JP2003329360A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2003329360A
JP2003329360A JP2002139582A JP2002139582A JP2003329360A JP 2003329360 A JP2003329360 A JP 2003329360A JP 2002139582 A JP2002139582 A JP 2002139582A JP 2002139582 A JP2002139582 A JP 2002139582A JP 2003329360 A JP2003329360 A JP 2003329360A
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豊作 濱田
Ichiro Seki
一郎 関
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室内に陳列した商品を冷蔵状態で販売す
るときは貯蔵室の温度を温度計にて表示するが、温蔵状
態で販売するときは温度計の温度表示部を隠蔽すること
により、顧客に商品の温度がぬるいと誤解されないよう
にすることができるショーケースを提供する。 【解決手段】 冷蔵又は温蔵のいずれかに切替可能に設
けた貯蔵室4と、この貯蔵室4内適所の温度を表示する
温度表示部41Fを備えた温度計41とを具備してお
り、この貯蔵室4内を温蔵状態としたときに温度表示部
41Fを隠蔽するカバー部材36を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室の陳列棚に
缶飲料などの商品を載置し、この商品を加熱する温蔵状
態と冷却する冷蔵状態とに適宜切り替えて展示販売する
ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりショーケース等に取り付けられ
る温度計は、特公平6−7810号公報(A47F 3
/04)に示されている如く、通常ショーケースの上部
に設けられた天板の前部に取り付けられる。即ち、天板
に形成された窓孔部に温度計の本体を挿入することによ
り、温度計の本体の上下壁に形成された可撓性の爪部
(弾性片)を窓孔部の上下縁に係合し、これにより、温
度計は鋼板性の天板に取り付けられる。そして、この温
度計の感温部を貯蔵室の天井部に設けられた貯蔵室天板
の下面に配置し、天板に取り付けられた温度計の温度表
示部により、冷却されている貯蔵室内の温度を表示する
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、温蔵状態と
冷蔵状態に切替可能としたショーケースにおいて、商品
を加熱して温蔵状態で陳列販売する際には以下のような
問題があった。すなわち、お茶やコーヒーは通常沸騰さ
せたお湯を茶碗やコーヒーカップに注いで飲む場合が多
く、また、紙カップで販売される自動販売機やディスペ
ンサ等の場合には、紙カップに供給される前の比較的高
い貯湯温度である90℃以上が表示されている。このよ
うなことから、一般に高い温度のお湯でお茶やコーヒが
飲まれていると考えられていることが多い。しかし、茶
碗やコーヒーカップにお茶やコーヒーを注いで飲む場合
にはお湯が茶碗やコーヒーカップ等により冷まされてお
り、また、紙カップで販売される自動販売機等では紙カ
ップに供給される途中でお湯の温度が低下し、実際には
お湯の温度は60℃前後にまで低下していることも多
い。
【0004】一方、缶若しくはペットボトル入りのお茶
や缶コーヒーをショーケースにて販売する場合には、手
指で直接持たれることや、舌の火傷等を防止すること、
さらに乳成分の品質保持の観点等から、適切な商品温度
として通常55℃前後に設定されていることが多い。
【0005】このように、ショーケースにて販売する場
合には、顧客の感覚より実際のお湯の温度が低いため、
例えば缶コーヒーの温度が「55℃」であるという表示
を見ると顧客はぬるいのではないかと誤解し、購入を躊
躇することがあり、購買意欲を低下させていた。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、貯蔵室内に陳列した商品を冷蔵状態で販売
するときは貯蔵室の温度を温度計にて表示するが、温蔵
状態で販売するときは温度計の温度表示部を可視できな
くすることにより、顧客に商品の温度がぬるいと誤解さ
れないようにすることができるショーケースを提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のショ
ーケースは、冷蔵又は温蔵のいずれかに切替可能に設け
た貯蔵室と、この貯蔵室内適所の温度を表示する温度表
示部を備えた温度計とを具備したものであって、前記貯
蔵室内を前記温蔵状態としたときに前記温度表示部を隠
蔽するカバー部材を備えたものである。
【0008】請求項1のショーケースの発明によれば、
前記貯蔵室内を前記温蔵状態としたときに前記温度表示
部を隠蔽するカバー部材を備えたので、温蔵状態で商品
を陳列し販売するときに商品の温度がぬるいという顧客
の誤解を防止することができる。
【0009】請求項2の発明のショーケースは、冷蔵又
は温蔵のいずれかに切替可能に設けた貯蔵室と、この貯
蔵室内適所の温度を表示する温度表示部を備えた温度計
とを具備したものであって、前記貯蔵室内を前記温蔵状
態としたときに前記温度表示部をカバー部材により隠蔽
すると共に、前記冷蔵状態としたときに前記温度表示部
により前記貯蔵室内温度を表示するものである。
【0010】請求項2の発明によれば、前記貯蔵室内を
前記温蔵状態としたときに前記温度表示部をカバー部材
により隠蔽すると共に、前記冷蔵状態としたときに前記
温度表示部により前記貯蔵室内温度を表示するので、温
蔵状態で商品を販売するときは商品の温度がぬるいとい
う顧客の誤解を防止することができると共に、冷蔵状態
で商品を販売するときは温度計により貯蔵室の温度情報
を表示することができる。
【0011】請求項3の発明のショーケースは、請求項
1又は請求項2において、前記カバー部材は、前記貯蔵
室に陳列された商品の冷蔵又は温蔵の状態を示す表示部
材であるものである。
【0012】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2に加えて、前記カバー部材は、前記貯蔵室に陳列
された商品の冷蔵又は温蔵の状態を示す表示部材である
ので、表示部材により貯蔵室に陳列された商品の冷蔵又
は温蔵の状態を表示することによって、陳列している商
品が冷却されているか加温されているかを顧客に容易に
認識させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施例としてのシ
ョーケースの側断面図、図2は温蔵状態で貯蔵室に商品
を陳列するときのショーケースの正面図、図3は図2の
A−A断面図、図4は冷蔵状態で貯蔵室に商品を陳列す
るときの表示状態を示す図、図5は温蔵状態で貯蔵室に
商品を陳列するときの表示状態を示す図、図6は貯蔵温
度帯の表示が印刷された第1の表示板にかかる三角法に
よる正面図、上面図及び背面図、図7は温度計の正面図
及び右側面図を示す。
【0014】図1のショーケースSは、例えばコンビニ
エンスストアなどの店舗に設置され、貯蔵室内を冷蔵状
態又は温蔵状態のいずれかに切替えることができる断面
略コ字状のオープンショーケースであり、前面に開口1
を有した箱状の断熱壁2の内部に間隔を存して、上部の
上仕切板3A、後部の後部仕切板3B、及び下部の下仕
切板3Cから構成される仕切板3が設けられ、この仕切
板3の内側を貯蔵室4とし、断熱壁2及び仕切板3とか
ら形成される空間を略コ字状の冷気通路5としている。
後部仕切板3Bの後方には冷却器6、下仕切板3Cの下
方には冷却器用送風機7等の冷却装置が設けられてい
る。ショーケースSの両側面には左右対称に側板8が設
けられている。
【0015】冷却運転時には、図示しない圧縮機で圧縮
され、図示しない凝縮器で液化された冷媒が、冷却器6
で蒸発することにより、そこを流れる空気を冷却する。
冷却器6で冷却された冷気は、冷気通路5を通って貯蔵
室4の上部に形成された冷気吐出口11から貯蔵室4内
に吐出され、この貯蔵室4内を循環しながら、冷却し、
貯蔵室4下部に形成された冷気吸込口13から冷却器用
送風機7により吸い込まれて再び冷却器6に送られる。
そして、冷気吐出口11から冷気吸込口13の間に冷気
のエアーカーテンを形成し、貯蔵室4から外部への冷気
の漏出が防止または抑制される。
【0016】一方、ショーケースSの下部の機械室15
には前述の圧縮機、凝縮器及び図示しない凝縮器送風機
等が収納されており、凝縮器用送風機の運転によって機
械室15前面の機械室カバー16前方の外気は吸込口1
7から吸引され、先ず凝縮器に流入して空冷し、凝縮器
用送風機を経て圧縮機に吹き付けられ、それを空冷す
る。このように凝縮器、圧縮機を順次空冷して暖かくな
った外気(暖気)は、ショーケースSの背面が閉塞板1
8によって閉塞されているため、機械室15の後部にお
いて、さらに上方の排気ダクト19内に向かい、ショー
ケースSの外上方に吹き出される。
【0017】このように、冷却運転時は、貯蔵室4が所
定の温度に冷却され、商品載置棚12に陳列された商品
が冷却され、販売に供される。
【0018】一方、貯蔵室4内に複数段架設されている
商品載置棚12は、金属性の上面板21、下面板22、
これらの内部に挟設されたグラスウール製の断熱材2
3、図示しない加熱用の電気ヒータ、図示しない温度調
節器用センサー等から構成されている。また、商品載置
棚12の前端部には商品の落下を防止するためのガード
24が設けられている。
【0019】ショーケースSの上部には、白色塗装され
た鋼板製の天板25が設けられている。天板25の前部
に設けられた凹所26には、蛍光灯27が配置され、商
品載置棚12に載置された商品を照らしている。
【0020】天板25の前端には下方に折曲した垂下部
25Aが形成されており、この垂下部25A前面には、
貯蔵室4の貯蔵温度帯を表示する表示装置31が略全幅
に渡って設けられている。この表示装置31は、前面か
ら見て左側に設けられた略コ字状の鋼板製の第1の表示
部支持部材32と、この第1の表示部支持部材32と同
一形状であって前面から見て右側に設けられた第2の表
示部支持部材33と、これらの表示部支持部材32、3
3に支持された表示板36とから成るものである。
【0021】右側の第2の表示部支持部材33は、下辺
部33Aと左側辺部33B、右側辺部33Cとから成
り、下辺部33Aには、垂下部25Aに垂直で床に水平
な水平部33Dと、この水平部33Dから上方に垂直に
立ち上がった第1の折曲部33Eとが形成されており、
左側辺部33Bには、垂下部に垂直で床に垂直な垂直部
33Fと、この垂直部33Fから右内側へ直角に折曲さ
れた第2の折曲部33Gとが形成されている。右側辺部
33Cは左側辺部33Bと対称の形状であり、垂下部に
垂直で床に垂直な垂直部33Fと、この垂直部33Fか
ら左内側へ直角に折曲された第2の折曲部33Gとが形
成されている。
【0022】第1の表示部支持部材32も第2の表示部
支持部材33と同様に構成され、下辺部32A、左側辺
部32B及び右側辺部32C等が形成されている。
【0023】天板25の垂下部25Aの第2の表示部支
持部材33の右側辺部33Cの左方には、所定の大きさ
の矩形状の窓孔部37が形成されている。
【0024】そして、この窓孔部37に温度計41の本
体部41Aを前方から挿入することにより、温度計41
の本体部41Aの上下壁41Bに形成された後述の可撓
性の爪部41Cを天板25の窓孔部37の上下縁に係合
し、これにより、温度計41は天板25の垂下部25A
の右部に取り付けられる。
【0025】ここで、温度計41は以下の如く従来より
周知のものであるので、詳細な説明は省略する。すなわ
ち、温度計41は、感温部41Dと本体部41A及びこ
の感温部41Dと本体部41Aとを接続する接続線41
Eとからなる。温度計41の本体部41Aは、前面から
見て略矩形状を呈しており、温度計41の本体部41A
の前面には、感温部41Dで感知した温度をデジタル式
に表示する温度表示部41Fとこの温度表示部41Fを
駆動するための太陽電池41Gとが設けられ、本体部4
1Aの上下壁41Bには、可撓性の爪部41Cが形成さ
れている。
【0026】温度計41の感温部41Dは上仕切板3A
の下面に固定されており、感温部41Dで感知した温度
は、天板25の垂下部25Aに取り付けられた温度計4
1の温度表示部41Fにより、貯蔵室4内の空気温度と
して表示される。
【0027】表示板36は、矩形状の樹脂板であり、第
2の表示部支持部材33の下辺部33A、左側辺部33
B、右側辺部33Cに係合、支持されている。すなわ
ち、第2の表示部支持部材33に設けられた第1の折曲
部33Eと天板25の垂下部25Aとの間及び第2の折
曲部33G、33Gと天板25の垂下部25Aとの間に
それぞれ挿入され、水平部33Dによって支持されてい
る。さらに、左右の垂直部33F、33Fにより左右方
向への移動が阻止、または抑制されている。尚、表示板
36は、温度計41の本体部41Aの前方では第1の折
曲部33Eと温度計41の本体部41Aの前面との間に
挿入される。
【0028】表示板36は3枚使用されており、そのう
ちの2枚が第1の表示部支持部材32及び第2の表示部
支持部材33にそれぞれ係合し、支持されている。他の
1枚は、第1の表示部支持部材32に支持された表示板
36と天板25の垂下部25Aとの間に挿入されて置か
れている。尚、3枚の表示板36は、後述するように、
貯蔵室4の温度帯によって、適宜表示面の表示の裏表の
変更や、左右の入れ換えを行なう。
【0029】3枚の表示板36には印刷が施されてい
る。第1の表示板36Aは表裏とも白地であって、その
表面に「冷た〜い!」の文字と左右両端部とが青色印刷
され、さらに、その裏面に「HOT」の文字が赤色印刷
されている。第2の表示板36Bは、透光性の樹脂板の
一面に「COLD」の文字が青色印刷されている。第3
の表示板36Cは白地であって、一面に「あったか〜い
!」の文字と左右両端部とが赤色印刷されている。
【0030】以上の構成により、夏期等の冷却運転時
は、まず、図示しない冷却運転スイッチを閉じ、同時に
商品載置棚12を加熱するための電気ヒータのスイッチ
を開く。これにより、圧縮機、凝縮器用送風機及び冷却
器用送風機等に通電されて、図示しない冷却用温度調節
器によるサーモサイクル運転により、貯蔵室4内は前述
の如く冷却される。このとき、電気ヒータには電源AC
100Vが印加されない。それによって、商品載置棚1
2に載置された缶若しくはペットボトル入りのお茶や缶
コーヒーなどの商品は、3℃から10℃程度の適当な冷
蔵状態に冷却され、販売に供される。
【0031】一方、冬期等の温蔵運転時には、まず、冷
却運転スイッチを開き、商品載置棚12を加熱するため
の電気ヒータのスイッチを閉じる。これにより、圧縮
機、凝縮器用送風機及び冷却器用送風機等に通電され
ず、貯蔵室4内は冷却されない。このとき、電気ヒータ
に電源AC100Vが印加されており、それによって、
温度調節器用センサーにより商品載置棚12の表面を適
切な温度に加熱する。商品載置棚12に載置された缶若
しくはペットボトル入りのお茶や缶コーヒーなどの商品
は、商品載置棚12からの熱伝導により、或いは、商品
載置棚12によって加熱された雰囲気により加温され、
販売に供される。
【0032】温度調節器及び温度調節器用センサーは各
商品載置棚12毎に設けられており、温蔵状態で使用さ
れる場合、各商品載置棚12毎に温度調節される。そし
て、この温度調節器用センサーの感温部が例えば+53
℃で接点を閉じ、+57℃で接点を開くように調節され
ているので、電気ヒータによる加熱によって商品載置棚
12の温度が+57℃に達すると、温度調節器は開いて
電気ヒータへの通電を断つと共に、商品載置棚12の温
度が再び+53℃に低下したら再び接点を閉じて電気ヒ
ータに通電する。
【0033】このように、商品載置棚12に載置された
缶若しくはペットボトル入りのお茶や缶コーヒーは、電
気ヒータの発熱制御によって平均+55℃付近に加温さ
れており、適宜開口1側から顧客により取り出される。
【0034】次に、表示装置31の使用方法について説
明する。
【0035】冷却運転時は、「冷た〜い!」の文字が印
刷された第1の表示板36Aの表面を前面として第1の
表示部支持部材32に係合し支持させ、透光性の樹脂板
に「COLD」の文字が印刷された第2の表示板36B
を第2の表示部支持部材33に係合し支持させる。そし
て、「あったか〜い!」の文字が印刷された第3の表示
板36Cは第1の表示板36Aと天板25の垂下部25
Aとの間に収納する。これにより、表示装置31の左部
には「冷た〜い!」の表示が、右部には「COLD」の
表示がされると共に、透光性の樹脂板からなる第2の表
示板36Bを通して温度計41の温度表示部41Fが視
認できる。そのため、貯蔵室4内の空気温度が認識で
き、顧客に対する商品温度情報の提供や店員の商品管理
の便に供することができる。
【0036】一方、温蔵運転時は、「あったか〜い!」
の文字が印刷された第3の表示板36Cを第1の表示部
支持部材32に係合し支持させ、「HOT」の文字が印
刷された第1の表示板36Aの裏面を前面として第2の
表示部支持部材33に係合し支持させる。そして、「C
OLD」の文字が印刷された第2の表示板36Bは第3
の表示板36Cと天板25の垂下部25Aとの間に収納
する。これにより、表示装置31の左部には「あったか
〜い!」の表示が、右部には「HOT」の表示がされて
おり、顧客は「あったか〜い!」の文字が印刷された第
3の表示板36Cと「HOT」の文字が印刷された第1
の表示板36Aとによって、貯蔵室4内が温蔵状態であ
ることが遠くからでも認識することができる。一方、
「HOT」の表示がされた第1の表示板36Aの後方に
位置する温度計41の温度表示部41Fは、第1の表示
板36Aが白地の樹脂板からなるため、その温度表示が
隠蔽され、視認することができなくなる。すなわち、第
1の表示板36Aが温度表示を可視できなくするカバー
部材として機能する。そのため、顧客に対して例えば5
5℃ではぬるいという誤解を生じさせることがなく、購
買意欲を低下させることがない。
【0037】尚、温蔵運転時に貯蔵室4内の空気温度を
確認したい場合には、第2の表示部支持部材33に係合
し支持させた第1の表示板36Aを第2の表示部支持部
材33から取り外すことにより、温度計41の温度表示
部41Fが視認可能である。
【0038】尚、表示板36の印刷内容は上記実施の形
態に示したような貯蔵室の温度帯に対応した表示に限ら
れず、種々の変更が可能であり、例えば温蔵状態又は冷
蔵状態にて販売する商品の変更に対応してその価格等を
表示することも可能である。また、以上の実施の形態で
は、表示板36が3枚の場合を例示したが、使い易さや
コスト面からその枚数や印刷内容を適宜変更することも
可能である。
【0039】また、温度計41の温度表示部41Aが天
板25の垂下部25Aに設けられた例を示したが、例え
ば商品載置棚12の前面に設ける如く、他の位置に配設
することも可能である。
【0040】さらに、前面に開口したオープンショーケ
ースについて記述したが、本発明はこれに限られず、前
面に開放する貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する透
光性扉を備えたクローズド型ショーケースや、固定され
た透光性部材を前面に備えた対面型のショーケースにお
いても、前述と同様の効果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1のショーケー
スの発明によれば、前記貯蔵室内を前記温蔵状態とした
ときに前記温度表示部を隠蔽するカバー部材を備えたの
で、温蔵状態で商品を陳列し販売するときに商品の温度
がぬるいという顧客の誤解を防止することができる。
【0042】請求項2の発明によれば、前記貯蔵室内を
前記温蔵状態としたときに前記温度表示部をカバー部材
により隠蔽すると共に、前記冷蔵状態としたときに前記
温度表示部により前記貯蔵室内温度を表示するので、温
蔵状態で商品を販売するときは商品の温度がぬるいとい
う顧客の誤解を防止することができると共に、冷蔵状態
で商品を販売するときは温度計により貯蔵室の温度情報
を表示することができる。
【0043】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2に加えて、前記カバー部材は、前記貯蔵室に陳列
された商品の冷蔵又は温蔵の状態を示す表示部材である
ので、表示部材により貯蔵室に陳列された商品の冷蔵又
は温蔵の状態を表示することによって、陳列している商
品が冷却されているか加温されているかを顧客に容易に
認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのショーケースの側断面
図である。
【図2】温蔵状態で貯蔵室に商品を陳列するときのショ
ーケースの正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】冷蔵状態で貯蔵室に商品を陳列するときの表示
状態を示す図である。
【図5】温蔵状態で貯蔵室に商品を陳列するときの表示
状態を示す図である。
【図6】貯蔵温度帯の表示が印刷された第1の表示板に
かかる三角法による正面図、上面図及び背面図である。
【図7】温度計の正面図及び右側面図である。
【符号の説明】
S ショーケース 25 天板 25A 垂下部 31 表示装置 32 第1の表示部支持部材 32A 下辺部 32B 左辺部 32C 右辺部 33 第2の表示部支持部材 33A 下辺部 33B 左辺部 33C 右辺部 36A 第1の表示板 36B 第2の表示板 36C 第3の表示板 37 窓孔部 41 温度計 41C 爪部 41D 感温部 41F 温度表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵又は温蔵のいずれかに切替可能に設
    けた貯蔵室と、この貯蔵室内適所の温度を表示する温度
    表示部を備えた温度計とを具備したショーケースにおい
    て、前記貯蔵室内を前記温蔵状態としたときに前記温度
    表示部を隠蔽するカバー部材を備えたことを特徴とする
    ショーケース。
  2. 【請求項2】 冷蔵又は温蔵のいずれかに切替可能に設
    けた貯蔵室と、この貯蔵室内適所の温度を表示する温度
    表示部を備えた温度計とを具備したショーケースにおい
    て、前記貯蔵室内を前記温蔵状態としたときに前記温度
    表示部をカバー部材により隠蔽すると共に、前記冷蔵状
    態としたときに前記温度表示部により前記貯蔵室内温度
    を表示することを特徴とするショーケース。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材は、前記貯蔵室に陳列さ
    れた商品の冷蔵又は温蔵の状態を示す表示部材であるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2のショーケース。
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