JP3057315B2 - 湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液 - Google Patents

湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液

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JP3057315B2 JP9158029A JP15802997A JP3057315B2 JP 3057315 B2 JP3057315 B2 JP 3057315B2 JP 9158029 A JP9158029 A JP 9158029A JP 15802997 A JP15802997 A JP 15802997A JP 3057315 B2 JP3057315 B2 JP 3057315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式磁粉探傷試験
用濃厚磁粉分散液に関する。
【0002】本発明に係る湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉
分散液は、主として鉄鋼メーカーや自動車メーカーの製
造ラインにおいて実施されている湿式磁粉探傷試験方法
に使用される。
【0003】
【従来の技術】周知の通り、JISG0565−199
2に規格化されている湿式磁粉探傷試験方法が、鉄鋼メ
ーカーの製造ラインにおける角ビレットや丸ビレットな
どの鋼材の表面欠陥部探傷に汎用されており、また、自
動車メーカーの製造ラインにおけるシャフトやナックル
アームなどの鋼製部品の表面欠陥部探傷にも汎用されて
いる。
【0004】前記湿式磁粉探傷試験方法にあっては、磁
化されている検査物(前記角ビレットやシャフト)の表
面に、市販の湿式磁粉探傷試験用磁粉(四三酸化鉄粒子
や純鉄粒子などの導磁性粒子に酢酸セルロース系合成樹
脂やビニルブチラール系合成樹脂などの合成樹脂バイン
ダによってルモゲンイエローS0790:商品名:BA
SF社製やフエスタA:商品名:Swada社製などの
蛍光顔料を付着させてなる平均粒径1〜20μm の粉
末;以下、単に「磁粉」という)を水に分散させた検査
液(当業界では「磁粉液」と呼ばれることもある)を接
触させるが、当該検査液の調製には、前出JIS規格に
「…湿式法には、…水などを分散媒とし、必要に応じ適
当な…界面活性剤を入れた検査液を用いる…」とされて
いる通り、界面活性剤が使用されている。
【0005】より具体的に述べると、鉄鋼メーカーや自
動車メーカーの製造ラインにおいて使用されている前記
検査液は、通常、界面活性剤が300〜1000ppm 含
まれている水1l当り磁粉0.2〜2gを分散させたも
のであり、当該検査液の調製は、市販の湿式磁粉探傷試
験用磁粉分散剤(水にHLB9〜16のノニオン系界面
活性剤を2〜10重量%溶解、乳化又は分散させてなる
液体。なお、必要に応じてシリコン消泡剤や防錆剤が添
加されている。;以下、単に「分散剤」という)を用
い、その所定量と所定量の磁粉とをよく練合せてペース
ト状物とした後、当該ペースト状物を攪拌下において所
定量の水に投入するという手法が採られている。
【0006】前記手法を採る場合には、秤取作業及び練
合せ作業を必須とするため、検査液の調製に時間と手間
が掛るので、これを改良すべく、特公昭44−1072
号公報に開示されている磁粉、着色剤、顔料、合成樹
脂、有機溶剤及び界面活性剤を混合した後に有機溶剤を
蒸発させて非蛍光磁粉又は蛍光磁粉を得る技術や特開昭
57−141547号公報に開示されている磁粉に着色
剤を含む合成樹脂を被覆した後に界面活性剤を被覆して
非蛍光磁粉又は蛍光磁粉を得る技術に見られる通り、磁
粉に界面活性剤を付着させて磁粉自体に水分散性を付与
する手法が提案されている。
【0007】しかし、磁粉を水に充分に分散させた検査
液を調製するためにはHLB9〜16のノニオン系界面
活性剤を用いる必要があり、この界面活性剤は不揮発性
の粘性液体であるため、これを付着させた磁粉は貯蔵中
に凝集してしまうので、検査液の調製時に充分な分散状
態が得られないという問題点があり、事実、本発明者が
知る限り、界面活性剤を付着させた磁粉が湿式磁粉探傷
試験方法に実用されている例はない。
【0008】また、前記問題点に鑑み、特開平9−61
404号公報には、磁粉粒子の表面に平均粒径0.01
〜0.05μm の親水性無定形二酸化珪素微粒子(例え
ば、アエロジル200:商品名:日本アエロジル株式会
社製)を付着させた磁粉100重量%に対して粉末状フ
ッ素系界面活性剤(例えば、ユニダインDS−101:
商品名:ダイキン工業株式会社製)を添加してなる磁粉
配合物が提案されており、該磁粉配合物は、貯蔵安定性
に優れ6ケ月貯蔵後も凝集することなく、その所定量を
攪拌下において所定量の水(界面活性剤を含まない)に
投入すれば、前記ペースト状物を投入する手法を採る場
合と同等の分散状態が得られる。
【0009】前記磁粉配合物は実用できるものではある
が、粉末であるために秤取作業に手間が掛る点で鉄鋼メ
ーカーや自動車メーカーの製造ラインにおける湿式磁粉
探傷試験方法従事者の要求を100%満すには到ってい
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】わが国における鉄鋼メ
ーカーや自動車メーカーでは、製造ラインのスピードア
ップに懸命の努力がなされ、各工程において「秒」単位
のスピードアップがはかられており、製造ラインにおけ
る湿式磁粉探傷試験方法の実施についても可及的に時間
と手間が掛らない検査液の調製手法が求められている。
【0011】本発明者は、前記要求に応じ、従来の検査
液調製手法に比較して、より手軽に、より速く検査液が
調製できる手法を提供すべく検討を重ねる間に、オレン
ジジュースやリンゴジュースなどに見られる市販の濃縮
(conc)ジュースをヒントにして「濃厚磁粉分散
液」なる着想を得た。
【0012】そして、本発明者は適量の分散剤に磁粉を
高濃度に分散させた「濃厚磁粉分散液」を調製して容器
に充填し、検査液の調製時に当該濃厚磁粉分散液の所定
量を計量カップやメスシリンダーにより秤取して攪拌下
において所定量の水に投入して希釈するという手法を採
れば、秤取作業が極めて迅速、且つ、正確に行えると共
に、練合せ作業の必要もなく、しかも、ペースト状物や
粉末を投入する場合に較べてより速く分散させることが
できると考えた。
【0013】そこで、本発明者は、「濃厚磁粉分散液」
を具現化すべく試製・実験を行った。
【0014】先ず、分散剤に磁粉を高濃度に加えた場合
(例えば、分散剤:スーパーマグナ磁粉分散剤BC−6
00:商品名:マークテック株式会社製:20mlに磁
粉:スーパーマグナ蛍光磁粉LY−10:商品名:マー
クテック株式会社製:2gを加えた場合)には、ごく短
時間の静置によって磁粉が沈降してしまった。
【0015】短時間の静置により磁粉が容器底部に沈降
・沈澱してしまう濃厚磁粉分散液によって検査液を調製
する場合には、容器を充分に振って沈澱している磁粉を
立ちあげるのに手間が掛り、磁粉が完全に立ち上ってい
ない状態で計量カップにより秤取して所要量の水に投入
すれば所要の検査液(水1l当り磁粉0.2〜2gが分
散しているもの)が調製できない。
【0016】次に、液中における磁粉の沈降を防止する
ために、分散剤に磁粉を高濃度に加えると共に水溶性樹
脂を加えた場合(例えば、分散剤:スーパーマグナ磁粉
分散剤BC−600:商品名:マークテック株式会社
製:20mlに磁粉:スーパーマグナ蛍光磁粉LY−1
0:商品名:マークテック株式会社製:2gを加えると
共にカルボキシメチルセルローズ、メチルセルローズ及
びヒドロキシメチルセルローズから選ばれる一種又は二
種以上の水溶性樹脂を加えた場合)には、水溶性樹脂の
添加量に比例して液の粘度が高くなり、磁粉の沈降は防
止できたが、30日間の静置によっても磁粉の沈降・沈
澱が見られない程度まで添加量を増加すると液の粘度が
非常に高くなり、検査液の調製に当って強い攪拌を長時
間続けなければ磁粉が分散しないので、実用化できなか
った。
【0017】本発明者は、長期間(少なくとも2ケ月以
上)の静置によっても磁粉の沈降・沈澱が生じず、且
つ、検査液の調製に当っては容易に磁粉が分散する「濃
厚磁粉分散液」の具現化を技術的課題として、更なる試
製・実験を重ねた結果、本発明に到達したものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって達成できる。
【0019】即ち、本発明は、湿式磁粉探傷試験用磁粉
20〜50重量%、HLB値10〜12のアルキルエー
テル型非イオン界面活性剤8〜20重量%、エタノー
ル、メタノール、プロピルアルコールから選ばれるアル
コール2〜15重量%及び水残部からなる湿式磁粉探傷
試験用濃厚磁粉分散液である。
【0020】また、本発明は、湿式磁粉探傷試験用磁粉
20〜50重量%、HLB値10〜12のアルキルエー
テル型非イオン界面活性剤8〜20重量%、エタノー
ル、メタノール、プロピルアルコールから選ばれるアル
コール2〜15重量%、シリコン消泡剤3〜10重量%
及び水残部からなる湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液
である。
【0021】また、本発明は、湿式磁粉探傷試験用磁粉
20〜50重量%、HLB値10〜12のアルキルエー
テル型非イオン界面活性剤8〜20重量%、エタノー
ル、メタノール、プロピルアルコールから選ばれるアル
コール2〜15重量%、シリコン消泡剤3〜10重量
%、水溶性防錆剤2〜5重量%及び水残部からなる湿式
磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液である。
【0022】本発明の構成をより詳しく説明すれば、次
の通りである。
【0023】本発明において用いる湿式磁粉探傷試験用
磁粉は、周知のものであり、スーパーマグナ蛍光磁粉L
Y−10(前出)やスーパーマグナ蛍光磁粉LY−15
00(商品名:マークテック株式会社製)などの磁粉探
傷用として市販されているものを用いればよい。
【0024】本発明において用いるHLB値10〜12
のアルキルエーテル型非イオン界面活性剤も、周知のも
のであり、具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、アルキルエチレンノニルフェニルエーテル、ア
ルキルエチレンオクチルフェニルエーテルなどが挙げら
れ、市販品にはノニポール60:商品名:三洋化成工業
株式会社製(HLB値10.6)やオクタポール60:
商品名:三洋化成工業株式会社製(HLB値11.3)
がある。
【0025】本発明において用いるアルコールは、エタ
ノール、メタノール、プロピルアルコールから選ばれる
ものである。
【0026】本発明において用いる水は、通常、水道水
である。
【0027】本発明において用いる前記磁粉、前記界面
活性剤及び前記アルコールの配合割合は重要である。
【0028】磁粉の割合を多くすることは本発明の趣旨
に添うのであるが、50重量%を越えると検査液の調製
時に磁粉が分散しにくくなるので50重量%未満に止め
るべきであり、磁粉の割合を少なくすれば分散性は向上
するが、検査液調製時の取扱い性や容器の大きさなどの
実用性の観点からして20重量%以上配合することが好
ましい。
【0029】界面活性剤の割合が8重量%未満では静置
時における磁粉の沈降が生じ易く、割合を多くするに従
って沈降が生じなくなるが、20重量%を越えると液の
粘度が高くなって検査液の調製時に磁粉が分散しにくく
なると共に、該検査液の使用時に泡立ちし易くなる。よ
り好ましい配合割合は9〜12重量%である。
【0030】なお、アルキルエーテル型非イオン界面活
性剤であっても、HLB値が10未満のものは水に乳化
又は分散しにくいから使用できず、HLB値が12を越
えるものは水に完全溶解するので液の粘度が高くならな
いから使用できない。
【0031】エタノール、メタノール、プロピルアルコ
ールから選ばれるアルコールの割合が2重量%未満では
静置時における磁粉の沈降が生じ易く、割合を多くする
に従って沈降が生じなくなるが、15重量%を越える
と、後出「作用」の項において説明する擬塑性流動が強
くなりすぎるため、本発明品の製造時に巻き込まれた気
泡が検査液の調製時に抜けにくくなり、また、計量作業
がやりにくくなる。より好ましい配合割合は4〜12重
量%である。
【0032】前記磁粉20〜50重量%、前記界面活性
剤8〜20重量%、エタノール、メタノール、プロピル
アルコールから選ばれるアルコール2〜15重量%及び
水残部の配合割合によって本発明品を得れば、前記技術
的課題の達成を保証でき、さらに、当該配合割合におけ
る水の一部を次に説明するシリコン消泡剤又は該シリコ
ン消泡剤と水溶性防錆剤に置換する場合にも前記技術的
課題の達成を保証できる。
【0033】本発明において用いるシリコン消泡剤は、
分散剤(前出、市販の湿式磁粉探傷試験用磁粉分散剤)
に添加されている周知のものであり、シリコン消泡剤K
M−70や同KM−75(いずれも商品名:信越化学株
式会社製)などの市販品を用いればよく、その配合割合
は3〜10重量%が好ましく、3重量%未満では、調製
した検査液を循環使用する場合(検査物に散布して接触
させた検査液を集めポンプなどによって移送して循環さ
せながら使用する場合)には消泡力が不足するため泡立
ちが多くなり探傷作業に支障をきたし、10重量%を越
えると一部が分離してスカムが生じる。より好ましい配
合割合は4〜6重量%である。
【0034】本発明において用いる水溶性防錆剤も、分
散剤(同上)に添加されている周知のものであり、亜硝
酸ソーダやアミン類が好適であり、その配合割合は2〜
5重量%が好ましく、2重量%未満では必要とする防錆
効果が得られ難く、5重量%までの配合によって実用上
充分な防錆効果が得られる。
【0035】本発明に係る湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉
分散液の製造は容易である。
【0036】即ち、先ず、前記磁粉と前記アルコールを
除いた残りの前記配合成分を所定量秤取して容器(例え
ば、ステンレス製タンク)に投入し、加熱(通常、40
〜60℃)下において攪拌器(例えばコロイドミル)を
用いて充分に攪拌した後、加熱を止めて室温(約18〜
20℃)まで冷却し、次いで、前記アルコールと所定量
の前記磁粉とを加え、攪拌器(例えば、プロペラ式ミキ
サー)を用いて攪拌し、当該磁粉が充分に分散した時点
で攪拌を停止すれば目的物が得られる。
【0037】前記工程によって得た本発明品を適量宛小
分して容器(例えばポリエチレン製小タンク)に充填
し、湿式磁粉探傷試験方法従事者の使用に供すれば、当
該従事者は計量コップやメスシリンダーを用いて当該容
器から所要量の本発明品を秤取してあらかじめ準備して
置いた所要量の水に攪拌下において投入して希釈するだ
けで検査液が調製できる。
【0038】なお、本発明品は水にて100〜400倍
に希釈して使用することが好ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施の形態は次
の通りである。
【0040】実施の形態1;先ず、ステンレス製タンク
にHLB値10.6の非イオン界面活性剤アルキルエチ
レンノニルフェニルエーテル(ノニポール60:商品
名:三洋化成工業株式会社製)100gと水道水600
mlとを投入し、液温約48℃に加熱した状態にて、コロ
イドミルを用いて10分間攪拌した後、加熱を止めて室
温(約19℃)まで冷却し、次いで、エタノール50g
を加えた後、プロペラ式電動ミキサーを用いて攪拌しな
がら磁粉(スーパーマグナ蛍光磁粉LY−10:商品
名:マークテック株式会社製)250gを加え、15分
後に攪拌を停止して湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液
830mlを得た。
【0041】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0042】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって25ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、瞬時に分散し、均一な検査
液が調製できた。
【0043】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約300ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約0.75gが分散しているものである。
【0044】実施の形態2;先ず、ステンレス製タンク
にHLB値10.6の非イオン界面活性剤アルキルエチ
レンノニルフェニルエーテル(ノニポール60:商品
名:三洋化成工業株式会社製)100gとシリコン消泡
剤(シリコン消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業
株式会社製)50gと水道水550mlとを投入し、液温
約50℃に加熱した状態にて、コロイドミルを用いて1
0分間攪拌した後、加熱を止めて室温(約19℃)まで
冷却し、次いで、エタノール50gを加えた後、プロペ
ラ式電動ミキサーを用いて攪拌しながら磁粉(スーパー
マグナ蛍光磁粉LY−10:商品名:マークテック株式
会社製)250gを加え、15分後に攪拌を停止して湿
式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散液825mlを得た。
【0045】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0046】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって40ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、瞬時に分散し、均一な検査
液が調製できた。
【0047】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約480ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約1.2gが分散しているものである。
【0048】実施の形態3;先ず、ステンレス製タンク
にHLB値10.6の非イオン界面活性剤アルキルエチ
レンノニルフェニルエーテル(ノニポール60:商品
名:三洋化成工業株式会社製)80gとシリコン消泡剤
(シリコン消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業株
式会社製)30gと防錆剤(亜硝酸ソーダ)50gと水
道水540mlとを投入し、液温約50℃に加熱した状態
にて、コロイドミルを用いて10分間攪拌した後、加熱
を止めて室温(約19℃)まで冷却し、次いで、エタノ
ール50gを加えた後、プロペラ式電動ミキサーを用い
て攪拌しながら磁粉(スーパーマグナ蛍光磁粉LY−1
0:商品名:マークテック株式会社製)250gを加
え、15分後に攪拌を停止して湿式磁粉探傷試験用濃厚
磁粉分散液820ml量部を得た。
【0049】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0050】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって40ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、瞬時に分散し、均一な検査
液が調製できた。
【0051】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約380ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約1.2gが分散しているものである。
【0052】なお、前記実施の形態1〜3において調製
した各検査液とスーパーマグナ蛍光磁粉LY−10:商
品名:マークテック株式会社製:12g、スーパーマグ
ナ磁粉分散剤BC−600:商品名:マークテック株式
会社製:100g及び水10lを用いて、常法により調
製した検査液(以下「比較検査液」という)を使用し
て、次の通りの探傷能力テストを行なった。
【0053】(探傷能力テスト)鋼製角形ビレットに前
出JIS規格のA型標準試験片を張り付けて検査物と
し、当該角ビレットを軸通電法によって磁化した状態で
当該試験片表面に検査液を散布し、暗所において紫外線
灯(ブラックライト)を照射して当該試験片表面の欠陥
指示模様を目視により観察する。
【0054】前記テストを各検査液(含、比較検査液)
について行なった結果、いずれの検査液の場合にも、同
等の明瞭な欠陥指示模様が確認できた。
【0055】
【作用】前記実施の形態1〜3で得た本発明に係る各濃
厚磁粉分散液は、90日間という長期に亘って静置状態
にて放置しているにもかかわらず磁粉の沈降・沈澱が生
じず、且つ、検査液の調製に当っては極めて容易に分散
するという刮目すべき挙動を示すが、本発明者は当該挙
動をアルコールの存在に起因するものと推定している。
【0056】即ち、水のようなニュートン流動の場合に
はズリ速度に比例してズリ応力も変化するので粘度は一
定の値となるが、水に界面活性剤を溶解、乳化又は分散
させた水溶液は弱い擬塑性流動を示し、擬塑性流動の場
合にはズリ応力の増加につれて粘度が減少する。
【0057】そして、弱い擬塑性流動を示す前記水溶液
エタノール、メタノール、プロピルアルコールから選
ばれるアルコールを添加すると、その添加量が増加する
につれて擬塑性流動も強くなる。
【0058】本発明者が行った実験によれば、水にHL
B値10〜12のアルキルエーテル型非イオン界面活性
剤を乳化乃至分散させた水溶液を白色光の下で目視にて
観察すると白色を呈しているが、これにエタノール、メ
タノール、プロピルアルコールから選ばれるアルコール
を添加して行くと徐々に白色から半透明に変化して行く
現象が認められ、この現象からエタノール、メタノー
ル、プロピルアルコールから選ばれるアルコールの添加
によって乳化乃至分散している当該界面活性剤のコロイ
ド粒子が小さくなって当該水溶液の流動性が変化するも
のと考えられる。なお、HLB値10〜12のアルキル
エーテル型非イオン界面活性剤はエタノール、メタノー
ル、プロピルアルコールから選ばれるアルコールに溶解
するので、エタノール、メタノール、プロピルアルコー
ルから選ばれるアルコールの添加量が30重量%を越え
ると乳化乃至分散している当該界面活性剤のコロイド粒
子が溶解するため急激に粘度が低下する。
【0059】従って、水にHLB値10〜12のアルキ
ルエーテル型非イオン界面活性剤を乳化乃至分散させた
水溶液に磁粉を分散させると共に適量のエタノール、メ
タノール、プロピルアルコールから選ばれるアルコール
を添加すれば、ズリ速度の小さい状態(静置状態)にあ
っては高い粘度(みかけ粘度)を示して当該磁粉の沈降
・沈澱を防止し、ズリ速度の大きい状態(攪拌状態)に
あっては低い粘度を示して当該磁粉の分散を容易にして
いると推定できる。
【0060】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げる。
【0061】実施例1:ステンレス製タンクにHLB値
10.6の非イオン界面活性剤アルキルエチレンノニル
フェニルエーテル(ノニポール60:商品名:三洋化成
工業株式会社製)200gとシリコン消泡剤(シリコン
消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業株式会社製)
100gと水道水450mlとを投入し、液温約50℃に
加熱した状態にて、コロイドミルを用いて10分間攪拌
した後、加熱を止めて室温(約19℃)まで冷却し、次
に、エタノール50gを加えた後、プロペラ式電動ミキ
