JP3057836B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3057836B2
JP3057836B2 JP3232305A JP23230591A JP3057836B2 JP 3057836 B2 JP3057836 B2 JP 3057836B2 JP 3232305 A JP3232305 A JP 3232305A JP 23230591 A JP23230591 A JP 23230591A JP 3057836 B2 JP3057836 B2 JP 3057836B2
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction
    • G11C11/417Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/419Read-write [R-W] circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置、詳しく
はスタティック型メモリセルを有する半導体記憶装置に
関する
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置を図10を参照し
ながら説明する。
【0003】図10は、従来の半導体記憶装置の回路図
である。この半導体記憶装置は、メモリセル00〜nm
と、デジット線負荷回路LM100〜LM10nと、選
択回路YM100〜YM10nと、Nチャンネル電界効
果型トランジスタ(以下、N−FETという)M01、
M02、・・・、Mn2と、正論理デジット線D0〜D
nと、負論理デジット線CD0〜CDnと、ワード線W
L0〜WLmとを有して構成されている。
【0004】メモリセル00〜Mnmはマトリクス状に
配設され、メモリセルアレイを構成している。メモリセ
ル00〜nmは、それぞれ、N−FETM1〜M4と、
抵抗R1,R2とを備えたスタティック型メモリセルを
構成している。このメモリセルアレイには、行方向に延
びるワード線WL0〜WLnが配設されている。また、
列方向に延びる正論理デジット線D0〜Dnと負論理デ
ジット線CD0〜CDnも配設されている。
【0005】それぞれ対をなすデジット線D0とCD
0、D1とCD1、・・・、DnとCDnには、デジッ
ト線負荷回路LM100〜LM10nが接続されてい
る。デジット線負荷回路LM100はPチャンネル電界
効果型トランジスタ(以下、P−FETという)M10
1〜M104を有して構成されている。P−FETM1
01,M102のゲートには書き込み信号RWが入力さ
れる。また、P−FETM103,M104のゲートは
GNDに接続されており、常にオンの状態となってい
る。なお、P−FETM103,M104もトランジス
タサイズはP−FETM101,M102のトランジス
タサイズの約1/10〜1/1である。
【0006】それぞれの選択回路YM100〜YM10
nはN−FETM105,M106とを有して構成され
ている。N−FETM105,M106のゲートには正
論理選択信号Y0が入力されており、この正論理選択信
号Y0がハイレベルとなると、正論理書き込みデータW
Dが正論理デジット線D0に印加され、負論理書き込み
データCWDが負論理デジット線CD0に印加される。
【0007】次に、この半導体記憶装置の動作を説明す
る。
【0008】この半導体記憶装置からデータを読み出す
場合には、書き込み信号RWをロウレベルとする。よっ
て、P−FETM103,M104に加え、P−FET
M101、M102〜M104もまたオンとなる。この
ため、正論理デジット線D0のインピーダンスは、P−
FETM101,M103のオン抵抗により、決定さ
れ、同様に、負論理デジット線CD0はP−FETM1
02,M104のオン抵抗により決定される。
【0009】次に、ワード線WL0〜WLnのうちのい
ずれかをハイレベルとする。さらに、正論理選択信号Y
0〜Ynのいずれかをハイレベルとし、ハイレベルとし
た正論理選択信号に対応した負論理選択信号をロウレベ
ルとする。例えば、ワード線WL0をハイレベル、正論
理選択信号Y0をハイレベル、負論理選択信号CY0を
ロウレベルとする。
【0010】すると、メモリセル00が活性化され、正
論理デジット線D0と負論理デジット線CD0に、それ
ぞれ相補データが出力される。P−FETM01,M0
2はオンとなっているので、前記それぞれの相補データ
が、正論理読み出しデータRD,負論理読みだしデータ
CRDとして出力される。
【0011】次に、この半導体記憶装置にデータを書き
込む場合の動作を説明する。上記読みだし時の動作の場
合と同様に、ワード線WL0にハイレベル、正論理選択
信号Y0にハイレベル、負論理選択信号にロウレベルが
印加されたとする。よって、メモリセル00が活性化さ
れる。
【0012】書き込み時にはおいては、メモリセル00
のN−FETM1,M2の状態が反転できるように、正
論理デジット線D0と、負論理デジット線CD0の電圧
を下げる必要がある。そこで、書き込み信号RWをロウ
レベルとし、P−FETM101,M102をオフとす
る。すると、正論理デジット線D0と負論理デジット線
CD0はインピーダンスが高くなる。なお、P−FET
M103,M104はオンの状態のままであるため、こ
の場合のインピーダンスはP−FETM103,M10
4のオン抵抗により決定される。
【0013】正論理書き込みデータWD、負論理書き込
みデータCWDはそれぞれ、正論理デジット線D0,負
論理デジット線CD0に印加される。よって、これらの
デジット線を介して相補データがメモリセル00に印加
され、メモリセル00に書き込まれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体記憶装置においては、書き込み時にメモリセル内
のフリップフロップが誤動作することなく反転するため
には、デジット線のインピーダンスを高くし、ロウレベ
ルの書き込みデータを印加した場合にデジット線の電圧
が十分に低くならなければならない。このためには、デ
ジット線負荷回路のP−FETM103,M104のオ
ン抵抗を大きくし、書き込み時のデジット線のインピー
ダンスを高くすればよい。この場合、デジット線にロウ
レベルの信号が印加されると、該デジット線は十分に電
圧が低くなる。一方、デジット線がハイレベルの場合に
は、該デジット線の電圧は、P−FETM103,M1
04がオンすることにより保たれている。ところが、デ
ジット線のインピーダンスを高くし過ぎると、ノイズ等
によりハイレベル時の電圧が不安定になり、書き込み時
に誤動作を生じるという問題があった。
【0015】さらに、P−FETM103,M104は
常にオン状態であるため、半導体記憶装置の消費電流が
増加するという問題も生じていた。
【0016】
【発明の目的】そこで、本発明は半導体記憶装置におい
て、書き込み時の誤動作を防止するとともに、消費電流
を低減することをその目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る半導体装置は、複数のワード線と、複数の正論理及
び負論理デジット線対と、前記ワード線と正論理及び負
論理デジット線対に接続され、相補データを蓄積するス
タティック型メモリセルと、前記正論理及び負論理デジ
ット線対と電源とを電気的に接続するデジット線負荷回
路と、前記複数の正論理及び負論理デジット線対が、第
1の選択スイッチ及び第2の選択スイッチを介して各々
接続された、読みだしデータバス線対及び書き込みデー
タバス線対とを有する半導体記憶装置において、前記デ
ジット線負荷回路は、前記電源と前記正論理及び負論理
デジット線との間をそれぞれ同型のMOS型トランジス
タで並列接続し、前記並列接続された一方のトランジス
タのゲートは相対する正論理又は負論理デジット線に接
続され、他方のトランジスタのゲートは書き込み信号が
印加され、読み出し時には導通状態となり、前記一方の
トランジスタを非道通状態とすることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明に係る半導体記憶装置は、
スタティック型メモリセルにデータビットが書き込まれ
る場合には、正論理デジット線と、負論理デジット線と
に相補データが印加される。正論理デジット線がロウレ
ベルとなると、デジット線負荷回路は、正論理デジット
線と電源との間のインピーダンスを、第2のインピーダ
ンスにする。第2のインピーダンスは第1のインピーダ
ンスに比べて高い。よって、この場合の正論理デジット
線におけるロウレベルの電圧は、第1のインピーダンス
にて接続されていた場合のロウレベルの電圧よりも低く
なる。負論理デジット線がロウレベルである場合も同様
である。
【0019】正論理デジット線、あるいは、負論理デジ
ット線のロウレベルの電圧が低くなると、スタティック
型メモリセル内のフリップフロップの状態が反転する際
の反転閾値電圧よりも、十分に低い電圧となる。よっ
て、誤動作することなくスタティック型メモリセルにデ
ータビットが書き込まれる。
【0020】また、正論理デジット線、あるいは、負論
理デジット線と電源との間のインピーダンスが第2のイ
ンピーダンスとなることより、電源から正論理デジット
線、あるいは、負論理デジット線に流れる電流は低減す
る。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施例に係る半導体
記憶装置を示す回路図である。この半導体記憶装置はメ
モリセル00〜nmと、デジット線負荷回路LM0〜L
Mnと、選択回路YM0〜YMnと、Nチャンネル電界
効果型トランジスタ(以下、N−FETという)M0
1、M02、・・・、Mn2と、正論理デジット線D0
〜Dnと、負論理デジット線CD0〜CDnと、ワード
線WL0〜WLmとを有して構成されている。
【0023】メモリセル00〜Mnmはマトリクス状に
配設され、メモリセルアレイを構成している。メモリセ
ル00〜nmはそれぞれ、N−FETM1〜M4と、抵
抗R1,R2とを備えたスタティック型メモリセルで構
成されている。N−FETM1〜M4と、抵抗R1,R
2とはフリップフロップを構成しており、N−FETM
3,M4はこのフリップフロップにデータビットを入出
力するためのトランスファゲートを構成している。
【0024】メモリセルアレイには、行方向に延びるワ
ード線WL0〜WLnが配設されている。また、列方向
に延びる正論理デジット線D0〜Dnと負論理デジット
線CD0〜CDnがメモリセルアレイに配設されてい
る。
【0025】それぞれ対をなすデジット線D0とCD
0、D1とCD1、・・・、DnとCDnには、デジッ
ト線負荷回路LM0〜LMnが接続されている。デジッ
ト線負荷回路LM0は、Pチャンネル電界効果型トラン
ジスタ(以下、P−FETという)M11〜M14を有
して構成されている。P−FETM11〜M14のそれ
ぞれのソースは電源Vccに接続されている。P−FE
TM11,M13のドレインは正論理デジット線D0に
接続され、P−FETM12,M14のドレインは負論
理デジット線CD0に接続されている。P−FETM1
3のゲートは負論理デジット線CD0に接続され、P−
FETM14のゲートは正論理デジット線D0に接続さ
れている。さらに、P−FETM11,M12のゲート
には書き込み信号RWが入力されている。デジット線負
荷回路LM1〜LMnも上記デジット線負荷回路LM0
と同等に構成されている。
【0026】それぞれの選択回路YM0はN−FETM
16、M17と、P−FETM15とを有して構成され
ている。P−FETM15のソースは正論理デジット線
D0に接続され、ドレインは負論理デジット線CD0に
接続されている。N−FETM16のソースは正論理デ
ジット線D0に接続され、ドレインには正論理書き込み
データWDが入力される。N−FETM17のソースは
負論理デジット線CD0に接続され、ドレインには負論
理書き込みデータCWDが入力される。これらのFET
M15〜M17のそれぞれのゲートには正論理選択信号
Y0が入力されている。選択回路YM1〜YMnも上記
選択回路YM0と同様に構成されている。
【0027】正論理デジット線D0にはP−FETM0
1を介して正論理読み出しデータRDが入力され、負論
理デジット線CD0にはP−FETM02を介して負論
理読み出しデータCRDに入力されている。また、これ
らのFETM01,M02のゲートには負論理選択信号
CY0が入力されている。正論理デジット線D1〜Dn
およびこれと対をなす負論理デジット線CD1〜CDn
にも、同様にP−FETM11,M12〜Mn1,Mn
2が接続されている。そして、これらのP−FETM1
1,M12〜Mn1,Mn2の各ゲートには負論理選択
信号CY1〜CYnがそれぞれ入力されている。
【0028】次に、この半導体記憶装置の動作を説明す
る。
【0029】この半導体記憶装置からデータを読み出す
場合には、ワード線WL0〜WLmのうちのいずれかを
ハイレベルとする。さらに、正論理選択信号Y0〜Yn
のいずれかをハイレベルとし、ハイレベルとした正論理
選択信号に対応した負論理選択信号をロウレベルとす
る。例えば、ワード線WL0をハイレベル、正論理選択
信号Y0をハイレベル、負論理選択信号CY0をロウレ
ベルとする。すると、メモリセル00は活性化する。さ
らに、P−FETM15はオフとなり、N−FETM1
6、M17はオンとなり、P−FETM01,M02は
オンとなる。
【0030】読み出し時においては、書き込み信号RW
をロウレベルとする。よって、P−FETM11,M1
2はオンとなる。このためデジット線D0,CD0の電
圧が高くなり、P−FETM13,14のゲートはハイ
レベルとなる。よって、P−FETM13,M14はオ
フの状態となり、P−FETM13,M14には電流が
流れなくなる。
【0031】メモリセル00は活性化されているので、
メモリセル00に書き込まれているデータビットは相補
データとして、正論理デジット線D0,負論理デジット
線CD0に出力される。なお、これらのデジット線D
0,CD0の電圧は高い状態であり、この電圧に対し
て、約100mVの振幅の信号がメモリセル00から出
力される。このように、デジット線における電圧振幅を
小さくするのは、動作の高速化を図るためである。
【0032】したがって、正論理デジット線D0、負論
理デジット線CD0に出力された相補データは、正論理
読み出しデータRD,負論理読み出しデータCRDとし
て出力される。出力されたデータはセンスアンプ(図示
されていない)にて、増幅された後、半導体記憶装置外
部に出力される。
【0033】次に、この半導体記憶装置にデータを書き
込む場合の動作を説明する。上記読みだし時の動作の場
合と同様に、ワード線WL0にハイレベル、正論理選択
信号Y0にハイレベル、負論理選択信号CY0にロウレ
ベルが印加されたとする。よって、メモリセル00が活
性化される。
【0034】書き込み時において、デジット線にロウレ
ベルのデータが印加された場合、メモリセル00のN−
FETM1,M2の状態が反転できるように、正論理デ
ジット線D0、または、負論理デジット線CD0の電圧
を下げる必要がある。このため、書き込み信号RWをハ
イレベルとし、P−FETM11,M12をオフとす
る。すると、正論理デジット線D0と電源Vccとの間
のインピーダンス、および、負論理デジット線CD0と
電源Vccの間のインピーダンスが高くなる。この状態
にて、正論理デジット線D0,負論理デジット線CD0
に、正論理書き込みデータWD,負論理書き込みデータ
CWDより、相補データが出力される。
【0035】例えば、正論理デジット線D0にハイレベ
ル、負論理デジット線にロウレベルのデータが印加され
たとする。すると、P−FETM13のゲートはロウレ
ベルとなり、P−FETM13はオンとなる。また、P
−FETM14のゲートはハイレベルとなり、P−FE
TM14はオフとなる。すなわち、P−FETM11は
オフでP−FETM13がオンとなることより、正論理
デジット線D0と電源Vccとは該FETのオン抵抗
(第1のインピーダンス)にて電気的に接続される。す
なわち、正論理デジット線D0の電圧は電源Vccと略
等しくなり、ノイズ等により電圧が変動することがなく
なる。このとき、P−FETM12,M14はオフであ
るので負論理デジット線CD0はハイインピーダンス
(第2のインピーダンス)となり、ロウレベルのデータ
が印加された場合、十分に電圧が低くなる。
【0036】したがって、メモリセル00内のフリップ
フロップの状態が反転するのに十分な電圧(例えば、反
転閾値である1.0V以下)に、デジット線の電圧を下
げることでき、誤動作することなくデータビットがメモ
リセルに書き込まれる。
【0037】上記読み書き動作時に選択されない正論理
デジット線D1〜Dnと、負論理デジット線CD1〜C
Dnにおいては、正論理選択信号Y1〜Ynはロウレベ
ルとなり、負論理選択信号CY1〜CYnはハイレベル
となっている。よって、選択回路YM1〜YMnに接続
されたそれぞれの正論理デジット線と負論理デジット線
とは、略等電圧になる。
【0038】なお、P−FETM13,M14は読み出
し動作時においてはオフの状態のままなので、該FET
を流れる電流は少ない。よって、P−FETM13,M
14のゲート幅は数μm程度あれば十分である。
【0039】図2は書き込み時におけるデジット線の電
圧特性をあらわすグラフである。このグラフにおいて、
横軸は時間をあらわし、縦軸は電圧をあらわす。曲線2
1は本実施例にかかる半導体記憶装置の書き込み時にお
けるデジット線の電圧特性を示し、曲線22は従来の半
導体記憶装置の書き込み時のデジット線の電圧特性を示
す。曲線23は、本実施例の半導体記憶装置において、
デジット線がハイレベルである場合の電圧特性を示して
いる。
【0040】曲線21、22とも書き込み時におけるロ
ウレベルの電圧を比較すると、曲線21に示される電圧
は、曲線22にて示される電圧に比較して低い。ここ
で、フリップフロップが反転する閾値をVtとする。こ
の閾値Vtに対する電圧余裕を比べると、曲線21にて
示される電圧余裕ΔV1は、曲線22にて示される電圧
余裕ΔV2よりも約0.2〜0.5V増加している。フ
リップフロップが反転可能な反転時間ΔT1もまた、Δ
T2に比べ約0.3〜0.5nsec長くなっている。
したがって、本実施例によれば、より安定した書き込み
動作を得ることができる。
【0041】図3は、半導体記憶装置の消費電流をあら
わすグラフである。このグラフにおいて、横軸は時間を
あらわし、縦軸は該半導体記憶装置の消費電流をあらわ
す。曲線31は本実施例に係る半導体記憶装置の消費電
流特性を示し、曲線32は従来の半導体記憶装置の消費
電流特性をあらわす。
【0042】書き込み時Twにおける消費電流を比較す
ると、本実施例の半導体記憶装置の消費電流は従来の半
導体記憶装置の消費電流に比べ減少しているのが確認で
きる。これは、書き込み時において上記P−FETM1
3,M14のいずれかがオフとなることによるものであ
る。よって、マルチビットの入出力が可能な半導体記憶
装置、、および、複数の半導体記憶装置を有するRAM
付きゲートアレイなどにおいては、書き込み時の電流
を、素子数、回路面積等を増加させることなく低減する
ことができる。
【0043】図4は本発明の第2実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。この半導体記憶装置はデジット線負荷解路
LM40と、メモリセル00と、選択回路YM40と、
ワード線WL0と、正論理デジット線D0と、負論理デ
ジット線CD0とを有して構成されている。
【0044】メモリセル00、デジット線負荷回路LM
40は上記第1実施例に係る半導体記憶装置のメモリセ
ル00、デジット線負荷回路と同様の構成となっていい
るため説明を省略する。選択回路YM40はN−FET
M45,M47と、P−FETM46,M48とを有し
て構成されている。P−FETM46のソースは電源V
ccに接続され、ドレインは正論理デジット線D0に接
続されている。N−FETM45のソースは正論理デジ
ット線D0に接続され、ドレインには正論理書き込みデ
ータWDが入力されている。P−FETM48のソース
は電源Vccに接続され、ドレインは負論理デジット線
CD0に接続されている。N−FETM47のソースは
負論理デジット線CD0に接続され、ドレインには負論
理書き込みデータCWDが入力されている。さらに、こ
れらのFETM45〜M48のそれぞれのゲートには正
論理選択信号Y0が印加されている。
【0045】デジット線D0,CD0が選択され、正論
理選択信号Y0がハイレベルである場合の動作は上記第
1実施例に係る半導体記憶装置の動作と同様であるため
説明を省略する。デジット線D0、CD0が選択されな
い場合、すなわち、正論理選択信号がロウレベルである
場合には、P−FETM46,M48がオンとなる。よ
って、正論理デジット線D0,負論理デジット線CD0
の電圧は電源Vccの電圧に略等しいしたがって、選択
されないデジット線の電圧変動が減少し、選択されない
メモリセルの誤動作を防止できる。他の動作については
上記第1実施例に係る半導体記憶装置と同様であるため
説明を省略する。
【0046】図5は本発明の第3実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。
