー 体2を展示する展示室の展示台3が例えば上下2段に設けられている。ダミー体 2は、光透過性の材料からなる合成樹脂製の本体に例えば商品の内容を表す変褪 色性の低い印刷が施されたラベルが取り付けられており、パネル4に形成された 光透過用の開口(図示せず)を覆うようにパネル4に固定されている。また、こ の展示台3の下部には、各ダミー体2に関連づけて商品選択用の押しボタン5が 配設され、前面扉1の下部側には、商品取り出し口6が設けられている。そして 、自動販売機内部には、図2の紙面に直交する方向に複数個の商品ストック棚7 aおよび7bが仕切板8aおよび8bを介して配置されており、金銭投入口9に 所定の料金を入れ、かつ、任意の商品選択ボタン5を押すと、商品ストック棚7 の下部に配置されたベンドメック(商品販売機構)10が作動し、選択した商品 Sの1個がシュート11を通して商品取り出し口6に取り出されるように構成さ れている。なお、図中の12は釣銭口、13は金銭返却用の操作レバー、14は 商品ストック棚7の上部に設けた商品Sの補充口、15は冷却機16の放熱装置 である。また、18は前記補充口14を覆う開閉自在な蓋である。
【0007】 17は照明光源となる蛍光灯であり、この実施形態では、パネル4の背面側の 位置Aと、ダミー体2の上方の位置Bと、商品Sの補充口14の前面側の位置C に設けられている。
【0008】 そして、本考案は、上記構成からなる自動販売機において、前面扉1、自動販 売機本体の天面板20、自動販売機本体の右側面板21、自動販売機本体の左側 面板22、前記冷却機16の放熱装置15の付近を除く背面板23、前記各仕切 板8aおよび8bに、それぞれ、断熱処理が施されていることを特徴としている 。
【0009】 この実施形態では、前記前面扉1の表面および/または裏面1aと、前面扉1 の両側面1b,1cと、天面板20の表面20aおよび/または裏面と、右側面 板21の表面21aおよび/または裏面と、左側面板22の表面22aおよび/ または裏面と、各仕切板8aおよび8bに、断熱塗料Tを塗布している。また、 放熱効果を妨げることがないように冷却機16の放熱装置15の付近を除く背面 板23の表面および/または裏面23aにも断熱塗料Tを塗布している。なお、 23bは、シュート11と商品ストック棚7を構成する板で、この板面にも断熱 塗料Tを塗布している。
【0010】 前記天面板20は、鉄板30の上下面に例えば赤色の塗膜31,32〔図3( A)も参照〕が形成されてなり、この塗膜31上に断熱塗料Tが所定の膜厚で塗 布されている。この断熱塗料Tとしては、例えば旭硝子コートアンドレジン株式 会社のテンプレックス(商品名)を用いるのが好ましい。
【0011】 而して、屋外に置かれた自動販売機が直射日光にさらされても、前述した箇所 に断熱塗料Tが塗布されているので、断熱塗料を塗布しない場合に比してエネル ギー消費量は少なく、特に、商品ストック棚7a,7bの仕切板8a,8bに断 熱塗料Tが塗布されているので、例えば、中央の仕切板8bにおける左側の各商 品ストック棚7bに冷たい飲料をストックし、右側の各商品ストック棚7aに温 かい飲料をストックする場合に、互いのエネルギー損失を抑えることができ、消 費者にとって好ましい状態で清涼飲料を提供できる。
【0012】 なお、断熱塗料Tを前述した箇所に直接塗布する代わりに、図3(B)に示す ように、断熱塗料Tを塗布したシート40を用意し、これを粘着層41を介して 例えば天面板20等に適宜貼り付けるようにしてもよく、また、シート40の代 わりに板を用いてもよい。更に、前述した箇所において前記シート40や板が差 し込み可能な場合は粘着層41を用いることなく前記シート40や板を差し込む ことで断熱処理を施すようにしてもよい。
【0013】
以上説明したように本考案によれば、特定箇所に断熱処理を施したので、エネ ルギー消費量は少なく、かつ、消費者にとって好ましい状態で清涼飲料を提供で きる。
【図1】(A)は本考案の一実施形態の自動販売機にお
いて前面扉が閉じられた状態を示す斜視図で、(B)は
前記一実施形態の自動販売機において前面扉が開かれた
状態を示す斜視図である。
いて前面扉が閉じられた状態を示す斜視図で、(B)は
前記一実施形態の自動販売機において前面扉が開かれた
状態を示す斜視図である。
【図2】前記一実施形態の自動販売機の内部を示す図で
ある。
ある。
【図3】(A)は前記一実施形態の自動販売機における
要部構成説明図で、(B)は本考案の他の実施形態の自
動販売機における要部構成説明図である。
要部構成説明図で、(B)は本考案の他の実施形態の自
動販売機における要部構成説明図である。
1…前面扉、2…ダミー体、7a,7b…商品ストック
棚、8a,8b…仕切板、20…天面板、21,22…
側面板、23…背面板、T…断熱塗料。
棚、8a,8b…仕切板、20…天面板、21,22…
側面板、23…背面板、T…断熱塗料。
Claims (4)
- 【請求項1】 販売商品である缶、びん等の容器入り飲
料のダミー体を展示する前面扉と、仕切板を介して設け
た複数個の商品ストック棚を収容する自動販売機本体と
から構成され、少なくとも、前面扉と、自動販売機本体
の天面板および互いに対向する側面板および背面板と
に、それぞれ、断熱処理を施してあることを特徴とする
自動販売機。 - 【請求項2】 前記断熱処理が、少なくとも、前記前面
扉、自動販売機本体の天面板および互いに対向する側面
板および背面板に、断熱塗料を塗布するか、断熱塗料を
塗布した板を貼着するか、あるいは、断熱塗料を塗布し
たシートを貼着することで施される請求項1に記載の自
動販売機。 - 【請求項3】 販売商品である缶、びん等の容器入り飲
料のダミー体を展示する前面扉と、仕切板を介して設け
た複数個の商品ストック棚および冷却機を収容する自動
販売機本体とから構成され、少なくとも、前面扉と、自
動販売機本体の天面板および互いに対向する側面板およ
び前記冷却機の放熱装置の付近を除く背面板と、更に、
前記各仕切板とに、それぞれ、断熱処理を施してあるこ
とを特徴とする自動販売機。 - 【請求項4】 前記断熱処理が、少なくとも、前記前面
扉、自動販売機本体の天面板および互いに対向する側面
板および前記冷却機の放熱装置の付近を除く背面板、前
記各仕切板に、断熱塗料を塗布するか、断熱塗料を塗布
した板を貼着するか、あるいは、断熱塗料を塗布したシ
ートを貼着することで施される請求項3に記載の自動販
売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007875U JP3058335U (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007875U JP3058335U (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058335U true JP3058335U (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=43192245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007875U Expired - Lifetime JP3058335U (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058335U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07216882A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-08-15 | Kajima Corp | 引張り型アンカー定着部 |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP1998007875U patent/JP3058335U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07216882A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-08-15 | Kajima Corp | 引張り型アンカー定着部 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |