JP3015887U - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

Info

Publication number
JP3015887U
JP3015887U JP1995003094U JP309495U JP3015887U JP 3015887 U JP3015887 U JP 3015887U JP 1995003094 U JP1995003094 U JP 1995003094U JP 309495 U JP309495 U JP 309495U JP 3015887 U JP3015887 U JP 3015887U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature showcase
low temperature
low
placing
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995003094U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 関根
巍 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1995003094U priority Critical patent/JP3015887U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015887U publication Critical patent/JP3015887U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵室の上方に間隔を存して取り付けた物品
載置棚における商品加熱性能と陳列効果を向上させた低
温ショーケースを提供する。 【構成】 低温ショーケース1は、貯蔵室13の上方に
間隔を存して物品載置棚2を取り付けたものであって、
物品載置棚2は、奥側が高く、手前側が低くなるように
傾斜した載置部41と、この載置部41の裏面に取り付
けられたヒーター39とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、貯蔵室の上方に間隔を存して物品載置棚を取り付けた低温ショーケ ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種低温ショーケースには、例えば特公平6−39987号公報(F2 5D17/08)に示される如く、上方に開口した貯蔵室を備える本体の両側に 支柱を立設し、この支柱の上端には水平な物品載置棚を取り付けて、冷却を必要 としない商品(例えば、貯蔵室で冷却保存している商品に関連する商品など)を 陳列していた(前記公報の第6図破線で示される)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年係る低温ショーケースはコンビニエンスストアなどにおいて弁 当類の販売に使用される場合が多いが、係る弁当購入の際には同時に暖かい缶飲 料(コーヒーや茶など)も購入されるものである。しかしながら、上述の如き従 来の低温ショーケースでは単なる物品載置棚を取り付けるのみであったため、係 る缶飲料を温めながら陳列することができなかった。
【0004】 そこで、図8及び図9に示す如く係る従来の水平な物品載置棚100の上面裏 側に電気ヒーター101を取り付け、物品載置棚100上に陳列した缶飲料Cを 加熱しようとすると、加熱は缶飲料Cの底面からの熱伝導が主体となるため、上 端までの距離L1が長くなって加熱に長時間を要することになる。特に、缶飲料 Cがスチール缶の場合には、飲料の入っていない底面周囲のフランジ部CFしか 物品載置棚100と接触できないため、加熱に一層時間が必要となる問題があっ た。
【0005】 また、物品載置棚100上に缶飲料Cが直立するため、図9に示す如く顧客の 視点(床からの高さH、缶飲料Cからの距離l)からの視野の角度Aが狭く、商 品名などが見え難くなる問題もあった。
【0006】 本考案は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、貯蔵 室の上方に間隔を存して取り付けた物品載置棚における商品加熱性能と陳列効果 を向上させた低温ショーケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の低温ショーケースは、貯蔵室の上方に間隔を存して物品載置棚を取り 付けたものであって、物品載置棚は、奥側が高く、手前側が低くなるように傾斜 した載置部と、この載置部の裏面に取り付けられたヒーターとを備えているもの である。
【0008】 請求項2の考案の低温ショーケースは、上記において載置部を波状に成形した ものである。
【0009】 請求項3の考案の低温ショーケースは、請求項1において載置部には缶飲料の 表面形状に略合致した内面円弧状の凹所を形成したものである。
【0010】
【作用】
本考案の低温ショーケースによれば、貯蔵室の上方に間隔を存して取り付けた 物品載置棚に、奥側が高く、手前側が低くなるように傾斜した載置部を形成し、 この載置部の裏面にヒーターを取り付けたので、貯蔵室内の弁当などの商品と同 時に購入される缶飲料などの商品を物品載置棚の載置部に載置することにより、 当該商品はその側面からヒーターにより加熱されるようになる。従って、ヒータ ーから最も離れる商品の部位とヒーターとの距離を従来よりも短縮することがで きるようになり、加熱時間が短縮される。
【0011】 また、商品は奥側が高く手前側が低く傾斜して陳列されるようになるので、顧 客から商品名などが見え易くなり、陳列効果が向上する。更に、商品は側面(背 面)を載置部に宛われるかたちとなるので、作業員が配列し易くなると共に、顧 客も取り出し易くなり、また、残った商品の配列も乱れ難くなるものである。
【0012】 請求項2の考案の低温ショーケースによれば上記に加えて、載置部を波状に成 形したので、缶飲料などの如く側面が湾曲した商品を陳列する場合に、載置部と の接触面積を増大させ、加熱性能を向上させることが可能となる。
【0013】 請求項3の考案の低温ショーケースによれば請求項1の考案に加えて、載置部 に缶飲料の表面形状に略合致した内面円弧状の凹所を形成したので、缶飲料の側 面が広い範囲で載置部と接触するようになり、加熱性能が一層向上すると共に、 陳列時の安定性も向上するものである。
【0014】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳述する。図1は本考案の低温ショーケ ース1の斜視図、図2は低温ショーケース1の縦断側面図、図3は物品載置棚2 の一部の拡大縦断側面図、図4は物品載置棚2の縦断側面図である。実施例の低 温ショーケース1は、例えばコンビニエスストアなどの店舗において弁当の陳列 販売に使用される所謂平型の冷蔵ショーケースであり、上面に開口した容器状の 下断熱壁3と、この下断熱壁3上に連結して取り付けられ、外方に拡開し、且つ 、上方に開口した上断熱壁4とから本体6が構成されている。
【0015】 前記上断熱壁4の開口前後左右縁には透明板ガラス、或いは、透明アクリル板 などから成る透明壁7〜10が立設されており、前後の透明壁7、8の上端は内 方に湾曲されている。また、係る透明壁7〜10の内側には、前後の透明壁7、 8及び上断熱壁4と間隔を存して仕切板12が取り付けられ、この仕切板12の 内側を貯蔵室13、外側をダクト14としている。
【0016】 そして、このダクト14内に位置して、前記下断熱壁3内には冷却装置の冷却 器17及び送風機18が配設される。この送風機18が運転されると、冷却器1 7にて冷却された冷気は仕切板12と透明壁7との間の吐出口22から貯蔵室1 3内に吐出され、内部の弁当(商品)を所定の温度に冷蔵すると共に、貯蔵室1 3内を循環した冷気は透明壁8と仕切板12との間の吸込口23からダクト14 内に帰還し、再び送風機18に吸い込まれる循環を行う。
【0017】 上記下断熱壁3の下方には前記冷却装置の図示しない圧縮機などを収納する機 械室19が構成されており、その下端四隅には移動用のキャスター21・・・が 取り付けられている。
【0018】 一方、上断熱壁4の左右辺の上面中央には、前記透明壁9、10の外側に位置 して一対の支柱31、32が立設されており、各支柱31、32は上断熱壁4よ り所定の寸法で上方に延在している。そして、各支柱31、32の上端にはそれ らに渡って物品載置棚2が架設されている。また、この物品載置棚2の下側には 、各支柱31、32間に渡って蛍光灯34が取り付けられている。
【0019】 上記物品載置棚2は、金属製の底面材36と、この底面材36上に取り付けら れた断熱材37と、この断熱材37の表面を覆うカバー38と、カバー38の裏 面に取り付けられた電気ヒーター39とから構成されている。この断熱材37は 断面略台形状を呈しており、その前後面には全体として奥側(中央側)が高く、 手前側が低くなるように傾斜した載置部41、41が形成され、前記ヒーター3 9は各載置部41、41の裏面に配置されている。
【0020】 また、載置部41、41の表面は図1に示す如く細かい波状に成形されている 。更に、底面材36の前後縁は載置部41、41の下端から前後方向に突出し、 載置部41と直角を成すよう斜め上方に屈曲されて保持部42、42とされてい る。更にまた、断熱材37の上端には看板44が立設されている。
【0021】 そして、係る物品載置棚2の載置部41、41には前記貯蔵室13内に収納し た弁当と一緒に購入されるコーヒーや茶などの缶飲料C(商品)を陳列する。こ のとき、缶飲料Cの湾曲した側面を波状の載置部41に宛うと共に、底面を保持 部42にて保持させた状態で左右に複数配列する。
【0022】 これによって、缶飲料Cはその側面から電気ヒーター39により加熱されるよ うになるので、図3に示す如く電気ヒーター39から最も離れる缶飲料Cの上端 までの距離L2が従来よりも短くなり、加熱時間が短縮される。特に、載置部4 1、41は波状に成形されているので、缶飲料Cの如く側面が湾曲した商品であ っても、載置部41との接触面積を増大させ、加熱性能を向上させることができ る。
【0023】 また、缶飲料Cは奥側が高く手前側が低く傾斜して陳列されるようになるので 、図4に示す如く同じ高さ(H)、距離(l)であれば従来よりも視野の角度B が広くなり、顧客から商品名などが見え易くなって陳列効果が向上する。更に、 缶飲料Cは側面(背面)を載置部41に宛われるかたちとなるので、作業員が配 列し易くなると共に、顧客も取り出し易くなり、残った商品の配列も乱れ難くな る。尚、電気ヒーター39からの熱は断熱材37にて断熱されるので、底面材3 6に伝導して貯蔵室13に悪影響を及ぼす危険性も無い。
【0024】 次に、図5〜図7は本考案の他の実施例を示している。この場合、物品載置棚 2の載置部41、41には、図6に示す如く前記缶飲料Cの表面形状(円筒形) に略合致した内面円弧状の凹所51・・・が複数形成されている。従って、アル ミ薄板52とヒーター線53から成る電気ヒーター39も、図6及び図7に示す 如く上記凹所51・・・形状に沿った形状に折曲される。
【0025】 更に、断熱材37の両側には透明板56、56が取り付けられると共に、各透 明板56、56間には、載置部41、41の外側に十分な間隔を存して対向し、 載置部41、41上の空間を開閉自在に閉塞する透明蓋57、57が枢支されて いる。
【0026】 係る構成によれば、缶飲料Cの側面が広い範囲で載置部41と接触するように なるので、加熱性能が一層向上すると共に、陳列時の安定性も向上する。また、 透明蓋57、57によって電気ヒーター39からの熱の放散が抑制されるので、 一層効率良く缶飲料Cを加熱し、消費電力の削減も図ることができるようになる 。
【0027】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案によれば、貯蔵室の上方に間隔を存して取り付けた物 品載置棚に、奥側が高く、手前側が低くなるように傾斜した載置部を形成し、こ の載置部の裏面にヒーターを取り付けたので、貯蔵室内の弁当などの商品と同時 に購入される缶飲料などの商品を物品載置棚の載置部に載置することにより、当 該商品はその側面からヒーターにより加熱されるようになる。従って、ヒーター から最も離れる商品の部位とヒーターとの距離を従来よりも短縮することができ るようになり、加熱時間が短縮される。
【0028】 また、商品は奥側が高く手前側が低く傾斜して陳列されるようになるので、顧 客から商品名などが見え易くなり、陳列効果が向上する。更に、商品は側面(背 面)を載置部に宛われるかたちとなるので、作業員が配列し易くなると共に、顧 客も取り出し易くなり、また、残った商品の配列も乱れ難くなるものである。
【0029】 請求項2の考案によれば上記に加えて、載置部を波状に成形したので、缶飲料 などの如く側面が湾曲した商品を陳列する場合に、載置部との接触面積を増大さ せ、加熱性能を向上させることが可能となる。
【0030】 請求項3の考案によれば請求項1の考案に加えて、載置部に缶飲料の表面形状 に略合致した内面円弧状の凹所を形成したので、缶飲料の側面が広い範囲で載置 部と接触するようになり、加熱性能が一層向上すると共に、陳列時の安定性も向 上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の低温ショーケースの斜視図である。
【図2】本考案の低温ショーケースの縦断側面図であ
る。
【図3】本考案の低温ショーケースの物品載置棚の一部
の拡大縦断側面図である。
【図4】本考案の低温ショーケースの物品載置棚の縦断
側面図である。
【図5】本考案の他の実施例の低温ショーケースの斜視
図である。
【図6】図5の低温ショーケースの物品載置棚の載置部
の平断面図である。
【図7】図5の低温ショーケースの電気ヒーターの平面
図である。
【図8】従来の低温ショーケースの物品載置棚の拡大縦
断側面図である。
【図9】同じく従来の低温ショーケースの物品載置棚の
縦断側面図である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 2 物品載置棚 13 37 断熱材 39 電気ヒーター 41 載置部 51 凹所

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室の上方に間隔を存して物品載置棚
    を取り付けて成る低温ショーケースにおいて、 前記物品載置棚は、奥側が高く、手前側が低くなるよう
    に傾斜した載置部と、この載置部の裏面に取り付けられ
    たヒーターとを備えていることを特徴とする低温ショー
    ケース。
  2. 【請求項2】 載置部を波状に成形したことを特徴とす
    る請求項1の低温ショーケース。
  3. 【請求項3】 載置部には缶飲料の表面形状に略合致し
    た内面円弧状の凹所を形成したことを特徴とする請求項
    1の低温ショーケース。
JP1995003094U 1995-03-16 1995-03-16 低温ショーケース Expired - Lifetime JP3015887U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995003094U JP3015887U (ja) 1995-03-16 1995-03-16 低温ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995003094U JP3015887U (ja) 1995-03-16 1995-03-16 低温ショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3015887U true JP3015887U (ja) 1995-09-12

Family

ID=43151433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995003094U Expired - Lifetime JP3015887U (ja) 1995-03-16 1995-03-16 低温ショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015887U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221162A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 アサヒ飲料株式会社 容器支持トレー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221162A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 アサヒ飲料株式会社 容器支持トレー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5833097B2 (ja) チェスト型冷却機
US4977754A (en) Next-to-be-purchased cold beverage merchandiser
US5201191A (en) Refrigerated merchandiser
US6351964B1 (en) Reach-in refrigerated cooler
KR100742491B1 (ko) 쇼케이스
US6672092B2 (en) Countertop merchandiser unit with refrigerated and heated compartments and method thereof
KR20070112198A (ko) 조명이 향상된 디스플레이 판매기
US2279484A (en) Refrigerated display case
JP3015887U (ja) 低温ショーケース
JP2005245697A (ja) ショーケース
JP4865134B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JPH0972649A (ja) 低温ショーケース
JP3188118B2 (ja) ネタケース
JP2003329360A (ja) ショーケース
JP3889537B2 (ja) オープンショーケース
JPH08196395A (ja) ショーケースの棚装置
JP2902914B2 (ja) オープンショーケースの側板
WO2001003552A9 (en) Reach-in refrigerated cooler
JP2001128809A (ja) オープンショーケース
KR0133555Y1 (ko) 쇼케이스의 하부선반 고정구조
JP2010038467A (ja) ショーケース装置
JP2001133133A (ja) オープンショーケース
JPH08128779A (ja) ショーケース
JP2004294031A (ja) ショーケース
JP2000035276A (ja) ショーケース