【0047】デジット線負荷回路LM50は、P−FE
TM51〜M56と、N−FETM57,M58と、を
有して構成されている。このデジット線負荷回路LM5
0は上記第1実施例に係るデジット線選択回路LM0
に、FETM55,M57からなるインバータと、FE
TM56,M58からなるインバータとを付加した構成
となっている。
【0048】本半導体記憶装置の動作を説明する。上記
第1実施例に係る半導体記憶装置の動作と同様に、読み
出し時にはデジット線D0,CD0はともにハイレベル
となっている。ロウレベルの電圧がP−FETM53,
M54のゲートに印加され、P−FETM53,M54
はオンとなる。したがって、デジット線はより低いイン
ピーダンスにて電源Vccに電気的に接続される。
【0049】書き込み時においては、例えば負論理デジ
ット線CD0にロウレベルの電圧が負論理書き込みデー
タCWDより印加されたとする。負論理デジット線CD
0がロウレベルとなると、FETM56,M58にて構
成されるインバータを介して、ハイレベルの電圧がP−
FETM54に印加される。よって、P−FETM54
はオフとなり、負論理デジット線はハイインピーダンス
となる。他の動作についても上記第1実施例に係る半導
体記憶装置と同様なため説明を省略する。
【0050】図6は本発明の第4実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。
【0051】本実施例に係る半導体記憶装置は、デジッ
ト線負荷回路LM60と、選択回路YM60と、メモリ
セル00とを有して構成されている。選択回路YM60
はP−FETM61〜M64と、N−FETM65,M
66とを含んで構成されている。デジット線D0,CD
0が選択され、正論理選択信号Y0がハイレベルとなる
と、P−FETM62,M63はオフとなり、N−FE
TM65,M66はオンとなる。
【0052】書き込み時においては、例えば正論理書き
込みデータWDがハイレベルとなり、負論理書き込みデ
ータCWDがロウレベルであるとする。すると、P−F
ETM64はオフとなり、P−FETM61はオンとな
る。よって、負論理デジット線CD0はハイインピーダ
ンスとなり、電圧が十分に低くなる。他の動作について
も上記第1実施例に係る半導体記憶装置と同様であるた
め、説明を省略する。なお、本実施例に係る半導体記憶
装置は、デジット線負荷回路LM60の素子数を減らす
ことができる。
【0053】図7は本発明の第5実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。
【0054】選択回路YM70はP−FETM71〜M
73と、N−FETM74,M75とを有して構成され
ている。正論理選択信号Y0がハイレベルの場合には、
本実施例に係る半導体記憶装置は上記第4実施例に係る
半導体記憶装置と同様に動作する。一方、正論理選択信
号Y0がロウレベルの場合には、P−FETM73はオ
ンとなり、正論理デジット線D0と、負論理デジット線
CD0との電圧は略等しくなる。他の動作については上
記第1実施例に係る半導体記憶装置と同様であるため説
明を省略する。
【0055】図8は本発明の第6実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。なお、この図においては上記第5実施例に
係る半導体記憶装置のデジット線負荷回路LM70と同
様の構成を有するデジット線負荷回路が省略されてい
る。よって、選択回路YM80を中心に説明することと
する。
【0056】選択回路YM80は、P−FETM81〜
M84、N−FETM85〜M88とを有して構成され
ている。N−FETM85,M87、および、N−FE
TM86,M88とはそれぞれ、NANDゲートを構成
している。よって、正論理選択信号Y0がハイレベルで
あって、正論理書き込みデータWD,あるいは、負論理
書き込みデータCWDがハイレベルの場合に、正論理デ
ジット線D0、あるいは、負論理デジット線CD0がロ
ウレベルとなる。
【0057】例えば、デジット線D0,CD0が選択さ
れ、正論理選択信号Y0がハイレベルになり、正論理書
き込みデータWDもまたハイレベルになったとする。す
ると、N−FETM85のソースはロウレベルとなり、