サーを用いて攪拌しながら磁粉(スーパーマグナ蛍光磁
粉LY−10:商品名:マークテック株式会社製)20
0gを加え、15分後に攪拌を停止して湿式磁粉探傷試
験用濃厚磁粉分散液850mlを得た。
【0062】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0063】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって25ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、約50秒後に分散し、均一
な検査液が調製できた。
【0064】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約590ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約0.6gが分散しているものである。
【0065】比較例1:水道水の量を600mlとし、エ
タノールを添加しなかった以外は、前記実施の形態2と
同様にして、比較用濃厚磁粉分散液825mlを得た。
【0066】ここに得た比較用濃厚磁粉分散液をガラス
製透明タンクに入れ、静置状態にて放置して目視により
観察したところ、29日間放置で、タンクの上部には磁
粉が存在しない上澄みが認められると共に底部には磁粉
の沈澱が認められた。また、この状態でタンクをよく振
って沈澱している磁粉の立ち上げを行ったが完全に立ち
上げることはできなかった。
【0067】比較例2:HLB値10.6の非イオン界
面活性剤アルキルエチレンノニルフェニルエーテル(ノ
ニポール60:商品名:三洋化成工業株式会社製)の量
を50g、シリコン消泡剤(シリコン消泡剤KM−7
1:商品名:信越化学工業株式会社製)の量を30g、
水道水の量を620mlに、それぞれ変更した以外は、前
記実施の形態2と同様にして、比較用濃厚磁粉分散液8
25mlを得た。
【0068】ここに得た比較用濃厚磁粉分散液をガラス
製透明タンクに入れ、静置状態にて放置して目視により
観察したところ、30日間放置で、タンクの上部には磁
粉が存在しない上澄みが認められると共に底部には磁粉
の沈澱が認められたが、この状態でタンクをよく振ると
沈澱していた磁粉を立ち上げることができた。
【0069】実施例2:ステンレス製タンクのHLB値
11.3の非イオン界面活性剤アルキルエチレンオクチ
ルフェニルエーテル(オクタポール60:商品名:三洋
化成工業株式会社製)100gとシリコン消泡剤(シリ
コン消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業株式会社
製)50gと水道水450mlとを投入し、液温約50℃
に加熱した状態にて、コロイドミルを用いて10分間攪
拌した後、加熱を止めて室温(約19℃)まで冷却し、
次に、エタノール150gを加えた後、プロペラ式電動
ミキサーを用いて攪拌しながら磁粉(スーパーマグナ蛍
光磁粉LY−10:商品名:マークテック株式会社製)
250gを加え、15分後に攪拌を停止して湿式磁粉探
傷試験用濃厚磁粉分散液845mlを得た。
【0070】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0071】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって40ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、瞬時に分散し、均一な検査
液が調製できた。
【0072】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約470ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約1.2gが分散しているものである。
【0073】実施例3:ステンレス製タンクのHLB値
11.3の非イオン界面活性剤アルキルエチレンオクチ
ルフェニルエーテル(オクタポール60:商品名:三洋
化成工業株式会社製)100gとシリコン消泡剤(シリ
コン消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業株式会社
製)50gと水道水300mlとを投入し、液温約50℃
に加熱した状態にて、コロイドミルを用いて10分間攪
拌した後、加熱を止めて室温(約19℃)まで冷却し、
次に、エタノール50gを加えた後、プロペラ式電動ミ
キサーを用いて攪拌しながら磁粉(スーパーマグナ蛍光
磁粉LY−10:商品名:マークテック株式会社製)5
00gを加え、15分後に攪拌を停止して湿式磁粉探傷
試験用濃厚磁粉分散液720mlを得た。