正論理デジット線D0はロウレベルとなる。すなわち、
書き込みデータは反転されて、デジット線に印加され
る。他の動作については上記第1実施例に係る半導体記
憶装置と同様であるため説明を省略する。
【0058】図9は本発明の第7実施例に係る半導体記
憶装置を示す回路図である。この回路図においては、メ
モリセルアレイのうちメモリセル00を含む列のみが示
されている。なお、この図においても上記第5実施例に
係る半導体記憶装置のデジット線負荷回路LM70と同
様の構成を有するデジット線負荷回路が省略されてい
る。よって、選択回路YM90を中心に説明することと
する。
【0059】選択回路YM90はP−FETM91〜M
93と、N−FETM94〜M96を有して構成さされ
ている。この選択回路YM90は、上記選択回路YM8
0にP−FETM93を付加し、上記N−FETM8
7、M88をN−FETM96に置き換えた構成となっ
ている。正論理選択信号Y0がハイレベルの場合の動作
は上記第6実施例に係る半導体記憶装置と同様である。
正論理選択回路Y0がロウレベルの場合には、P−FE
TM93がオンとなり、正論理デジット線D0と負論理
デジット線CD0は略等電圧となる。他の動作は上記第
1実施例に係る半導体記憶装置と同様であるため説明を
省略する。
【0060】以上、第1〜第7実施例に係る半導体記憶
装置を説明してきたが、本発明を実施するにあたてはこ
れらの実施例に限られるものではない。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば半導体記憶装置において、書き込み時の誤動作を防止
するとともに、消費電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図2】書き込み時におけるデジット線の電圧特性をあ
らわすグラフである
【図3】半導体記憶装置の消費電流をあらわすグラフで
ある。
【図4】本発明の第2実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図7】本発明の第5実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図8】本発明の第6実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図9】本発明の第7実施例に係る半導体記憶装置を示
す回路図である。
【図10】 従来の半導体記憶装置の回路図である。
【符号の説明】
00〜nm メモリセル(スタティック型メモリセル) D0〜Dn 正論理デジット線 CD0〜CDn 負論理デジット線 LM0〜LMn デジット線負荷回路 LM40 デジット線負荷回路 LM50 デジット線負荷回路 YM60 選択回路(デジット線負荷回路) YM70 選択回路(デジット線負荷回路) YM80 選択回路(デジット線負荷回路) YM90 選択回路(デジット線負荷回路) Vcc 電源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、複数の正論理及び負
    論理デジット線対と、前記ワード線と正論理及び負論理
    デジット線対に接続され、相補データを蓄積するスタテ
    ィック型メモリセルと、前記正論理及び負論理デジット
    線対と電源とを電気的に接続するデジット線負荷回路
    と、前記複数の正論理及び負論理デジット線対が、第1
    の選択スイッチ及び第2の選択スイッチを介して各々接
    続された、読みだしデータバス線対及び書き込みデータ
    バス線対とを有する半導体記憶装置において、 前記デジット線負荷回路は、前記電源と前記正論理及び
    負論理デジット線との間をそれぞれ同型のMOS型トラ
    ンジスタで並列接続し、前記並列接続された一方のトラ
    ンジスタのゲートは相対する正論理又は負論理デジット
    線に接続され、他方のトランジスタのゲートは書き込み
    信号が印加され、読み出し時には導通状態となり、前記
    一方のトランジスタを非道通状態とする ことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
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