【0074】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0075】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって25ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、約60秒後に分散し、均一
な検査液が調製できた。
【0076】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約340ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約1.7gが分散しているものである。
【0077】実施例4:ステンレス製タンクのHLB値
11.3の非イオン界面活性剤アルキルエチレンオクチ
ルフェニルエーテル(オクタポール60:商品名:三洋
化成工業株式会社製)100gとシリコン消泡剤(シリ
コン消泡剤KM−71:商品名:信越化学工業株式会社
製)50gと防錆剤(亜硝酸ソーダ)50gと水道水5
30mlとを投入し、液温約50℃に加熱した状態にて、
コロイドミルを用いて10分間攪拌した後、加熱を止め
て室温(約19℃)まで冷却し、次に、プロピルアルコ
ール20gを加えた後、プロペラ式電動ミキサーを用い
て攪拌しながら磁粉(スーパーマグナ蛍光磁粉LY−1
0:商品名:マークテック株式会社製)250gを加
え、15分後に攪拌を停止して湿式磁粉探傷試験用濃厚
磁粉分散液820mlを得た。
【0078】ここに得た濃厚磁粉分散液をガラス製透明
タンクに入れ、静置状態にて90日間放置した後、目視
にて観察したところ上澄みと沈澱の存在は認められず磁
粉の沈降・沈澱が生じていないことを確認できた。
【0079】また、90日間放置後の濃厚磁粉分散液を
メスシリンダーによって25ml秤取し、水10lを入れ
た検査液タンクに、その水面をスパチュラーを用いて攪
拌しながら投入したところ、瞬時に分散し、均一な検査
液が調製できた。
【0080】ここに調製した検査液は、前記非イオン界
面活性剤を約300ppm 含むと共に水1l当り前記磁粉
約0.76gが分散しているものである。
【0081】なお、実施例1、2、3及び4において調
製した各検査液と比較検査液とを用いて、前出(探傷能
力テスト)と同じテストを行なったところ、いずれの検
査液(含.比較検査液)の場合にも、同等の明瞭な欠陥
指示模様が確認できた。
【0082】
【発明の効果】以上説明した通りの本発明によれば、発
明の実施の形態並びに実施例に示した通り、長期間の静
置によっても磁粉の沈降・沈澱が生じず、且つ、検査液
の調製に当っては容易に磁粉が分散する湿式磁粉探傷試
験用濃厚磁粉分散液が提供できる。
【0083】また、本発明に係る濃厚磁粉分散液を使用
して検査液を調製する場合には、計量コップやメスシリ
ンダーを用いて当該濃厚磁粉分散液の所要量を秤取し、
あらかじめ準備して置いた所要量の水に攪拌下において
投入して希釈するだけで所要の検査液が調製できる。
【0084】従って、本発明は製造ラインのスピードア
ップをはかるために、可及的に時間と手間が掛からない
検査液の調製手法が求められているわが国の鉄鋼メーカ
ーや自動車メーカーに大きく貢献できるものであり、そ
の産業利用性は非常に大きいといえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/72 - 27/90

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式磁粉探傷試験用磁粉20〜50重量
    %、HLB値10〜12のアルキルエーテル型非イオン
    界面活性剤8〜20重量%、エタノール、メタノール、
    プロピルアルコールから選ばれるアルコール2〜15重
    量%及び水残部からなることを特徴とする湿式磁粉探傷
    試験用濃厚磁粉分散液。
  2. 【請求項2】 湿式磁粉探傷試験用磁粉20〜50重量
    %、HLB値10〜12のアルキルエーテル型非イオン
    界面活性剤8〜20重量%、エタノール、メタノール、
    プロピルアルコールから選ばれるアルコール2〜15重
    量%、シリコン消泡剤3〜10重量%及び水残部からな
    ることを特徴とする湿式磁粉探傷試験用濃厚磁粉分散
    液。
  3. 【請求項3】 湿式磁粉探傷試験用磁粉20〜50重量
    %、HLB値10〜12のアルキルエーテル型非イオン
    界面活性剤8〜20重量%、エタノール、メタノール、
    プロピルアルコールから選ばれるアルコール2〜15重
    量%、シリコン消泡剤3〜10重量%、水溶性防錆剤2
    〜5重量%及び水残部からなることを特徴とする湿式磁
    粉探傷試験用濃厚磁粉分散液。
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